JP2011179466A - 真空ポンプおよび真空ポンプの製造方法 - Google Patents

真空ポンプおよび真空ポンプの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】真空ポンプのロータに対して遠心力によって生じる応力の集中を緩和する。
【解決手段】ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部にC面取りを施すことで、ネジ突条部33とネジ溝部34とを接続する箇所の質量が減少して、遠心力による応力が低減されるとともに、ネジ突条部33とネジ溝部34とを接続する箇所の形状が、より応力が集中しにくい形状となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、真空ポンプおよび真空ポンプの製造方法に関する。
真空ポンプとして、軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、排気側のネジ溝ポンプ段を有するロータを備えるターボ分子ポンプが知られている。このターボ分子ポンプでは、高速で回転するロータに大きな遠心力が掛かり、高い応力が作用する。また、ネジ溝ポンプ段には、形状によって応力が集中し易い部分がある。そこで、この応力集中を緩和するため、ネジ溝ポンプ段の形状を改善したターボ分子ポンプが知られている。このターボ分子ポンプでは、ネジ溝ポンプ段のネジ山の終端部近傍でネジ山の高さが終端部に向かって徐々に低くなるように傾斜させている(特許文献1参照)。
特開2000−199493号公報
しかし、上述した特許文献に記載のターボ分子ポンプでは、ロータ端面から離間させたネジ山の終端部近傍を傾斜させただけでは、応力集中を十分に緩和できないおそれがある。
(1) 請求項1の発明による真空ポンプは、軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプにおいて、ネジ溝ポンプ段は、回転体の外周面に回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、突状部の排気側端部は、溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明による真空ポンプは、ネジ溝ポンプ段を有する回転体を備えた真空ポンプにおいて、ネジ溝ポンプ段は、回転体の外周面に回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、突状部の排気側端部は、溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の真空ポンプにおいて、面取りは、C面取りであることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の真空ポンプにおいて、回転体は、排気側端部の外周縁の全周が面取りされていることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明による真空ポンプの製造方法は、軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、突状部と溝部とが形成された排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプの製造方法において、回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、排気側端面に面取り加工を行った円筒部材に対して、切削加工をすることで突条および溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明による真空ポンプの製造方法は、突状部と溝部とが形成されたネジ溝ポンプ段を有する回転体を備える真空ポンプの製造方法において、回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、排気側端面に面取り加工を行った円筒部材に対して、切削加工をすることで突条および溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項5または請求項6に記載の真空ポンプの製造方法において、面取り加工を行う工程は、溝部よりも深く面取りされるように面取り加工を行うことを特徴とする。
(8) 請求項8の発明は、請求項5〜7のいずれか一項に記載の真空ポンプの製造方法において、面取り加工を行う工程は、C面取り加工を行うことを特徴とする。
本発明によれば、遠心力によって生じる応力の集中を緩和できる。
本発明によるターボ分子ポンプ1の概略構成を示す断面図である。 ロータ30を模式的に示す図である。 ネジロータ31の排気側端部近傍の斜視図である ネジロータ31の排気側端部近傍をネジ突条部33の側方から見た図である。 面取りを行うことにより得られる応力低減効果について解析した結果を示すグラフである。
図1〜5を参照して、本発明による真空ポンプおよび真空ポンプの製造方法の一実施の形態を説明する。図1は、本発明による真空ポンプの一例としてのターボ分子ポンプ1の概略構成を示す断面図である。図1に示したターボ分子ポンプ1は、磁気軸受式のポンプであり、ロータ30は、5軸磁気軸受を構成する電磁石37,38によって非接触支持される。磁気軸受によって回転自在に磁気浮上されたロータ30は、モータ36により高速回転駆動される。
ロータ30には、複数段の回転翼32と、後述するネジステータ39とともにネジ溝ポンプ段を構成する円筒状のネジロータ31とが形成されている。一方、固定側には、軸方向に対して回転翼32と交互に配置された複数段の固定翼43と、ネジロータ31の外周側に設けられたネジステータ39とが設けられている。各固定翼43の外周部分には、スペーサとして機能する肉厚のスペーサ部432が形成されている。スペーサ部432が重なるように各固定翼43をベース20上に積層することにより、各固定翼43は、回転翼32間の所定位置に位置決めされる。吸気口フランジ21が形成されたポンプケーシング44をベース20に固定すると、積層された固定翼43がベース20とポンプケーシング44との間に挟持される。
ベース20には排気ポート22が設けられ、この排気ポート22にバックポンプが接続される。ロータ30を磁気浮上させつつモータ36により高速回転駆動することにより、吸気口21a側の気体は排気ポート22側へと排気される。
