JP2011183062A - 粘着性被覆体の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被貼付物原反の両側を幅広に切除することなく、幅広のドライエッジが設けられた粘着性被覆体を製造する粘着性被覆体の製造装置を提供する。
【解決手段】第1のドラム10と第1のダイロール20とが製品セパレータ原反300よりも幅狭とされた被貼付物原反200を挟みながら長さ方向に搬送し、第1のドラム10が被貼付物原反200のリリースセパレータ203に接触し、第1のダイロール20が被貼付物原反200の支持体201及び粘着層202に切目205を入れて被貼付物2を形成し、被貼付物2からリリースセパレータ203を分離する剥離手段30が第1のドラム10の下流側に配備され、剥離手段30に隣接して製品セパレータ原反300を部分的に巻き付ける第2のドラム40が配置され、第2のドラム40から離間する製品セパレータ原反300に、剥離手段30によってリリースセパレータ203から分離した被貼付物2を製品セパレータ原反300に移載する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被貼付物を製品セパレータに剥離可能に貼付した粘着性被覆体を製造するための粘着性被覆体の製造装置に関し、詳しくは、被貼付物原反や製品セパレータ原反から製造する粘着性被覆体の製造装置に関する。
粘着性被覆体の一例として、被貼付物を製品セパレータ(剥離体)に剥離可能に貼付した生体用粘着テープが提供されている。被貼付物は、支持体(基材フィルム)の片側全面に薬剤を含んだ粘着層を積層したものとされている。そして、本出願人は、被貼付物の廃棄ロスをなくして生体用粘着テープを製造することができるようにした粘着性被覆体の製造装置についての発明を特許文献1に出願している。
この粘着性被覆体の製造装置は、図3及び図4に示すように、粘着テープ原反101、被貼付物原反102、製品剥離テープ原反103、上包装材原反104、下包装材原反105から粘着性被覆体を製造し、この粘着性被覆体を包装シートによって包装した最終製品とするまでの機能を含んでいる。そして、粘着テープ原反101は、片面全面に粘着面101aを有している。
また、被貼付物原反102は、図4に示すように、帯状のセパレータ102aの片面全面にゲル状の粘着層(被貼付剤)102bが積層され、この粘着層102b上に帯状の支持体102dが積層されている。帯状のセパレータ102aは粘着層102bから剥離し、帯状の支持体102dは粘着層102bから剥離しないようにされている。また、帯状の支持体102dによって、粘着層102bが脆かったり、粘りすぎていたりしても、粘着テープ原反101をロール状に巻回した状態で保管することができる。
そして、この粘着性被覆体の製造装置は、図3に示すように、上流側から下流側に、粘着テープ原反の供給手段110、剥離手段120、メインドラム130、被貼付物の供給手段140、製品剥離テープ原反の供給手段150、成形手段160、包装手段170が配置されている。
被貼付物の供給手段140は、ロール状に巻回された被貼付物原反102を繰り出し、図4に示すように、間歇的に進行させる移送手段141と、この移送手段141の下流側で、被貼付物原反102の支持体102d及び粘着層102bに切目102eを入れることによって個別に直列した状態の被貼付物102f,102f,…を形成するハーフカット手段143と、被貼付物102fからセパレータ102aを剥離し、かつ、メインドラム130上で進行している粘着テープ原反101の貼着面に被貼付物102fを貼付するガイド手段144とを備えている。
そして、被貼付物102fは、ガイド手段144によってセパレータ102aから剥離されながらメインドラム130上の粘着テープ原反101の粘着面101aに貼付される。被貼付物102fは、移送手段141によって間歇的に進行することにより、粘着テープ原反101の粘着面101a上に一定の間隔を空けて次々と貼付される。
そして、製品剥離テープ原反103の供給手段150によって、この粘着テープ原反101の粘着面101a上の被貼付物102f及び粘着テープ原反101の粘着面101a上に製品剥離テープ原反103が重ね合わされる。そして、成形手段160によって粘着テープ原反101及び製品剥離テープ原反103が切断されることにより、図5に示すような所定形状の粘着性被覆体が形成される。この粘着性被覆体は、包装手段170によって包装体に包装される。
