JP2011193045A - Ofdm受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長い遅延波が存在し、時間変動が激しい伝送路であっても精度よく伝送路推定を行うOFDM受信装置を提供する。
【解決手段】OFDM受信装置は、受信したSP信号の値と、既知のSP信号の値とを用いて、各シンボルにおけるSP信号のキャリア位置での伝送路の周波数特性を推定するSP伝送路推定部151と、SP伝送路推定部151の推定結果で、前後に隣接するシンボルにおけるSP信号の伝送路推定結果を用いて、各シンボル内の予め定められた特定のキャリア位置での伝送路の周波数特性を先行推定する第1の先行伝送路推定部152と、第1の先行伝送路推定部152の推定結果を用いて、時間方向に伝送路推定を行う時間方向伝送路推定部153と、時間方向伝送路推定部153の推定結果を用いて、周波数方向に伝送路推定を行う周波数方向伝送路推定部154とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、直交周波数分割多重(OFDM)信号を受信するOFDM受信装置に関するものである。
従来のOFDM受信装置は、受信した前後数シンボルのスキャッタードパイロット(SP)信号をもとに、時間方向の伝送路推定を行い、SP信号の存在するキャリアの全てのシンボルにおける伝送路推定値を出力する。さらに、OFDM受信装置は、この伝送路推定値をもとに、周波数方向の伝送路推定を行い、1シンボル中の全てのキャリアに対する伝送路推定値を出力する。しかし、このOFDM受信装置では、時間方向にSP信号が挿入されている割合で、伝送路の時間変動に対する追従性が決まってしまうので、移動体などが高速移動し、伝送路が激しく変動するような環境においては、十分に高い推定精度を保つことができなかった。
このような問題の無いOFDM受信装置として、時間方向の伝送路推定を行わず、1シンボル中のSP信号のみを用いて1シンボル毎の伝送路推定を行い、全キャリアの伝送路推定値を出力する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、1シンボルのみで伝送路推定する方法は、伝送路の時間変化が激しい環境では高い伝送路推定精度を保つことができるが、長い遅延波が存在する環境では伝送路推定精度が低下し、受信性能を劣化させてしまう。
また、伝送路の時間変化を検出し、その結果に応じて、時間方向の伝送路推定を行う方法と、1シンボルのみで伝送路推定を行う方法とを切り替えて用いる装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−9724号公報(段落0045〜0047、図5) 特開2006−140987号公報(段落0016〜0027、図1)
しかし、伝送路推定を切り替える上記方法では、長い遅延波が存在する環境では、伝送路推定における時間方向の分解能は変わらないため、伝送路が激しく変動するような環境で、十分に高い伝送路推定精度を保つことができず、受信性能は改善されないという問題がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、伝送路の時間変動が激しく、長い遅延波が存在する環境における、高い伝送路推定精度を維持できるOFDM受信装置を提供することにある。
本発明の一形態に係るOFDM受信装置は、複数のSP信号が周波数方向及び時間方向に周期的に挿入されたOFDM信号を受信するOFDM受信装置であって、受信した前記SP信号の値と、既知の基準SP信号の値とを用いて、各シンボルにおける前記SP信号のキャリア位置での伝送路の周波数特性を推定し、該推定に基づく第1の伝送路推定結果を出力するSP伝送路推定部と、前記第1の伝送路推定結果を用いて、各シンボル内の予め定められた特定のキャリア位置での伝送路の周波数特性を先行推定し、前記特定のキャリア位置の推定結果である第2の伝送路推定結果を出力する第1の先行伝送路推定部と、前記第2の伝送路推定結果を用いて、前記時間方向に伝送路推定を行い、該推定に基づく第3の伝送路推定結果を出力する時間方向伝送路推定部と、前記第3の伝送路推定結果を用いて、前記周波数方向に伝送路推定を行い、該推定に基づく第4の伝送路推定結果を出力する周波数方向伝送路推定部とを備え、前記第1の先行伝送路推定部による前記先行推定は、前後に隣接する複数のシンボルにおける前記第1の伝送路推定結果を用いて行われることを特徴としている。
本発明によれば、予め特定のキャリアの伝送路推定値を出力することで、時間方向に伝送路推定を行うために必要な伝送路推定結果を増加させることによって、伝送路の時間変動に対する追従性を高めることができるという効果がある。
