JP2011175318A - プレビュー画面表示制御装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類のプリンタドライバのうちのいずれか1つのプリンタドライバにおいて生成された印刷データに基づいてプレビューアプリケーションを用いて印刷イメージを表示し、印刷を行う場合において、印刷条件や出力方法などの設定を容易かつ正確に行う。
【解決手段】複数種類のプリンタドライバのうちのいずれか1つのプリンタドライバにおいて生成された印刷データを受け付け、上記複数種類のプリンタドライバを表示し、その表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付け、その受け付けたプリンタドライバに応じた設定項目のみを表示し、その表示した設定項目の設定を受け付ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、入力された印刷データに基づいてプレビュー画面を表示させるプレビュー画面表示制御装置およびプログラムに関するものである。
従来のプリンタドライバには、メモ帳やWord(登録商標)などの編集用アプリケーションによって作成された画像データをプリンタによって認識可能な言語に変換し、その変換したファイルを一旦保存する機能がある。
この機能は、たとえば、同じ画像データの印刷を再び行う予定がある場合や、印刷データを一旦USBメモリなどの外部記憶装置に記憶し、その外部記憶装置をプリンタに接続して印刷を行う場合などにおいて用いられる。
そして、プリンタドライバによって一旦保存された印刷データを印刷する際には、その印刷イメージを再度確認したり、印刷データ自体を編集したりしたい場合があり、このような場合のために、一旦保存された印刷データを読み出して印刷イメージをプレビュー画面として表示するプレビューアプリケーションが提案されている(非特許文献1参照)。
特開2005−018411号公報 特開平10−040045号公報
理想科学工業株式会社ホームページ、<インターネットhttp://www.riso.co.jp/catalog/paret.html>
ここで、上述したようなプレビューアプリケーションによって表示された印刷イメージを確認した後、印刷を行う際には、印刷部数、印刷濃度、印刷速度や出力方法などといった設定項目を指定する必要がある。プリンタドライバからプリンタに印刷データを直接送信して印刷する場合には、プリンタドライバの設定画面においてこれらの項目を設定することができるが、上述したようにプリンタドライバによってファイルとして一旦保存した後に、プレビューアプリケーションを起動して印刷を行う際には、再度設定が必要となる。
しかしながら、コンピュータにインストールされるプリンタドライバは一種類だけでなく、コンピュータから出力する可能性のある複数種類のプリンタドライバがインストールされていることが多い。
そして、このような場合、プレビューアプリケーションにおいてどのプリンタに出力するかについては選択することが可能であったが、その選択したプリンタに対応するプリンタドライバによって受け付けられる設定項目の内容までは不明であったため、たとえば、複数のプリンタドライバによって設定される可能性のある項目を全て表示させ、その中から操作者が必要な項目だけを選択して設定することが考えられる。
しかしながら、このように全ての設定項目を表示するようにしたのでは、操作者が選択する手間がかかるだけでなく、選択されたプリンタドライバには存在しない設定項目を誤って設定してしまうおそれがある。
また、プリンタドライバによって一旦保存された印刷データをプレビューアプリケーションによってプレビューして印刷する場合に限らず、たとえば、プリンタドライバに連動してプレビューアプリケーションが起動され、プレビュー画面を表示して印刷する場合においても、最初にプリンタドライバの設定画面において設定した内容から変更したい場合などもある。
