JP2011193583A - 3レベル電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実際の応用にあたっての解となる具体的な固定パルスパターンを有する3レベル電力変換装置を提供する。
【解決手段】交流電源1の交流電圧を、正、負及びゼロの3レベル電位を有する直流電圧に変換する3レベルコンバータ3と、直流電圧を平滑する2台の平滑コンデンサ4A、4Bと、3レベルコンバータ3の入力電流と電流基準値との偏差が最小となるように位相角基準値を出力する電流制御手段11と、この位相角基準値に基づいて基本周波数が交流電源周波数に同期した固定パルスパターンを発生して3レベルコンバータ3を制御する固定パルスパターン発生手段12とで構成する。固定パルスパターン発生手段12は、四半周期のオンオフ位相角が略11.2°(オン)、13.8°(オフ)、16.5°(オン)、20.0°(オフ)、21.7°(オン)で、交流電源1側の系統インピーダンスが15%のとき、変調率を1.2以上とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、交流電力と直流電力の変換を行う電力変換装置に係り、特に交流入力電流に含まれる高調波を低減することの可能な3レベル電力変換装置に関する。
交流電力と直流電力の変換を行う電力変換装置として、3レベル電力変換装置が知られている。この3レベル電力変換装置は、直流側に2台の平滑コンデンサを直列接続し、直流電位を正、負及びゼロの3レベルとすることによって交流側の基本出力の高調波を低減する。そして更にPWM(パルス幅変調)制御を加えることによって、変調周波数を交流周波数より高く設定して低次の高調波を低減することが可能となる。
しかしながら、PWM制御の変調周波数を高くすると、3レベル電力変換装置に使用されているスイッチング素子のスイッチング損失が増え、3レベル電力変換装置の変換効率が低下してしまう。このため、交流電圧に含まれる高調波成分を低減させるような固定パルスパターンによって3レベル電力変換装置を制御する提案が為されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2002−78346号公報(第4−7頁、図1)
特許文献1に記載された手法によれば、スイッチング周波数を高めることなく交流入力電流に含まれる高調波を低減させることが可能であるが、特定の高調波成分を低減させるような固定パルスパターンを具体的に演算によってどのように求めるかについて記述がなく、実際の応用にあたっての明確な指針が示されていなかった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、実際の応用にあたっての解となる具体的な固定パルスパターンを有する3レベル電力変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の3レベル電力変換装置は、交流電源の交流電圧を、正電位、負電位及びゼロ電位の3レベルを有する直流電圧に変換する3レベルコンバータと、前記正電位と前記ゼロ電位間、及び前記ゼロ電位と前記負電位間に接続された2台の平滑コンデンサと、前記3レベルコンバータに入力される交流電流と電流基準値との偏差が最小となるように位相角基準値を出力する電流制御手段と、この位相角基準値に基づいて基本周波数が交流電源周波数に同期した固定パルスパターンのスイッチング信号を発生して前記3レベルコンバータを構成するスイッチング素子をオンオフ制御する固定パルスパターン発生手段とを具備し、前記固定パルスパターン発生手段は、前記交流電源の半周期に5パルスで、四半周期のオンオフ位相角がA(オン)、B(オフ)、C(オン)、D(オフ)、E(オン)である固定パルスを発生し、前記A、B、C、D及びEの値を夫々11.2°、13.8°、16.5°、20.0°及び21.7°とし、前記交流電源の系統インピーダンスが15%のとき、変調率を1.2以上としたことを特徴としている。
この発明によれば、実際の応用にあたっての解となる具体的な固定パルスパターンを有する3レベル電力変換装置を提供することが可能となる。
本発明の実施例1に係る3レベル電力変換装置のブロック構成図。 3レベルコンバータの回路構成図。 代表的な高調波ガイドライン規制を示す図。 本発明の3レベル電力変換装置に使用する固定パルスパターン。 高調波ガイドライン規制指標と変調率の関係を示す演算結果。 固定パルスパターンのパラメータAの変化に対するミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図。 固定パルスパターンのパラメータBの変化に対するミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図。 固定パルスパターンのパラメータCの変化に対するミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図。 固定パルスパターンのパラメータDの変化に対するミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図。 固定パルスパターンのパラメータEの変化に対するミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図。 本発明の実施例2に係る3レベル電力変換装置のブロック構成図。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
