JP2011184090A - 電子レンジ用調理袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理中に内容物が飛び散らない電子レンジ用調理袋を提供する。
【解決手段】立てた状態で、具材Iや液体Sなどを開口Oより投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性フィルムからなる電子レンジ用調理袋1において、横置き状態にて開口Oを上向きに起立させるための起立補助部5を備え、その起立補助部5は、具材Iと液体Sが入り込むことによって開口Oが上向きに起立する。
【選択図】図1

Description

本発明は、立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性フィルムからなる電子レンジ用調理袋に関する。
従来、この種の電子レンジ用調理袋は、例えば特許文献1に示すように、可撓性のフィルムで形成され、背面側に2つの折り返し部を備え、上端部にジッパーを備えてなる。そして、上端部のジッパーを開け、予め投入されている調味液に、野菜や肉を投入して、ジッパーを閉めた後、横置きにした状態で電子レンジにて調理していた。このとき、投入された野菜や肉が背面側の2つの折り返し部を広げて滞留し、この電子レンジ用調理袋の安定性を確保するものである。
なお、電子レンジで調理をすることで電子レンジ用調理袋の内容物が高温となり、袋内に発生した水蒸気が増加して膨張し、密封された袋が破裂する恐れがある。これに対してこの技術では、袋内が一定の圧力に達するとジッパーが内圧によって開放されるようになっている。
特開2009−166847号公報
内圧が高まってジッパーが開放されると、調理袋内の空気が一気に外に向けて吹き出される。しかし、この技術では、調味液を入れた電子レンジ用調理袋を横置きにして調理しているため、内圧が高まってジッパーが開放される際に、具材や調味液が飛び散ったり、流出したりする恐れがあり、調理袋としての機能を十分に達成することができないという問題があった。
そこでこの発明の目的は、調理中に内容物が飛び散らない電子レンジ用調理袋を提供することにある。
このため請求項1に記載の発明は、立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性フィルムからなる電子レンジ用調理袋において、
横置き状態にて前記開口を上向きに起立させるための起立補助部を一体に備え、
該起立補助部は、前記具材が入り込むことによって前記開口が上向きに起立するのを補助することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子レンジ用調理袋において、前記開口と反対側に翼部を備え、該翼部を底面として立てた状態とすることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子レンジ用調理袋において、前記起立補助部から前記開口に向かって開口起立域が形成され、
該開口起立域が弓なりになることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の電子レンジ用調理袋において、前記起立補助部から前記開口に向かって形成される開口起立域と、
該開口起立域の両側縁にヒートシール部と、
該それぞれのヒートシール部に形成される一対の切り込みである掛け合せ部を備え、前記開口を閉じるように前記開口起立域を折り曲げ、該開口起立域の両側縁に形成された前記掛け合せ部をそれぞれ掛け合わせることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電子レンジ用調理袋において、前記開口起立域に、幅方向に折り曲げの目安となる折り曲げ仮想線を備え、
前記掛け合せ部が前記折り曲げ仮想線を挟んで両側に位置するとともに、
該折り曲げ仮想線に印字を施して折り曲げ目安線を設けることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性フィルムからなる電子レンジ用調理袋において、
表側シートと、
該表側シートの裏面側に配置される導入部シートおよび翼部シートと、
該導入部シートおよび翼部シートの裏面側に配置される裏側シートとを備え、
前記表側シートの基端と前記翼部シートの先端とを重ね合わせるとともに、
前記導入部シートの基端と前記裏側シートの先端とを重ね合わせ、
加えて、前記翼部シートの基端と前記裏側シートの基端とを重ね合わせた後、
これらを上下端ヒートシールにて接合するとともに、