本発明は、上記事情に鑑み、上述したようにプレビューアプリケーションを用いて印刷イメージを表示した後、印刷を行う場合において、印刷条件や出力方法などの設定項目の内容を容易かつ正確に設定することができるプレビュー画面表示制御装置およびプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明のプレビュー画面表示制御装置は、印刷データの入力を受け付ける印刷データ受付部と、印刷データ受付部によって受け付けられた印刷データに基づいてプレビュー画面を表示させる表示制御部とを備えたプレビュー画面表示制御装置において、印刷データ受付部が、複数種類のプリンタドライバのうちのいずれか1つのプリンタドライバにおいて生成された印刷データを受け付けるものであり、複数種類のプリンタドライバを表示し、その表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付けるプリンタドライバ選択受付部と、プリンタドライバ選択受付部によって受け付けられたプリンタドライバに応じた設定項目のみを表示し、その表示した設定項目の設定を受け付ける設定受付部とを備えたことを特徴とする。
また、上記本発明のプレビュー画面表示制御装置は、複数種類のプリンタドライバの情報を取得し、そのプリンタドライバ情報に基づいて、複数のプリンタドライバのうち適切なプレビュー画面を表示可能なプリンタドライバを判別するプリンタドライバ判別部をさらに設け、プリンタドライバ選択受付部を、プリンタドライバ判別部によって適切なプレビュー画面を表示可能と判別されたプリンタドライバのみを表示し、その表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付けるものとすることができる。
本発明のプレビュー画面表示制御プログラムは、印刷データの入力を受け付ける手順と、その受け付けた印刷データに基づいてプレビュー画面を表示させる手順とをコンピュータに実行させるプレビュー画面表示制御プログラムにおいて、複数種類のプリンタドライバのうちのいずれか1つのプリンタドライバにおいて生成された印刷データを受け付ける手順と、複数種類のプリンタドライバを表示し、その表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付ける手順と、その受け付けたプリンタドライバに応じた設定項目のみを表示し、その表示した設定項目の設定を受け付ける手順とを実行させることを特徴とする。
また、上記本発明のプレビュー画面表示制御プログラムにおいては、複数種類のプリンタドライバの情報を取得し、そのプリンタドライバ情報に基づいて、複数のプリンタドライバのうち適切なプレビュー画面を表示可能なプリンタドライバを判別する手順と、その判別の手順によって適切なプレビュー画面を表示可能と判別されたプリンタドライバのみを表示し、その表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付ける手順とを実行させるようにすることができる。
本発明のプレビュー画面表示制御装置およびプログラムによれば、複数種類のプリンタドライバのうちのいずれか1つのプリンタドライバにおいて生成された印刷データを受け付け、上記複数種類のプリンタドライバを表示し、その表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付け、その受け付けたプリンタドライバに応じた設定項目のみを表示し、その表示した設定項目の設定を受け付けるようにしたので、操作者は選択したプリンタドライバの設定項目のみを設定すれば良いので、容易かつ正確に設定することができる。
また、上記本発明のプレビュー画面表示制御プログラムにおいて、複数種類のプリンタドライバの情報を取得し、そのプリンタドライバ情報に基づいて、複数のプリンタドライバのうち適切なプレビュー画面を表示可能なプリンタドライバを判別し、適切なプレビュー画面を表示可能と判別されたプリンタドライバのみを表示し、その表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付けるようにした場合には、プリンタドライバの選択が容易になるとともに、誤ってプレビュー画面を表示できないプリンタドライバを選択して不適切なプレビュー画面が表示されるのを回避することができる。
本発明のプレビュー画面表示制御装置の一実施形態を用いたプリンタシステムの概略構成を示すブロック図 本発明のプレビュー画面表示制御装置の一実施形態におけるプレビューアプリケーションの概略構成を示すブロック図 本発明のプレビュー画面表示制御装置の一実施形態の作用を説明するためのフローチャート 本発明のプレビュー画面表示制御装置の一実施形態の作用を説明するためのフローチャート プリンタ選択画面の一例を示す図 プリンタ選択画面の一例を示す図 設定項目画面の一例を示す図 設定項目画面の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明のプレビュー画面表示制御装置およびプログラムの一実施形態を用いたプリンタシステムについて詳細に説明する。本実施形態のプリンタシステムは、コンピュータに設けられたプレビューアプリケーションに特徴を有するものであるが、まずは、その全体の概略構成について説明する。図1は、本実施形態のプリンタシステムの全体概略構成図である。
