JP2011175229A - 投写型映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 照明光学系及び投写光学系を省スペースで配置することを可能とする投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】 投写型映像表示装置100は、照明光学系ユニット120及び投写光学系ユニット110を収容する筐体200を有する。筐体200は、投写光学系ユニット110の光軸と略平行な第1配置面310と対向する第1対向壁210と、投写光学系ユニット110の光軸と略垂直な第2配置面320と対向する第2対向壁220とを有する。照明光学系ユニット120の光軸は、第1配置面310の法線方向と同じ向きである。
【選択図】 図5
【解決手段】 投写型映像表示装置100は、照明光学系ユニット120及び投写光学系ユニット110を収容する筐体200を有する。筐体200は、投写光学系ユニット110の光軸と略平行な第1配置面310と対向する第1対向壁210と、投写光学系ユニット110の光軸と略垂直な第2配置面320と対向する第2対向壁220とを有する。照明光学系ユニット120の光軸は、第1配置面310の法線方向と同じ向きである。
【選択図】 図5
Description
本発明は、照明光学系及び投写光学系を収容する筐体を有する投写型映像表示装置に関する。
従来、照明光学系から出射される光を投写面上に投写する投写光学系とを有する投写型映像表示装置が知られている。照明光学系は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの固体光源と、固体光源から出射された光を変調する光変調素子とを含む。
ここで、一般的な投写型映像表示装置では、投写面に対して略垂直な平面内において、投写光学系の光軸に対して照明光学系の光軸が垂直となるように、照明光学系及び投写光学系が配置される(例えば、特許文献1)。
ところで、照明光学系及び投写光学系を収容する筐体の小型化が望まれている。特に、投写面と略平行な水平方向(幅方向)において、筐体の小型化が望まれている。
一般的な投写型映像表示装置では、投写面に対して略垂直な平面内において、投写光学系の光軸に対して照明光学系の光軸が垂直であるため、照明光学系及び投写光学系を収容する筐体の小型化を図ることができない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、照明光学系及び投写光学系を省スペースで配置することを可能とする投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る投写型映像表示装置は、照明光学系(照明光学系ユニット120)及び投写光学系(投写光学系ユニット110)を収容する筐体(筐体200)を有する。前記筐体は、前記投写光学系の光軸と略平行な第1配置面(第1配置面310)と対向する第1対向壁(第1対向壁210)と、前記投写光学系の光軸と略垂直な第2配置面(第2配置面320)と対向する第2対向壁(第2対向壁220)とを有する。前記照明光学系の光軸は、前記第1配置面の法線方向と同じ向きである。
第1の特徴において、前記照明光学系に含まれる光源は、前記第1配置面の法線方向において、前記第1対向壁側に設けられる。
第1の特徴において、前記照明光学系は、複数の光源と、前記複数の光源から出射される光を合成するように構成された合成素子(ダイクロイックプリズム30、或いは、ダイクロイックミラー群)と、前記合成素子によって合成された光を均一化するロッドインテグレータ(ロッドインテグレータ40)とを含む。
第1の特徴において、前記照明光学系は、前記照明光学系の光軸を中心として、少なくとも前記ロッドインテグレータを回動可能に支持する支持体(支持体121)を含む。
本発明によれば、照明光学系及び投写光学系を省スペースで配置することを可能とする投写型映像表示装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る投写型映像表示装置は、照明光学系及び投写光学系を収容する筐体を有する。筐体は、投写光学系の光軸と略平行な第1配置面と対向する第1配置面と、投写光学系の光軸と略垂直な第2配置面と対向する第2配置面とを有する。照明光学系の光軸は、第1配置面の法線方向と同じ向きである。
実施形態に係る投写型映像表示装置は、照明光学系及び投写光学系を収容する筐体を有する。筐体は、投写光学系の光軸と略平行な第1配置面と対向する第1配置面と、投写光学系の光軸と略垂直な第2配置面と対向する第2配置面とを有する。照明光学系の光軸は、第1配置面の法線方向と同じ向きである。
実施形態では、照明光学系の光軸は、第1配置面の法線方向と同じ向きである。照明光学系の光軸の向きが投写面と略平行な水平方向(幅方向)ではないため、投写面と略平行な水平方向(幅方向)において、筐体の小型化を図ることができる。
なお、投写型映像表示装置は、例えば、床面投写又は壁面投写を行うように配置可能である。従って、筐体が立法体に近い形状となるため、床面投写の配置及び壁面投写の配置のいずれでも、投写型映像表示装置の配置安定性が増大する。
[第1実施形態]
