JP2003309535A - マルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及びマルチキャリア送信方法 - Google Patents

マルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及びマルチキャリア送信方法

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JP2003309535A
JP2003309535A JP2002111171A JP2002111171A JP2003309535A JP 2003309535 A JP2003309535 A JP 2003309535A JP 2002111171 A JP2002111171 A JP 2002111171A JP 2002111171 A JP2002111171 A JP 2002111171A JP 2003309535 A JP2003309535 A JP 2003309535A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチキャリア通信時の再送による誤り
率特性を向上させること。 【解決手段】 系列変換部104が多値変調部105に
より用いられる誤りの生じ難い上位ビットと誤りの生じ
易い下位ビットを再送毎に入れ替える。多値変調部10
5では、再送毎に入れ替えられた上位ビットと下位ビッ
トを用いて多値変調を行なう。多値変調後のシンボルは
再送毎に異なるインターリーブパターンでインターリー
ブされ、拡散部108、OFDM送信部109を介して
マルチキャリア送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチキャリア送信
装置、マルチキャリア受信装置及びマルチキャリア送信
方法に関し、特に再送信号をパケット合成することで誤
り率を低減する場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチキャリア通信シス
テムでは、初回送信により得られたパケットと再送され
たパケットを合成して復号することにより、受信側での
復号時の誤り率特性を向上させるようになっている。そ
して従来、データのスループットを向上させることを目
的として、少ない再送回数で所望の誤り率を達成するた
めに種々の工夫が提案されている。
【0003】特にマルチキャリア通信システムでは、周
波数選択性フェージングが原因となって、サブキャリア
毎の受信レベルが異なる。従って、ある周波数のサブキ
ャリアに重畳された信号の受信レベルは高くなるが、別
のサブキャリアに重畳された信号の受信レベルは低くな
る。この結果、受信レベルの低いサブキャリアに重畳さ
れた信号の誤り率はなかなか所望の値に達せず、再送回
数が増大する。
【0004】この点に着目して従来、特開2001−6
0934号公報、特開2000−269929号公報等
に開示されている方法がある。これらの方法では、再送
毎にインターリーブパターンを変えることにより、再送
毎にシンボルを配置するサブキャリアを変化させる。こ
の結果、パケット合成時の各シンボルの信号レベルを一
様化することができ、誤り率特性を向上させることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来提案さ
れている再送毎にインターリーブパターンを変える方法
によれば、確かに、インターリーブ処理により送信シン
ボルのばらつきを大きくできるので、誤り率の極端に悪
いシンボルを減らすことができ、有効にデータのスルー
プットを向上させることができる。
【0006】しかしながら、近年、画像データ等の大容
量のデータを高速で伝送することが求められており、こ
れを達成するためには、誤り率特性をさらに向上させ、
再送回数を減らすことでスループットを一段と向上させ
ることが必要となる。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、マルチキャリア通信システムにおいて再送による
誤り率特性を一段と向上し得るマルチキャリア送信装
置、マルチキャリア受信装置及びマルチキャリア送信方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明は、以下の構成を採る。
【0009】(1)本発明のマルチキャリア送信装置
は、3ビット以上の送信データを1シンボルに変調する
多値変調手段と、多値変調手段による変調処理を行う際
の上位ビットと下位ビットを再送毎に入れ替えるビット
入替手段と、多値変調手段により得られたシンボルを複
数のサブキャリアに重畳して送信するマルチキャリア送
信手段と、を具備する構成を採る。
【0010】この構成によれば、前回の送信で誤りの生
じ易い下位ビットが、次回の送信(再送)では誤りの生
じ難い上位ビットとされるので、受信側で変調シンボル
を復調した際に下位ビットの品質が連続して悪くなるこ
とが回避される。この結果、各ビットについて再送によ
る時間ダイバーシチ効果が得られ、合成後のパケットデ
ータの誤り率が向上する。
【0011】(2)本発明のマルチキャリア送信装置
は、(1)において、多値変調前のビットを再送毎に異
なるインターリーブパターンでインターリーブするイン
ターリーバを、さらに具備する構成を採る。
【0012】この構成によれば、再送毎に多値変調の1
シンボルを構成するビットが異なるようになるので、前
回の送信と次回の送信(再送)で同じシンボルの受信レ
ベルが低くなったとしても、同一ビットの受信レベルが
連続して小さくなる確率を低くすることができる。この
結果、各ビットについての再送による時間ダイバーシチ
効果を一段と高めることができ、合成後のパケットデー
タの誤り率特性が一段と向上する。
【0013】(3)本発明のマルチキャリア送信装置
は、(2)のインターリーバは、再送毎に、上位ビット
