JPH10506566A - 運搬ケース付きの携帯用下着乾燥器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この発明は、上面中央に配置された開口（２６）を備える支持部材（１０，１４，６０）を有する携帯可能な下着用乾燥器に属する。軽量でありながら耐久性のある空気親和性の下着用バッグ（１８）が、支持部材（１０，１４，６０）の底面において開口（２６）の周囲に固定される。弾性部材（２８）が、上記支持部材（１０，１４，６０）の裏面において開口（２６）を包囲し、気密な関係において、ヘアードライヤー（２２）の胴部を、密接状態で収容する。調節可能な一組のストラップ（２０）は、支持部材（１０，１４，６０）の側面に固定されており、下着用バッグが支持部材（１０，１４，６０）の真下に自由に吊り下がるように、支持部材（１０，１４，６０）を支える。湿った下着はバッグ（１８）の内側に吊り下げられ、ヘアードライヤーが作動される。好ましい具体例においては、折り畳まれたフラップ（１６，１７）が支持部材（１４）から延出して、下着乾燥器が使用されないとき、支持部材（１４）の底面と緊密に向きあう下着用バッグ（１８）を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】 運搬ケース付きの携帯用下着乾燥器 発明の技術的背景 この発明は、下着乾燥デバイスに関し、もっと特定すれば、下着に乾燥熱風を もたらす携帯用ヘアードライヤーユニットを用いる携帯可能な下着乾燥デバイス に関する。 衣類を乾燥するための衣類乾燥バッグにヘアードライヤーユニットを使用する ことが知られている。1966年8月9日A.S.Mooreに付与されたUS特許第3,264,755号 は、ヘアードライヤーユニットを備えた衣類乾燥用バッグを使用することを開示 している。このバッグは、上部開口を備えており、この開口を介してハンガーの 頸部が内部に挿入されてバッグがロッドに吊り下げられる。乾燥対象である衣類 は、次いで、バッグ内部においてハンガーの弓状部に装着される。底部開口が、 ヘアードライヤーユニットに適合するホースを収容するのに好適である。熱風が 上方に向かって流されバッグに設けられた開口２１から流出する。同特許に記載 されたバッグが不使用時には折り畳まれるが、付属の運搬ケースまたはカバーを 持たない点に注目すべきである。さらに、ドライヤーはその作動中は、ヘアドラ イヤーユニットをバッグ内に取り入れるための底部の入り口が原因となって、連 続して作動させなければならないように思われる。 さらに、別の下着乾燥用バッグが、1986年2月25日、W.T.Jordanに付与されたU S特許第4,572,364号に開示されている。ここでは、運搬用と乾燥用とを兼ねる１ つの下着用バッグが、ヘアードライヤーユニットの胴部を挿入するために、可撓 性の丸い開口を備える。衣類を乾燥する時は、ヘアードライヤーユニットを絶え ず手で支えていなければならない点は注目に値する。さらには、バッグは、使用 しない時は、別のスーツケースなどに収納しなければならず、収納に便利とはい えない。また、明らかに、本件出願にいう意味においては、携帯に優れるとはい えない。 ドライヤーが、手荷物や財布内に置いたり、運んだりできる固有の運搬ケース を有する携帯可能な下着乾燥器を提供することがこの発明の広範な目的の１つで ある。 ヘアドライヤーの様々なモデルに適合し、ユーザーが連続的に作動させなくと も、作動状態にあるヘアードライヤーユニットを支え、安定させることができる 携帯可能な下着乾燥器を提供することが、この発明の別の重要な目的の１つであ る。 ヘアードライヤーと下着バッグとの直接接触を最小化するとともに、シャワー カーテンロッドとも、ドアとも共用できる点を含む、様々な状況の下における使 用に適合した携帯可能な下着乾燥器を提供することが、この発明の重要な目的の １つである。 