JP2011189109A - 寝具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の各身体部分に応じて敷布団の硬度を調整できると共に、運搬や収納などを容易に行うことができる。
【解決手段】マットレス2は、硬度の等しい複数の中材11と、前記複数の中材を被覆するカバー12とを備えている。敷布団3は、厚さ方向の両端側に設けられた敷布団上側クッション層21および敷布団下側クッション層22と、敷布団上側クッション層21および敷布団下側クッション層22間に配設された敷布団中芯層(中芯層)23とを備えている。敷布団中芯層(中芯層)23は、敷布団上側クッション層(クッション層)21および敷布団下側クッション層(クッション層)22間から取り出し可能であると共に、敷布団3の面方向に複数の中芯分割体23a、23b、23cに分割されている。各中芯分割体23a、23b、23cの硬度は選択可能で互いに異なる。
【選択図】図2

Description

本発明は、マットレスと敷布団とが着脱可能な寝具に関し、特に、使用者の各身体部分に応じて敷布団の硬度を調整できる寝具に関する。
従来より、マットレスや敷布団などの寝具には、使用時の快適性と共に、運搬や収納などの容易さが求められている。
使用時の快適性を提供する寝具としては、使用者の身体部分の体圧分布に応じて、部分的に硬度が異なるマットレスや敷布団、敷パッドなどがある。
例えば、特許文献1には、使用時の身体部分の体圧分布に対応して、硬度の異なる複数の合成樹脂発泡体が配置された敷布団用中芯が開示されている。この敷布団用中芯は、就寝姿勢の使用者の頭部、胸部、腰部および脚部を各体圧に応じて支持している。
また、運搬や収納などが容易な寝具としては、特許文献2に、マットレスとパッドとが着脱可能なパッドつきマットレスが開示されている。このマットレスは、それぞれ折りたたみ可能な複数の部材からなり、これらの部材を並べてパッドで覆うことにより、マットレスが形成される。そして、マットレスが分割されていることにより、運搬時や収納時にはコンパクトに折りたたむことができ、またパッドはマットレスから取り外して洗濯可能である。
特開平11−216042号公報 特開2008−183366号公報
主に、マットレスはその上部に敷布団や敷パッドが敷かれた状態で使用されているため、身体部分の体圧分布に対応させてマットレスの硬度を部分的に変化させたとしても、マットレスの硬度の違いは、敷布団や敷パッドによって緩和されてしまい、使用者に効率的に伝わらなかった。
また、特許文献1に記載の敷布団用中芯を使用する敷布団では、使用者の体調の変化や、好みの変化などによって任意に硬度を変化させることができなかった。
また、特許文献2のパッドつきマットレスは、運搬や収納をしやすくすることを目的としたもので、使用時の快適性については従来品と変わらないものと考えられる。
本発明は、上述する事情に鑑みてなされたもので、使用者の各身体部分に応じて敷布団の硬度を調整できると共に、運搬や収納などを容易に行うことができる寝具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る寝具は、マットレスと敷布団とが着脱可能な寝具であって、前記マットレスは、硬度の等しい複数の中材と、前記複数の中材を被覆するカバーとを備えて、前記敷布団は、厚さ方向の両端側に設けられたクッション層と、前記両端側に設けられたクッション層の間に配設された中芯層とを備え、前記中芯層は、前記両端側に設けられたクッション層の間から取り出し可能であると共に、前記敷布団の面方向に複数の中芯分割体に分割され、前記複数の中芯分割体の硬度は選択可能であることを特徴とする。
本発明では、中芯層は、敷布団の面方向に複数の中芯分割体に分割され、複数の中芯分割体の硬度は選択可能であることにより、敷布団の硬度を使用時の身体部分の体圧分布に対応して部分的に変化させることができる。
そして、中芯層は、両端側に設けられたクッション層の間から取り出し可能であることにより、中芯層の中芯分割体を交換すれば、敷布団の硬度を使用者の体調や好みなどによって調整することができる。
また、マットレスの硬度は変化させず、マットレスよりも使用者に近い位置の敷布団の硬度を変化させているので、使用者に敷布団の硬度の違いが効率的に伝達する。
また、マットレスは、複数の中材と、複数の中材を被覆するカバーとを備えることにより、カバーを外し複数の中材をそれぞれ分けることで運搬や収納が行いやすい。