また、本発明によれば、受信した前後の隣接シンボルにおけるSP信号の伝送路信号を用いることによって、周波数方向に伝送路推定を行うために必要な伝送路推定結果を増加させ、長い遅延波が存在する環境においても、伝送路推定精度を向上させることができるという効果がある。
本発明に係る実施の形態1のOFDM受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 日本の地上デジタル放送におけるOFDM信号でSP信号が挿入されるキャリア位置を示す図である。 図1に示される伝送路推定部の構成を概略的に示すブロック図である。 図3に示される第1の先行伝送路推定部における伝送路推定結果を出力するキャリア位置を示す図である。 図3に示される時間方向伝送路推定部における伝送路推定結果を出力するキャリア位置を示す図である。 図3に示される周波数方向伝送路推定部における伝送路推定結果を出力するキャリア位置を示す図である。 図3に示される第1の先行伝送路推定部の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 図7に示されるFIRフィルタ内挿部において、入力されるSP信号の伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。 図3に示される第1の先行伝送路推定部の構成の他の例を概略的に示すブロック図である。 図9に示される直線内挿部において、入力されるSP信号の伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。 図3に示される第1の先行伝送路推定部の構成のさらに他の例を概略的に示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態2のOFDM受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図12に示される伝送路推定部の構成を概略的に示すブロック図である。 図13に示される第2の先行伝送路推定部の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 図14に示される第1の周波数方向内挿部において、入力される伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。 図14に示される第2の周波数方向内挿部において、入力される伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。 図13に示される第2の先行伝送路推定部の構成の他の例を概略的に示すブロック図である。 図13に示される時間方向内挿部において、入力される伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。 図13に示される第2の先行伝送路推定部で、第3の周波数方向内挿部において、入力される伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る実施の形態1のOFDM受信装置10の構成を概略的に示すブロック図である。OFDM受信装置10は、複数のSP信号が周波数方向及び時間方向に周期的に挿入されたOFDM信号を受信するOFDM受信装置である。図1に示されるように、OFDM受信装置は、アナログ部11と、アナログ/デジタル(A/D)変換部12と、直交復調部13と、高速フーリエ変換(FFT)部14と、伝送路推定部15と、等化部16と、前方誤り訂正(FEC)部17とを備えている。
図1において、受信されたOFDM信号S0は、アナログ部11に入力される。アナログ部11は、入力されたOFDM信号S0に、例えば、増幅器によるゲイン調整、ミキサーによる周波数変換、バンドパスフィルタによる帯域制限などの処理を施し、この処理によって得られた信号S1をA/D変換部12に供給する。
A/D変換部12は、信号S1にアナログ/デジタル変換を行い、その結果の信号S2を直交復調部13に供給する。
直交復調部13は、入力された信号S2を複素ベースバンド信号S3に変換し、これをFFT部14に供給する。
FFT部14は、入力された複素ベースバンド信号S3を時間軸の信号から周波数軸の信号S4に変換し、得られた周波数軸の信号S4を伝送路推定部15及び等化部16に出力する。
伝送路推定部15は、入力された周波数軸の信号S4からSP信号のみを取り出し、そのSP信号をもとに、シンボル毎に更新される全キャリアの伝送路推定結果を出力する。
