JP2011179466A - 真空ポンプおよび真空ポンプの製造方法 - Google Patents
真空ポンプおよび真空ポンプの製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部にC面取りを施すことで、ネジ突条部33とネジ溝部34とを接続する箇所の質量が減少して、遠心力による応力が低減されるとともに、ネジ突条部33とネジ溝部34とを接続する箇所の形状が、より応力が集中しにくい形状となる。
【選択図】図2
Description
(2) 請求項2の発明による真空ポンプは、ネジ溝ポンプ段を有する回転体を備えた真空ポンプにおいて、ネジ溝ポンプ段は、回転体の外周面に回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、突状部の排気側端部は、溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の真空ポンプにおいて、面取りは、C面取りであることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の真空ポンプにおいて、回転体は、排気側端部の外周縁の全周が面取りされていることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明による真空ポンプの製造方法は、軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、突状部と溝部とが形成された排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプの製造方法において、回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、排気側端面に面取り加工を行った円筒部材に対して、切削加工をすることで突条および溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明による真空ポンプの製造方法は、突状部と溝部とが形成されたネジ溝ポンプ段を有する回転体を備える真空ポンプの製造方法において、回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、排気側端面に面取り加工を行った円筒部材に対して、切削加工をすることで突条および溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項5または請求項6に記載の真空ポンプの製造方法において、面取り加工を行う工程は、溝部よりも深く面取りされるように面取り加工を行うことを特徴とする。
(8) 請求項8の発明は、請求項5〜7のいずれか一項に記載の真空ポンプの製造方法において、面取り加工を行う工程は、C面取り加工を行うことを特徴とする。
F=m×r×ω×ω ・・・(1)
(1) 上述の説明では、C面取りを施したが、本発明はこれに限定されず、ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部にR面取りを施すようにしてもよい。なお、R面取りを施す場合、R面が凸状になるようにしてもよく、凹状になるようにしてもよい。
(2) 上述の説明では、ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部に面取りを施すようにしているが、少なくともネジ突条部33の排気側端部が面取りされていれば、応力集中を緩和できる。
(4) 上述の説明では、真空ポンプの一例としてターボ分子ポンプについて説明したが、本発明はターボ分子ポンプに限定されず、ネジ溝ポンプ段を有するポンプ、たとえばドラッグポンプなどについても適用できる。
(5) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
31 ネジロータ 32 回転翼
33 ネジ突条部 34 ネジ溝部
34a ネジ溝底面 34b,34c ネジ底R部
35 面取り部 35a 突条面取り部
35b 溝部面取り部 39 ネジステータ
43 固定翼
Claims (8)
- 軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、前記複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプにおいて、
前記ネジ溝ポンプ段は、前記回転体の外周面に前記回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、
前記突状部の排気側端部は、前記溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする真空ポンプ。 - ネジ溝ポンプ段を有する回転体を備えた真空ポンプにおいて、
前記ネジ溝ポンプ段は、前記回転体の外周面に前記回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、
前記突状部の排気側端部は、前記溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする真空ポンプ。 - 請求項1または請求項2に記載の真空ポンプにおいて、
前記面取りは、C面取りであることを特徴とする真空ポンプ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の真空ポンプにおいて、
前記回転体は、排気側端部の外周縁の全周が面取りされていることを特徴とする真空ポンプ。 - 軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、突状部と溝部とが形成された排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、前記複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプの製造方法において、
前記回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、
排気側端面に前記面取り加工を行った前記円筒部材に対して、切削加工をすることで前記突条および前記溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする真空ポンプの製造方法。 - 突状部と溝部とが形成されたネジ溝ポンプ段を有する回転体を備える真空ポンプの製造方法において、
前記回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、
排気側端面に前記面取り加工を行った前記円筒部材に対して、切削加工をすることで前記突条および前記溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする真空ポンプの製造方法。 - 請求項5または請求項6に記載の真空ポンプの製造方法において、
前記面取り加工を行う工程は、前記溝部よりも深く面取りされるように面取り加工を行うことを特徴とする真空ポンプの製造方法。 - 請求項5〜7のいずれか一項に記載の真空ポンプの製造方法において、
前記面取り加工を行う工程は、C面取り加工を行うことを特徴とする真空ポンプの製造方法。
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JP2010046743A JP5273070B2 (ja) | 2010-03-03 | 2010-03-03 | 真空ポンプおよび真空ポンプの製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000199493A (ja) * | 1998-10-28 | 2000-07-18 | Seiko Seiki Co Ltd | 真空ポンプ |
JP2007105819A (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-26 | Denso Corp | ねじ切り工具、ねじ加工装置及びねじ加工方法 |
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JP5273070B2 (ja) | 2013-08-28 |
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