JP2011188504A - データ伝送方法、トランスミッタ、および伝送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタル加入者線(DSL)の誤り保護の提供。
【解決手段】データ伝送方法は、インタリーブされたインタリーブデータを生成する工程を含んでいる。上記方法は、上記インタリーブデータを変調信号に変換する工程と、上記変調信号を伝送する工程とをさらに含んでいる。上記インタリーブデータはまた、例えばバッファ内に記憶される。上記方法は、上記変調信号の再伝送が必要であるか否かを判別する工程と、当該判断の結果に基づいて、上記インタリーブデータを再伝送する工程とをさらに含んでいる。
【選択図】図1
【解決手段】データ伝送方法は、インタリーブされたインタリーブデータを生成する工程を含んでいる。上記方法は、上記インタリーブデータを変調信号に変換する工程と、上記変調信号を伝送する工程とをさらに含んでいる。上記インタリーブデータはまた、例えばバッファ内に記憶される。上記方法は、上記変調信号の再伝送が必要であるか否かを判別する工程と、当該判断の結果に基づいて、上記インタリーブデータを再伝送する工程とをさらに含んでいる。
【選択図】図1
Description
本発明は、データ伝送方法、トランスミッタ、レシーバ、およびトランシーバに関する。
無線データ伝送または有線データ伝送などのデータ伝送の一領域は、デジタル加入者回線(digital subscriber line; DSL)方法に基づいている。このようなデータ伝送システムでは、データ伝送チャネルは、通常、変動する環境条件またはノイズの影響を受け、それにより、伝送される信号が破損(コラプション,corruption)しやすくなる。DSLでは、今日までに様々な誤り保護方法が開発および使用されている。DSLにおいて誤り保護を行うために従来用いられている方法の1つとして、例えばリードソロモン符号化が挙げられる。保護のレベルは、通常は(例えばDSLモデムの)起動中に決定され、その保護レベルは、モデムの全動作時間中において用いられる。
本発明の第1の実施形態は、インタリーブされたインタリーブデータを生成する工程を含むデータの伝送方法である。当該方法は、インタリーブデータを変調信号に変換する工程と、当該変調信号を伝送する工程とをさらに含んでいる。上記インタリーブデータは、例えばバッファ内に記憶される。上記方法は、上記変調信号を再伝送する必要があるか否かを判別し、その判別結果に基づいて、上記インタリーブデータを再伝送する工程をさらに含んでいる。
その他の実施形態は、関連するレシーバ、トランスミッタ、トランシーバ、および伝送システムを含んでいる。
トランシーバの典型的な一実施形態は、インターフェースユニット、モニタユニット、および再伝送制御装置を備えている。上記インターフェースユニットは、第1のデータを含む第1の信号を伝送し、そして第2の信号を受信する。上記モニタユニットは、当該第2の信号の破損を示すインジケータを判別するために、上記インターフェースユニットに結合されている。上記再伝送制御装置は、上記インジケータを受信するために上記モニタユニットに結合されており、また、上記インジケータに基づいて上記第1のデータの再伝送を開始するために、上記インターフェースユニットに結合されている。
以下では、本発明の典型的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
以下では、本発明の典型的な実施形態について詳述する。以下の説明は、本発明の原理を例証するためのみになされたものであって、限定的な意味として捉えられるものではないことについて理解されたい。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ規定され、以下に説明する典型的な実施形態によって限定されるものではない。
また、典型的な実施形態に関する以下の説明では、図面または明細書において図示または説明されている機能ブロック、デバイス、部品、あるいはその他の物理的または機能的ユニット間における直接的な接続または結合は、間接的な接続または結合によって実施することも可能であることについて理解されたい。特に、機能デバイスまたは機能ユニット間におけるあらゆるデータ接続、例えばトランスミッタ/レシーバ間におけるデータ接続、あるいは2つのトランシーバ間におけるデータ接続は、ワイヤまたは回線などの物理リンクとして実施することができ、あるいは無線接続として実施することも可能であることについて理解されたい。
なお、本明細書に記載されている様々な典型的実施形態の特徴は、別段の記載がない限りは、互いに組み合わせることができることについて理解されたい。
図1は、本発明の一実施形態に係るトランスミッタ10を示す概略ブロック図である。以下に詳述するように、図1の実施形態に示されているトランスミッタ10は、信号の再伝送とインターリービングとを組み合わせることによって、誤り保護機能を提供する。
図1に示されているトランスミッタ10は、インタリーバ11と、バッファユニット12と、マルチプレクサ16と、変調器およびデジタル−アナログ(D/A)変換器部品17とを備えている。トランスミッタ10は、再伝送制御装置15をさらに備えている。バッファユニット12は、データバッファ13および再伝送バッファ14を備えている。データバッファ13および再伝送バッファ14は、双方とも、それぞれインタリーバ11およびマルチプレクサ16に結合されている。再伝送バッファ14は、再伝送制御装置15にさらに結合されている。
次に、トランスミッタ10の動作について説明する。インタリーバ11は、インタリーブされたインタリーブデータを生成するために、データを受信し、当該データをインタリーブする。本明細書において用いられる場合、「インタリーブデータ」という呼称は、インターリービングを経たデータを指している。インタリーブデータは、インターリービング処理から直接出力されたデータである場合もあり、あるいは、インターリービング後にさらなる処理を経たデータである場合もある。インタリーブデータは、インタリーバ11から、データバッファ13および再伝送バッファ14へ出力される。データバッファ13および再伝送バッファ14は双方共に、インタリーブデータをバッファまたは一時記憶する。インタリーブデータは、データバッファ13から、マルチプレクサ16を介して、変調器およびD/A変換器17へ出力され、そして変調器およびD/A変換器17において、変調されたアナログ信号が生成される。変調器17は、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing; OFDM)変調、例えば離散マルチトーン(discrete multitone; DMT)変調など、トレリス符号化を使用または使用しない様々な変調技術のうちの任意の1つを用いて、インタリーブデータを変調信号に変換する。これによって生成された符号19は、D/A変換後に、インターフェース18を介して伝送される。なお、以下に説明する典型的な実施形態では、上記符号は、アナログ形態においてOFDM変調またはDMT変調される信号と対応していることについて留意されたい。しかし別の実施形態では、符号は、周期的拡張をする、あるいは周期的拡張をしない、OFDM変調またはDMT変調されたデジタルデータを示している。
