JP2004208735A - 携帯用傘ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】通常の長尺な傘、及び、折畳み傘を、鞄やリュックサック等の外側に取り付けて保持し、傘を乾かしながら携帯できる傘ホルダーを提供すること。
【解決手段】傘を内部に保持して携帯するために、少なくとも傘に接触する内部を撥水性部材で構成した傘ホルダーであって、シート状に形成した長尺なシート本体と、シート本体の正面で、シート本体に接続されて上下に開口部が形成されるように設けた被覆体と、開口部に設けた傘の保持手段と、を備えたことを特徴とする。被覆体は、シート本体両側で左右を縫製して形成され、保持手段は、重ねて折畳んだ一端が下方の開口部に縫製して設けた通気性ネットと、通気性ネットの重ね合わせ間に挿通した紐と、係止具とで構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】傘を内部に保持して携帯するために、少なくとも傘に接触する内部を撥水性部材で構成した傘ホルダーであって、シート状に形成した長尺なシート本体と、シート本体の正面で、シート本体に接続されて上下に開口部が形成されるように設けた被覆体と、開口部に設けた傘の保持手段と、を備えたことを特徴とする。被覆体は、シート本体両側で左右を縫製して形成され、保持手段は、重ねて折畳んだ一端が下方の開口部に縫製して設けた通気性ネットと、通気性ネットの重ね合わせ間に挿通した紐と、係止具とで構成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鞄、リュックサックなどの携帯品や、自転車等に、傘が取り付けられるようにした傘ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
傘を持ち歩く際に、折畳み傘であった場合は、通常、鞄やリュックサック等に入れるが、雨で濡れた傘は、鞄やリュックサック等に収納できないので、折り畳んで手で持ち歩くことになる。このような場合、片手が濡れること、及び、傘を持つことによる不自由さがあり、このような不自由さを解消するものとして、携帯用傘ホルダーが開示されている。実用新案登録第3054653号公報は、携帯時に、折畳んだ傘を差し込むことができる筒状の傘ホルダーであって、装着帯体、及び、筒状の筒孔の大きさを調整し得るように設けた筒孔調整帯体を備えて構成され、さらに、傘ホルダーの下端部には、有底の袋体を設けたものである。しかし、筒孔調整帯体や、有底の袋体は、雨水をその袋内に閉じ込めるものであるので、不用意に、貯留させた雨水を一度に流出させてしまうことがあるなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、通常の長尺な傘、及び、折畳み傘が、雨で濡れた状態であっても、鞄やリュックサック等の外側に取り付けられ、傘を乾かしながら携帯できる傘ホルダーを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、傘を内部に保持して携帯するために、少なくとも傘に接触する内部を撥水性部材で構成した傘ホルダーであって、該傘ホルダーは、シート状に形成した長尺なシート本体と、前記シート本体の正面で、前記シート本体に接続されて上下に開口部が形成されるように設けた被覆体と、前記開口部に設けた傘の保持手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記被覆体が、前記シート本体両側で左右を縫製して形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記保持手段が、重ねて折畳んだ一端を下方の前記開口部に縫製して設けた通気性ネットと、該通気性ネットの重ね合わせ間に挿通した紐と、該紐を所要個所において係止する係止具と、を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記通気性ネットが、傘から滴る雨水を吸収するように、吸水性樹脂で形成したことを特徴とする。
請求項5に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記被覆体が前記シート本体の上部が上方の前記開口部を覆うように取り付けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記シート本体の上部に、前記被覆体と係合するように、面ファスナーが設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記シート本体及び/又は前記被覆体に、携帯品に装着できるように装着部材が設けられていることを特徴とする。
【0005】
これにより、通常の長尺な傘、及び、折畳み傘が、雨で濡れた状態であっても、携帯品の外側に取り付けて携帯できる。また、傘の保持手段が、通気性ネットを含み構成されているので、傘の乾きが早いものとなる。