同一または近似の幅にて構成された、前記表側シート、導入部シート、翼部シート、裏側シートの幅方向両側を重ね合わせて側端ヒートシールにて接合した電子レンジ用調理袋であって、
前記導入部シートがその幅方向に延びた谷折りの導入シート屈曲部を備え、該導入シート屈曲部と前記裏側シートとの間に導入部ポケットを形成するとともに、前記翼部シートがその幅方向に延びた谷折りの翼シート屈曲部を備え、該翼部シート屈曲部と前記裏側シートとの間、および、前記翼部シート屈曲部と前記表側シートとの間にそれぞれ翼部ポケットを形成し、
立てた状態で前記具材を前記開口より投入するとき、前記2つの翼部ポケットによって自立する一方、
前記具材を投入して横置きにしたとき、前記具材が入り込むことによって前記導入部ポケットが膨れ上がり、前記導入部シートおよび前記表側シートを上向きに起立させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性シートからなる電子レンジ用調理袋において、
前後端を重ね合わせるようにして1枚の矩形の熱融着性可撓性シートをその幅方向に、第1屈曲部にて山折りに、第2屈曲部にて谷折りに、第3屈曲部にて山折りに、第4屈曲部にて山折りに、そして、第5屈曲部にて谷折りにした後、
前記折り曲げられた熱融着性可撓性シートの幅方向の両端部を側端ヒートシールにて貼り合わせることによって、
前記第1屈曲部と前記第2屈曲部との間、前記第2屈曲部と前記第3屈曲部との間にそれぞれ翼部ポケットを形成するとともに、前記第4屈曲部と前記第5屈曲部との間に導入部ポケットを形成する一方、前記熱融着性可撓性シートの前後端が重ね合わせられて開口を形成した電子レンジ用調理袋であって、
前記具材を投入して横置きにしたとき、前記導入部ポケットは、前記具材が入り込むことによって膨れ上がり、前記開口を上向きに起立させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性フィルムからなる電子レンジ用調理袋において、横置き状態にて開口を上向きに起立させるための起立補助部を一体に備え、その起立補助部は、具材が入り込むことによって開口が上向きに起立するのを補助するので、内圧が高まって調理袋内の空気が外に向けて吹き出される際、具材や調味液などの内容物が調理袋の外に飛び散ったり、流出したりすることを防止することができる。よって、調理中に内容物が飛び散らない電子レンジ用調理袋を提供することができる。すなわち、調理袋としての機能を十分に達成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、開口と反対側に翼部を備え、その翼部を底面として立てた状態とするので、底面を下にして調理袋を立てた状態で、開口から内容物を調理袋に投入することができ、内容物の投入作業がしやすい。
請求項3に記載の発明によれば、起立補助部から開口に向かって開口起立域が形成され、その開口起立域が弓なりになるので、開口起立域が撓むことで一定の力を持って開口が閉じられ、蒸らした状態で調理することができる。また、調理中に調理袋内の内圧が、この一定の力を超えると、開口起立域および開口が適宜開通して、調理袋内の圧力を外に逃がすことができる。このように、簡単な構成で、調理袋内の圧力を一定に保つことができる。
請求項4に記載の発明によれば、起立補助部から開口に向かって形成される開口起立域と、その開口起立域の両側縁にヒートシール部と、そのそれぞれのヒートシール部に形成される一対の切り込みである掛け合せ部とを備え、開口を閉じるように開口起立域を折り曲げ、その開口起立域の両側縁に形成された掛け合せ部をそれぞれ掛け合わせるので、開口を確実に閉じることができる。これによって、調理袋の内圧をより高く保持することができる。また、調理中に調理袋内の内圧が高まって、開口起立域および開口が開通して調理袋内の圧力が外に逃げる際、開口起立域が折り曲げられているので、調理袋内の内容物が外に吹きこぼれることがない。
請求項5に記載の発明によれば、開口起立域に、幅方向に折り曲げの目安となる折り曲げ仮想線を備え、掛け合せ部が折り曲げ仮想線を挟んで両側に位置するとともに、その折り曲げ仮想線に印字を施して折り曲げ目安線を設けるので、開口起立域を折り曲げる際に所定の箇所で適切に折り曲げることができる。したがって、掛け合せ部を適切に使用することができる。