等化部16は、伝送路推定部15からの伝送路推定結果S5を用いて、周波数軸の信号S4に対する等化を行い、復調結果S6を出力する。
FEC部17は、入力された復調結果S6に対して、デインターリーブや誤り訂正などの処理を行い、受信データS7を再生する。
図2は、日本の地上デジタル放送でのOFDM信号におけるSP信号が挿入されるキャリア位置を示す図である。実施の形態1では、日本の地上デジタル放送で採用しているISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial)形式のOFDM信号を受信する装置について説明する。図2に示されるように、ISDB−T形式のOFDM信号は、各シンボルにおいて周波数f方向に12キャリア毎にSP信号が挿入されており、シンボル間(時間t方向)において3キャリアずつシフトしてSP信号が挿入されている。SP信号は既知の値であるため、受信側で受信したSP信号の値と真の(既知の)SP信号の値とから、SP信号が挿入されたキャリア位置の周波数における伝送路特性を推定することができる。
図3は、図1に示される伝送路推定部15の構成を概略的に示すブロック図である。図3に示されるように、実施の形態1による伝送路推定部15は、SP伝送路推定部151と、第1の先行伝送路推定部152(又は152a、又は152b)と、時間方向伝送路推定部153と、周波数方向伝送路推定部154とを備えている。
SP伝送路推定部151は、FFT部14からの周波数軸の信号S4に含まれるSP信号の値と、既知のSP信号の値とを用いて、各シンボルにおけるSP信号のキャリア位置での伝送路の周波数特性を推定し、推定結果を第1の先行伝送路推定部152に出力する。
第1の先行伝送路推定部152は、SP伝送路推定部151から入力された推定結果の内の、前後に隣接するシンボル(時間方向に隣接して並ぶ複数のシンボル)におけるSP信号の伝送路推定結果を用いて、各シンボル内の予め定められた特定のキャリア位置での伝送路の周波数特性を推定(先行推定)し、推定結果を時間方向伝送路推定部153に出力する。
図4は、図3に示される第1の先行伝送路推定部152における伝送路推定結果を出力するキャリア位置を示す図である。図4に示されるように、第1の先行伝送路推定部152は、例えば、第1の先行伝送路推定部152から出力される推定結果がSP信号のキャリア位置を含み、かつ、各シンボルにおいて6キャリア毎となるようなキャリア位置で推定(先行推定)を行う。すなわち、実施の形態1では、第1の先行伝送路推定部152は、各シンボルにおいて、SP信号の挿入間隔を2等分するキャリア位置で推定(先行推定)を行う場合を説明する。なお、先行推定を行う特定のキャリア位置は、OFDM信号のSP信号の配置にも影響されるものであり、上記のキャリア位置での推定(先行推定)に限定されるものではない。
図5は、図3に示される時間方向伝送路推定部153における伝送路推定結果を出力するキャリア位置を示す図である。時間方向伝送路推定部153は、第1の先行伝送路推定部152から入力された推定結果を用いて、前後数シンボル(時間方向に並ぶ複数のシンボル)の同一キャリア位置での推定結果を元に時間方向に伝送路推定(図5の破線で囲う部分で示す)を行い、推定結果(図5にハッチングで示す)をシンボル毎に周波数方向伝送路推定部154に出力する。
図6は、図3に示される周波数方向伝送路推定部154における伝送路推定結果を出力するキャリア位置を示す図である。周波数方向伝送路推定部154は、時間方向伝送路推定部153から入力された推定結果を用いて、周波数方向に伝送路推定を行い、図6にハッチングで示すように、1シンボル中の全キャリア位置での推定結果S5をシンボル毎に等化部16に出力する。
以上のことから、第1の先行伝送路推定部152にて特定のキャリア位置に対して伝送路推定を行い、推定された伝送路推定結果を用いることによって、時間方向伝送路推定部153にて時間方向の伝送路推定を行う際に、伝送路推定を行うために必要な伝送路推定結果の時間的割合を増加させることができる。このため、伝送路の時間変動に対する追従性を高めることができる。
また、第1の先行伝送路推定部152においては、前後に隣接するシンボル(時間方向に隣接して並ぶ複数のシンボル)におけるSP信号の伝送路推定結果を用い、伝送路推定を行うために必要なSP信号の伝送路推定結果を周波数方向に増加させて、伝送路の周波数特性を推定(先行推定)すること、さらには、現シンボルの伝送路変動に対して、独立性の高い、遠く離れたシンボルのSP信号の伝送路推定結果を使用しない。これにより、長い遅延波の存在する環境でも、伝送路の時間変動に対する追従性を高め、伝送路推定精度を向上させることができる。