通気性ネットが、吸水性樹脂で形成されたものは、傘から滴る雨水を吸収するので、雨水を外に漏らさないものとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の携帯用傘ホルダー10を示した正面図である。この図に示すように、携帯用傘ホルダー10は、シート状に形成した長尺なシート本体1と、その正面に設けられた被覆体2と、鞄やリュックサック等の携帯品に装着できるように設けられた装着部材3と、シート本体1と被覆体とで形成される開口部2b(下方)に設けられた通気性ネット4と、を備えている。被覆体2は、シート本体1に、その左右が縫製されて形成されており、これにより、被覆体2は、シート本体1と共に筒状の空間を形成し、その空間内部に折畳み傘を収納して保持できるようにしたものである。また、通常の傘であった場合でも、傘を挿通して保持できるようにしたものである。
【0007】
シート本体1に設けられる被覆体2は、シート本体1の上方部分が、シート本体1と被覆体2とで形成される開口部2a(上方)を覆った状態で留められるように、十分な長さを残して取り付けられる。即ち、シート本体1の上部および被覆体2には、互いに係合する面ファスナー5a、5bが設けられており、シート本体1が、被覆体2に留められるようになっている。したがって、開口部2aから挿入されて収納された折畳み傘などは、シート本体1の上部で覆われて収納される。
【0008】
シート本体1と被覆体とで形成される開口部2b(下方)に設けられた通気性ネット4は、傘を保持させる保持手段としての機能を備えて形成されている。保持手段は、ポリエステル製のネット部材を二つ折にし、重ね合わせた端部を開口部2b(下方)の周縁に縫製した通気性ネット4と、折り曲げられたネット部材の内側に挿通させて設けた紐4aと、この紐4aを挿通して設けた係止具4bと、を備えて構成され、これにより、紐4aを引き寄せて適宜係止させて、通気性ネット4の下方の開口縁4cを縮めるものである。即ち、その開口縁4cを縮めた状態で維持できるので、挿通させた傘、もしくは収納した傘を保持することができる。また、通気性ネット4は、撥水性を備えた合成樹脂で網状に形成されるので、雨で濡れた傘を保持しても、雫を適度に落下させながら、保持された傘を直ぐに乾かすことができるものとなっている。このような通気性ネット4において、通気性ネット4を吸水性樹脂で形成してもよい。吸水性樹脂としては、澱粉とアクリル酸のグラフト重合体、ポリアクリル酸の架橋物、ビニルアルコールとアクリル酸の共重合体など適宜に利用できる。尚、通気性ネット4を少なくとも備えて構成される保持手段は、開口部2a(上方)の周縁に縫製して設けることもできる。
【0009】
装着部材3は、リング6を挿通して帯状部材を二つ折にし、重ね合わせた端部を被覆体2の側壁に縫製して形成したものである。これにより、ハンガーベルト9がフック8を介して取り付けられる。図1には、装着部材3を一方の側壁に設けて示しているが、左右両側に設けること、もしくは、ハンガーベルト9を直接、被覆体2に縫製することなど適宜実施できるものである。これにより、ハンガーベルト9で鞄やリュックサック等の携帯品に装着できる。尚、ハンガーベルト9は、鞄やリュックサック等に装着するものであるが、手で吊下げて持つこともできるようにその長さが調節できるものとなっている。
【0010】
図2は、携帯用傘ホルダー10の背面を示した背面図である。また、図2の(a)は、装着部材7が閉じた状態を示し、(b)は、装着部材7が開いた状態を示している。傘ホルダー10の背面に取り付けられる装着部材7は、帯状部材の中央部が被覆体2に縫製されており、その上下部は自由端となっている。装着部材7の上部には、開いた状態で、面ファスナー7aが表面に設けられ、下部の装着部材7には、その背面に面ファスナー7bが設けられている。携帯品に装着させる際には、それぞれの面ファスナー7a、7bを重ね合わせることにより、その内部に閉じた空間(図3参照)を形成し、携帯品の取っ手や、ベルトなどに装着させる。尚、装着部材7の上下部に設けられる面ファスナー7a、7bは、それぞれ表面、背面を逆にして設けられてもよい。
【0011】
図3は、携帯用傘ホルダー10の側面を示したものであり、折畳み傘が収納された状態である。図4は、通常の傘を携帯用傘ホルダー10に挿通させて保持した状態を示したものである。特に、図3においては、通気性ネット4の下方の開口縁4cは縮められており、その状態で折畳み傘が保持されている。また、携帯用傘ホルダー10は、少なくとも傘に接触する内部が撥水性を備えて構成されることがよく、ゴムや合成樹脂が好適に利用できる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
即ち、本発明の携帯用傘ホルダーは、通常の長尺な傘、及び、折畳み傘を携帯品に装着させて保持することができ、また、折畳み傘を保持して収納した状態で、開口部を覆い、留めることができる。
通気性ネットが縫製された携帯用傘ホルダーは、雨で濡れた傘から、雨水を適度に落下させながら傘を保持するので、保持された傘は直ぐに乾くものとなる。
通気性ネットを吸水性樹脂で形成することにより、傘から滴る雨水は、通気性ネットで吸収され、雨水を外に漏らさないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯用傘ホルダーの正面図である。
【図2】携帯用傘ホルダーの背面図であり、(a)は、装着部材が閉じた状態を示し、(b)は、装着部材が開いた状態を示したものである。
【図3】折畳み傘が収納されていることを示した携帯用傘ホルダーの側面図である。
【図4】通常の傘を保持させた状態を示した携帯用傘ホルダーの側面図である。
