JP2011189201A - 折り畳み傘の傘入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳み傘と一緒に携帯する傘入れの使用形態に多様性を付与する。
【解決手段】傘入れ本体2は、外皮が合成繊維製の正面視細長い長方形の形状を有し、その内面に撥水コーティング3が施され、また、その前面11にスライドファスナ5で開閉される開口部4を有する。傘入れ本体2の最内層はタオル地のマイクロファイバークロス6で構成されている。傘入れ本体2はマチ10を備え、折り畳み傘を入れる内部容積が拡大する。傘入れ本体2の背面12には、その一側縁に沿って延びる帯状ベルト7が設けられ、帯状ベルト7は長手方向中間部分に面ファスナ8を備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、雨に濡れた折り畳み傘を収容するための傘入れに関する。
濡れた傘は、店舗の屋内や乗り物の車内等では、その水滴が衣服に付着したり、床を濡らして滑り易くなったり等の点で始末に困るものである。また、雨後に持ち歩く場合にも同様の問題がある。店舗の入口に傘立てが設置されているが、収納しにくく、帰りに忘れてしまったり、盗難の虞もある。店舗によっては、ビニール袋を備え付けてある場合もあるが、破れ易くて完全とは言えず、店舗内ならば兎も角、車内や外出先では決して体裁の良いものではない。
非使用時には、傘の付属品のカバーに収納して被せれば良いのであるが、このカバーは傘の布と同一繊維であり、濡れたまま被せると水滴が染み出てきてしまったり、生乾きのまま収納することになるので蒸れて異臭を発する等の不都合も存する。
折り畳み傘はコンパクトであるため鞄の中に入れて持ち運ぶことができるという利便性に優れているが、雨に濡れた傘を携帯するときに折り畳み傘の利便性が消失してしまうという問題がある。この問題に対して従来から種々の提案が行われている。
特許文献1の発明「傘入れ」は、上端が開放され、下端が閉塞された軟らかくて薄い軟質合成樹脂製の細長円錐台形状の本体の内部に同形状の水分吸収体を装着した構成を有し、傘を収容するときに、傘の先端から上端開口に挿入するようになっている。この特許文献1の傘入れは、濡れた折り畳み傘を折り畳んで傘入れに挿入するときに折り畳んだ骨の先端が上端開口に引っ掛かり易いという問題がある。
特許文献2は「折り畳み傘用収納具」を提案している。この折り畳み傘用収納具は、塩化ビニールやオレフィン系の防水性熱可塑性樹脂製の上端面と下端面とを備えた円筒状の外装部と、この外装部の中に取り外し可能に収容される内装部とで構成され、外装部の上端面の直径の一端から他端まで延び且つ円筒の側面の上半分まで軸線方向に延びるスライドファスナを有し、このスライドファスナを引き下ろすことによって外装部の上半分を左右に大きく開くことができ、この開口から内装部を取り出すことができる。内装部は、吸水性及び水分を絞り出した後の速乾性に優れたレーヨン繊維含有の布地や不織布、PVAスポンジで構成された有底筒体を有し、フラップで覆うことのできる上端開口部を通じて傘を抜き差しすることができる。
特許文献3は、正面視矩形の細長い外形形状を有する傘収容具を提案している。この傘収容具は、矩形の三辺に延びるスライドファスナを有し、スライドファスナを開放して展開したときには一枚の防水素材のシートとなる。シートの折り目を堺に一方の内面には、その全領域に数多くの吸水パイルが設けられている。この吸水パイルはマイクロファイバーで構成された柱状の形状を有し吸水性に優れている。
特開平6-197806号公報 特開2009-11692号公報 特開2010−17210公報
特許文献1の発明は、傘に付着した雨水を簡易且つ迅速に吸収して折り畳み傘を鞄に入れても鞄の中身を濡らさないことを技術的課題として、その改善案を提案するものであり、外皮を構成する素材として軟質合成樹脂を採用している。特許文献2、3も外皮を構成する素材として塩ビやオレフィン系熱可塑性樹脂(特許文献2)、シート状防水材(特許文献3)を採用していることからも、特許文献2、3の発明は、特許文献1が提示した技術的課題の延長線上の改善案を提案していると言うことができる。
