JP2011192761A - 有機薄膜太陽電池素子及びその作製方法、並びに有機薄膜太陽電池素子形成用基板 - Google Patents

有機薄膜太陽電池素子及びその作製方法、並びに有機薄膜太陽電池素子形成用基板 Download PDF

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Abstract

【課題】 電極材料が限定されず、かつ、簡易で製造コストを抑制して作製することができる有機薄膜太陽電池素子及びその作製方法、並びにこの有機薄膜太陽電池素子を作製するための有機薄膜太陽電池素子形成用基板を提供する。
【解決手段】 有機薄膜太陽電池素子10は、基板1と、基板の一方面に、平面方向に所定の間隔をあけて形成された陽極2及び陰極3と、各陽極及び各陰極との間に少なくとも形成された光電変換層4と、陽極及び陰極並びに光電変換層を封止する封止部材6とが設けられている。有機薄膜太陽電池素子形成用基板11は、基板と、基板の一方面に、平面方向に所定の間隔をあけて形成された陽極及び陰極を備える。有機薄膜太陽電池素子の作製方法は、基板の一方面に所定の間隔をあけて陽極及び陰極を形成した後、光電変換層を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は有機薄膜太陽電池素子及びその作製方法、並びに有機薄膜太陽電池素子形成用基板に関する。
従来、太陽電池素子としては、光電変換層としてシリコン薄膜を用いたシリコン系太陽電池素子、光電変換層に色素を用いた色素増感型太陽電池素子や、光電変換層に有機薄膜を用いた有機薄膜太陽電池素子などがある。有機薄膜太陽電池素子は、軽量化が可能であり、また、光電変換層を湿式塗布法により比較的簡易に形成できるため、注目されている。
このような有機薄膜太陽電池素子としては、基板上に、第1電極層と、ポリチオフェン誘導体またはポリフェニレンビニレン誘導体の少なくとも一方及びポリフルオレン誘導体またはフラーレン誘導体の少なくとも一方を備える光電変換層と、第2電極層とをこの順で積層したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−245073号公報(請求項1、図1等)
しかしながら、このような積層構造の有機薄膜太陽電池素子の場合、第1電極又は第2電極の少なくとも一方が光透過性を有してないと、光電変換を行うことができないため、電極材料が限定されてしまうという問題がある。また、第1電極及び第2電極はそれぞれ真空プロセスによって形成しなければならないため、第1電極を真空装置内で形成した後、一度真空装置から基板を搬送し、大気中で光電変換層を湿式塗工法により形成した後、第2電極を作製するために、再度基板を真空装置内に搬送する必要がある。従って、真空プロセスを一度に行うことができず、製造が簡易ではなく、かつ、製造コストがかかるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決することにあり、電極材料が限定されず、かつ、簡易で製造コストを抑制して作製することができる有機薄膜太陽電池素子及びその作製方法、並びに電極材料が限定されず、かつ、簡易で製造コストを抑制して作製することができる有機薄膜太陽電池素子を作製するための有機薄膜太陽電池素子形成用基板を提供しようとするものである。
本発明の有機薄膜太陽電池素子は、基板と、該基板の一方面に、平面方向に所定の間隔をあけて形成された第1電極及び第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に少なくとも形成された光電変換層と、前記第1電極及び前記第2電極並びに前記光電変換層を封止する封止部材とが設けられていることを特徴とする。本発明では、基板の一方面に第1電極及び第2電極が設けられており、光電変換層が両電極により上下方向に挟まれた積層構造とはなっていない。したがって、第1電極及び第2電極のいずれも透明電極材料で形成する必要が無く、電極材料が限定されない。