及び下位ビットをそれぞれ独立のインターリーブパター
ンでインターリーブする構成を採る。
【0014】この構成によれば、再送毎に多値変調の1
シンボルを構成するビットを上位ビットと下位ビット毎
にばらつかせるので、前回の送信と次回の送信(再送)
で同じシンボルの受信レベルが低くなったとしても、同
一のビットの受信レベルが低くなる確率を低くできるの
に加えて、受信側で各ビット列を容易に復元することが
できるようになる。つまり、送信側では、確実に上位ビ
ットと下位ビットを入れ替えかつ各ビットをインターリ
ーブするといった処理を行うことができ、受信側では単
純にその逆の処理を行うことで元のビット列を復元でき
るようになる。
【0015】(4)本発明のマルチキャリア送信装置
は、(1)において、1系統のビット列からなる送信デ
ータを2系統のビット列に分離するビット分離手段と、
分離された各系統のビット列をそれぞれ再送毎に異なる
インターリーブパターンでインターリーブする複数のイ
ンターリーバと、インターリーブ後の各系列のビット列
を再送毎に順番を入れ替えて時分割多重する多重手段
と、を具備し、多値変調手段は、多重手段により多重さ
れたビット列を変調する構成を採る。
【0016】この構成によれば、多値変調手段のコンス
タレーションマッピングの構成を変更することなく、再
送毎に上位ビットと下位ビットを入れ替えかつ再送毎の
1シンボルを構成するビットの入れ替えといった処理を
容易に行うことができるようになる。
【0017】(5)本発明のマルチキャリア送信装置
は、(2)〜(4)において、各サブキャリアの受信レ
ベルを検出する検出手段を、さらに具備し、インターリ
ーバは、当該検出結果に基づいて、受信レベルが低いサ
ブキャリアに同一のビットが配置されないようにインタ
ーリーブパターンを選択する構成を採る。
【0018】この構成によれば、前回の送信と次回の送
信(再送)で同一ビットの受信レベルが連続して低くな
ることを確実に回避できる。
【0019】(6)本発明のマルチキャリア送信装置
は、(1)〜(4)において、多値変調手段により得ら
れたシンボルを再送毎に異なるインターリーブパターン
でインターリーブするインターリーバを、さらに具備
し、マルチキャリア送信手段は、インターリーブされた
シンボルを複数のサブキャリアに重畳して送信する構成
を採る。
【0020】この構成によれば、さらに前回の送信と次
回の送信(再送)で同じシンボルの受信レベルが低くな
ることを回避できるので、(1)〜(4)の場合と比較
して、同一のビットの受信レベルが連続して低くなる確
率が一段と低くなる。
【0021】(7)本発明のマルチキャリア受信装置
は、(2)のマルチキャリア送信装置から送信されたマ
ルチキャリア信号を受信復調するマルチキャリア受信装
置であって、受信したマルチキャリア信号から送信シン
ボルを抽出するシンボル抽出手段と、抽出されたシンボ
ルを軟判定することにより送信ビットを復元する復調手
段と、当該復調手段により得られたビット列に対して再
送毎に(2)のインターリーバと逆のインターリーブ処
理を施すデインターリーバと、(2)入替手段で入れ替
えられたビット列を元に戻すビット並替手段と、元に戻
されたビット列を用いて再送毎にパケット合成を行う合
成手段と、を具備する構成を採る。
【0022】この構成によれば、送信側で再送毎にビッ
トインターリーブされ、かつ上位ビットと下位ビットが
入れ替えられたビットを元の順序に戻して、良好に元の
送信データを復元することができる。
【0023】(8)本発明の無線基地局装置は、(1)
から(6)のいずれかに記載のマルチキャリア送信装置
を具備する構成を採る。
【0024】(9)本発明の通信端末装置は、(1)か
ら(6)のいずれかに記載のマルチキャリア送信装置を
具備する構成を採る。
【0025】(10)本発明のマルチキャリア送信方法
は、3ビット以上の送信データを1シンボルに変調する
多値変調ステップと、多値変調ステップにおいて変調処
理を行う際の上位ビットと下位ビットを再送毎に入れ替
えるビット入替ステップと、多値変調ステップで得たシ
ンボルを複数のサブキャリアに重畳して送信するマルチ
キャリア送信ステップと、を含むようにする。
【0026】この方法によれば、前回の送信で誤りの生
じ易い下位ビットが、次回の送信(再送)では誤りの生
じ難い上位ビットとされるので、受信側で変調シンボル
を復調した際に下位ビットの品質が連続して悪くなるこ
とが回避される。この結果、各ビットについて再送によ
る時間ダイバーシチ効果が得られ、合成後のパケットデ
ータの誤り率が向上する。
【0027】(11)本発明のマルチキャリア送信方法
は、(10)のステップに加えて、多値変調前のビット
を再送毎に異なるインターリーブパターンでインターリ
ーブするステップを、さらに含むようにする。
【0028】この方法によれば、再送毎に多値変調の1
シンボルを構成するビットが異なるようになるので、前
回の送信と次回の送信(再送)で同じシンボルの受信レ
ベルが低くなったとしても、同一ビットの受信レベルが
連続して小さくなる確率を低くすることができる。この
結果、各ビットについての再送による時間ダイバーシチ
効果を一段と高めることができ、合成後のパケットデー
タの誤り率特性が一段と向上する。
【0029】(12)本発明のプログラムは、コンピュ
ータに、3ビット以上の送信データを1シンボルに変調
する多値変調手順と、多値変調手順において変調処理を
行う際の上位ビットと下位ビットを再送毎に入れ替える
ビット入替手順と、多値変調手順で得たシンボルを複数
のサブキャリアに重畳して送信するマルチキャリア送信
手順とを実行させるようにする。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、送信データに対
して多値変調を施し、変調後のシンボルをマルチキャリ
ア送信する場合に、誤りの生じ難い上位ビットと誤りの
生じ易い下位ビットを再送毎に入れ替えて多値変調を施
すことである。また再送毎に多値変調の1シンボルを構
