JP2011189946A - タンクローリ車の荷卸しシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は荷卸しホースが接続されるタンクの液種データを読み取り荷卸しされる液種と一致するかを判定する際に液種データの読み取り精度を高めることを課題とする。
【解決手段】タンクローリ車12のタンク情報読み取り器32は、荷卸しホース16の接続作業が完了すると、アンテナ部材11を介して燃料供給口24〜26のタンク情報送信部28〜30に対して液種データを要求するタンク情報要求信号を送信する。タンク情報送信部28〜30は、予め登録された液種データを含むタンク情報の無線信号をアンテナ部材110に送信し、信号伝送経路を介してタンク情報読み取り器32に送信する。アンテナ部材110は、側方を覆うように設けられた保護カバー120により外力から保護されると共に、保護カバー120が電磁波遮断材によって形成されているので、隣の燃料供給口25のタンク情報送信部29からの信号を受信することも防止される。
【選択図】図4

Description

本発明はタンクローリ車の荷卸しシステムに係り、特にタンクローリ車のハッチに積込まれた燃料の種別と荷卸しされるタンクの燃料の種別とが一致することを確認して燃料の荷卸しを開始するタンクローリ車の荷卸しシステムに関する。
油槽所からガソリンスタンド等の燃料供給所へ油液を配送するための配送手段としては、一般にタンクローリ車が使用されている。
タンクローリ車のタンクは、複数のハッチに仕切られており、各ハッチには配送先の注文に応じて例えば1番のハッチにはガソリン、2番のハッチには軽油、3番のハッチには灯油といった具合に各ハッチごとに異なる液種の油液を積込むことができる。
タンクローリ車は、油槽所で燃料供給所等から注文のあった液種、数量を積み込まれる。その際、タンクローリ車の運転者は、予約のあった配送先、液種、数量、積み込むべきハッチ番号等が記載された伝票に基づいて各ハッチに油液を積み込む。そして、燃料供給所に到着すると、運転者は伝票に記載された配送先、液種、数量、ハッチ番号を確認すると共に地下タンクの液種を確認して燃料供給所の地下タンクに荷卸しする。
ところが、燃料供給所において、上記のような方法で油液の荷卸し作業を行う場合、運転者が伝票の記載事項を読み間違えるおそれがある。そのため、人為的ミスにより、例えばガソリンを荷卸しすべき地下タンクに誤って軽油を荷卸してしまう可能性があった。このように、タンクローリ車のハッチに積み込まれた液種を間違って認識した場合、そのことに気づかずに燃料供給所の地下タンクへ荷卸すると、地下タンクで異液種混合事故(コンタミネーション)が生じてしまう。
このような、地下タンクでの異液種混合事故を防止するため、例えば、地下タンクの燃料供給口に液種データを記憶されたタンク情報送信部(無線タグ)が設けられ、荷卸しホース側にはタンク情報送信部から送信された液種データを読み取るタンク情報受信部(データ読取り器)が設けられたタンクローリ車の荷卸しシステムがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、データ読取り器により読み取った地下タンクの液種データと荷卸ししようとするハッチの液種データとが合致した場合に、指定したハッチからの荷卸しが許可されて荷卸しが開始される。
特開2007−84135号
しかしながら、上記のようにタンク情報送信部から無線で送信された液種データを受信するタンク情報受信部は、タンク情報送信部に接近させることで送受信感度が高まる性質を有するため、例えば、荷卸しホースの端部が接続される複数の燃料供給口が並設されていると、当該タンク情報受信部の送受信領域内に隣りのタンク情報送信部が入ってしまうことがあり、この場合荷卸しホースが接続された当該燃料供給口のタンク情報送信部から送信された液種データを読み取ると共に、その隣りの燃料供給口のタンク情報送信部から送信された液種データも読み取るおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したタンクローリ車の荷卸しシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、タンクに燃料を荷卸しする際に荷卸しホースが接続される燃料供給口に設けられ、当該タンクに関する情報をタンク情報として記憶し、データ要求信号を受信した場合に当該タンク情報を無線で送信するタンク情報送信部と、
前記荷卸しホースの前記燃料供給口に接続される接続部に設けられ、前記タンク情報送信部と無線で送受信を行なうタンク情報受信部と、