以下、本発明の実施例1に係る3レベル電力変換装置を図1乃至図10を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1に係る3レベル電力変換装置のブロック構成図である。交流電源1から供給される交流電圧は入力変圧器2によって適切な電圧に変換され、3レベルコンバータ3に与えられる。
3レベルコンバータ3は図2に示すようにR相、S相及びT相の3相を各々を構成するスイッチングレグの並列回路から成っている。各々のスイッチングレグの構成は同一であり、その基本は、自己消弧型スイッチング素子4個で構成される直列回路である。各々のスイッチング素子には夫々逆並列にフライホイールダイオードが接続されている。そして各相のスイッチングレグの中間点に入力変圧器2の対応する各相の2次出力が接続されている。
各相の正側アームの中点、また負側アームの中点には中性点から電流を流す方向にクランプダイオードが夫々接続されている。
そして、スイッチングレグの正電位端と中性点の間に正側コンデンサ4Aが、また、中性点とスイッチングレグの負電位端の間に負側コンデンサ4Bが接続されており、正電位、負電位及び中性点電位の3レベルを有する直流電圧を負荷5に供給する。尚、通常は3レベルコンバータ3は交流側から直流側への順方向の電力変換を行うが、自己消弧型スイッチング素子を使用した回路構成となっているので直流側から交流側への逆方向の電力変換も可能である。
3レベルコンバータ3の交流入力電流は電流検出器6によって検出される。検出された電流はフィードバック電流として電流制御器11に与えられる。電流制御器11においては、このフィードバック電流と電流基準との偏差が最小となるような位相基準を出力し、固定スパターン変調器12に与える。固定パターン変調器12は、交流電源1の位相と上記位相基準の値だけ位相のずれた固定パルスパターンを発生し、3レベルコンバータを構成するスイッチング素子にゲートパルスを与える。固定パターン変調器12で使用する固定パルスパターンは、固定パターン設定器21から与えられる構成となっている。この固定パターン設定器21で固定パルスパターンを演算によって求めることも可能であるが、通常はこの演算は装置外部で行い、その演算結果を手動設定する。
尚、上記において電流検出器6によって検出された電流を、電圧と同相の有効電流と、電圧と90度位相のずれた無効電流に分離し、フィードバック電流として上記有効電流を使用すれば、上述の位相制御によって3レベルコンバータ3に流れる有効電流を制御することが可能となる。
図3に、本発明の対象となる固定パルスパターンを示す。固定パルスパターンとは毎周期同一の変調パターンを発生し続ける方式であり、その基本周波数は交流電源1の周波数と同期している。3相各相のパルスは互いに120度ずれた同一のパルスとし、図示するように各々のパルスはその1/4周期の波形が90度を挟んで左右対称となる。また、3レベル変換器のための正側のパルスと負側のパルスは上下対称となる。従って1/4周期のパルスパターンが決定されれば全てのパルスパターンは決まる。
本発明においては、後述する高調波規制の対応と3レベルコンバータ3のスイッチング損失のトレードオフを考慮し、図示するような片側半周期のパルス数を5パルスとした。5パルスであるので1/4のオンオフ回数は5回となり、この5回の角度を夫々A(オン)、B(オフ)、C(オン)、D(オフ)及びE(オン)とした。このA、B、C、D及びEの5つのパラメータによってパルスパターンの特性が決定されることになる。
図3に示した5パルスのパルスパターンのn次高調波は、前述した1/4周期対称性を考慮すると、kを整数として、n=6k±1すなわち5、7、11、13、・・・の成分だけとなる。そして第n次高調波の振幅は、フーリエ変換によって求めることが可能であり、(1)式となる。
=4/nπ(cosnA−cosnB+cosnC−cosnD+cosnE)・・・(1)
ここで、(1)式にn=1を代入して求められる基本波振幅Vを変調率mと定義する。
この変調率mは、3レベルコンバータ3の交流入力線間電圧をVa、正側または負側の直流電圧をVdとしたとき、
(√2/√3)Va=mVd・・・(2)
で定義される変調率と同一のものである。
(1)式でn=1のときのEを求めると、
E=cos−1{πm/4−(cosA−cosB+cosC−cosD)}・・(3)
となる。図3からも分かるように、パラメータEが増大すれば5パルスの中央のパルス幅が減少して変調率mは減少する。そしてパラメータEが減少すれば、このパルス幅が増大して変調率mは4/π=1.27に近づく。そこで、本発明では、(3)式を基本としてまずパラメータEによって変調率mを決め、残るパラメータA乃至Dを高調波の規制条件に応じて決める手法を採用する。