図7は、図3に示される第1の先行伝送路推定部152の構成の一例を概略的に示すブロック図である。図7に示されるように、第1の先行伝送路推定部152は、SP伝送路推定結果記憶部1521と、FIRフィルタ内挿部1522とを備えている。
SP伝送路推定結果記憶部1521は、SP伝送路推定部151から入力されたSP伝送路推定結果を、直近の3シンボル分(伝送路推定を行うシンボルと、その前後に隣接するシンボルとの合計3シンボル分)記憶する。
図8は、図7に示されるFIRフィルタ内挿部1522において、入力されるSP信号の伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。FIRフィルタ内挿部1522は、伝送路推定を行うシンボルの前又は後ろに隣接するシンボルのSP信号の伝送路推定結果をSP伝送路推定結果記憶部1521から取り出し、図8に示されるように、伝送路推定を行うシンボルと同一シンボルの伝送路推定結果とみなして、FIRフィルタによって周波数方向の伝送路推定を行い、図4で示されたキャリア位置の伝送路推定結果を出力する。但し、FIRフィルタ内挿部1522は、SP信号の伝送路推定結果は、SP伝送路推定部151から入力され、SP伝送路推定結果記憶部1521に記憶されているものをそのまま出力する。
以上に説明したように、前後に隣接するシンボルのSP伝送路推定結果をもとに、FIRフィルタを用いて精度よく伝送路推定を行うことにより、長い遅延波の存在する環境でも、伝送路の時間変動に対する追従性を高め、伝送路推定精度を向上させることができる。
図9は、図3に示される第1の先行伝送路推定部152aの構成の他の例を概略的に示すブロック図である。図9において、図7に示される構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。図9に示される第1の先行伝送路推定部152aは、FIRフィルタ内挿部1522の代わりに、直線内挿部1523を備える点が、図7に示される第1の先行伝送路推定部152と相違する。
図10は、図9に示される直線内挿部1523において、入力されるSP信号の伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。直線内挿部1523は、図10に示されるように、SP伝送路推定結果記憶部1521から伝送路推定を行うシンボルの前又は後ろに隣接するシンボルのSPキャリア位置の伝送路推定結果で、伝送路推定を行うキャリア位置に最も近い、2点のSP信号の伝送路推定結果のみを取り出す。そして、直線内挿部1523は、これら2点の伝送路推定結果を同一シンボル内の伝送路推定結果とみなし、直線補間(図10に波線で示す長方形)によって伝送路推定を行い、図4で示されたキャリア位置の伝送路推定結果を出力する。但し、直線内挿部1523は、SP信号の伝送路推定結果は、SP伝送路推定部151から入力され、SP伝送路推定結果記憶部1521に記憶されているものをそのまま出力する。
この場合、より簡易で規模の小さい回路構成で、長い遅延波の存在する環境でも、伝送路の時間変動に対する追従性を高め、伝送路推定精度を向上させることができる。
図11は、図3に示される第1の先行伝送路推定部152bの構成のさらに他の例を概略的に示すブロック図である。図11において、図7に示される構成と同一又は対応する構成には同じ符号を付す。図11に示される第1の先行伝送路推定部152bは、伝送路推定結果記憶部1521とFIRフィルタ内挿部1522に加えて、誤差検出部1524と係数制御部1525とを備える点が、図7に示される第1の先行伝送路推定部152と相違する。
図11に示すFIRフィルタ内挿部1522におけるFIRフィルタは、係数可変のFIRフィルタであり、SP信号のキャリア位置を含む、特定のキャリア位置の伝送路推定結果を出力する。誤差検出部1524は、FIRフィルタ内挿部1522の出力であるSP信号のキャリア位置の伝送路推定結果と、SP伝送路推定結果記憶部1521から取り出した、同一シンボルのSP信号のキャリア位置の伝送路推定結果とを比較し、その誤差情報を生成して係数制御部1525に出力する。係数制御部1525は、誤差検出部1524の出力した誤差情報をもとに、FIRフィルタ内挿部1522におけるフィルタ係数を制御する。
以上に説明したように、同一シンボル内のSP信号の伝送路推定結果を用いて、適応的にFIRフィルタ内挿部1522のフィルタ係数を制御し、最適化することによって、FIRフィルタ内挿部1522における伝送路推定精度を向上させることができる。
実施の形態2.
