JP2011176426A - 共振振動デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】封止基板の接合での気密封止パッケージで発生する内部応力による振動デバイスの共振周波数の変化やばらつきを低減し安定した特性の共振振動デバイスを提供する。
【解決手段】共振振動デバイスは、振動部が形成されている基板と、該基板に接合されて気密封止する封止基板とによって構成され、振動部が形成されている基板に封止基板に接合する接合フレーム101とは別に振動部を支持する支持フレーム103が設けられていて、接合フレーム101と支持フレーム103とがそれぞれのフレームよりも剛性の小さい部材によって結合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は気密封止パッケージされたマイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)技術を応用した共振振動デバイスに関する。
シリコン基板上に微細加工技術によって可動部や検出部を有する機能素子が形成されているMEMSデバイスは、シリコン基板の半導体プロセスによる一括加工によって形成されるという、その製法上の特徴から小型化が容易なだけではなく、高機能、低消費電力、低コスト、高信頼性などの多くの利点を有することから、近年精力的に開発が進められてきており、すでに自動車や携帯電話に搭載する加速度センサ、角速度センサ、傾斜角センサや流量センサ、圧力センサ、ディスプレイ用の光スイッチ、プロジェクタ用の光スキャナなど多くのMEMSデバイスが実用化あるいはサンプル出荷レベルにまで完成されてきている。
これらの機能素子の構造は薄膜や狭ギャップなどのシリコン微細構造や微細な配線から構成され、外部からの温度、湿度、パーティクル等の変動、汚染などからその安定した動作を確保、維持するための対応として機能素子を気密封止し、外界から完全に遮断する形態でパッケージが行われる。気密封止空間の内部は機能素子の種類により減圧封止されている場合や不活性ガスが充填されている場合があり、一般に高速で振動動作する角速度センサや光スキャナなどの場合は動作するうえでの抵抗となる気体の粘性抵抗を低減するため減圧状態で気密封止される。
光スキャナや角速度センサなどの振動デバイスは一般に低いエネルギーで効率よく大きな動作振幅を得るために振動デバイスの構造と材料で決まってくる共振周波数で駆動する。減圧状態で気密封止する方法としてはセラミックパッケージやメタルパッケージといった個別にパッケージングする方法と振動デバイスが形成されているウエハに両面から別ウエハを接合したあとでチップ分割するウエハレベルパッケージングが知られているが、MEMSデバイスでは材料と工程のコスト面から後者のほうが有利である場合が多く、例えば特許文献1に示されるような各種デバイスでの気密封止パッケージングが考案されている。ウエハレベルパッケージングでは共振振動デバイスが形成されているシリコンウエハにシリコンウエハあるいはガラスウエハを接合する。接合方法としては直接接合、陽極接合、常温接合など接合層を介さずにウエハどうしを直接接合する方法と、ガラスフリットやポリイミド、エポキシ樹脂などの接着層を介して接合する方法がある。
これらの接合工程では一般に接合ウエハの熱膨張係数差から生じる内部応力の影響を低減するため、接合基板にシリコンと熱膨張係数が近いガラスを用い、できるだけ熱膨張係数が近くなる温度で接合したりしてきた。また3枚以上のウエハを接合する場合は一方の面を高温で接合した後、いったん室温まで下げてから他方の面を再び高温に上げて接合するといった昇温、降温を繰り返す接合工程によっても内部応力は増大し、これが特性上問題となってくる高精度の共振振動デバイスにおいては、共振振動デバイスが形成されているウエハの両面に同一ウエハを同時接合することで内部応力の影響をさらに低減する方法をとってきた。また、例えば特許文献2では能動的に共振周波数を調整する機能を盛り込んでデバイスを作製する方法をとっている。
しかし、接合基板にシリコンと熱膨張係数が近いガラスを用いたり、接合温度を低く抑えることで熱膨張係数差が大きくならないようにしてきたが、熱膨張係数差の影響を全くなくすことは難しく、また、ウエハ面内でばらつきをもった内部応力の影響により振動部の弾性係数が場所によって変わり共振周波数が設計値からのシフト量にばらつきが発生してしまい、デバイス特性としてこれらのばらつきを見込んだ値に設定せざるを得なかった。
