JP2011192268A - 自動日捲り式健康カレンダーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末機の操作ボタンにより画像を見ながら簡単に食事成分値や身体データの確認をすることで健康的な日常生活の確保維持ができるようにする。
【解決手段】身体データ記録部と、目標成分量データ記録部と、基準データ記録部と、献立種目データ記録部と、予定献立データ設定部と、予定成分量データ計算部と、目標予定比較部と、実摂取献立データ記録部と、実摂取成分量データ計算部と、進捗修正データ作成部と、予定献立データ修正部と、時計部と、表示部と、を有する自動日捲り式健康カレンダーシステムとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動日捲り式健康カレンダーシステムに関する。より具体的には、日頃、食生活を送る上で健康に気を配る必要のある者が食事の都度、表示画面の操作メニューにしたがって食品や食品量及び健康データを入力することにより成績データが即座に表示画面に表示され成績の評価をするとともに、カレンダー情報とその日に関連する事象等の画像を表示するようにした自動日捲り式の健康カレンダーシステムに関する。
従来からカレンダーは年毎に日々を月別の7曜表に配して示す年表や月表及び日々を日割りした日捲り式のものがある。しかしながら、月表カレンダーは月ごとに取り除くことで新たな月表の利用が可能となる手動方式であり、その日を知るためには他の情報から確認することになる。また、カレンダー情報を紙材に印刷した製品や電子機器の画面にカレンダー情報や時間、温度、湿度、写真、絵等を表示するものもある。
日常生活を送る上で肥満等の生活習慣病を予防するためには自分に必要なエネルギー量を基準に食事をすること、身体活動により筋肉を養って基礎代謝を活発にし、エネルギーの消費量を多くし目標体重を維持することにより健康長寿を実現することができる。例えば、慢性疾患を抱える生活者や生活改善の必要な肥満体型者の食事療法やそれらの指標となる刊行物や、ある程度の基準を示す一般の食事情報はあるものの、日常生活において自己に適合した食事の摂取方法や摂取エネルギーを食事毎に明確に表示されたものはなく、また、決められた料理をネット販売等を活用して手元に届けられる仕出し弁当等は近年増加の傾向になっているが毎回の調理済み食品や加工食品では経費の負担増や栄養素の調整が不安定なことから需要は一般的になっていない。
そこで、本発明の関連技術として、下記文献1、2がある。
下記特許文献1の摂取カロリー計算支援方法はカメラ付携帯電話により摂取する食事を撮影して摂取食事の画像データを得て、これを食事中の飲食店を表す飲食店情報とともに摂取カロリーの計算支援装置に送信する。カロリー取得手段が飲食店情報及び摂取食事画像データに基づいて、複数の食事画像とカロリーとを対応付けたカロリーデータベースを参照して、摂取食事画像データに対応する対応食事画像データ、及びそのカロリー情報を取得する。対応食事の画像データ及びカロリー情報はカメラ付携帯電話に送信され、液晶モニタに表示される、との記載がある。
また下記特許文献2の電子式カレンダーは操作部により、年カレンダー、月カレンダー又は日付カレンダーを選択させて、カレンダー画面制御手段が年月日計数手段の現在の年月日のカレンダー画面を表示部に表示させ、現在日表示制御手段が表示部のカレンダーが年カレンダー、月カレンダーのいずれかで表示されているとき、現在の日付を他の日付とは異なった状態で表示させる。また、画像表示制御手段は記録媒体からの画像データを画像表示キー又はカレンダー画面が更新される毎に表示させる記載もある。
特開2004−118562号公報 特開平5−181806号公報
以上述べたごとく、従来のカレンダーは年表、月表、日捲りがあり紙材又は電子機器をベースとして使用し文字、又は、文字と任意の絵や写真を配置して構成されている。なお、紙材のカレンダーは毎年新たに作製し使用後廃棄されるため環境汚染の問題になっている。また、当該日を表示する紙製の日捲りは暦情報を年対応の台紙に重ね貼りし、毎日切り取ることで使用が可能となる。さらに、画面方式のカレンダーは時計や温度計等と組み合わせた副次的な配置により文字でカレンダー情報が表示されている。なお、当該日に関連する特定された画像や毎日の健康的な食生活習慣の健康管理情報を個人的に活用する機能は備えていない。
