JP2011181560A - 清浄ガスの置換機能を備えた基板収納ポッド - Google Patents

清浄ガスの置換機能を備えた基板収納ポッド Download PDF

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Abstract

【課題】 排気側の背圧を低めることで、ポッドの内部の塵を排気側へ集められる。
【解決手段】 基板を収納するためポッドであって、基板を収納する中空部と開口とを有する本体容器と、その開口を密閉可能な蓋部材と、その本体容器の中空部の置換ガスを排気する排気ポートと、その排気ポートに連通し、その中空部内に画定される排気空間を有する基板収納ポッドにより解決する。排気空間は、複数の孔を有する多孔仕切部材と本体容器の内面とによって中空部内に画定される。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、たとえば、半導体ウェハなどの基板を内部空間に収納して搬送する基板収容容器に関する。特に、ポッドの前面側において蓋の開閉を行い、かつその内部空間における清浄ガスの置換機能を有する前面開閉型基板収容容器(FOUP)に関する。
半導体ウェハなどの基板(以下、基板とよぶ)の処理作業は、複数の処理工程からなっている。これらの処理工程は、ある程度の広さを有し、清浄度が保障されるクリーンルーム内で実行される。クリーンルーム内には、それぞれの処理工程を実行するための処理装置が配置される。それぞれの処理装置の内部空間は、処理装置が配置されているクリーンルームよりも高い清浄度に保たれている。基板は、FOUP(以下、「ポッド」とよぶ)に収容され、ポッドと機械的なインターフェース標準規格(Front-opening Interface Mechanical Standard(FIMS規格))を満たした半導体ウェハ等基板処理装置間を、ポッドとともに搬送される。これらの処理装置間の移動の際に、ポッド内を高い清浄度かつ酸化しにくい環境に保つことで、広いクリーンルーム全体の環境を制御する必要がなくなり、基板の周囲の雰囲気(クリーンルーム体積に対して微小な体積)のみを、高清浄度かつ基板表面が酸化しにくい状態に保つ効率的な制御および管理が可能となる。
図5に、処理装置20に載置された状態の従来のポッド1を示す。一般に、ポッド1は、蓋部材2と、本体容器3とからなっている。本体容器3は、一端に開口3aを有する。蓋部材2は、その開口3aを塞いで、本体容器3を密閉可能である。本体容器3の内部には、棚5が配置されている。棚5は、垂直方向に並列する複数の段を有している。複数の段のそれぞれは、一般に水平であって、基板を保持可能である。
処理装置20の内部空間20aは、基板の処理工程において使用される。処理装置20の内部空間20aは、クリーンルームの周囲雰囲気よりも高い清浄度に保たれる。処理装置20の内部空間20aには、移送ロボットや処理機器などが配置される。処理装置20の壁部には、処理装置20の外部から処理装置20の内部空間20aへのアクセスするためのアクセス開口20bを有している。処理装置20の外部から内部空間20aへのアクセスをしないときには、図5に示す状態のように、アクセス開口20bはFIMS規格ドア21(以下、「ドア」とよぶ)により塞がれている。処理装置20は、ポッド1を載置するためのロードポート部22を有している。ロードポート部22は、ポッド1をアクセス開口20bに対向するように設置するように機能する。すなわち、まず、基板の処理工程を実行する際には、ポッド1が処理装置20のロードポート部22に載置される。処理装置20のロードポート部22に、ポッド1の本体容器3の開口3aが、処理装置20のアクセス開口20bと対向するように、ポッド1を正常に載置する。その後、ロードポート部22により、ポッド1を所定の位置に配置する位置決め動作を施す。そして、処理装置20のアクセス開口20bを開閉すると同時に、ポッド1の本体容器3の開口3aを開く。たとえば、一般的には、ドア21によりポッド1の蓋部材2を保持して、処理装置20のアクセス開口20bとポッド1の本体容器3の開口3aとを同時に開放する。この状態で、棚5の各段に載置されている基板を水平方向に基板を移動させることにより、基板を開口3aを介してポッド1の内部から取り出して、処理装置20の内部空間20aに移送する。そして、処理装置20の内部空間20a内に移送された基板に、処理工程を実行する。処理工程が終了した後は、開口3aを介して、処理装置20の内部空間20aからポッド1の内部に基板を戻す。基板はポッド1の本体容器3内の棚5の所定の段に戻される。
