JP2011177709A5

JP2011177709A5 -

Info

Publication number: JP2011177709A5
Application number: JP2011076405A
Authority: JP
Filing date: 2011-03-30
Publication date: 2012-05-10
Anticipated expiration: 2021-03-15

Claims

醗酵ブロスから塩基性アミノ酸を分離する方法であって、該方法は、
（ａ）模倣移動ベッド装置において、醗酵ブロスと、強酸性陽イオン交換樹脂とを接触させる工程であって、該樹脂が、８％未満が架橋されている、工程；および
（ｂ）該塩基性アミノ酸が該醗酵ブロスから分離されるように、該交換樹脂から該アミノ酸を溶出する工程、
を包含する、方法。
請求項１に記載の方法であって、前記強酸性陽イオン交換樹脂が、２％〜７％が架橋されている、方法。
請求項１に記載の方法であって、前記溶出工程が、３ベッド容積未満の溶出容積を用いる工程を包含する、方法。
請求項３に記載の方法であって、前記溶出工程が、１ベッド容積〜約２ベッド容積の溶出容積を用いる工程を包含する、方法。
請求項３に記載の方法であって、前記溶出工程が、１．２ベッド容積の溶出容積を用いる工程を包含する、方法。
請求項１に記載の方法であって、前記溶出工程が、１％〜７％のＮＨ_４ＯＨを用いる工程を包含する、方法。
請求項６に記載の方法であって、前記溶出工程が、２％〜５％のＮＨ_４ＯＨを用いる工程を包含する、方法。
請求項１に記載の方法であって、前記塩基性アミノ酸が、８５％を超える純度で前記醗酵ブロスから分離される、方法。
請求項８に記載の方法であって、前記塩基性アミノ酸が、９０％を超える純度で前記醗酵ブロスから分離される、方法。
請求項１に記載の方法であって、前記塩基性アミノ酸が、０．８〜２．０の濃度比で前記醗酵ブロスから分離される、方法。
請求項１０に記載の方法であって、前記塩基性アミノ酸が、１．０〜１．８の濃度比で前記醗酵ブロスから分離される、方法。
請求項１に記載の方法であって、前記塩基性アミノ酸が、天然塩基性アミノ酸、合成塩基性アミノ酸、および改変塩基性アミノ酸からなる群より選択される、方法。
請求項１に記載の方法であって、前記塩基性アミノ酸が、リジン、アルギニンおよびヒスチジンからなる群より選択される、方法。
請求項１３に記載の方法であって、前記アミノ酸がリジンである、方法。