ところで、折り畳み傘の利点はその携帯性にあり、雨降りに備えて鞄に入れて携帯する使用形態が多く見られる。このことから2つ折りから3つ折りというように多段階に骨を折り曲げることで一層のコンパクト性を主張した折り畳み傘が出現している。
折り畳み傘用の傘入れの使用形態を見直してみるに、傘布に設けられているベルトで傘布を結束した状態の折り畳み傘を傘入れに入れて鞄の中に収容しておき、雨が降ったら傘入れから取り出し、そして例えば建物の中に入る時に雨で濡れた傘を折り畳んで傘入れに入れるという使用形態の他に、折り畳み傘とは別に傘入れを鞄の中に入れておき、折り畳み傘を使用した後に雨で濡れている傘を折り畳んで傘入れに入れ、そして、この傘入れを鞄の中に収容するという使用形態が考えられる。
この2つの典型的な使用形態において、傘入れは鞄の中に収容されている状態が継続されることから外皮が防水性や撥水性の材料でなければならない必然性は必ずしも無い。また、後者の使用形態では傘入れそれ自体の体積が小さければ小さいほどよい。
本願発明者は、特許文献1に明記されている技術的課題つまり「雨水で濡れた折り畳み傘を鞄に入れても鞄の中身を濡らさない」という技術的課題をそのまま踏まえつつ、傘入れの市場を活性化するのに傘入れの使用形態に多様性を付与するのが良いとの観点に立って傘入れの基本構造を見直した結果、本願発明を案出するに至ったものである。
本発明の目的は、折り畳み傘と一緒に携帯する傘入れの使用形態に多様性を付与することのできる折り畳み傘の傘入れを提供することにある。
本発明の更なる目的は、傘を収納していないときの傘入れの体積を小さくすることのできる折り畳み傘の傘入れを提供することにある。
本発明の更なる目的は、傘を収納していないときの傘入れが鞄の中で占める容積を可能な限り小さくすることのできる折り畳み傘の傘入れを提供することにある。
本発明の更なる目的は、鞄の外に傘入れを出した状態で携帯するときに鞄との一体性を確保することのできる折り畳み傘の傘入れを提供することにある。
上記の技術的課題は、本発明によれば、
折り畳んだ状態の折り畳み傘を収容することのできる長さ寸法を備えた傘入れ本体を有し、
前記傘入れ本体は、細長い形状の前面及び背面と、これら前面の側縁と背面の側縁との間に設けられたマチとによって、傘を収容していないときに扁平な細長い形状を有し、
前記傘入れ本体は、収容した折り畳み傘の周囲を覆う布地又は不織布からなる吸水層と、該吸水層の外側に配設された可撓性の防水層とを少なくとも有し、
前記傘入れ本体が、該傘入れ本体の長手方向一端部から他端部に亘って延びるスライドファスナによって開閉可能な開口部を有することを特徴とする折り畳み傘の傘入れを提供することによって達成される。
本発明の傘入れは、折り畳み傘を収容するとマチが展開することにより容積が拡大して折り畳み傘を収容することができる。本発明の傘入れは、折り畳み傘を収容していないときには容積が縮小してコンパクトな且つ扁平な形状になるため、傘入れを折り畳まない鞄の中や鞄のポケットに入れて携帯することができる。
本発明の作用効果は以下の本発明の好ましい実施例の詳しい説明から明らかになろう。
本発明にかかる傘入れの一例を示す斜視図である。 一部の拡大断面図である。 実施例の傘入れの正面図であり、スライドファスナを引き下ろして傘入れ本体の前面を左右に開いた状態を示す。 実施例の傘入れの背面図である。 折り畳み傘を収容した状態の傘入れを斜め後方から見た図である。 実施例の傘入れの典型的な一つの使用形態を説明するための図であり、傘入れのベルトを使って鞄の取っ手に傘入れを取り付けた状態を示す。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1、図2を参照して実施例の傘入れの概要を説明すると、図示の傘入れ1は傘入れ本体2を有する。傘入れ本体2は、外皮が合成繊維製の正面視細長い形状を有し、その内面に撥水加工としてのコーティング3が施されている。また、傘入れ本体2は長手方向に沿って設けられた開口部4を有し、この開口部4は密封性に優れたスライドファスナ5を介して開閉自在である。この傘入れ本体2の内面には、高度の吸水性を有するマイクロファイバークロス6を縫い付ける又は接着させることにより添設されており、また、傘入れ本体2の外面の一部に、引っ掛け用のベルト7が設けられている。