高調波の規制条件は種種考えられるが、本発明においては、まず国内規制の代表である「高圧または特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」(以下単にガイドラインと呼称する。)、そして海外規制の代表である「IEEE519」を対象とする。
図4にこの両者の高調波規制をグラフで示す。高調波規制は5次から49次までの基本波電流に対する高調波電流の含有率で示されており、ガイドラインでは5次が6.7%、以下順次低減して49次は1.4%である。これに対し、IEEE519では5次が7.0%、以下順次低減して49次は0.5%となっている。
このように高調波の規制条件は電流で示されている。従って、(1)式の電圧に対して流入する高調波電流を求める必要がある。n次の高調波電流Iは、3レベルコンバータ3の交流入力から交流電源1を見た交流電源側のインピーダンスを%IZとすると、
=V/%IZ・・・(4)
で表すことができる。通常交流電源1そのもののインピーダンスは小さいので、この交流電源側のインピーダンスは、図1にL及びRで示した入力変圧器2のインピーダンスが主体となる。尚、以下の計算には%IZ=15%を使用した。
以上述べた各種条件によって、まず変調率mを定め、残るパラメータA乃至Dを高調波の規制条件をクリアする、あるいは規制条件になるべく近くなるように定める。このような計算を行った結果を図5に示す。図5の横軸は変調率m、縦軸はミニマム高調波電流対規制値比である。このミニマム高調波電流対規制値比の意味は、パラメータA乃至Dを振って各高調波電流の対規制値比を求めたとき、最大の比率が最小となるようなパラメータA乃至Dの条件における最大の比率ということである。従ってこの値が1以下のとき全ての次数の高調波電流が規制値をクリアすることを意味する。結果を見ると、ガイドラインに対してはクリアする解が無いが、IEEE519並びにガイドライン及びIEEE519の両者の規制に対して、変調率mが略1.2以上の領域でクリアしていることが分かる。
変調率m=1.22のとき、ミニマム高調波電流対規制値比は0.78となっている。このときの各パラメータA、B、C、D及びEの値は、夫々11.2°、13.8°、16.5°、20.0°及び21.7°である。
図6は固定パルスパターンのパラメータAを上記11.2°を中心に増減させたときのミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図である。この図からパラメータAが、10.76°<A<11.97°の範囲であれば、成績(上記ミニマム高調波電流対規制値比)は1以下となり規制をクリアすることが分かる。
図7は固定パルスパターンのパラメータBを上記13.8°を中心に増減させたときのミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図である。この図からパラメータBが、13.04°<B<14.45°の範囲であれば同様に成績は1以下となることが分かる。
図8は固定パルスパターンのパラメータCを上記16.5°を中心に増減させたときのミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図である。この図からパラメータCが、15.88°<C<17.34°の範囲であれば同様に成績は1以下となることが分かる。
図9は固定パルスパターンのパラメータDを上記20.0°を中心に増減させたときのミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図である。この図からパラメータDが、19.59°<D<20.63°の範囲であれば同様に成績は1以下となることが分かる。
そして図10は固定パルスパターンのパラメータEを上記21.7°を中心に増減させたときのミニマム高調波電流対規制値比の変化を示す図である。この図からパラメータEが、21.06°<E<22.32°の範囲であれば同様に成績は1以下となることが分かる。尚、E=21.06°のとき変調率は1.23、E=22.32°のとき変調率は1.21となっており、この範囲でパラメータEを増加させても変調率は1.2以下とはならない。
以上の図7乃至図10は、他のパラメータを固定した演算を行っているので厳密ではない。しかし、各パラメータの変化に対するミニマム高調波電流対規制値比の変化の感度は低いので、厳密な演算を行う場合と大きな差は生じないものと考えられる。
また上記計算においては、交流電源側のインピーダンスを15%としたが、(4)式から分かるように、このインピーダンスを例えば16%と増大すれば、全ての高調波電流の対基本波比率はその次数に従って低減されることになる。従ってインピーダンスの増大比率に応じて上記パラメータA乃至Eの範囲を広げることが可能となる。逆に、インピーダンスを14%と低減すれば、全ての高調波電流の対基本波比率はその次数に従って増大することになるので、インピーダンスの低減比率に応じて上記パラメータA乃至Eの範囲を狭くする必要がある。
