JP2011183384A - 吸着材料および吸着材料の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸着材料を親水性高分子と処理することを特徴とする。
【選択図】 なし
Description
(1) 基材を親水性高分子処理したサイトカイン吸着材料。
(2) 基材を親水性高分子水溶液と接触させて放射線照射することによって得られうる上記(1)記載の吸着材料。
(3) ヒト血小板付着量が10個/4.3×103μm2以下である上記(1)または(2)に記載の吸着材料。
(4) 放射線照射後のサイトカイン吸着量が、照射前のサイトカイン吸着量の90%以上であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の吸着材料
(5) 該サイトカインの吸着量が0.1ng/cm2以上である上記(1)〜(4)のいずれかに記載の吸着材料。
(6) 該サイトカインがインターロイキン−6であることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の吸着材料。
(7) 該親水性高分子がポリアルキレングリコールまたはポリビニルピロリドンである上記(1)〜(6)のいずれかに記載の吸着材料。
(8) 該親水性高分子がポリアルキレングリコールであり、かつ、該ポリアルキレングリコールが150〜3000mg/m2の割合で基材表面に存在する上記(1)〜(6)のいずれかに記載の吸着材料。
(9) 該親水性高分子が生体由来高分子である上記(1)〜(6)のいずれかに記載の吸着材料。
(10) 該基材が高分子材料であることを特徴とする上記(1)〜(9)のいずれかに記載の吸着材料。
(11) 該基材が疎水性高分子材料からなる上記(1)〜(10)のいずれかに記載の吸着材料。
(12) 該疎水性高分子材料がポリメタクリル酸メチルである上記(1)〜(11)のいずれかに記載の吸着材料。
(13) 該基材が、医療用基材である上記(1)〜(12)のいずれかに記載の吸着材料。
(14) 上記(1)記載の吸着材料を用いた分離膜。
(15) 該分離膜が、中空糸膜である上記(14)記載の分離膜。
(16) 該中空糸膜の内表面に親水性高分子が結合している上記(15)記載の分離膜。
(17) 該中空糸膜の膜内部にも親水性高分子が結合している上記(16)記載の分離膜。
(18) 上記(15)記載の分離膜を用いた生体成分分離膜。
(19) 上記(1)記載の吸着材料を複数含むシステム。
(20) 異なる素材からなる複数の吸着材料を含む上記(19)記載のシステム。
(21) ポート部、分離膜および回路を含む分離膜システムであって、少なくともポート部、分離膜および回路が吸着材料である上記(20)記載のシステム。
(22) 基材を親水性高分子を含む水溶液と接触下、放射線照射する吸着材料の製造方法。
(23) 該親水性高分子を含む水溶液に基材を浸漬させることにより、該基材と該水溶液を接触させる上記(22)記載の吸着材料の製造方法。
(24) 放射線照射後の材料のサイトカイン吸着量が、放射線照射前の材料のサイトカイン吸着量の90%以上である上記(22)に記載の吸着材料の製造方法。
(25) 該サイトカインがインターロイキン−6である上記(24)に記載の吸着材料の製造方法。
(26) 該基材が疎水性高分子からなる上記(22)に記載の吸着材料の製造方法。
(27) 該基材が分離膜である上記(22)に記載の吸着材料の製造方法。
(28) 該分離膜が中空糸膜である上記(27)に記載の吸着材料の製造方法。
(29) 中空糸膜の内側に親水性高分子を含む水溶液を充填することによって、該中空糸膜と該水溶液を接触させる上記(28)に記載の吸着材料の製造方法。
(30) 該中空糸膜の外側にも前記水溶液を接触させる上記(29)に記載の吸着材料の製造方法。
(31) 該水溶液を、分離膜を通して濾過することによって、該分離膜と該水溶液を接触させる上記(27)に記載の吸着材料の製造方法。
(32) 複数の基材を含むシステムを親水性高分子を含む水溶液と接触させて、該複数の基材に同時に放射線照射するシステムの製造方法。
(33) 異なる素材からなる複数の基材を含むシステムを親水性高分子および抗酸化剤を含む水溶液と接触させて、該複数の基材に同時に放射線照射する上記(32)に記載のシステムの製造方法。
(34) ポート部、分離膜および回路を含む分離膜システムであって、該分離膜システムを親水性高分子を含む水溶液と接触させた状態で、該分離膜システム全体に放射線照射する上記(32)に記載のシステムの製造方法。