前記第1電極及び前記第2電極は、それぞれ、銀、アルミニウム、金、クロム、銅、ニッケル、白金、ルテニウム、チタン、タンタル、モリブデン、ニオブ、ジルコニウム、バナジウムのいずれかの金属又はこれらのうちのいずれかを含む合金から選択されることが好ましい。
なお、第1電極と第2電極とは、仕事関数が互いに異なるものである必要がある。第1電極及び第2電極に金属又は合金を用いることで、第1電極及び第2電極間に入射した太陽光が第1電極及び第2電極で反射され、より光電変換効率を高めることが可能である。
前記第1電極及び第2電極の厚さは、50nm〜1μmであることが好ましい。この範囲であることで、第1電極及び第2電極を製造しやすく、かつ、光電変換効率を高くすることが可能である。
本発明の好適な実施形態としては、前記光電変換層は、前記第1電極及び前記第2電極を覆うように形成されていることが挙げられる。このように形成する場合には、塗布法により簡易に形成することができる。
本発明の有機薄膜太陽電池素子の作製方法は、基板の一方面側に、所定の間隔をあけて第1電極及び第2電極を形成し、その後、少なくとも該第1電極及び第2電極間に光電変換層を形成し、その後、封止部材で封止することを特徴とする。本実施形態では、真空プロセスにより第1電極及び第2電極を形成した後、光電変換層を形成することから、真空処理装置に何度も基板を搬送することがなく、簡易に有機薄膜太陽電池素子を形成することができる。また、第1電極及び第2電極を形成した後に行う電極間のリーク電流の検査を、光電変換層を形成する前に行うことができるので、リークが発生しているものに対して光電変換層を形成することがなく、かつ、光電変換層形成後に製造工程にフィードバックをかけるよりも早く製造工程にフィードバックをかけることができる。
本発明の有機薄膜太陽電池素子形成用基板は、基板の一方面に所定の間隔をあけて第1電極と第2電極とが形成されたことを特徴とする。このように第1電極と第2電極が形成されることで、この有機薄膜太陽電池素子形成用基板により形成される有機薄膜太陽電池素子は、電極材料が限定されず、かつ、簡易で製造コストを抑制して作製することができる。
本発明の有機薄膜太陽電池素子及びその製造方法によれば、電極材料が限定されず、かつ、簡易で製造コストを抑制して作製することができるという優れた効果を奏し得る。また、本発明の有機薄膜太陽電池素子形成用基板によれば、電極材料が限定されず、かつ、簡易で製造コストを抑制して作製することができる有機薄膜太陽電池素子を作製するための有機薄膜太陽電池素子形成用基板を提供する。
実施形態1にかかる有機薄膜太陽電池素子の模式的断面図である。 実施形態1にかかる有機薄膜太陽電池素子の電極構造を示す模式的上面図である。 実施形態1にかかる有機薄膜太陽電池素子の作製方法を説明するための図である。 実施形態1にかかる有機薄膜太陽電池素子の作製方法を説明するための図である。 実施形態1にかかる有機薄膜太陽電池素子の作製方法を説明するための図である。 実施形態2にかかる有機薄膜太陽電池素子の作製方法を説明するための図である。 実施形態2にかかる有機薄膜太陽電池素子の作製方法を説明するための図である。 実施形態2にかかる有機薄膜太陽電池素子の作製方法を説明するための図である。
本発明の実施形態について、図1〜8を用いて説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、本実施形態の有機薄膜太陽電池素子10は、基板1を有する。基板1の一方面上には、平面方向(面方向)に、複数の陽極(正極)2及び陰極(負極)3(これらは、請求項における第1電極及び第2電極に相当する)が、所定の間隔をあけて交互に配されるように形成されている。なお、陽極2の表面には、後述するようにバッファ層23が設けられている。基板1と、陽極2及び陰極3とから、有機薄膜太陽電池素子形成用基板11が構成されている。