成するビットが異なるように、ビットインターリーブ処
理を行うことである。
【0031】これにより、前回の送信と次回の送信(再
送)で同じシンボルの受信レベルが低くなったとして
も、同一ビットの受信レベルが連続して小さくなる確率
が低くなり、受信側での再送による時間ダイバーシチ効
果を高めることができるようになる。この結果、受信側
でのパケット合成後の誤り率特性を向上させることがで
きるので、再送回数を減らし、データのスループットを
向上させることができる。
【0032】以下、本発明の実施形態について図面を参
照して詳細に説明する。
【0033】(実施の形態1)図1において、100は
全体として、本発明の実施の形態1に係るマルチキャリ
ア送信装置の構成を示す。マルチキャリア送信装置10
0は、無線基地局装置や通信端末装置に設けられる。マ
ルチキャリア送信装置100は、送信データに対して多
値変調処理を施し、変調により得たシンボルを拡散処理
し、さらに拡散により得たチップを互いに直交する複数
のサブキャリアに重畳して送信する。つまり、この実施
の形態のマルチキャリア送信装置100は、送信データ
をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex
ing)−CDMA(Code DivisionMultiple Access)方式
により送信するようになっている。
【0034】マルチキャリア送信装置100は送信デー
タを符号化部101によって符号化し、符号化したデー
タを記憶部102に送出する。記憶部102はカウンタ
103のカウント値に基づいて読み出し制御される。こ
こでカウンタ103は受信側からNACK信号(再送要
求信号)が送られてくる度にカウント値をインクリメン
トし、ACK信号が送られてきたときにカウント値を0
リセットするようになっている。記憶部102はカウン
ト値がインクリメントされる度に記憶したデータを系列
変換部104に送出する(つまり、再送データを送出す
る)。これに対して、カウント値が0になったときには
符号化部101からのデータをそのまま系列変換部10
4に送出する(つまり、初回送信データを送出する)。
【0035】系列変換部104は、カウンタ103から
のカウント値がインクリメントされる度に、続く多値変
調部105で変調される、誤りの生じ難い上位ビットと
誤りの生じ易い下位ビットとの順序を入れ替える。
【0036】多値変調部105は、系列変換部104か
ら入力されたデータの複数ビットを1シンボルに変調す
る。この実施の形態の場合、多値変調部105は入力デ
ータに対して16QAM(Quadrature Amplitude Modula
tion)を施して、4ビットを1シンボルに変調するよう
になっている。
【0037】図2を用いて、系列変換部104と多値変
調部105の処理について説明する。ここで図2(A)
は系列変換部104に入力されるビットの配列を示す。
図2(B)は初回送信時の各シンボルを構成するビット
の配列を示す。図2(C)は再送時(1回目の再送時)
の各シンボルを構成するビットの配列を示す。図2
(D)は再送時(1回目の再送時)に系列変換部104
から出力されるビットの配列を示す。
【0038】ここで図2(B)、図2(C)において、
b0、b1は16QAM変調された際に誤りの生じ難い
上位ビットを示し、b2、b3は誤りの生じ易い下位ビ
ットを示す。図2からも分かるように、系列変換部10
4によって初回送信時と再送時とで上位ビットと下位ビ
ットが入れ替えられる。例えばシンボル番号1のシンボ
ルを見ると、初回送信時には1、2ビットが上位ビット
とされ、3、4ビットが下位ビットとされる(図2
(B))のに対して、再送時には3、4ビットが上位ビ
ットとされ、1、2ビットが下位ビットとされる(図2
(C))。
【0039】多値変調後のシンボルは選択回路106に
入力される。選択回路106の出力側には、それぞれイ
ンターリーブパターンの異なる複数のインターリーバ1
07−1、107−2、…、107−Nが接続されてい
る。選択回路106はカウンタ103からのカウント値
に応じて変調シンボルを入力させるインターリーバ10
7−1、107−2、…、107−Nを切り替える。こ
れにより、再送毎に配列順序の異なるシンボルが拡散部
108に送出される。
【0040】拡散部108は、入力されたシンボルに拡
散コードを乗じることにより、シンボルをチップ単位に
拡散する。OFDM送信部109は、IFFT(逆フー
リエ変換回路)及び無線送信回路等により構成されてお
り、拡散により得られたチップを互いに直交する複数サ
ブキャリアに重畳する。OFDM送信処理後の信号はア
ンテナ110を介して送信される。
【0041】図3に、マルチキャリア送信装置100に
より送信されたマルチキャリア信号を受信するマルチキ
ャリア受信装置200の構成を示す。マルチキャリア受
信装置200は受信信号をアンテナ201を介してOF
DM受信部202に入力する。
【0042】OFDM受信部202は、無線受信部及び
FFT(フーリエ変換回路)等から構成されており、複
数サブキャリアに重畳された各チップを抽出する。逆拡
散部203は、拡散コードを用いて入力信号を逆拡散す
ることにより、拡散前のシンボルを復元し、復元したシ
ンボルを選択回路204に送出する。
【0043】選択回路204の出力側には、それぞれイ
ンターリーブパターンの異なる複数のデインターリーバ
206−1、206−2、…、206−Nが接続されて
いる。各デインターリーバ206−1、206−2、
…、206−Nは、それぞれ送信側のインターリーバ1
07−1、107−2、…、107−N(図1)と逆の
処理を行うことにより、各シンボルを元の配列に戻すよ
うになっている。
【0044】選択回路204はカウンタ205のカウン
ト値に応じて入力信号を出力するデインターリーバ20
6−1、206−2、…、206−Nを選択する。ここ
でカウンタ205は送信側のカウンタ103(図1)と