図10に厚さ100umのねじり梁に作用する内部応力とこのねじり梁を中心軸として往復振動する振動ミラーの共振周波数の変化の計算結果を示した。この場合の内部応力変化は1GPa当り約0.5Hzとなっており、一般に接合時の内部応力の値が場合によっては数GPaから数10GPa相当になることから、接合による共振周波数変化が無視できないレベルになる場合もあることがわかる。
また両面に同一ウエハを同時接合することで内部応力の影響をさらに低減する方法においては、構造上の制約や工程が複雑になったり、あるいは接合時のジグ等に複雑な構造を要するなど、コスト面で不利になる場合が多かった。さらに、共振周波数を能動的に調整する機構では構造やプロセスが複雑になりコストアップにつながるうえ、デバイスの信頼性を低下させてしまうことになっていた。
本発明の目的は、これら従来の気密封止パッケージされた共振振動デバイスにおける問題点を解決すべく、封止基板の接合での気密封止パッケージで発生する内部応力による振動デバイスの共振周波数の変化やばらつきを低減し、安定した特性の共振振動デバイスを提供することにある。
請求項1記載の発明は、振動部が形成されている基板と、該基板に接合されて気密封止する封止基板とによって構成される共振振動デバイスであって、振動部が形成されている基板に封止基板に接合する接合フレームとは別に振動部を支持する支持フレームが設けられていて、接合フレームと支持フレームとがそれぞれのフレームよりも剛性の小さい部材によって結合されていることを特徴とする共振振動デバイスである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の共振振動デバイスにおいて、接合フレームと支持フレームとを結合する部材が両フレームと一体的に同一材料で形成される複数の梁であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の共振振動デバイスにおいて、接合フレームと支持フレームとを結合する複数の梁が振動部の支点方向と直行する方向に配置されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の共振振動デバイスにおいて、接合フレームと支持フレームとを結合する複数の梁が両フレームと直行しない方向で結合されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の共振振動デバイスにおいて、振動部が形成されている基板に封止基板に接合するフレームとは別に設けられている振動部を支持するフレームが振動部の外周を連続して囲む枠体形状をなすことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の共振振動デバイスにおいて、接合フレームと支持フレームとを結合するそれぞれのフレームよりも剛性の小さい部材が、両フレーム間に全面にわたり充填されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の共振振動デバイスにおいて、封止基板との接合フレーム厚よりも振動部と支持フレームとが薄いことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1記載の共振振動デバイスにおいて、封止基板と接合フレームとが接着層を介して接合されたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1記載の共振振動デバイスにおいて、振動部が形成されている気密封止空間が減圧されていることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1記載の共振振動デバイスにおいて、振動部が形成されている気密封止空間に不活性ガスが充填されていることを特徴とする。
本発明によれば、封止基板の接合での気密封止パッケージで発生する内部応力による振動デバイスの共振周波数の変化やばらつきを低減し、安定した特性の共振振動デバイスを提供することができる。
本発明の第1の実施形態である気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を示す図である。 ねじり梁の支持フレームと内部応力を緩和するための結合梁構造をもたないスキャナ構造を示す図である。 本発明の第1の実施形態であるスキャナの製造方法を示す図である。 スキャナウエハのミラー面側に接合するガラスウエハとその反対面側に接合するシリコンウエハの製造方法を示す図である。 3つのウエハの接合工程と反射面、電極パッドの形成工程を示す図である。 本発明の第2の実施形態である気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図である。 