本実施形態のプリンタシステムは、図1に示すように、コンピュータ10と、コンピュータ10に有線または無線LANなどのネットワークを介して接続された複数のプリンタ20,22,24と、予め印刷データが記憶された外部記憶装置30とを備えている。
コンピュータ10には、メモ帳やWord(登録商標)などのような原稿画像を表す画像データを編集することができるアプリケーション12と、アプリケーション12から出力された画像データを受け付けるとともに、印刷枚数や部数、面付けなどの所定の印刷条件や出力方法などの設定を受け付け、画像データと印刷条件とに基づいてPDL(Page Description Language)データなどの印刷データを生成するとともに、その印刷データを設定された出力方法で出力するプリンタドライバ14と、プリンタドライバ14において生成された印刷データに基づいて実際に印刷される印刷イメージをプレビュー画面としてモニタ(図示省略)に表示させるプレビューアプリケーション16とがインストールされている。
プリンタ20〜24としては、孔版印刷プリンタやインクジェットプリンタやレーザープリンタなどを用いることができるが、本実施形態においては、印刷条件や出力方法などの設定項目が互いに異なるプリンタが用いられるものとする。
外部記憶装置30としては、ハードディスク装置やUSBメモリ装置などコンピュータ10に接続される記憶装置であれば如何なるものでも良い。
次に、コンピュータ10のプレビューアプリケーション16について説明する。図2は、プレビューアプリケーション16の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のプレビューアプリケーション16は、たとえば、起動メニューや起動アイコンが選択された場合に、プリンタドライバ13〜15とは別個に単独で起動するものである。
プレビューアプリケーション16は、図2に示すように、印刷データ受付部16a、プレビュー画面表示制御部16b、プリンタドライバ判定部16c、プリンタドライバ選択受付部16d、設定受付部16e、および印刷データ出力部16fを備えている。
印刷データ受付部16aは、プリンタドライバ13〜15において生成された印刷データを受け付けて、プレビュー画面表示制御部16bおよび印刷データ出力部16fに出力するものである。
プレビュー画面表示制御部16bは、印刷データ受付部16aから出力された印刷データに基づいて表示制御信号を生成し、その表示制御信号に基づいてプレビュー画面をモニタに表示させるものである。
プリンタドライバ判定部16cは、コンピュータ10にインストールされた全てのプリンタドライバ13〜15の設定項目の情報を受け付け、その各プリンタドライバの設定項目に基づいて、印刷データを適切にプレビュー画面に表示可能であるか否かを判定するものである。各プリンタドライバにおいて設定される設定項目は、互いに異なるものであり、たとえば、孔版印刷プリンタのプリンタドライバに特有の設定項目としては2色印刷に関する設定項目があり、また、インクジェットプリンタのプリンタドライバに特有の設定項目としはフルカラー印刷に関する設定項目などがある。
そして、印刷データを適切にプレビュー画面に表示できない場合とは、たとえば、プレビューアプリケーション16が2色印刷の孔版印刷のイメージを表示するものであるような場合、すなわち、2色のみしか表示できない場合、インクジェットプリンタのプリンタドライバの設定項目としてフルカラー印刷の項目がある場合には、適切なフルカラーのプレビュー画面は表示できないことになる。
また、プレビューアプリケーション16が2つの分版されたイメージを表示するものである場合も、インクジェットプリンタのプリンタドライバには2色分版の項目はないので、適切なプレビュー画面を表示できないことになる。さらに、プレビューアプリケーション16において設定された面付け方法以外の面付け方法を設定項目として含むプリンタドライバも、その面付け方法が設定された場合には、印刷データを適切にプレビュー画面に表示できないので、印刷データを適切にプレビュー画面に表示不可能なプリンタドライバであると判定される。