図12は、本発明に係る実施の形態2のOFDM受信装置20の構成を概略的に示すブロック図である。図12において、図1(実施の形態1)の構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。実施の形態2のOFDM受信装置20は、伝送路推定結果S8を出力する伝送路推定部18の構成の点で、実施の形態1のOFDM受信装置10と相違する。
図13は、図12に示される伝送路推定部18の構成を概略的に示すブロック図である。図13において、図3(実施の形態1)の構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。実施の形態2の伝送路推定部18は、第2の先行伝送路推定部181(又は181a)をさらに備える点において、実施の形態1の伝送路推定部15と相違する。
第2の先行伝送路推定部181は、第1の先行伝送路推定部152の出力である伝送路推定結果S4を受け取り、第1の先行伝送路推定部152の出力である伝送路推定結果と同一のキャリア位置の伝送路推定結果を出力する。
時間方向伝送路推定部153は、第2の先行伝送路推定部181から入力された推定結果を用いて時間方向に伝送路推定を行う。上記以外の構成及び動作については、伝送路推定部18は、実施の形態1の伝送路推定部15と同じである。
第2の先行伝送路推定部181は、第1の先行伝送路推定部152の出力である伝送路推定結果を用い、さらに、その伝送路推定結果に含まれる、第1の先行伝送路推定部152において利用されていないSP信号の伝送路推定結果を利用して、再度伝送路推定を行う。このように、伝送路推定部18は、同一のキャリア位置の伝送路推定結果をより高精度に出力するため、長い遅延波の存在する環境でも、伝送路の時間変動に対する追従性を高め、伝送路推定精度をより向上させることができる。
図14は、図13に示される第2の先行伝送路推定部181の構成の一例を概略的に示すブロック図である。第2の先行伝送路推定部181は、図14に示されるように、第1の周波数方向内挿部1811と、第2の周波数方向内挿部1812とを備えている。第1の周波数方向内挿部1811は、第1の先行伝送路推定部152が出力する伝送路推定結果に含まれる、第1の先行伝送路推定部152において、隣接シンボルのSP信号を利用して生成した伝送路推定結果と、現シンボルのSP信号の伝送路推定結果とをもとに、周波数方向の伝送路推定を行う。このように、第1の周波数方向内挿部1811は、第1の先行伝送路推定部152の出力において、伝送路推定結果が存在するキャリアとは、異なるキャリア位置の伝送路推定を行う。
図15は、図14に示される第1の周波数方向内挿部1811において、入力される伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。実施の形態2においては、図15にクロスハッチングで示されるように、第1の先行伝送路推定部152の出力において、伝送路推定結果が存在するキャリア位置(図15におけるハッチング位置)の中間のキャリア位置の伝送路推定を行う。
図16は、図14に示される第2の周波数方向内挿部1812において、入力される伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。第2の周波数方向内挿部1812は、図16に示されるように、第1の周波数方向内挿部1811の出力する伝送路推定結果(図16においてクロスハッチングで示す)をもとに、周波数方向の伝送路推定を行い、第1の先行伝送路推定部152の出力において、伝送路推定結果が存在するキャリアと同一のキャリア位置の伝送路推定結果(図16におけるハッチング位置)を出力する。
以上に説明したように、第1の先行伝送路推定部152において、隣接シンボルのSP信号を利用して生成した伝送路推定結果に対して、第1の先行伝送路推定部152で利用していない現シンボルのSP信号の伝送路推定結果を反映させることで、さらに伝送路推定精度を向上させることができる。
図17は、図13に示される第2の先行伝送路推定部181aの構成の他の例を概略的に示すブロック図である。第2の先行伝送路推定部181aは、図17に示されるように、伝送路推定結果記憶部1813と、時間方向内挿部1814と、第3の周波数方向内挿部1815とを備えている。
