JP2011178931A - 修飾ポリロタキサンおよびその製造方法ならびにこれを用いた溶液、溶剤系塗料、溶剤系塗膜 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 二種類以上のラクトン由来の修飾基を有する、環状分子と、前記環状分子の中空部を貫通する直鎖状分子と、前記直鎖状分子の両末端に配置され、前記環状分子の脱離を防止する封鎖基と、を有する、修飾ポリロタキサンを提供することを解決手段とする。
【選択図】なし
Description
本発明の修飾ポリロタキサンは、二種類以上のラクトン由来の修飾基を有する環状分子を有する。つまり、本発明の環状分子は、二種類以上のラクトン由来の修飾基を有する。「本発明の環状分子は、二種類以上のラクトン由来の修飾基を有する」とは、本発明の環状分子は、修飾基を有していて、かかる修飾基が、二種類以上のラクトンに由来する構造を有していることを意味する。
二種類以上のラクトン由来の修飾基を有する環状分子のうち、環状分子としては、環状構造を有し、直鎖状分子に包接されて滑車効果を奏するものであれば特に制限されない。なお、本明細書において、環状構造とは、必ずしも閉環した形状である必要はない。すなわち、環状分子は、例えば、「C」字状のように、実質的に環状構造を有するものであれば十分である。
二種類以上のラクトン由来の修飾基を有する環状分子のうち、ラクトンは、環状構造を持つ有機化合物であって、環の一部としてエステル結合を含むものであれば制限はない。
で表されるものであると好ましい。
本発明の修飾ポリロタキサンは、本発明の環状分子の中空部を貫通する直鎖状分子を有する。
本発明の修飾ポリロタキサンは、直鎖状分子の両末端に配置され、本発明の環状分子の脱離を防止する封鎖基を有する。封鎖基4は、本発明の環状分子2が、直鎖状分子3からの脱離を防止するよう働く。かような構造を有すると、外的応力が加わった場合であっても、本発明の環状分子2が、直鎖状分子3に沿って自由に移動する(滑車効果)。そのため、本発明の修飾ポリロタキサン1を含有する溶剤を含む塗膜は、伸縮性や粘弾性に優れ、フィルムが切れたり、優れた耐擦傷性、耐チッピング性を有し、クラック等が発生しにくい上に、平滑性がさらに向上されるという優れた特性を備えている。
本発明の修飾ポリロタキサンの製造方法は、特に制限されない。以下で、本発明の修飾ポリロタキサンの製造方法の好ましい実施形態を記載するが、本発明は、下記方法に限定されるものではない。
本発明の修飾ポリロタキサンの製造方法の第1実施形態は、(1)反応基を有する環状分子と直鎖状分子とを混合し、前記環状分子の中空部に直鎖状分子を貫通させ、擬ポリロタキサンを得る工程と、(2)環状分子が前記直鎖状分子から脱離しないように、前記直鎖状分子の両末端を封鎖基で封鎖して、ポリロタキサンを得る工程と、(3)前記ポリロタキサンを、二種類以上のラクトンと反応させることによって、前記反応基に、前記二種類以上のラクトン由来の修飾基を導入する工程と、を有する。
本工程においては、反応基を有する環状分子と直鎖状分子とを混合し、前記環状分子の中空部に直鎖状分子を貫通させ、擬ポリロタキサンを得る。
続いて、反応基を有する環状分子が直鎖状分子から脱離しないように、直鎖状分子の両末端を封鎖基で封鎖して、ポリロタキサンを得る。本工程においては、ポリロタキサンを得ることができるが、環状分子の直鎖状分子への包接量を良好に制御しながら行うとよい。
続いて、前記ポリロタキサンを、二種類以上のラクトンと反応させることによって、前記反応基に、前記二種類以上のラクトン由来の修飾基を導入する。このようにして、修飾ポリロタキサンを得ることができる。
(1)PEGのTEMPO酸化によるPEG−カルボン酸の調製
直鎖状分子としてポリエチレングリコール(PEG)(分子量35000)10g、TEMPO(2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシラジカル)100mg、臭化ナトリウム1gを水100mLに溶解させた。これに、市販の次亜塩素酸ナトリウム水溶液(有効塩素濃度5%)5mLを添加し、室温で10分間撹拌した。余った次亜塩素酸ナトリウムを分解させるために、エタノールを最大5mLまでの範囲で添加して反応を終了させた。