前記タンクに荷卸しをするための燃料を貯留するタンクローリ車に設けられ、前記タンク情報送信部に対してデータ要求信号を送信し、前記タンク情報送信部から送信されたタンク情報を前記タンク情報受信部を介して読み取るタンク情報読み取り器と、
を有し、
前記タンクローリ車に積込まれた燃料を前記荷卸しホースを介して前記タンクに荷卸しする際、前記タンク情報読み取り器により読み取られたタンク情報と前記タンクローリ車から荷卸しされる燃料の種別に関する燃料情報とが一致すると判定された場合に当該タンクへの荷卸しを許可するタンクローリ車の荷卸しシステムにおいて、
前記タンク情報受信部の外側に保護カバーを設け、
少なくとも前記保護カバーの前記タンク情報受信部の側面に対向する部分を電磁波遮蔽材で形成したことを特徴とする。
(2)本発明の前記保護カバーは、前記燃料供給口に隣接された他の燃料供給口に接触可能な位置に延在形成され、前記タンク情報受信部が前記他の燃料供給口のタンク情報送信部に接近しないように規制することを特徴とする。
(3)本発明の前記保護カバーは、前記タンク情報受信部と共に前記燃料供給口の外周に回動可能に設けられた回動部材に支持され、前記回動部材を回動することにより前記他の燃料供給口から離間する方向に移動可能とされることを特徴とする。
(4)本発明は、前記タンク情報受信部の送受信面を前記燃料供給口の中心側に向けて傾斜させるように設けたことを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも保護カバーのタンク情報受信部の側面に対向する部分を電磁波遮蔽材で形成したため、荷卸しホースが接続された当該燃料供給口のタンク情報送信部からのタンク情報を読み取ると共に、隣接された燃料供給口のタンク情報送信部から送信されたタンク情報を読み取ることを防止でき、タンク情報の読み取り精度が高まり荷卸し時の異液種混合事故(コンタミネーション)を防止できる。
本発明になるタンクローリ車の荷卸しシステムの一実施例が適用された燃料供給所の概略を示す構成図である。 タンクローリ車の後部からみた荷卸し作業を示す図である。 荷卸しホースを拡大して示す図である。 荷卸しホースを燃料供給口に直接接続する様子を示す図である。 荷卸しホースのタンク情報受信部と燃料供給口のタンク情報送信部との位置関係を示す分解斜視図である。 荷卸しホースを燃料供給口に直接接続したときの荷卸しホースのタンク情報受信部と燃料供給口のタンク情報送信部の位置関係を示す分解斜視図である。 荷卸しホースのタンク情報受信部と燃料供給口のタンク情報送信部との送受信を説明するための斜視図である。 荷卸しホースのタンク情報受信部と燃料供給口のタンク情報送信部との送受信を説明するための側面図である。 タンク情報送信部からの磁束と荷卸しホースのタンク情報受信部との位置関係を示す図である。 荷卸コンピュータが実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明になるタンクローリ車の荷卸しシステムの一実施例が適用された燃料供給所の概略を示す構成図である。図2はタンクローリ車の後部からみた荷卸し作業を示す図である。
図1及び図2に示されるように、荷卸しシステム10では、燃料供給所の地下タンク21〜23に貯蔵されている燃料の種別である液種を検出する液種検出手段と、タンクローリ車12に積み込まれた液種と燃料供給所の地下タンク21〜23に貯蔵されている液種とが一致するか否かを判定する判定手段と、液種が一致したことが確認できると、当該地下タンクへの荷卸しを許可して荷卸しを開始する荷卸し許可手段とを有する。
例えば、地下タンク21〜23に貯蔵されている燃料の液種は、夫々異なり、地下タンク21にはレギュラーガソリン、地下タンク22にはハイオクガソリン、地下タンク23には軽油といったように予め決められている。これに対し、タンクローリ車12の各ハッチ40a〜40eに積み込まれる液種は、決められておらず、積み込みを行う際に注文のあった数量をハッチ容量に応じて割り振ることになるので、各ハッチ40a〜40eに積み込まれる液種は毎回異なる場合もある。
タンクローリ車12が燃料供給所に到着すると、運転者(または作業員)はハッチ40a〜40eの底部に設けられた燃料送出口(吐出口)44,46に荷卸しホース16,18の一端を接続し、荷卸しホース16,18の他端を地下タンク21〜23の燃料供給口24〜26のいずれかに接続する。
燃料供給口24〜26の上端接続部の外周には、環状に形成されたタンク情報送信部28〜30が設けられている。タンク情報送信部28〜30は、例えば、外部からの要求信号に対して各地下タンク21〜23に貯蔵されている燃料の液種に応じたタンク情報を無線で送信する無線タグを有する。
また、タンクローリ車12には、タンク情報送信部28〜30から送信されたタンクの液種データ(タンク情報)を後述する信号伝送経路を介して読み取るタンク情報読み取り器32,33が設けられている。
