JP3062323U - リュックサック - Google Patents

リュックサック

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JP3062323U
JP3062323U JP1999001686U JP168699U JP3062323U JP 3062323 U JP3062323 U JP 3062323U JP 1999001686 U JP1999001686 U JP 1999001686U JP 168699 U JP168699 U JP 168699U JP 3062323 U JP3062323 U JP 3062323U
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JP
Japan
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rucksack
pocket
opening
waterproof cover
back plate
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JP1999001686U
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English (en)
Inventor
孝志 数間
Original Assignee
株式会社数間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用で軽量な防水カバーを予めリュックサッ
クに付属させ、不意の雨でも確実に防水できるリュック
サックを提供する。 【解決手段】 リュックサック本体(10)の底面(1
3)部位に、背板(11)の下辺に沿う開口部(14)
を有したポケット(12)を設ける。そして、上記ポケ
ット(12)内には、リュックサック本体(10)を、
その背板(11)を残して被包する防水カバー(20)
を収納し、この防水カバー(20)の端部の一部を、ポ
ケット(12)内の上記開口部(14)の内側に縫着し
てなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はリュックサックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、リュックサックは、撥水性の生地、または防水性の生地で製造されて いるので、雨が降っても収納物が濡れることが無いとされている。しかし、防水 性能をあまり追求すると、体裁が悪くなったり、通気性が無くなり背中に背負っ た際に暑い苦しい感じがすること等から、適宜な撥水性を有する生地で製造され る場合が多く、長時間強い雨にあたると防水性が保障できないのが一般的である 。また、長期間使用したリュックサックはどうしても防水性又は撥水性が低下し 、定期的に撥水剤等を噴霧して防水性又は撥水性を保つ必要性があるとされてい る。
【0003】 そこで、雨が予想される場合は、別途防水カバーを用意して、雨が降ってきた らこの防水カバーをリュックサックに被せて使用するようになしているが、この 別途用意する防水カバーは、汎用性を高めるため比較的大型に製造されていて嵩 張ると共に、重たいという問題点が指摘されている。また、不意の雨で、この防 水カバーを携帯していない場合は、無論、役立たないものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、専用で軽量な防水カバー を予めリュックサックに付属させ、不意の雨でも確実に防水できるリュックサッ クを提供することを課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は上記課題を達成するため、リュックサック本体10の底面1 3部位に、背板11の下辺に沿う開口部14を有したポケット12を設け、上記 ポケット12内には、リュックサック本体10を、その背板11を残して被包す る防水カバー20を収納し、上記防水カバー20の端部の一部を、ポケット12 内の上記開口部14の内側に縫着してなる技術的手段を講じたものである。
【0006】 それ故、本考案リュックサックは、外見状は一般のリュックサックと異なると ころがないが、常にポケット12内に防水カバー20を収納して携行(一体的に 取り付けられるので、うっかり忘れることも無い。)できる作用を呈する。
【0007】 そして、リュックサック使用中に雨が降ってきた場合は、この防水カバー20 を取出し、リュックサック本体10に被せることで、リュックサック内の品物は 、防水カバー20とリュックサック本体10とで二重に防水されて、濡れること がないという作用を呈するものである。