本発明の第3の実施形態である気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図である。 本発明の第4の実施形態である気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図である。 本発明の第5の実施形態である気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図である。 振動ミラーの共振周波数の変化の計算結果を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図1に示した。本実施の形態では静電力で駆動するマイクロスキャナのパッケージングに本発明を適用している。図1下の断面図は中央平面図のA−A‘位置の断面である。また、図1中央の平面図ではスキャナが形成されているデバイスウエハの構造を説明するため表側に接合されるガラス基板(ガラスウエハ)112は図示していない。
本実施の形態におけるマイクロスキャナは厚さ1umの酸化膜100を介して厚さ200umの2枚の低抵抗シリコンウエハが接合されたSOIウエハに形成されている。低抵抗ウエハを構造体として用いることで、適切な位置で基板を絶縁分離すれば電極配線が不要となり、簡単なプロセスで駆動電極を形成することができる。
酸化膜を中央に全厚401umの接合フレーム101はスキャナ全体の外形をなすとともにパッケージングの際に上下ウエハとの接合部となる。接合フレーム101の内側にはそれぞれ3本の結合梁102で短辺と長辺の中央位置で結合された一対の支持フレーム103が設けられており、両フレームと結合梁はいずれもSOIウエハの酸化膜を介した片側のシリコンウエハで一体的に形成されている。
表面に反射膜104が形成された振動ミラー105の両側短辺は接合フレーム101近傍に対向して櫛歯形状をなしており、両側長辺の中央には一対のねじり梁106が一体的に形成されている。また、この一対のねじり梁106の振動ミラーの反対側は上記一対の支持フレーム103で支えられている。
振動ミラー105の櫛歯形状の短辺に対向した両側の接合フレーム101にはSOIウエハの片側基板相当の200um深さで幅50umのスリット107で電気的に分離された一対の駆動電極108が形成され、振動ミラーの櫛歯形状の短辺に対向した部分が10umのギャップを介して噛み合う形状で同ピッチの櫛歯形状をなしている。この駆動電極108の表面には電極パッド110が形成されている。また、振動ミラーの電位を接地するための電極パッド111がSOIウエハの駆動電極が形成されている基板とは酸化膜を介して反対側(下側)の基板に上側基板の貫通口を通した先に形成されている。
スキャナが形成されているSOIウエハは、接合フレーム101において反射面側にはガラス基板(ガラスウエハ)112が陽極接合され、その反対側の面には接合フレームの外周に沿ってパターニングされたガラスフリットの接着層116を介してシリコンウエハ113が接合されている。ガラスウエハとシリコンウエハで両面から接合されたスキャナの振動空間は、空気の粘性抵抗を減らして低エネルギーで大きな触れ角が得られるように減圧状態で気密封止されている。
ガラス基板(ガラスウエハ)112にはスキャナが形成されたSOIウエハの一対の駆動電極の電極パッド110と、振動ミラーの電位を接地するための電極パッド111の位置にそれぞれ3ヶ所の貫通口114が形成されており、また、シリコンウエハ113のスキャナが動作する部分にはその動きを妨げない大きさで深さ200umのキャビティ115が形成されている。
次にこのマイクロスキャナの動作について説明する。
振動ミラーと同電位である接合フレームに形成された電極パッド111を接地して、接合フレーム上の対称位置にある一対の駆動電極108上の電極パッド110に交互に50Vの正弦波電圧を印加する。駆動電極に形成された櫛歯構造に対し振動ミラー短辺に形成された櫛歯構造は下方位置にあるため、電圧印加により静電引力が作用して下方の振動ミラー短辺が上方位置の駆動電極方向に交互に引き寄せられる。このとき、印加電圧の周波数を振動ミラーとねじり梁の材料と構造、寸法で決まってくる共振周波数に設定すると、ねじり梁を中心軸とした振動ミラーの往復振動は大きくなり、駆動電圧の上昇に伴い振動の振れ角はさらに大きくなる。
本マイクロスキャナの基本特性のひとつである共振周波数は振動ミラーとねじり梁の材料と構造、寸法から設計することができるが、実際に加工されたスキャナの共振周波数は数10Hzのオーダーで設計値とずれてくる場合がある。その要因のひとつとして、仕上がったデバイスの加工寸法、形状と設計段階で想定したものとのずれが挙げられることから、これに対しては加工精度を向上させたり、設計値にそれを見込んだ寸法のシフトを取り込むことで、合わせ込んでいくことができる。
