JP2011186599A - コンテンツ配信システム及び放送局サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが所有する端末装置において放送データを記録しなくても、キューシートからユーザ操作によって選択されたコンテンツを端末装置で再生すること。
【解決手段】 放送局サーバ1は、放送局から放送される放送データを記憶し、曲の特定情報と放送時刻を対応付けたキューシートを記憶する。キューシートに基づいて放送データに含まれる曲の一覧である曲リストを生成し、端末装置に送信する。端末装置から曲を要求された場合、キューシートを参照し、要求された曲の放送時刻を特定し、記録されている放送データの中から、特定された放送時刻に対応する放送データを抽出し、抽出された放送データを端末装置に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送局サーバと、端末装置とを備えるコンテンツ配信システム、および、それに使用される放送局サーバに関する。
HDDレコーダやPC等の端末装置は、ラジオ又はテレビで放送される音楽データや映像データ等のコンテンツを含む放送データを受信し、HDD等の記憶媒体に放送データファイルとして記録し、記録した放送データファイルを後から再生することができる。しかし、ユーザは所望のコンテンツがいつ放送されるかはわからない。例えばラジオのFM放送では、所望の曲がある番組中に放送されることがあらかじめわかる場合もあるが、番組中にはCMやDJが入るので、所望の曲が番組中のいつ放送されるかまではわからない。
この問題を解決するために、下記特許文献1において、キューシートを利用して所望の曲を抽出して再生する端末装置が提案されている。この端末装置は、放送された曲の放送開始時刻や曲名等を記述したキューシートをサーバから取得する。端末装置は、常にFM放送を受信し、受信された放送データを全てHDDに記録する。そして、キューシートを参照して、録音された全放送データから所望の曲を抽出して再生する。
下記特許文献1によると、端末装置が電源オフ状態にされている等の理由で放送データをHDDに記録できなかった場合には、キューシートから所望の曲をユーザが発見したとしても、所望の曲を含む放送データがHDDに記録されていないので、再生することができないという問題が生じる。この問題を解決するためには、端末装置の電源を常時オン状態にしておき、放送データを記録し続ける必要があり、消費電力が増大し、環境上問題である。また、端末装置が1つのチューナしか備えない場合には、ユーザ操作によって選択された1つの放送局の放送データしかHDDに記録することができない。従って、他の放送局の放送データを記録していたために放送データをHDDに記録できなかった場合にも、キューシートから所望の曲をユーザが発見したとしても、所望の曲を含む放送データがHDDに記録されていないので、再生することができないという問題が生じる。
特開2007−59035号公報
本発明の目的は、ユーザが所有する端末装置において放送データを記録しなくても、キューシートに基づいて、ユーザ操作によって選択されたコンテンツを端末装置で再生することができるコンテンツ配信システムを提供することである。
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ配信システムは、放送事業者によって運営される放送局サーバと、前記放送局サーバに接続可能でありユーザによって所有される端末装置とを備え、前記放送局サーバが、放送局から放送される複数のコンテンツを含む放送データを記憶媒体に記録する記録手段と、放送局から放送される各コンテンツの特定情報及び放送時刻を対応付けたキューシートを記憶するキューシート記憶手段と、キューシートに基づいてコンテンツの一覧であるコンテンツリストを生成するリスト生成手段と、前記端末装置にコンテンツリストを送信するリスト送信手段と、前記端末装置からコンテンツを要求された場合、キューシートを参照し、要求されたコンテンツに対応する放送データを抽出する抽出手段と、抽出された放送データを前記端末装置に送信するコンテンツ送信手段とを有し、前記端末装置が、前記放送局サーバからコンテンツリストを受信するリスト受信手段と、ユーザ操作によってコンテンツリストの中からコンテンツが選択された場合、選択されたコンテンツを前記放送局サーバに要求する要求手段と、前記放送局サーバから放送データを受信するコンテンツ受信手段と、受信した放送データを再生する再生手段とを有する。