図2は、ロータ30を模式的に示す図であり、図3は、ネジロータ31の排気側端部近傍の斜視図である。ロータ30の排気側に設けられたネジロータ31は、ネジ突条部33と、ネジ突条部33よりも高さが低い(径が小さい)ネジ溝部34とを有する。すなわち、ネジ突状部33は、ネジロータ31の円筒部分の外周面であるネジ溝部34からネジロータ31の円筒の半径方向外側に向かって突設されている。なお、本明細書において、ネジロータ31の外周面をネジ溝底面34aとして説明する。ネジロータ31の排気側端面には、C面取りが施されている(図3)。ネジロータ31の排気側端面でC面取りが施された部分を面取り部35と呼ぶ。
図4は、図2のA−A矢視図であり、ネジロータ31の排気側端部近傍をネジ突条部33の側方から見た図である。図4において、図示上下方向がネジロータ31の円筒の半径方向に相当する。面取り部35は、ネジ突条部33およびネジ溝部34に設けられている。すなわち、ネジ突条部33の排気側の端部、および、ネジ溝部34の排気側端部に対して、それぞれC面取りが施されている。ネジ突条部33の排気側の端部でC面取りが施された部分を突条面取り部35aと呼び、ネジロータ31の円筒部の排気側端部でC面取りが施された部分を溝部面取り部35bと呼ぶ。なお、突条面取り部35aと溝部面取り部35bとは、同一円錐面上に位置している。
このように、本実施の形態のターボ分子ポンプ1では、ネジ突条部33がネジロータ31の排気側端面まで延在し、ネジ突条部33の排気側の端部がネジ溝部34の排気側端部とともにC面取りが施されている。すなわち、ロータ30は、ネジロータ31の排気側端部の外周縁の全周にC面取りが施されている。
ロータ30を回転させると回転数に応じた遠心力がロータ30の各部に作用する。ネジ突条部33の遠心力Fは、ネジ突条部33の質量をm、半径をr、角速度をωとすると、次式(1)で簡易的に表される。
F=m×r×ω×ω ・・・(1)
この遠心力Fによって、ネジ溝底面34aからネジ突条部33の側面にかけて立ち上がる部分34b(以下、ネジ底R部と呼ぶ)には応力集中が生じる。ネジ底R部34bのうち、ネジロータ31の終端部である排気側端部のネジ底R部34c(図3参照)においては、上述したような面取りがなされていなかった場合、特に応力が集中し易い。
上述した(1)式のパラメータのうち、半径rおよび角速度ωは、製品設計時に決められるものであり、容易に変更できない。そこで、質量mを減らすことができれば、遠心力Fを低減できる。特に、ネジロータ31の終端部近傍で応力集中が起こり易いので、本実施の形態では、上述したように、ネジ突条部33の排気側端部にC面取りを施すことで、ネジ突条部33の排気側端部の質量を減らしている。さらに、ネジ突条部33の排気側端部だけでなく、ネジ溝部34の排気側端部もC面取りが施されるようにC面取りの深さを設定することで、ネジロータ31の応力低減効果が期待できる。
このように、ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部にC面取りを施すことで、たとえば特許文献(特開2000−199493号公報)に記載のもののように、ネジ突条部をロータの排気側端面から所定の距離だけ離間させた場合と比べて、遠心力による応力を緩和できる。なぜなら、ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部にC面取りを施すことで、ネジ突条部33とネジ溝部34とを接続する箇所の質量が減少して、遠心力による応力が低減されるからである。また、ネジ突条部33とネジ溝部34とを接続する箇所の形状が、より応力が集中しにくい形状となるからである。換言すると、突条面取り部35aと溝部面取り部35bとが、同一円錐面上に位置することとなるので、突条面取り部35aから溝部面取り部35bにかけての面の角度変化がなくなるため、応力が集中し難くなるからである。
さらに、上述した特許文献に記載のターボ分子ポンプでは、ロータの排気側端面から離間した位置にネジ山の終端部を設けるようにしているため、ネジ溝ポンプ段としての機能を果たしていない部分が存在している。しかし、本実施の形態では、ネジ突条部33がネジロータ31の排気側端面まで延在しているので、上述した特許文献に記載のターボ分子ポンプと比べて、ネジ溝ポンプ段としての有効長を増やすことができ、ターボ分子ポンプ1の性能を向上できる。また、ネジ溝ポンプ段としての有効長が同じであれば、ロータ30の全長が短くなり、ターボ分子ポンプ1を小型化できる。
図5は、ネジロータ31の排気側端面に面取りを施すことによって得られる応力低減効果について解析した結果を示すグラフである。図5において、グラフの横軸にはC面取り深さDE(図4参照)をとり、縦軸にはネジ底R部34cにおける応力比Rをとる。ここで。応力比Rは、C面取りを行った場合にネジ底R部34cに発生する応力を、C面取りを行わなかった場合にネジ底R部34cに発生する応力で除した値である。また、DPは、ネジ溝底面34aからネジ突条部33までの高さ、すなわち、ネジ溝深さである。
図5に示すように、面取りを行うことによって、ネジ底R部34cに発生する応力を低減することができる。特に、C面取り深さDEがネジ溝深さDPを超えると、すなわち、ネジ突条部33の排気側端部だけでなく、ネジ溝部34の排気側端部もC面取りが施されるようにC面取りの深さを設定すると、ネジ底R部34cに発生する応力の低減度合いがさらに増加する。
上述したように、ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部にC面取りを施すには、たとえば、ロータ30の素材である円筒部材に対して、旋盤によって排気側端面にC面取り加工を行うことで実現できる。C面取りは旋盤工程にて一般的な切削方法であるので、容易に実現できる。ロータ30の素材である円筒部材に対して、旋盤によって排気側端面にC面取り加工を行った後、ネジ溝部34に相当する部分を切削加工することで、ネジ突条部33を形成すればよい。このようにしてC面取り加工を行うことで、ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部に容易にC面取りを施すことができ、ロータ30の加工工数の増加を抑制できる。
これに対して、上述した特許文献に記載のターボ分子ポンプでは、ネジ溝の部分を切削加工してネジ山を形成した後、マシニングセンタなどでネジ山の終端部近傍を上述したように傾斜するよう加工する必要がある。そのため、ロータの加工工数が増えてしまう。
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、C面取りを施したが、本発明はこれに限定されず、ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部にR面取りを施すようにしてもよい。なお、R面取りを施す場合、R面が凸状になるようにしてもよく、凹状になるようにしてもよい。