再伝送制御装置15と再伝送バッファ14との組み合わせは、符号19が第1の伝送中に破損した場合、あるいは正確な復号化が不可能となる程度に破損が達した場合において、符号19に対応するインタリーブデータが再伝送される機能を有している。インタリーブデータは、データバッファ13から変調器17へと出力された後であっても、所定の短い期間は再伝送バッファ14内に記憶されている。典型的な一実施形態では、上記短い期間は4msであってよい。別の実施形態では、4ms以外の時間が用いられる。最初に伝送された符号19が、データの復元がもはや不可能である程度まで破損したことが、例えば以下に詳述する方法および装置、あるいはその他任意の方法および装置を用いて判別されると、再伝送制御装置15は、再伝送バッファ14を制御して、バッファおよびインタリーブされた対応するデータを、マルチプレクサ16を介して変調器17へ出力する。変調器17は、上記インタリーブデータを、先に伝送された符号19と同一である、変調信号すなわち符号19へ再び変換し、そしてこの符号を、インターフェース18を介して再伝送する。図1に示されている典型的な実施形態では、再伝送される符号19は、最初に伝送された符号19と同一である。一方、別の実施形態では、再伝送されるインタリーブデータを含み、かつ、最初に伝送された符号19とは異なる符号が、再伝送用に生成されるようになっていてよい。典型的な一実施形態では、再伝送バッファ14に結合されている変調器部品は、データバッファ13に結合された変調器部品とは異なっていてよい。
なお、図1の実施形態に係るトランスミッタ10では、再伝送バッファ14は、インタリーブデータであって、かつインターフェース18を介して伝送される符号19の周波数領域表示と本質的に対応するデータ、を記憶することについて留意されたい。再伝送バッファ14によってバッファされた、インタリーブデータは、インターフェース18を介して伝送された符号19と本質的に同一の情報量を含んでいるが(トレリス符号化中に追加されるオーバーヘッドは除く)、上記周波数領域内にある。このため、インタリーブデータは、以下では「周波数領域符号」とも称される。
図1の実施形態に係るトランスミッタ10では、再伝送の必要がある場合、再伝送バッファ14から周波数領域符号が直接取り出され、再変調され、そして再伝送されるため、再伝送は、開放型システム間相互接続(open systems interconnection; OSI)階層モデルの第1の階層において処理されることについて理解されたい。一実施形態では、破損した符号と対応するインタリーブデータのみが再伝送バッファ14から取り出されて再変調され、そして符号19が、インターフェース18を介して再伝送される。
図1の実施形態に係るトランスミッタ10では、OSI階層モデルの第1の階層における再伝送とインターリービングとを組み合わせることによって、必要とされるオーバーヘッドは適度でありながら、レイテンシへほとんど影響を及ぼすことなく、誤り保護機能が提供される。
図1の実施形態に係るトランスミッタ10には、多くの変更および変化を加えることが可能であることについて理解されたい。例えば、データバッファ13および再伝送バッファ14は、データバッファ部分および再伝送バッファ部分を備えた、単一のバッファユニットとして構成することも可能である。別の実施形態によると、単一のバッファは、データバッファ機能と再伝送バッファ機能とを備えている。別の実施形態では、バッファユニット12内に記憶された、インタリーブデータは、当該インタリーブデータがどの符号と対応しているのかを示す識別子を有している。そして再伝送制御装置15は、当該識別子に基づいて、インタリーブデータの内のどれを再伝送バッファ14から出力させるのかを制御する。さらに別の実施形態では、データバッファ13が備えられていなくてもよい。すなわち、インタリーブデータは、インタリーバ11から、マルチプレクサ16および再伝送バッファ14へ直接供給される。さらに、再伝送制御装置15は、再伝送バッファ14に直接結合されている必要はなく、マルチプレクサ16を介して再伝送バッファ14に結合されていてもよい。この場合、再伝送制御装置15は、符号が再伝送される必要があるか否かに基づいて、アクティブマルチプレクサ入力を選択する。
図1の実施形態に係るトランスミッタ10は、想定される伝送媒体および伝送方法のために、必要に応じて別の部品を備えていてもよい。図1の実施形態にこのような変化を加えた実施形態について、図2および図3を参照しながら以下に説明する。
図2は、本発明の別の実施形態に係るトランスミッタ20を示す概略ブロック図である。図2に示されているトランスミッタ20は、インタリーバ23、データバッファ25と再伝送バッファ26とを備えたバッファユニット24、再伝送制御装置27、およびマルチプレクサ28を備えている。トランスミッタ20の構成、動作、および結合状態は、図1に照らして説明した、対応する部品と同じである。トランスミッタ20は、リードソロモン(RS)符号化器22にデータフレームを供給するフレーマ(framer)21をさらに備えている。リードソロモン(RS)符号化器22は、RSコードワードを生成し、当該RSコードワードは、インタリーバ23に供給される。トランスミッタ20の変調器部品は、トレリス符号変調器29およびユニット30をさらに備えている。ユニット30は、(例えばOFDMまたはDMT変調に基づいて)変調信号を生成するために、例えば逆フーリエ変換を行う。D/A変換器31は、トランスミッタ20から出力されるアナログ信号を生成するために、変調されたデジタル信号を受信する。
図3は、さらに別の典型的な実施形態に係るトランスミッタ40を示す概略ブロック図である。トランスミッタ40は、原理上は、図2に示されている実施形態に係るトランスミッタ20と同様であるが、トレリス符号変調器は備えていない。その代わり、図3に示されている実施形態に係るトランスミッタ40では、データは、マルチプレクサ28から、逆フーリエ変換を行うユニット30へ直接供給される。
再伝送が必要な程度に符号が破損したか否かは、様々な方法によって判別することができる。以下では、典型的な実施形態について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る伝送システム50を示す概略ブロック図である。伝送システム50は、トランスミッタ51およびレシーバ61を備えている。伝送システム50では、符号を再伝送する必要があるか否かは、対応する再伝送要求を生成するレシーバ61によって判別される。上記再伝送要求は、再伝送を開始するために、トランスミッタ51へ伝送される。
トランスミッタ51は、インタリーバ53、バッファユニット54、変調器およびD/A変換器部品55、および再伝送制御装置57を備えている。トランスミッタ51の動作、構成、および結合状態は、図1〜図3の実施形態に照らして説明した、対応する部品と同一である。トランスミッタ51は、再伝送要求インターフェース56をさらに備えている。再伝送要求インターフェース56は、レシーバ61から受信した再伝送要求を再伝送制御装置57へ供給するために、再伝送制御装置57に結合されている。