また、この有機薄膜太陽電池素子形成用基板11上には、光電変換層4が設けられている。即ち、光電変換層4は、陽極2及び陰極3との間の溝部5に埋設されていると共に、陽極2及び陰極3の上面を覆って設けられている。この光電変換層4では、溝部5に入射された太陽光により光電変換が行われる。光電変換により生じた電子は陽極2に、正孔は陰極3に入力され、電流が発生する。
この光電変換層4は、必ずしも陽極2及び陰極3の上面を覆う必要はない。光電変換層4は、溝部5内に陽極2及び陰極3に接触するように設けられていればよい。本実施形態では、後述するように塗布法により光電変換層4が設けられているために、陽極2及び陰極3の間の溝部5だけでなく、陽極2及び陰極3上面にも光電変換層4が形成されているものである。このように塗布法により光電変換層4が設けられていることで、製造コストを抑制することが可能である。光電変換層4上には、封止膜6が設けられ、有機薄膜太陽電池素子10が封止されている。
このように、本実施形態の有機薄膜太陽電池素子10は、陽極2及び陰極3がそれぞれ基板1の同一平面上に設けられているために、入射光を得るために、どちらか一方の電極をITO等を用いた透明電極とする必要がない。即ち、従来の有機薄膜太陽電池素子においては、陽極及び陰極が異なる平面に積層されていることから、光電変換層に光を入射させるためには、一方の電極が少なくとも透明である必要があった。しかしながら、本実施形態においては、上述のように陽極2及び陰極3、並びに陽極2及び陰極3の間の光電変換層4がそれぞれ基板1の同一平面上に設けられている。従って、基板1、又は封止膜6のいずれかから光電変換層4に太陽光が入射すればよいため、電極のどちらか一方を透明電極とする必要がなく、電極材料が限定されない。
また、従来のように陽極及び陰極が積層構造とされている場合には、有機薄膜太陽電池素子を曲折させたりすると、非常に薄いものであっても壊れる可能性があった。しかし、本実施形態では、基板1としてフレキシブル基板を用いれば、基板1の一方面側に陽極2及び陰極3が所定の間隔で並設されていることから、有機薄膜太陽電池素子10を曲折させることも可能である。従って、本実施形態の有機薄膜太陽電池素子10は、曲面への適用が可能であると共に、ロール状として搬送することも可能である。
以下、有機薄膜太陽電池素子10について詳細に説明する。
基板1は、有機薄膜太陽電池素子に一般的に用いられている基板であればよく、例えば、ガラス基板や、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル、ポリスチレンなどのプラスチックフィルムを用いることができる。上述のように、曲折可能な有機薄膜太陽電池素子10を作製する場合には、フレキシブルなプラスチックフィルムを用いることが好ましい。光電変換層4に太陽光を入射させるために、この基板1又は封止膜6の少なくとも一方は光透過性を有するものであり、好ましくは透明である。なお、基板1としてプラスチックフィルムを用いる場合には、水蒸気や酸素等の侵入を防ぐために、基板1の少なくとも片面に、シリカやチッ化ケイ素などからなるガスバリア層を設けることが好ましい。
陽極2及び陰極3についてさらに図2を用いて説明する。陽極2は、上面視において略矩形状であり、所定の間隔をあけて基板1上にその幅方向に並設されている。各陽極2は、その長手方向の一端側に設けられた陽極用共通電極21に接続されている。各陽極用共通電極21は、それぞれ、その外側に延設された陽極用集電電極22に接続されている。
陰極3は、上面視において略矩形状であり、所定の間隔をあけて基板1上にその幅方向に並設されており、それぞれが隣接する2つの陽極2の間に配されている。従って、陽極2及び陰極3は、それぞれ交互に基板1上に並設されている。各陰極3は、その長手方向の一端側に設けられた陰極用共通電極31に接続されている。陰極用共通電極31は、それぞれ、その外側に延設された陰極用集電電極32に接続されている。