(投写型映像表示装置の概略構成)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の概略構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略構成を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(壁面投写)を示す図である。図3は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(壁面投写)を示す図である。
(投写型映像表示装置の概略構成)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の概略構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略構成を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(壁面投写)を示す図である。図3は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100(壁面投写)を示す図である。
図1乃至図3に示すように、投写型映像表示装置100は、筐体200を有しており、投写面(不図示)に映像を投写する。投写面は、図2に示すように、床面に設けられていてもよく、図3に示すように、壁面に設けられてもよい。
ここで、投写型映像表示装置100は、図2に示すように、第1配置面310(床面)上に配置される。すなわち、投写型映像表示装置100は、第1配置面310(床面)に沿って配置される。図2に示すケースでは、投写型映像表示装置100は、第2配置面320(壁面)に映像光を投写する。なお、図2では、投写型映像表示装置100は、第2配置面320(壁面)に沿って配置されるが、必ずしも第2配置面320に沿って配置されなくてもよい。
或いは、投写型映像表示装置100は、図3に示すように、第2配置面320(床面)上に配置される。すなわち、投写型映像表示装置100は、第2配置面320(床面)に沿って配置される。図3に示すケースでは、投写型映像表示装置100は、第2配置面320(床面)に映像光を投射する。なお、図3では、投写型映像表示装置100は、第1配置面310(壁面)に沿って配置されるが、必ずしも第2配置面320に沿って配置されなくてもよい。
なお、第1配置面310は、投写型映像表示装置100を側面(図1に示すA方向)から見た場合に、後述する投写光学系の光軸(光軸方向)と略平行な面である。第2配置面320は、投写型映像表示装置100を側面(図1に示すA方向)から見た場合に、後述する投写光学系の光軸(光軸方向)と略垂直な面である。
図1〜図3に示すように、筐体200は、第1対向壁210と、第2対向壁220と、第1側壁230と、第2側壁240と、第3側壁250と、天板260とを有する。
第1対向壁210は、第1配置面310と対向する。例えば、図2に示すケース(壁面投写)では、第1対向壁210は、底面板を構成する。
第2対向壁220は、第2配置面320と対向する。例えば、図3に示すケース(床面投写)では、第2対向壁220は、底面板を構成する。
第1側壁230及び第2側壁240は、筐体200の側面を構成する。第3側壁250は、第2対向壁220の反対側に設けられる筐体200の側面を構成する。
天板260は、第1対向壁210の反対側に設けられる筐体200の側面を構成する。ここで、天板260は、投写面側に向けて下る傾斜面261を有する。傾斜面261は、投写型映像表示装置100から出射された光を投写面側に透過(投写)する透過領域262を有する。
(投写型映像表示装置の光学構成)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の光学構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の光学構成を示す斜視図である。図5は、図4に示すB方向から見た投写型映像表示装置100の光学構成を示す正面図である。図6は、図4に示すC方向から見た投写型映像表示装置100の光学構成を示す上面図である。図7は、図4に示すD方向から見た投写型映像表示装置100の光学構成を示す側面図である。
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の光学構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の光学構成を示す斜視図である。図5は、図4に示すB方向から見た投写型映像表示装置100の光学構成を示す正面図である。図6は、図4に示すC方向から見た投写型映像表示装置100の光学構成を示す上面図である。図7は、図4に示すD方向から見た投写型映像表示装置100の光学構成を示す側面図である。
図4〜図7に示すように、投写型映像表示装置100は、光源10(光源10R、光源10G及び光源10B)と、レンズ群20(レンズ20R、レンズ20G、レンズ20B)と、ダイクロイックプリズム30と、ロッドインテグレータ40と、ミラー51と、ミラー52と、レンズ61と、レンズ62と、DMD70と、投写光学系ユニット110とを有する。これらの光学素子は、筐体200内に収容される。