ポッド1内の基板のすべての処理工程が終了すると、再度、処理装置20のドア21で処理装置20のアクセス開口20bを閉鎖する。これにより、本体容器3の開口3aは、ドア21に保持されているポッド1の蓋部材2で閉じられて密閉される。この段階では、本体容器3の内部の雰囲気は、塵や酸素を含んだ外部雰囲気(内部空間20aの周囲雰囲気)が含まれている。したがって、次の工程まで基板を清浄に保つには、この雰囲気内の塵を除去するとともに、基板表面と反応しやすい気体成分(特に、酸素(O))を除去する必要がある。そこで、一般的に、本体容器3を蓋部材2で閉じて密閉した後に、ポッド1の内部の雰囲気を不活性ガス(以下、置換ガスとよぶ)で置換する。
ポッド1の内部の雰囲気を置換ガスで置換するための手段としては、従来、様々なタイプが存在する。たとえば、特許文献1または特許文献2には、ポッド1の底面から給気または排気をするタイプのポッドが開示されている。これらのタイプのポッドでは、図5に示すように、ポッド1の本体容器3の下部に給気ポート23および排気ポート24が配置されることになる。処理装置20側に配置される所定の管を、給気ポート23および排気ポート24に接合させると、図5において矢印で示したように、給気ポート23を介して置換ガスをポッド1の内部に給気し、排気ポート24を介して置換ガスをポッド1の内部から排気することができる。
特開2003−17553号公報 特開2004−345715号公報
任意の処理装置において、基板の処理工程が終了して、蓋部材2で本体容器3を塞いだ際には、本体容器3内の雰囲気は、塵や酸素を含む内部空間20aの周囲雰囲気である。したがって、ポッド1の内部では、塵を巻き上げないように、また塵を基板に付着させないように、ポッド1の内部の雰囲気を置換ガスで置換する必要がある。そのため、ポッド1の内部の雰囲気を置換ガスで置換する際には、ポッド1の内部における置換ガスの流れを、乱れの無い安定した層流状態とすることが求められる。さらに、ポッド1の内部のガスを完全に置換して、ポッド1の内部の塵をポッド1の外部に排出させることが望ましい。また、ポッド1の内部の塵を、常に、ポッド1の内部から外部へ除去する状態を作り出すことが望ましい。しかし、特許文献1および特許文献2に開示されるポッドは、ポッド1の内部の塵をポッド1の外部に排出させる点を解決すべき課題としたものではない。
特許文献1および特許文献2に開示されるポッドには、排気ポート24には、特段、塵を除去する構成が付加されていない。すなわち、給気ポート23側の圧力よりも相対的に排気ポート24側の背圧を低めることにより、置換ガスをポッド1の内部から排気することができると考えられているからである。しかし、実際には、排気ポート24側の背圧を低めたとしても、必ずしもポッド1の内部から置換ガスを排気する効果には、直接つながらない。置換ガスをポッド1の内部から排気するためには、給気ポート23側の圧力を高めることが、より効果的である。
ただし、排気ポート24側の背圧を低めることで、ポッド1の内部において、排気ポート24側への置換ガスの静的な流れを形成できれば、ポッド1の内部の塵を排気ポート24側へ集められる。
基板を収納するための中空部と開口とを有する本体容器と、その開口を密閉可能な蓋部材と、その本体容器の中空部の置換ガスを排気する排気ポートと、その排気ポートに連通し、その中空部内に画定される排気空間を有する基板収納ポッドにより、解決する。
これにより、基板収納ポッドの内部雰囲気内の塵を排気ポートに集めることができる。