上記(1)で調製したPEG−カルボン酸3gおよびα−シクロデキストリン(α−CD)12gをそれぞれ別々に用意した70℃の温水50mLに溶解させ、両者を混合し、よく振り混ぜた。その後、この混合物を、冷蔵庫(4℃)中に一晩静置した。クリーム状に析出した包接錯体(疑ポリロタキサン)を凍結乾燥して、回収した。
室温でジメチルホルムアミド(DMF)50mlにアダマンタンアミン0.13gを溶解し、さらに上記得られた包接錯体を添加して速やかによく振り混ぜた。続いてBOP試薬(ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)0.38gをDMFに溶解したものをさらに添加して同様によく振り混ぜた。さらにジイソプロピルエチルアミン0.14mlをDMFに溶解させたものをさらに添加して同様によく振り混ぜて試薬を得た。
上記(3)で精製されたポリロタキサン500mgを1mol/LのNaOH水溶液50mLに溶解し、プロピレンオキシド3.83g(66mmol)を添加し、アルゴン雰囲気下、室温で一晩撹拌した。1mol/LのHCl水溶液で、pHが7〜8となるように中和し、透析チューブにて透析した後、凍結乾燥し、ヒドロキシプロピル化ポリロタキサンを得た。得られたヒドロキシプロピル化ポリロタキサンは、1H−NMRおよびGPCで同定し、所望の構造を有するヒドロキシプロピル化ポリロタキサンであることを確認した。なお、ヒドロキシプロピル基による修飾度は0.48であった。
上記の乾燥したヒドロキシプロピル化ポリロタキサン1.00gを三口フラスコに入れ、窒素をゆっくりと流しながらε−カプロラクトン4.27g、α−アセチル−γ−ブチロラクトン0.23gの混合物をフラスコに導入、ドロキシプロピル化ポリロタキサンと混合した。この混合物をメカニカル撹拌機によって80℃、30分間撹拌して均一化した後、反応温度を100℃まで上げ、予めトルエンで薄めた2-エチルヘキサン酸スズ(50wt%溶液)0.16gを添加し、4時間反応させた。反応終了後、試料を50mlのトルエンに溶解させ、撹拌した450mlのヘキサン中に滴下して析出させ、回収、乾燥して修飾ポリロタキサンを得た。GPCによって、得られた修飾ポリロタキサンの重量平均分子量Mwは510,000、分子量分布Mw/Mnは1.7であった。
得られた修飾ポリロタキサンをトルエンで10%になるように溶解した。次いで、日本油脂株式会社製のベルコートNo.6200GN1 アクリル・メラミン硬化型クリア塗料に、溶解したポリロタキサンを撹拌しながら添加した。なお、なお、塗膜中の含有量50%であった(固形分換算)。
リン酸亜鉛処理した、厚み0.8mm、70mm×150mmのダル鋼板に、カチオン電着塗料(商品名「パワートップU600M」、日本ペイント社製カチオン型電着塗料)を、乾燥膜厚が20μmとなるように電着塗装した後、160℃で30分間焼き付けた。その後、日本油脂株式会社製のグレーの下塗り(商品名:ハイエピコNo.500)を30μm塗装し、140℃で30分間焼き付けた。
「α−アセチル−γ−ブチロラクトン」を、「α−メチル−γ−ブチロラクトン」に変更した以外は、実施例1と同様に実験を行った。
「α−アセチル−γ−ブチロラクトン」を、「γ−バレロラクトン」に変更した以外は、実施例1と同様に実験を行った。
塗膜中の含有量「50%」を「1%」に変更した以外は、実施例3と同様に実験を行った。
塗膜中の含有量「50%」を「90%」に変更した以外は、実施例3と同様に実験を行った。
「日本油脂株式会社製のベルコートNo.6200GN1 アクリル・メラミン硬化型クリア塗料」を「日本油脂株式会社製のベルコートNo.6010 アクリル・メラミン硬化型エナメル(黒塗色)塗料」に変更した以外は、実施例3と同様に実験を行った。
塗膜中の含有量「50%」を「1%」に変更した以外は、実施例6と同様に実験を行った。
塗膜中の含有量「50%」を「90%」に変更した以外は、実施例6と同様に実験を行った。
「α−アセチル−γ−ブチロラクトン」を、「γ−ブチロラクトン」に変更した以外は、実施例1と同様に実験を行った。
実施例1の(5)を行わないこと以外は、実施例1と同様に実験を行った。
「α−アセチル−γ−ブチロラクトン」を、「ε−カプロラクトン」に変更した以外は、実施例1と同様に実験を行った。
日本油脂株式会社製のベルコートNo.6200GN1 アクリル・メラミン硬化型クリア塗料を用いて実験を行った。