通常、変調率mの選定は、PWM制御の場合、3相のうち1相を120度の期間オンを継続する所謂2相変調が最大と考えられ、このときの変調率は1.15であった。また、13次までの低次高調波を略ゼロとするような固定パルスパターンを定める場合もこの変調率は1.15以下であり、変調率を1.15以上に選定することは行われていない。
ところが、本発明の条件による計算では、変調率mを略1.2以上に選定することによって、特にガイドラインとIEEE519の両者を満たす高調波抑制効果が得られることが分かった。これは予想外の結果と言うことができる。
図11は本発明の実施例2に係る3レベル電力変換装置のブロック構成図である。この実施例2の各部について、図1の本発明の実施例1に係る3レベル電力変換装置の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、負荷5に代えて3レベルインバータ5Aを設け、その出力で交流電動機7を駆動する構成とした点、直流電圧を検出する電圧検出器9を設け、この検出電圧と電圧基準との偏差を最小化するように電流基準を出力する電圧制御器13を設けた点である。
交流電動機7には速度検出器8が取り付けられており、この速度検出器8から得られる速度フィードバック信号と速度基準の偏差が最小となるように速度制御器14は電流基準を出力する。そしてこの電流基準と、3レベルインバータ5Aの出力電流を検出する電流検出器9から得られた電流フィードバックとの偏差が最小となるように電流制御器15は電圧基準を出力する。そしてこの電圧基準に従ってPWM制御器16はPWM変調を行い、得られた信号で3レベルインバータ5Aを構成する各スイッチング素子のゲートを駆動する。
この実施例2の構成によれば、交流電源1から流入する高調波電流を規制値以内に低減し、且つ3レベルコンバータ3の損失を低減した状態で交流電動機7の速度制御を行うことが可能となる。
尚、交流電動機7の負荷が変動の少ない流体負荷のような場合には、PWM制御器16に代えて固定パターン変調器12を使用し、3レベルインバータ5Aを3レベルコンバータ3と同一の制御を行っても良い。
1 交流電源
2 入力変圧器
3 3レベルコンバータ
4A、4B 平滑コンデンサ
5 負荷
5A 3レベルインバータ
6、6A 電流検出器
7 交流電動機
8 速度検出器
9 電圧検出器
11 電流制御器
12 固定パターン変調器
13 電圧制御器
14 速度制御器
15 電流制御器
16 PWM制御器
21 固定パターン設定器

Claims (5)

  1. 交流電源の交流電圧を、正電位、負電位及びゼロ電位の3レベルを有する直流電圧に変換する3レベルコンバータと、
    前記正電位と前記ゼロ電位間、及び前記ゼロ電位と前記負電位間に接続された2台の平滑コンデンサと、
    前記3レベルコンバータに入力される交流電流と電流基準値との偏差が最小となるように位相角基準値を出力する電流制御手段と、
    この位相角基準値に基づいて基本周波数が交流電源周波数に同期した固定パルスパターンのスイッチング信号を発生して前記3レベルコンバータを構成するスイッチング素子をオンオフ制御する固定パルスパターン発生手段と
    を具備し、
    前記固定パルスパターン発生手段は、
    前記交流電源の半周期に5パルスで、四半周期のオンオフ位相角がA(オン)、B(オフ)、C(オン)、D(オフ)、E(オン)である固定パルスを発生し、
    前記A、B、C、D及びEの値を夫々略11.2°、13.8°、16.5°、20.0°及び21.7°とし、
    前記交流電源側のインピーダンスが15%のとき、
    変調率を1.2以上としたことを特徴とする3レベル電力変換装置。
  2. 前記各々の位相角A、B、C、D及びEの範囲を、
    10.76°<A<11.97°
    13.04°<B<14.45°
    15.88°<C<17.34°
    19.59°<D<20.63°
    21.06°<E<22.32°
    とするようにしたことを特徴とする請求項1に記載の3レベル電力変換装置。
  3. 前記交流電源の系統インピーダンスが15%から減少したとき、その減少比率に応じて前記各々の位相角A、B、C、D及びEの範囲を狭くし、15%から増大したときはその増大比率に応じて前記各々の位相角A、B、C、D及びEの範囲を広くするようにしたことを特徴とする請求項2に記載の3レベル電力変換装置。
  4. 前記電流基準値は、前記負電位と前記正電位との間の直流電圧と電圧基準との偏差が最小となるように電圧制御手段から出力されたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の3レベル電力変換装置。
  5. 前記3レベルを有する直流電圧を入力とし、交流電動機を駆動する3レベルインバータを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の3レベル電力変換装置。
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