更に、特許文献1はカロリー計算のためカメラ付き携帯端末装置で外食時に摂取する食事の画像データに基づいて摂取カロリーの計算を外部で支援する方法であり、この方法を利用するには携帯電話の所有者が限られた飲食店で食事をする必要がある。また、特許文献2の電子式カレンダーは七曜表に配列した年カレンダー、月カレンダーをカレンダー表示領域で現在の日付を他の日付と異なった状態で表示し、記録媒体に記録されている任意の絵を画像表示領域に表示されるものである。
本発明では、以上にのべた従来の日捲りカレンダーのあらゆる問題点を電子機器化することで解決するとともに、日頃の食生活の上で摂取エネルギーに気を配る使用者が食事の都度操作メニューにしたがって食品名や摂取量を入力することで摂取された食品成分量や摂取エネルギー量が即座に計算と評価が可能な家庭料理を摂取することで、わざわざ外部から食品を取寄せる経済的な負担も防ぐことができる。更に、使用者が健康管理のために運動をされている場合には、その身体活動量を入力することでその効果も簡単に知ることができるようにした体づくり等の健康管理情報や当該日に関連する事情等の生活環境情報をも表示できるようにした自動日捲式健康カレンダーシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する第一の手段に係る自動日捲り式健康カレンダーシステムは、使用者の目標身体データ及び現在身体データを記録する身体データ記録部と、使用者の目標カロリー量データ、目標栄養供給比データ、目標指標量データ及び目標標準量データを記録する目標成分量データ記録部と、食品名データ、食品名データに対応する成分量データ、及び、カレンダーデータを記録する基準データ記録部と、献立種目データを複数記録する献立種目データ記録部と、予定献立データを設定する予定献立データ設定部と、予定献立データに基づき成分量データを計算する予定成分量データ計算部と、目標成分量データと前記予定成分量データを比較する目標予定比較部と、実摂取献立データを記録する実摂取献立データ記録部と、実摂取献立データに基づき実摂取成分量データを計算する実摂取成分量データ計算部と、予定成分量データと実摂取成分量データを比較して評価データ及び修正成分量データを作成する進捗修正データ作成部と、予定献立データを修正させる予定献立データ修正部と、現在時間データを記録する時計部と、現在時間データ、現在時間データに対応させたカレンダーデータ、進捗データを表示する表示部と、を有する。
本発明は上記構成から次の効果が期待できる。
1.目標体重、基礎代謝基準値、身体活動量から求められる摂取エネルギー量の目標値を設定した上で食事のたびに端末機の操作ボタンにより画像を見ながら簡単に食事成分値や身体データの確認をすることで健康的な日常生活の確保維持ができるようになる。
2.1日あたりの必要なエネルギー源となる栄養素と代謝や免疫の働きをする食品成分及び身体活動量、体重が設定された目標数値に対比する成績の評価を記号と色彩で画面に表示されるため適切な食生活と適度の身体活動の認識をすることができる。
3.1日単位の食品成分値と栄養供給費及び塩分、糖分、油脂、ビタミン・ミネラル及び身体活動量、体重について1日分の過不足を評価するとともに、1週間単位で事前に設定された予定献立の目標数値との増減を適量範囲内に調整することもできる。
4.この日捲り式健康カレンダーは文字と当該日に関連する事象等の画像の表示による豊かなカレンダー情報とともに、自己に適合する生活の目標数値に対する成績の評価により生活習慣の傾向を再点検することができる。
実施形態に係るカレンダーシステムの概略を示す図である。 実施形態に係るカレンダー装置の概略を示す図である。 実施形態に係る端末装置の概略を示す図である。 実施形態に係る日捲り式カレンダーシステムの機能ブロックを示す図である。 実施形態に係るカレンダー装置の表示の一例を示す図である。 実施形態に係るカレンダー装置の表示の一例を示す図である。 実施形態に係る目標身体データ記録部、目標成分量データ記録部の入力時における表示の一例を示す図である。 実施形態に係る目標カロリー量データを求める場合の算定イメージを示す図である。 目標量データ記録部にデータを入力する際のカレンダー装置のディスプレイ表示のイメージを示す図である。 食品名データに対応する成分量データの例を示すイメージである。 