傘入れ本体2はポリエステル等の合成繊維の布で作られており、この合成繊維の内面に施されるコーティング層3は塩化ビニールで形成されている。このコーティング層3は撥水性、耐久性に優れており、濡れた傘を傘入れ1の内部に収納した際、その水分が傘入れ本体2の外部に染み出すのを阻止する。同様に、傘入れ本体2の長手方向に沿って設けられた開口部4も密封性に優れたスライドファスナ5により閉塞されるので、水分が染み出ることはない。
傘入れ本体2の内面に添設されるマイクロファイバークロス6は周知のように高度の吸水性、保水性を有しているので、内部に収納された濡れた傘の水分を確実に吸収し、傘を乾燥させることができる。
また、傘入れ本体2の外面の背面側には引っ掛け用のベルト7が装着されており、このベルト7の内面中央部と傘入れ本体2の外面との間に面ファスナ8を設けておけば、例えば傘を収納した傘入れ本体2のこのベルト7を鞄15の取っ手16(図6)に掛けると共に、中央でこの面ファスナ8を使ってベルト7を傘入れ本体2に固定することも可能である。
図1〜図6を参照して傘入れ1を詳しく説明すると、傘入れ本体2は、正面視長方形の外形輪郭を有し、その長さ寸法は2つ折りの折り畳み傘を折り畳んだときの全長を考慮して設定されている。3つ折りの折り畳み傘を専用にした傘入れ1を設計するのであれば、三つ折りの折り畳み傘を折り畳んだときの全長を考慮して傘入れ1の長さ寸法を設定すればよい。
傘入れ本体2は側部にマチ10を有し、マチ10は、傘入れ本体2の長手方向全長に亘って延びている。マチ10は、傘入れ本体2の一方の側部だけに設けてもよいが、この好ましい実施例では両方の側部にマチ10が設けられている。なお、図5、図6には、作図上の理由から傘入れ本体2の一方側のマチ10だけが図示され、他方側のマチは図面に表れていない。
傘入れ本体2は、折り畳み傘(図示せず)を収容することによりマチ10が展開して傘入れ本体2が膨らんだ状態に変化して折り畳み傘を収容できる(図5、図6)。他方、折り畳み傘を取り出してマチ10を二つ折りの状態にすることで傘入れ本体2は扁平な形状に変化する。換言すると、傘入れ本体2は、その両側部の全長に亘って延びるマチ10を備えることで内部容積が可変であり、折り畳み傘を収容していない状態では、マチ10が傘入れ本体2の幅方向内方で2つ折りに折り畳んだ状態となって傘入れ本体2は扁平な正面視長方形の形状になる。
スライドファスナ5は傘入れ本体2の長方形の前面11の幅方向中間部分に配設され、このスライドファスナ5は傘入れ本体2の長手方向一端部から他端部まで直線状に延びている。これにより、図3から最もよく分かるようにスライドファスナ5を開くことにより、傘入れ本体2の前面11の長手方向全長に亘って、その幅方向に2つ割りした状態で左右に大きく開放することができる。これにより、雨に濡れた折り畳み傘を傘入れ本体2に容易に入れることができるだけでなく、使用後に傘入れ本体2を反転させてマイクロファイバークロス6を外部に露出させることができるため、傘入れ本体2の内部を比較的短時間で乾燥させることができる。
スライドファスナ5の配置位置の変形例として、傘入れ本体2の前面11又は背面12の側部にスライドファスナ5を配置してもよいし、前面11と背面12の側縁に縫い付けられて前面11と背面12との間に介装されたマチ10を2つ折りする折り目にスライドファスナ5を配置してもよい。
スライドファスナ5を引き下ろして傘入れ本体2の開口部4を左右に大きく開放した状態を示す図3を参照して、傘入れ本体2の内面はその全領域がマイクロファイバークロス6で構成されている。このマイクロファイバークロス6は最も好ましくはタオル地であるのがよい。実施例で採用したマイクロファイバーは半径方向外方に向けて開放したV字状の微視的な断面形状を有している。この種のマイクロファイバーはポリエステルとナイロンの混紡品で既に公知であることから、その詳しい説明を省略するが、吸水性及び速乾性が共に優れている。
変形例として、傘入れ本体2の内面を構成する可撓性吸水層として、マイクロファイバークロス6に代えて、特許文献2(特開2009−11692号公報)に開示のレーヨン繊維含有の不織布や布地で構成してもよく、また、そのタオル地で構成してもよい。