ポッドが処理装置に載置された状態における本発明のポッドの構成を水平方向からみた断面図であって、給気部をポッドの蓋部材に配置した例である。 図1Aに示したポッドの排気空間である1B―1B断面を示した図であって、鉛直方向からポッド1の内部の下面側をみた図である。 図1Bに示したポッドの排気空間である1C−1C断面を示した図である。 図1Bに示したポッドの排気空間である1D−1D断面を示した図であって、排気ポートに配置された弁部材が開放している状態を示した図である。 図1Dに示したポッドの排気空間である1D−1D断面において、排気ポートに配置された弁部材が閉鎖した状態を示した図である。 排気空間の断面図であって、排気空間内に蛇行流路を形成させた例である。 排気空間内に蛇行流路形成の例を示した分解図である。 ポッドが処理装置に載置された状態における本発明のポッドの構成を水平方向からみた断面図であって、給気部をポッドの下部に配置した例である。 ポッドが処理装置に載置された状態における従来のポッドを示した図である。
本発明のポッド1について、図1Aから図1Dおよび図2を参照して、以下、説明する。図1Aは、本発明のポッド1を水平方向からみた断面図であって、ポッド1が処理装置20に載置された状態を示している。図1Bは、図1Aにおける1B−1B断面を示したものであり、鉛直方向からポッド1の内部の下面側をみた図である。なお、処理装置20は前述の従来技術の基板処理装置と同様である。以下、まず処理装置20については概要のみを説明し、その上で、本発明のポッド、およびそれに利用するための処理装置20において従来と異なる点を詳説する。
処理装置20は、処理装置基板の処理を行うために、高い清浄度が保たれた内部空間20aを有している。処理装置20の壁部にはアクセス開口20bを有し、処理を行わないときには、通常、ドア21により塞がれている。処理装置20は、ポッド1がアクセス開口20bに適正に対向するように所定の位置に設置するためのロードポート部22を有している。
基板の処理工程を実行する際には、ポッド1を処理装置20のロードポート部22に載置して、処理装置20のアクセス開口20bを塞ぐドア21により、アクセス開口20bとポッド1を開放する。一方、ポッド1内の基板のすべての処理工程が終了すると、再度、処理装置20のドア21により、アクセス開口20bとポッド1を閉鎖してポッド1を密閉する。そして、ポッド1の内部の雰囲気ガスを、置換ガスによって置換する。
ポッド1は、蓋部材2と、本体容器3とからなっている。本体容器3は、一面に開口3aを有し、内部に基板を収納するための中空部3bを具備する。蓋部材2は、本体容器3の開口3aの形状に対応する多角形状(代表的には四角形)を有し、蓋部材2が開口3aに完全に挿嵌された状態で開口3aを塞いで密閉する部材である。本明細書において、蓋部材2が所定の状態で本体容器3の開口3aに完全に挿嵌されたときに、ポッド1の内部空間に対向する側の蓋部材2の面を内面(内側)と定義し、内面と反対側の蓋部材2の面を外面(外側)と定義する。
蓋部材2は、蓋部材2の内面側に位置する蓋部材2の内板2bと、蓋部材2の外面側に位置する外板2aと、蓋部材2の側板と、により、構成される。蓋部材2の内部は中空である。中空である蓋部材2の内部には、バッファ空間8が画定されている。バッファ空間8は、蓋部材2の内板2bおよび蓋部材2の外板2aと、蓋部材2の側板とにより画定される中空な内部空間である。蓋部材2の内板2bには、複数個の孔10が配置されている。孔10は、所定のとおり蓋部材2が本体容器3の開口3aに挿嵌された状態において、蓋部材2の内板2bとバッファ空間8との間に連通するように、蓋部材2の内板2bに穿設される。孔10を通じて、本体容器3の中空部3bとバッファ空間8とが流体的に連通する。蓋部材2は、バッファ空間8と流体的に連通する給気ポート6を備えている。給気ポート6は、たとえば蓋部材2の外板2aに配置され、置換ガス源に接続されている供給配管(不図示)と流体的に接続可能である。孔10は、給気ポート6からバッファ空間8に供給された置換ガスを、本体容器3の中空部3bへと送出する給気部として機能する。