これらの陽極2及び陰極3は、本実施形態では、それぞれ公知の導電性材料から選択することができる。公知の導電性材料としては、銀、アルミニウム、金、クロム、銅、ニッケル、白金、ルテニウム、チタン、タンタル、モリブデン、ニオブ、ジルコニウム、バナジウム、鉄、コバルト、タングステン等の金属や、これらのうちの少なくとも1種を含んだ合金、また、酸化錫、酸化亜鉛、酸化チタン、ITO(錫ドープ酸化インジウム)、IZO(インジウムドープ酸化亜鉛)、FTO(フッ素ドープ酸化スズ)、IWO(インジウムドープ酸化タングステン)等の金属酸化物が挙げられる。本実施形態では、上述のように電極材料として必ずしもITO等の透明電極材料を用いる必要がないので、所望の電気抵抗が小さい金属を用いることができる。上述した金属のうち、特にアルミニウムについては、電気抵抗が極めて小さいので導電性が高く、かつ製造にかかるコストが低いため、電極材料として特に使用が求められていたものである。また、陽極2及び陰極3に金属又は合金を用いることで、陽極2及び陰極3の間の光電変換層4に入射した光が反射して陽極2及び陰極3の間の溝部5から逃がさないようにし、これによりさらに変換効率をあげることができるので好ましい。
陽極2及び陰極3は、上記の材料のうち、仕事関数の差が0.3〜1.6eVとなるように適宜材料を選択することができ、仕事関数の差が大きい方が好ましい。なお、仕事関数の大きい方の電極が陽極2となる。陽極2及び陰極3の好ましい組み合わせとしては、陽極2としてインジウムドープ酸化亜鉛、陰極3としてアルミニウムを用いる組み合わせ(仕事関数の差が1.2eV)、また、陽極2としてクロム、陰極3としてアルミニウムを用いる組み合わせ(仕事関数の差が1.0eV)、さらにまた、陽極として金、陰極としてアルミニウムを用いる組み合わせ(仕事関数の差が1.6eV)が挙げられる。これらは、仕事関数の差が大きいだけでなく、比較的作製コストが低く、また、成膜しやすいという利点がある。
これらの陽極2及び陰極3の厚さは、好ましくは50nm〜1μmである。この範囲であれば、光電変換層4と陽極2及び陰極3との接触面積が十分であり、変換効率を高めることができ、かつ、後述するように成膜がしやすい。なお、溝部5以外で光電変換が行われても電子又は正孔が陽極2及び陰極3に到達しにくいため、十分な変換効率を得ることができない。従って、これらの陽極2及び陰極3の厚さは特に変換効率の上昇に寄与する。なお、電極の厚さが50nmより薄いと、光電変換層4との十分な接触面積が得られず変換効率が低く、陽極2及び陰極3の厚さが1μmより厚いと、作製が容易でない。
また、隣接する陽極2と陰極3との間隔、即ち溝部5の幅は、後述する光電変換層4における電子(正孔)の移動度によるが、0.05〜1.0μmが好ましい。陽極2と陰極3との間隔が0.05μmより小さいと、陽極2と陰極3との間隔が狭すぎて陽極2と陰極3との間の太陽光の受光領域が小さくなるからである。他方で1.0μmより大きいと、電子(正孔)が陽極2(陰極3)に到達しにくい。
この光電変換層4を挟む陽極2及び陰極3のそれぞれの幅は、電極として機能する導電性が獲得できればよいが、大きすぎると、有機薄膜太陽電池素子10全体として光電変換層4の面積が減りすぎて低下するため、例えば、0.1〜1.0μmであることが好ましい。
また、陽極2及び陰極3は、その少なくとも一方の表面が、表面活性化処理され、バッファ層が形成されている。本実施形態では、陽極2の表面には、正孔導電性の高いバッファ層23が設けられている。このように表面活性化処理を行い、かつ、バッファ層23を設けることで、より変換効率を高めることが可能である。また、表面活性化処理を行うことで、陽極2とバッファ層23との密着性が向上する。
光電変換層4は、有機半導体からなり、本実施形態では、p型有機半導体とn型有機半導体が含まれる混合有機物を用いることが好ましい。混合有機物を用いることで、本実施形態の有機薄膜太陽電池素子10を形成することができる。即ち、本実施形態のように基板1の一方面に陽極2及び陰極3を形成する場合には、これらの陽極2及び陰極3の間にp型半導体層とn型半導体層とを別個に形成することが困難である。従って、本実施形態のように、光電変換層4を、p型有機半導体とn型有機半導体が含まれる混合有機物を用いて塗布法により形成すれば、簡易に有機薄膜太陽電池素子10を構成することができるのである。