また、ポリアルキレングリコールの基材表面量が少ないと十分な抗血栓性が得られないので、基材表面のポリアルキレングリコール量は150mg/m2以上であることが好ましく、200mg/m2以上であることがさらに好ましい。逆にポリアルキレングリコールの基材表面量が多いとサイトカインの吸着能が低下するので、基材表面のポリアルキレングリコール量は3000mg/m2以下であることが好ましい。
基材の滅菌と改質を同時に行う場合は、20kGy以上の吸収線量で放射線の照射を行うことが好ましい。血液浄化用モジュール等をγ線で滅菌するには20kGy以上の吸収線量が効果的なためである。しかしながら、吸収線量が20kGy以上であると、親水性高分子の3次元架橋や崩壊などが起きるため、血液適合性が低下する。
1.基材の作成方法
(中空糸膜モジュール1の作成)
iso(アイソタクティック)-ポリメチルメタクリレート5重量部およびsyn(シンジオタクティック)-ポリメチルメタクリレート20重量部をジメチルスルホキシド75重量部に加え、加熱溶解し、製膜原液を得た。この製膜原液をオリフィス型二重円筒型口金の外側の管より吐出し、空気中を200mm通過した後、水100%の凝固浴中に導き中空糸を得た。この際、内部注入気体として乾燥窒素を内側の管より吐出した。得られた中空糸の内径は0.2mm、膜厚は0.03mmであった。得られた中空糸を10000本用いて、有効膜面積1.6m2の中空糸膜モジュール1を作成した。
2.用いた測定方法
(1)ポリエチレングリコールの固定化密度の測定
放射線照射後の中空糸を、基材表面積1m2あたり1lの37℃の蒸留水に1時間浸漬し、蒸留水中に溶出するポリエチレングリコール量が1mg以下になるまで蒸留水を交換しながら洗浄し、基材に固定化されていないポリエチレングリコールを取り除いた。洗浄した基材を50℃、0.5Torrにて10時間乾燥した。乾燥した基材10〜100mgを試験管に取り、無水酢酸とパラトルエンスルホン酸の混合溶液2mlを添加し、120度で約1時間アセチル化した。冷却後2mlの純水で器壁を洗い落とした後、20%炭酸水素ナトリウムで中和した。中和した溶液をトリクロロメタン5mlで抽出し、抽出物をガスクロマトグラフィー(以下GCと略す)で分析した。GC分析条件を以下に示す。予め作成した検量線を用いて、基材に固定化しているポリエチレングリコール量を求めた。
(GC分析条件)
装置:Shimazu GC-9A
カラム:Supelcowax-10 60m×0.75mmI.D.
キャリアーガス:ヘリウム
検出器:FID (H2 inlet:0.7kg/cm2, Air inlet:0.6kg/cm2, Temp.:200°C)
カラム温度:80°C 5min hold-(20min)-200°C 5min hold
インジェクター温度:200°C
(2)中空糸膜のヒト血小板付着試験方法
18mmφのポリスチレン製の円形板に両面テープを貼り付け、そこに中空糸膜を固定した。貼り付けた中空糸膜を片刃で半円筒状にそぎ切り、中空糸膜の内表面を露出させた。中空糸内表面に汚れや傷、折り目などがあると、その部分に血小板が付着し、正しい評価ができないことがあるので注意を要する。筒状に切ったFalcon(登録商標)チューブ(18mmφ、No.2051)に該円形板を、中空糸膜を貼り付けた面が、円筒内部にくるように取り付け、パラフィルムで隙間を埋めた。この円筒管内を生理食塩水で洗浄後、生理食塩水で満たした。人間の静脈血を採血後、直ちにヘパリンを50U/mlになるように添加した。前記円筒管内の生理食塩水を廃棄後、前記血液を、採血後10分以内に、円筒管内に1.0ml入れて37℃にて1時間振盪させた。その後、中空糸膜を10mlの生理食塩水で洗浄し、2.5%グルタルアルデヒド生理食塩水で血液成分の固定を行い、20mlの蒸留水にて洗浄した。洗浄した中空糸膜を常温0.5Torrにて10時間減圧乾燥した。このフィルムを走査型電子顕微鏡の試料台に両面テープで貼り付けた。その後、スパッタリングにより、Pt−Pdの薄膜を中空糸膜表面に形成させて、試料とした。この中空糸膜の内表面をフィールドエミッション型走査型電子顕微鏡(日立社製S800)にて、倍率1500倍で試料の内表面を観察し、1視野中(4.3×103μm2)の付着血小板数を数えた。中空糸長手方向における中央付近で、異なる10視野での付着血小板数の平均値を血小板付着数(個/4.3×103μm2)とした。中空糸の長手方向における端の部分は、血液溜まりができやすいためである。
(3)IL−6吸着試験
中空糸膜モジュール1に用いたのと同じ中空糸分離膜を30本束ね、中空糸中空部を閉塞しないようにエポキシ系ポッティング剤で両末端をガラス管モジュールケースに固定し、ミニモジュールを作成した。該ミニモジュールの直径は約7mm、長さは約10cmであった。該ミニモジュールの血液入口と透析液出口をシリコーンチューブで繋ぎ、血液出口から蒸留水100mlを10ml/minの流速で流し、中空糸およびモジュール内部を洗浄した後、PBS(日水製薬社製ダルベッコPBS(−))水溶液を充填し、透析液入口、出口をキャップした。