プリンタドライバ選択受付部16dは、プリンタドライバ判定部16cにおいて、適切にプレビュー画面を表示可能と判定されたプリンタドライバの情報を受け付け、その受け付けたプリンタドライバの名前のみをプルダウンメニューとして表示し、その表示されたプリンタドライバのうちのいずれか1つのプリンタドライバの選択を受け付けるものである。
設定受付部16eは、プリンタドライバ選択受付部16dにおいて選択されたプリンタドライバの設定項目を読み込み、その設定項目を表示し、各設定項目についての設定内容を受け付けるものである。
印刷データ出力部16fは、印刷データ受付部16aによって受け付けられた印刷データと設定受付部16eにおいて設定された内容とに基づいて印刷ジョブデータを生成し、その印刷ジョブデータをプリンタドライバ選択受付部16dにおいて選択されたプリンタドライバに対応するプリンタに出力するものである。
次に、本実施形態のプリンタシステムの作用について説明する。なお、本実施形態のプリンタシステムは、プレビューアプリケーション16に特徴を有するものであるので、その点を中心に説明する。
まず、プレビューアプリケーション16の起動用のアイコンなどが選択されて、プレビューアプリケーション16が単独で起動される。
そして、プレビューアプリケーション16は、図3のフローチャートに示すように、コンピュータ10にインストールされた全てのプリンタドライバ13〜15の設定項目の情報を取得する(S10)。
次に、全てのプリンタドライバ13〜15のうちのいずれか1つのプリンタドライバの設定項目の情報を読み込み(S12)、そのプリンタドライバから出力された印刷データをプレビュー画面において適切に表示可能かどうかを判定する(S14)。なお、プレビュー画面において適切に表示可能かどうかの判定基準については、上述したとおりである。
そして、プリンタドライバから出力された印刷データをプレビュー画面において適切に表示可能であると判定した場合には(S14、YES)、そのプリンタドライバの名前をプリンタドライバ選択受付部16dに出力し、プリンタドライバ選択受付部16dは、入力されたプリンタドライバの名前を、後述するプルダウンメニュー内に表示するものとして記憶する(S16)。
そして、上記判定を全てのプリンタドライバについて行って、後述するプルダウンメニューとして表示するプリンタドライバの名前が決定され、プリンタドライバ選択受付部16dによって記憶される(S12〜S18)。
次に、プレビューアプリケーション16におけるファイルの読み込みメニューが選択され、たとえば、コンピュータ10内のハードディスクや外部記憶装置30に予め記憶された印刷データのファイルが選択されて、読み出される。なお、コンピュータ10内のハードディスクや外部記憶装置30に記憶されている印刷データは、所定のアプリケーションによって予め編集された画像データを、プリンタドライバによってPDLデータなどに変換したものであり、たとえば、プリンタドライバにおいてファイル出力が選択されることによってハードディスクや外部記憶装置30に出力されて保存されるものである。
そして、コンピュータ10内のハードディスクや外部記憶装置30から読み出された印刷データは、プレビューアプリケーション16の印刷データ受付部16aにより受け付けられ、印刷データ受付部16aは、印刷データをプレビュー画面表示制御部16bおよび印刷データ出力部16fに出力する。
そして、プレビュー画面表示制御部16bは、図4のフローチャートに示すように、入力された印刷データに基づいて、実際の印刷イメージをプレビュー画面としてモニタに表示させる(S20)。
そして、次に、プレビュー画面表示制御部16bによって表示されたプレビュー画面のメニューにおいて操作者によって最終的な印刷指示が選択されると、プリンタドライバ選択受付部16dは、図5に示すような、プリンタ選択画面を表示する。
図5に示すプリンタ選択画面においては、プリンタを選択するためのプルダウンメニューPMが表示されており、図6に示すように、このプルダウンメニューPMを用いて印刷データの出力先のプリンタの選択が受け付けられる。なお、このプルダウンメニューPM内に表示されるプリンタドライバの名前は、上述したとおり、プリンタドライバ判定部16cにおいて、プリンタドライバから出力された印刷データがプレビュー画面において適切に表示可能であると判定されたプリンタドライバの名前のみである。