前述したように、実施例の傘入れ本体2はその最外層つまり可撓性の外皮が合成繊維で構成されている。より詳しくは、共に同じ長方形の形状を備えた前面11及び背面12と、これらの間に介在するマチ10は共通の色で染色したポリエステル繊維の布地で構成され、その内面に可撓性の防水層3がコーティングされているが、本発明は必ずしもこの構成に限定されない。例えば、傘入れ本体2の前面11、背面12、マチ10は異なる色に染色されていてもよいし、異なる材料で構成されていてもよい。具体的に説明すると、前面11、背面12を例えば合成皮革で構成してもよく、また、マチ10を含む傘入れ本体2の可撓性外皮を全て合成皮革で構成してもよい。また、前面11、背面12、マチ10の内面に防水層3をコーティングする代わりに、前面11、背面12、マチ10と上述した吸水層3との間に防水性の布やシート(典型例として塩化ビニールシート)を介装してもよいし、この防水性の布やシートで外皮つまり前面11、背面12、マチ10を構成してもよい。
傘入れ本体2の背面12には、前述したベルト7が背面12に沿って且つ背面12に隣接して配設されている。ベルト7は、前面11などと同じ材料つまりポリエステル繊維の布地で作られているが、その材料は任意である。ベルト7の色はこの実施例では前面11や背面12と同じ色であるが、異なる色を有していてもよい。
ベルト7は幅を有する帯状の形状を有し、布地を折り返して互いに縫い合わせた二枚重ねの構造を有している。帯状ベルト7は、背面12の一側部に片寄せして配設されている。より具体的には、背面7の一側縁に隣接して配設されており、この実施例では最も好ましい態様として、実施例の傘入れ本体2の背面7の一直線の輪郭の一側縁に整合するように帯状ベルト7の一側縁が同じ一直線の輪郭形状を有し、このベルト7の一側縁が背面の一側縁と位置合わせした状態でベルト7が位置決めされている。
ベルト7は、傘入れ本体2の長さ寸法と同じ長さ寸法を有し、ベルト7の長手方向一端部と他端部が傘入れ本体2に縫い付けられている。すなわち、ベルト7は傘入れ本体7の一端から他端まで傘入れ本体2の背面7に隣接した状態で連続して延びている。傘入れ本体2の一端から他端まで延びる長さ寸法を備えたベルト7を採用することにより、ベルト7の端部を傘入れ本体2の端部に縫い合わせるときに当該部分を別途補強する必要は無い。換言すると、ベルト7を傘入れ本体2の長さ寸法よりも短い場合には、傘入れ本体2の折り畳み傘を入れる部分にベルト7の端部を縫い付けることになるため当該部分を補強する必要がある。
ベルト7の長手方向中間部分には、前述したように面ファスナ8が縫い付けられており、この面ファスナ8を受け止める係止ファスナ13が背面12の対応する箇所に縫い付けられている。ベルト7の面ファスナ8を傘入れ本体2の係止ファスナ13に押し付けることでベルト7の長手方向中間部分を傘入れ本体2に固定することができる。
図6を参照すると良く分かるように、ベルト7を鞄15の取っ手16に掛けると共に、ベルト7の長手方向中間部分を面ファスナ8で傘入れ本体2に固定することで、この面ファスナ8を取っ手16の左右の基端部16a、16bの間に位置させることができる。そして、この面ファスナ8で固定した部分によって、ベルト7つまり傘入れ本体2が鞄15に対して大きく相対移動するのを防止することができる。このことから理解できるように、傘入れ本体2の長さ寸法と実質的に同じ長さ寸法を備えたベルト7を傘入れ本体2の一側部に配設することで、傘入れ1は鞄15の上端部に寄り添った状態で位置決めされ、また、面ファスナ8によって傘入れ1が鞄15に対して前後に相対変位を抑制することができる。変形例として、面ファスナ8を分割して、2つの面ファスナを鞄15の取っ手16の2つの基端部16a、16bに隣接した内側または外側に位置するように配置してもよい。
図3、図4などに示す参照符号20は端末部材である。端末部材20は2つ折りして傘入れ本体2の端部に縫い付けられている。この端末部材20の色を傘入れ本体2の色とは異ならせることで傘入れ1のデザイン性を高めることができる。