このようにしてスキャナを形成するウエハの段階で共振周波数が設計どおりになっていても、それを上下から材質や厚さの異なるウエハにより順次、高温状態で気密封止接合したあと室温に戻す工程を繰り返していくと、最終的にはウエハ間の熱膨張係数差から発生する内部応力の影響でねじり梁の弾性係数が変わり、それによっても共振周波数が変化してくる。特に量産段階で大面積ウエハ上に数多くのスキャナを同時形成する場合、面内の場所によっても内部応力の状態が異なるため、共振周波数の値が面内で数Hzのオーダーでばらついてくることになる。
本実施の形態のスキャナにおいては、このような接合によって発生する内部応力が作用する接合フレーム101で振動ミラーのねじり梁106を直接支持するのではなく、接合フレーム101に複数の梁102で結合された支持フレーム103でねじり梁106を支持している。ここで複数の結合梁は接合フレームや支持フレームよりも剛性が小さくなるようにその構造、寸法を設定しているため、接合フレームに発生した内部応力はこの結合梁が微小量変形することで緩和されることになり、支持フレームへの内部応力の影響を低減することができる。したがって、支持フレームで支えられたねじり梁の弾性係数の変化が低減され、接合によるスキャナの共振周波数変化を低減させることができる。
本実施の形態に対してねじり梁の支持フレームと内部応力を緩和するための結合梁構造をもたない従来技術のスキャナ構造を図2に示した。ねじり梁201は接合フレーム202に直結されており、接合工程で接合フレームに発生する内部応力は直接ねじり梁に影響を与えるため振動ミラー203の共振周波数のシフト量やばらつきが大きくなる。
本実施の形態のスキャナの製造方法について図3を用いて説明する。
スキャナ作成には厚さ1umの酸化膜を介して接合された200um厚のシリコンウエハ302、303からなるSOIウエハを用いる(a)。
まず、レジストマスクでシリコンウエハ302に振動ミラー(短辺側櫛歯形状)、ねじり梁、支持フレーム、結合梁、接合フレームの基本形状304を高密度プラズマエッチング装置を用いた200umの深堀り加工で形成する(b)。
次に、深堀加工底面に露出した酸化膜をドライエッチング装置で除去する(c)。
次に、反対面のシリコンウエハ303にレジストマスクで電極周囲のスリット形状305を同じく高密度プラズマエッチング装置を用いた200umの深堀り加工で形成する(d)。
次に、レジストマスクで振動ミラー、ねじり梁、支持フレーム、結合梁のそれぞれを含む中央部矩形領域306と、シリコンウエハ302から電極を引き出すための貫通口(図示せず)を同じく高密度プラズマエッチング装置を用いた200umの深堀り加工で形成し、このとき駆動電極の側櫛歯形状をミラー短辺の櫛歯形状が移動してきたときに噛み合う位置に形成する(e)。
次に、露出している酸化膜をドライエッチング装置で除去する(f)。
以上の工程でSOIウエハにスキャナの基本構造を形成することができる。
次に、スキャナウエハのミラー面側に接合するガラスウエハとその反対面側に接合するシリコンウエハの製造方法を図4を用いて説明する。401は厚さ100umのテンパックスガラスウエハであり、このガラスの3ヶ所に高分子系のマスク材でサンドブラストにより貫通口402を形成する。403は厚さ300umのシリコンウエハであり、中央にシリコン窒化膜マスクで異方性エッチングにより54.7度の傾斜面で囲まれた深さ200umのキャビティ404を形成する。
最後にこれらの方法で作製した3つのウエハの接合工程と反射面、電極パッドの形成工程について図5を用いて説明する。
中央部にキャビティが形成されたシリコンウエハ501の外周にスクリーン印刷でガラスフリット500をパターニングしたあと熱処理する(a)。
次に、加圧制御が可能な接合装置を用いてこのシリコンウエハ上に位置合わせしたうえでスキャナウエハ502を加熱しながら接合する(b)。
次に、Al電極パッド503を2ヶ所の駆動電極位置にステンシルマスクを用いてマスク成膜する(c)。
次に、反射面位置に同じくステンシルマスクを用いてAu反射膜504をマスク成膜する(d)。
最後にスキャナウエハのミラー面側に、電極パッド503との位置合わせをしながら電極引出しのための貫通口が形成されたガラスウエハ505を減圧下で陽極接合する(e)。
本発明の第2の実施の形態における気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図6に示した。ここでの実施の形態は静電力で駆動するマイクロスキャナのパッケージングに本発明を適用したものである。