請求項6に記載の発明によれば、立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性フィルムからなる電子レンジ用調理袋において、表側シートと、その表側シートの裏面側に配置される導入部シートおよび翼部シートと、その導入部シートおよび翼部シートの裏面側に配置される裏側シートとを備え、表側シートの基端と翼部シートの先端とを重ね合わせるとともに、導入部シートの基端と裏側シートの先端とを重ね合わせ、加えて、翼部シートの基端と裏側シートの基端とを重ね合わせた後、これらを上下端ヒートシールにて接合するとともに、同一または近似の幅にて構成された、表側シート、導入部シート、翼部シート、裏側シートの幅方向両側を重ね合わせて側端ヒートシールにて接合した電子レンジ用調理袋であって、導入部シートがその幅方向に延びた谷折りの導入シート屈曲部を備え、その導入シート屈曲部と裏側シートとの間に導入部ポケットを形成するとともに、翼部シートがその幅方向に延びた谷折りの翼シート屈曲部を備え、その翼部シート屈曲部と裏側シートとの間、および、翼部シート屈曲部と表側シートとの間にそれぞれ翼部ポケットを形成し、立てた状態で具材を開口より投入するとき、これら2つの翼部ポケットによって自立する一方、具材を投入して横置きにしたとき、具材が入り込むことによって導入部ポケットが膨れ上がり、導入部シートおよび表側シートを上向きに起立させるので、内圧が高まって調理袋内の空気が外に向けて吹き出される際、内容物が調理袋の外に飛び散ったり、流出したりすることを防止することができる。よって、調理中に内容物が飛び散らない電子レンジ用調理袋を提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば、立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性シートからなる電子レンジ用調理袋において、前後端を重ね合わせるようにして1枚の矩形の熱融着性可撓性シートをその幅方向に、第1屈曲部にて山折りに、第2屈曲部にて谷折りに、第3屈曲部にて山折りに、第4屈曲部にて山折りに、そして、第5屈曲部にて谷折りにした後、折り曲げられた熱融着性可撓性シートの幅方向の両端部を側端ヒートシールにて貼り合わせることによって、第1屈曲部と第2屈曲部との間、第2屈曲部と第3屈曲部との間にそれぞれ翼部ポケットを形成するとともに、第4屈曲部と第5屈曲部との間に導入部ポケットを形成する一方、熱融着性可撓性シートの前後端が重ね合わせられて開口を形成した電子レンジ用調理袋であって、具材を投入して横置きにしたとき、導入部ポケットは、具材が入り込むことによって膨れ上がり、開口を上向きに起立させるので、内圧が高まって調理袋内の空気が外に向けて吹き出される際、内容物が調理袋の外に飛び散ったり、流出したりすることを防止することができる。よって、調理中に内容物が飛び散らない電子レンジ用調理袋を提供することができる。
本発明一例としての電子レンジ用調理袋に具材を投入したときの斜視図である。 (a)はそのX−X断面図、(b)はそのY−Y断面図である。 その、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 (a)はヒートシールを施す前の状態を示す側面図であり、(b)は、(a)のZ矢視平面図である。 具材を投入する前の図であり、(a)はその平面図、(b)はその底面図である。 (a)は調理袋に具材を投入している状態を説明する図であり、(b)は具材の投入された調理袋を横向きに倒した図である。 この発明のさらに別の例の電子レンジ用調理袋を示す、(a)はヒートシールを施す前の状態を示す側面図であり、(b)は、(a)のY矢視平面図である。 この発明の別の例の電子レンジ用調理袋に具材を投入する前の図であり、(a)はその平面図、(b)はその底面図である。 (a)は調理袋に具材を投入している状態を説明する図であり、(b)は具材の投入された調理袋を横向きに倒した図である。 具材を投入した後、開口起立域を折り畳んで、掛け合せ部を掛け合せた常態を示す図である。
図1〜3には、この発明の一例の電子レンジ用調理袋1を示す。電子レンジ用調理袋1は、開口Oを形成して具材(ジャガイモ、生肉、にんじんなど)Iや調味液Sなどの内容物が投入される導入部2、投入された具材Iおよび調味液Sなどを保持する本体部3、本体部3の一端に形成される翼部4などによって構成される。開口O以外の縁部には、端部ヒートシールHS、側端ヒートシールHS1、ポケット部ヒートシールHS2が適宜施されている。そして、導入部2の基端側には、起立補助部5を形成する。起立補助部5は、本体部3と連続して一体に形成され、具材Iおよび調味液Sなどを保持することができる。具材Iおよび調味液Sなどが起立補助部5に入り込んで起立補助部5を広げると導入部2が起立する(すなわち、導入部2が開口起立域を形成する)。