同様にNACK信号が入力される度にインクリメントさ
れる。つまり、マルチキャリア送信装置100とマルチ
キャリア受信装置200との間では、再送回数に応じて
対応するインターリーバ107−1、107−2、…、
107−N(図1)とデインターリーバ206−1、2
06−2、…、206−Nが選択され、デインターリー
バ206−1、206−2、…、206−Nによりシン
ボルの配列が元に戻される。
【0045】デインターリーバ206−1、206−
2、…、206−Nにより元の配列に戻されたシンボル
は多値復調部207に入力される。多値復調部207は
多値変調部105(図1)に対応した復調処理を行うこ
とにより、1シンボルから4ビットのデータを復調す
る。
【0046】系列変換部208は、再送回数に応じて、
送信側の系列変換部104(図1)と逆の系列変換を行
う。具体的には、初回送信データの受信時には入力した
ビットをそのままの配列で出力するのに対して、再送信
号の受信時には再送毎に上位ビットと下位ビットの配列
を入れ替える。これにより、送信データと同様のビット
配列の信号が得られる。系列変換部208の出力は再送
パケットを合成する合成回路209に入力される。
【0047】合成回路209は記憶部211と加算部2
10とにより構成されており、記憶部211に記憶され
た今回の再送までのパケットデータと、今回再送された
パケットデータとが加算部210により加算される。例
えば今回入力されたパケットデータが2回目の再送によ
るパケットデータであった場合には、記憶部211に記
憶された初回及び1回目の再送による合成パケットデー
タと、今回の再送によるパケットデータが合成される。
【0048】合成されたパケットデータは復号化部21
2により復号され、誤り検出部213によりCRC(Cy
clic Redundancy Check)等の誤り検出が施される。こ
れにより、誤り検出部213からは復号データが出力さ
れると共に、CRCがOKの場合にはACK信号が、N
Gの場合にはNACK信号が出力される。このACK/
NACK信号はカウンタ205に送出されると共に、マ
ルチキャリア送信装置100(図1)に送信される。
【0049】次にこの実施の形態の動作について説明す
る。この実施の形態では、マルチキャリア送信装置10
0によって再送毎に多値変調時の上位ビットと下位ビッ
トとを入れ替えるようにしたことにより、受信側でのビ
ット単位の誤り率を向上させることができるようにな
る。まず、これを図4、図5及び図6を用いて説明す
る。
【0050】図4は、16QAMによる各シンボルのI
−Q平面上でのマッピング位置を示す。復調時、上位2
ビットは、同相成分については図中i1の幅の判定閾値
が用いられ、直交成分については図中q1の幅の判定閾
値が用いられて、軟判定処理が行われる。一方、下位2
ビットは、同相成分についてはi2の幅の判定閾値が用
いられ、直交成分についてはq2の幅の判定閾値が用い
られて、軟判定処理が行われる。図からも明らかなよう
に、下位2ビットの判定閾値の幅i2、q2は上位2ビッ
トの判定閾値の幅i1、q1に対して狭いので、シンボル
の位相や振幅が伝搬路により変動した場合に、上位2ビ
ットと比較して誤りが生じ易くなる。
【0051】図5に、上位2ビットS0、S1と下位2
ビットS2、S3のSIR(Signalto Interference Ra
tio)とBER(Bit Error Rate)との関係を示す。図
からも明らかなように、同じSIRであれば上位ビット
の方がBERが低くなる。
【0052】この実施の形態では、図6に示すように、
初回送信時にはビットS0、S1を上位ビットとして高
品質で伝送し、2回目送信時(再送時)にはビットS
2、S3を上位ビットとして高品質で伝送するようにし
ている。これにより、受信側でパケット合成すると全て
のビットS0’、S1’、S2’、S3’を誤りが生じ
ない程度の品質で復元できるようになる。
【0053】すなわち、初回送信時に下位ビットとした
ビットを再送時にも下位ビットとして送信する場合と比
較して、再送によるビット単位での時間ダイバーシチ効
果が得られ、合成後のパケットデータの誤り率特性を向
上させることができる。
【0054】またこの実施の形態では、多値変調後のシ
ンボルを再送毎に異なるインターリーブパターンにより
インターリーブしてマルチキャリア送信しているので、
シンボル単位での誤り率特性の向上も見込める。つま
り、周波数選択性フェージングにより特定のサブキャリ
アの信号レベルが落ち込んでも、同一のシンボルが連続
してそのサブキャリアに割り当てられる確率が低くなる
ので、再送によるビット単位での時間ダイバーシチ効果
が得られ、合成後のパケットデータの誤り率特性を一段
と向上させることができる。
【0055】以上の構成によれば、送信データに対して
多値変調を施し、変調後のシンボルをマルチキャリア送
信する場合に、上位ビットと下位ビットを再送毎に入れ
替えて多値変調を施すようにしたことにより、各ビット
について再送による時間ダイバーシチ効果を得ることが
でき、合成後のパケットデータの誤り率特性を向上させ
ることができる。この結果、再送回数を減らすことがで
きることにより、データのスループットを向上させるこ
とができる。
【0056】(実施の形態2)この実施の形態では、実
施の形態1と同様に上位ビットと下位ビットを再送毎に
入れ替えて多値変調を施すのに加えて、多値変調時に上
位ビットに割り当てられるビットと下位ビットに割り当
てられるビットを分割し、分割したビット列それぞれに
対して再送毎に異なるインターリーブパターンを用いて
インターリーブ処理を施す。
【0057】この結果、再送毎に上位ビットと下位ビッ
トが入れ替わるのに加えて、多値変調による1シンボル
を構成するビットも再送毎に入れ替わる。これにより、
再送間で見た場合、各ビットを一段とばらかせる(つま
り、再送毎に同一ビットが同一サブキャリアに配置され
る確率を低くする)ことができるようになるので、各ビ