光源10は、複数色の色成分光を個別に出射するように構成される。また、光源10には、光源10で生じる熱を放熱するヒートシンク11が併設されている。なお、光源10は、例えば、光源10R、光源10G及び光源10Bによって構成される。
光源10Rは、赤成分光Rを出射する光源であり、例えば、赤LED(Light Emitting Diode)や赤LD(Laser Diode)である。光源10Rには、金属などのように放熱性が良好な部材によって構成されるヒートシンク11Rが併設される。
光源10Gは、緑成分光Gを出射する光源であり、例えば、緑LEDや緑LDである。光源10Gには、金属などのように放熱性が良好な部材によって構成されるヒートシンク11Gが併設される。
光源10Bは、青成分光Bを出射する光源であり、例えば、青LEDや青LDである。光源10Bには、金属などのように放熱性が良好な部材によって構成されるヒートシンク11Bが併設される。
レンズ20Rは、光源10Rから出射される赤成分光Rを集光するレンズである。レンズ20Gは、光源10Gから出射される緑成分光Gを集光するレンズである。レンズ20Bは、光源10Bから出射される青成分光Bを集光するレンズである。なお、レンズ20R、レンズ20G及びレンズ20Bのそれぞれは、後述するDMD70の有効領域に色成分光が照射されるように色成分光を集光する。また、レンズ20R、レンズ20G及びレンズ20Bのそれぞれは、1つのレンズによって構成されてもよく、複数のレンズによって構成されてもよい。
ダイクロイックプリズム30は、レンズ20Rによって集光される赤成分光R、レンズ20Gによって集光される緑成分光G、レンズ20Bによって集光される青成分光Bを合成する。なお、ダイクロイックプリズム30は、合成素子を構成する。
ロッドインテグレータ40は、光入射面と、光出射面と、光入射面の外周から光出射面の外周に亘って設けられる光反射側面とを有する。ロッドインテグレータ40は、ダイクロイックプリズム30から出射された色成分光を均一化する。詳細には、ロッドインテグレータ40は、光反射側面で色成分光を反射することによって、色成分光を均一化する。なお、ロッドインテグレータ40は、ガラスなどによって構成される中実ロッドであってもよく、ミラー面によって内面が構成される中空ロッドであってもよい。
例えば、第1実施形態では、ロッドインテグレータ40は、光源10から出射される光の進行方向に向けて、光の進行方向に垂直な断面が大きくなるテーパ形状を有する。但し、実施形態は、これに限定されるものではない。ロッドインテグレータ40は、光源10から出射される光の進行方向に向けて、光の進行方向に垂直な断面が小さくなる逆テーパ形状を有してもよい。
また、第1実施形態では、ロッドインテグレータ40は、光源10から出射される光の進行方向に垂直な断面が矩形形状である。例えば、ロッドインテグレータ40の断面は、DMD70の有効領域と相似形状を有する。なお、ロッドインテグレータ40の断面は、光入射面及び光出射面を含むことは勿論である。
ミラー51及びミラー52は、ロッドインテグレータ40から出射された光をDMD70に導くために、光の光路を折り曲げる反射ミラーである。
レンズ61及びレンズ62は、光源10から出射された色成分光の拡大を抑制しながら、色成分光をDMD70上に略結像するリレーレンズである。
DMD70は、は、複数の微小ミラーによって構成されており、複数の微小ミラーは可動式である。各微小ミラーは、基本的に1画素に相当する。DMD70は、各微小ミラーの角度を変更することによって、色成分光が有効光として投写光学系ユニット110側に導かれるように色成分光を反射するか否かを切り替える。
なお、DMD70の中心は、投写光学系ユニット110の光軸(すなわち、投写光学系ユニット110に設けられるレンズ中心)からシフトしていることに留意すべきである。具体的には、図7に示すようい、DMD70の中心C1は、投写光学系ユニット110の光軸中心C2よりも天板260(投写面)側にシフトしている。
ここで、光源10、レンズ群20、ダイクロイックプリズム30、ロッドインテグレータ40、ミラー51、ミラー52、レンズ61及びレンズ62は、照明光学系ユニット120を構成することに留意すべきである。
ここで、照明光学系ユニット120の光軸は、図5及び図7に示すように、第1配置面310(すなわち、第1対向壁210)の法線方向と同じ向きである。すなわち、ロッドインテグレータ40の長手方向の向きは、第1配置面310(すなわち、第1対向壁210)の法線方向と同じ向きである。言い換えると、照明光学系ユニット120の光軸は、ロッドインテグレータ40の光出射面の垂線の向きである。
また、光源10は、図5及び図7に示すように、第1配置面310(すなわち、第1対向壁210)の法線方向において、第1対向壁210側に設けられる。
投写光学系ユニット110は、DMD70から出射された色成分光(映像光)を投写面に投写する。具体的には、投写光学系ユニット110は、投写レンズ群111と、反射ミラー112とを有する。
投写レンズ群111は、DMD70から出射された色成分光(映像光)を反射ミラー112側に出射する。投写レンズ群111は、投写光学系ユニット110の光軸を中心とする略円形形状のレンズ、投写光学系ユニット110の光軸を中心とする略円形形状の一部分によって構成される形状(例えば、下半分の半円形状)のレンズなどを含む。