また、図6に示すプルダウンメニューPM内に示されるプリンタドライバのうち「(USBメモリ)」と表示されているプリンタドライバは、USBメモリが接続されてそのUSBメモリから印刷データを読み出して印刷を行うプリンタに対応するプリンタドライバであり、印刷データをプリンタの直接送信するものではなく、一旦、USBメモリに出力するものである。
そして、図6に示すプルダウンメニューPM内に表示されたプリンタドライバのうちの1つが選択され、「OK」ボタンが押下されると、その選択されたプリンタドライバの設定項目のみが設定受付部16eによって読み込まれ(S22)、設定受付部16eはその読み込んだ設定項目のみをモニタに表示させる(S24)。
図7に、たとえば、2色印刷の孔版印刷のプリンタドライバ「RISO 1 Series」が選択されたときの設定項目画面を示す。プリンタドライバ「RISO 1 Series」は、2色印刷の孔版印刷プリンタのプリンタドライバであって、印刷データを、「ダイレクトプリント」、「プリント&ホールド」および「ホールド」のいずれか1つの出力方法で出力するものである。「ダイレクトプリント」とは、孔版印刷プリンタが印刷データを受け付けた時点において即座に印刷を行うような印刷データの出力方法であり、「プリント&ホールド」とは、孔版印刷プリンタが印刷データを受け付けた時点において即座に印刷を行うとともに、同時にその印刷データを保存するような出力方法であり、「ホールド」とは、孔版印刷プリンタが印刷データを受け付けた時点において印刷は行わずに、その印刷データを保存のみするような出力方法である。
そして、「RISO 1 Series」が選択されたときの設定項目画面における出力方法のプルダウンメニュー内には、「ダイレクトプリント」、「プリント&ホールド」および「ホールド」の3つの出力方法のみが表示される。
一方、図8に、たとえば、2色印刷の孔版印刷のプリンタドライバ「RISO 1 Series(USBメモリ)」が選択されたときの設定項目画面を示す。プリンタドライバ「RISO 1 Series(USBメモリ)」は、上述したようにUSBメモリが接続されてそのUSBメモリから印刷データを読み出して印刷を行う2色孔版印刷プリンタに対応するプリンタドライバであって、印刷データを、「USBメモリへ出力」または「USBメモリへ出力(自動製版)」の出力方法で出力するものである。
「USBメモリへ出力」と「USBメモリへ出力(自動製版)」とでは、USBメモリ(外部記憶装置30)に印刷データを出力して保存する出力方法という意味では同じであるが、「USBメモリへ出力」のときに印刷データが保存されるフォルダと、「USBメモリへ出力(自動製版)」のときに印刷データが保存されるフォルダとが互いに異なる。
そして、USBメモリが接続された孔版印刷プリンタは、「USBメモリへ出力」のフォルダから印刷データを読み出した際には、操作者による印刷開始指示を受け付けてから印刷処理を開始するが、「USBメモリへ出力(自動製版)」のフォルダから印刷データを読み出した際には、操作者からの指示を受け付けることなく、自動的に印刷処理を開始するものである。
なお、「USBメモリへ出力」により出力する場合と、「USBメモリへ出力(自動製版)」により出力する場合とで、互いに異なるフラグを印刷データに付加するようにしてもよい。
そして、「RISO 1 Series(USBメモリ)」が選択されたときの設定項目画面における出力方法のプルダウンメニュー内には、「USBメモリへ出力」および「USBメモリへ出力(自動製版)」の2つの出力方法のみが表示される。
要するに、プリンタ選択画面において選択されたプリンタドライバの設定項目のみが設定項目画面に表示される。なお、本実施形態については、出力方法の項目の表示方法についてのみ説明したが、これに限らず、その他の印刷速度や印刷濃度の設定項目についても同様である。
そして、図7または図8に示すような設定項目画面において設定された内容は、設定項目画面における「OK」ボタンが押されることによって設定受付部16eによって受け付けられ(S26)、その設定内容は印刷データ出力部16fに出力される。
そして、印刷データ出力部16fは、印刷データ受付部16aから出力された印刷データと設定受付部16eから出力された設定内容とに基づいて印刷ジョブデータを生成し、その印刷ジョブデータをプリンタ選択画面で選択されたプリンタまたはUSBメモリ(外部記憶装置30)に出力する。