【符号の説明】
1 シート本体
2 被覆体
2a 開口部(上部)
2b 開口部(下部)
3、7 装着部材
4 通気性ネット
4a 紐
4b 係止具
4c 開口縁
5a、5b 面ファスナー
6 リング
7a、7b メンファスナー
8 フック
9 ハンガーベルト
10 携帯用傘ホルダー
A 傘
【発明の属する技術分野】
本発明は、鞄、リュックサックなどの携帯品や、自転車等に、傘が取り付けられるようにした傘ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
傘を持ち歩く際に、折畳み傘であった場合は、通常、鞄やリュックサック等に入れるが、雨で濡れた傘は、鞄やリュックサック等に収納できないので、折り畳んで手で持ち歩くことになる。このような場合、片手が濡れること、及び、傘を持つことによる不自由さがあり、このような不自由さを解消するものとして、携帯用傘ホルダーが開示されている。実用新案登録第3054653号公報は、携帯時に、折畳んだ傘を差し込むことができる筒状の傘ホルダーであって、装着帯体、及び、筒状の筒孔の大きさを調整し得るように設けた筒孔調整帯体を備えて構成され、さらに、傘ホルダーの下端部には、有底の袋体を設けたものである。しかし、筒孔調整帯体や、有底の袋体は、雨水をその袋内に閉じ込めるものであるので、不用意に、貯留させた雨水を一度に流出させてしまうことがあるなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、通常の長尺な傘、及び、折畳み傘が、雨で濡れた状態であっても、鞄やリュックサック等の外側に取り付けられ、傘を乾かしながら携帯できる傘ホルダーを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、傘を内部に保持して携帯するために、少なくとも傘に接触する内部を撥水性部材で構成した傘ホルダーであって、該傘ホルダーは、シート状に形成した長尺なシート本体と、前記シート本体の正面で、前記シート本体に接続されて上下に開口部が形成されるように設けた被覆体と、前記開口部に設けた傘の保持手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記被覆体が、前記シート本体両側で左右を縫製して形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記保持手段が、重ねて折畳んだ一端を下方の前記開口部に縫製して設けた通気性ネットと、該通気性ネットの重ね合わせ間に挿通した紐と、該紐を所要個所において係止する係止具と、を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記通気性ネットが、傘から滴る雨水を吸収するように、吸水性樹脂で形成したことを特徴とする。
請求項5に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記被覆体が前記シート本体の上部が上方の前記開口部を覆うように取り付けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記シート本体の上部に、前記被覆体と係合するように、面ファスナーが設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の本発明の携帯用傘ホルダーは、前記シート本体及び/又は前記被覆体に、携帯品に装着できるように装着部材が設けられていることを特徴とする。
【0005】
これにより、通常の長尺な傘、及び、折畳み傘が、雨で濡れた状態であっても、携帯品の外側に取り付けて携帯できる。また、傘の保持手段が、通気性ネットを含み構成されているので、傘の乾きが早いものとなる。
通気性ネットが、吸水性樹脂で形成されたものは、傘から滴る雨水を吸収するので、雨水を外に漏らさないものとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の携帯用傘ホルダー10を示した正面図である。この図に示すように、携帯用傘ホルダー10は、シート状に形成した長尺なシート本体1と、その正面に設けられた被覆体2と、鞄やリュックサック等の携帯品に装着できるように設けられた装着部材3と、シート本体1と被覆体とで形成される開口部2b(下方)に設けられた通気性ネット4と、を備えている。被覆体2は、シート本体1に、その左右が縫製されて形成されており、これにより、被覆体2は、シート本体1と共に筒状の空間を形成し、その空間内部に折畳み傘を収納して保持できるようにしたものである。また、通常の傘であった場合でも、傘を挿通して保持できるようにしたものである。
【0007】
シート本体1に設けられる被覆体2は、シート本体1の上方部分が、シート本体1と被覆体2とで形成される開口部2a(上方)を覆った状態で留められるように、十分な長さを残して取り付けられる。即ち、シート本体1の上部および被覆体2には、互いに係合する面ファスナー5a、5bが設けられており、シート本体1が、被覆体2に留められるようになっている。したがって、開口部2aから挿入されて収納された折畳み傘などは、シート本体1の上部で覆われて収納される。
【0008】