本体容器3は、代表的には、ほぼ六面体であって、開口3aはその一面に配置される。本体容器3は、その内部に中空部3bを有している。中空部3bには棚5が配置され、基板を収納可能である。図1Bに示すように、たとえば、棚5は、本体容器3の開口3aに隣接し、互いに対向する本体容器3の鉛直な二つの内壁面3cから、中空部3bの中央に向かって両側から突出するように配置される。棚5は、ポッド1の常態において、鉛直方向に並列する複数の段5aからなっている。複数の段5aのそれぞれは水平に配置され、本体容器3の側面のそれぞれにおける対応する段5aにより、基板(図1Bの破線円形部)の両端を保持可能である。蓋部材2が本体容器3の開口3aを塞いだ際に、蓋部材2の内板2b側には窪み部2cを有している。窪み部2cには、ウェハリテーナ9が配置され、基板を保持している。それぞれの段5aに載置される基板は、ポッド1の蓋部材2を開いた際に、蓋部材2のウェハリテーナ9から開放される。そして、基板を水平方向に移動させることにより、開口3aを介して、取り出し、または挿入可能となる。
本体容器3において、開口3aと反対側にあたる本体容器3の中空部3bの奥側の下部(ロードポート部22側)の内面上には、多孔仕切部材12が載置され固定される。多孔仕切部材12は、たとえば直方体形状を構成する枠体であって、その各面にメッシュ材など複数の孔を有する部材が張られて形成される枠状部材である。複数の孔のそれぞれは、塵を通過させるだけの大きさがあればよく、たとえば、メッシュの目がそれに該当する。多孔仕切部材12は、多孔仕切部材12と本体容器3の内面とによって、排気空間15を画定する。詳細には、排気空間15は、多孔仕切部材12が載置された箇所において、多孔仕切部材12で区切られる本体容器の内面を底面とし、その他の各面は多孔仕切部材12の各面となるように画定される。排気空間15は、本体容器3の中空部3bとの間を、多孔仕切部材12の複数の孔を介して流体的に連通する。また、排気空間15は、給気部から排気空間へのガスの流れに対して角度をもった方向に延在するように細長く配置することが好ましい。特には、給気部から排気空間へのガスの流れに対して直交する方向に配置されることが好ましい。たとえば、本体容器3の開口3a側に給気部を配置して、開口3aと反対側にあたる本体容器3の中空部3bの奥側の下部に排気空間15を配置する場合には、排気空間15は、本体容器3の開口3aの幅方向に延在するように中空部3b内に画定することが好ましい。排気空間15は多孔仕切部材12を本体容器3の内面上に単に固定するだけでもよい。また、図1Aから図1Dに示すように、排気空間15を画定する本体容器3の内面の領域を掘り下げた細長溝11を付加してもよい。図1Cは排気ポート7aが配置されていない箇所の細長溝11の断面を示し、図1Dは排気ポート7aが配置されていない箇所の細長溝11の断面を示している。なお、多孔仕切部材12の形状は、ある程度大きい体積を有する限り、直方体形状に限定されるものではなく、直方体以外の多角形や角部のない曲面形状であってもよい。
本体容器3の開口部と反対側である奥側の下部(ロードポート部22側)の排気空間15が画定される位置に対応する本体容器3の外面の領域には、排気ポート7aと排気ポート7bが配置される。排気ポート7aと排気ポート7bは、排気空間15とのみ直接連通し、中空部3bとは排気空間15を介してのみ流体的に連通する。排気ポート7aと排気ポート7bは、排気空間15を介してのみ中空部3bと流体的に連通し、中空部3b内の雰囲気ガスを排気する。排気空間15は、排気空間15を画定する本体容器3の内面の領域の面積が、排気空間15に連通する箇所の排気ポート7aと排気ポート7bの流路断面積の総和よりも大きくなるように設定される。排気ポート7aと排気ポート7bが排気空間15と直接連通させることにより排気空間15は、多孔仕切部材12によるガスの流体抵抗により、中空部3bよりも低圧となるように設定される。そして、定常状態において中空部3b内の雰囲気ガス内の塵を排気空間15内に誘引する状態を形成する。さらに、排気空間15内を中空部3bよりも低圧となるようにすることで、雰囲気ガスに含まれた塵や酸素が、中空部3b内から、一旦、多孔仕切部材12の複数の孔を通過して排気空間15の内部に流入すると、多孔仕切部材12の複数の孔を通過して中空部3bに戻ることは現実的に少なく、多孔仕切部材12に反射して排気空間15内に滞留して、最終的に排気ポート7aと排気ポート7bからポッド1の外へと排出される。