混合有機物に含有されるp型有機半導体としては、ポリ(3−メチルチオフェン)、ポリ(3−ブチルチオフェン)、ポリ(3−ヘキシルチオフェン)、ポリ(3−オクチルチオフェン)、ポリ(3−デシルチオフェン)などのポリ(3−アルキルチオフェン)、ポリフェニレンビニレンペリレン誘導体、ポリチオフェン誘導体、フタロシアニン誘導体などが挙げられる。混合有機物に含有されるn型有機半導体としては、フラーレン誘導体が挙げられる。ここで、n型有機半導体とp型有機半導体の混合割合は(n型有機半導体:p型有機半導体)は、モル比で2:8〜8:2が好ましい。
封止膜6としては、ガラスや、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等のプラスチックフィルムを用いることができる。プラスチックフィルムを用いる場合は、水蒸気や酸素等の侵入を防ぐために封止膜6の上面にガスバリア層を設けることが好ましい。封止膜6の厚さは、特に限定されないが、通常1〜500μm程度である。
上記の有機薄膜太陽電池素子10の作製方法について、図を用いて説明する。
初めに、図3(a)に示すように、基板1上に、陽極用電極膜51を形成する。陽極用電極膜51の形成方法としては、プラズマCVD法や熱化学蒸着法等の化学気相成長法や、真空蒸着法やスパッタリング法等の物理蒸着法を用いることができ、陽極材料に応じて適宜選択する。
次に、図3(b)に示すように、例えばスピンコート法によりポジ型フォトレジストを陽極用電極膜51表面に塗布し、乾燥してレジスト膜52を形成する。
次いで、レジスト膜52上に、フォトマスクを配置して露光し、図3(c)に示すように、現像液を用いて露光部のレジスト膜52を除去する。
その後、図4(a)に示すようにレジスト膜52に覆われずに露出した陽極用電極膜51をウェットエッチングし、陽極2、陽極用共通電極21(図2参照)、陽極用集電電極22(図2参照)を形成する。本実施形態では、ウェットエッチングによりエッチングを行っているため、陽極2等がオーバーエッチングされ、レジスト膜52に覆われていない陽極2等の外周部もエッチングされている。これにより、後述するように陰極用電極膜を形成した場合に、陰極3と陽極2とが接触してリークすることを抑制している。
次に、図4(b)に示すように、陰極用電極膜53を陽極2等が形成された基板1上に形成する。陰極用電極膜53の形成方法としては、プラズマCVD法や熱化学蒸着法等の化学気相成長法や、真空蒸着法やスパッタリング法等の物理蒸着法を用いることができる。
次いで、図4(c)に示すように、レジスト膜52をリフトオフすることで、基板1上に陰極3、陰極用共通電極31(図2参照)、及び陰極用集電電極32(図2参照)を形成する。この場合に、陽極2がオーバーエッチングされていることから、陰極3と陽極2とは所定の間隔があいており、両電極が接触することを簡易に抑制している。このようにして、有機薄膜太陽電池素子形成用基板11を得る。
次いで、図4(d)に示すように、プラズマ処理装置などを用いてプラズマ処理を行うことにより、陽極の表面活性化処理を行った後、陽極側にバッファ層23を設ける。バッファ層23の形成方法としては、スピンコート法等の塗布法や真空蒸着法が挙げられる。本実施形態では、基板1の全面に対してバッファ層膜を例えばスピンコート法によりバッファ材料を塗布して形成し、陽極2上のみに選択的にバッファ層膜を残してバッファ層23とする。このようにバッファ層23を陽極2上のみに選択的に形成することができるのは、バッファ材料が、親水性を有しているために親水性である陽極2の材料とは密着性がよく、撥水性である陰極3の材料とは密着性が低いからである。さらにプラズマ処理を行って陰極3上に残留したバッファ層膜をより除去してもよい。バッファ材料としては、例えばPEDOT:PSS(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン):ポリ(スチレンスルホネート))が挙げられる。また、SAM(Self−Assembled Monolayer、自己組織化単分子層)構造を形成可能なN型有機材料の塗布により、バッファ層膜を形成することも可能である。このN型有機材料としては、フラーレン誘導体等が挙げられる。