なお、投写レンズ群111に含まれるレンズの径は、反射ミラー112に近いほど大きいことに留意すべきである。
反射ミラー112は、投写レンズ群111から出射された色成分光(映像光)を反射する。反射ミラー112は、映像光を集光した上で、映像光をスクリーンに対して広角化する。例えば、反射ミラー112は、投写レンズ群111側に凹面を有する非球面ミラーである。ここで、反射ミラー112は、投写光学系ユニット110の光軸を中心とする略円形形状の一部分によって構成される形状(例えば、下半分の半円形状)を有する。
反射ミラー112で集光された映像光は、筐体200の傾斜面261に設けられた透過領域262を透過する。傾斜面261に設けられた透過領域262は、反射ミラー112によって映像光が略集光される位置近傍に設けられることが好ましい。また、投写レンズ群111で集光した光線を反射ミラー112で反射するように構成してもよい。
なお、投写光学系ユニット110の光軸方向における筐体200のサイズは、投写面と反射ミラー112との配置(距離)によって規定されることに留意すべきである。
(作用及び効果)
第1実施形態では、照明光学系ユニット120の光軸は、第1配置面310の法線方向と同じ向きである。照明光学系ユニット120の光軸の向きが投写面と略平行な水平方向(幅方向)ではないため、投写面と略平行な水平方向(幅方向)において、筐体200の小型化を図ることができる。
第1実施形態では、照明光学系ユニット120の光軸は、第1配置面310の法線方向と同じ向きである。照明光学系ユニット120の光軸の向きが投写面と略平行な水平方向(幅方向)ではないため、投写面と略平行な水平方向(幅方向)において、筐体200の小型化を図ることができる。
なお、投写型映像表示装置100は、例えば、床面投写又は壁面投写を行うように配置可能である。従って、筐体200が立法体に近い形状となるため、床面投写の配置及び壁面投写の配置のいずれでも、投写型映像表示装置100の配置安定性が増大する。
第1実施形態では、光源10は、第1配置面310の法線方向において、第1対向壁210側に配置される。光源10には、アルミニウムや銅などの比較的に重量が重いヒートシンク11が設けられる。従って、投写型映像表示装置100を壁面投写で配置した場合に、底面を構成する第1対向壁210側に光源10及びヒートシンク11が配置される。すなわち、光源10及びヒートシンク11が下方に配置されるため、投写型映像表示装置100の安定性が増大する。
第1実施形態では、光源10は、投写光学系ユニット110の光軸方向において、第2対向壁220側に設けられる。従って、投写型映像表示装置100を床面投写で配置した場合に、底面を構成する第2対向壁220側に光源10及びヒートシンク11が配置される。すなわち、光源10及びヒートシンク11が下方に配置されるため、投写型映像表示装置100の安定性が増大する。
[変更例1]
以下において、第1実施形態の変更例1について、図面を参照しながら説明する。以下において、第1実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第1実施形態の変更例1について、図面を参照しながら説明する。以下において、第1実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、変更例1では、照明光学系は、照明光学系の光軸を中心として、少なくともロッドインテグレータを回動可能に支持する支持体を含む。
(照明光学系の光学構成)
以下において、変更例1に係る照明光学系の光学構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、変更例1に係る照明光学系ユニット120の光学構成を示す図である。なお、図8では、上述したミラー(ミラー51、ミラー52)、レンズ(レンズ61、レンズ62)、DMD70を省略していることに留意すべきである。
以下において、変更例1に係る照明光学系の光学構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、変更例1に係る照明光学系ユニット120の光学構成を示す図である。なお、図8では、上述したミラー(ミラー51、ミラー52)、レンズ(レンズ61、レンズ62)、DMD70を省略していることに留意すべきである。
図8に示すように、照明光学系ユニット120は、支持体121を有する。支持体121は、照明光学系ユニット120の光軸を中心として、ロッドインテグレータ40を回動可能に支持する。
例えば、支持体121は、照明光学系ユニット120の光軸を中心として回動するテーブルを有する。また、支持体121は、光源10、レンズ群20、ダイクロイックプリズム30及びロッドインテグレータ40の配置関係が変更されないように、これらの素子を支持する。すなわち、光源10、レンズ群20、ダイクロイックプリズム30及びロッドインテグレータ40は、支持体121に固定される。
これによって、支持体121に設けられるテーブルの回動に伴って、照明光学系ユニット120の光軸を中心として、ロッドインテグレータ40が回動する。