献立種目データの例を示すイメージ図である。 1日の献立に関する表の例を示す図である。 1週間の献立に関する表の例を示す図である。 1月の献立に関する表の例を示す図である。 当日評価の表に関する例を示す図である。 評価を成分毎にグラフを設けた場合のディスプレイ表示の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。ただし、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態にかかる日捲り式カレンダーシステム(以下「本システム」という。)Sの概略を示す図である。本図で示すとおり、本システムは、カレンダー装置1と、このカレンダー装置1と情報の送受信を行なう端末装置2と、を有して構成されている。
図2は、本システムSのうち、カレンダー装置1の概略を示す図である。カレンダー装置1は、本図で示すとおり、いわゆる情報処理装置であって、中央演算装置C1と、各種データを一時的に保持するメモリR1や各種データを記録保存するハードディスクH1等の記録媒体と、各種情報を表示することのできるディスプレイ装置D1と、上記中央演算装置C1、記録媒体及びディスプレイ装置D1を接続するバスB1と、を有している。また更に本実施形態では、後述するように、外部の端末装置2とデータの送受信を可能とするよう、モデム等の情報送受信装置T1も有している。なお、本システムSには、必要な各種情報を入力させるための入力装置I1を備えることも可能である。
一方図3は、本システムの端末装置を示す図である。端末装置2も、上記カレンダー装置1と同様の構成を有しており、いわゆる情報処理装置であって、中央演算装置C2と、各種データを一時的に保持するメモリR2や各種データを記録保存するハードディスクH2等の記録媒体と、各種情報を表示することのできるディスプレイ装置D2と、上記中央演算装置C2、記録媒体及びディスプレイ装置D2を接続するバスB2と、を有している。なお、更に本実施形態では、上記の通り外部のカレンダー装置1とデータの送受信を可能とするよう、モデム等の情報送受信装置T2と、必要な各種情報を入力するための入力装置I2も備えている。
本システムは、上記カレンダー装置1と端末装置2の組み合わせにより、各種情報の処理を行い、カレンダーシステムとして使用することができる。具体的には、本システムを使用しようとする者(以下「使用者」という。)は、端末装置2を用いて情報の入力を行なう一方、この入力の結果を端末装置2の情報送受信装置T2からカレンダー装置1に送り、カレンダー装置1は、情報送受信装置T1を介してこの入力結果を受付け、必要な各種情報処理を行い、必要な情報をディスプレイ装置D1に表示させる。これにより使用者は必要な情報を認識し、生活習慣の傾向を再点検する等の効果を得ることができる。
本システムS、より具体的にはカレンダー装置1のハードディスクH1、端末装置2のハードディスクH2には、これら装置がカレンダーシステム1として機能するために必要なプログラムが格納されており、これらが実行されることでカレンダーシステムとして機能することができる。この結果、上記装置の物理的構成が、下記にて後述する各要素(部)として機能することとなる。なお、当該プログラムは、ハードディスクH1にほぼすべて記録させ、端末装置2には、必要に応じてデータを転送させるためのプログラムのみを記録してもよいし、ハードディスクH1、H2に必要に応じて振り分けて記録させてもよい。図4は、本システム1の機能ブロックを示す図である。なお図5、6は、上記プログラムが機能した結果カレンダーシステムとして動作している状態のカレンダー装置1の表示の一例を示している。
すなわち本システム1は、本図で示すとおり、(A)使用者の目標身体データ及び現在身体データを記録する身体データ記録部と、(B)使用者の目標カロリー量データ、目標栄養供給比データ、及び成分量データを記録する目標成分量データ記録部と、(C)食品名データ、食品名データに対応する成分量データ、及び、カレンダーデータを記録する標準データ記録部と、(D)献立種目データを複数記録する献立種目データ記録部と、(E)予定献立データを設定する予定献立データ設定部と、(F)予定献立データに基づき成分量データを計算する予定成分量データ計算部と、(G)目標成分量データと前記予定成分量データを比較する目標予定比較部と、(H)実摂取献立データを記録する実摂取献立データ記録部と、(I)実摂取献立データに基づき実摂取成分量データを計算する実摂取成分量データ計算部と、(J)予定成分量データと実摂取成分量データを比較して評価データ及び修正成分量データを作成する進捗修正データ作成部と、(K)予定献立データを修正させる予定献立データ修正部と、(L)現在時間データを記録する時計部と、(M)現在時間データ、現在時間データに対応させたカレンダーデータ、進捗データを表示する表示部と、を有する。