図3、図4から良く分かるように、マチ10を備えた傘入れ1は細長い且つ扁平な形状を有しており、そして吸水層が布地、好ましくはタオル布地、最も好ましくはタオル地のマイクロファイバークロス6で構成されているため、傘入れ1は比較的肉薄である。このことから、鞄15に入れて持ち運ぶときに傘入れ1を折り畳むことなく鞄15に収容したとしても邪魔にならない。鞄15の前後長さが傘入れ1よりも短いときには傘入れ1を容易に2つ折りや3つ折りして、その長さ寸法を小さくすることができる。
傘入れ本体2の外形輪郭は長方形に限定されない。正面視したときに長手方向中間部分が膨らみを持った形状つまり傘入れ本体2の両端部の幅寸法よりも長手方向中間部分の幅寸法が大きくてもよい。また、傘入れ本体2の前面11及び背面12の側縁を波形にする等の意匠を施してもよい。
実施例の傘入れ1は、折り畳み傘を入れていない状態のときには、その容積が、折り畳み傘を収容したときの容積よりも小さく且つ扁平な細長い形状を有していることから、傘入れ1を折り畳むことなく展開した状態で鞄に入れたとしても嵩張らないため鞄の中身の隣りや鞄15のポケットに収容することができる。また、扁平な形状を有していることから、傘入れ1を折り畳んで鞄15に入れても良いし、傘入れ1の一端から丸めた状態で鞄15の中に収容してもよい。また、傘入れ1はその一側に片寄せしたベルト7を使って鞄15の取っ手16に掛けた状態で鞄15の外に位置させたとしても、傘入れ1が嵩張らないこと及び鞄15の上部で鞄15に寄り添って安定的に位置することから見栄えを損なうこともない。そして、傘入れ1の可撓性外皮を人工皮革や任意の合成繊維で構成したときには、鞄15の外に位置して持ち運んでも、外皮の色合いや風合いでおしゃれな感じを提供することができる。
雨に濡れた折り畳み傘を収容したときには、傘入れ1のマチ10が展開して膨らんだ形状になるが、傘入れ本体の前面11、背面12が細長い形状を有しているためスリムな感じを与えることができる。このことから、鞄15の取っ手16に掛けて傘入れ1を持ち運んだとしてもその存在感を際だたせること無く鞄15と一体的な感じを与えることができる。勿論、コーティング層3によって内部からの水分の漏れ出しが防止され且つマイクロファイバクロス6によって折り畳み傘に付着した雨水が吸い取られるため、雨で濡れた折り畳み傘を収容した傘入れ1を鞄15の中に入れたとしても鞄15の中身を濡らしてしまうことはない。
1 傘入れ
2 傘入れ本体
3 コーティング
4 開口部
5 スライドファスナ
6 マイクロファイバークロス
7 ベルト
8 面ファスナ
10 傘入れ本体のマチ
15 鞄
16 鞄の取っ手

Claims (5)

  1. 折り畳んだ状態の折り畳み傘を収容することのできる長さ寸法を備えた傘入れ本体を有し、
    前記傘入れ本体は、細長い形状の前面及び背面と、これら前面の側縁と背面の側縁との間に設けられたマチとによって、傘を収容していないときに扁平な細長い形状を有し、
    前記傘入れ本体は、収容した折り畳み傘の周囲を覆う布地又は不織布からなる吸水層と、該吸水層の外側に配設された可撓性の防水層とを少なくとも有し、
    前記傘入れ本体が、該傘入れ本体の長手方向一端部から他端部に亘って延びるスライドファスナによって開閉可能な開口部を有することを特徴とする折り畳み傘の傘入れ。
  2. 前記傘入れ本体の背面に設けられたベルトを更に有し、
    該ベルトが前記傘入れ本体の背面の一側部に片寄せして配設されていると共に、前記傘入れ本体の長手方向一端部から他端部まで前記背面に沿って且つ該背面に隣接して延び、
    該ベルトの長手方向中間部分に面ファスナが設けられて、該面ファスナによって前記ベルトの長手方向中間部分を前記傘入れ本体の背面に固定することができる、請求項1に記載の折り畳み傘の傘入れ。
  3. 前記ベルトが帯状の形状を有し、該帯状ベルトは、該帯状ベルトの一側縁が前記傘入れ本体の背面の一側縁と位置合わせした状態で配設されている、請求項2に記載の折り畳み傘の傘入れ。
  4. 前記スライドファスナが前記傘入れ本体の前面の幅方向中間部分に配設されている、請求項2又は3に記載の折り畳み傘の傘入れ。
  5. 前記吸水層が、タオル地のマイクロファイバークロスで構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の折り畳み傘の傘入れ。
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