レシーバユニット61は、トランスミッタ51からレシーバ61へ伝送された符号58の破損をモニタするモニタユニット62を備えている。レシーバ61は、伝送された符号に対して、逆インターリービングまたは復号化などの様々な信号処理機能を行う信号処理部63と、モニタユニット62に結合された再伝送要求発生器64とをさらに備えている。モニタユニット62は、自身で判別した符号58の破損度に応じて、再伝送要求発生器64に信号を供給する。再伝送要求発生器64は、上記信号に応答して再伝送要求65を生成し、再伝送要求65はトランスミッタ51に供給される(破線参照)。
モニタユニット62は、符号58が破損したか否か、特に、その破損が所定の閾値を超過したか否かを判別するために、任意の適切な構成を有していてよい。一実施形態では、モニタユニット62は、伝送された符号58が、正確に復号できない程度にまで破損したか否かを判別する。モニタユニット62は、様々な実施形態において様々な形態を有していてよい。典型的な一実施形態では、モニタユニット62は、トレリス復号器を備えていてよい。トレリス復号化では、不正確に伝送された、あるいは伝送中に失われたビットまたはバイト数が判別される。従って、上記トレリス復号器は、破損または失われたビット数に基づいて、再伝送要求発生器64を制御する。これによって、破損または失われたビット数が、(例えばRSコードワードの復号化によって)訂正可能なビット数を超過している場合に、再伝送要求が出力される。別の実施形態では、モニタユニット62は、トランスミッタ51からレシーバ61へ伝送された符号58の信号対雑音比をモニタする。さらに別の実施形態では、モニタユニット62は、符号58が修正不可能な程度にまで破損したか否かを判別するために、アナログ−デジタル(A/D)変換飽和(conversion saturation)をモニタする。
次に、図4の伝送システム50について説明する。インタリーバ53によって生成されたインタリーブデータは、バッファユニット54内においてバッファされ、バッファユニット54から変調器およびD/A変換器55へ出力される。変調器およびD/A変換器55は、レシーバ61へ伝送するために、変調信号またはOFDM符号58を生成する。レシーバ61では、モニタユニット62は、伝送された符号58の破損を示す指標を判別する。モニタユニット62は、符号58が破損していないこと、あるいは、破損度が非常に低いために全てのデータを確実に取り出せることを判別した場合、信号処理部63に信号を供給し、そして信号処理部63はさらなる信号処理(例えば、符号の逆インターリービング、RS復号化等)を行う。逆に、モニタユニット62が、符号58が修復不可能な程度に破損したこと、あるいは、符号の破損によって全てのデータを安全に取り出すことができない可能性が閾値を超過したことを判別した場合、再伝送要求発生器64は、トランスミッタ51へ再伝送要求65を出力する。トランスミッタ51は、再伝送要求インターフェース56において再伝送要求65を受信し、そして当該要求を再伝送制御装置57へ供給する。再伝送制御装置57は、破損した符号58と対応するインタリーブデータを、変調器およびD/A変換器55へ再び供給するように、バッファユニット54を制御し、これによって上記符号が再伝送される。符号58の周波数領域表示と対応する、上記インタリーブデータは、再びバッファユニット54内に保持され、取り出し可能となる。
次に、一実施形態に係るデータ伝送方法70について、図5を参照しながら説明する。本方法は、図4の伝送システム50によって行われる。工程71では、トランスミッタからレシーバへ符号が伝送され、そして当該符号の周波数領域表示が、上記トランスミッタによってバッファされる。一実施形態では、上記符号は、DSLデータ伝送において用いられる符号である。別の実施形態では、上記符号は、DMT符号などのOFDM符号である。別の実施形態では、上記符号は、無線データ伝送において用いられる符号である。工程72では、上記符号の破損の程度が判別される。一実施形態では、上記破損の程度は、正確に伝送された符号の周波数領域表示のビットまたはバイト数と対応している。別の実施形態では、上記破損の程度は、正確に伝送されなかったビットまたはバイト数の下限(lower bound)である。上記破損の程度は、例えばトレリス復号化によって判別可能である。工程73では、上記破損の程度と所定の閾値とが比較される。一実施形態では、上記閾値は、(例えばRS復号化を用いて)訂正可能な、不正確または失われたビットまたはバイト数によって与えられる。上記破損の程度が閾値未満であると判別された場合、工程76において符号が復号化される。そうでない場合は、工程74において、レシーバにおいて再伝送要求が生成され、そしてトランスミッタへ伝送される。工程75では、上記トランスミッタが、上記再伝送要求に応答して上記符号を再伝送する。一実施形態では、再伝送は、上記符号を再び生成するために、バッファされた周波数領域の符号を取り出して変調する工程を含んでいる。工程76では、再伝送された上記符号が復号される。
図5に示す方法は、様々な実施形態において様々な形態で実施することができる。例えば、図5に示す方法70によると、符号が再伝送されるのは一度のみであり、再伝送された符号もが破損したことが発見された場合であっても復号が行われる。しかし別の実施形態では、上記方法を工程75から工程73へと行い、これによって符号の再伝送を繰り返し行うことができる。
図5に示されている実施形態では、工程72における判別は、例えば符号の逆インターリービングあるいはRS復号化前に行うことができる。すなわち、OSI階層モデルの第1の階層において上記判別を行い、これによって、再伝送要求の出力前にOSI階層モデルのさらに上の階層において破損した符号を処理する必要なく、再伝送要求を生成することが可能になる。
一実施形態によると、各符号は、当該各符号に関連付けされた符号識別子を有している。工程74において、符号識別子は上記再伝送要求内に含まれ、上記トランスミッタは、当該識別子に基づいて、再伝送される符号を識別する。
図6は、本発明の別の実施形態に係る伝送システム80を示す概略ブロック図である。伝送システム80は、双方向のデータ接続によって互いに結合された第1のトランシーバ81と第2のトランシーバ101とを備えている。トランシーバ81は、トランスミッタ経路82およびレシーバ経路83を備えている。トランシーバ101も同様に、トランスミッタ経路102およびレシーバ経路103を備えている。トランシーバ81は、データバッファ84、再伝送バッファ85、およびマルチプレクサ86を備えている。一実施形態では、データバッファ84および再伝送バッファ85に記憶されたデータは、インタリーブデータ、すなわち伝送された符号の周波数領域表示である。データバッファ84あるいは再伝送バッファ85内に記憶されたデータは、マルチプレクサ86を介して、符号111として、第1のトランシーバ81から第2のトランシーバ101へ出力される。図6に示されている実施形態では、再伝送バッファ85は、伝送されたデータを、必要に応じて後に再伝送するために、所定の期間において再びバッファする。トランシーバ81は、再伝送バッファ85からのデータ出力を制御するために再伝送バッファ85に結合された再伝送制御装置87と、再伝送要求が受信される再伝送要求インターフェース88とをさらに備えている。インターフェース88は、再伝送制御装置87に結合されている。トランシーバ81は、トランシーバ81において受信したデータが破損したか否か、あるいは符号の破損が閾値を超過したか否かを判別するモニタユニット89と、再伝送要求を出力する再伝送要求発生器90とをさらに備えている。モニタユニット89および再伝送要求発生器90は、それぞれ、再伝送制御装置87に結合されている。