また、本発明に係る寝具では、前記中材は、ポリエチフォームによって形成された中芯を備えることが好ましい。
このように、中材は、ポリエチフォームによって形成された中芯を備えることにより、中材の中芯にスプリングやポリウレタンフォーム、ラテックスなどを使用する従来のマットレスと比べて軽量とすることができ、マットレスの組み立てや運搬が行いやすい。
また、本発明に係る寝具では、前記中芯分割体は、平板状に形成されていると共に、厚さ方向に貫通する複数の貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記芯材よりも硬く前記貫通孔に相当する形状の柱状体が嵌合可能である構成としてもよい。
このような構成により、中芯分割体の貫通孔に柱状体を挿入すれば、中芯分割体の硬度を高くすることができると共に、中芯層がへたれるのを抑制することができる。
また、柱状体を挿入する貫通孔の数や、柱状体の硬度を調整することにより、中芯分割体を所望の硬度に調整することができる。
本発明によれば、敷布団は、中芯層が、敷布団の両端側に設けられたクッション層の間から取り出し可能であり、中芯層を構成する複数の中芯分割体の硬度が選択可能であることにより、部分的に中芯層の硬度を変化させて、敷布団の硬度を調整することができると共に、マットレスは複数の中材に分けることができて、運搬や収納が行いやすい。
本発明の第一の実施の形態による寝具の一例を示す分解斜視図である。 図2は図1のA−A線断面図である。 (a)は本発明の第二の実施の形態による寝具の一例を示す側面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 (a)は本発明の第一の実施の形態による寝具の一例を示す側面図、(b)は敷布団中芯層の一例を示す図、(c)は、(b)の部分拡大図である。 本発明の第一の実施の形態の変形例を示す図である。 マットレスカバーの変形例を示す図である。
(第一の実施の形態)
以下、本発明の第一の実施の形態による寝具について、図1および図2に基づいて説明する。
図1および2に示すように、第一の実施の形態による寝具1は、マットレス2と、マットレス2と着脱可能な敷布団3とから概略構成される。マットレス2および敷布団3には、それぞれ対向する面にファスナー片4、5が設けられている。これらのファスナー片4、5を係止させることでマットレス2と敷布団3とが一体化し、ファスナー片4、5を離すことでマットレス2と敷布団3とが離間する。
マットレス2は、長さ方向に配列された略長方形状の3つの中材11と、この3つの中材11を被覆するマットレスカバー12とから構成される。隣り合う中材11は、その側面11aが密接している。また、3つの中材11は硬度が等しく形成されている。
マットレスカバー12は、略直方体状に形成され、中材11を出し入れする開口部13が形成され、開口部13には、開口部13を開閉するファスナー14が設けられている。
マットレスカバー12は、3つの中材11が配列されて形成される略長方形と同じ形状である。
図2に示すように、中材11は、略直方体状の中材本体15が図示しない袋状のカバー内に収容されている。中材本体15は、厚さ方向に多層構造である。本実施の形態では、中材11に、マットレス2の敷布団3が装着される側から反対側に向って、マットレスクッション層17、吸湿層19、マットレス中芯層18、吸湿層19が配設されている。
ここで、マットレス2に対して、敷布団3が装着される側を上側とし、その反対側を下側として、マットレス2や敷布団3の厚さ方向を上下方向として以下説明する。
マットレスクッション層17は、マットレス中芯層18の上側を被覆する弾力性のあるクッション体となるもので、ハニカムメッシュのポリエステルで形成されている。なお、マットレスクッション層17は、ハニカムメッシュのポリエステルに代わって、天然繊維やポリエステル以外の合成繊維などで形成されてもよい。
マットレス中芯層18は、マットレス2の芯材となり、所定の硬度を有している。本実施の形態では、マットレス中芯層18はポリエチフォームで形成されている。
吸湿層19は、マットレス2内の吸湿を目的として配設されていて、ウールやウール混綿加工綿などで形成されている。また、吸湿層19は、難燃繊維のウールを含むことにより、マットレス2に耐火性能を付与することができる。本実施の形態のマットレス2は、マットレス中芯層17のポリエチフォームをウールやウール混綿加工綿で形成された吸湿層19で挟んでいるので、万が一マットレス2の表面に引火しても、マットレス中芯層17のポリエチフォームに引火しない構造とすることができる。