なお、支持体121は、筐体200内において第1対向壁210側に設けられる。例えば、支持体121に設けられるテーブルは、第1対向壁210の内面上に設けられることが好ましい。
図9に示すように、光源10から出射される光の光路を基準として、ロッドインテグレータ40の光出射面及びDMD70の有効領域を仮想的に重ねた場合に、ロッドインテグレータ40の光出射面がDMD70の有効領域と完全に重なるように、ロッドインテグレータ40の光出射面の向きを調整することができる。
なお、上述したように、ロッドインテグレータ40の断面(光出射面)は、DMD70の有効領域と相似形状を有する。
(作用及び効果)
変更例1では、支持体121は、照明光学系ユニット120の光軸を中心として、ロッドインテグレータ40を回動可能に支持する。従って、ロッドインテグレータ40から出射された光がDMD70の有効領域に照射されるように、ロッドインテグレータ40の光出射面の向きを調整することができる。
変更例1では、支持体121は、照明光学系ユニット120の光軸を中心として、ロッドインテグレータ40を回動可能に支持する。従って、ロッドインテグレータ40から出射された光がDMD70の有効領域に照射されるように、ロッドインテグレータ40の光出射面の向きを調整することができる。
[変更例2]
以下において、第1実施形態の変更例2について、図面を参照しながら説明する。以下において、第1実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第1実施形態の変更例2について、図面を参照しながら説明する。以下において、第1実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、変更例2では、照明光学系ユニット120のバリエーションについて、図10〜図13を参照しながら説明する。
(バリエーションA)
バリエーションAでは、照明光学系ユニット120は、図10に示すように、ダイクロイックプリズム30に代えて、ミラー31A、ミラー32A及びミラー33Aを有する。また、光源10R、光源10G及び光源10Bに併設されるヒートシンク11が共通化されている。
バリエーションAでは、照明光学系ユニット120は、図10に示すように、ダイクロイックプリズム30に代えて、ミラー31A、ミラー32A及びミラー33Aを有する。また、光源10R、光源10G及び光源10Bに併設されるヒートシンク11が共通化されている。
ミラー31Aは、光源10Bから出射される青成分光Bを反射する。ミラー32Aは、光源10Gから出射される緑成分光Gを反射して、青成分光Bを透過するダイクロイックミラーである。ミラー33Aは、光源10Rから出射される赤成分光Rを透過して、緑成分光G及び青成分光Bを反射するダイクロイックミラーである。なお、ミラー32A及びミラー33Aは、合成素子を構成する。
また、バリエーションAでは、ロッドインテグレータ40は、光源10から出射される光の進行方向に向けて、光の進行方向に垂直な断面が小さくなる逆テーパ形状を有する。ロッドインテグレータ40が逆テーパ形状を有する場合には、光源10から出射される光の分散角が大きくなる。従って、ロッドインテグレータ40の光出射面とミラー51との間に、ロッドインテグレータ40から出射される光を集光するレンズ63が設けられることが好ましい。
ここで、バリエーションAでは、ロッドインテグレータ40から光の光路的に離れた方から、光源10B、光源10G及び光源10Rの順に、各光源10が配置される。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。各光源10の配置は、各光源10の光量、発光効率、指向性などによって定められる。
なお、バリエーションAは、色成分光の反射回数が比較的多いため、色成分光の利用効率が低い。従って、バリエーションAは、低出力タイプの投写型映像表示装置100に適用される。
(バリエーションB)
バリエーションBでは、照明光学系ユニット120は、図11に示すように、ダイクロイックプリズム30に代えて、ミラー31B及びミラー32Bを有する。また、光源10G及び光源10Bに併設されるヒートシンク11が共通化されている。
バリエーションBでは、照明光学系ユニット120は、図11に示すように、ダイクロイックプリズム30に代えて、ミラー31B及びミラー32Bを有する。また、光源10G及び光源10Bに併設されるヒートシンク11が共通化されている。
ミラー31Bは、光源10Rから出射される赤成分光Rを透過して、光源10Gから出射される緑成分光Gを反射するダイクロイックミラーである。ミラー32Bは、光源10Bから出射される青成分光Bを透過して、赤成分光R及び緑成分光Gを反射するダイクロイックミラーである。なお、ミラー31B及びミラー32Bは、合成素子を構成する。
また、バリエーションBでは、ロッドインテグレータ40は、光源10から出射される光の進行方向に向けて、光の進行方向に垂直な断面が小さくなる逆テーパ形状を有する。ロッドインテグレータ40が逆テーパ形状を有する場合には、光源10から出射される光の分散角が大きくなる。従って、バリエーションAと同様に、ロッドインテグレータ40の光出射面とミラー51との間に、ロッドインテグレータ40から出射される光を集光するレンズ63が設けられることが好ましい。