本システムにおいて、(A)使用者の目標身体データ及び現在身体データを記録する身体データ記録部は、使用者の身体データを記録する部である。
ここで、使用者の「目標身体データ」とは、使用者が目標とすべき身体に関するデータであって、例えば体重に関するデータを例示することができる。また「現在身体データ」とは、使用者の現在における身体に関するデータであって、現在における使用者の体重データ、身長データ、年齢データをいう。なお、現在身体データに関しては、性別データを含ませておくことが好ましい。
また、目標身体データ記録部には、上記身体データのほか、身体活動量データを含むことが好ましい。なここで「身体活動量データ」とは、使用者の運動量と生活活動量に関するデータであり、これを考慮することで、後述する目標カロリー量データを自動的に算出する場合の基礎データの一つとして用いることができる。身体活動量データとしては、特に制限されるわけではないが、「低い」、「ふつう」、「高い」の3つのレベル区分データと、そのそれぞれに対応した値との組み合わせからなるデータであることは好ましい一例である。
ここで、この身体データ記録部にデータを入力する際のカレンダー装置のディスプレイ表示について図7、8に示しておく。
まず、使用者は、カレンダーシステムを駆動し、カレンダー装置1のディスプレイに図7で示す現在の身体データ入力画面を表示させる。この現在の身体データ入力画面には、複数のテキストボックスが配置されている。具体的には年齢データ入力ボックス、身長データ入力ボックス、現在体重データ入力ボックス、性別データ入力ボタンを備えている。使用者は、これらに必要な情報を入力した後、「決定ボタン」を入力し、次の処理を行わせる。
この入力に基づき目標身体データ記録部は、所定の計算を行い、結果を図8で示すようにディスプレイに表示させる。この場合、入力した上記身長データ、現在体重データ、年齢データ、及び性別データをそのまま表示させるとともに、BMI(Body Mass Index)を計算し、現在の上記データに基づくBMI値を表示させる。これにより、現在の使用者における身体の情報の提供を行うことができる。なお、BMIの計算式は、以下で与えられる。
更に、本図の例では、一般成人の標準といわれる標準のBMIの値(22)とした場合の標準体重を表示させることも好ましい。このようにすることで、現在の体重値と、理想的な標準体重との差異を認識し、自己が目指す体重をより正しく設定させることができるようになる。
また、本図の例では、身体活動レベルに関するボタンが設けられている。身体活動レベルデータは、「低い」、「普通」、「高い」であり、日常生活における使用者の身体活動がどの程度あるかを入力させることでこの身体活動レベルの値を用いて後述する目標カロリー量データ等を計算することができるようになる。なお、一般の使用者の場合、自己がどの程度の身体活動レベルであるのかを容易に判断しにくいと思われる場合、例えば「身体活動レベル基準」ボタンを別途設け、このボタンを押させることで身体活動レベル基準をテキストや画像などで判断させることが好ましい。例えば、生活の大部分が座った状態又は静かな動作が中心である場合は「低い」を、座った状態の仕事が主であるが仕事中に移動や立位での作業や接客等を含む場合や、通勤・買物・家事・軽いスポーツをこなす場合は「普通」を、移動や立った状態の多い仕事に従事している場合や活発なスポーツを積極的にこなしているような場合は「高い」を表又はテキスト表示にして記載しておくことが好ましい。
まず、上記図で示すディスプレイ表示を用いることで、使用者は、目標身体データを入力することができる。
本システムにおいて、(B)使用者の目標カロリー量データ、目標栄養供給比データ、目標指標量データ、及び目標標準量データを記録する目標成分量データ記録部は、上記各データを計算又は入力により求めて記録するものである。この目標量データ記録部にデータを入力する際のカレンダー装置のディスプレイ表示について図9に示す。