次に、図5(a)に示すように基板上に光電変換層4を形成する。光電変換層4の形成方法としては、例えば光電変換層4を構成する混合有機物の前駆体溶液をスピンコート法により塗布し、その後加熱することで光電変換層4を形成することが挙げられる。本実施形態では、このようにp型有機半導体とn型有機半導体が含まれる混合有機物を塗布することで簡易に光電変換層4を形成することができる。即ち、本実施形態のように基板1の一方面に陽極2及び陰極3を両方形成し、これらの陽極及び陰極の間に光電変換層を形成する場合、p型有機半導体層とn型有機半導体層とを別々に作製することは難しいので、本実施形態のように混合有機物を塗布することが好ましいのである。
最後に、図5(b)に示すように、光電変換層4上に封止膜6を形成して有機薄膜太陽電池素子10を形成する。
このように、本実施形態においては、光電変換層4を形成する前に陽極2及び陰極3を形成することができ、真空プロセスを先に終えることができる。真空プロセスを先に終了させることにより、基板1を何度も真空処理装置に搬送する必要がなく、簡易に、かつ効率よく有機薄膜太陽電池素子10を形成することができる。
また、一般に有機薄膜太陽電池素子を形成する場合には、電極間にリークが発生しているかどうかを検査する必要があるが、本実施形態では、陽極2及び陰極3を光電変換層4を作製するより先に作製することができることから、この検査を製造工程の初期の段階で行うことができる。即ち、従来の積層構造の有機薄膜太陽電池素子においては、陽極を作製し、光電変換層を作製した後に陰極を作製して、その後検査工程を行う必要があった。しかし、本実施形態では、基板の一方面に、平面方向に陽極及び陰極を形成した後、すぐにリークの検査を行うことができる。従って、製造工程の初期の段階でリークの検査を行うことができる。また、製造工程の初期の段階でリークの検査を行うことができることにより、すぐに電極の形成工程に対してフィードバックをかけることができる。そして、検査工程に合格したものについてはその後の光電変換層の形成工程を行うことができるので、リークが発生している場合にはその後の工程を中止することができ、余計なコストをかけることがない。
(実施形態2)
以下に説明する本実施形態2の有機薄膜太陽電池素子10Aは、実施形態1とはその製造方法が異なることにより、得られた構造が異なるものである。初めに、実施形態2にかかる有機薄膜太陽電池素子10Aの製造方法について説明する。なお、以下実施形態1と同一の構成については、同じ参照番号を付している。
初めに、図6(a)に示すように、基板1に陰極用電極膜53を形成する。この陰極用電極膜53についても、実施形態1と同様に形成することができる。
次いで、例えばスピンコート法によりフォトレジストを陰極用電極膜53表面に塗布し、乾燥して別のレジスト膜を形成する。得られた別のフォトレジスト膜上に、フォトマスクを配置して露光し、図6(b)に示すように、現像液を用いて不要なレジスト膜を除去し、マスク54のパターンを形成する。
次に、マスク54を介して陰極用電極膜53をドライエッチングし、エッチング後、マスク54を除去する。これにより、図6(c)に示すように基板1上に陰極3、陰極用共通電極31(図2参照)、及び陰極用集電電極32(図2参照)を形成する。この場合に、基板1の一方面(上面)もドライエッチングによりマスク54の形状に併せて除去されてしまう。