この発明のその他の利点は多様な図面に関連する詳細な説明を読んだ後に明ら かになるであろう。 発明の概要 この発明の携帯可能な下着乾燥器は、中央に配設された開口を備える実質的に 硬質の支持部材をを有しており、ヘアードライヤーの胴部がこの開口から挿入さ れる。この開口は弾性を備えているので、寸法の異なるヘアードライヤーの胴部 を受け入れることが可能である。１つの代替具体例においては、この開口は、内 側に向かう径方向のセグメントを有する指部材を備えるグロメット状の部材を備 えており、これらは可撓性を持ち、ヘアードライヤーユニットの外周と接し、こ れを支持する。支持ベースに取り付けた一組のストラップが乾燥器ユニットをシ ャワーカーテンロッドまたはドアの上端縁部に吊り下げるために用いられる。下 着を収容するバッグは、ベース部材の真下に設けられ前記開口と通じる。支持ベ ースが、支持構造体に宙吊りにされたとき、下着用バッグは、支持ベースの真下 で自由に吊り下がる。乾燥対象である下着は、バッグが宙吊りにされたとき、バ ッグ内に置かれ、バッグ内のハンガーに吊り下げられる。ヘアードライヤーユニ ットの胴部は開口内に挿入され、これはグロメット状部材によって、その位置に 広く支持される。しかしながら、このストラップは、また、ヘアードライヤーユ ニットとの間の接触安定関係をもたらすので、ヘアードライヤーからの熱風のジ ェット流によって発生する反作用力がヘアードライヤーユニットをその位置から 実質的に移動することはできない。支持ベース部材もまた、乾燥器が使用されな いとき、その底面を取り囲む四方にフラップを備える。下着用バッグは、軽量で ありながら高度に可撓性を備えるような素材から構成され、このバッグは前記の 底面と向き合う必須的に偏平な形状に折り畳まれて、フラップによって覆われる 。ストラップも、長さを短縮することができ、閉鎖位置においてフラップと下着 用バッグを一層しっかり固定するために支持ベース部材の周囲で包まれる。 図面の説明 第１図は、想像線で描いたヘアードライヤーとともにシャワーカーテンロッド またはクロゼットポールに吊り下げられたこの発明の携帯可能な下着乾燥器の斜 視図である。 第２図は、開いた状態にあるエンクロージャーフラップを備える支持構造体に 取り付けられる以前のこの発明の携帯可能な下着乾燥器の上面図である。 第３図は、閉じた状態にあるフラップを備える第２図の乾燥器の底面図である 。 第４図は、閉じた状態にあるフラップを備える第１図の乾燥器の側面図である 。 第５図は、自由に吊り下げられた下着用バッグを備えるロッドに吊されたこの 発明の下着乾燥器と、その胴部とともに下着用バッグの内部に挿入されたヘアー ドライヤーユニットの正面図である。 第６図は、フラップが開いた状態にあるこの発明の下着乾燥罪の上面斜視図で ある。 第７図は、下着用バッグが偏平状に折り畳まれ、フラップは開いた状態にある この発明の下着乾燥器の底面斜視図である。 第８図は、第５図の側面図で、ドライヤーユニットと向き合ってこれを安定す るストラップ取り付け部を示す。 第９図は、乾燥器をドアの上端部に吊り下げることを可能にする取り付け構造 体を備える第８図と同様な図である。 第１０図は、下着乾燥器の不使用時には下着用バッグとストラップが畳み込ま れる運搬用ケースの代替具体例の斜視図である。 第１１図は、下着用バッグの不使用時の第１０図の運搬用ケースの斜視図であ る。 第１２図は、第１１図の運搬用ケースの底面図である。 第１３図は、運搬用ケースの内部にある折り畳まれたバッグを示す、ジッパー を開いた底部フラップを有する運搬用ケースの側面図である。 第１４図は、下着用バッグを囲むグロメットを示す第１０図の具体例の側面図 である。 