このタンク情報読み取り器32,33は、タンク情報送信部28〜30とデータ通信を行えるように、基板上に通信プログラムを実行する制御部を有し、タンクローリ車12の走行中の振動が伝播しないように防振構造とされた耐震ケース等に収納されている。なお、本実施例においては、タンク情報読み取り器32,33は防振構造とされた耐震ケース等に収納されているが、これに限るものではなく例えば荷卸しコンピュータ34内に内蔵する構成であっても良い。
タンクローリ車12の燃料送出口44,46の近傍には、荷卸しホース16,18の一端に設けられたアンテナ部材100に近接して無線信号を送受信するアンテナ部材106が設けられている。このアンテナ部材106は、信号線108を介してタンク情報読み取り器32と接続されている。
タンク情報読み取り器32,33によって読み取られた燃料供給口24〜26の液種データは、車載用の荷卸しコンピュータ34に転送されて入力される。そして、タンクローリ車12の荷卸しコンピュータ34は、タンク情報読み取り器32,33から入力された液種データ(タンク情報)がタンクローリ車12の積荷情報(荷卸ししようとするハッチの液種)と一致する場合、ハッチに積み込まれた油液の荷卸しを許可する。
地下タンク21〜23には、各タンク内の油液の貯蔵量を算出するため、液位を計測する液位センサ36が設けられている。液位センサ36から出力された信号は、液面計38を介してタンクローリ車12の荷卸しコンピュータ34に転送される。
タンクローリ車12は、複数のハッチ40a〜40eに仕切られたタンク40を有する。複数のハッチ40a〜40eには、配送先の注文に応じて複数種の油液が積込まれており、例えば1番、2番のハッチ40a,40bにはガソリン、3番、4番のハッチ40c,40dには軽油、5番のハッチ40eには灯油といった具合に各液種が積込まれている。
各ハッチ40a〜40eの底部には、各ハッチ40a〜40eに積み込まれた油液を荷卸ろしする際に荷卸しコンピュータ34により開閉制御される底部開閉弁42a〜42eが設けられている。底部開閉弁42a〜42eのうち前側(運転席側)に配設された1番、2番の底部開閉弁42a,42bは、第1の燃料送出口44に並列接続されている。また、底部開閉弁42a〜42eのうち後側に配設された3番から5番の底部開閉弁42c〜42eは、第2の燃料送出口46に並列接続されている。
さらに、第1の燃料送出口44、第2の燃料送出口46の上流側管路には、夫々第1の電磁弁48、第2の電磁弁50が配設されている。タンクローリ車12の運転席には、前述した車載用の荷卸コンピュータ34が設けられている。そして、この荷卸コンピュータ34は、荷卸しするハッチの液種と、荷卸しされる地下タンクの液種とが一致したと判定した場合に開弁信号を出力し、底部開閉弁42a〜42eのうち当該ハッチに対応する底部開閉弁と第1の電磁弁48または第2の電磁弁50とを開弁させて荷卸しを開始する。なお、本実施例においては底部開閉弁42a〜42e、第1の電磁弁48、第2の電磁弁50は全て荷卸コンピュータ34よりの開弁信号に基づき開弁するように構成されているが、第1の電磁弁48及び第2の電磁弁50には手動による開閉弁を採用し、これらの弁を手動で開弁させるようにしても良い。
図3は荷卸しホース16を拡大して示す図である。尚、荷卸しホース16,18は、同一構成であるので、以下では一方の荷卸しホース16の構成について説明する。
図3に示されるように、荷卸しホース16は、可撓性を有するホース170と、ホース170の一端に設けられたタンクローリ車側の接続部180と、ホース170の他端に設けられた燃料供給口側の接続部190とを有する。
タンクローリ車側の接続部180は、タンクローリ車12に設けられた燃料送出口44の挿入部44aが挿入される挿入部182と、燃料送出口44を係止するための燃料送出口結合部レバー184を有すると共に、挿入部182の外周に一方のアンテナ部材100が固定されている。
また、アンテナ部材100には、荷卸しホース16,18の外側に沿って配設された信号線104の一端が電気的に接続されている。信号線104の他端には、ホース側コネクタ105が設けられている。このホース側コネクタ105は、荷卸しホース16,18の他端外周に取り付けられているタンク情報受信部102に接続されている。
燃料供給口側の接続部190は、地下タンク21〜23の燃料供給口24〜26に挿入される挿入部192を有し、挿入部192の根元部分の外周には、タンク情報受信部102が締結金具103により取り付けられている。タンク情報受信部102は、下端面がホース中心側に向けて傾斜しており、この傾斜面には燃料供給口24に設けられたタンク情報送信部28と送受信を行なうアンテナ部材110が設けられている。