ここで、バリエーションBでは、光源10R及び光源10Gが光源10Bよりもロッドインテグレータ40から光の光路的に離れた位置に配置される。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。各光源10の配置は、各光源10の光量、発光効率、指向性などによって定められる。
なお、バリエーションBは、バリエーションAと比べて、色成分光の反射回数が少ないため、色成分光の利用効率がバリエーションAよりも高い。従って、バリエーションBは、中出力タイプの投写型映像表示装置100に適用される。
(バリエーションC)
バリエーションCでは、照明光学系ユニット120は、図12に示すように、ダイクロイックプリズム30に代えて、ミラー31C、ミラー32C及びミラー33Cを有する。また、光源10G及び光源10Bに併設されるヒートシンク11が共通化されている。
バリエーションCでは、照明光学系ユニット120は、図12に示すように、ダイクロイックプリズム30に代えて、ミラー31C、ミラー32C及びミラー33Cを有する。また、光源10G及び光源10Bに併設されるヒートシンク11が共通化されている。
ミラー31Cは、光源10Gから出射される緑成分光Gを反射するミラーである。ミラー32Cは、光源10Bから出射される青成分光Bを透過して、緑成分光Gを反射するダイクロイックミラーである。ミラー33Cは、光源10Rから出射される赤成分光Rを透過して、緑成分光G及び青成分光Bを反射するダイクロイックミラーである。なお、ミラー32C及びミラー33Cは、合成素子を構成する。
また、バリエーションCでは、ロッドインテグレータ40は、光源10から出射される光の進行方向に向けて、光の進行方向に垂直な断面が小さくなる逆テーパ形状を有する。ロッドインテグレータ40が逆テーパ形状を有する場合には、光源10から出射される光の分散角が大きくなる。従って、バリエーションAと同様に、ロッドインテグレータ40の光出射面とミラー51との間に、ロッドインテグレータ40から出射される光を集光するレンズ63が設けられることが好ましい。
ここで、バリエーションCでは、ロッドインテグレータ40から光の光路的に離れた方から、光源10G、光源10B及び光源10Rの順に、各光源10が配置される。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。各光源10の配置は、各光源10の光量、発光効率、指向性などによって定められる。
なお、バリエーションCは、バリエーションAと比べて、色成分光の反射回数が少ないため、色成分光の利用効率がバリエーションAよりも高い。従って、バリエーションCは、中出力タイプの投写型映像表示装置100に適用される。
(バリエーションD)
バリエーションDでは、照明光学系ユニット120は、図13に示すように、ロッドインテグレータ40に代えて、フライアイレンズユニット40Dが設けられる。
バリエーションDでは、照明光学系ユニット120は、図13に示すように、ロッドインテグレータ40に代えて、フライアイレンズユニット40Dが設けられる。
フライアイレンズユニット40Dは、ダイクロイックプリズム30から出射された色成分光を均一化する。1対のフライアイレンズによって構成される。各フライアイレンズは、複数の微小レンズによって構成される。複数の微小レンズのそれぞれは、ダイクロイックプリズム30から出射された光をDMD70の有効領域に集光するように構成される。
また、バリエーションDでは、ロッドインテグレータ40に代えて、フライアイレンズユニット40Dが用いられるため、光源10から出射される光の分散角が大きくなる。従って、フライアイレンズユニット40Dとミラー51との間に、フライアイレンズユニット40Dから出射される光を集光するレンズ63が設けられることが好ましい。
なお、バリエーションDは、色成分光を反射するミラーが必要ないため、色成分光の利用効率が高く、部品点数を削減することができる。従って、バリエーションDは、高出力タイプの投写型映像表示装置100に適用される。
[変更例3]
以下において、第1実施形態の変更例3について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
以下において、第1実施形態の変更例3について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例3では、照明光学系ユニット120の回動の詳細について説明する。具体的には、図14及び図15に示すように、照明光学系ユニット120には、放熱ダクト410(放熱ダクト410A、放熱ダクト410B及び放熱ダクト410C)が設けられる。また、照明光学系ユニット120は、第1プレート420、第2プレート430、固定片440及び懸架片450によって、筐体200に固定される。
放熱ダクト410は、照明光学系ユニット120(光源10やヒートシンク11)が生じる熱を逃がすためのダクトである。