ここで「目標カロリー量データ」とは、使用者が目標とする1日あたりのカロリー量(エネルギー)をいい、数値で表現することができるデータである。本図の例では、1日あたり2000キロカロリーと設定した例を示している。
なお目標カロリー量データは、上記身体データ記録部が記録したデータに基づき自動的に計算処理を行い求めるようにする。限定されるわけではないが、例えば、身体データ記録部が記録した使用者の年齢データ及び性別データに基づき基礎代謝基準値データを求め、このデータと目標身体データにおいて記録した目標体重データを掛け合わせることで基礎代謝量データを求めることができる。そして更に、使用者が入力した身体活動量データに基づき使用者の身体活動レベルデータを求め、上記基礎代謝量データとこの使用者の身体活動レベルデータを乗じれば、一日の目標カロリー量データを求めることができるようになる。この計算のイメージを下記式に、基礎代謝基準値の例を例えば下記表に示しておく。
ここで「身体活動レベルデータ」の求め方としては、適宜調整が可能であるが、上記図8の例で示すように、例えば使用者の一日当たりの活動量が「多い」、「普通」、「少ない」等3つに区分し、そのいずれかを選択させることで簡単にカテゴリー分けしておくことは非常に分かりやすく有用である。なお限定されるわけではないが、「多い」の場合は、身体活動レベルの値を2.0、「普通」の場合は1.75、「少ない」の場合は1.50としておくことが好ましい。
またここで「目標栄養供給比データ」とは、一日に摂取する主栄養素を、どのような割合で摂取すべきかを示すデータであって、これも数値で表現することができる。より具体的には、主栄養素は一般に「糖質」、「脂質」、「たんぱく質」に分けることが可能であり、これらをどの程度の割合で摂取するかを設定することで定めることができる。図9の例では、一日に摂取する主栄養素を全体で100%とし、糖質を62%、脂質を25%、たんぱく質を13%とした例を示しておく。なおこの目標栄養供給費データは、概ね標準的な目標が定められているため、例えば予め上記の初期値を設定しておき、使用者が必要に応じて変更できるようにしておくことが好ましい。
またここで「目標指標量データ」とは、一日に摂取する指標量の目標値を示すデータであって、これも数値で表現することができる。また「目標標準量」とは、一日に摂取する標準量の目標値を示すデータであって、これも数値で表現することができる。ここで「指標」とは、食品や料理に含まれる栄養成分のうち別途注目すべき成分をいい、例えば「塩分」、「砂糖」、「油脂」、「ビタミン・ミネラル」を例示することができる。また「標準」とは「野菜」、「牛乳」、「飲料水」、「アルコール」を例示することができる。なおこの目標指標量データ及び目標標準量データは、一般に摂取する望ましい量が概ね定まっているため、予め設定された値であることが好ましい。
また本システムにおいて、(C)食品名データ、食品名データに対応する成分量データ、及び、カレンダーデータを記録する基準データ記録部は、使用者が選択した食品に含まれる成分の量を求める基準となるデータ、及び、カレンダー等の日付に関するデータを記録するものである。
ここで「食品名データ」とは、食品や料理等の名称に関するデータを意味する。例えば食品であれば「ごはん」、「牛乳」、「たまねぎ」、「りんご」、等を例示することができ、料理であれば「煮魚」、「肉じゃが」等を例示することができる。メニューの入力において、原材料そのものに近い状態で摂取する場合は食材名を用いることができるが、複数の原材料の組み合わせからなる場合は食材名すべてを入力することは非常に煩雑であるため、一般的な料理名を入力させることで入力をより簡易にさせることができる。すなわち、「食品名データ」には、「食材名データ」と「料理名データ」が含まれていることが好ましい。
また上記食品名データは、いくつかのカテゴリーに分類されていることが好ましい。食品は大まかに「主食類」、「惣菜類」、「乳類」、「果実類」、「嗜好品類」に分けておく。すなわち、上記「食品名データ」は、上記いずれかのカテゴリーに分類されるというデータ(カテゴリーデータ)が付されていることが好ましい。このようにしておくことで、後述の献立設定の際、献立を容易に立てることができるといった利点がある。なお、上記「料理名」の場合、基本的には「惣菜類」のカテゴリーデータが付される。