電子レンジ用調理袋1は、熱融着性を有する可撓性フィルムで形成される。この可撓性フィルムは、透明蒸着PET/DL/ONY/DL/CPP、PET/DL/透明蒸着ONY/DL/CPP、ONY/DL/遮光CPPなどの積層でなる。
図4,5に示すように、電子レンジ用調理袋1は、4片の同一幅をもつ矩形の熱接着性可撓性フィルム(4片のフィルムの幅は、同一でなくても、近似幅であればよい)を端部ヒートシールHSおよび側端ヒートシールHS1によって連結してなる。表側シートS1は、幅W1、長さL1に、裏側シートS2は、幅W1、長さL2(L2<L1)に、翼部シートS3は、幅W1、長さ2×L3に、導入部シートS4は、幅W1、長さL4+L5(L4<L5)に形成される。翼部シートS3は、長さ方向の中央で幅方向に沿って谷折りとして翼シート屈曲部b1を形成する。一方、導入部シートS4は、基端S4eから長さL4の位置で谷折りとして導入シート屈曲部b2を形成する。
この状態で、4つのシートを重ね合わせる。すなわち、表側シートS1の裏面側に、翼部シートS3と導入部シートS4を配置し、翼部シートS3と導入部シートS4の裏面側に、裏側シートS2を配置する。このとき、表側シートS1の基端S1eと翼部シートS3の先端S3tとが、また、翼部シートS3の基端S3eと裏側シートS2の基端S2eとが、さらに、裏側シートS2の先端S2tと導入部シートS4の基端S4eとが、それぞれ重なり合うように配置する。そして、表側シートS1の基端S1eと翼部シートS3の先端S3t、および、翼部シートS3の基端S3eと裏側シートS2の基端S2eとをそれぞれ幅d2の端部ヒートシールHSで連結する(すなわち、これらをそれぞれ熱融着させて接着する)。
また、裏側シートS2の先端S2tと導入部シートS4の基端S4eを幅d3の端部ヒートシールHSで接着する。さらに、表側シートS1、裏側シートS2、翼部シートS3、導入部シートS4の幅方向両側には、幅d1の側端ヒートシールHS1を施す。なお、この例では、端部ヒートシールHSおよび側端ヒートシールHS1は直線状であり、幅d1,d2,d3は同じとするが、これに限定されるものではなく、ヒートシール形状及びヒートシール幅は目的に応じて適宜設計することができる。また、表側シートS1、裏側シートS2、翼部シートS3、導入部シートS4の幅W1は同一でなくてもよく、側端ヒートシールHS1が所定の幅d1だけ施せればよい。
さらに、翼シート屈曲部b1の両端、すなわち、翼シート屈曲部b1と側端ヒートシールHS1とが交わる箇所には、補強のためのポケット部ヒートシールHS2を長さd5(幅d1)だけ施す。一方、導入シート屈曲部b2の両端、すなわち、導入シート屈曲部b2と側端ヒートシールHS1とが交わる箇所には、補強のための別のポケット部ヒートシールHS2を長さd4(幅d1)だけ施す。なお、表側シートS1の先端S1tと導入部シートS4の先端S4tとの重なる位置には、開口Oを形成しうるよう、ヒートシールは施さない。なお、この例では、ヒートシールHS1の長さd4,d5は同じとするが、これに限定されるものではない。なお、この例では、翼シート屈曲部b1と側端ヒートシールHS1とが交わる箇所および、導入シート屈曲部b2の両端に補強のためのポケット部ヒートシールHS2を施したが、この発明はこれに限定されるものではなく、補強のためのポケット部ヒートシールHS2を施さなくてもよい。
翼部シートS3と表側シートS1とによって(すなわち、翼シート屈曲部b1と表側シートS1との間により)翼部ポケットPK1が、翼部シートS3と裏側シートS2とによって(すなわち、翼シート屈曲部b1と裏側シートS2との間により)翼部ポケットPK2がそれぞれ形成される。翼部ポケットPK1,PK2は、翼シート屈曲部b1においてその両端以外にはヒートシールが施されていないので、本体部3と連通しており、具材Iおよび調味液Sなどが本体部3より入り込める構造となっている。また、導入部シートS4と裏側シートS2とによって(すなわち、導入シート屈曲部b2と裏側シートS2との間により)導入部ポケットPK3が形成される。導入部ポケットPK3は、導入シート屈曲部b2においてその両端以外にはヒートシールが施されていないので、本体部3と連通しており、具材Iおよび調味液Sなどが本体部3より入り込める構造となっている。また、この例のように、翼部ポケットPK1,PK2、導入部ポケットPK3の端縁部のみをヒートシールした場合は、具材Iや調味液Sが翼部ポケットPK1,PK2、導入部ポケットPK3に溜まり難くなるため、スムーズに具材Iや調味液Sを取り出すことができる。