第1プレート420は、筐体200(例えば、第1対向壁210)に固定される板状の部材である。第2プレート430は、第1プレート420上に設けられる板状の部材である。第2プレート430は、照明光学系ユニット120(少なくともロッドインテグレータ40)を支持する。なお、第1プレート420及び第2プレート430は、支持体121に代えて設けられている。
具体的には、第1プレート420は、図16に示すように、回動軸心421と、ボルト孔422(ボルト孔422A〜ボルト孔422D)と、開口423と、ボルト孔424(ボルト孔424A〜ボルト孔424D)とを有する。
回動軸心421は、第2プレート430によって支持される照明光学系ユニット120を回動するための軸である。回動軸心421は、円柱状の形状を有する。なお、回動軸心421の底は、照明光学系ユニット120の回動軸を中心とする円形である。
ボルト孔422は、第2プレート430を第1プレート420に固定するためのボルトを嵌挿すべき孔である。ボルト孔422の数は、少なくとも3つ以上であることが好ましい。
開口423は、照明光学系ユニット120の軽量化のために設けられている。
ボルト孔424は、第1プレート420を筐体200に固定するためのボルトを嵌挿すべき孔である。ボルト孔424の数は、少なくとも3つ以上であることが好ましい。
また、第2プレート430は、図17に示すように、軸孔431と、回動孔432(回動孔432A〜回動孔432D)と、開口433とを有する。
軸孔431は、第1プレート420の回動軸心421を嵌合すべき孔である。軸孔431の内径は、回動軸心421の外径と略等しいことが好ましい。
回動孔432は、照明光学系ユニット120の回動軸を中心とする同心円の円周に沿って延びる形状を有する。例えば、同心円の円周上における回動孔432の長さは、照明光学系ユニット120の最大回動量を定義する。
なお、回動孔432には、第2プレート430を第1プレート420に固定するためのボルトが嵌挿される。すなわち、第2プレート430を第1プレート420に固定するためのボルトは、ボルト孔422及び回動孔432に挿入される。
開口433は、ヒートシンク11Gと干渉しないように設けられており、開口433によって照明光学系ユニット120の軽量化が図られる。
図14及び図15に戻って、固定片440は、筐体200(例えば、第2対向壁220)に固定される。
具体的には、固定片440は、図18及び図19に示すように、回動孔442(回動孔442A、回動孔442B)と、ボルト孔444(ボルト孔444A、ボルト孔444B)と、突起445(突起445A、突起445B)とを有する。
回動孔442は、照明光学系ユニット120の回動軸を中心とする同心円の円周に沿って延びる形状を有する。例えば、同心円の円周上における回動孔442の長さは、照明光学系ユニット120の最大回動量を定義する。
ボルト孔444は、固定片440を筐体200に固定するためのボルトを嵌挿すべき孔である。
突起445は、懸架片450側に突出する形状を有する。具体的には、後述するように、突起445は、懸架片450に設けられる回動孔452(回動孔452A及び回動孔452B)に嵌合する。
図14及び図15に戻って、懸架片450は、照明光学系ユニット120の内壁間を懸架するように、照明光学系ユニット120の内壁に固定される。
具体的には、図20及び図21に示すように、懸架片450は、回動孔452(回動孔452A、回動孔452B)と、開口453とを有する。
回動孔452は、照明光学系ユニット120の回動軸を中心とする同心円の円周に沿って延びる形状を有する。例えば、同心円の円周上における回動孔452の長さは、照明光学系ユニット120の最大回動量を定義する。
開口453は、照明光学系ユニット120の一部(例えば、ロッドインテグレータ40)が通るべき開口である。
なお、照明光学系ユニット120の回動軸を中心とする同心円の円周上において、回動孔432、回動孔442又は回動孔452の長さは、照明光学系ユニット120の最大回動量を定義する。
[変更例4]
以下において、第1実施形態の変更例4について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
以下において、第1実施形態の変更例4について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例4では、図22及び図23に示すように、照明光学系ユニット120に隣接して、冷却ユニット130が設けられる。冷却ユニット130は、例えば、照明光学系ユニット120に設けられる放熱ダクト410に冷却風を送り込む空冷ファンである。或いは、冷却ユニット130は、放熱ダクト410内の空気を冷却するラジエータである。
具体的には、冷却ユニット130には、送風ダクト510(送風ダクト510A、送風ダクト510B及び送風ダクト510C)が設けられる。送風ダクト510の先端部分は、放熱ダクト410内に入り込んでいる。
なお、変更例4では、冷却ユニット130は、筐体200に回動しないように固定される。一方で、照明光学系ユニット120は、上述したように、回動可能に支持される。
(ダクト間の間隙)
以下において、変更例4に係るダクト間の間隙について、図24〜図27を参照しながら説明する。図24は、照明光学系ユニット120を上方から見た図である。図25は、図24に示す領域Xの拡大図である。図26は、送風ダクト510及び放熱ダクト410を示す図である。図27は、図26に示す領域Yの拡大図である。