(2) 上述の説明では、ネジ突条部33の排気側端部、および、ネジ溝部34の排気側端部に面取りを施すようにしているが、少なくともネジ突条部33の排気側端部が面取りされていれば、応力集中を緩和できる。
(3) 上述の説明では、各図において、C面取りの加工角度がネジロータ31の排気側端面から略45度傾いた角度とされているが、C面取りの加工角度は、必ずしも45度でなくてもよい。
(4) 上述の説明では、真空ポンプの一例としてターボ分子ポンプについて説明したが、本発明はターボ分子ポンプに限定されず、ネジ溝ポンプ段を有するポンプ、たとえばドラッグポンプなどについても適用できる。
(5) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプにおいて、ネジ溝ポンプ段は、回転体の外周面に回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、突状部の排気側端部は、溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする各種構造の真空ポンプを含むものである。
また、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、ネジ溝ポンプ段を有する回転体を備えた真空ポンプにおいて、ネジ溝ポンプ段は、回転体の外周面に回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、突状部の排気側端部は、溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする各種構造の真空ポンプを含むものである。
本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、突状部と溝部とが形成された排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプの製造方法において、回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、排気側端面に面取り加工を行った円筒部材に対して、切削加工をすることで突条および溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする各種の真空ポンプの製造方法を含むものである。
また、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、突状部と溝部とが形成されたネジ溝ポンプ段を有する回転体を備える真空ポンプの製造方法において、回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、排気側端面に面取り加工を行った円筒部材に対して、切削加工をすることで突条および溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする各種の真空ポンプの製造方法を含むものである。
1 ターボ分子ポンプ 30 ロータ
31 ネジロータ 32 回転翼
33 ネジ突条部 34 ネジ溝部
34a ネジ溝底面 34b,34c ネジ底R部
35 面取り部 35a 突条面取り部
35b 溝部面取り部 39 ネジステータ
43 固定翼

Claims (8)

  1. 軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、前記複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプにおいて、
    前記ネジ溝ポンプ段は、前記回転体の外周面に前記回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、
    前記突状部の排気側端部は、前記溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする真空ポンプ。
  2. ネジ溝ポンプ段を有する回転体を備えた真空ポンプにおいて、
    前記ネジ溝ポンプ段は、前記回転体の外周面に前記回転体の排気側端部まで延在する突状部と溝部とが設けられ、
    前記突状部の排気側端部は、前記溝部よりも深くなる面取りが施されていることを特徴とする真空ポンプ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の真空ポンプにおいて、
    前記面取りは、C面取りであることを特徴とする真空ポンプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の真空ポンプにおいて、
    前記回転体は、排気側端部の外周縁の全周が面取りされていることを特徴とする真空ポンプ。
  5. 軸方向に複数段設けられた吸気側の回転翼、および、突状部と溝部とが形成された排気側のネジ溝ポンプ段を有する回転体と、前記複数段の回転翼に対して軸方向に交互に配置される複数段の固定翼とを備える真空ポンプの製造方法において、
    前記回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、
    排気側端面に前記面取り加工を行った前記円筒部材に対して、切削加工をすることで前記突条および前記溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする真空ポンプの製造方法。
  6. 突状部と溝部とが形成されたネジ溝ポンプ段を有する回転体を備える真空ポンプの製造方法において、
    前記回転体の素材である円筒部材に対して、排気側端面に面取り加工を行う工程と、
    排気側端面に前記面取り加工を行った前記円筒部材に対して、切削加工をすることで前記突条および前記溝部を形成する工程とを備えることを特徴とする真空ポンプの製造方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載の真空ポンプの製造方法において、
    前記面取り加工を行う工程は、前記溝部よりも深く面取りされるように面取り加工を行うことを特徴とする真空ポンプの製造方法。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の真空ポンプの製造方法において、
    前記面取り加工を行う工程は、C面取り加工を行うことを特徴とする真空ポンプの製造方法。
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