さらに、タンク情報受信部102及びアンテナ部材110の半径方向の外側には、垂下方向に延在する板状に形成された保護カバー120が設けられている。保護カバー120は、電磁波を遮断する電磁波遮断材(例えば、導電性金属やアルミ箔と炭素素材を積層した板状材など)により形成されている。尚、保護カバー120は、板状のものに限るものではなく、例えば、タンク情報受信部102の外周を覆う円筒形状に形成されたものでも良い。
アンテナ部材110は、微弱電波により無線信号を送受信する平面形状のアンテナからなる。アンテナ部材100、110は、例えば、プリント基板上にアンテナパターンと信号を送受信するための制御回路とが形成された平板状の部材からなり、タンク情報読み取り器32,33とタンク情報送信部28〜30との間でタンク情報要求信号、タンク情報の信号を送受信するための信号伝送経路を形成している。
従って、荷卸しホース16は、タンクローリ車12の燃料送出口44と燃料供給口24〜26との間を連通するための送液通路を形成すると共に、タンク情報送信部28〜30から送信されたタンク情報のデータをタンクローリ車12に搭載されたタンク情報読み取り器32,33に伝送するための信号伝送経路を有する構成になっている。
運転者(または作業員)が荷卸しホース16,18の他端を燃料供給口24〜26に接続する接続作業を行うことにより、荷卸しホース16,18の一端に設けられたアンテナ部材100がタンクローリ車12側のアンテナ部材106に対して通信可能な距離に近接し、荷卸しホース16,18の他端に設けられたアンテナ部材110が燃料供給口24〜26の上端接続部に設けられたタンク情報送信部28〜30に対して通信可能な距離に近接することになる。
そのため、タンク情報読み取り器32,33は、上記アンテナ部材100,106及び信号線104,108、アンテナ部材110からなる信号伝送経路を介して燃料供給口24〜26のうち接続された当該燃料供給口のタンク情報送信部28〜30に対して液種データ(種別データ)を要求する要求信号を送信する。例えば、荷卸しホース16の他端が燃料供給口24に接続された場合は、タンク情報読み取り器32から液種データ要求信号が燃料供給口24に設けられたタンク情報送信部28に送信される。
このように、タンクローリ車12と燃料供給口24〜26との間が荷卸しホース16によって接続が完了することでタンク情報を読み取ることができるので、タンク情報読み取り器32がタンク情報を読み取ったことから荷卸しホース16の接続作業が正常に行なわれたことを確認することが可能になる。
尚、上記説明では、一方の荷卸しホース16が接続される場合について説明したが、他方の荷卸しホース18を接続した場合も同様にタンク情報読み取り器33とタンク情報送信部28〜30との間の通信が可能となる。
次に、上記荷卸しホース16の接続部190を燃料供給口24に接続した状態について図4を参照して説明する。尚、燃料供給口24〜26は、夫々同一構成であるので、以下では燃料供給口24の構成について説明する。図4は荷卸しホースを燃料供給口に直接接続する様子を示す図である。
図4に示されるように、燃料供給口24は、燃料供給所の地面を覆うコンクリート層から立ち上げられており、その外周には環状に形成されたタンク情報送信部28が設けられている。
荷卸しホース16を燃料供給口24に直接接続する場合は、燃料供給口24の上端接続部60に荷卸しホース16の他端が接続されるホース結合部レバー78が設けられている。そして、信号線104のホース側コネクタ105は、荷卸しホース16の他端側に取り付けられたタンク情報受信部102のコネクタ102bに接続される。
これにより、荷卸しホース16の接続部190を直接燃料供給口24の上端接続部60に嵌合させてホース結合部レバー78を回動操作することで両部材を結合すると共に、荷卸しホース16のアンテナ部材110と燃料供給口24のタンク情報送信部28とが通信可能な相対位置に保持される。
タンクローリ車12のタンク情報読み取り器32は、荷卸しホース16の接続作業が完了すると、上記アンテナ部材100、信号線104、ホース側コネクタ105、タンク情報受信部102のコネクタ102b、アンテナ部材110からなる信号伝送経路を介して燃料供給口24〜26のうち接続された当該燃料供給口のタンク情報送信部28〜30に対して液種データ(種別データ)を要求するタンク情報要求信号を送信する。これに対し、タンク情報送信部28〜30は、タンク情報読み取り器32からのタンク情報要求信号を受信すると、予め登録された液種データを含むタンク情報の無線信号を上記タンク情報受信部102のアンテナ部材110に送信する。そして、当該受信されたタンク情報は、上記信号伝送経路を介してタンク情報読み取り器32に伝送される。