次に、電子レンジ用調理袋1で調理をする方法を図1〜5を参照しつつ、図6を用いて説明する。まず、翼部ポケットPK1,PK2によって(翼部ポケットPK1,PK2を下にした状態で)電子レンジ用調理袋1を自立させる。すると、中に入っている調味液Sが翼部ポケットPK1,PK2に流れ込んで、電子レンジ用調理袋1の自立を安定させる。(このとき、開口Oは上端に位置する。または、電子レンジ用調理袋1の上端を幅方向に切り落として開口Oを形成する)。そして、予め調味液Sの投入されている電子レンジ用調理袋1の本体部3に、開口Oより具材Iを投入する。このとき、具材Iと調味液Sが、本体部3より翼部ポケットPK1,PK2に入り込み、翼部ポケットPK1と翼部ポケットPK2とが外側に向かって拡がって(すなわち、翼部シートS3の翼シート屈曲部b1が拡がって)一室となり翼部4を形成することで、電子レンジ用調理袋1はいっそう安定して自立可能となる(このとき、翼部4は底面となる)。この例では、予め調味液Sが投入されているとしたが、これに限定されるものではなく、調味液は具材と同時でも、具材投入後に投入してもよい。
次に、電子レンジ用調理袋1を矢印の向きに倒す(図6(a))。このとき、導入部ポケットPK3がある面(すなわち、裏面シートS2側)を下にするようにして、電子レンジ用調理袋1を矢印の向きに寝かせる(横置きにする)。これによって、具材Iと調味液Sが本体部3より導入部ポケットPK3に入り込み、導入部ポケットPK3を膨れさせて起立補助部5を形成する(図6(b))。なお、膨れ上がる際、導入部ポケットPK3は側端ヒートシールHS1によって動きを規制されているので、導入部2が起立する(開口Oが上向きとなる)とともに、本体部3側に向けて弓なりになる。導入部2が弓なりになることで、導入部2を構成している表側シートS1と導入部シートS4とが密接に重なり合い、開口Oは閉じられる。これによって、本体部3と、電子レンジ用調理袋1の外側との空気の出入りが遮断される。
このような状態のまま、電子レンジ用調理袋1を電子レンジに挿入し、加熱調理を開始する。加熱を開始して一定時間が経過すると、電子レンジ用調理袋1内にある具材I及び調味液Sが暖められて水蒸気が増加することにより膨張し電子レンジ用調理袋1内の内圧が高まる。導入部2は弓なりになることで開口Oを閉じているだけなので、内圧が一定の大きさとなったときに、導入部2に隙間ができ、これによって、開口Oにもわずかな隙間が形成される。すなわち、本体部3と外部との間に空気の通り道が形成される。この空気の通り道を介して、本体部3内の空気を適度に外に逃がすことができ、その結果、本体部3内の内圧が適度に低下する。表側シートS1と導入部シートS4とが重なり合った状態で弓なりになっているので、本体部3内の内圧が一定レベルまで低下すると、表側シートS1と導入部シートS4との隙間はふさがれ、開口Oは閉じる。
このように構成されているので、本体部3の内圧が非常に高まる前に、本体部3内の空気を外側に逃がして、内圧を下げることができる。このため、具材Iや調味液Sまでもが導入部2を通って開口Oより吹き出すことを防止できる。さらに、開口Oが略鉛直方向上向きに配置されていることも、具材Iや調味液Sが開口Oより吹き出すことを防止することに寄与している。加えて、導入部2が設けられていることで、本体部3に開口Oが直結しなくなり、本体部3の気圧が高まって空気が開口Oより逃げる際、具材Iや調味液Sが万が一、空気とともに運ばれたときも、これらを導入部2に留めることができ、具材Iや調味液Sが開口Oより吹き出すことを防止することに寄与している。
なお、この例では、4つのシート、表側シートS1、裏側シートS2、翼部シートS3、導入部シートS4を端部ヒートシールHS、側端ヒートシールHS1、ポケット部ヒートシールHS2によって貼り合わせて電子レンジ用調理袋1を構成するが、この発明はこれに限定されるものではなく、図7に示すように、これら4つのシートが連続した1枚のシートで構成され、これを折り返して所望の形状を形成しながらヒートシールによって熱融着して電子レンジ用調理袋を形成してもよい。
この例では、1枚の熱融着性可撓性のシートSH(長さ:L1+2×L3+L2+L4+L5、幅:W1)をその長手方向に折り返して、その先端Stと基端Seを重ね合わせるようにして形成する。詳しくは、先端Stから長手方向に長さL1の位置でシートSHを山折りにして、第1屈曲部B1を形成する。さらに、第1屈曲部B1から長さL3の位置でシートSHを谷折りにして、第2屈曲部B2を形成する。さらに、さらに、第2屈曲部B2から長さL3の位置でシートSHを山折りにして、第3屈曲部B3を形成する。さらに、第3屈曲部B3から長さL2の位置でシートSHを山折りにして、第4屈曲部B4を形成する。さらに、第4屈曲部B4から長さL4の位置でシートSHを谷折りにして、第5屈曲部B5を形成する。