また食品名データに対応する「成分量データ」とは、各食品名の一定量に含まれる指標量、標準量、及びカロリー量に関するデータをいい、例えば食品名が「ごはん」100gの場合、糖質が94%で158kcal、たんぱく質が6%で10kcalの合計168kcalであるといったデータを格納することが好ましい。この場合のデータの一例を図10に示しておく。
本システムにおいて、(D)献立種目データを複数記録する献立種目データ記録部は、予め定められた献立データの組を複数格納する部であって、これにより使用者は何もない状態から献立を設計する必要がなくなり、容易に献立を設定することができる。具体的に説明すると、「献立種目データ」は、上記「食品名データ」と「成分量データ」の組を複数格納したものである。例えば図11に献立の一例を示しておく。
本システムにおいて、(E)予定献立データを設定する予定献立データ設定部は、使用者が予定献立を設定するための部である。ここで「予定献立データ」は、1日あたりの予定献立データ、1週間あたりの献立データ、1月あたりの献立データ等、階層的に定めておくことが好ましい。例えば図12に、1日の献立に関する表の例を、図13に1週間の献立予定に関する表の例を、図14に1ヶ月の献立に関する表の例を示しておく。
本システムにおいて、献立種目は、「主食類」、「惣菜類」、「乳類」、「果実類」、「嗜好品類」のカテゴリーに分けられるカテゴリーデータが付されておりに分けられており、各々のカテゴリーに該当する食品名データを選択することで、献立を設定することができる。このようにすることで、献立をより容易に設定することができるようになる。なお、予定献立の設定において、上記の献立種目データから予め設定されている献立種目を設定しようとする場合はその旨設定するだけで、食品名データの選択及びその後の成分量の調整処理を省略することができる。
本システムにおいて、(F)予定献立データに基づき成分量データを計算する予定成分量データ計算部は、上記定めた「予定献立データ」に含まれる成分量データを計算することができる。この成分量データの表示についても、上記図12、13で示すように、1日あたり、1週間あたり、1月あたりの成分量を表示しておくことが好ましい。
ここで「成分量データ」とは、設定した予定献立に含まれる成分量データをいう。上記の通り「成分量データ」とは、各食品名の一定量に含まれる各成分の量及びそのカロリー量をいうが、成分量データは、成分量データに摂取予定の量(重量)データを乗じた結果の値をいう。
本システムにおいて、(G)目標成分量データと予定成分量データを比較する目標予定比較部は、目標成分量データと予定成分量データの差分データを求め、予定成分量が目標成分量を上回っている場合、予定献立データを修正するよう使用者に指示を出す一方、予定性分量が目標成分量よりも下回っている場合は、その差分データだけまだ余裕がある旨使用者に指示を出すことができるものである。これにより、より目標成分量データに近づけることができるようになる。
本システムにおいて、(H)実摂取献立データを記録する実摂取献立データ記録部は、使用者が実際にどのような献立をどのくらい摂取したのかといったデータを記録するものである。これにより後述の各部の処理に利用することができ予定献立と実際に摂取した献立、更にはそれらに含まれる成分量の定量的な対比を行なうことができるようになる。
本システムにおいて、(I)実摂取献立データに基づき実摂取成分量データを計算する実摂取成分量データ計算部は、実際に摂取した献立に基づき、その献立に含まれている成分量データを算出するものである。これにより予定献立データ、目標献立データに含まれる成分量との対比を行ない、進捗を評価することができるようになる。
ここで「実摂取成分量データ」とは、上記記録された実摂取献立データにおける食品名データ、及びその実摂取の量(重量)データと、上記成分量データを乗じた値に関するデータである。
本システムにおいて(J)予定成分量データと実摂取成分量データを比較して評価データ及び修正成分量データを作成する進捗修正データ作成部は、予定成分量データと実摂取成分量データとを比較、例えば差分を取り、これに基づいて評価データ及び修正成分量データを作成する。