本実施の形態におけるマイクロスキャナは厚さ1umの酸化膜100を介して厚さ200umの2枚の低抵抗シリコンウエハが接合されたSOIウエハに形成されている。601はスキャナ全体の外形をなすとともにパッケージングのさいに上下ウエハとの接合部となる接合フレームであり、酸化膜を中央にして全厚は401umとなる。接合フレーム601の内側には複数の結合梁602で結合された一対の支持フレーム603が設けられており、両者はSOIウエハの酸化膜を介して片側のシリコンウエハで一体的に形成されている。ここで、本実施の形態における複数の結合梁602は支持フレーム603の短辺側にねじり梁606に直行する方向で結合されている。
表面に反射膜604が形成された振動ミラー605の両側短辺は接合フレーム601近傍に向けて櫛歯形状に加工され、両側長辺の中央には一対のねじり梁606が一体的に形成されている。また、この一対のねじり梁606の振動ミラーの反対側は一対の支持フレーム603で支えられている。振動ミラー605の櫛歯形状の短辺に対向した部分の接合フレーム601の両側にはSOIウエハの片側基板の深さのスリット607で電気的に分離された一対の駆動電極608が形成され、振動ミラーの櫛歯形状の短辺に対向した部分が10umのギャップを介して噛み合う形状で加工されている。接合フレーム601における一対の駆動電極608以外の部分は振動ミラーと導電位となる。そしてこの駆動電極608の表面には電極パッド610が、それ以外の部分には振動ミラーをグランドにおとすための電極パッド611が形成されている。
スキャナが形成されているSOIウエハは、接合フレーム601において反射面側はガラスウエハ612が接着層なしに直接接合され、その反対面側は接合フレームの外周に沿って設けられたガラスフリットの接着層616を介してシリコンウエハ613が接合されており、この両ウエハによって挟まれたスキャナの振動空間は減圧状態で気密封止されている。ガラスウエハ612にはスキャナが形成されたSOIウエハの一対の電極パッド610と電極パッド611の位置にそれぞれ3ヶ所の貫通口614が形成されており、また、シリコンウエハ613のスキャナが動作する部分にはその動きを妨げない大きさのキャビティ615が形成されている。
このマイクロスキャナの動作については上記の第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態のスキャナにおいては、接合によって発生する内部応力が直接作用する接合フレーム601で振動ミラーのねじり梁606を直接支持するのではなく、接合フレーム601に短辺側をねじり梁606に直行する方向の複数の結合梁602で結合された支持フレーム603でねじり梁606を支持している。ここで複数の結合梁は接合フレームや支持フレームよりも剛性が小さくなるようにその構造、寸法を設定しているため、接合フレームに発生した内部応力は結合梁が微小量変形することで緩和されることになり、支持フレームへの内部応力の影響を低減することができる。したがって、支持フレームで支えられたねじり梁の剛性変化が低減され、接合による共振周波数変化を低減させることができる。さらにねじり梁606に平行な方向で支持フレームに結合している結合梁がないことで、ねじり梁への内部応力の影響を低減させている。
本発明の第3の実施の形態における気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図7に示した。ここでの実施の形態は静電力で駆動するマイクロスキャナのパッケージングに本発明を適用したものである。
本実施の形態におけるマイクロスキャナは厚さ1umの酸化膜700を介して厚さ200umの2枚の低抵抗シリコンウエハが接合されたSOIウエハに形成されている。701はスキャナ全体の外形をなすとともにパッケージングのさいに上下ウエハとの接合部となる接合フレームであり、酸化膜を中央にして全厚は401umとなる。接合フレーム701の内側には複数の結合梁702で結合された一対の支持フレーム703が設けられており、両者はSOIウエハの酸化膜を介して片側のシリコンウエハで一体的に形成されている。ここで、本実施の形態における複数の結合梁702は支持フレーム703の短辺側にねじり梁に直行する方向で結合され、さらに支持フレームの結合梁がない部分には樹脂材料704が充填されている。