【0008】 次に、「請求項2」の考案は、リュックサック本体10の底面13部位に内底 13aを設けて二重底となし、背板11の下辺に沿って該二重底の開口部14を 背板11の略全幅に渡って設け、この開口部14には開閉用のスライドファスナ ー15を取り付け、底面13と内底13aとの間をポケット12となし、防水性 生地21の周縁に、伸縮性を有した帯材22を該防水性生地21に襞を寄せて縫 合して、リュックサック本体10をその背板11を残して被包するように成した キャップ状の防水カバー20を、上記ポケット12内に収納し、上記防水カバー 20の端部の一部を、ポケット12内の開口辺内側に縫着してなる技術的手段を 講じたものである。
【0009】 それ故、本考案リュックサックは、上記「請求項1」の作用に加えて、底面1 3部位に内底13aを設けて開閉用のスライドファスナー15を取り付けるのみ で、ポケット12を形成でき、比較的大きな防水カバー20をも収納できるスぺ ースを容易に確保できる作用を呈する。
【0010】 そして、この防水カバー20は、防水性生地21の周縁に、伸縮性を有した帯 材22を防水性生地21に襞を寄せて縫合して、リュックサック本体10をその 背板11を残して被包するように成したキャップ状となしたので、リュックサッ ク本体10に容易確実に着脱可能となる作用を呈するものである。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。図中10がリュ ックサック本体である。このリュックサック本体10は従来公知なものが使用で き、その材質,大きさ,形状は特に限定されるもので無く、一対の背負帯16、 16で背負うようになしたものであればよく、従来、ナップザック、デイバッグ と称される背負式の鞄も、特に本考案より除外する理由は無い。なお、「図1」 例のリュックサックはウエストバンド17、17を有してなる。
【0012】 そして、本考案は、上記リュックサック本体10の底面13部位に、背板11 の下辺に沿う開口部14を有したポケット12を設けてある。このポケット12 は、底面13の内面側または、後面側のいずれに設けてもよく、その大きさ及び 形状は適宜に設定すればよいが、図示例では、底面13部位に内底13aを設け て二重底となし、背板11の下辺に沿って該二重底の開口部14を設けて、この 底面13と内底13aとで該底面13の全面形状のポケット12を形成してなる 。なお、この内底13aは、濡れた後記する防水カバー20をポケット12内に 収納することが想定できるので、防水性の生地を使用するのが望ましいのは無論 である。
【0013】 そして、上記ポケット12内には、リュックサック本体10を、その背板11 を残して被包する防水カバー20を収納してある。この、防水カバー20は、従 来、リュックサックの防水カバーとして別途販売されているものを使用してもよ いが、これらリュックサックとは別に用意された防水カバーは汎用性を広げる溜 め比較的大きく形成され、生地も厚く嵩張るものであるため、本考案では生地を 薄くし、リュックサックに最大量を収納した際のリュックサックの大きさを想定 して、その際でも被せることのできる必要最低限の大きさに設定してある。
【0014】 なお、この防水カバー20は、背板11面には背負帯16,16等が有って、 カバーしにくいことと、この背板11面はリュック使用時は使用者の背中に接触 しているので雨にはほとんど濡れないため、背板11を残してリュックサック本 体10にキャップ状に被せるようになしてある。
【0015】 そして、リュックサック本体10にキャップ状に被せると、脱落することがあ るため、一般的にはキャップ状の開口縁を、縁に通した緊締紐で開口量を狭める ように緊締するか、予め、ゴム帯等の伸縮性の帯材22をキャップ状の開口縁に 沿わせて防水カバー20に生地に襞24,24,24・・・(図2参照)を寄せ て配しておき、該開口を予め狭めて形成し、使用時には該帯材22を伸ばしてリ ュックサック本体10に着装するようになしてある。
【0016】 そして、上記防水カバー20の端部の一部を、ポケット12内の上記開口部1 4の内側に縫着してなる。すなわち、この防水カバー20は、端部の一部を、ポ ケット12内の上記開口部14の内側に縫着してなるので、その全てをポケット 12内に収納できるようになしてある。また、防水カバー20の端部の一部を開 口部14の内側に縫着したので、ポケット12内より取り出した防水カバーは、 リュックサック本体10より取り外すことはできないが、リュックサック本体1 0に被せることはできるものである。
【0017】 上記、防水カバー20の開口部14の内側への縫着を「図3」例で説明すると 、背板11は、表地11aと裏地11bとの間にクッション材11cを介装して 構成され、該表地11aと裏地11bとの周縁を縫い糸30で縫合してある。そ して、この縫合に際して背板11の下辺には一方側ファスナー条15aと、防水 カバーの端部の一部(「図2」に下辺23として示す部位)と、内底13aとを 共に縫合してある。なお、底面13の背板11に対向する辺には他方側ファスナ ー条15bを縫着して、両ファスナー条15a、15bで、ポケット12の開口 部14を開閉可能となしている。