ットについて再送による時間ダイバーシチ効果を一段と
高めることができる。
【0058】図1との対応部分に同一符号を付して示す
図7において、この実施の形態のマルチキャリア送信装
置300は記憶部102から出力された送信ビットを分
離部301により分離する。この実施の形態では、4ビ
ットを1シンボルとする16QAMを行うので、入力ビ
ットを2ビット毎に分離するようになっている。具体的
には、分離部301は、図8に示すように、2ビット毎
に入力ビットを分離部出力1及び分離部出力2に分離し
て、続く選択回路302の各入力端に供給する。
【0059】選択回路302の出力端は、可動接点を介
して、それぞれインターリーブパターンの異なるインタ
ーリーバ303−1、302−2に接続されている。選
択回路302は、カウンタ305からのカウント値(す
なわち再送回数)に応じて、入力したビット列を供給す
るインターリーバ303−1、302−2を選択するよ
うになっている。例えば初回送信時には、図8に示す分
離部出力1をインターリーバ303−1に供給し、分離
部出力2をインターリーバ303−2に供給する。これ
に対して、1回目の再送時には分離部出力1をインター
リーバ303−2に供給し、分離部出力2をインターリ
ーバ303−1に供給する。
【0060】インターリーバ303−1、302−2の
出力は続く選択回路304の各入力端に供給される。選
択回路304の出力端は、可動接点を介して、多重部3
06の2つの入力端に接続されている。選択回路304
はカウンタ305からのカウント値(すなわち再送回
数)に応じて、インターリーバ303−1、302−2
の出力を供給する多重部306の入力端を切り替えるよ
うになっている。
【0061】ここで多重部306は2つの入力端から入
力された2系統のビット列を時分割多重することによ
り、1列のビット系列に変換して出力する。この際、ま
ず第1の入力端に供給されている2ビット分を出力し、
続いて第2の入力端に供給されている2ビット分を出力
するといったように、2ビットづつ交互に選択して出力
する。
【0062】多重部306の入力と出力の様子を、図9
を用いて説明する。初回送信時には第1の入力端に多重
部入力1として1,2,5,6,…,n0,n1が入力
され、第2の入力端に多重部入力2として3,4,7,
8,…,n2,n3が入力される。このとき多重部30
6は多重部出力として1,2,3,4,5,6,7,
8,…,n0,n1,n2,n3の順序のビット列を出
力する。
【0063】一方、図示しないが、再送時には第1の入
力端に多重部入力1として3,4,7,8,…,n2,
n3が入力され、第2の入力端に多重部入力2として
1,2,5,6,…,n0,n1が入力される。このと
き多重部306は多重部出力として3,4,1,2,
7,8,5,6,…,n2,n3,n0,n1の順序の
ビット列を出力する(但し、図9では、説明を簡単化す
るために、インターリーバ303−1、302−2によ
るインターリーブ処理を無視したビット配列となってい
るが、実際には各ビットはインターリーブされたものと
なる)。
【0064】これにより、多値変調部105では、初回
送信時と再送時で上位ビットと下位ビットが入れ替わっ
た多値変調処理を行うことができるので、下位ビットの
受信品質が連続して悪くなることを回避できるといっ
た、実施の形態1と同様の効果が得られることになる。
【0065】図10に、実際に多重部306から出力さ
れるビットの配列を示す。この図からも明らかなよう
に、図10(A)に示す初回送信時と図10(B)に示
す再送時とでは、上位ビットと下位ビットが入れ替えら
れているのに加えて、各シンボルに割り当てられるビッ
トも入れ替えられている。この結果、例えば各シンボル
が初回送信時と再送時で同じサブキャリアに割り当てら
れた場合でも、各ビットは初回送信時と再送時で異なる
サブキャリアに配置されることになるので、各ビットに
ついて再送による時間ダイバーシチ効果を確実に得るこ
とができるようになる。
【0066】ここで図11を用いて、初回送信時と再送
時でビットを配置するサブキャリアを替えることで誤り
率特性が向上する理由について簡単に説明する。初回送
信時と再送時で同じインターリーブパターン♯1を用い
た場合には、初回送信時と再送時で同じサブキャリアに
同じデータが配置されることになるので、初回送信信号
と再送信号とを合成したとしても、周波数選択性フェー
ジングにより受信レベルが落ち込んでいるサブキャリア
に割り当てられたデータは殆ど再送によるダイバーシチ
効果が得られない。図中×で示すデータ2、7がこれに
相当する。
【0067】これに対して、初回送信時と再送時で同じ
異なるインターリーブパターン♯1、♯2を用いた場合
には、初回送信時と再送時で同一データが異なるサブキ
ャリアに配置されることになるので、初回送信信号と再
送信号とを合成すると、1回目の送信では十分な受信レ
ベルが得られなかったデータも、2回目の送信では十分
な受信レベルが得られる可能性が高くなる。この結果、
再送によるダイバーシチ効果が得られる。図中○で示す
データ2、7がこれに相当する。
【0068】図12に、マルチキャリア送信装置300
(図7)から送信された信号を受信して復調するマルチ
キャリア受信装置400の構成を示す。図3との対応部
分に同一符号を付して示す図12において、マルチキャ
リア受信装置400は逆拡散後の信号を多値復調部40
1に入力する。ここで多値復調部401、分離部40
2、選択回路403、デインターリーバ404−1、4
04−2、選択回路405、多重部406は、基本的に
は、マルチキャリア送信装置300の対応部分と逆の処
理を行うようになっている。
【0069】具体的には、多値復調部401は多値変調
部107と、分離部402は多重部306と、選択回路
403は選択回路304と、デインターリーバ404−
1、404−2はインターリーバ303−1、303−
2と、選択回路405は選択回路302と、多重部40
6は分離部301と、それぞれ逆の処理を行う。これに