これにより、タンクローリ車12と燃料供給口24〜26との間が荷卸しホース16によって接続が完了することでタンク情報を読み取ることができるので、タンク情報読み取り器32がタンク情報を読み取ったことから荷卸しホース16の接続作業が正常に行なわれたことを確認することが可能になる。
このように荷卸しホース16が燃料供給口24に接続された状態において、アンテナ部材110は、側方を覆うように設けられた保護カバー120により外力(例えば、挿脱操作に他部材との接触による衝撃など)から保護されると共に、保護カバー120が電磁波遮断材によって形成されているので、隣の燃料供給口25のタンク情報送信部29に近接する位置にある場合にタンク情報送信部29からの信号を受信することも防止される。
これにより、荷卸しホース16が接続された当該燃料供給口24のタンク情報送信部28からのタンク情報を読み取ると共に、隣接された燃料供給口25のタンク情報送信部29から送信されたタンク情報を読み取ることを防止でき、タンク情報の読み取り精度が高まり荷卸し時の異液種混合事故(コンタミネーション)を防止できる。
尚、上記説明では、一方の荷卸しホース16が接続される場合について説明したが、他方の荷卸しホース18を接続した場合も同様にタンク情報読み取り器33とタンク情報送信部28〜30との間の通信が可能となる。
ここで、荷卸しホース16を燃料供給口24に接続する作業の状況について説明する。図5は荷卸しホースのタンク情報受信部と燃料供給口のタンク情報送信部の位置関係を示す分解斜視図である。尚、図5乃至図7では説明の便宜上、燃料供給口24の上端接続部60及びホース結合部レバー78を省略してある。
図5に示されるように、荷卸しホース16の端部に保持されたタンク情報受信部102の下端は、燃料供給口24の中心側に向けて傾斜する送受信面になっており、この送受信面には円形基板に搭載されたアンテナ部材110が埋設されている。また、タンク情報受信部102は、円筒形状に形成されたケースの内部に弾性を有する樹脂材が充填されており、樹脂材によって外部からの振動がアンテナ部材110に伝わらないように緩衝する構成になっている。
タンク情報受信部102は、その上端がブラケット140を介して荷卸しホース16の接続部190に保持されている。ブラケット140は、半径方向に延在しており、一端が荷卸しホース16の接続部190の外周に回動可能に嵌合された回動部材150に結合されており、回動部材150と共に周方向に回動可能に支持されている。また、ブラケット140の先端側の他端には、垂下方向に延在する保護カバー120が一体に設けられている。保護カバー120は、タンク情報受信部102の側方となる外周側に突出している。
これにより、タンク情報受信部102の下端傾斜面に保持されたアンテナ部材110は、タンク情報送信部28のアンテナ28bの一部と通信可能な距離となる。
燃料供給口24は、蓋130により閉塞されており、荷卸しホース接続時に蓋130を外される。燃料供給口24の外周より外側には、環状に形成されたタンク情報送信部28が取り付けられている。また、タンク情報送信部28は、燃料供給口24の外周に固定されたブラケット160により水平状態に支持され、燃料供給口24の内外周と同心円状となるように設けられている。
タンク情報送信部28は、リング状に形成された基板28aの上面全周にアンテナ28bが形成され、さらにアンテナ28bに無線タグ28cが埋め込まれている。無線タグ28cは、電磁誘導型のもので、タンク情報受信部102のアンテナ部材110からの磁束による誘導起電力で作動するICチップからなり、タンク情報受信部102との間で送受信を行うアンテナ28bを同一の基板上に形成した無線通信手段を有する。
タンク情報受信部102のアンテナ部材110は、荷卸しホース16を燃料供給口24に接続することで、下方に位置するタンク情報送信部28のアンテナ28bを介して送受信を行なうことができるので、環状のタンク情報送信部28と無線信号によるデータ伝送が可能となる。
そのため、荷卸しホース16が接続された燃料供給口24のタンク情報が送受信され、タンクローリ車12の車載コンピュータ34では、荷卸しホース16が燃料供給口24に接続されたことを認識することが可能になると共に、地下タンク21の種別とタンクローリ車12のハッチの種別とが一致するか否かを正確に判定することが可能になる。
次に荷卸しホース16を燃料供給口24に直接接続したときの荷卸しホース16のアンテナ部材110と燃料供給口24のタンク情報送信部28の位置関係、及び上記保護カバー120の作用について説明する。