ここで「評価データ」とは、予定献立に対してどの程度の達成率であるかを計算し、実摂取成分量データが予定成分量データを上回っている場合、予定過度である旨定性的又は定量的に表示し、予定成分量データを下回っている場合、予定未達である旨定性的又は定量的に表示し、ほぼ等しい場合は順調に達成している旨表示を行なうことができるものである。これにより、予定に対してどの程度進んでいるかを示すデータである。この評価データは、単純に差分を取ることで作成してもよいが、例えば、1日、1週間、又は1月あたりの取得すべき成分量を100%とし、現在までどの程度目標を達成しているのかを数値化して評価することも好ましい。この場合、例えば図15で示すように、当日評価の表としてもよいし、例えば図16で示すように、各成分毎にグラフを設け、摂取した量だけ色を変化させ、100%目標を達成した場合には全て色が変わる等視覚化しておくことは好ましい一例である。
またここで「修正成分量データ」とは、予定成分量データに対してどの程度修正を加えるべきかを定めるデータであって、既に定めた予定成分量データに対し修正を加え、本来の予定成分量データの範囲に収めることができるよう求めるものである。
本システムにおいて、(K)予定献立データを修正させる予定献立データ修正部は、上記進捗修正データ作成部が作成した修正成分量データに基づき、予定献立データを修正することができるものである。
本システムにおいて、(L)現在時間データを記録する時計部は、計時する部であって、いわゆる通常の時計として機能する。
本システムにおいて、(M)現在時間データ、現在時間データに対応させたカレンダーデータ、進捗データを表示する表示部を設けている。
ここで「カレンダーデータ」とは、日付に対応し、当該日付にあった様々な出来事等を記録したデータであり、表示部は、時計部が計算する現在の日時に合わせてこのデータを表示させる。
以上の構成により、本システムは、以下の効果を達成できる。
1.目標体重、基礎代謝基準値、身体活動量から求められる摂取エネルギー量の目標値を設定した上で食事のたびに端末機の操作ボタンにより画像を見ながら簡単に食事成分値や身体データの確認をすることで健康的な日常生活の確保維持ができるようになる。
2.1日あたりの必要なエネルギー源となる栄養素と代謝や免疫の働きをする食品成分及び身体活動量、体重が設定された目標数値に対比する成績の評価を記号と色彩で画面に表示されるため適切な食生活と適度の身体活動の認識をすることができる。
3.1日単位の食品成分値と栄養供給費及び塩分、糖分、油脂、ビタミン・ミネラル及び身体且つ同僚、体重について1日分の過不足を評価するとともに、1週間単位で事前に設定された予定献立の目標数値との増減を適量範囲内に調整することもできる。
4.この日捲り式カレンダーは文字と当該日に関連する事象等の画像の表示による豊かなカレンダー情報とともに、自己に適合する生活の目標数値に対する成績の評価により生活習慣の傾向を再点検することができる。
本発明は、日捲り式カレンダーシステムとして産業上利用可能性がある。
S…カレンダーシステム、1…カレンダー装置、2…端末装置

Claims (1)

  1. 使用者の目標身体データ及び現在身体データを記録する身体データ記録部と、
    使用者の目標カロリー量データ、目標栄養供給比データ、及び目標品目データを記録する目標成分量データ記録部と、
    食品名データ、前記食品名データに対応する成分量データ、及び、カレンダーデータを記録する基準データ記録部と、
    献立種目データを複数記録する献立種目データ記録部と、
    予定献立データを設定する予定献立データ設定部と、
    前記予定献立データに基づき成分量データを計算する予定成分量データ計算部と、
    前記目標成分量データと前記予定成分量データを比較する目標予定比較部と、
    実摂取献立データを記録する実摂取献立データ記録部と、
    前記実摂取献立データに基づき実摂取成分量データを計算する実摂取成分量データ計算部と、
    前記予定成分量データと前記実摂取成分量データを比較して評価データ及び修正成分量データを作成する進捗修正データ作成部と、
    前記予定献立データを修正させる予定献立データ修正部と、
    現在時間データを記録する時計部と、
    前記現在時間データ、前記現在時間データに対応させたカレンダーデータ、前記進捗データを表示する表示部と、を有する自動日捲り式健康カレンダーシステム。


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