シート本体1と被覆体とで形成される開口部2b(下方)に設けられた通気性ネット4は、傘を保持させる保持手段としての機能を備えて形成されている。保持手段は、ポリエステル製のネット部材を二つ折にし、重ね合わせた端部を開口部2b(下方)の周縁に縫製した通気性ネット4と、折り曲げられたネット部材の内側に挿通させて設けた紐4aと、この紐4aを挿通して設けた係止具4bと、を備えて構成され、これにより、紐4aを引き寄せて適宜係止させて、通気性ネット4の下方の開口縁4cを縮めるものである。即ち、その開口縁4cを縮めた状態で維持できるので、挿通させた傘、もしくは収納した傘を保持することができる。また、通気性ネット4は、撥水性を備えた合成樹脂で網状に形成されるので、雨で濡れた傘を保持しても、雫を適度に落下させながら、保持された傘を直ぐに乾かすことができるものとなっている。このような通気性ネット4において、通気性ネット4を吸水性樹脂で形成してもよい。吸水性樹脂としては、澱粉とアクリル酸のグラフト重合体、ポリアクリル酸の架橋物、ビニルアルコールとアクリル酸の共重合体など適宜に利用できる。尚、通気性ネット4を少なくとも備えて構成される保持手段は、開口部2a(上方)の周縁に縫製して設けることもできる。
【0009】
装着部材3は、リング6を挿通して帯状部材を二つ折にし、重ね合わせた端部を被覆体2の側壁に縫製して形成したものである。これにより、ハンガーベルト9がフック8を介して取り付けられる。図1には、装着部材3を一方の側壁に設けて示しているが、左右両側に設けること、もしくは、ハンガーベルト9を直接、被覆体2に縫製することなど適宜実施できるものである。これにより、ハンガーベルト9で鞄やリュックサック等の携帯品に装着できる。尚、ハンガーベルト9は、鞄やリュックサック等に装着するものであるが、手で吊下げて持つこともできるようにその長さが調節できるものとなっている。
【0010】
図2は、携帯用傘ホルダー10の背面を示した背面図である。また、図2の(a)は、装着部材7が閉じた状態を示し、(b)は、装着部材7が開いた状態を示している。傘ホルダー10の背面に取り付けられる装着部材7は、帯状部材の中央部が被覆体2に縫製されており、その上下部は自由端となっている。装着部材7の上部には、開いた状態で、面ファスナー7aが表面に設けられ、下部の装着部材7には、その背面に面ファスナー7bが設けられている。携帯品に装着させる際には、それぞれの面ファスナー7a、7bを重ね合わせることにより、その内部に閉じた空間(図3参照)を形成し、携帯品の取っ手や、ベルトなどに装着させる。尚、装着部材7の上下部に設けられる面ファスナー7a、7bは、それぞれ表面、背面を逆にして設けられてもよい。
【0011】
図3は、携帯用傘ホルダー10の側面を示したものであり、折畳み傘が収納された状態である。図4は、通常の傘を携帯用傘ホルダー10に挿通させて保持した状態を示したものである。特に、図3においては、通気性ネット4の下方の開口縁4cは縮められており、その状態で折畳み傘が保持されている。また、携帯用傘ホルダー10は、少なくとも傘に接触する内部が撥水性を備えて構成されることがよく、ゴムや合成樹脂が好適に利用できる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
即ち、本発明の携帯用傘ホルダーは、通常の長尺な傘、及び、折畳み傘を携帯品に装着させて保持することができ、また、折畳み傘を保持して収納した状態で、開口部を覆い、留めることができる。
通気性ネットが縫製された携帯用傘ホルダーは、雨で濡れた傘から、雨水を適度に落下させながら傘を保持するので、保持された傘は直ぐに乾くものとなる。
通気性ネットを吸水性樹脂で形成することにより、傘から滴る雨水は、通気性ネットで吸収され、雨水を外に漏らさないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯用傘ホルダーの正面図である。
【図2】携帯用傘ホルダーの背面図であり、(a)は、装着部材が閉じた状態を示し、(b)は、装着部材が開いた状態を示したものである。
【図3】折畳み傘が収納されていることを示した携帯用傘ホルダーの側面図である。
【図4】通常の傘を保持させた状態を示した携帯用傘ホルダーの側面図である。
【符号の説明】
1 シート本体
2 被覆体
2a 開口部(上部)
2b 開口部(下部)
3、7 装着部材
4 通気性ネット
4a 紐
4b 係止具
4c 開口縁
5a、5b 面ファスナー
6 リング
7a、7b メンファスナー
8 フック
9 ハンガーベルト
10 携帯用傘ホルダー
A 傘
Claims (7)
- 傘を内部に保持して携帯するために、少なくとも傘に接触する内部を撥水性部材で構成した傘ホルダーであって、
該傘ホルダーは、シート状に形成した長尺なシート本体と、
前記シート本体の正面で、前記シート本体に接続されて上下に開口部が形成されるように設けた被覆体と、
前記開口部に設けた傘の保持手段と、を備えたことを特徴とする携帯用傘ホルダー。 - 前記被覆体は、前記シート本体両側で左右を縫製して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用傘ホルダー。
- 前記保持手段は、重ねて折畳んだ一端を下方の前記開口部に縫製して設けた通気性ネットと、該通気性ネットの重ね合わせ間に挿通した紐と、該紐を所要個所において係止する係止具と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯用傘ホルダー。