なお、吸湿層19は、ウールやウール混綿加工綿に代わって、東洋紡績社製アクリレート系繊維「モイスケア」などのほかの材料で形成されてもよい。
敷布団3は、上下方向に3層構造に形成されていて、上側に配設された敷布団上側クッション層21と、下側に配設された敷布団下側クッション層22と、敷布団上側クッション層21および敷布団下側クッション層22の間に配設された敷布団中芯層23とから構成されている。
敷布団上側クッション層21および敷布団下側クッション層22は、袋体に綿が収容された構造である。
敷布団中芯層23は、敷布団3の長さ方向に3つに分割された中芯分割体23a、23b、23cからなり、3つの中芯分割体23a、23b、23cは敷布団3の長さ方向に配列された状態で図示しないカバーに収容されている。
中芯分割体23a、23b、23cは、弾力性を有すると共にそれぞれ異なる硬度に形成され、個々に図示しない袋状のカバーに収容されている。中芯分割体23a、23b、23cは、合成樹脂発泡体や、綿、羊毛などの天然繊維、ナイロン、ポリエステルなどの合成繊維などから形成されている。
敷布団3の長さ方向に配列された中芯分割体23a、23b、23cは、敷布団3上に使用者が就寝姿勢となった際に、中芯分割体23aが使用者の頭部側に位置し、中芯分割体23bが使用者の腰部に位置し、中芯分割体23cが使用者の足先側に位置している。
このとき、中芯分割体23aの硬度を硬度A、中芯分割体23bの硬度を硬度B、中芯分割体23cの硬度を硬度Cとすると、使用者の腰部に位置する中芯分割体23bの硬度Bを他の硬度A、硬度Cよりも高くし(ハード)、使用者の脚部に位置する中芯分割体23cの硬度Cを他の硬度A、硬度Bよりも低くし(ソフト)する。そして、使用者の頭部に位置する中芯分割体23aの硬度Aを硬度Bと硬度Cとの間とする(ミドル)。
このように中芯分割体23a、23b、23cの硬度A、B、Cを調整することで、就寝時に使用者の腰部に対応する中芯分割体23bが他よりも硬いので、使用者の腰部が敷布団3に沈みにくく、就寝時の姿勢を快適に保つことができる。
なお、中芯分割体23a、23b、23cの硬度の組み合わせは、任意に設定することができ、3つの内の2つまたは全部を同じ硬度としてもよい。
このように、使用者の体圧や好みによって、各中芯分割体23a、23b、23cの硬度を選択する。
次に、第一の実施の形態による寝具1の組み立て方法について説明する。
まず、マットレスカバー12内に中材11を並べて挿入し、ファスナー14を閉じてマットレス2を形成する。
次に、敷布団中芯層23の中芯分割体23a、23b、23cを所望の硬度にあわせて設置する。そして、敷布団上側クッション層21および敷布団下側クッション層22との間に敷布団中芯層23を挿入し、敷布団3を形成する。
そして、マットレス2の上部に敷布団3を設置し、マットレス2および敷布団3のファスナー片4、5を係止させて、マットレス2と敷布団3とを一体化させることで本実施の形態による寝具1が完成する。
ここで、敷布団3の硬度を調整するには、敷布団上側クッション層21および敷布団下側クッション層22との間から敷布団中芯層23を取り出し、中芯分割体23a、23b、23cを任意の硬度に変更する。そして、敷布団中芯層23を敷布団上側クッション層21および敷布団下側クッション層22との間に戻すことで、敷布団3の硬度が調整される。
また、運搬時や収納時には、マットレス2と敷布団3とを分離し、マットレス2はマットレスカバー12と中材11とに分解し、敷布団3は、敷布団上側クッション層21と敷布団下側クッション層22の間から敷布団中芯層23を取り出して、それぞれを折りたたむことで、コンパクトなの形状となり運搬や収納することができる。
なお、敷布団3は、敷布団中芯層23を敷布団上側クッション層21と敷布団下側クッション層22の間から取り出さずに、そのまま折りたたんで運搬、収納することもできる。
次に、上述した第一の実施の形態による寝具の効果について図面を用いて説明する。
本実施の形態による寝具1によれば、敷布団中芯層23は、任意の硬度の中芯分割体23a、23b、23cを組み合わせて形成されていると共に、敷布団上側クッション層21と敷布団下側クッション層22の間から取り出すことができるので、中芯分割体23a、23b、23cの硬度を調整することで敷布団3の硬さを任意に調整することができる効果を奏する。