より、多重部406からは、伝送劣化を除けば分離部3
01(図7)に入力されたビット列と同様のビット列が
復元されて出力される。
【0070】以上の構成によれば、再送毎に多値変調の
上位ビットと下位ビットを入れ替えるのに加えて、当該
上位ビットと下位ビットを再送毎に異なるインターリー
ブパターンでインターリーブしてビットを配置するサブ
キャリアを再送毎に入れ替えるようにしたことにより、
実施の形態1での効果に加えて、各ビットについて再送
による時間ダイバーシチ効果を一段と高めることができ
る。この結果、パケット合成後の誤り率特性を一段と向
上し得る。
【0071】また分離部301、選択回路302、イン
ターリーバ303−1、303−2、選択回路304及
び多重部306を設けたことにより、多値変調部107
のコンスタレーションマッピングの構成を変更すること
なく、再送毎の上位ビットと下位ビットの入れ替え及び
再送毎の1シンボルを構成するビットの入れ替えを行う
ことができるようになる。これにより、簡易な装置構成
とすることができる。
【0072】(実施の形態3)図7との対応部分に同一
符号を付して示す図13において、この実施の形態のマ
ルチキャリア送信装置500は、分離部301で分離し
た上位ビットと下位ビットを各々独立のインターリーブ
パターンでインターリーブするようになっている。これ
により、実施の形態2と比較して上位ビットと下位ビッ
トのばらつきを一層大きくできるので、各ビットについ
て再送による時間ダイバーシチ効果を一段と高めること
ができ、再送によるビット誤り率特性の向上効果を一段
と高めることができるようになっている。
【0073】具体的に説明すると、分離部301により
分離された上位ビットと下位ビットは選択回路501に
入力され、カウンタ507のカウント値(すなわち再送
回数)に応じてそれぞれ選択回路502又は選択回路5
03に振り分けられる。選択回路502の出力端にはそ
れぞれ異なるインターリーブパターンのインターリーバ
504−1、504−2、…、504−Nが設けられて
いると共に、選択回路503の出力端にもそれぞれ異な
るインターリーブパターンのインターリーバ505−
1、505−2、…、505−Nが設けられている。
【0074】そして選択回路502、503はそれぞ
れ、カウンタ507のカウント値に応じて、データを供
給するインターリーバ504−1、504−2、…、5
04−N、505−1、505−2、…、505−Nを
切り替える。これにより、再送毎に上位ビット及び下位
ビットがそれぞれ独立に全く異なるインターリーブパタ
ーンでインターリーブされる。
【0075】インターリーブされた上位ビット及び下位
ビットは選択回路506を介して多重部306に入力さ
れる。このとき実施の形態2で説明したのと同様に、選
択部506により多重部306への入力端に入力される
上位ビットと下位ビットが再送毎に切り替えられること
により、多値変調部107で扱う上位ビットと下位ビッ
トが再送毎に切り替えられるようになる。
【0076】図14に、マルチキャリア送信装置500
から送信された信号を受信して復調するマルチキャリア
受信装置600の構成を示す。図12との対応部分に同
一符号を付して示す図14において、マルチキャリア受
信装置600は多値復調後の信号を分離部402に入力
する。ここで分離部402、選択部601、選択部60
2、選択部603、デインターリーバ604−1、60
4−2、…、604−N、デインターリーバ605−
1、605−2、…、605−N、選択部606、多重
部607は、基本的には、マルチキャリア送信装置50
0の対応部分と逆の処理を行う。
【0077】具体的には、分離部402は多重部306
と、選択部601は選択部506と、選択部602は選
択部502と、選択部603は選択部503と、デイン
ターリーバ604−1、604−2、…、604−Nは
インターリーバ504−1、504−2、…、504−
Nと、デインターリーバ605−1、605−2、…、
605−Nはインターリーバ505−1、505−2、
…、505−Nと、選択部606は選択部501と、多
重部607は分離部301と、それぞれ逆の処理を行
う。これにより、多重部607からは、伝送劣化を除け
ば分離部301に入力されたビット列と同様のビット列
が出力される。
【0078】以上の構成によれば、実施の形態2に加え
て、分離部301で分離した上位ビットと下位ビットを
各々独立のインターリーブパターンでインターリーブす
るようにしたことにより、実施の形態2と比較して、上
位ビットと下位ビットのばらつきを一層大きくできるの
で、各ビットについて再送による時間ダイバーシチ効果
を一段と高めることができる。換言すれば、再送毎に多
値変調の1シンボルを構成するビットを上位ビットと下
位ビット毎にばらつかせるので、前回の送信と次回の送
信(再送)で同じシンボルの受信レベルが低くなったと
しても、同一のビットの受信レベルが低くなる確率を低
くできる。この結果、再送によるビット誤り率特性の向
上効果を一段と高めることができる。
【0079】また分離部301で分離した上位ビットと
下位ビットを各々独立のインターリーブパターンでイン
ターリーブするようにしたことにより、受信側で各ビッ
ト列を容易に復元することができるようになる。つま
り、受信側では、上位ビットと下位ビット毎に、単純に
送信側と逆の処理を行うことで元のビット列を復元でき
るようになる。
【0080】(他の実施の形態)なお上述の実施の形態
1では、系列変換部104を設けることにより、再送毎
に多値変調時の上位ビットと下位ビットの入替処理を行
い、実施の形態2では、分離部301とインターリーバ
303−1、303−2と選択部304と多重部306
とを設けることにより、再送毎に異なるビットインター
リーブ処理を行うと共に上位ビットと下位ビットの入替
処理を行う場合について説明したが、本発明はこれに限
らず、インターリーバにビットインターリーブの機能と