- 前記通気性ネットは、傘から滴る雨水を吸収するように、吸水性樹脂で形成したことを特徴とする請求項3に記載の携帯用傘ホルダー。
- 前記被覆体は、前記シート本体の上部が上方の前記開口部を覆うように取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携帯用傘ホルダー。
- 前記シート本体の上部には、前記被覆体と係合するように、面ファスナーが設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯用傘ホルダー。
- 前記シート本体及び/又は前記被覆体には、携帯品に装着できるように、装着部材が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の携帯用傘ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378749A JP2004208735A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | 携帯用傘ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378749A JP2004208735A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | 携帯用傘ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004208735A true JP2004208735A (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=32815493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002378749A Pending JP2004208735A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | 携帯用傘ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004208735A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2452560A (en) * | 2007-09-06 | 2009-03-11 | Roy Leo Leonello Dunthorne | An umbrella bag |
JP2012024208A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Yamazaki Corp | 傘袋 |
KR200472602Y1 (ko) | 2014-02-18 | 2014-05-09 | 박한영 | 우산케이스 |
CN104705935A (zh) * | 2013-12-11 | 2015-06-17 | 姚秀珍 | 一种便利伞套的制作方法 |
JP6347018B1 (ja) * | 2017-10-11 | 2018-06-20 | 三尾子 蔵根 | 傘収納具付き杖 |
JP2019000602A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | はるみ 高橋 | 折りたたみ傘収納袋 |
KR102571236B1 (ko) * | 2022-11-18 | 2023-08-25 | 김재한 | 백팩형 가방 |
-
2002
- 2002-12-26 JP JP2002378749A patent/JP2004208735A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2452560A (en) * | 2007-09-06 | 2009-03-11 | Roy Leo Leonello Dunthorne | An umbrella bag |
JP2012024208A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Yamazaki Corp | 傘袋 |
CN104705935A (zh) * | 2013-12-11 | 2015-06-17 | 姚秀珍 | 一种便利伞套的制作方法 |
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JP2019000602A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | はるみ 高橋 | 折りたたみ傘収納袋 |
JP6347018B1 (ja) * | 2017-10-11 | 2018-06-20 | 三尾子 蔵根 | 傘収納具付き杖 |
JP2019072439A (ja) * | 2017-10-11 | 2019-05-16 | 三尾子 蔵根 | 傘収納具付き杖 |
KR102571236B1 (ko) * | 2022-11-18 | 2023-08-25 | 김재한 | 백팩형 가방 |
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