図6は荷卸しホースを燃料供給口に直接接続したときの荷卸しホースのタンク情報受信部と燃料供給口のタンク情報送信部の位置関係を示す分解斜視図である。図6に示されるように、保護カバー120は、タンク情報受信部102の外周側に突出している。そのため、アンテナ部材110を隣接する燃料供給口25のタンク情報送信部29に接近させようと周方向に回動させると、保護カバー120が隣接する燃料供給口25の蓋130に当接し、それ以上タンク情報送信部29に接近しないように回動位置を規制される。
従って、アンテナ部材110は、保護カバー120が隣接する燃料供給口25の蓋130に接触することで、並設された燃料供給口24、25を上方からみて最短距離領域(両者の中心O1、O2、O3間を結ぶ三角領域Xの内側)に入らないようにして隣のタンク情報送信部29から送信された情報を受信しないように移動範囲を制限される。
さらに、タンク情報受信部102は、ブラケット140を介して回動部材150により水平方向に回動可能に支持されているため、上記三角領域Xから離間した位置に移動することが可能となるように設けられている。そのため、タンク情報受信部102は、荷卸しホース16の接続作業によって受信位置が固定されず、接続作業後に受信位置を隣接するタンク情報送信部29から離間する方向に移動させることが可能である。
また、タンク情報受信部102の下端傾斜面に設けられたアンテナ部材110は、中心線Zが下端傾斜面の傾斜方向によって燃料供給口24の中心側に向いており、隣のタンク情報送信部29から送信された情報(磁束)を受信しにくい向きに保持されている。
ここで、アンテナ部材110とタンク情報送信部28との相対位置関係と送受信のときの磁束による誘導起電力の発生について説明する。
図7は荷卸しホースのタンク情報受信部と燃料供給口のタンク情報送信部との送受信を説明するための斜視図である。図7に示されるように、タンク情報送信部28に形成された環状のアンテナ28bは、タンク情報受信部102のアンテナ部材110からのタンク情報要求信号の磁束により誘導起電力を発生し、無線タグ28cからの当該地下タンク21のタンク情報(液種情報)を無線で送信する。このタンク情報の送信方法としては、アンテナ28bを上下方向に通過しながら半径方向に湾曲するように形成される磁束の変化によって送信している。一方、タンク情報受信部102のアンテナ部材110は、円形平面(傾斜した送受信面)に対して垂直に通過する磁束の受信感度が高いので内側に傾斜していることにより、アンテナ28bの垂直方向より外側にカーブする磁束S(図7中矢印で示す)を受信することができる。
アンテナ部材110の外側に配された保護カバー120は、電磁波を遮断する電磁波遮断材により形成されているので、隣のタンク情報送信部29からの磁束が直接タンク情報受信部102のアンテナ部材110に到達しないように遮断している。そのため、アンテナ部材110は、隣のタンク情報送信部29に接近する位置に回動すると共に、タンク情報送信部29との間に保護カバー120が介在することになり、保護カバー120の作用によって隣のタンク情報送信部29から直接アンテナ部材110に向かう磁束が遮断されて受信しにくいように取り付けられている。
また、保護カバー120に遮断されなかったタンク情報送信部29からの磁束は、内側(中心側)に向けて傾斜したアンテナ部材110の円形平面を垂直方向に通過することがなく、ほぼアンテナ部材110の円形平面と平行な方向を通過する。そのため、タンク情報受信部102のアンテナ部材110は、隣のタンク情報送信部29からの磁束を殆ど受信せず、タンク情報の混信が防止される。
これにより、タンク情報受信部102のアンテナ部材110は、荷卸しホース16が接続された当該燃料供給口24のタンク情報送信部28からのタンク情報を正確に読み取ると共に、隣接された燃料供給口25のタンク情報送信部29から送信されたタンク情報を読み取ることを防止できる。よって、タンク情報の読み取り精度が高まり荷卸し時の異液種混合事故(コンタミネーション)を防止できる。
図8は荷卸しホースのタンク情報受信部と燃料供給口のタンク情報送信部との送受信を説明するための側面図である。図8に示されるように、タンク情報受信部102のアンテナ部材110の円形平面は、タンク情報送信部28からの磁束Sが直交して入射されるように、その中心線Zが燃料供給口24の中心側に向くように傾けて形成されている。従って、タンク情報送信部28からの磁束Sの方向がアンテナ部材の平面に直交してアンテナ部材110に入射することになるため、タンク情報送信部28より送信されるタンク情報を効率よく受信することができる。