そして、第1屈曲部B1、第3屈曲部B3にその幅方向に沿って、端部ヒートシールHS(長さd2)を施す。また、第4屈曲部B4にその幅方向に沿って、端部ヒートシールHS(長さd3)を施す(この例では、d2=d3とするが、これに限定されるものではない)。そして、谷折りにした第2屈曲部B2および第5屈曲部B5の両側部分(すなわち、(1)第1屈曲部B1と第2屈曲部B2との間にあるシート部分と、第2屈曲部B2と第3屈曲部B3との間にあるシート部分、および、(2)第4屈曲部B4と第5屈曲部B5との間にあるシート部分と、第5屈曲部B5とシートHSとの基端Seとの間にあるシート部分)が貼り合わせられないようにして、折り曲げられたシートSHの幅方向の両側部を側部ヒートシールHS1にて貼り合わせる。なお、この例で、第1屈曲部B1、第3屈曲部B3、第4屈曲部B4の幅方向に沿って施される端部ヒートシールHSは、いずれも施さなくてもよいし、いずれかに施すようにしてもよい。さらに、第2屈曲部B2と、側部ヒートシールHS1とが重なる位置に、ポケット部ヒートシールHS2を施して、翼部ポケットPK1,PK2を補強する。また、第5屈曲部B5と、側部ヒートシールHS1とが重なる位置に、ポケット部ヒートシールHS2を施して、導入部ポケットPK3を補強する。なお、補強のための上記ポケット部ヒートシールHS2は施さなくてもよい。
なお、シートSHの先端Stと基端Seとは、ヒートシールを施さず、開口Oが形成される。
このようにして形成された電子レンジ用調理袋100は、立てた状態で、具材Iを投入し、横置きする。これによって、第4屈曲部B4と第5屈曲部B5との間に形成された導入部ポケットPK3は、具材Iが入り込むことによって膨れ上がり、開口Oを上向きに起立させる。導入部ポケットPK3に具材Iが入り込むことによって導入部ポケットPK3が膨れ上がり、開口Oを上向きに起立させるこの動作は、前述の例と同様である。
なお、この発明は、上述の例に限定されるものではなく、4片以外の複数片のシートから形成されてもよい。
図8には、この発明の別の例を示す。この例の電子レンジ用調理袋1´では、導入部(導入部シートと表面シートによって構成される:開口起立域)に形成される導入部ヒートシールHS´の幅をd6´(>d1)としている。そして、この部分に、一対の切り込みC1,C2を形成する(一対の切り込みC1,C2で掛け合せ部を構成する)。切り込みC1はJ字状に形成され、長さはD4、幅はD3である。また、切り込みC2は直線状に形成され、長さはD4である。これらの切り込みC1,C2は、折り曲げ仮想線Kに対して、それぞれ、距離D1(折り曲げ仮想線KからJ字の短い辺までの距離)、距離D2だけ隔たった位置に形成される(D1=D2となることが望ましい)。この切り込みC1,C2の長さD4は、導入部ヒートシールHS´の幅d6´よりも小さくする必要がある(D4>d6´となると、導入部内にまで切り込みが達してしまい、内容物や調味液が漏れ出してしまうため)。
また、前の例と異なるもう一つの点は、ポケット部ヒートシールHS2から開口O´までの長さL5´である。この例では、折り曲げ仮想線Kを境として導入部を2つ折りにすることから、前述の例よりも長く設定されている(L5´>L5)。したがって、電子レンジ用調理袋1全体の長さL1´も前述の例よりも長くなる。その他の構成・形状・寸法などは、前述の例と同様であるので説明を省略する。
次に、電子レンジ用調理袋1´で調理をする方法を図9を用いて説明する。まず、翼部ポケットPK1,PK2によって(翼部ポケットPK1,PK2を下にした状態で)電子レンジ用調理袋1´を自立させる。すると、中に入っている調味液Sが翼部ポケットPK1,PK2に流れ込んで、電子レンジ用調理袋1´の自立を安定させる。(このとき、開口O´は上端に位置する。または、電子レンジ用調理袋1´の上端を幅方向に切り落として開口Oを形成する)。そして、予め調味液Sの投入されている電子レンジ用調理袋1´の本体部に、開口O´より具材Iを投入する。このとき、具材Iと調味液Sが、本体部3´より翼部ポケットPK1,PK2に入り込み、翼部ポケットPK1とポケットPK2とが外側に向かって拡がって一室となり翼部4´を形成することで、電子レンジ用調理袋1´はいっそう安定して自立可能となる(図9(a);このとき、翼部4´は底面となる)。この例では、予め調味液Sが投入されているとしたが、これに限定されるものではなく、調味液Sは具材Iと同時でも、具材Iの投入後に投入してもよい。