粘着性被覆体は、図5に示すように、被貼付物2を製品セパレータ(剥離体)3に剥離可能に貼付したものとされている。そして、製品セパレータ3は、中心線に沿って例えば1本の背割り3aを入れたものとされ、2分割されている。そして、片方の製品セパレータ3が被貼付物2に半分程度貼付されたまま、他方の製品セパレータ3を被貼付物2から剥離することができるようにされている。
特開2009−219583号公報
粘着性被覆体は、被貼付物2のエッジが製品セパレータ3のエッジと一致していると、被貼付物2の粘着層が製品セパレータ3から食み出すため、製品セパレータ3は、被貼付物2よりも大きく形成されている。この被貼付物2を貼付していない製品セパレータ3の周囲(ドライエッジ)4を幅広に設けることにより、粘着性被覆体の外観を向上させることができる。
そして、被貼付物2を形成するための被貼付物原反102が製品セパレータ3を形成するための製品剥離テープ原反103と同じ幅に形成されている場合において、広い幅のドライエッジ4を設けた粘着性被覆体を製造するには、被貼付物原反102の両側部を幅広に切除しなければならない。
しかし、特に、被貼付物2が高価な薬剤を含んだものであると、被貼付物原反102の両側部を幅広に切除することは、製品のコストアップの大きな要因となることから好ましくないだけでなく、高価な薬剤を含んでいなくても、廃棄ロスを極力なくすことが望まれる。
そこで、本発明は、被貼付物原反の両側を幅広に切除することなく、幅広のドライエッジが設けられた粘着性被覆体を製造することができるようにした粘着性被覆体の製造装置を提供することを課題とする。
本発明に係る粘着性被覆体の製造装置は、帯状の支持体、粘着層及び帯状のリリースセパレータを積層した被貼付物原反と、製品セパレータ原反とから、製品セパレータ上に被貼付物を貼付した粘着性被覆体を製造する粘着性被覆体の製造装置であって、第1のドラムと第1のダイロールとが製品セパレータ原反よりも幅狭とされた被貼付物原反を挟みながら長さ方向に搬送し、第1のドラムが被貼付物原反のリリースセパレータに接触し、第1のダイロールが被貼付物原反の支持体及び粘着層に切目を入れて被貼付物を形成するとともに、被貼付物原反の両側にスクラップを形成し、該スクラップをリリースセパレータから除去し、前記被貼付物からリリースセパレータを分離する剥離手段が前記第1のドラムの下流側に配備され、該剥離手段に隣接して製品セパレータ原反を部分的に巻き付ける第2のドラムが配置され、前記被貼付物原反の搬送方向と同一方向に第2のドラムから離間する製品セパレータ原反に、前記剥離手段によってリリースセパレータから分離した被貼付物が移載するようにされていることを特徴としている。
この粘着性被覆体の製造装置によれば、被貼付物原反の支持体及び粘着層に切目を入れて被貼付物が形成されるが、被貼付物原反が製品セパレータ原反よりも幅狭とされていることにより、被貼付物も製品セパレータ原反よりも幅狭とされ、製品セパレータ原反に移載された被貼付物のエッジと製品セパレータ原反のエッジとの間に幅広の部位(ドライエッジ)が設けられるとともに、被貼付物原反の両側から除去されるスクラップを最小限とすることができる。
そして、第2のドラムが剥離手段に隣接して配置されることにより、剥離手段によってリリースセパレータを分離した被貼付物が第2のドラムに部分的に巻き付いている製品セパレータ原反の方に進行し、被貼付物の先端部が製品セパレータ原反に接触した後、第2のドラムから離間して被貼付物原反の搬送方向と同一方向に進行する製品セパレータ原反に引っ張られながら貼付されることで、被貼付物の全面が製品セパレータ原反に移載される。
また、前記本発明に係る粘着性被覆体の製造装置において、前記被貼付物原反は、前記剥離手段によってリリースセパレータから剥離した被貼付物の先端部が第2のドラムに部分的に巻き付いている製品セパレータ原反に接触し始めてから被貼付物の後端部が製品セパレータ原反に貼付し、さらに、次に貼付される被貼付物との間に間隔を設けるまでの間停止し、その後、次に貼付される被貼付物の先端部が第2のドラムに部分的に巻き付いている製品セパレータに接触するように進行し、停止と進行とを繰り返す間歇的な搬送がされることが好ましい。
この粘着性被覆体の製造装置によれば、被貼付物原反が間歇的に搬送されることにより、連続して形成された被貼付物と被貼付物との間に間隔が空くように被貼付物を製品セパレータ原反に貼付することができる。
また、前記本発明に係る粘着性被覆体の製造装置において、前記第2のドラムに巻き付いている製品セパレータ原反に背割りを入れる第2のダイロールが製品セパレータ原反を挟むように第2のドラムに隣接して配置され、第2のドラムが背割りされた製品セパレータ原反を吸着するバキューム機能を備えていてもよい。
