JP2011184808A5 - - Google Patents

Description

以下に、実施例をあげて本発明を説明する。
カーボンブラックを７質量％練り込まれたアクリル繊維（比重＝１．１７）、繊度＝３．３ｄｔｅｘ、カット長＝１５ｍｍ、Ｌ／Ｄ＝７９１５と、洗浄済みのダウン９０質量％／フェザー１０質量％のポーランド産グレーダック羽毛を使用し、次の通り混綿した。
混綿方法は、室温で１０００ｋｇの水の入った浴中に、羽毛１９．５ｋｇと前記アクリル繊維０．５ｋｇを分散させ、脱水後、タンブラーで１２０℃の熱風で３０分乾燥を行った。得られたわたは、混綿性が良好で外観上均一に混ぜられており、束状の合成繊維もほとんど見られなかった。

Claims (5)

1. 太陽光を吸収して発熱する合成繊維と羽毛とからなり、前記合成繊維を１〜１０質量％混合したわたを中わたとして含む衣料製品。
2. 前記合成繊維を３〜８質量％混合したわたを中わたとして含む請求項１に記載の衣料製品。
3. 太陽光を吸収して発熱する合成繊維として、カーボンブラックを練り込まれた合成繊維を用いる請求項１または２に記載の衣料製品。
4. 太陽光を吸収して発熱する合成繊維として、Ｌ／Ｄが５５００〜１６０００である合成繊維を用いる請求項１〜３のいずれか一項に記載の衣料製品。
   ただし、ＤおよびＬは、それぞれ、下式（１）および繊維長である。
   

   
5. 室温で水の入った浴中に太陽光を吸収して発熱する合成繊維と羽毛とを分散させ、脱水後、タンブラーで乾燥を行って、前記合成繊維と羽毛とが混合したわたを得る工程を有し、請求項１〜４のいずれか一項に記載の衣料製品を得る衣料製品の製造方法。