図6には示されていないが、トランシーバ81は、追加的な任意の適切なトランスミッタまたはレシーバ部品をさらに備えていてよいことについて理解されたい。具体的には、トランシーバ81のトランスミッタ経路82は、例えば、図1〜図4に照らして説明した任意の機能ユニットまたはブロック(例えばフレーマ、RS符号化器、インタリーバ、トレリス符号変調器、OFDM変調器、D/A変換器等)を備えていてよい。レシーバ83も同様に、追加的な任意の適切なレシーバ部品を備えていてよい。
第2のトランシーバ101の構成は、図6の典型的な実施形態に示されている第1のトランシーバ81の構成と本質的に同一である。第2のトランシーバ101は、データバッファ104、再伝送バッファ105、マルチプレクサ106、再伝送制御装置107、再伝送要求を受信するインターフェース108、受信された符号の破損をモニタするモニタユニット109、および再伝送要求発生器110を備えている。第2のトランシーバ101の構成、結合状態、および動作は、第1のトランシーバ81の対応する部品と本質的に同一である。
次に、伝送システム80の動作について説明する。第1のトランシーバ81から第2のトランシーバ101へデータ伝送するためには、第1の時間において伝送されるインタリーブデータが、マルチプレクサ86を介してデータバッファ84から出力され、そして符号111として第2のトランシーバ101に伝送される。上記インタリーブデータは、データバッファ84から出力された後、所定の期間は再伝送バッファ85内に記憶されている。第2のトランシーバ101では、ユニット109が符号111の破損をモニタし、モニタされた破損状態を示す指標(例えば、破損したビット数またはバイト数)を再伝送制御装置107に供給する。再伝送制御装置107が、符号111の再伝送が必要であると判別した場合は、再伝送要求発生器110によって再伝送要求が生成される。当該再伝送要求は、再伝送要求112として第1のトランシーバ81に伝送され、インターフェース88において受信される。再伝送制御装置87は、再伝送要求112に応答して、バッファされたインタリーブデータを出力するように再伝送バッファ85を制御する。これによって符号111が、第2のトランシーバ101において生成された再伝送要求112に応じて、第1のトランシーバ81から第2のトランシーバ101へ伝送される。
第2のトランシーバ101から第1のトランシーバ81へのデータ伝送においても、上記と同様に再伝送が行われる。モニタユニット89は、第2のトランシーバ101から符号113を受信すると、符号113の破損の程度に基づいて、再伝送が必要であるか否かを判別し、そして第2のトランシーバ101への再伝送要求114の出力を開始する。続いて、第2のトランシーバ101内において、符号113の再伝送が開始される。
第1のトランシーバ81および第2のトランシーバ101は、図6では本質的に同一の構成を有しているが、異なる構成を有していてもよいことについて理解されたい。例えば一実施形態では、受信された符号の破損をモニタするユニット89および109は、例えば一方のトランシーバにおいてはRS復号器として構成し、他方のトランシーバにおいてはトレリス復号器として構成するなど、異なる構成を有していていてよい。別の実施形態では、データ再伝送は、第1のトランシーバから第2のトランシーバへのデータ伝送として実行し、その逆の方向へのデータ伝送は行われないようにしてもよい。
図7は、本発明の別の実施形態を示す概略ブロック図である。図7に示すように、トランシーバ120は、インタリーバ121、データバッファ123および再伝送バッファ124を有するバッファユニット122、再伝送制御装置125、マルチプレクサ126、変調器およびD/A変換器127、および符号を送受信するインターフェース128を備えている。トランシーバ120は、A/D変換器および復調器131、モニタユニット132、および信号処理ユニット133をさらに備えている。トランシーバ120は、第1の符号134(例えばOFDM符号またはDMT符号)を、レシーバまたは別のトランシーバに伝送し、そしてインターフェース128を介して第2の符号135(例えばOFDM符号またはDMT符号)を受信する。以下では、OFDM符号またはDMT符号に照らしながら説明を行うが、トランシーバ120の動作はこれに限定されるものではなく、任意の形式の信号134および135を送受信できることについて理解されたい。
トランシーバ120によって符号134が伝送される場合、まず、対応するデータがインタリーバ121によってインタリーブされる。インタリーブされたインタリーブデータは、バッファユニット122内においてバッファされ、そしてバッファユニット122からマルチプレクサ126を介して変調器およびD/A変換器127に供給される。一実施形態では、バッファユニット122内に記憶された上記インタリーブデータは、符号134の周波数領域表示と対応している。一実施形態では、上記変調器はトレリス符号変調器を含んでいてよい。別の実施形態では、変調器127は、バッファユニット122内にバッファされた上記インタリーブデータの逆フーリエ変換を行う。次に、変調器およびD/A変換器127によって生成された符号134は、インターフェース128を介して出力される。上記インタリーブデータは、バッファユニット122から変調器およびD/A変換器127へ出力された後、所定の短い期間は、バッファユニット122内に記憶されている。
符号134は、対応するインタリーブデータを再伝送バッファ124から取り出し、当該インタリーブデータを、符号134を再び生成および伝送する変調器およびD/A変換器127に供給することによって、再伝送される。符号134の再伝送は、再伝送制御装置125が再伝送バッファ124を制御して、再伝送される符号134に対応するバッファされたインタリーブデータを出力させることによって開始される。
図7の実施形態に係るトランシーバ120によると、符号が再伝送されるか否かの判別は、符号を受信するトランシーバまたはレシーバによってではなく、トランシーバ120によって自主的に行われる。符号は、両伝送方向の伝送経路沿いにおける妨害によって、同程度に破損する場合が多い。このためトランシーバ120は、トランシーバ120において受信された符号135のインテグリティ(完全性)または破損をモニタすることによって、伝送のために出力された符号を再伝送する必要があるか否かを判別する。