好ましい具体例の詳細な説明 第１図に斜視図で示すクロゼットポールまたはシャワーロッド１２に吊り下げ られた符号１０によって一般的に示すこの発明の下着乾燥器は、以下の主要なコ ンポネントから構成される。すなわち、中央ベース部材１４、下着収容バッグ１ ８、ベース部材１４から延出する２組のフラップ１６、１７、ロッド１２の周り に固定された一組のストラップ２０である。ヘアードライヤーユニット２２は、 ベース部材１４の上方に想像線で描いてある。下着収容バッグ１８は、ベース部 材１４に取り付けられて、これから延出しており、バッグ１８の内部に所望どお りにアクセスすることを可能にするジッパー２４を備える。 恐らくは、第２図の上面図と第４図の側面図に最もよく示されているように、 ベース部材１４は、長方形をなす薄い厚さのプラテンである。この部材の幅と長 さは、約５〜７インチの中間の値であることが好ましく、その厚さは約１／４イ ンチより小さいことが好ましい。ベース部材１４は、軽量でヘアードライヤーユ ニットと乾燥対象である下着とを充分に支持できる固さを備え、不必要に撓まな いことが望ましい。ベース部材１４には、高密度のプラスチック素材、例えば高 密度ポリオレフィンが適切であることが判っている。ベース部材１４はさらに、 中央に位置する丸い開口２６を規定しており、この開口２６を越えた位置にグロ メット状の収容部材２８が配設される。部材２８は、部材１４の上面に固定され 、可撓性の素材から作られ複数個のセグメントを備える構造をしており、部材２ ８の中心に向かって径方向に延出する可撓性の指部材３０が開口３２を規定する 。部材２８は、ヘアードライヤーユニット２２の胴部２２ａを収容し、指部材３ ０が、撓んで前記の胴部と隣り合い、第５図に示すようにヘアードライヤーユニ ット２２に対する支持体となる。 第２図の上面図と第３図のベース部材１４の底面図に立ち戻れば、ベース部材 １４が布３４に覆われていることが判る。フラップ１６、１７は、布３４の延出 部であってよく、ベース部材１４に下で折り畳まれる。下側のフラップ１６は、 ベース部材１４の下側を完全に覆い、他方において上側フラップ１７は折り畳ま れた時僅かに重なるように形状・寸法が決められ、フラップを定位置に固定する ようにフックとループのファスナー３６、３７を備えている。ストラップ２０は 、布３４に直接縫着されるか、ベース１４に直接固定される。ストラップ２０は 、指部材ロックファスナー３８、３９によって一緒に締着され、ストラップ２０ の長さは調節自在のバックル４０の使用によって調節される。フラップ１６、１ ７が第３図に示すように定位置に固定されると、ストラップ２０は部材１４の周 囲に折り曲げられて、部材１４の形状と緊密に一致するように短縮されて締着さ れる。これが、フラップに一層の固定状態をもたらし、同時にまた、乾燥器１０ を運搬するための便利なハンドルを提供する。 第５図の点線は、バッグ２４の内側に位置して、コード４６を巡ってハンガー ４４に吊り下げられた下着４２を示す。コード４６の両端部は、ベース部材１４ に固定されており、下着が胴部２２ａの下方数インチの場所に吊り下げられるた めには充分に長い。バッグ２４の（図示しない）上面開口端部は、布３４に、好 ましくは縫着によって取り付けられてベース１４の下側面となり、開口２６を囲 む。熱風が下着４２の周囲を有効に流れることができるように、バッグ２４は、 その上部と底部に複数個のエアベントすなわち空気逃し孔を備えている。 この発明の明瞭な利点は、上に述べたヘアドライヤーユニット２２の配置と、 ヘアドライヤーユニットと下着用バッグとが直接には接触しない点である。そう でない場合には、ユニットの直熱とユニットから排出される熱風のジェット流に 起因する反力が、包装に適うように軽くて柔らかい下着用バッグに有害な影響を 及ぼすであろう。ベース部材１４によるユニット２２にもたらされる直接の支持 構造は、そのような破壊的な悪影響を最小限度に止どめるであろう。