ユーザが所有する端末装置において放送データを記録しなくても、キューシートに基づいてユーザ操作によって選択されたコンテンツを端末装置で再生することができる。
好ましい実施形態においては、前記放送局サーバは、前記端末装置から要求されたコンテンツに関する情報と、要求された時刻とを対応付けて記憶する要求情報記憶手段をさらに備える。
この場合、例えば、どの時刻にどのアーティストのコンテンツが良く聴取されているかといった情報を取得することができる。
好ましい実施形態においては、前記端末装置に関する情報と、コンテンツを検索するための特定情報とを対応付けて管理する端末管理手段と、前記端末装置が前記放送局サーバに接続された場合、接続された前記端末装置に関する情報に対応付けられて管理されている特定情報を読み出す読出手段とをさらに備え、前記抽出手段が、キューシートを参照し、前記読出手段によって読み出された特定情報で特定されるコンテンツに対応する放送データを抽出する。
この場合、端末装置が放送局サーバに接続するだけで、ユーザのコンテンツ検索操作を要することなく、自動的に放送局サーバから端末装置に放送データを送信することができる。
本発明によると、ユーザが所有する端末装置において放送データを記録しなくても、キューシートからユーザ操作によって選択されたコンテンツを端末装置で再生することができる。
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ配信システムを示すブロック図である。 放送データファイルリストを示す図である。 キューシートを示す図である。 曲リストを示す図である。 放送局サーバの処理を示すフローチャートである。 放送局サーバの処理を示すフローチャートである。 端末装置の処理を示すフローチャートである。 要求のあった曲と要求のあった時刻とを対応付けて記憶するテーブルである。 放送局サーバの処理を示すフローチャートである。 端末情報テーブルを示す図である。 端末装置の処理を示すフローチャートである。 端末装置の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
[全体構成]
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ配信システムを示すブロック図である。コンテンツ配信システムは、放送局サーバ1と、放送局10と、端末装置20とを備える。放送局サーバ1および放送局10は放送事業者によって管理、運営される。端末装置20は、ユーザが所有する装置であって、例えば、PC、オーディオ機器、携帯電話、ゲーム機等である。
放送局10は、複数のコンテンツを含む放送データを送信する。コンテンツとは、曲(音楽)データ、映像データおよび/または静止画データ等の総称であり、本例では曲データである。放送はTV放送またはラジオ放送等であり、デジタル放送、アナログ放送、衛星放送またはインターネット放送等の任意の放送が採用され得る。本例では、複数の曲データを含むFM放送を例に説明する。
放送局サーバ1は、放送局10が放送する放送データが入力され、所定時間毎の放送データを、放送データファイルとしてHDDに記録する。また、放送局サーバ1は、例えば、放送局の作業者によってキューシート(番組進行表)が生成され、生成されたキューシートがHDD等に格納される。放送局サーバ1は、キューシートに基づいて曲リストを生成し、端末装置20に曲リストを送信する。端末装置20は、曲リストの中からユーザ操作によって所望の曲を選択し、放送局サーバ1に選択された曲を要求する。放送局サーバは、キューシートに基づいて放送データファイルの中から、選択された曲に対応する放送データを抽出し、端末装置20に送信する。端末装置20は、放送局サーバ1から受信した放送データを再生する。
[放送局サーバ1の構成]
放送局サーバ1は、制御部2、メモリ(ROM及び/又はRAM)3、入力部4、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体5、および、通信部6を備える。制御部2は、メモリ3に格納されている放送局サーバ1の動作プログラムに基づいて放送局サーバ1全体を制御するものであり、例えば、マイコンやCPU等である。