この粘着性被覆体の製造装置によれば、第2のダイロールによって製品セパレータ原反に背割りが入れられるため、背割りを入れた製品セパレータが形成され、使い勝手のよい粘着性被覆体を製造することができる。そして、第2のドラムがバキューム機能を備えていることにより、製品セパレータ原反は、背割りされても第2のドラムに巻き付いて進行することができるようにされている。
また、前記本発明に係る粘着性被覆体の製造装置において、前記被貼付物が移載された製品セパレータ原反を所定の形状に切断する切断手段が配備されていることが好ましい。
この粘着性被覆体の製造装置によれば、切断手段が製品セパレータ原反を切断することによって、最終製品を製造することができる。
本発明によれば、製品剥離テープ原反の両側を幅広に切除しなくても、製品セパレータの周囲に粘着層のない幅広の部位を設けた粘着性被覆体を製造することが可能な粘着性被覆体の製造装置を提供することができる。
本発明に係る粘着性被覆体の製造装置の一実施形態を示す概略正面図及び部分的に上側又は横側から見た平面図である。 本発明に係る粘着性被覆体の製造装置の一実施形態の要部を示し、(a)は被貼付物原反が停止している状態の概略正面図、(b)は被貼付物原反が進行している状態の概略正面図である。 従来の粘着性被覆体の製造装置の一例を示す概略正面図である。 従来の粘着性被覆体の製造装置の要部を示す概略正面図である。 粘着性被覆体の概略斜視図である。
本発明に係る粘着性被覆体の製造装置の一実施形態について図1及び図2を参照しながら説明する。この粘着性被覆体の製造装置は、被貼付物原反200と製品セパレータ原反300とから図5に示すような粘着性被覆体を製造するもので、第1のドラム10、第1のダイロール20、剥離手段30、第2のドラム40、第2のダイロール50を備えている。
被貼付物原反200は、被貼付物2を形成するためのもので、帯状の支持体201の片面全面に粘着層202を積層し、この粘着層202上にリリースセパレータ203を積層した3層構造とされ、ロール(図示せず)から繰り出され、長さ方向に、そして基本的に水平方向に搬送される。被貼付物原反200の搬送方向は、図示したような水平方向に限定しないが、ここでは、図面に即して説明する。
また、製品セパレータ原反300は、製品セパレータ3(図5参照)を形成するためのもので、可撓性を有する硬質プラスチックで形成され、ロール(図示せず)から繰り出される。なお、被貼付物原反200は、製品セパレータ原反300よりも幅狭のものが使用される。
そして、第1のドラム10と第1のダイロール20とは、被貼付物原反200挟むように上下に配置され、被貼付物原反200を長さ方向に間歇的に進行させるように反対方向(図面では時計方向と反時計方向)に回転するようにされている。また、第1のドラム10は、リリースセパレータ203に接触し、被貼付物原反200を第1のダイロール20に押し付ける。
そして、第1のダイロール20は、側面(周囲)に連続した梯子形状の刃(図示せず)を設けたもので、被貼付物原反200の支持体201及び粘着層202に切目205を入れることによって四角形状の被貼付物2を形成する。被貼付物2の角部を円弧状とするときは、刃の角部も円弧状に設けられ、被貼付物2を円形や楕円形などに形成するときは、刃も円形や楕円形に設けられる。いずれにしても、切目205を入れられた支持体201及び粘着層202の両側にはスクラップ204が形成される。このスクラップ204は、第1のダイロール20に部分的に巻き付き、リリースセパレータ203から分離して除去される。
そして、剥離手段30は、例えば、先端部31を尖鋭にしたナイフエッジによって設けられ、主面32と折返面33とのなす角が鋭い鋭角とされている。この剥離手段30の主面32に被貼付物原反200のリリースセパレータ203が重なり、先端部31が被貼付物原反200の進行方向に向けられている。そして、リリースセパレータ203が剥離手段30の先端部31から折返面33に沿って進行方向と反対方向に引き戻されることにより、被貼付物2のみ剥離手段30の先端部31から引き続き進行するようにされている。
そして、第2のドラム40と第2のダイロール50とは製品セパレータ原反300を挟むように上下に配置され、反対方向(図面では時計方向と反時計方向)に回転するようにされている。また、第2のドラム40は、前記剥離手段30に近接して配置される。図示された剥離手段30は、先端部31が第2のドラム40の上端(図面では時計の文字盤で12時の位置)に向かうように傾斜した姿勢で配置されている。