なお、本実施例のように、排気ポート7aと排気ポート7bは必ずしも2個またはそれ以上である必要はなく、単一の排気ポートとしてもよい。この場合、排気空間15を画定する本体容器3の内面の領域の面積が、排気空間15に連通する箇所におけるその単一の排気ポートの流路断面積よりも大きくなるように配置すればよい。
排気ポート7aおよび排気ポート7bには、弁部材13を取り付けてもよい。図1Dは開放した状態の弁部材13を示し、図2は閉鎖した状態の弁部材13を示している。弁部材13は、導入口13aと排気口13bとを有している。弁部材13内には、ピストン部14が配置され、常態においては給気弁部材13が閉鎖している(図2)。この状態では、バネ13cによりピストン部14が導入口13aに向かって付勢されて、ピストン部14のヘッドが導入口13aを塞いで密閉している。ポッド1の内部圧力が高くなると、ポッド1内のガスが導入口13aから弁部材13内に導入されるようにピストン部14のヘッドに圧力を加える。これにより、バネ13cが縮んで、バネ13cにより導入口13a向かって付勢されていたピストン部14のヘッドが導入口13aから退行して弁部材13が開放する。ピストン部14のヘッドに圧力を加えていたポッド1内のガスは、そのまま導入口13aから排気口13bへと流れて、排気口13bから排出される(図1D)。これにより、ポッド1の内部圧力に応じて、ポッド1内のガスが排出される。
排出空間15は単なる中空の空間としてもよいが、排出空間15の内部に蛇行流路16を配置することもできる。蛇行流路16は、中空部3bから排気空間15に流入して排気ポート7へと流れるガスの流れを、排気空間15内で蛇行させるものである。図3Aおよび図3Bを参照しながら、蛇行流路16について説明する。図3Aは、蛇行流路16を形成した場合の排出空間15の断面を示している。図3Bは、蛇行流路16を形成するための仕切板17,仕切板18,仕切板19からなる複数の仕切板の組み合わせ方について説明した分解図である。なお、複数の仕切板でなくとも単純に一枚の板を配置するのみでも、蛇行流路を形成することができるが、ここでは複数の仕切板をそれぞれ組み合わせて、複数の仕切板のそれぞれの間に形成させる例について説明する。
図3Bに示すように、蛇行流路16は、たとえば、多孔仕切部材12の内部に画定される排出空間15内に、仕切板17,仕切板18,仕切板19を組み合わせて配置する。仕切板17は、断面が略三角形形状であって、その頭頂部を排出空間15の上方であって、本体容器3の中空部3bに向けて配置する。仕切板18および19は、断面が略台形形状であって、それぞれの頭頂面部分が貫通穴18aおよび19aとなっている。その貫通穴18aおよび19aを下方向に向けて、仕切板18,仕切板19を鉛直方向に並べて配置する。この際、たとえば、仕切板17の頭頂部には支持棒17aを取り付けて、仕切板17と仕切板18との間に隙間ができるように固定する。仕切板19を、細長溝11の中に一部が挿入されるように位置させることで、排出空間15の高さを画定する多孔仕切部材12の高さを低く抑えることができる。多孔仕切部材12のまた、たとえば、仕切板19の四隅に、支持棒を取り付けて、仕切板18と仕切板19との間に隙間ができるように仕切板18をその支持棒で支える。たとえば、このような組み合わせの仕方をとれば、仕切板17と仕切板18と仕切板19との間に隙間をもって、排出空間15内に、一体的に配置することができる。