HDD5は、放送曲10によって放送された放送データが入力され、放送データを記録する。特に限定されないが、放送局サーバ1がチューナを備え、チューナで受信した放送データをHDD5に記録してもよく、放送局10から放送データが電気信号として放送局サーバ1に直接的に供給されてもよい。放送データがアナログ形式である場合には、放送データがアナログ−デジタル変換されてHDD5に記録される。特に限定されないが、放送データは、所定時間(例えば1時間)毎の放送データファイル(例えばMP3ファイル)に分割され、HDD5に記録される。
HDD5には、図2に示す放送データファイルリストが格納されている。放送データファイルリストは、HDD5に記録されている全ての放送データファイルについて、放送開始時刻(つまりHDD5への記録開始時刻)、放送終了時刻(つまりHDD5への記録終了時刻)およびファイル名を管理するリストである。放送データファイルリストには、所定時間毎の放送データファイルがHDD5に記録される毎に、制御部2によって新たに情報が登録される。
HDD5には、入力部4から入力されるキューシートが格納されている。キューシートは一般的には放送局の作業者によって入力部4を介して入力作業が行われる。図3は、キューシートの一例を示す図である。キューシートは、曲名と、アーティスト名と、放送開始時刻と、放送終了時刻とを含む。その他に、その曲が放送された番組の番組名、ジャンル名、DJ名等が記述されてもよい。例えば、2010年1月1日の17時00分〜17時10分にアーティト名aaa、曲名AAAの曲が放送されたことを示している。なお、放送開始時刻、放送終了時刻を総称して、放送時刻という。放送開示時刻のみが記述され、放送終了時刻が次の曲の放送開始時刻となっていいてもよい。
通信部6は、インターネット等の任意の電気通信回線を介して端末装置20に接続され、端末装置20との間で各データやコマンド等を送受信する。
制御部2は、キューシートに基づいて曲リストを生成し、生成した曲リストをメモリ3又はHDD5に格納する。曲リストは、図4に示すように、曲名、アーティスト名等が記述された曲の一覧表である。曲リストに記述される曲は、曲名順にソートされていてもよく、アーティスト名順にソートされていてもよく、放送開始時刻順にソートされていてもよい。制御部2は、端末装置20から曲リストの要求を受信すると、曲リストをメモリ3等から読み出して、端末装置20に送信する。また、制御部2は、端末装置20から曲の要求を受信すると、要求された曲のアーティスト名と曲名とからキューシート上の曲を特定し、放送開始時時刻と放送終了時刻とを特定する。制御部2は、特定された曲を放送データファイルから抽出し、端末装置20に送信する。なお、曲のアーティスト名、曲名等を曲の特定情報という。
[端末装置20の構成]
端末装置20は、制御部21、メモリ(ROM及び/又はRAM)22、通信部23、再生部24、表示部25および入力部26を備える。制御部21は、メモリ22に格納されている端末装置20の動作プログラムに基づいて端末装置20を制御するものであり、例えば、マイコンやCPU等である。
通信部23は、インターネット等の任意の電気通信回線を介して放送局サーバ1に接続され、放送局サーバ1との間で各データやコマンド等を送受信する。
入力部26はユーザ操作を受け付けるものであり、リモコン、キーボード、マウス、端末装置20の筐体に設けられた操作ボタン等である。表示部25は、図4の曲リストを表示するものであり、LCD等である。再生部24は、放送局サーバ1から受信した放送データを再生(例えば、デコード、D/A変換、増幅処理等)し、図示しないスピーカーから音声を出力する。
制御部21は、ユーザ操作によって曲リストを表示する指示が入力された場合、曲リストを放送局サーバ1に要求する。放送局サーバ1から曲リストを受信すると、表示部25に表示させる。制御部21は、ユーザ操作によって曲リストの中からユーザ所望の曲が選択され、再生指示が入力されると、選択された曲を放送局サーバ1に要求する。選択された曲に対応する放送データを放送局サーバ1から受信すると、制御部21は、受信した放送データを再生部24に再生させる。
[動作]
以下、本発明の動作を説明する。図5、図6は、放送局サーバ1の処理を示すフローチャートであり、図7は端末装置20の処理を示すフローチャートである。図5に示すように、放送局サーバ1には放送局10が放送する放送データが常時入力されている。放送局サーバ1に放送データが入力される時刻は、放送局10が放送データを放送する時刻と略同じである。