振動ミラーの形状、接合フレームに設けられた駆動電極、気密封止するためのガラスウエハ、シリコンウエハについては上記の第2の実施の形態と同じであるのでここでは説明を省略する。また、マイクロスキャナの動作についても上記の第2の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態のスキャナにおいては、接合によって発生する内部応力が直接作用する接合フレーム701で振動ミラーのねじり梁を直接支持するのではなく、接合フレーム701に短辺側をねじり梁に直行する方向の複数の結合梁702で結合された支持フレーム703でねじり梁を支持している。ここで複数の結合梁は接合フレームや支持フレームよりも剛性が小さくなるようにその構造、寸法を設定しているため、接合フレームに発生した内部応力は結合梁が微小量変形することで緩和されることになり、支持フレームへの内部応力の影響を低減することができる。したがって、支持フレームで支えられたねじり梁の剛性変化が低減され、接合による共振周波数変化を低減させることができる。さらにねじり梁に平行な方向で支持フレームに結合している結合梁がないことで、ねじり梁への内部応力の影響を低減させている。また、支持フレームの結合梁がない部分に樹脂材料を充填することで支持フレームの強度を高め位置精度を向上させている。
本発明の第4の実施の形態における気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図8に示した。ここでの実施の形態は電磁力で駆動するマイクロスキャナのパッケージングに本発明を適用したものである。
本実施の形態におけるマイクロスキャナは厚さ400umのシリコンウエハに形成されている。801はスキャナ全体の外形をなすとともにパッケージングのさいに上下ウエハとの接合部となる接合フレームである。接合フレーム801の内側には複数の結合梁802で結合された矩形の支持フレーム803が設けられており、両者はシリコンウエハで一体的に形成されている。表面に反射膜804が形成された振動ミラー805の両側長辺の中央には一対のねじり梁806が一体的に形成されている。また、この一対のねじり梁806の振動ミラーの反対側は矩形の支持フレーム803で支えられている。振動ミラー805の裏面には磁性体811が接着層を介して貼り付けられている。
スキャナが形成されているシリコンウエハは、接合フレーム801において反射面側はガラスウエハ807が接着層なしに直接接合され、その反対面側は接合フレームの外周に沿って設けられたガラスフリットの接着層810を介してシリコンウエハ808が接合されており、この両ウエハによって挟まれたスキャナの振動空間は空気の粘性抵抗を減らして低エネルギーで大きな触れ角が得られるように減圧状態で気密封止されている。シリコンウエハ808のスキャナが動作する部分にはその動きを妨げない大きさのキャビティ809が形成されている。
このマイクロスキャナでは振動ミラーの裏面に磁性体が接合されているため外部からの電磁誘導で往復振動させることができる。このとき、外部磁場の周波数を振動ミラーとねじり梁の材料と構造、寸法で決まってくる共振周波数に設定すると、振動ミラーはねじり梁を中心軸として往復振動を始め、外部に設置したコイルの電流上昇に伴い振動の振れ角は大きくなる。
本実施の形態のスキャナにおいては、気密封止のためのウエハ接合によって発生する内部応力が直接作用する接合フレーム801で振動ミラーのねじり梁806を直接支持するのではなく、接合フレーム801に複数の梁802で結合された矩形の支持フレーム803でねじり梁806を支持している。ここで複数の結合梁は接合フレームや支持フレームよりも剛性が小さくなるようにその構造、寸法を設定しているため、接合フレームに発生した内部応力は結合梁が微小量変形することで緩和されることになり、支持フレームへの内部応力の影響を低減することができる。したがって、矩形の支持フレームで支えられたねじり梁の剛性変化が低減され、接合による共振周波数変化を低減させることができる。さらに支持フレームが振動ミラーとねじり梁の外周を囲む矩形の一体構造であることで支持フレームの強度が増し振動ミラーの動作を安定させることができる。
本発明の第5の実施の形態における気密封止パッケージされた共振振動デバイスの構成を図9に示した。ここでの実施の形態は上記の第4の実施の形態と同じく電磁力で駆動するマイクロスキャナのパッケージングに本発明を適用したものである。
本実施の形態におけるマイクロスキャナは厚さ400umのシリコンウエハに形成されている。901はスキャナ全体の外形をなすとともにパッケージングのさいに上下ウエハとの接合部となる接合フレームである。接合フレーム901の内側には4本の結合梁902で結合された矩形の支持フレーム903が設けられており、両者はシリコンウエハで一体的に形成されている。ここで、4本の結合梁902はいずれも両フレームに対し45度の角度で結合している。表面に反射膜904が形成された振動ミラー905の両側長辺の中央には一対のねじり梁906が一体的に形成されている。また、この一対のねじり梁906の振動ミラーの反対側は矩形の支持フレーム903で支えられている。振動ミラー905の裏面には磁性体911が接着層を介して貼り付けられている。