図3Aに示すように、仕切板17,仕切板18,仕切板19を、それぞれの間に隙間を開けてこれらを配置できれば、これらの隙間は蛇行流路16を形成する。特に、仕切板18の面の延長上に,仕切板17の面が位置するように、仕切板17の裾部が仕切板18の貫通孔18aの内部に挿入されるように配置し、また、仕切板17の面の延長上に仕切板19の面が位置するように、仕切板19を仕切板17の下側に配置されるように複数の仕切板を組み合わせれば、図3Aの矢印で示される流れのように、仕切板17,仕切板18,仕切板19のそれぞれに衝突したガス流は、他の仕切板に衝突しながら排気ポート7aおよび排気ポート7bまで進む複雑な流れを実現する蛇行流路16を形成することができる。蛇行流路16が複雑であれば、排気空間15内に流入した雰囲気ガス内の塵が本体容器3の中空部3b内に戻ることをより効果的に阻止することができる。
本体容器3に蓋部材2を挿嵌して密閉された状態におけるポッド1において、蓋部材2の内板2bの孔10は、蓋部材2が本体容器3の開口3aに挿嵌された状態において、棚5のそれぞれの段5aと段5aとの間に、孔10のそれぞれが位置するように配置するのが好ましい。すなわち、孔10は、棚5のそれぞれの段5aの間に対応するように位置関係が決定され、蓋部材2の内板2bに穿設することが好ましい。これにより、孔10から本体容器3の中空部3b内に導入された置換ガスは、それぞれの段5aに保持される基板に沿って、本体容器3の開口3aから本体容器3の奥側に位置する排気空間15に向かって流れる。これにより、乱れの無い流れとともに、排気空間15内に雰囲気ガス内の塵を効率的に集めることができる。
なお、前記の例では、給気部は、蓋部材2の内板2bに配置される複数個の孔10としている。しかし、必ずしも給気部を、蓋部材2の内板2bに複数個の孔として構成する必要はない。蓋部材2の内板2bに単一の孔とすることも可能である。
ここまで、図1に示すように、置換ガスをポッド1の本体容器3の中空部3bに送出する給気部として、蓋部材2に穿設される孔10を利用する例を説明したが、給気部は必ずしも蓋部材に配置する必要はない。たとえば、従来と同様に、ポッド1の本体容器3の開口3a側の本体容器3の下部の給気ポート23を給気部としてもよい。図4にこの場合の例を示している。図4は、図1に示したポッド1と同じ位置に同じ構成の排気空間15を配置した例を示しており、給気部を従来と同様に本体容器3の下部に配置した例を示している。したがって、蓋部材2には置換ガスを中空部に供給するための複数の孔は配置されない。この場合、排気空間15が、雰囲気ガスが給気部から排気空間15に至るまでに、基板に沿って流れるような位置に画定されるような関係となるように選択することが好ましい。したがって、給気部を本体容器3における開口3a側に配置する場合であっても、前記説明と同様に、排気空間15は、本体容器3における開口3aと反対側にあたる本体容器3の奥側下部に配置することが最も好ましい。そうすれば、図4の矢印で示されるように、本体容器3の中空部3b内の棚5の各段に支持されている処理基板の一端側から反対端側へと置換ガスを流すことができる。
また、中空部3b内のレイアウトが許す限り、本体容器3の開口3aから見た左右方向に給気部と排気空間15を配置することも技術的には可能である。給気部と排気空間15とが、雰囲気ガスが給気部から排気空間15に至るまでに、ポッド1内の棚5の各段に支持されている基板に沿って流れるような位置に画定されるような関係となれば、排気空間15が排出すべき塵や酸素(O)を集める上で特に高い効果が期待できる。
(処理装置)
続いて、以下、本発明のポッド1が使用される処理装置20について、図1を参照して、従来の処理装置と異なる点について説明する。
処理装置20は、置換ガスが充填されている置換ガス源に流体的に接続されている給気配管を備えている。給気配管は、図1の給気ポート6に流体的に接続可能に配置されて、給気ポート6を介して置換ガスをポッド1の蓋部材2のバッファ空間8内に供給する。一方、処理装置20は、排気ポンプ(不図示)に接続される排気配管(不図示)をポッド1の下部にあたるロードポート側に有している。排気配管は、ポッド1の排気ポート7aおよび7bに流体的に接続可能であって、排気ポート7aおよび7bを介して置換ガスをポッド1の内空部3bから排気できる。また排気配管の径は大きめにして、置換ガスの管路の流路抵抗を小さく抑えると効果的である。