【0018】 次ぎに、「請求項2」の考案は、リュックサック本体10の底面13部位に内 底13aを設けて二重底となし、背板11の下辺に沿って該二重底の開口部14 を背板11の略全幅に渡って設け、この開口部14には開閉用のスライドファス ナー15を取り付け、底面13と内底13aとの間をポケット12となしてある 。すなわち、本考案では、ポケット12はその開口部14を背板11の下辺に沿 わせてその全幅に渡って設け、かつ、開口部14はスライドファスナー15で開 閉することができるようになしてある。
【0019】 そして、防水性生地21の周縁に、伸縮性を有した帯材22を該防水性生地2 1に襞を寄せて縫合して、リュックサック本体10をその背板11を残して被包 するように成したキャップ状の防水カバー20を、上記ポケット12内に収納し てある。すなわち、前記したように、本考案の防水カバー20は開口周縁にゴム 帯等の帯材22を設けて、予めキャップ状の開口を狭めたものを使用している。 なお、防水性生地21の周縁に、伸縮性を有した帯材22を該防水性生地21に 襞を寄せて縫合するのは、帯材22を伸張させた状体で防水性生地21に縫着し 、該帯材22を伸張させる力を解くことで生地に襞が寄るようになしてあるのは 従来と同じである。
【0020】 そして、上記防水カバー20の端部の一部を、ポケット12内の開口辺内側に 縫着してなるのは「請求項1」と同じである。なお、この縫着は、図示しない、 係止具またはスライドファスナーによる着脱可能な連結に変えてもよいが、着脱 があまり容易な方法での連結は、該防水カバー20を外したまま忘れることもあ るので、望ましいものではない。また、前記伸縮性を有した帯材22は、キャッ プ状の開口縁全周に渡って設ければよいが、ポケット12内の開口辺内側に縫着 する部位には該帯材22を省略しても無論差し支えない。
【0021】 尚、本考案のリュックサックは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく 、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ る。
【0022】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案の請求項1〜2記載のリュックサックによれば、 常に防水カバーがリュックサックに一体的に取り付けられ、必要時必ず使用でき 、防水カバー20は、各リュックサック専用であるので無意味に大きくする必要 性が無く、安価に、コンパクトに実施できるという優れた効果を有するものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案リュックサックの一実施例を示す背面図
である。
【図2】本考案に使用される防水カバーの斜視図であ
る。
【図3】「図1」のA‐A線部位断面図である。
【符号の説明】
10 リュックサック本体 11 背板 12 ポケット 13 底面 13a 内底 14 開口部 15 スライドファスナー 20 防水カバー 21 防水性生地 22 帯材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リュックサック本体(10)の底面(1
    3)部位に、背板(11)の下辺に沿う開口部(14)
    を有したポケット(12)を設け、 上記ポケット(12)内には、リュックサック本体(1
    0)を、その背板(11)を残して被包する防水カバー
    (20)を収納し、 上記防水カバー(20)の端部の一部を、ポケット(1
    2)内の上記開口部(14)の内側に縫着してなるリュ
    ックサック。
  2. 【請求項2】 リュックサック本体(10)の底面(1
    3)部位に内底(13a)を設けて二重底となし、背板
    (11)の下辺に沿って該二重底の開口部(14)を背
    板(11)の略全幅に渡って設け、この開口部(14)
    には開閉用のスライドファスナー(15)を取り付け、
    底面(13)と内底(13a)との間をポケット(1
    2)となし、 防水性生地(21)の周縁に、伸縮性を有した帯材(2
    2)を該防水性生地(21)に襞を寄せて縫合して、リ
    ュックサック本体(10)をその背板(11)を残して
    被包するように成したキャップ状の防水カバー(20)
    を、上記ポケット(12)内に収納し、 上記防水カバー(20)の端部の一部を、ポケット(1
    2)内の開口辺内側に縫着してなるリュックサック。
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