しかしなが ら、ユニット２２を、特に作動中に、さらに一層安定させるために、一組のスト ラップ２０が第８図に示すように、ヘアドライヤーユニット２２の本体と接する 。この一層の安定化構造によって本質的に、ユニット２４の完全なス移動性が保 障され、ドライヤー１０が作動中に人手で支える必要がなくなる。 乾燥器１０が使用されないときは、下着用バッグは、第７図に描かれたように 、ベース１４の底面と向き合うように、しっかりと偏平状に折り畳まれる。次い でフラップ１６が、折り畳まれた下着用バッグ２４とフラップ１７と向き合って 閉じるように第３図に示される態様で固定される。上で説明したように、ストラ ップ２０は長さが短縮され、閉鎖用フラップの周囲に締着される。この締着によ って、安全性が一層確保され、乾燥器を運搬する便利なハンドルが形成される。 この乾燥器はコンパクトでかつ軽量なので、容易に運撤することが可能で旅行用 のスーツケース等に収納することができる。 多くの場合、モーテルやホテルの部屋は、我々に利用でき、または便利なクロ セットポールやシャワーカーテンロッドを備えていない。そのような状況の下で 乾燥器を利用する場合に便利なように、手近にあるドアを使用できるような付属 物があれば望ましい。第９図は、１組の支持部材５０の形態をなすそのような付 属物を示しており、支持部材５０のそれぞれは、ストラップ２０の一方と関連す る。第９図の側面図においては、前記支持部材５０の一方だけが示されている。 各支持部材５０は、直線部分５０ｂによって隔てられた一組のＵ字状ブラケット ５０ａと５０ｃとからなる。逆Ｕ字状ブラケット５０ａは、ドア５２の上端部の カップ部材としてし示されている。図示はされていないが、他方のストラップ２ ０と関連する第２の支持部材５０は、第１の支持部材からドアの端部に沿って適 当に離れて配置されている。直線部分５０ｂの他方の端部と一体である直立した Ｕ字状ブラケット５０ｃは、ループを介して、関連ストラップ２０と係合する。 延出部分５０ｂは、バッグが熱風の循環による膨張した状態においても、これを ドア５２と接することがないように自由に吊り下げておくことを可能にする。標 準の厚さ（約１ 1/4 インチ〜１ 5/8 インチ）よりも厚いドアにも適合させるた めに、ブラケット５０ｃが、矢印５６で示す大きな幅を備えており、ブラケット ５０ａが、ループ５４を介してストラップ２０に係合するのに使用されている間 、ブラケット５０ｃが，そのような大きいドアの上端部のカップ状部材として使 用される。支持部材５０が使用されない場合は、これらは例えば、第１図に示さ れる閉鎖可能なポケット５８内にしまわれる。 別の具体例が、第１０図−第１４図に示される。乾燥器ユニットは符号６０で 一般的に示されており、この場合、乾燥器ユニットはコンテナーの底面を形成す る単一のフラップ６２を備えるコンテナーの形状を備える。上部壁６１は開口２ ６を規定する。フラップ６２は、ジッパー６４その他の所望の締着デバイスで、 コンテナーの底部として固定することができる。ストラップ２０は、スナップ部 ６８でコンテナーにスナップ止めされるか固定される。ストラップ２０は、使用 しないときは、乾燥器ユニット６０と一緒に収納される。乾燥器ユニット６０に もまた、その側面に沿う運搬用ハンドル６６が用意される。第１３図と第１４図 に、恐らくは最もよく示されているように、引き紐７２を備える収納用バッグ７ ０は、開口２６の周辺においてユニット６０の上部の底面に固定されるか、例え ば、第１４図に示すように部材２８の下方に向かって突出するリムの周囲取り外 し自在に適合する弾性上部マウスを備える。どちらの構造においても、収納用バ ッグ７０の目的は、不使用時に、下着用バッグ１８を上部壁６１の直ぐ下の面と 向き合って収納することである。 以上の説明を読むならば、ベース部材１４と下着用バッグ２４として機能する 板部材として、様々な素材を使用できることが明らかである。