次に、電子レンジ用調理袋1´を矢印の向きに倒す(図9(b))。このとき、導入部ポケットPK3がある面(すなわち、裏面シート側)を下にするようにして、電子レンジ用調理袋1´を矢印の向きに寝かせる(横置きにする)。これによって、具材Iと調味液Sが本体部3´より導入部ポケットPK3に入り込み、導入部ポケットPK3を膨れさせて起立補助部5´を形成する。なお、膨れ上がる際、導入部ポケットPK3は側部ヒートシールHS1によって動きを規制されているので、導入部2´が起立する(開口Oが上向きとなる)。そして、導入部2´の折り曲げ仮想線Kに沿って開口O´を表面側に折り返して、折り曲げ部Mを形成する。さらに、導入部ヒートシールHS´に形成された切り込みC1を切り起こし、これを切り込みC2に挿入し、切り込みC1を切り込みC2に掛け止める。これを左右それぞれについて行う。これによって、導入部2´は折り曲げられ、本体部3´と、電子レンジ用調理袋1´の外側との空気の出入りが前の例と比べていっそう遮断される(図10)。また、切り込みC1を切り込みC2に掛け止めるので、折り曲げた導入部2´は折り曲げ状態が保持される。
このような状態のまま、電子レンジ用調理袋1を電子レンジに挿入し、加熱調理を開始する。加熱を開始して一定時間が経過すると、電子レンジ用調理袋1内にある具材I及び調味液Sが暖められて水蒸気が増加することにより膨張し電子レンジ用調理袋1内の内圧が高まる。導入部2は弓なりになることで開口Oを閉じているだけなので、内圧が一定の大きさとなったときに、導入部2に隙間ができる。この例では、導入部2´を折り曲げて折り曲げ部Mを設けているので、空気の通り道が前の例よりも形成しにくい。すなわち、本体部3´内の内圧が前の例よりも高くならないと本体部3´と外部との間に空気の通り道が形成されない。この空気の通り道を介して、本体部3´内の空気を適度に外に逃がすことができ、その結果、本体部3´内の内圧が適度に低下する。本体部3´の内圧が一定レベルまで低下すると、切り込みC1と切り込みC2によって導入部2´を折り畳んだ状態を保持しているので、この空気の通り道はふさがれる。
このように構成されているので、本体部3´の内圧が非常に高まる前に、本体部3´内の空気を外側に逃がして、内圧を下げることができる。このため、具材Iや調味液Sまでもが導入部2´を通って開口O´より吹き出すことを防止できる。さらに、開口O´が略鉛直方向上向きに配置されていることも、具材Iや調味液Sが開口O´より吹き出すことを防止することに寄与している。加えて、導入部2´が設けられていることで、本体部3´に開口O´が直結しなくなり、本体部3´の内圧が高まって空気が開口O´より逃げる際、具材Iや調味液Sが万が一、空気とともに運ばれたときも、これらを導入部2に留めることができ、具材Iや調味液Sが開口O´より吹き出すことを防止することに寄与している。さらに、導入部2´に折り曲げ部Mを形成するので、本体部3´内の内圧が前の例よりも高まらないと空気の通り道が形成されず、圧力を必要とする調理やより蒸らして調理したい場合に適している。さらに、切り込みC1を切り込みC2に掛け止めることで、折り曲げ部Mを維持するので、この圧力をいっそう保つことができる。
なお、切り込みC1,C2の形状はこの例に限定されるものではなく、2つの切り込みを掛け合わせて調理袋を簡易的にクローズできる機能を有すれば、どのようなものであってもよい。また、折り曲げしやすいように、切り込みC1とC2の間に折り曲げ補助線となるミシンを折り曲げ仮想線と同一直線状に形成してもよい。
また、折り曲げ仮想線Kには目視しやすいように、導入部シート上に印刷を施し、折り曲げ目安線を形成してもよい。また、掛け合せ部の形状は、この例に限定されるものではなく、導入部を折り曲げて掛け止めできるものであればどのような形状であってもよい。
本発明は、上述の例に限定されず、すべての材質によって構成される電子レンジ用調理袋に適用しうる。
1,1´,100 電子レンジ用調理袋
2,2´ 導入部
3,3´ 本体部
4,4´ 翼部
5,5´ 起立補助部
b1 翼シート屈曲部
b2 導入シート屈曲部
B1 第1屈曲部
B2 第2屈曲部
B3 第3屈曲部
B4 第4屈曲部
B5 第5屈曲部
C1,C2 切り込み
HS 端部ヒートシール
HS1 側端ヒートシール
HS2 ポケット部ヒートシール
HS´ 導入部ヒートシール
I 具材
K 折り曲げ仮想線
M 折り曲げ部
O 開口
PK1,PK2 翼部ポケット