そして、プリンタ20〜24のいずれか1つのプリンタに印刷データが入力され、そのプリンタによって印刷データに基づく印刷処理が行われるか、もしくはUSBメモリに印刷データが入力され、上述した所定のフォルダに保存される。
なお、上記実施形態の説明においては、プレビューアプリケーション16は単独起動するものとしたが、これに限らず、プリンタドライバに連動して起動するプレビューアプリケションに本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態の説明においては、プレビューアプリケーション16は、プレビュー画面を表示するとともに、プリンタへ印刷データを出力する機能を有するものとしたが、さらに、印刷データの編集を行うものができるものとしても良い。たとえば、色の割り当てを変更できるようにしたり、面付けの仕方を変更できるようにしても良い。この場合、図2の設定受付部16eによって受け付けられた設定内容に基づいて、プレビュー画面表示制御部16bがプレビュー画面を変更して表示させるようにしても良い。
10 コンピュータ
12 アプリケーション
13-15 プリンタドライバ
16 プレビューアプリケーション
16a 印刷データ受付部
16b プレビュー画面表示制御部
16c プリンタドライバ判定部
16d プリンタドライバ選択受付部
16e 設定受付部
16f 印刷データ出力部
20-24 プリンタ
30 外部記憶装置

Claims (4)

  1. 印刷データの入力を受け付ける印刷データ受付部と、該印刷データ受付部によって受け付けられた印刷データに基づいてプレビュー画面を表示させる表示制御部とを備えたプレビュー画面表示制御装置において、
    前記印刷データ受付部が、複数種類のプリンタドライバのうちのいずれか1つのプリンタドライバにおいて生成された前記印刷データを受け付けるものであり、
    前記複数種類のプリンタドライバを表示し、該表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付けるプリンタドライバ選択受付部と、
    該プリンタドライバ選択受付部によって受け付けられたプリンタドライバに応じた設定項目のみを表示し、該表示した設定項目の設定を受け付ける設定受付部とを備えたことを特徴とするプレビュー画面表示制御装置。
  2. 前記複数種類のプリンタドライバの情報を取得し、該プリンタドライバ情報に基づいて、前記複数のプリンタドライバのうち適切なプレビュー画面を表示可能なプリンタドライバを判別するプリンタドライバ判別部をさらに備え、
    前記プリンタドライバ選択受付部が、前記プリンタドライバ判別部によって適切なプレビュー画面を表示可能と判別されたプリンタドライバのみを表示し、該表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付けるものであることを特徴とする請求項1記載のプレビューアプリ画面表示制御装置。
  3. 印刷データの入力を受け付ける手順と、該受け付けた印刷データに基づいてプレビュー画面を表示させる手順とをコンピュータに実行させるプレビュー画面表示制御プログラムにおいて、
    複数種類のプリンタドライバのうちのいずれか1つのプリンタドライバにおいて生成された前記印刷データを受け付ける手順と、
    前記複数種類のプリンタドライバを表示し、該表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付ける手順と、
    該受け付けたプリンタドライバに応じた設定項目のみを表示し、該表示した設定項目の設定を受け付ける手順とを実行させることを特徴とするプレビュー画面表示制御プログラム。
  4. 前記複数種類のプリンタドライバの情報を取得し、該プリンタドライバ情報に基づいて、前記複数のプリンタドライバのうち適切なプレビュー画面を表示可能なプリンタドライバを判別する手順と、
    該判別の手順によって適切なプレビュー画面を表示可能と判別されたプリンタドライバのみを表示し、該表示したプリンタドライバのうちのいずれか1つの選択を受け付ける手順とを実行させることを特徴とする請求項3記載のプレビューアプリ画面表示制御プログラム。
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