制御部2は、入力された放送データをエンコードし、放送データファイルを生成する(S1)。制御部2は、所定時間毎の放送データファイルをHDD5に記録させる(S2)。このとき、制御部2は、図2の放送データファイルリストに、放送開始時刻と、放送終了時刻と、ファイル名とを登録する。つまり、放送開始時刻として当該放送データファイルをHDD5に記録開始した時刻が登録され、放送終了時刻として当該放送データファイルをHDD5に記録終了した時刻が登録される。
制御部2は、放送局の作業者によってキューシートの入力を受け付ける(S3)。例えば、図3に示すように、曲名BBB、アーティスト名bbbの曲が17時10分に放送開始され、17時15分に放送終了された後、例えば17時17分に作業者によってキューシートに曲名BBB、アーティスト名bbbの曲の情報が登録され、キューシートが更新される。
制御部2は、キューシートに基づいて曲リストを生成し、メモリ3又はHDD5に格納する(S4)。曲リストは、キューシートから例えば曲名とアーティスト名とを抽出して一覧化することによって生成される。曲リストはHTML形式で生成される。曲リストは、HDD5に格納されているキューシートが更新される毎に新たに生成される。
図7に示すように、端末装置20の制御部21は、ユーザ操作によって曲リストを表示する指示が入力されたか否かを判断する(S21)。入力されない場合(S21でNO)、S23に進む。入力された場合(S21でYES)、制御部21は、曲リストを放送局サーバ1に要求する(S22)。このときに、アーティスト名やアルバム名等の属性情報で絞り込んだ曲リストを要求するようにしてもよい。図6に示すように、放送局サーバ1の制御部2は、端末装置20から曲リストの要求を受信したか否かを判断する(S11)。受信した場合(S11でYES)、制御部21は、曲リストをメモリ3又はHDD5から読み出して、端末装置20に送信する(S12)。図7に示すように、端末装置20の制御部21は、放送局サーバ1から曲リストを受信したか否かを判断しており(S23)、受信した場合(S23でYES)、受信した曲リストを表示部25に表示させる(S24)。
図7に示すように、端末装置20の制御部21は、ユーザ操作によって曲リストの中から曲が選択され、再生する指示が入力されたか否かを判断する(S25)。入力されない場合(S25でNO)、S21に戻る。入力された場合(S25でYES)、制御部21は、選択された曲を放送局サーバ1に要求する(S26)。詳細には、選択された曲のアーティスト名と曲名と(つまり、曲の特定情報)を放送局サーバ1に送信する。なお、これらの情報の代わりに曲を一意に特定するための曲IDや曲番号等が送信されてもよい。また、曲が放送された番組名が曲リストに記述される場合には、その番組名も送信するとよい。
図6に示すように、放送局サーバ1の制御部2は、端末装置20から曲の要求を受信したか否かを判断する(S13)。受信しない場合(S13でNO)、S11に戻る。受信した場合(S13でYES)、制御部2は、端末装置20から要求された曲をキューシートに基づいて特定する(S14)。つまり、端末装置20から受信したアーティスト名と曲名との組合せをキューシートから探す。そして、キューシートから探し出した曲の放送開始時刻と、放送終了時刻とをキューシート上で特定する。特定情報に番組名が含まれる場合、番組名も使用して放送開始時刻と、放送終了時刻とが特定されるとよい。
続いて、制御部21は、放送データファイルの中からキューシートで特定した曲に対応する部分のデータを抽出する(S15)。つまり、制御部2は、放送データファイルリストを参照し、キューシートから特定した放送開始時刻と放送終了時刻との間の放送データを含む放送データファイルを特定する。そして、制御部2は、特定した放送データファイルの中から、放送開始時時刻と放送終了時刻との間の放送データを抽出する。特に限定されないが、放送データファイル毎に1秒単位で放送データファイルのオフセット(先頭からの相対位置情報)が管理されており、時刻が分かれば放送データファイルの抽出位置が特定できるようになっている。なお、放送開始時時刻と放送終了時刻との間の放送データが2つの放送データファイルにまたがっている場合には、2つの放送データファイルから該当する放送データを抽出し、結合するとよい。
制御部2は、放送データファイルから抽出した放送データを端末装置20に送信する(S16)。図7に示すように、端末装置20の制御部21は、放送局サーバ1から放送データを受信すると、受信した放送データを再生部24に再生させる(S27)。