そして、第2のドラム40には、製品セパレータ原反300が部分的に(図面では時計の文字盤で4時の位置から12時の位置まで)巻き付いて、一方向に進行する。なお、製品セパレータ原反300を第2のドラム40に押し付けるローラ60が製品セパレータ原反300を介して第2のドラム40に接するように(図面では4時の位置に)配置されている。
そして、第2のダイロール50は、製品セパレータ原反300に背割り301を入れるための刃(図示せず)を設けたものとされている。背割り301が1本だけ製品セパレータ原反300の中心線に沿って設けられるときは、刃も当然、1本のみ設けられ、複数本の背割り301が設けられるときは、刃も当然、複数本設けられ、背割り301が波形に設けられるときは、刃も当然、波形に設けられる。
そして、第2のドラム40は、背割り301が入れられた製品セパレータ原反300が部分的に巻き付きながら進行することができるように、バキューム機能が備えたものとされている。
すなわち、第2のドラム40には、側面に多数の通気孔(図示せず)が形成され、両端面に真空引きする吸気手段(図示せず)に接続されたフード41が固定され、内部に前記通気孔とフード41とを連通する多数の連通孔42,42,…が設けられている。ただし、フード41は、第1のドラム40の側面と重なっている分割された製品セパレータ原反300を(図面では時計の文字盤で6時の位置から12時の位置で)吸着するように正面視「(」字形に設けられている。
したがって、この第2のドラム40は、回転していても、固定されているフード41と連通している連通孔(図面では時計の文字盤で6時の位置から12時の位置までの連通孔)42,42,…のみが吸気され、この部分で重なっている製品セパレータ原反300が通気孔から吸着される。すなわち、連通孔が製品セパレータ原反300を重ねない部位で吸気しないようにされていることにより、必要な吸引力で製品セパレータ原反300が第2のドラム40に吸着される。
そして、第2のドラム40よりも下流側には、製品セパレータ原反300を所定の形状に切断するための切断手段(図示せず)が配置されている。
本実施形態における粘着性被覆体の製造装置は、以上のように構成され、次に動作について説明する。
被貼付物原反200は、ロールから繰り出され、第1のドラム10と第1のダイロール20とに挟まれながら長さ方向に間歇的に搬送される。そして、第1のダイロール20の刃によって被貼付物原反200の支持体201及び粘着層202に切目205が入れられ、被貼付物2が連続して次々と形成され、両側にスクラップ204が形成される。
スクラップ204は、第1のダイロール20に部分的に巻きついて、リリースセパレータ203から分離して除去される。他方、リリースセパレータ203と被貼付物2は、剥離手段30の方へ間歇的に進行する。そして、剥離手段30において、リリースセパレータ203が折返面33に沿って引き戻されることにより、被貼付物2のみが第2のドラムの方に間歇的に進行する。
一方、製品セパレータ原反300は、ロールから繰り出され、第2のドラム40と第2のダイロール50とに挟まれながら長さ方向に連続して搬送される。そして、第2のダイロール50によって製品セパレータ原反300に背割り301が入れられ、2分割される。しかし、第2のドラム40は、バキューム機能を備えているため、2分割された製品セパレータ原反300を吸着しながら連続して進行させる。
そして、図2(a)に示すように、間歇的に進行した被貼付物2の先端部2aが垂れ下がったようになって、第2のドラム40によって進行している第2の製品セパレータ原反300に接触すると、被貼付物原反200の進行が停止する。しかし、被貼付物2は、進行している第2の製品セパレータ原反300に先端部2aが貼付されて引っ張られるため、図2(b)に示すように、後端部2bまで製品セパレータ原反300に貼付される。このようにして、被貼付物2は、製品セパレータ原反300に完全に移載される。
被貼付物原反200は、被貼付物2が製品セパレータ原反300に完全に移載された後、しばらくの間停止してから進行する。こうすることにより、次の被貼付物2は、第2のドラム40から離間して進行する製品セパレータ原反300に、先の被貼付物2との間に間隔を空けて移載される。
このようにして、多数の被貼付物2が間隔を空けて製品セパレータ原反300に次々と移載される。そして、下流側(図面において右側)において、製品セパレータ原反300が、隣り合っている被貼付物2と被貼付物2との間において、切断手段によって切断されることにより、図5に示すような製品セパレータ3にドライエッジ4を設けて被貼付物2を貼付した粘着性被覆体が完成する。