共に上位ビットと下位ビットを入れ替える機能を持たせ
るようにしてもよい。
【0081】例えば、図15に示すように、それぞれが
多値変調時の上位ビットと下位ビットとを入れ替える機
能を有し、かつそれぞれが異なるインターリーブパター
ンを有する複数のインターリーバ701−1、701−
2、…、702−Nを設ければ、上述した実施の形態
1、2と同様の効果を得ることができる。
【0082】すなわち、図1との対応部分に同一符号を
付して示す図15において、マルチキャリア送信装置7
00は、それぞれが多値変調時の上位ビットと下位ビッ
トとを入れ替える機能を有し、かつそれぞれが異なるイ
ンターリーブパターンを有する複数のインターリーバ7
01−1、701−2、…、702−Nが設けられてい
る。マルチキャリア送信装置700は、選択回路701
により、送信データが供給されるインターリーバ701
−1、701−2、…、702−Nのいずれか一つが再
送回数に応じて選択される。これにより、実施の形態1
や実施の形態2で述べたのと同様の効果が、図15に示
すような構成によっても達成できる。
【0083】因みに、図15に示すマルチキャリア送信
装置700から送信されたマルチキャリア信号は、図1
6に示すような構成のマルチキャリア受信装置800に
より受信復調することができる。図3との対応部分に同
一符号を付して示す図16において、マルチキャリア受
信装置800は多値復調部801により復調された信号
を選択部802に入力する。ここで選択部802、デイ
ンターリーバ803−1、803−2、…、803−N
は、基本的には、マルチキャリア送信装置700の対応
部分と逆の処理を行う。
【0084】具体的には、多値復調部801は多値変調
部107と、選択部802は選択部701と、デインタ
ーリーバ803−1、803−2、…、803−Nはイ
ンターリーバ702−1、702−2、…、702−N
と、それぞれ逆の処理を行う。これにより、デインター
リーバ803−1、803−2、…、803−Nから
は、伝送劣化を除けば送信側の選択部701に入力され
たビット列と同様のビット列が出力されるようになる。
【0085】また上述の実施の形態では、多値変調とし
て16QAMを用いた場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば64QAMや16PSK等を用い
た場合にも適用できる。要は、伝送誤りの生じ難い上位
ビットと伝送誤りの生じ易い下位ビットが存在する多値
変調を用いる場合に広く適用できる。
【0086】また上述の実施の形態では、OFDM送信
部109の構成については詳述しなかったが、拡散後の
チップを周波数軸方向に拡散する場合であっても、時間
軸方向に拡散する場合であっても、上述した実施の形態
と同様の効果が得られる。さらには、拡散を行わないマ
ルチキャリア送信であっても同様の効果を得ることがで
きる。
【0087】また上述の実施の形態では、受信側にカウ
ンタを設け、NACK信号をカウントすることで今回受
信した信号が何回目の再送信号かを検出する場合につい
て述べたが、送信側から伝送される送信回数信号に基づ
いて何回目の再送信号かを検出するようにしてもよい。
【0088】さらに、送信側又は受信側に各サブキャリ
アの受信レベルを検出する検出手段を設け、この検出結
果に基づいて、受信レベルが低いサブキャリアに同一の
ビットが配置されないように再送時のインターリーブパ
ターンを選択するようにすれば、前回の送信と次回の送
信(再送)で同一ビットの受信レベルが連続して低くな
ることを確実に回避できるので、一段と誤り率特性を向
上させることができるようになる。
【0089】さらに上述の実施の形態では、本発明をハ
ードウェアにより実現する場合について述べたが、実施
の形態と同様の機能をプログラムにより実現するように
してもよい。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信データに対して多値変調を施し、変調後のシンボル
をマルチキャリア送信する場合に、誤りの生じ難い上位
ビットと誤りの生じ難い下位ビットを再送毎に入れ替え
て多値変調を施し、また再送毎に多値変調の1シンボル
を構成するビットが異なるようにビットインターリーブ
処理を行うようにしたことにより、再送による誤り率特
性を向上し得るマルチキャリア送信装置及びマルチキャ
リア送信方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るマルチキャリア送
信装置の構成を示すブロック図
【図2】上位ビットと下位ビットの入れ替えの説明に供
する図
【図3】実施の形態1のマルチキャリア受信装置の構成
を示すブロック図
【図4】16QAMによるマッピングと復調時の判定閾
値の説明に供する図
【図5】上位ビットと下位ビットの品質の説明に供する
【図6】実施の形態1の効果の説明に供する図
【図7】実施の形態2に係るマルチキャリア送信装置の
構成を示すブロック図
【図8】分離部の入出力データの説明に供する図
【図9】多重部の入出力データの説明に供する図
【図10】実施の形態2によるインターリーブ処理及び
上位ビットと下位ビットの入替処理を行ったときのビッ
ト配列を示す図
【図11】再送毎に異なるインターリーブパターンでビ
ットインターリーブ処理を行ったときの効果の説明に供
する図
【図12】実施の形態2のマルチキャリア受信装置の構
成を示すブロック図
【図13】実施の形態3に係るマルチキャリア送信装置
の構成を示すブロック図
【図14】実施の形態3のマルチキャリア受信装置の構
成を示すブロック図
【図15】他の実施の形態のマルチキャリア送信装置の
構成を示すブロック図
【図16】他の実施の形態のマルチキャリア受信装置の
構成を示すブロック図
【符号の説明】
100、300、500、700 マルチキャリア送信
装置 104、208 系列変換部 105 多値変調部 106、204、302、304、403、405、5
01、502、503、506、601、602、60