より具体的には、図7に示されている実施形態では、インターフェース128において受信された符号135は、まずA/D変換器および復調器131によってデジタル信号に変換され、そしてモニタユニット132に供給される。モニタユニット132は、復調信号(例えば上記符号の周波数領域表示であってよい)に基づいて、トランシーバ120において受信された符号135の破損の程度を判別する。一実施形態では、破損度(例えば、不正確に伝送されたビット数またはバイト数、あるいは失われたビット数またはバイト数)は、トレリス復号化によって判別される。別の実施形態では、破損度は、受信された符号の信号対雑音比から判別される。別の実施形態では、破損度は、A/D変換飽和またはクリッピングから判別される。モニタユニット132は、受信されたデータの破損度を示す信号を再伝送制御装置125に供給する。一実施形態では、上記信号は、受信した符号135と対応するデータの破損したビット数またはバイト数を表している。別の実施形態では、上記信号は、破損したビット数またはバイト数が閾値を超過したか否かを示す。当該閾値は、例えば、破損または失われはしたがRSコードワードの復号化によって訂正可能なビット数またはバイト数に対応していてよい。再伝送制御装置125は、モニタユニット132によって供給された信号に基づいて、以前に伝送された符号134が再伝送されるか否かを判別する。一実施形態では、再伝送制御装置125は、受信された符号135が正確な復号が不可能な程度まで破損した場合に、バッファユニット122を制御して、伝送された符号134に対応するデータを出力させる。別の実施形態では、追加的な安全マージンが備えられていてよい。すなわち、再伝送制御装置125は、受信した符号135の破損が閾値を超過したが、受信した符号134が正確に復号されるためにはまだ十分に低い場合に、符号134の再伝送を開始する。これは、反対方向に伝送された符号の破損度が異なる可能性を調整するためである。さらに別の実施形態では、再伝送制御装置125は、受信された符号135の破損の程度に基づいて、伝送された符号134が伝送中に破損した可能性を判別する。
インターフェース128において受信され、モニタユニット132によってモニタされたデータは、概略的にのみ図示された信号処理部133によってさらに処理される。一実施形態では、信号処理部133は、1つまたは複数のRS復号器、逆インタリーバ、逆フレーマ(de-flamer)等を備えていてよい。
図7に示されている典型的な実施形態に係るトランシーバ120では、破損した符号の再伝送を開始するために、再伝送要求としての制御信号をトランシーバ間に伝送する必要はないことについて理解されたい。その代わり、図7に示されている典型的な実施形態に係るトランシーバ120は、符号が再伝送されるか否かを自主的に判別する。
通常、トランシーバ120は、インターフェース128を介して複数の第1の符号134を連続的に出力する。再伝送バッファ124内には、所定数のこれら符号134の周波数領域表示に対応するデータがバッファされたままとなる。一実施形態では、モニタユニット132および再伝送制御装置125が、受信された符号135が破損しているため、伝送された符号134のうちの1つも破損した可能性があると判別すると、再伝送制御装置125は、受信した破損した符号135と、1つまたは複数の伝送された符号134との間に、時間的相関を確立する。これは、符号134と、それに対応する、関連付けされたデータとを識別するためである。当該関連付けされたデータとは、バッファユニット122内に記憶されており、再伝送されるデータである。一実施形態では、再伝送制御装置125は、バッファユニット122内にバッファされているデータであって、破損した符号135を受信する前に、所定の時間枠内に伝送された1つまたは複数の符号134に対応しているデータを識別する。一実施形態では、上記時間枠は、ほぼDSL符号時間である。再伝送制御装置125は、一時的な相関を確立した後、再伝送するためにバッファユニット122から上記のように識別されたデータの出力を制御する。
図7には示されていないが、トランシーバ120は、追加的な任意の適切なトランスミッタあるいはレシーバ部品を備えていてよい。一実施形態では、トランシーバ120は、インタリーバ121にデータを供給するために、インタリーバ121に結合されたフレーマおよびRS符号化器を備えている。別の実施形態では、トランシーバ120は、信号処理部133に備えられているか、あるいは信号処理部133に結合された、RS復号器および逆フレーマを備えている。
図7に示されているトランシーバ120の様々な機能ブロックは、互いに一体化させることができる。一実施形態では、モニタユニット132はトレリス復号器として構成され、また復調器131と一体的に形成されている。別の実施形態では、モニタユニット132および再伝送制御装置125は、一体的に形成されている。
図7に示されているトランシーバ120では、伝送されるデータはインターリービング後、すなわち周波数領域符号としてバッファされ、また再伝送は、OSI階層モデルの第1の階層において行われる。再伝送のためのバッファリングはまた、OSI階層モデルのより高い階層において行われてよい。さらに、図7に示されているモニタユニット132は、受信されたデータの破損を、復調後直ちにモニタする。しかし、破損の検出は、OSI階層モデルのより高い階層において行うことも可能であることについて理解されたい。一実施形態では、受信されたデータの破損の程度は、逆インターリービングおよびRS復号化後、あるいは逆インターリービングおよびRS復号化時に判別される。
図8は、本発明の一実施形態に係る方法140を示す概略フロー図である。方法140は、例えば、図7に示されている典型的な実施形態に係るトランシーバ120によって実施することができる。工程141では、複数の第1の符号(例えばOFDM符号またはDMT符号)が、トランシーバから別のトランシーバへ伝送されるために出力される。工程142では、別のトランシーバから第2の符号が受信される。図8の典型的な実施形態において用いられている「第1の符号」という呼称は、伝送される符号を指しており、「第2の符号」という呼称は、トランシーバにおいて受信される符号を指している。工程143では、受信された符号の破損の程度が判別される。工程144では、受信された符号の破損の程度と閾値とが比較される。工程143および工程144は、組み合わせて行ってもよい。すなわち、破損の程度が別々に判別されるのではなく、受信された符号の破損が所定の閾値に達したか、あるいは超過したか否かが直接判別されるようにしてよい。工程144において、受信された符号の破損が閾値未満であると判別された場合、当該受信された符号はさらに処理され、そして工程147において新しい符号が伝送される。対照的に、工程144において、受信された符号の破損が閾値を超過したと判別された場合、工程145において、受信された符号と伝送された符号の少なくとも1つとの間に時間的相関が確立される。これは、伝送された符号のうちのいずれが、受信された破損した符号と同時に伝送されたのか、あるいは、受信された破損した符号の伝送の時間枠内において伝送されたのかを判別するためである。このように判別された符号、またはこのように判別された複数の符号は、工程146において再伝送される。符号の送受信は、受信された別の符号が破損したことが判別されるまで継続される。