図9はタンク情報送信部28からの磁束Sと当該タンク情報送信部28に隣接して設けられた他のタンク情報送信部29からの磁束Saと荷卸しホースのタンク情報受信部102のアンテナ部材110との位置関係を示す図である。図9に示されるように、タンク情報送信部29からの磁束Saは保護カバー120により遮断され、アンテナ部材110には入射しないようにされている。更に、保護カバー120により遮蔽されずにアンテナ部材110に入射される磁束Saはアンテナ部材110に対し水平方向より入射することになるため、アンテナ部材110に作用するタンク情報送信部29より送信される磁束Saは小さなものとなり、この結果、タンク情報送信部29からのタンク情報はタンク情報受信部102にて受信されにくくなる。よって、アンテナ部材110がタンク情報送信部29よりのタンク情報を受信してしまうことを防止することができる。
従って、複数の燃料供給口24〜26が並設されている場合でも、タンク情報受信部102のアンテナ部材110は、タンク情報送信部28〜30から送信された液種データが混信せず、タンク情報送信部28〜30のうち荷卸しホース16が接続された当該燃料供給口24のタンク情報送信部28からのタンク情報(液種データ)を受信することができる。
これにより、アンテナ部材110は、荷卸しホース16が接続された当該燃料供給口24のタンク情報送信部28からのタンク情報を正確に読み取ると共に、隣接された燃料供給口25のタンク情報送信部29から送信されたタンク情報を読み取ることを防止できる。よって、タンク情報の読み取り精度が高まり荷卸し時の異液種混合事故(コンタミネーション)を防止できる。
次に、荷卸しホース接続後にタンクローリ車12の荷卸しコンピュータ34が実行する荷卸し制御処理について、図10のフローチャートを参照して説明する。
図10に示されるように、運転者(または作業員)は荷卸しの開始に先立って、荷卸しコンピュータ34の電源スイッチをオン操作する。これにより荷卸しコンピュータ34は起動し、タンク情報読み取り器32からのタンク情報要求信号をタンク情報送信部28に向けて送信させる(S11)。このタンク情報要求信号は、前述した信号線108、アンテナ部材106,100、信号線104、ホース側コネクタ105、タンク情報受信部102、アンテナ部材110からなる送信経路を介してタンク情報送信部28に送信される。
タンク情報送信部28は、タンク情報読み取り器32から送信されたタンク情報要求信号を受信すると、当該地下タンク21のタンク情報(液種情報、タンク番号を含む)を前述のタンク情報要求信号の送信経路を介してタンク情報読み取り器32へ送信する。
次のS12では、荷卸し前にタンク情報読み取り器32がタンク情報送信部28からのタンク情報を受信したか否かをチェックする。S12において、タンク情報読み取り器32がタンク情報送信部28からのタンク情報を受信しない場合(NOの場合)、S13に進み、荷卸しホース16が未接続であると判断し、警報を発して運転者(または作業員)にホース未接続を報知する(S14)。そして、上記S11に戻る。
また、上記S12において、タンク情報読み取り器32がタンク情報受信部102のアンテナ部材110を介してタンク情報送信部28からのタンク情報を受信した場合(YESの場合)には、S15に進み、タンク情報送信部28からのタンク情報から得られた液種とタンクローリ車12の荷卸するハッチの液種とが一致するか否かを判定する(タンク情報判定手段)。
そして、S15において、タンク情報送信部28からのタンク情報から得られた液種とタンクローリ車12の荷卸するハッチの液種とが一致すると判定したときは(YESの場合)、S16に進み、タンクローリ車12に搭載された底部開閉弁42a〜42e、第1の電磁弁48、第2の電磁弁50のうち、荷卸しを行なおうとするハッチに対応する底部開閉弁、及び電磁弁を開弁させる。これで、タンクローリ車12に積込まれた油液の荷卸しが開始される。また、S15において、タンク情報送信部28からのタンク情報から得られた液種とタンクローリ車12の荷卸するハッチの液種とが不一致と判定されたときは(NOの場合)S17に進み、警報を発して荷卸しを行なわない。これにより、地下タンク21における異液種混合事故を防止することができる。
次のS18では、荷卸し中にタンク情報読み取り器32がタンク情報送信部28からのタンク情報を受信しているか否かをチェックする。S18において、タンク情報読み取り器32がタンク情報送信部28からのタンク情報を受信している場合(YESの場合)には荷卸し中であることと判断してS18の処理を繰り返し、タンク情報読み取り器32がタンク情報送信部28からのタンク情報を受信しなくなったことが検出された場合(NOの場合)には荷卸しが終了したものと判定し(S19)、前述のS17で開弁した底部開閉弁及び電磁弁を閉弁させる(S20)。そして、S21に進み、荷卸し終了を所定時間表示して荷卸し終了を報知し、今回の制御処理を終了する。