3、606、701、802 選択回路 107−1〜107−N、303−1、303−2、5
04−1〜504−N、505−1〜505−N、70
2−1〜702−N インターリーバ 200、400、600、800 マルチキャリア受信
装置 206−1〜206−N、404−1、404−2、6
04−1〜604−N、605−1〜605−N、80
3−1〜803−N デインターリーバ 207、401、801 多値復調部 209 合成回路 301、402 分離部 306、406、607 多重部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K014 DA02 FA03 FA16 5K022 DD01 DD13 DD19 DD23 DD33 EE02 EE25

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3ビット以上の送信データを1シンボル
    に変調する多値変調手段と、前記多値変調手段による変
    調処理を行う際の上位ビットと下位ビットを再送毎に入
    れ替えるビット入替手段と、前記多値変調手段により得
    られたシンボルを複数のサブキャリアに重畳して送信す
    るマルチキャリア送信手段と、を具備することを特徴と
    するマルチキャリア送信装置。
  2. 【請求項2】 多値変調前のビットを再送毎に異なるイ
    ンターリーブパターンでインターリーブするインターリ
    ーバを、さらに具備する、ことを特徴とする請求項1に
    記載のマルチキャリア送信装置。
  3. 【請求項3】 前記インターリーバは、再送毎に、上位
    ビット及び下位ビットをそれぞれ独立のインターリーブ
    パターンでインターリーブする、ことを特徴とする請求
    項2に記載のマルチキャリア送信装置。
  4. 【請求項4】 1系統のビット列からなる送信データを
    2系統のビット列に分離するビット分離手段と、分離さ
    れた各系統のビット列をそれぞれ再送毎に異なるインタ
    ーリーブパターンでインターリーブする複数のインター
    リーバと、インターリーブ後の各系列のビット列を再送
    毎に順番を入れ替えて時分割多重する多重手段と、を具
    備し、前記多値変調手段は、前記多重手段により多重さ
    れたビット列を変調する、ことを特徴とする請求項1に
    記載のマルチキャリア送信装置。
  5. 【請求項5】 各サブキャリアの受信レベルを検出する
    検出手段を、さらに具備し、前記インターリーバは、当
    該検出結果に基づいて、受信レベルが低いサブキャリア
    に同一のビットが配置されないようなインターリーブパ
    ターンを選択する、ことを特徴とする請求項2から請求
    項4のいずれかに記載のマルチキャリア送信装置。
  6. 【請求項6】 前記多値変調手段により得られたシンボ
    ルを再送毎に異なるインターリーブパターンでインター
    リーブするインターリーバを、さらに具備し、前記マル
    チキャリア送信手段は、インターリーブされたシンボル
    を複数のサブキャリアに重畳して送信する、ことを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のマルチ
    キャリア送信装置。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のマルチキャリア送信装
    置から送信されたマルチキャリア信号を受信復調するマ
    ルチキャリア受信装置であって、受信したマルチキャリ
    ア信号から送信シンボルを抽出するシンボル抽出手段
    と、抽出されたシンボルを軟判定することにより送信ビ
    ットを復元する復調手段と、当該復調手段により得られ
    たビット列に対して再送毎に前記インターリーバと逆の
    インターリーブ処理を施すデインターリーバと、前記入
    替手段で入れ替えられたビット列を元に戻すビット並替
    手段と、元に戻されたビット列を用いて再送毎にパケッ
    ト合成を行う合成手段と、を具備することを特徴とする
    マルチキャリア受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のマルチキャリア送信装置を具備することを特徴とする
    無線基地局装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のマルチキャリア送信装置を具備することを特徴とする
    通信端末装置。
  10. 【請求項10】 3ビット以上の送信データを1シンボ
    ルに変調する多値変調ステップと、前記多値変調ステッ
    プにおいて変調処理を行う際の上位ビットと下位ビット
    を再送毎に入れ替えるビット入替ステップと、前記多値
    変調ステップで得たシンボルを複数のサブキャリアに重
    畳して送信するマルチキャリア送信ステップと、を含む
    ことを特徴とするマルチキャリア送信方法。
  11. 【請求項11】 多値変調前のビットを再送毎に異なる
    インターリーブパターンでインターリーブするステップ
    を、さらに含む、ことを特徴とする請求項10に記載の
    マルチキャリア送信方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータに、3ビット以上の送信
    データを1シンボルに変調する多値変調手順と、多値変
    調手順において変調処理を行う際の上位ビットと下位ビ
    ットを再送毎に入れ替えるビット入替手順と、多値変調
    手順で得たシンボルを複数のサブキャリアに重畳して送
    信するマルチキャリア送信手順とを実行させるプログラ
    ム。
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