図9は、本発明の別の実施形態に係るトランシーバ150を示す概略ブロック図である。トランシーバ150は、インタリーバ121、データバッファ123および再伝送バッファ124を備えたバッファユニット122、マルチプレクサ126、変調器およびD/A変換器127、インターフェース128、A/D変換器および復調器131、モニタユニット132、および信号処理部133を備えている。トランシーバ150の構成、動作、および結合状態は、図7の実施形態に係るトランシーバ120の対応する部品と同一である。トランシーバ150は、再伝送制御装置151をさらに備えている。再伝送制御装置151は、モニタユニット132から受信された符号135の破損を示す信号を受信するために、モニタユニット132に結合されている。再伝送制御装置151はまた、符号の再伝送時に、バッファされたインタリーブデータの、再伝送バッファ124からマルチプレクサ126への出力を制御するために、再伝送バッファ124に結合されている。トランシーバ150は、第1の符号カウンタ152および第2の符号カウンタ153をさらに備えている。第1の符号カウンタ152、第2の符号カウンタ153、および再伝送制御装置151は、受信された破損した符号135と、再伝送する必要のある伝送された符号134との間に、時間的相関を共同して確立する。
第1の符号カウンタ152は、変調器およびD/A変換器127および再伝送制御装置151に結合されており、第2の符号カウンタ153は、A/D変換器および復調器131および再伝送制御装置151に結合されている。一実施形態では、第1の符号カウンタ152は、伝送される各符号134に数字などの識別子を関連付けるために、トランシーバ150からインターフェース128を介して出力される符号134をカウントする。第2の符号カウンタ153も同様に、受信された符号135をカウントする。一実施形態では、上記符号は、DSL符号時間などの同一の速度で伝送および受信され、各カウント値は、符号カウンタ152および153から、再伝送制御装置151へ供給される。再伝送制御装置151は、伝送される符号134のカウントと、受信された符号135のカウントとの一定のオフセット(constant offset)を判別する。モニタユニット132および再伝送制御装置151が、受信された符号135が破損していること、あるいはある程度まで破損していること、および符号134の再伝送が開始されることを判別すると、再伝送制御装置151は、再伝送される符号134の数、もしくはそれに関連付けされた数を判別するために、破損している符号135に関連付けされた数を第2の符号カウンタ153から取り出す。一実施形態では、再伝送される符号134の数は、破損している符号135に関連付けされた数と、カウンタ値間における一定のオフセットとに基づいて判別される。次に、再伝送制御装置151は、再伝送のために各データが再伝送バッファ124から出力されるように、再伝送バッファ124を制御する。
別の実施形態では、各符号は、当該各符号に関連付けされていると共に当該各符号から読み出し可能な識別子を有している。符号カウンタ152および153は、符号から識別子を読み出し、再伝送バッファ124内にバッファされている上記再伝送される符号134と対応するデータを識別するために時間的相関を確立することによって、符号数を判別する。
また、図9の実施形態に係るトランシーバ150は、例えばフレーマおよび逆フレーマ、RS符号化器およびRS復号器、トレリス符号変調器およびトレリス復号器など、その他任意の適切なトランスミッタまたはレシーバ部品をさらに備えていてよいことについて理解されたい。図7に示されている実施形態と同様に、図9の実施形態の様々な形態においても、受信された符号の破損のモニタは、後の処理段階(例えば、トレリス復号化およびRS復号化後、あるいはトレリス復号化およびRS復号化時)において行うことができる。
図10は、本発明の一実施形態に係る伝送システム160を示す概略ブロック図である。伝送システム160は、加入者回線または無線データ接続などのデータ接続を介して互いに結合された、第1のトランシーバ170および第2のトランシーバ180を備えている。第1のトランシーバ170は、インタリーバ171と、インタリーブデータをバッファするためにインタリーバ171に結合されたバッファユニット172と、変調器およびD/A変換器173とを備えている。変調器およびD/A変換器173は、図10に示されている典型的な実施形態では、トレリス符号変調器を備えており、また(例えばDMT変調のために))))逆フーリエ変換を行う。トランスミッタ経路内では、インタリーバ171から出力されたデータがバッファユニット172によってバッファされ、そして変調器173による変調後に、上記トランシーバから符号191として出力される。トランシーバ170は、対応するレシーバ経路において、A/D変換器および復調器175をさらに備えている。A/D変換器および復調器175は、図10に示されている典型的な実施形態ではトレリス復号器を備えており、フーリエ変換を行う。トランシーバ170は、受信された符号192の破損をモニタする、復調器175に結合されたモニタユニット176と、受信された符号192が有するデータのデータ処理を行う、モニタユニット176に結合された信号処理部177とをさらに備えている。トランシーバ170は、モニタユニット176およびバッファユニット172に結合された再伝送制御装置174をさらに備えている。トランシーバ180は、トランスミッタ経路において、対応する機能ユニット181〜183、すなわちインタリーバ181、バッファユニット182、および変調器およびD/A変換器183を備えており、レシーバ経路においては、機能ユニット185〜187、すなわちA/D変換器および復調器185、モニタユニット186、および信号処理部187を備えており、さらに再伝送制御装置184を備えている。
動作中では、第1の符号191のストリーム(例えばOFDM符号)が、トランシーバ170からトランシーバ180へ伝送され、第2の符号192のストリームは、トランシーバ180からトランシーバ170へ伝送される。第1の符号191を伝送するためには、インタリーバ170によってデータがインタリーブされ、インタリーブされたインタリーブデータはバッファユニット172内においてバッファされ、そして変調器173によって変調される。これによって第1の符号191が生成され、これら第1の符号191はトランシーバ170から出力され、そしてトランシーバ180に伝送される。これら符号は、トランシーバ180のレシーバ経路185〜187によって受信および処理される。第1の符号191の伝送後、対応するデータは、トランシーバ170のバッファユニット172内に所定の短い期間はバッファされている。第2の符号192もまた同様に、第2のトランシーバ180から出力され、そして第1のトランシーバ170のレシーバ経路175〜177へ伝送される。トランシーバ170によって受信された第2の符号192は、A/D変換および復調後、モニタユニット176によってモニタされる。このモニタは、トランシーバ170によって受信された第2の符号192の破損の程度が閾値を超過したか否かを判別するため、および、第2の符号の破損の程度を示す信号を再伝送制御装置174へ供給するために行われる。再伝送制御装置174は、受信された第2の符号の破損に基づいて、バッファユニット172内においてバッファされたインタリーブデータが再伝送されるか否かを判別する。一実施形態では、破損した第2の符号192と第1の符号191との間に、時間的相関が確立される。これは、再伝送するための第1の符号191を再び生成するためには、バッファされたインタリーブデータのうちのいずれを、バッファユニット172から変調器173へ出力するべきかを判別するために行われる。