この粘着性被覆体は、製品セパレータ原反300よりも幅の狭い被貼付物原反200から被貼付物2が連続して次々と形成され、この被貼付物2と被貼付物2との間隔を空けて製品セパレータ原反300に貼付され、この製品セパレータ原反300が被貼付物2と被貼付物2との間で切断されて製品セパレータ3が形成されることにより、被貼付物2のエッジと製品セパレータ3のエッジとの間に幅の広いドライエッジ4を設けたものとされている。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定することなく種々変更することができる。例えば、粘着性被覆体は、製品セパレータ3に背割り3aが入れられていないものであってもよく、背割り3aを入れていない製品セパレータ3を備えた粘着性被覆体を製造する粘着性被覆体の製造装置は、第2のダイロール50を備えず、また、第2のドラム40は、バキューム機能を備えていないものとしてもよい。
また、粘着性被覆体の製造装置は、被貼付物原反200を間歇的に進行させるのではなく、連続して進行させ、製品セパレータ原反300を被貼付物原反200よりも速く進行させることによって、製品セパレータ原反300に貼付される被貼付物2と被貼付物2との間に幅の広い間隔を設けるようにしてもよい。
また、本発明に係る装置は、医療用の粘着性被覆体を好適に製造することができるが、ステッカーなど日用品、工業用品の粘着性被覆体を製造することもできる。
2………被貼付物
2a……(被貼付物の)先端部
2b……(被貼付物の)後端部
3………製品セパレータ
4………ドライエッジ
20……第1のドラム
20……第1のダイロール
30……剥離手段
40……第2のドラム
50……第2のダイロール
60……切断手段
200…被貼付物原反
201…支持体
202…粘着層
203…リリースセパレータ
204…スクラップ
205…切目
300…製品セパレータ原反
301…背割り

Claims (4)

  1. 帯状の支持体、粘着層及び帯状のリリースセパレータを積層した被貼付物原反と、製品セパレータ原反とから、製品セパレータ上に被貼付物を貼付した粘着性被覆体を製造する粘着性被覆体の製造装置であって、
    第1のドラムと第1のダイロールとが製品セパレータ原反よりも幅狭とされた被貼付物原反を挟みながら長さ方向に搬送し、第1のドラムが被貼付物原反のリリースセパレータに接触し、第1のダイロールが被貼付物原反の支持体及び粘着層に切目を入れて被貼付物を形成するとともに、被貼付物原反の両側にスクラップを形成し、該スクラップをリリースセパレータから除去し、
    前記被貼付物からリリースセパレータを分離する剥離手段が前記第1のドラムの下流側に配備され、
    該剥離手段に隣接して製品セパレータ原反を部分的に巻き付ける第2のドラムが配置され、
    前記被貼付物原反の搬送方向と同一方向に第2のドラムから離間する製品セパレータ原反に、前記剥離手段によってリリースセパレータから分離した被貼付物が移載するようにされていることを特徴とする粘着性被覆体の製造装置。
  2. 前記被貼付物原反は、前記剥離手段によってリリースセパレータから剥離した被貼付物の先端部が第2のドラムに部分的に巻き付いている製品セパレータ原反に接触し始めてから被貼付物の後端部が製品セパレータ原反に貼付し、さらに、次に貼付される被貼付物との間に間隔を設けるまでの間停止し、その後、次に貼付される被貼付物の先端部が第2のドラムに部分的に巻き付いている製品セパレータに接触するように進行し、停止と進行とを繰り返す間歇的な搬送がされることを特徴とする請求項1に記載の粘着性被覆体の製造装置。
  3. 前記第2のドラムに巻き付いている製品セパレータ原反に背割りを入れる第2のダイロールが製品セパレータ原反を挟むように第2のドラムに隣接して配置され、第2のドラムが背割りされた製品セパレータ原反を吸着するバキューム機能を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の粘着性被覆体の製造装置。
  4. 前記被貼付物が移載された製品セパレータ原反を所定の形状に切断する切断手段が配備されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の粘着性被覆体の製造装置。
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