図18は、図13に示される時間方向内挿部1814において、入力される伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。伝送路推定結果記憶部1813は、第1の先行伝送路推定部152の出力である伝送路推定結果を、複数シンボル分記憶する。時間方向内挿部1814は、図18に示されるように、伝送路推定結果記憶部1813から、同一キャリアの伝送路推定結果を複数シンボル分取り出し、時間方向の伝送路推定を行い、第1の先行伝送路推定部152の出力において、伝送路推定結果が存在するキャリアとは、異なるキャリア位置の伝送路推定を行う。時間方向内挿部1814は、図18に示されるように、第1の先行伝送路推定部152の出力において、伝送路推定結果が存在するキャリア位置の中間のキャリア位置(図18にクロスハッチングで示す位置)の伝送路推定を行う。
図19は、図13に示される第3の周波数方向内挿部1815において、入力される伝送路推定結果のキャリア位置と出力する伝送路推定結果のキャリア位置を示す図である。第3の周波数方向内挿部1815は、図19に示されるように、時間方向内挿部1814の出力する伝送路推定結果をもとに、周波数方向の伝送路推定を行い、第1の先行伝送路推定部152の出力において伝送路推定結果が存在するキャリアと同一のキャリア位置の伝送路推定結果を出力する。
以上に説明したように、第1の先行伝送路推定部152において、隣接シンボルのSP信号を利用して生成した伝送路推定結果に対して、第1の先行伝送路推定部152で利用していない、伝送路推定を行うキャリアの周辺のSP信号の伝送路推定結果を反映させることで、さらに伝送路推定精度を向上させることができる。
10,20 OFDM受信装置、 11 アナログ部、 12 A/D変換部、 13 直交復調部、 14 FFT部、 15,18 伝送路推定部、 16 等化部、 17 FEC部、 151 スキャッタードパイロット(SP)伝送路推定部、 152,152a,152b 第1の先行伝送路推定部、 153 時間方向伝送路推定部、 154 周波数方向伝送路推定部、 181,181a 第2の先行伝送路推定部、 1521 SP伝送路推定結果記憶部、 1522 FIRフィルタ内挿部、 1523 直線内挿部、 1524 誤差検出部、 1525 係数制御部、 1811 第1の周波数方向内挿部、 1812 第2の周波数方向内挿部、 1813 伝送路推定結果記憶部、 1814 時間方向内挿部、 1815 第3の周波数方向内挿部。

Claims (7)

  1. 複数のSP信号が周波数方向及び時間方向に周期的に挿入されたOFDM信号を受信するOFDM受信装置であって、
    受信した前記SP信号の値と、既知の基準SP信号の値とを用いて、各シンボルにおける前記SP信号のキャリア位置での伝送路の周波数特性を推定し、該推定に基づく第1の伝送路推定結果を出力するSP伝送路推定部と、
    前記第1の伝送路推定結果を用いて、各シンボル内の予め定められた特定のキャリア位置での伝送路の周波数特性を先行推定し、前記特定のキャリア位置の推定結果である第2の伝送路推定結果を出力する第1の先行伝送路推定部と、
    前記第2の伝送路推定結果を用いて、前記時間方向に伝送路推定を行い、該推定に基づく第3の伝送路推定結果を出力する時間方向伝送路推定部と、
    前記第3の伝送路推定結果を用いて、前記周波数方向に伝送路推定を行い、該推定に基づく第4の伝送路推定結果を出力する周波数方向伝送路推定部と
    を備え、
    前記第1の先行伝送路推定部による前記先行推定は、前後に隣接する複数のシンボルにおける前記第1の伝送路推定結果を用いて行われる
    ことを特徴とするOFDM受信装置。
  2. 前記第1の先行伝送路推定部は、
    前記第1の伝送路推定結果を複数のシンボルにわたって記憶するSP伝送路推定結果記憶部と、
    前記SP伝送路推定結果記憶部から前記特定のキャリア位置の存在するシンボルの前後に隣接するシンボルのSPキャリア位置についての前記第1の伝送路推定結果を取り出し、前記隣接するシンボルについての前記第1の伝送路推定結果を、同一シンボル内の伝送路推定結果とみなし、FIRフィルタによって周波数方向に伝送路推定を行い、前記特定のキャリア位置についての前記第2の伝送路推定結果を出力するFIRフィルタ内挿部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のOFDM受信装置。
  3. 前記第1の先行伝送路推定部は、