第2のトランシーバ180内においても同様に、再伝送制御装置184は、第2のトランシーバ180において受信した第1の符号191の検出された破損の程度に基づいて、第2の符号192に対応していると共にバッファユニット182内にバッファされている、再伝送のためのデータの出力を制御する。
トランシーバ170,180の間に伝送された第1の符号191および第2の符号192は、データフローに対応しているため、図10に示されている実施形態では、制御信号を伝送するための専用伝送チャネルを設ける必要がない。
本発明について、典型的な実施形態を参照しながら説明したが、特許請求の範囲によって規定された本発明の範囲内において、これら実施形態に多くの変化および変更を加えることが可能であることについて理解されたい。例えば、本発明のいずれかの実施形態に係るトランスミッタおよびレシーバ、あるいは一対のトランシーバは、加入者回線などの物理リンク、あるいは無線データ接続によって互いに結合させることができる。一実施形態では、本発明の一実施形態に係る一方のトランシーバは、ユーザの家屋内に設置されており、本発明の一実施形態に係る他方のトランシーバは、電話局本社または市内交換局、あるいは屋外のデジタル加入者回線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)に設置されている。
また、図示および説明したあらゆる機能ユニットまたはブロックは、別々の実体として形成可能な複数の機能サブユニットを備えていてよいことについて理解されたい。典型的な一実施形態では、変調器は、D/A変換器から別々に形成可能なトレリス符号変調器および別々のOFDM変調器から形成されていてよい。図示および説明したあらゆる機能ブロックは、本発明の原理をよりよく説明するためのものとして示されているのであって、一体となったユニット内に2つ以上の機能ブロックが形成されていてよいことについても同様に理解されたい。一実施形態では、受信された符号の破損の程度を判別するモニタユニットは、信号復調器またはその部品と一体的に形成されていてよい。例えば、モニタユニットは、受信された符号を復調または復号する機能と、受信された符号の破損の程度を判別する機能との両方を備えたトレリス復号器として形成することができる。別の実施形態では、モニタユニットは、RS復号器などの信号処理ユニットと一体的に形成することができる。
受信された符号の破損の程度は、上述した一部の典型的な実施形態では、符号の復調後、および任意のさらなる信号処理(例えば逆インターリービングまたはRS復号化)前に判別されるが、レシーバ経路の任意の適切なその他の段、例えばRS復号器付近またはトレリス復号器付近において判別することもできる。例えば、本発明の別の実施形態に係る伝送システム190の概略ブロック図である図11では、図4の伝送システム50のトランスミッタユニットと構成および動作が同一であるトランスミッタユニット51と、レシーバユニット201とが備えられている。レシーバユニット201は、トランスミッタユニット51からレシーバユニット201へ伝送された符号に対して様々な信号処理機能を行う第1の信号処理部202と、伝送された符号の破損を判別するために第1の信号処理部202に結合されたモニタユニット203と、さらなる信号処理機能を行うためにモニタユニット203に結合された第2の信号処理部204とを備えている。モニタユニット203に結合された再伝送要求発生器205は、モニタユニット203によって判別された、伝送された符号の破損に基づいて、トランスミッタに伝送される再伝送要求を生成する。図11に示されている典型的な実施形態では、受信された符号に対する一部の信号処理は、モニタユニット203が符号の破損をモニタする前に行われる。
最後に、図示および説明したあらゆる機能ユニットまたは部品は、ハードウェア内、ソフトウェア内、あるいはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ内に形成することができる。また、このような全ての実施形態は、特許請求の範囲において規定される本発明に包含されるものと考えられることについて理解されたい。
上記データ伝送方法では、上記伝送工程、上記判別工程、および上記再伝送工程は、1つのトランシーバによって行われることが好ましい。
本発明のデータ伝送方法は、信号を送受信するためのインターフェースユニットを有するトランシーバを設ける工程と、第1のデータを含む第1の信号を、上記インターフェースユニットを介して伝送する伝送工程と、上記インターフェースユニットにおいて第2の信号を受信する受信工程と、上記第2の信号の破損の指標を判別する判別工程と、上記指標に基づいて上記第1のデータを再伝送する再伝送工程とを含んでいてもよい。
上記データ伝送方法は、上記第1の信号に対応する上記第1のデータをバッファする工程と、上記指標に基づいて、上記バッファされた第1のデータを取り出す工程とをさらに含んでいてもよい。
上記データ伝送方法は、上記第1の信号は、直交周波数分割多重符号を含んでいてもよい。
上記データ伝送方法は、複数の別の直交周波数分割多重符号を、上記インターフェースユニットを介して伝送する工程をさらに含んでいてもよい。
上記データ伝送方法は、上記直交周波数分割多重符号と上記第2の信号との間に時間的相関を確立する工程をさらに含んでいてもよい。
上記データ伝送方法は、上記判別工程は、上記第2の信号をトレリス復号化する工程を含んでいてもよい。
上記データ伝送方法は、上記判別工程は、上記第2の信号の信号対雑音比を判別する工程を含んでいてもよい。
上記データ伝送方法は、上記判別工程は、アナログ−デジタル変換飽和を判別する工程を含んでいてもよい。
上記データ伝送方法は、上記インターフェースユニットにおいて複数の第2の信号が受信され、上記判別工程は上記複数の第2の信号のそれぞれに対して行われてもよい。
本発明のトランシーバは、第1のデータを含む第1の信号を伝送するとともに、第2の信号を受信するインターフェースユニットと、上記インターフェースユニットに結合され、上記第2の信号の破損の指標を判別するモニタユニットと、上記モニタユニットに結合され、上記指標を受信すると共に、上記インターフェースユニットに結合され、上記指標に基づいて上記第1のデータの再伝送を開始する再伝送制御装置とを備えていることが好ましい。
上記トランシーバは、上記第1のデータをバッファするバッファユニットと、上記バッファユニットに結合され、上記第1のデータを上記第1の信号に変換すると共に、上記インターフェースユニットに結合され、上記第1の信号を上記インターフェースユニットに供給する変調器とをさらに備えていてもよい。
上記トランシーバは、上記バッファユニットに結合され、上記第1のデータを上記バッファユニットに供給するインタリーバをさらに備えていてもよい。
上記トランシーバでは、上記変調器は、トレリス符号変調器を含んでいてもよい。
上記トランシーバでは、上記モニタユニットは、上記インターフェースユニットに結合され、上記第2の信号を復号するトレリス復号器を備えていてもよい。