次に、図7(a)に示すように、陰極3等が形成された基板1上に絶縁膜55を形成する。これは、先に形成された陰極3等と陽極等が接触してリークが発生するのを抑制するためである。また、基板1がエッチングされてしまったことにより、絶縁膜55を設けずに陰極を形成すると、陽極2と陰極3との高さに差ができてしまう。従って、本実施形態では、マスク54の除去後、絶縁膜55を設けている。絶縁膜55としては、公知の絶縁材料、例えば、Al、MgO等の無機絶縁酸化物、又は有機ポリマー系を用いることができる。このような絶縁膜の形成方法としては、湿式塗布法、斜方真空蒸着法、自公転式スパッタリング法等が挙げられる。
次いで、図7(b)に示すように、絶縁膜55上に、実施形態1と同様に陽極用電極膜51を形成する。
次いで、図7(c)に示すように、絶縁膜55のエッチングを行うと共に絶縁膜55上の陽極用電極膜51を除去して、陽極2、陽極用共通電極21(図2参照)、陽極用集電電極22(図2参照)を形成する。エッチング方法としては、ウェットエッチング法が挙げられ、エッチング液は電極材料等を考慮して適宜選択することができる。なお、本実施形態では図示しないが、この後表面活性化処理を行った後に陽極2の表面にバッファ層を形成する。
次に、図8に示すように、実施形態1と同様に、陽極2及び陰極3が形成された基板上に光電変換層4を形成し、その後封止膜6を形成して封止する。これにより、実施形態2にかかる絶縁体層を含んだ有機薄膜太陽電池素子10Aが形成される。
このようにして得られた有機薄膜太陽電池素子10Aは、実施形態1にかかる有機薄膜太陽電池素子10と同様に、基板1の一方面に、平面方向に陽極2及び陰極3が形成されており、積層構造ではない。従って、陽極2及び陰極3のどちらにも透明電極材料を用いる必要がなく、上述した電極材料を適宜選択することができる。
また、実施形態1にかかる有機薄膜太陽電池素子10と同様に、有機薄膜太陽電池素子10Aは、光電変換層4を形成する前に陽極2及び陰極3を形成することができるので、真空プロセスを製造工程の初期段階で終了させることができ、かつ、製造工程の初期段階で製造工程にフィードバックをかけることが可能である。
以上の実施形態1、2の有機薄膜太陽電池素子について、実施例を用いてさらに説明する。
スパッタリングにより、陽極用電極膜51として、厚さ100nmのクロム(Cr)膜を形成したガラス基板(25mm×25mm)を、アセトン及びイソプロピルアルコールを用いて洗浄、乾燥した。次にポジ型フォトレジスト(東京応化工業(株)製、商品名「OFPR−800」)をスピンコート法によりCr膜表面に塗布し、乾燥して厚さ1.0μmのレジスト膜52を形成した。得られたレジスト膜52上に、フォトマスクを配置して、紫外線(光量300mJ/cm)を照射して露光し、現像液(東京応化工業(株)製、商品名「NMD−3」)を用いて露光部のレジスト膜52を除去し、100℃で5分間乾燥した。次に、クロム膜エッチング専用液(日本化学産業(株)製)を用いてCr膜をエッチングし、陽極2等を形成した。なお、陽極2の形成数は200本、陽極2の幅は2μm、陽極2上のレジスト幅は2.4μmとした。
次に、真空蒸着法により、陰極用電極膜53として、厚さ100nmのアルミニウム(Al)膜を形成した後、リフトオフ法によりレジスト及びレジスト上のAl膜を除去し、幅2μmの陰極3等を形成した。なお、陰極3の形成数は200本、陰極3の幅は2μm、陽極2の長さは2mmであり、隣接する陽極2と陰極3との間の溝幅は0.2μmであった。従って、素子の有効面積は、8×10―3cmであった。
次いで、プラズマ処理装置(ヤマトマテリアル(株)製、型式:PDC−210特)を用いてアルゴンプラズマ処理を行うことにより、陽極2及び陰極3の表面活性化処理を行った。次に、スピンコート法によりPEDOT:PSSを塗布し、140℃で10分間のベーク処理を行ってバッファ層膜を形成した。続いてプラズマ処理装置(ヤマトマテリアル(株)製、型式:PDC−210特)を用いてバッファ層膜に対してアルゴンプラズマ処理を行って、陽極2の表面のみにバッファ層23を形成した。