(実施例1)
前記の中空糸膜モジュール1の血液側、透析液側を、それぞれ40℃の超純水5000mlで洗浄した。その後、親水性高分子としてポリエチレングリコール(日本油脂社製マクロゴール(登録商標)6000)0.075重量%を含む水溶液で血液側および透析液側にそれぞれ1000ml通液し、モジュール内を該混合液で充填した。この後、該モジュールをγ線照射した。γ線吸収線量は28kGyであった。該モジュールについて、ポリエチレングリコール固定化密度測定、血小板付着試験、IL−6吸着試験を行った。その結果、表1に示された通り、血小板付着数0.56(個/4.3×103μm2)、IL−6吸着量0.209ng/cm2の人工腎臓用モジュールが得られた。
(実施例2)
前記の中空糸膜モジュール1の血液側、透析液側に、それぞれ40℃の超純水5000mlを通液して洗浄した。その後、親水性高分子としてポリエチレングリコール(日本油脂製マクロゴール(登録商標)6000)0.100重量%を含む水溶液を、該モジュールの血液側および透析液側にそれぞれ1000ml通液し、モジュール内を該混合液で充填した。この後、該モジュールをγ線照射した。γ線吸収線量は28kGyであった。該モジュールについて、ポリエチレングリコール固定化密度測定、血小板付着試験、IL−6吸着試験を行った。その結果、表1に示された通り、血小板付着数0.43(個/4.3×103μm2)、IL−6吸着量0.180ng/cm2であった。
(実施例3)
前記の中空糸膜モジュール1の血液側、透析液側に、それぞれ40℃の超純水5000mlを通液して洗浄した。その後、親水性高分子としてポリビニルピロリドン(ISP社製K90)0.100重量%を含む水溶液を、該モジュールの血液側および透析液側にそれぞれ1000ml通液し、モジュール内を該混合液で充填した。この後、該モジュールをγ線照射した。γ線吸収線量は28kGyであった。該モジュールについて、血小板付着試験、IL−6吸着試験を行った。その結果、表1に示された通り、血小板付着数0.99(個/4.3×103μm2)、IL−6吸着量0.163ng/cm2であった。
(比較例1)
前記の中空糸膜モジュール1の血液側、透析液側に、それぞれ40℃の超純水5000mlを通液して洗浄した。その後、親水性高分子としてポリエチレングリコール(日本油脂製マクロゴール(登録商標)6000)0.010重量%を含む水溶液を、該モジュールの血液側および透析液側にそれぞれ1000ml通液し、モジュール内を該混合液で充填した。この後、該モジュールをγ線照射した。γ線吸収線量は28kGyであった。該モジュールについて、ポリエチレングリコール固定化密度測定、血小板付着試験、IL−6吸着試験を行った。その結果、表1に示された通り、血小板付着数3.23(個/4.3×103μm2)、IL−6吸着量0.032ng/cm2であった。
(比較例2)
前記の中空糸膜モジュール1の血液側、透析液側に、それぞれ40℃の超純水5000mlを通液して洗浄した。その後、親水性高分子としてポリエチレングリコール(ナカライテスク製ポリエチレングリコール#200)0.100重量%を含む水溶液を、該モジュールの血液側および透析液側にそれぞれ1000ml通液し、モジュール内を該混合液で充填した。この後、該モジュールをγ線照射した。γ線吸収線量は28kGyであった。該モジュールについて、ポリエチレングリコール固定化密度測定、血小板付着試験、IL−6吸着試験を行った。その結果、表1に示された通り、血小板付着数48.59(個/4.3×103μm2)、IL−6吸着量0.282ng/cm2であった。
(比較例3)
前記の中空糸膜モジュール1の血液側、透析液側に、それぞれ40℃の超純水5000mlを通液して洗浄した。その後、親水性高分子としてポリエチレングリコール(SCIENTIFIC POLYMERS PRODUCTS, INC.製、 Mw900,000)0.100重量%を含む水溶液を、該モジュールの血液側および透析液側にそれぞれ1000ml通液し、モジュール内を該混合液で充填した。この後、該モジュールをγ線照射した。γ線吸収線量は28kGyであった。該モジュールについて、ポリエチレングリコール固定化密度測定、血小板付着試験、IL−6吸着試験を行った。その結果、表1に示された通り、血小板付着数0.56(個/4.3×103μm2)、IL−6吸着量0.053ng/cm2であった。
(比較例4)