    前記第1の伝送路推定結果を複数のシンボルにわたって記憶するSP伝送路推定結果記憶部と、
    前記SP伝送路推定結果記憶部から前記特定のキャリア位置の存在するシンボルの前後に隣接するシンボルのSPキャリア位置についての前記第1の伝送路推定結果で、前記特定のキャリア位置に最も近い、2点のSPキャリア位置の伝送路推定結果のみを取り出し、前記2点のSPキャリア位置についての前記第1の伝送路推定結果を同一シンボル内の伝送路推定結果とみなして、直線補間によって伝送路推定を行い、前記特定のキャリア位置についての前記第2の伝送路推定結果を出力する直線内挿部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のOFDM受信装置。
  4. 前記第1の先行伝送路推定部は、
    前記第1の伝送路推定結果を複数のシンボルにわたって記憶するSP伝送路推定結果記憶部と、
    前記SP伝送路推定結果記憶部から前記特定のキャリア位置の存在するシンボルの前後に隣接するシンボルのSPキャリア位置についての前記第1の伝送路推定結果を取り出し、前記隣接するシンボルについての前記第1の伝送路推定結果を、同一シンボル内の伝送路推定結果とみなし、FIRフィルタによって周波数方向に伝送路推定を行い、前記特定のキャリア位置についての前記第5の伝送路推定結果を出力し、係数可変のFIRフィルタによって構成されるFIRフィルタ内挿部と、
    前記SP信号のキャリア位置についての前記第5の伝送路推定結果と、前記SP伝送路推定結果記憶部から取り出した同一シンボルにおけるSP信号のキャリア位置についての前記第1の伝送路推定結果とを比較し、その誤差情報を出力する誤差検出部と、
    前記誤差情報に基づいて、前記FIRフィルタ内挿部における前記FIRフィルタの係数を制御する係数制御部と
    を有することを特徴とする請求項2に記載のOFDM受信装置。
  5. 前記第1の先行伝送路推定部における予め定められた特定のキャリア位置についての前記第2の伝送路推定結果と、前記第1の先行伝送路推定部の前記第2の伝送路推定結果に含まれる、前記SP伝送路推定部の前記第1の伝送路推定結果とを用いて、前記第1の先行伝送路推定部における予め定められた特定のキャリア位置と同一のキャリア位置の伝送路推定を行い、該推定結果を前記第6の伝送路推定結果として前記時間方向伝送路推定部に出力する第2の先行伝送路推定部をさらに備え、
    前記時間方向伝送路推定部による時間方向の伝送路推定は、前記第6の伝送路推定結果を用いて行われる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のOFDM受信装置。
  6. 前記第2の先行伝送路推定部は、
    前記第1の先行伝送路推定部の出力である前記特定のキャリア位置についての前記第2の伝送路推定結果で、同一シンボル内の伝送路推定結果を用いて、周波数方向の伝送路推定を行い、前記第1の先行伝送路推定部における予め定められた特定のキャリア位置とは異なる特定のキャリア位置の第7の伝送路推定結果を出力する第1の周波数方向内挿部と、
    前記第7の伝送路推定結果を用いて、周波数方向の伝送路推定を行い、前記第1の先行伝送路推定部における予め定められた特定のキャリア位置と同一のキャリア位置の伝送路推定結果を前記第6の伝送路推定結果として前記時間方向伝送路推定部に出力する第2の周波数方向内挿部と
    を有することを特徴とする請求項5に記載のOFDM受信装置。
  7. 前記第2の先行伝送路推定部は、
    前記第1の先行伝送路推定部の出力である前記特定のキャリア位置についての前記第2の伝送路推定結果を複数のシンボルにわたって記憶する伝送路推定結果記憶部と、
    前記伝送路推定結果記憶部から前記第1の先行伝送路推定部における予め定められた特定のキャリア位置とは異なる特定のキャリア位置の伝送路推定結果を複数のシンボル分だけ取り出し、時間方向の伝送路推定を行う時間方向内挿部と、
    前記時間方向内挿部の伝送路推定結果を用いて、周波数方向の伝送路推定を行い、前記第1の先行伝送路推定部における予め定められた特定のキャリア位置と同一のキャリア位置の伝送路推定結果を前記第6の伝送路推定結果として出力する第3の周波数方向内挿部と
    を有することを特徴とする請求項5に記載のOFDM受信装置。
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