以上の処理を、具体例を用いて説明する。例えば、ユーザ操作によって曲リストの中から、アーティスト名aaa、曲名AAAの曲が選択され再生指示が入力されると、放送局サーバ1の制御部2は、キューシートを参照し、抽出すべき曲データが、2010年1月1日の17時00分〜17時10分に放送されたデータであることを判断する。そして、制御部2は、図2の放送データファイルリストの中から、2010年1月1日の17時00分〜17時10分の放送データを含む放送データファイル(すなわち、ファイル1)を特定する。制御部2は、特定した放送データファイルの中から17時00分〜17時10分に相当する部分のデータ(つまり、ファイル1は17時00分〜18時00分の放送データであるので、ファイル1の先頭からファイルサイズが1/6までのデータ)を抽出して、端末装置20に送信する。
以上の処理によって、ユーザが所有する端末装置20を常時電源オン状態とし、HDDに放送データの全てを記録させる必要なく、端末装置20がキューシートに基づく曲リストから曲を選択し、再生することができる。複数の放送局が上記の放送局サーバを運営することによって、ユーザが所有する端末装置が複数のチューナを備える必要なく、複数の放送局で放送された曲をキューシートから選択して再生することができる。
次に、本発明の別の好ましい実施形態を説明する。本例では、放送局サーバ1は、端末装置20から要求のあった曲に関する情報を要求のあった時刻と対応付けて記憶する機能を有する。要求のあった曲に関する情報とは、例えば、曲名、アーティスト名、番組名、DJ名等である。番組名やDJ名はキューシート上に記述されるか、別途作成されたデータベースにて管理される。図8は、放送局サーバ1で管理される要求のあった曲情報を管理するテーブルである。図9は、本例の処理を示すフローチャートであり、図6と比較してS21が追加されている。S14で要求された曲をキューシートから特定すると、制御部2は、要求された曲に関する情報を例えばキューシートから取得し、要求のあった時刻に対応付けて図8のテーブルに記憶する。図8のテーブルは、聴取率データとして使用することができ、どの曜日のどの時刻には、どのアーティストが好まれて聴取されるかといった情報や、番組やDJ毎の聴取率を容易に取得することができる。
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。本例では、放送局サーバ1は、メモリ3又はHDD5に図10に示す端末情報テーブルを格納している。端末情報テーブルは、端末情報(例えばIPアドレスや機器番号)(又はユーザID等のユーザ情報でもよい)に対応付けて曲を検索するための特定情報(例えばアーティスト名等)を格納する。端末情報は、端末装置1から取得することができる。
図11に示すように、放送局サーバ1の制御部2は、端末装置20から特定情報を受信したか否かを判断する(S31)。例えば、放送局サーバ1の制御部2が特定情報(例えばアーティスト名)を入力するための画面を生成し、端末装置20からの要求に応じて当該画面を端末装置20に送信する。端末装置20では、当該画面を表示し、ユーザ操作によって特定情報が入力されると、特定情報が放送局サーバ1に送信される。特定情報を受信した場合(S31でYES)、制御部2は、端末情報に対応付けて、受信した特定情報を端末情報テーブルに登録する(S32)。なお、図6のS13にて端末装置20から受信した特定情報を端末情報テーブルに登録するようにしてもよい。
図12に示すように、放送局サーバ1の制御部2は、端末装置20が接続されたか否かを判断しており(S41)、接続された場合(S41でYES)、制御部2は、接続された端末装置20の端末情報に対応付けられている特定情報を端末情報テーブルから読み出す(S42)。次に、制御部2は、S4で生成された曲リストを、特定情報を用いて絞り込み、接続された端末装置用の曲リストを生成する(S43)。つまり、特定情報があるアーティスト名であれば、そのアーティスト名の曲の一覧である曲リストが生成される。次に、制御部2は、曲リストの曲を1つ選択し、選択した曲をキューシートから特定する(S44)。つまり、選択した曲のアーティスト名と曲名との組合せをキューシートから探す。そして、キューシートから探し出した曲の放送開始時刻と、放送終了時刻とをキューシート上で特定する。