そして、マットレス2の硬度を一定とし、敷布団3の硬度を変化させることで、使用者に敷布団3の硬度の違いが効率的に伝達する。
また、マットレス2と敷布団3とがファスナー片4、5を係止させることで一体化するので、使用時にマットレス2と敷布団3とが離れたり、ずれたりすることがない。
また、マットレス2は、中材11にポリエチフォームが使用されていることにより、中材にスプリングやポリウレタンフォーム、ラテックスなどを使用する従来のマットレスと比べて軽量とすることができ、マットレス2の組み立てや運搬が行いやすい。
また、マットレス2は、3つの中材11がマットレスカバー12内に配列された構成であることにより、3つの中材11分離すればコンパクトな形状となるので、運搬や収納を容易に行うことができる。
次に、他の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第一の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第一の実施の形態と異なる構成について説明する。
(第二の実施の形態)
図3(a)、(b)に示すように、第二の実施の形態による寝具31は、マットレス2と敷布団3との間に、高さ調整部32が配設されている。
高さ調整部32は、平面視でマットレス2および敷布団3を略同じ長方形状で、厚さDが例えば5センチの高さ調整中芯33と、高さ調整中芯33の側方に設けられる帯部材34とから構成される。
帯部材34は、幅Wが高さ調整部33の厚さDと略同じ寸法で、長さLがマットレス2および敷布団3の長さと略同じ帯状の布で、幅方向の両端部にファスナー片35、36を備えている。このファスナー片35、36は、一方がマットレス2のファスナー片4と着脱可能であり、他方が敷布団3のファスナー片5と着脱可能である。
高さ調整中芯33をマットレス2と敷布団3との間に配設すると共に、帯部材34のファスナー片35、36をそれぞれマットレス2および敷布団3のファスナー片4、5と係止させると、帯部材34が高さ調整中芯33の幅方向の変位を拘束する。高さ調整中芯33は幅方向の変位が拘束されることで、マットレス2および敷布団3から離間しにくい構造となる。
このように、マットレス2および敷布団3を一体化し、マットレス2および敷布団3と高さ調整部32とを離間しにくい構造にする共に、高さ調整中芯33の厚さDの寸法分だけ寝具31全体の高さを高くする。
第二の実施の形態による寝具31によれば、高さ調整部材32を装着することで、寝具31の高さのを任意の高さにすることができる。
なお、本実施の形態では、高さ調整部32の厚さDは5cmとしているが、これ以外の厚さとしてもよい。
(第三の実施の形態)
次に、第三の実施の形態による寝具について説明する。
図4(a)に示す第三の実施の形態による寝具51は、敷布団52の敷布団中芯層53の中芯分割体53a、53b、53cが、平板状に形成されていて、厚さ方向に貫通する多数の貫通孔54(図4(b)参照)が形成されている。
中芯分割体53a、53b、53cは、例えば、ポリエステル固綿から形成されている。
図4(b)に示すように、貫通孔54は、中芯分割体53a、53b、53cの長さ方向と幅方向に配列されている。
図4(b)、(c)に示すように、この貫通孔54は、中芯分割体53a、53b、53cよりも硬い、例えば、ポリエチフォームで柱状に形成された柱状体55が嵌合可能に構成されている。本実施形態では、貫通孔54は円筒状に形成され、柱状体55は円柱状に形成されている。
中芯分割体53a、53b、53cは、貫通孔54に柱状体55が挿入されることによって、貫通孔54に柱状体55が挿入されていない状態と比べて、硬度が高くなると共にへたりにくい構造となる。そして、複数の貫通孔54のうち、いくつかの貫通孔54に柱状体55を挿入することによって、中芯分割体53a、53b、53cの硬度を調整することができる。
例えば、各中芯分割体53a、53b、53cは、柱状体55が挿入された貫通孔54の数が多いほど硬くなり、所定の領域に配された貫通孔54に柱状体55を挿入することで、中芯分割体53a、53b、53cの所定の領域の硬度を高くすることができる。
更に、異なる硬度の複数の柱状体55を使用することで、中芯分割体53a、53b、53cの硬度を、より細かく調整することができる。