PK3 導入部ポケット
S 調味液
S1 表側シート
S2 裏側シート
S3 翼部シート
S4 導入部シート
SH シート(熱融着性可撓性シート)
St 先端
Se 基端

Claims (7)

  1. 立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性フィルムからなる電子レンジ用調理袋において、
    横置き状態にて前記開口を上向きに起立させるための起立補助部を一体に備え、
    該起立補助部は、前記具材が入り込むことによって前記開口が上向きに起立するのを補助することを特徴とする、電子レンジ用調理袋。
  2. 前記開口と反対側に翼部を備え、該翼部を底面として立てた状態とすることを特徴とする、請求項1に記載の電子レンジ用調理袋。
  3. 前記起立補助部から前記開口に向かって開口起立域が形成され、
    該開口起立域が弓なりになることを特徴とする、請求項1に記載の電子レンジ用調理袋。
  4. 前記起立補助部から前記開口に向かって形成される開口起立域と、
    該開口起立域の両側縁にヒートシール部と、
    該それぞれのヒートシール部に形成される一対の切り込みである掛け合せ部とを備え、前記開口を閉じるように前記開口起立域を折り曲げ、該開口起立域の両側縁に形成された前記掛け合せ部をそれぞれ掛け合わせることを特徴とする、請求項1に記載の電子レンジ用調理袋。
  5. 前記開口起立域に、幅方向に折り曲げの目安となる折り曲げ仮想線を備え、
    前記掛け合せ部が前記折り曲げ仮想線を挟んで両側に位置するとともに、
    該折り曲げ仮想線に印字を施して折り曲げ目安線を設けることを特徴とする、請求項4に記載の電子レンジ用調理袋。
  6. 立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性フィルムからなる電子レンジ用調理袋において、
    表側シートと、
    該表側シートの裏面側に配置される導入部シートおよび翼部シートと、
    該導入部シートおよび翼部シートの裏面側に配置される裏側シートとを備え、
    前記表側シートの基端と前記翼部シートの先端とを重ね合わせるとともに、
    前記導入部シートの基端と前記裏側シートの先端とを重ね合わせ、
    加えて、前記翼部シートの基端と前記裏側シートの基端とを重ね合わせた後、
    これらを上下端ヒートシールにて接合するとともに、
    同一または近似の幅にて構成された、前記表側シート、導入部シート、翼部シート、裏側シートの幅方向両側を重ね合わせて側端ヒートシールにて接合した電子レンジ用調理袋であって、
    前記導入部シートがその幅方向に延びた谷折りの導入シート屈曲部を備え、該導入シート屈曲部と前記裏側シートとの間に導入部ポケットを形成するとともに、前記翼部シートがその幅方向に延びた谷折りの翼シート屈曲部を備え、該翼部シート屈曲部と前記裏側シートとの間、および、前記翼部シート屈曲部と前記表側シートとの間にそれぞれ翼部ポケットを形成し、
    立てた状態で前記具材を前記開口より投入するとき、前記2つの翼部ポケットによって自立する一方、
    前記具材を投入して横置きにしたとき、前記具材が入り込むことによって前記導入部ポケットが膨れ上がり、前記導入部シートおよび前記表側シートを上向きに起立させることを特徴とする、電子レンジ用調理袋。
  7. 立てた状態で具材を開口より投入した後、横置きにして電子レンジで加熱調理する、熱融着性可撓性シートからなる電子レンジ用調理袋において、
    前後端を重ね合わせるようにして1枚の矩形の熱融着性可撓性シートをその幅方向に、第1屈曲部にて山折りに、第2屈曲部にて谷折りに、第3屈曲部にて山折りに、第4屈曲部にて山折りに、そして、第5屈曲部にて谷折りにした後、
    前記折り曲げられた熱融着性可撓性シートの幅方向の両端部を側端ヒートシールにて貼り合わせることによって、
    前記第1屈曲部と前記第2屈曲部との間、前記第2屈曲部と前記第3屈曲部との間にそれぞれ翼部ポケットを形成するとともに、前記第4屈曲部と前記第5屈曲部との間に導入部ポケットを形成する一方、前記熱融着性可撓性シートの前後端が重ね合わせられて開口を形成した電子レンジ用調理袋であって、
    前記具材を投入して横置きにしたとき、前記導入部ポケットは、前記具材が入り込むことによって膨れ上がり、前記開口を上向きに起立させることを特徴とする、電子レンジ用調理袋。
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