スキャナが形成されているシリコンウエハは、接合フレーム901において反射面側はガラスウエハ907が接着層なしに直接接合され、その反対面側は接合フレームの外周に沿って設けられたガラスフリットの接着層910を介してシリコンウエハ908が接合されており、この両ウエハによって挟まれたスキャナの振動空間は空気の粘性抵抗を減らして低エネルギーで大きな触れ角が得られるように減圧状態で気密封止されている。シリコンウエハ908のスキャナが動作する部分にはその動きを妨げない大きさのキャビティ909が形成されている。
このマイクロスキャナでは振動ミラーの裏面に磁性体が接合されているため外部からの電磁誘導で往復振動させることができる。このとき、外部磁場の周波数を振動ミラーとねじり梁の材料と構造、寸法で決まってくる共振周波数に設定すると、振動ミラーはねじり梁を中心軸として往復振動を始め、外部に設置したコイルの電流上昇に伴い振動の振れ角は大きくなる。
本実施の形態のスキャナにおいては、気密封止のためのウエハ接合によって発生する内部応力が直接作用する接合フレーム801で振動ミラーのねじり梁806を直接支持するのではなく、接合フレーム801に複数の梁802で結合された矩形の支持フレーム803でねじり梁806を支持している。ここで複数の結合梁は接合フレームや支持フレームよりも剛性が小さくなるようにその構造、寸法を設定しているため、接合フレームに発生した内部応力は結合梁が微小量変形することで緩和されることになり、支持フレームへの内部応力の影響を低減することができる。したがって、矩形の支持フレームで支えられたねじり梁の剛性変化が低減され、接合による共振周波数変化を低減させることができる。また、支持フレームが振動ミラーとねじり梁の外周を囲む矩形の一体構造であることで支持フレームの強度が増し振動ミラーの動作を安定させることができる。さらに4本の結合梁902がいずれも両フレームに対し45度の角度で結合しているため、接合フレームの内部応力の作用が結合梁の長さ方向と幅方向に分解されることで、支持フレームに直接作用する長さ方向の内部応力成分を低減することができる。
以下、各請求項ごとの作用効果を説明する。
本発明の請求項1に示した複数基板の接合によって封止されている共振振動デバイスにおいて、振動部が形成されている基板に、支持あるいは封止基板と接合するフレームとは別に振動部を支持するフレームが設けられていて、上記接合フレームと支持フレームがそれぞれのフレームよりも剛性の小さい部材によって結合されている共振振動デバイスでは、接合フレームと支持フレームを結合する部材の剛性が接合フレームや支持フレームよりも小さくなるようにその構造、寸法を設定しているため、接合の際に接合フレームに発生した内部応力は低剛性部材が微小量変形することで緩和されることになり、支持フレームへの内部応力の影響を低減することができる。したがって、支持フレームで支えられた共振振動デバイスの剛性変化が低減され、接合によって発生する共振周波数変化を低減させることができる。
本発明の請求項2に示した請求項1の接合フレームと支持フレームを結合する部材が複数の梁である共振振動デバイスでは、製造工程でのフォトマスクパターンで一部構造を追加するだけで剛性の低い部材を両フレームと同一の部材で同時形成できるため、接合によって発生する共振周波数変化を低減させる構造を低コストで形成することができる。
本発明の請求項3に示した請求項2の接合フレームと支持フレームを結合する複数の梁が振動部の支点方向と直行する位置に配置されている共振振動デバイスでは、ねじり梁などの振動部の支点に作用してその弾性係数を変化させる方向の内部応力成分を低減させることができるため、共振周波数のシフトやばらつきをさらに低減することができる。
本発明の請求項4に示した請求項2の接合フレームと支持フレームを結合する複数の梁が両フレームと直行しない方向に配置されている共振振動デバイスでは、梁が両フレームに対し角度をもって結合しているため、接合フレームの内部応力の作用が結合梁の長さ方向と幅方向に分解されることで、支持フレームに直接作用する梁の長さ方向の内部応力成分を低減することができ、共振周波数のシフトやばらつきをさらに抑えることができる。