本実施の形態では、使用者(不図示)の肩や胸部、腰部に対応する位置およびその近傍の貫通孔54に、柱状体55を挿入している。
第三の実施の形態による寝具51によれば、中芯分割体の53a、53b、53c硬度を調整できることにより、第一の実施の形態と同様の効果を奏する。
以上、本発明による寝具の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施の形態では、マットレス2は3つの中材11を備えているが、2つや4つの中材11をマットレスカバー12に入れる構成としてもよく、これ以外の個数の中材11としてもよい。
また、上述した実施の形態では、マットレス中芯層18は、ポリエチフォームで形成されているが、天然繊維や合成繊維、ポリエチフォーム以外の合成樹脂発砲体などで形成されてもよい。また、図5に示すように、マットレス中芯層18は、天然繊維や合成繊維、またポリエチフォーム42以外の合成樹脂発砲体などの材料41をポリエチフォーム42で挟んだ構造としてもよく、図2に示すマットレスクッション層17を設けなくてもよい。
また、上述した実施の形態では、敷布団中芯層23は3つの中芯分割体23a、23b、23cとから構成されているが、2つや4つの中芯分割体から構成されていてもよく、これ以外の個数の中芯分割体から構成されていてもよい。
また、上述した実施の形態では、敷布団上側クッション層21、敷布団下側クッション層22には、綿が収容されているが、綿に代わって羊毛などの天然繊維やナイロンやポリエステルなどの合成繊維が収容されていてもよい。
また、本実施の形態では、マットレス2、敷布団3、高さ調整部32を係止させる部材としてファスナー(ファスナー片4、5、35、36)を採用しているが、ファスナーに代わって、各部材に紐を設けてこれらの紐を結ぶ構成としてもよいし、面ファスナーなどを設けて係止させる構成としてもよく、また、このほかの係止具を設けてもよい。
また、本実施の形態では、マットレスカバー12は、略直方体状に形成され、内部へ中材11を出し入れするための開口部13およびこの開口部13を開閉するファスナー14が上面に設けられているが(図1参照)、図6に示すように、内部に中材11を出し入れするための開口部を開閉するファスナー14がマットレスカバー12の側面に設けられていてもよく、1つのマットレスカバー12に複数のファスナー14が設けられていてもよい。
また、本実施の形態では、マットレスクッション層17は、ハニカムメッシュのポリエステルで形成されているが、高弾性ウレタンで形成されていてもよく、幅方向の中央側と外側で硬度の異なる高弾性ウレタンを配設してもよい。例えば、マットレスクッション層17の幅方向の中央側に外側よりも硬度の高い高弾性ウレタンを配設してもよい。このようにすることで、マットレスクッション層17の幅方向の中央側がへたるのを抑制することができる。この高弾性ウレタンで形成されたマットレスクッション層17には、厚さ方向に貫通する複数の通気孔が形成されていることが好ましい。
1 寝具
2 マットレス
3 敷布団
11 中材
15 中材本体
21 敷布団上側クッション層(クッション層)
22 敷布団下側クッション層(クッション層)
23 敷布団中芯層(中芯層)
23a、23b、23c 中芯分割体

Claims (3)

  1. マットレスと敷布団とが着脱可能な寝具であって、
    前記マットレスは、硬度の等しい複数の中材と、前記複数の中材を被覆するカバーとを備えて、
    前記敷布団は、厚さ方向の両端側に設けられたクッション層と、前記両端側に設けられたクッション層の間に配設された中芯層とを備え、前記中芯層は、前記両端側に設けられたクッション層の間から取り出し可能であると共に、前記敷布団の面方向に複数の中芯分割体に分割され、前記複数の中芯分割体の硬度は選択可能であることを特徴とする寝具。
  2. 前記中材は、ポリエチフォームによって形成された中芯を備えることを特徴とする請求項1に記載の寝具。
  3. 前記中芯分割体は、平板状に形成されていると共に、厚さ方向に貫通する複数の貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記芯材よりも硬く前記貫通孔に相当する形状の柱状体が嵌合可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の寝具。

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