各実施例で得られた二種類以上のラクトン由来の修飾基を有する修飾ポリロタキサンならびに各比較例(比較例4を除く)で得られたもの、それぞれ1gを、50℃に加温した酢酸ブチル10gに徐々に添加し、溶解の有無および白濁度を目視評価した。結果を、以下:
〇:透明
△:若干の白濁
×:不溶
の基準で評価した。
各実施例および各比較例の積層塗膜中のクリア塗膜およびエナメル塗膜の白濁度を目視評価した。結果を、以下:
〇:変化なし
△:若干の白濁
×:白濁および分離
の基準で評価した。
各実施例および各比較例の積層塗膜中の上塗り塗膜の平滑度合いを目視評価した。結果を、以下:
〇:かなり平滑
△:若干、凹凸
×:凹凸
の基準で評価した。
磨耗試験機の摺動子にダストネル(摩擦布)を両面テープで貼り付け、0.22g/cm2の荷重下、(3)で得た積層塗膜中の上塗り塗膜上を50回往復させ、傷の有無を評価した。結果を、以下:
○:殆ど傷がない。
の基準で評価した。
2 環状分子、
2a 反応基
2b 二種類以上のラクトン由来の修飾基(置換基を含まないラクトンおよび置換基を含むラクトン由来の修飾基)、
2c 一種類のラクトン由来の修飾基、
3 直鎖状分子、
4 封鎖基、
6 架橋型修飾ポリロタキサン
7、7’ ポリマー、
8 架橋点、
10 下塗り塗膜、
11 エナメル塗膜(ベースコート塗膜)、
12 クリア塗膜。
Claims (10)
- 二種類以上のラクトン由来の修飾基を有する、環状分子と、
前記環状分子の中空部を貫通する直鎖状分子と、
前記直鎖状分子の両末端に配置され、前記環状分子の脱離を防止する封鎖基と、
を有する、修飾ポリロタキサン。 - 前記ラクトン由来の修飾基が、
置換基を含まないラクトン由来の修飾基および置換基を含むラクトン由来の修飾基または、
置換基を含まない二種以上のラクトン由来の修飾基、
を有し、
含む場合における該置換基が、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルキルカルボニル基である、請求項1に記載の修飾ポリロタキサン。 - 前記ラクトン由来の修飾基が、
(a)ε−カプロラクトンに由来する基と、
(b)α−アセチル−γ−ブチロラクトン、α−メチル−γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトンおよびγ−ブチロラクトンからなる群から選択される少なくとも1種に由来する基と、
からなる修飾基を有する、請求項1または2に記載の修飾ポリロタキサン。 - 前記環状分子が、水酸基を有し、
前記ラクトン由来の修飾基は、環状分子の水酸基をアルキレンオキシドと反応させた後、前記二種類以上のラクトンと反応させることによって導入される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の修飾ポリロタキサン。 - 前記直鎖状分子が、ポリエチレングリコールである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の修飾ポリロタキサン。
- 前記環状分子が、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリンおよびγ−シクロデキストリンからなる群から選択される少なくとも1種のシクロデキストリンである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の修飾ポリロタキサン。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の修飾ポリロタキサンを含む、溶剤系塗料。
- 請求項6または7に記載の溶剤系塗料から成る層を、被塗物上に形成させたことを特徴とする、溶剤系塗膜。
- 請求項8に記載の溶剤系塗膜と、被塗物と、から成ることを特徴とする塗装物品。
- (1)反応基を有する環状分子と直鎖状分子とを混合し、前記環状分子の中空部に直鎖状分子を貫通させ、擬ポリロタキサンを得る工程と、
(2)環状分子が前記直鎖状分子から脱離しないように、前記直鎖状分子の両末端を封鎖基で封鎖して、ポリロタキサンを得る工程と、
(3)前記ポリロタキサンを、二種類以上のラクトンと反応させることによって、前記反応基に、前記二種類以上のラクトン由来の修飾基を導入する工程と、
を有する、修飾ポリロタキサンの製造方法。
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