前記の中空糸膜モジュール1の血液側、透析液側に、それぞれ40℃の超純水5000mlを通液して洗浄した。その後、モジュール内を超純水で充填し、該モジュールをγ線照射した。γ線吸収線量は28kGyであった。該モジュールについて、血小板付着試験、IL−6吸着試験を行った。その結果、表1に示された通り、血小板付着数100(個/4.3×103μm2)以上、IL−6吸着量0.162ng/cm2であった。
2:出口側ポート部2
3:血液導入口
4:血液導出口
5:中空糸膜
6:血液6
7:プラスチックケース
8:透析液の導入口
9:透析液の導出口
10:樹脂
11:血液回路
Claims (34)
- 基材を親水性高分子処理したサイトカイン吸着材料。
- 基材を親水性高分子水溶液と接触させて放射線照射することによって得られうる請求項1記載の吸着材料。
- ヒト血小板付着量が10個/4.3×103μm2以下である請求項1または2に記載の吸着材料。
- 放射線照射後のサイトカイン吸着量が、照射前のサイトカイン吸着量の90%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吸着材料
- 該サイトカインの吸着量が0.1ng/cm2以上である請求項1〜4のいずれかに記載の吸着材料。
- 該サイトカインがインターロイキン−6であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の吸着材料。
- 該親水性高分子がポリアルキレングリコールまたはポリビニルピロリドンである請求項1〜6のいずれかに記載の吸着材料。
- 該親水性高分子がポリアルキレングリコールであり、かつ、該ポリアルキレングリコールが150〜3000mg/m2の割合で基材表面に存在する請求項1〜6のいずれかに記載の吸着材料。
- 該親水性高分子が生体由来高分子である請求項1〜6のいずれかに記載の吸着材料。
- 該基材が高分子材料であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の吸着材料。
- 該基材が疎水性高分子材料からなる請求項1〜10のいずれかに記載の吸着材料。
- 該疎水性高分子材料がポリメタクリル酸メチルである請求項1〜11のいずれかに記載の吸着材料。
- 該基材が、医療用基材である請求項1〜12のいずれかに記載の吸着材料。
- 請求項1記載の吸着材料を用いた分離膜。
- 該分離膜が、中空糸膜である請求項14記載の分離膜。
- 該中空糸膜の内表面に親水性高分子が結合している請求項15記載の分離膜。
- 該中空糸膜の膜内部にも親水性高分子が結合している請求項16記載の分離膜。
- 請求項15記載の分離膜を用いた生体成分分離膜。
- 請求項1記載の吸着材料を複数含むシステム。
- 異なる素材からなる複数の吸着材料を含む請求項19記載のシステム。
- ポート部、分離膜および回路を含む分離膜システムであって、少なくともポート部、分離膜および回路が吸着材料である請求項20記載のシステム。
- 基材を親水性高分子を含む水溶液と接触下、放射線照射する吸着材料の製造方法。
- 該親水性高分子を含む水溶液に基材を浸漬させることにより、該基材と該水溶液を接触させる請求項22に記載の吸着材料の製造方法。
- 放射線照射後の材料のサイトカイン吸着量が、放射線照射前の材料のサイトカイン吸着量の90%以上である請求項22に記載の吸着材料の製造方法。
- 該サイトカインがインターロイキン−6である請求項24に記載の吸着材料の製造方法。
- 該基材が疎水性高分子からなる請求項22に記載の吸着材料の製造方法。
- 該基材が分離膜である請求項22に記載の吸着材料の製造方法。
- 該分離膜が中空糸膜である請求項27に記載の吸着材料の製造方法。
- 中空糸膜の内側に親水性高分子を含む水溶液を充填することによって、該中空糸膜と該水溶液を接触させる請求項28に記載の吸着材料の製造方法。
- 該中空糸膜の外側にも前記水溶液を接触させる請求項29に記載の吸着材料の製造方法。
- 該水溶液を、分離膜を通して濾過することによって、該分離膜と該水溶液を接触させる請求項27に記載の吸着材料の製造方法。
- 複数の基材を含むシステムを親水性高分子を含む水溶液と接触させて、該複数の基材に同時に放射線照射するシステムの製造方法。
- 異なる素材からなる複数の基材を含むシステムを親水性高分子を含む水溶液と接触させて、該複数の基材に同時に放射線照射する請求項32に記載のシステムの製造方法。
- ポート部、分離膜および回路を含む分離膜システムであって、該分離膜システムを親水性高分子を含む水溶液と接触させた状態で、該分離膜システム全体に放射線照射する請求項32記載のシステムの製造方法。
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