ここで、本実施例では、荷卸しの終了をタンク情報読み取り器32がタンク情報送信部28からのタンク情報を受信しなくなったことに基づき、運転者(または作業員)が荷卸しホース16を燃料供給口24より外したことを検出することにより、荷卸しが終了したものと判定しているが、荷卸しの終了の判定方法はこれに限るものではなく、例えば、地下タンク21に設けられた液面計38の液位データが変化せず、所定時間一定であることが検出された場合に荷卸しの終了と判定し、荷卸しの終了を報知しても良い。
このように、荷卸しホース16の一端をタンクローリ車12の燃料送出口44に接続し、荷卸しホース16の他端を燃料供給口24に接続すると共に、燃料供給口24の液種を含むタンク情報をタンク情報読み取り器32に送信できるので、荷卸しコンピュータ34は、タンクローリ車12から荷卸しする液種と地下タンク21の液種とが一致することを確認することが可能になる。これと同時に、荷卸しコンピュータ34は、タンク情報読み取り器32がタンク情報送信部28から送信されたタンク情報を受信することで、荷卸しホース16の接続作業が正確に行なわれたことを認識することができる。
上記実施例では、タンクローリ車のハッチに積込まれた燃料を燃料供給所の地下タンクに荷卸しする場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、燃料供給所以外の地下タンクに荷卸しする場合にも本発明を適用できるのは勿論である。
また、上記実施例で示したガソリンや軽油などの油液以外の燃料を荷卸しする場合にも本発明を適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、タンク情報送信部が無線タグを有する構成を一例として挙げたが、無線タグ以外の無線による送受信機能を有する通信素子、または通信装置を燃料供給口の近傍に設けるものも本発明に含まれるのは勿論である。
10 荷卸しシステム
12 タンクローリ車
16,18 荷卸しホース
21〜23 地下タンク
24〜26 燃料供給口
28〜30 タンク情報送信部
28a 基板
28b アンテナ
28c 無線タグ
32,33 タンク情報読み取り器
34 荷卸しコンピュータ
40 タンク
40a〜40e ハッチ
42a〜42e 底部開閉弁
44,46 燃料送出口(吐出口)
48 第1の電磁弁
50 第2の電磁弁
102 タンク情報受信部
110 アンテナ部材
120 保護カバー
130 蓋
140 ブラケット
150 回動部材
170 ホース
180、190 接続部

Claims (4)

  1. タンクに燃料を荷卸しする際に荷卸しホースが接続される燃料供給口に設けられ、当該タンクに関する情報をタンク情報として記憶し、データ要求信号を受信した場合に当該タンク情報を無線で送信するタンク情報送信部と、
    前記荷卸しホースの前記燃料供給口に接続される接続部に設けられ、前記タンク情報送信部と無線で送受信を行なうタンク情報受信部と、
    前記タンクに荷卸しをするための燃料を貯留するタンクローリ車に設けられ、前記タンク情報送信部に対してデータ要求信号を送信し、前記タンク情報送信部から送信されたタンク情報を前記タンク情報受信部を介して読み取るタンク情報読み取り器と、
    を有し、
    前記タンクローリ車に積込まれた燃料を前記荷卸しホースを介して前記タンクに荷卸しする際、前記タンク情報読み取り器により読み取られたタンク情報と前記タンクローリ車から荷卸しされる燃料の種別に関する燃料情報とが一致すると判定された場合に当該タンクへの荷卸しを許可するタンクローリ車の荷卸しシステムにおいて、
    前記タンク情報受信部の外側に保護カバーを設け、
    少なくとも前記保護カバーの前記タンク情報受信部の側面に対向する部分を電磁波遮蔽材で形成したことを特徴とするタンクローリ車の荷卸しシステム。
  2. 前記保護カバーは、前記燃料供給口に隣接された他の燃料供給口に接触可能な位置に延在形成され、前記タンク情報受信部が前記他の燃料供給口のタンク情報送信部に接近しないように規制することを特徴とする請求項1に記載のタンクローリ車の荷卸しシステム。
  3. 前記保護カバーは、前記タンク情報受信部と共に前記燃料供給口の外周に回動可能に設けられた回動部材に支持され、前記回動部材を回動することにより前記他の燃料供給口から離間する方向に移動可能とされることを特徴とする請求項1または2に記載のタンクローリ車の荷卸しシステム。
  4. 前記タンク情報受信部の送受信面を前記燃料供給口の中心側に向けて傾斜させるように設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のタンクローリ車の荷卸しシステム。
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