本発明の請求項5に示した請求項1の振動部の支持フレームが振動部の外周を連続して囲む枠体形状をなす共振振動デバイスでは、支持フレームが振動ミラーとねじり梁の外周を囲む矩形の一体構造であることで支持フレームの強度が増し振動ミラーの動作を安定させることができる。
本発明の請求項6に示した請求項1の接合フレームと支持フレームを結合する部材が両フレーム間に全面にわたり充填されている共振振動デバイスでは、結合部材の両フレームとの結合部の角部での応力集中がないため2つのフレームからなる構造体の破壊強度が大きく、さらには支持フレームの強度を高め位置精度を向上させている。
本発明の請求項7に示した請求項1の接合フレーム厚よりも振動部と支持フレームが薄い共振振動デバイスでは、接合フレームに上下から接合する2枚の封止ウエハのうちの少なくとも1枚にはデバイスウエハの振動部や支持フレームとの干渉を防ぐための凹部を形成する必要がなくなり、封止ウエハの製造コストを低減することができる。
本発明の請求項8に示した請求項1の接着層を介して接合された共振振動デバイスでは、接合フレームに接着層があることで封止ウエハと支持フレームとの間にクリアランスができるため、接合フレームに上下から接合する2枚の封止ウエハのうちの少なくとも1枚にはデバイスウエハの振動部や支持フレームとの干渉を防ぐための凹部を形成する必要がなくなり、封止ウエハの製造コストを低減することができる。
本発明の請求項9に示した請求項1の密封封止空間が減圧されている共振振動デバイスでは、気体の粘性抵抗が小さいため機能素子を高速、高精度に動作させることができる。
本発明の請求項10に示した請求項1の密封封止空間に不活性ガスが充填されている共振振動デバイスでは、不活性ガスの粘性抵抗により共振振動デバイスのQ値が低くなるため、共振点前後の振幅変化がゆるやかになり動作の制御がしやすい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更実施が可能である。本発明はデジタル複写機、及びレーザプリンタ等の書込系に用いられる光スキャナ、角速度センサとして用いる振動ジャイロに適用可能である。
100 酸化膜
101 接合フレーム
102 結合梁
103 支持フレーム
104 反射膜
105 振動ミラー
106 ねじり梁
107 スリット
108 駆動電極
110 電極パッド
111 電極パッド
112 ガラス基板(ガラスウエハ)
113 シリコンウエハ
114 貫通口
115 キャビティ
116 接着層
特開2008−263166号公報 特開2006−195290号公報

Claims (10)

  1. 振動部が形成されている基板と、該基板に接合されて気密封止する封止基板とによって構成される共振振動デバイスであって、
    前記振動部が形成されている基板に前記封止基板に接合する接合フレームとは別に前記振動部を支持する支持フレームが設けられていて、前記接合フレームと前記支持フレームとがそれぞれのフレームよりも剛性の小さい部材によって結合されていることを特徴とする共振振動デバイス。
  2. 前記接合フレームと前記支持フレームとを結合する部材が両フレームと一体的に同一材料で形成される複数の梁であることを特徴とする請求項1記載の共振振動デバイス。
  3. 前記接合フレームと前記支持フレームとを結合する複数の梁が前記振動部の支点方向と直行する方向に配置されていることを特徴とする請求項2記載の共振振動デバイス。
  4. 前記接合フレームと前記支持フレームとを結合する複数の梁が両フレームと直行しない方向で結合されていることを特徴とする請求項2記載の共振振動デバイス。
  5. 前記振動部が形成されている基板に前記封止基板に接合するフレームとは別に設けられている前記振動部を支持するフレームが前記振動部の外周を連続して囲む枠体形状をなすことを特徴とする請求項1記載の共振振動デバイス。
  6. 前記接合フレームと前記支持フレームとを結合するそれぞれのフレームよりも剛性の小さい部材が、両フレーム間に全面にわたり充填されていることを特徴とする請求項1記載の共振振動デバイス。
  7. 前記封止基板との接合フレーム厚よりも前記振動部と前記支持フレームとが薄いことを特徴とする請求項1記載の共振振動デバイス。
  8. 前記封止基板と前記接合フレームとが接着層を介して接合されたことを特徴とする請求項1記載の共振振動デバイス。
  9. 前記振動部が形成されている気密封止空間が減圧されていることを特徴とする請求項1記載の共振振動デバイス。
  10. 前記振動部が形成されている気密封止空間に不活性ガスが充填されていることを特徴とする請求項1記載の共振振動デバイス。
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