なお、本願発明のポッド1は、蓋部材のロック機構が蓋部材2の内部に配置されるタイプのもの、蓋部材2の外部に配置されるタイプのもの、本体容器3の下部に配置されるタイプのものの、全てのタイプのものに適用が可能である。
半導体ウェハなどの基板の収納を行うポッドにおいて、特に高い清浄度が要求されるポッドに利用可能である。
1 ポッド
2 蓋部材
3 本体容器
7a,7b 排気ポート
12 多孔仕切部材
15 排気空間
16 蛇行流路
17,18,19 仕切板

Claims (9)

  1. 基板を収納するための中空部と開口とを有する本体容器と、
    該開口に挿嵌され、該開口を密閉可能な蓋部材と、
    該本体容器に配置され、該中空部内部のガスを排気する排気ポートと、
    複数の孔を有する多孔仕切部材と該本体容器の内面とによって該中空部内に画定される排気空間であって、該中空部との間で該複数の孔を介して流体的に連通する排気空間とを備える基板収納ポッドであって、
    該排気ポートは、該排気空間を介してのみ該中空部と流体的に連通し、該中空部の置換ガスを排気し、
    該排気空間は、該排気空間を画定する該本体容器の内面の領域の面積が、該排気空間に連通する箇所の排気ポートの流路断面積よりも大きいことを特徴とする基板収納ポッド。
  2. 請求項1に記載の基板収納ポッドであって、
    前記複数の孔を有する多孔仕切部材は、メッシュ材であることを特徴とする基板収納ポッド。
  3. 請求項1または2に記載の基板収納ポッドであって、該排気空間は、該中空部から該排気空間に流入して該排気ポートへと流れる置換ガスの流れを、該排気空間内で蛇行させる蛇行流路を内部に備えることを特徴とする基板収納ポッド。
  4. 請求項3に記載の基板収納ポッドであって、該蛇行流路は、該排気空間内に配置される複数の仕切板を組み合わせて、複数の仕切板のそれぞれの隙間に形成されていることを特徴とする基板収納ポッド。
  5. 請求項1から4に記載の基板収納ポッドであって、
    該排気空間は、該給気部から該排気空間へのガスの流れに対して角度をもった方向に延在するように該中空部内に画定されることを特徴とする基板収納ポッド。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の基板収納ポッドであって、該排気ポートは本体容器に複数個が配置され、該排気空間を画定する該本体容器の内面の領域の面積は、該排気空間に連通する箇所のそれぞれの排気ポートの流路断面積の総和よりも大きいことを特徴とする基板収納ポッド。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の基板収納ポッドであって、該排気空間は、該中空部よりも低圧であることを特徴とする基板収納ポッド。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の基板収納ポッドであって、
    該基板収納ポッドは、該中空部に置換ガスを供給する給気部を備え、
    該排気空間は、該給気部から該排気空間に前記置換ガスが至るまでに、該置換ガスが基板に沿って流れるような位置に画定されることを特徴とする基板収納ポッド。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の基板収納ポッドであって、
    該蓋部材は、内部にガスを収容するバッファ空間を有し、
    該給気部は、該バッファ空間と連通し、該蓋部材の内板に穿設された孔であって、
    該排気空間は、該本体容器の開口と反対側である該本体容器の中空部の奥側の下部に配置されることを特徴とする基板収納ポッド。
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