上記トランシーバでは、上記モニタユニットは、上記第2の信号のアナログ−デジタル変換飽和をモニタするように構成されていてもよい。
上記トランシーバでは、上記第1の信号は、第1の直交周波数分割多重符号を含んでおり、上記第2の信号は、第2の直交周波数分割多重符号を含んでいてもよい。
上記トランシーバは、上記第1の直交周波数分割多重符号の識別子と、上記第2の直交周波数分割多重符号の識別子とを記憶する符号カウンタユニットをさらに備えていてもよい。
上記トランシーバでは、上記再伝送制御装置は、上記符号カウンタユニットに結合されていると共に、上記第1の直交周波数分割多重符号と上記第2の直交周波数分割多重符号との間に時間的相関を確立するように構成されていてもよい。
本発明のレシーバにおいて用いるための構成は、受信された直交周波数分割多重符号から復調信号を生成するように構成された復調器と、上記復調器に動作可能なように結合され、開放型システム間相互接続階層モデルの第1の階層において上記符号の破損をモニタするモニタユニットと、上記モニタユニットに結合され、上記モニタされた破損に基づいて、上記受信された符号のための識別子を有する再伝送要求を生成する再伝送要求発生器とを備えた。
上記レシーバにおいて用いるための構成は、上記復調器に結合され、上記復調信号を逆インタリーブする逆インタリーバをさらに備えていてもよい。
Claims (23)
- インタリーブされたインタリーブデータを生成するために、データをインタリーブするインタリーブ工程と、
上記インタリーブデータを変調信号に変換する変換工程と、
上記変調信号を伝送する伝送工程と、
上記インタリーブデータを記憶する記憶工程と、
上記変調信号の再伝送が必要であるか否かを、開放型システム間相互接続階層モデルの第1の階層において、上記変調信号の破損に基づき判別する判別工程と、
上記判別工程の結果に基づき、上記変調信号の識別子を有する再伝送要求を生成する生成工程とを含んでいるデータ伝送方法。 - 上記変調信号を受信するレシーバにおいて上記再伝送要求を生成する工程をさらに含んでいる請求項1に記載のデータ伝送方法。
- 上記再伝送要求に基づいて上記インタリーブデータを再伝送する再伝送工程を含んでいる請求項1に記載のデータ伝送方法。
- 上記再伝送工程は、上記記憶されたインタリーブデータを取り出し、上記記憶されたインタリーブデータを上記変調信号に変換する工程を含んでいる請求項1に記載のデータ伝送方法。
- 上記変換工程は、トレリス符号化を含んでいる請求項1に記載のデータ伝送方法。
- 上記変換工程は、直交周波数分割多重変調を含んでいる請求項1に記載のデータ伝送方法。
- 上記判別工程は、別の変調信号を受信し、当該別の変調信号の破損をモニタする工程を含んでいる請求項1に記載のデータ伝送方法。
- 上記インタリーブ工程前に、上記データのリードソロモン符号化を行う工程をさらに含んでいる請求項1に記載のデータ伝送方法。
- 上記記憶工程は、上記インタリーブデータをバッファする工程を含んでいる請求項1に記載のデータ伝送方法。
- インタリーブされたインタリーブデータを供給するためのインタリーバと、
上記インタリーバに動作可能なように結合され、上記インタリーブデータを変調信号に変換する変調器と、
上記インタリーバに動作可能なように結合され、上記インタリーブデータをバッファすると共に、上記変調器に動作可能なように結合され、上記バッファされたインタリーブデータを上記変調器に供給するバッファユニットと、
再伝送制御装置とを備えており、
上記再伝送制御装置は、上記インタリーブデータが再伝送されるか否かを示す指標を受信するための入力部と、上記バッファユニットに動作可能なように結合され、上記指標に基づいて、上記バッファされたデータの上記バッファユニットから上記変調器への出力を制御する出力部とを有し、
上記指標は、伝送中における上記変調信号の破損を示し、
上記変調信号の破損は、開放型システム間相互接続階層モデルの第1の階層において判別され、
上記指標は、上記変調信号の識別子を含んでいるトランスミッタ。 - 上記変調器は、離散マルチトーン変調器を含んでいる請求項10に記載のトランスミッタ。
- 上記変調信号は、直交周波数分割多重符号を含んでいる請求項10に記載のトランスミッタ。
- 上記変調器は、トレリス符号変調器を含んでいる請求項10に記載のトランスミッタ。
- 上記変調器に動作可能なように結合されたアナログインターフェースをさらに備えており、
上記変調器は、上記変調信号を上記アナログインターフェースを介して伝送する請求項10に記載のトランスミッタ。 - 上記アナログインターフェースに動作可能なように結合された加入者回線をさらに備えている請求項14に記載のトランスミッタ。
- 上記再伝送制御装置の上記入力部に結合された再伝送要求インターフェースをさらに備えており、
上記指標は、上記再伝送要求インターフェースにおいて受信された再伝送要求を含んでいる請求項10に記載のトランスミッタ。 - 上記再伝送要求は、上記変調信号の上記識別子を含んでいる請求項16に記載のトランスミッタ。
- さらなる変調信号を受信するためのインターフェースユニットと、
上記さらなる変調信号の伝送品質をモニタするために動作可能なように結合されていると共に、上記さらなる変調信号の上記モニタされた伝送品質に基づいて、上記再伝送制御装置の上記入力部に上記指標を供給するためにさらに動作可能なように結合されているモニタユニットとをさらに備えている請求項10に記載のトランスミッタ。 - リードソロモン符号化データを上記インタリーバへ供給するために結合されたリードソロモン符号化器をさらに備えている請求項10に記載のトランスミッタ。
- 上記変調器は、上記バッファユニットを介して上記インタリーバに結合されていると共に、上記バッファユニットを介して上記インタリーブデータを受信する請求項10に記載のトランスミッタ。
- インタリーブされたインタリーブデータを供給するためのインタリーバと、上記インタリーバに結合され、上記インタリーブデータを記憶する記憶ユニットと、上記記憶ユニットに結合され、上記記憶されたインタリーブデータに基づいて生成された符号を伝送するインターフェースと、上記記憶ユニットに結合されている再伝送制御装置とを有したトランスミッタと、
上記符号を受信するためのインターフェースと、当該インターフェースに結合され、上記符号の破損を開放型システム間相互接続階層モデルの第1の階層においてモニタするモニタユニットと、当該モニタユニットに結合されている再伝送要求発生器とを有したレシーバとを備えており、
上記再伝送要求発生器は、上記モニタされた破損が所定の閾値を超過した場合に、上記受信された符号のための識別子を有する再伝送要求を生成するように構成されており、
上記再伝送制御装置は、上記再伝送要求を受信するように構成されているデータ伝送システム。 - 上記再伝送制御装置は、上記インタリーブデータを再伝送するために、上記記憶されたインタリーブデータの上記記憶ユニットからの出力を開始するように構成されている請求項21に記載のデータ伝送システム。
- 上記符号は、直交周波数分割多重符号を含んでいる請求項22に記載のデータ伝送システム。
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