次に、スピンコート法により、p型有機半導体であるP3HT[ポリ(3−ヘキシルチオフェン)]と、n型有機半導体であるPCBM(6,6−フェニル−C61−酪酸メチルエステル)の混合物(モル比=1:0.8)のクロロベンゼン溶液(4質量%)を塗布し、150℃で10分間乾燥処理し、有機半導体からなる光電変換層4を形成した。その後、封止膜としての厚さ0.7mmの透明な薄いガラス板により封止して、有機薄膜太陽電池素子10を得た。
実施例1とは、陽極2として金を用いた点以外は同一の工程により有機薄膜太陽電池素子10を得た。
実施例1とは、陽極2としてIZOを用いた点、及び光電変換層4としてMDMO−PPV(ポリ [2-メトキシ-5-(3´,7´-ジメチルオクチルオキシ)-1,4-フェニレンビニレン])を用いた以外は同一の工程により有機薄膜太陽電池素子10を得た。
得られた有機薄膜太陽電池素子10に対して、ソーラーシミュレーター(株式会社ワコム電創製、WXS−50S−1.5 AM1.5G)により擬似太陽光(AM1.5)を照射して、出力特性を評価した。実施例1〜3のいずれにおいても、電流が流れた。従って、全ての実施例において、光電変換が行われたことが確認された。
(他の実施形態)
上述した各実施形態においては、陽極2及び陰極3の表面活性化処理を行ったが、表面活性化処理を行わなくてもよい。また、陽極2の表面にバッファ層23を設けたが、バッファ層23を設けなくてもよい。また、バッファ材料も限定されず、上述したような材料(例えばSAM構造のN型有機半導体材料)を用いることができる。
上述した各実施形態において、さらに封止膜6上に集光膜を形成しても良い。また、基板1の他方面側(陽極2及び陰極3が設けられているのとは反対側)に、反射膜を形成してもよい。集光膜や反射膜を設けることにより、光電変換層に入射する光が増えるので光電変換効率が向上する。
本発明の有機薄膜太陽電池素子は、電極材料が限定されず、かつ、簡易で製造コストを抑制して作製することができ、有機薄膜太陽電池素子製造分野において利用可能である。
1 基板
2 陽極
3 陰極
4 光電変換層
5 溝部
6 封止膜
10 有機薄膜太陽電池素子
11 有機薄膜太陽電池素子形成用基板
21 陽極用共通電極
22 陽極用集電電極
31 陰極用共通電極
32 陰極用集電電極
51 陽極用電極膜
52 レジスト膜
53 陰極用電極膜
54 マスク
55 絶縁膜

Claims (6)

  1. 基板と、該基板の一方面に、平面方向に所定の間隔をあけて形成された第1電極及び第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に少なくとも形成された光電変換層と、
    前記第1電極及び前記第2電極並びに前記光電変換層を封止する封止部材とが設けられていることを特徴とする有機薄膜太陽電池素子。
  2. 前記第1電極及び前記第2電極は、それぞれ、銀、アルミニウム、金、クロム、銅、ニッケル、白金、ルテニウム、チタン、タンタル、モリブデン、ニオブ、ジルコニウム、バナジウムのいずれかの金属又はこれらのうちのいずれかを含む合金から選択されることを特徴とする請求項1記載の有機薄膜太陽電池素子。
  3. 前記第1電極及び前記第2電極の厚さは、50nm〜1μmであることを特徴とする請求項1又は2記載の有機薄膜太陽電池素子。
  4. 前記光電変換層は、前記第1電極及び前記第2電極を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の有機薄膜太陽電池素子。
  5. 基板の一方面側に、所定の間隔をあけて第1電極及び第2電極を形成し、その後、少なくとも該第1電極及び該第2電極間に光電変換層を形成し、その後、封止部材で封止することを特徴とする有機薄膜太陽電池素子の作製方法。
  6. 基板の一方面に所定の間隔をあけて第1電極と第2電極とが形成されたことを特徴とする有機薄膜太陽電池素子形成用基板。
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