これまでに挙げた ものは、具体例を例示したにすぎない。同様に、使用寸法は、この発明の携行の 便とコンパクト性に適合するために板部材の大きさは小さく維持されることが好 ましいけれども、臨界的な数値ではない。その他の異なった締着部材も明らかに 使用が可能である。さらには、フラップは撓むと説明したが、折り畳まれた場合 の下着用バッグが偏平な形状であっても、これに見合う範囲の寸法に適合するも っと硬質の素材で作ることもできる。ヘアードライヤーの胴部を収容する開口は 、その内側を弾性部材で覆われて、使用されるヘアードライヤーの胴部の径の変 勤に適合するように膨らむことのできるガセットを形成する。代替具体例におい ては、ジッパーによって開閉される単一のフラップが示されている。しかしなが ら、固定手段すなわち締着デバイスとしては、他の異なった形状のフラップを採 用することが可能であることが明らかである。その他の改変は当業者には自明で あろう。このように、この発明の好ましい具体例のみが開示されている点を理解 すべきである。しかし、そのような改変は、ここに説明した発明概念の範囲に入 ると解すべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，Ｈ Ｕ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ヘアードライヤーユニット(22)を収納し、またヘアードライヤーユニット (22)を上面と隣接して装着するように適合する開口(26)を規定する支持部材(14, 61)と、 前記開口(26)の周辺において前記支持部材(14,61)の底面に固定された開放端 部を有し、その側部に沿って選択的に開放される下着収納用バッグ(18)と、 その両端部(39)を一緒に固定するための手段と、前記ストラップ(20)の長さを 変更する手段とを含み、支持構造物(12)を支え、前記下着収納用バッグ(18)を前 記支持部材(14,61)の底面の真下に自由に吊り下げることができる一組の乾燥器 支持用ストラップ(20)と、 不使用時に前記下着収納用バッグ(18)を開閉自在に収納するために前記支持部 材に取り付けられた手段とからなり、前記下着収納用バッグ(18)は、前記下着収 納用バッグ(18)を、前記支持部材(14,61)の前記底面と向き合う偏平な形状に折 り畳むことができるように充分に可撓性を備える素材から作られる、携帯可能な 下着乾燥器。 ２．支持部材が、上面と底面とを規定する上部壁を備えるコンテナーであり、 前記下着収納用バッグ(18)は、不使用時には前記コンテナー内で折り畳まれる 請求の範囲１記載の乾燥器。 ３．前記ストラップ(20)は、前記コンテナーから取り外すことができ、不使用 時には前記コンテナー内に収納される請求の範囲２記載の乾燥器。 ４．前記収納手段は、前記下着用バッグ(18)の不使用時に、前記下着用バッグ (18)を前記コンテナー内に収納し保持するために前記開口(26)の周囲において、 前記底面に取り付けられる包装用バッグである請求の範囲２記載の乾燥器。 ５．前記支持部材は、偏平で硬質の板で、前記下着収納用バッグ(18)の不使用 時に、前記下着収納用バッグ(18)が前記板と向き合って折り畳まれる請求の範囲 １記載の乾燥器。 ６．前記被覆手段は、前記下着用バッグ(18)を閉鎖するための前記底面に取り 付けられた複数のフラップ(16,17)と、乾燥器が使用されない時の前記底面とで ある請求の範囲５記載の乾燥器。 ７．ヘアドライヤー(22)の径の異なる胴部を前記開口(26)を通して挿入するこ とができるように前記開口(26)と隣接して取り付けられる手段(28)を含む請求の 範囲１記載の乾燥器。 ８．下記の(a)(b)(c)(d)(e)からなる携帯可能な下着乾燥器。 (a) 支持部材(14.61)が、開口(26)を規定する手段を有しており、 前記手段は、前記支持部材(14,61)の上面と接するヘアードライヤー(22)の胴 部を前記ベース部材とともに気密状態で収容するのに適合している、 (b) 実質的に閉じられた空気親和性の下着用バッグ(18)は、前記支持部材(14,61 )に取り付けられ、前記支持部材(14,61)の底面上で前記開口(26)を実質的に包囲 しており、 前記バッグ(18)は、充分に可撓性を備える素材から作られ、不使用時には、前 記支持部材(14,61)の底面と向き合う実質的に偏平な形状に折り畳まれることが でき、 前記バッグ(18)は、下着を挿入し、取り出すための選択的に開閉することがで きるスリット(24)を備えている、 (c) 少なくとも、１つの支持要素(20)が、前記下着用バッグ(18)を支持構造物(1 2)の真下に自由に吊り下げることができるような、そして、ヘアードライヤーユ ニット(22)の胴部を第１の側から前記開口(26)内に置くことができるような位置 において、前記支持部材を支持構造物(12)に固定するために前記支持部材(14,61 )に取り付けられる、 (d) 被覆手段(16,17,70)は、前記下着用バッグ(18)が前記支持部材の前記底面と 向き合って折り畳まれた時前記下着用バッグを閉じ、前記バッグ(18)を実質的に 偏平な形状に固定するために、前記支持部材(14,61)に取り付けられる、 (e) 下着吊り下げ手段(44,46)は、下着を吊り下げるために前記下着用バッグ(18 )内に位置する、 ９．前記支持部材(14)は、実質的に平面をなし、硬い素材で構成される請求の 範囲８記載の乾燥器。 １０．前記被覆手段は、前記支持部材(14)の真下で折り畳まれた時、前記のバッ グ(18)を収納するための前記底面に固定される複数のフラップ(16,17)である請 求の範囲９記載の乾燥器。 １１．前記の開口を規定する手段は、前記支持部材に固定された収容部材(28)を 含み、 前記収容部材はさらに、前記開口(26)の内側を向く可撓性があってセグメント からなる複数の指部材(30)を規定しており、それによって、異なった径を備える ヘアードライヤーの胴部を前記開口(26)を経て挿入することができる請求の範囲 ８記載の乾燥器。 １２．前記支持要素の少なくとも一方は、間隔をおいて設けられた一組のストラ ップ(20)からなり、ロッド(12)の形態をなす支持構造物の周囲でループをなす請 求の範囲８記載の乾燥器。 １３．前記一組のストラップ(20)の少なくとも一方は、前記胴部が開口内に位置 する時、前記ヘアードライヤーの本体部と接触し、それによって、ヘアードライ ヤーユニットをさらに安定させる請求の範囲１２記載の乾燥器。 １４．前記ストラップはバックル(40)によってその長さを調節することができる 請求の範囲１２記載の乾燥器。 １５．前記支持部材(14)の前記第１の面が布(34)に固定されて、これによって覆 われており、 前記被覆手段(16,17)は、前記布(34)の延長部であって、少なくとも向かい合 う２つの面において、前記ベース部材の縁部を越えており、 前記延長部は、前記支持部材(14)の第２の面と向き合って折り畳まれた時前記 下着用バッグ(18)と重なり、これを覆うことができるように充分に長く幅広であ る請求の範囲８記載の乾燥器。 １６．ドア(52)の上部に取り外し自在に取り付けられるように適合した少なくと も１つのブラケット(50)を含んでおり、 前記ブラケットは、同ブラケット(50c)がドアの上部に取り付けられた時、ド ア(52)から予定の間隔を置いて配置されるフック(50c)を有し、 前記支持要素(20)は、前記乾燥器をフック(50c)に固定するための手段を備え ているので、前記バッグ(18)は、ドアと接触しないように前記ベース部材(14,61 )に自由に吊り下げられる請求の範囲８記載の乾燥器。