続いて、制御部21は、放送データファイルの中からキューシートで特定した曲に対応する部分のデータを抽出する(S45)。つまり、制御部2は、放送データファイルリストを参照し、キューシートから特定した放送開始時刻と放送終了時刻との間の放送データを含む放送データファイルを特定する。そして、制御部2は、特定した放送データファイルの中から、放送開始時時刻と放送終了時刻との間の放送データを抽出する。制御部2は、放送データファイルから抽出した放送データを端末装置20に送信する(S46)。図7に示すように、端末装置20の制御部21は、放送局サーバ1から放送データを受信すると、受信した放送データを再生部24に再生させる(S27)。
以上の処理により、端末装置20が放送局サーバ1に接続するだけで、ユーザの選曲操作を要することなく、自動的に放送局サーバ1から端末装置20に放送データを送信することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。上記の放送局サーバ又は端末装置を動作させるためのコンピュータプログラムまたはそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、放送データの配信サービス等に好適に採用され得る。
1 放送局サーバ
2 制御部
3 メモリ
4 入力部
5 HDD
6 通信部
10 放送局
20 端末装置
21 制御部
22 メモリ
23 通信部
24 再生部
25 表示部
26 入力部

Claims (4)

  1. 放送事業者によって運営される放送局サーバと、前記放送局サーバに接続可能でありユーザによって所有される端末装置とを備え、
    前記放送局サーバが、
    放送局から放送される複数のコンテンツを含む放送データを記憶媒体に記録する記録手段と、
    放送局から放送される各コンテンツの特定情報及び放送時刻を対応付けたキューシートを記憶するキューシート記憶手段と、
    キューシートに基づいてコンテンツの一覧であるコンテンツリストを生成するリスト生成手段と、
    前記端末装置にコンテンツリストを送信するリスト送信手段と、
    前記端末装置からコンテンツを要求された場合、キューシートを参照し、要求されたコンテンツに対応する放送データを抽出する抽出手段と、
    抽出された放送データを前記端末装置に送信するコンテンツ送信手段とを有し、
    前記端末装置が、
    前記放送局サーバからコンテンツリストを受信するリスト受信手段と、
    ユーザ操作によってコンテンツリストの中からコンテンツが選択された場合、選択されたコンテンツを前記放送局サーバに要求する要求手段と、
    前記放送局サーバから放送データを受信するコンテンツ受信手段と、
    受信した放送データを再生する再生手段とを有する、コンテンツ配信システム。
  2. 放送事業者によって運営される放送局サーバであって、
    放送局から放送される複数のコンテンツを含む放送データを記憶媒体に記録する記録手段と、
    放送局から放送される各コンテンツの特定情報及び放送時刻を対応付けたキューシートを記憶するキューシート記憶手段と、
    キューシートに基づいてコンテンツの一覧であるコンテンツリストを生成するリスト生成手段と、
    端末装置にコンテンツリストを送信するリスト送信手段と、
    前記端末装置からコンテンツを要求された場合、キューシートを参照し、要求されたコンテンツに対応する放送データを抽出する抽出手段と、
    抽出された放送データを前記端末装置に送信するコンテンツ送信手段とを備える、放送局サーバ。
  3. 前記端末装置から要求されたコンテンツに関する情報と、要求された時刻とを対応付けて記憶する要求情報記憶手段をさらに備える、請求項2に記載の放送局サーバ。
  4. 前記端末装置に関する情報と、コンテンツを検索するための特定情報とを対応付けて管理する端末管理手段と、
    前記端末装置が前記放送局サーバに接続された場合、接続された前記端末装置に関する情報に対応付けられて管理されている特定情報を読み出す読出手段とをさらに備え、
    前記抽出手段が、キューシートを参照し、前記読出手段によって読み出された特定情報で特定されるコンテンツに対応する放送データを抽出する、請求項2または3に記載の放送局サーバ。
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