以下において、変更例4に係るダクト間の間隙について、図24〜図27を参照しながら説明する。図24は、照明光学系ユニット120を上方から見た図である。図25は、図24に示す領域Xの拡大図である。図26は、送風ダクト510及び放熱ダクト410を示す図である。図27は、図26に示す領域Yの拡大図である。
図24及び図25に示すように、照明光学系ユニット120の回動軸と冷却ユニット130側に設けられた放熱ダクト410(ここでは、放熱ダクト410B)の開口端との間のP方向における距離は“a”で表される。また、照明光学系ユニット120の回動軸と回動軸から離れた側に設けられた放熱ダクト410(ここでは、放熱ダクト410B)の側壁との間のQ方向における距離は“b”で表される。照明光学系ユニット120の最大回動量(最大回動角)を“θ”とした場合に、冷却ユニット130側に設けられた放熱ダクト410(ここでは、放熱ダクト410B)の開口端の回動長は“c”で表される。
なお、P方向は、放熱ダクト410が延びる方向である。Q方向は、P方向に直交する方向である。
図26及び図27に示すように、送風ダクト510は、送風ダクト510の先端に向けてサイズが縮小する傾斜部分511と、サイズが一定に保たれる先端部分512とを有する。送風ダクト510の先端部分512と放熱ダクト410との間のQ方向における距離は“d”で表される。すなわち、先端部分512と放熱ダクト410との間の間隙は“d”で定義される。照明光学系ユニット120の回動軸と傾斜部分511及び先端部分512の境界との間のP方向における距離は“e”で表される。
このような前提において、距離“d”は、「d≧c=(a×tanθ)」の関係を満たす必要がある。すなわち、先端部分512と放熱ダクト410との間の間隙“d”は、照明光学系ユニット120の最大回動量(最大回動角θ)によって定められる。距離“e”は、「e≧(b×tanθ)+a」の関係を満たす必要がある。
ここで、“a”、“b”、“θ”は、照明光学系ユニット120の構成を定義する値である。一方で、“d”、“e”は、冷却ユニット130に設けられる送風ダクト510の構成(形状及び配置)を定義する値である。従って、送風ダクト510の構成(形状及び配置)は、照明光学系ユニット120の構成を定義する値“a”、“b”、“θ”によって定めることが可能である。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、光変調素子として、DMD(Digital Micromirror Device)を例示したに過ぎない。光変調素子は、反射型の液晶パネルであってもよい。
実施形態では、光源の一例として、LEDやLDなどの固体光源について例示したに過ぎない。光源は、UHPランプやキセノンランプなどの白色光源であってもよい。
10…光源、11…ヒートシンク、20…レンズ群、30…ダイクロイックプリズム、31A〜33A…ミラー、31B〜32B…ミラー、31C〜33C…ミラー、40…ロッドインテグレータ、40D…フライアイレンズユニット、51〜52…ミラー、61〜63…レンズ、70…DMD、100…投写型映像表示装置、110…投写光学ユニット、111…投写レンズ群、112…反射ミラー、120…照明光学ユニット、121…支持体、130…冷却ユニット、200…筐体、210…第1対向壁、220…第2対向壁、230…第1側壁、240…第2側壁、250…第3側壁、260…天板、261…傾斜面、262…透過領域、310…第1配置面、320…第2配置面、410…放熱ダクト、420…第1プレート、430…第2プレート、440…固定片、450…懸架片、510…送風ダクト
Claims (5)
- 照明光学系及び投写光学系を収容する筐体を有する投写型映像表示装置であって、
前記筐体は、前記投写光学系の光軸と略平行な第1配置面と対向する第1対向壁と、前記投写光学系の光軸と略垂直な第2配置面と対向する第2対向壁とを有しており、
前記照明光学系の光軸は、前記第1配置面の法線方向と同じ向きであることを特徴とする投写型映像表示装置。 - 前記照明光学系に含まれる光源は、前記第1配置面の法線方向において、前記第1対向壁側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
- 前記照明光学系は、複数の光源と、前記複数の光源から出射される光を合成するように構成された合成素子と、前記合成素子によって合成された光を均一化するロッドインテグレータとを含むことを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
- 前記照明光学系は、前記照明光学系の光軸を中心として、少なくとも前記ロッドインテグレータを回動可能に支持する支持体を含むことを特徴とする請求項3に記載の投写型映像表示装置。
- 前記支持体は、前記筐体に固定される板状の第1プレートと、前記第1プレート上に設けられる板状の第2プレートとを有しており。
前記第2プレートは、前記ロッドインテグレータを支持しており、
前記第1プレート及び前記第2プレートのいずれか一方は、前記第2プレートによって支持される前記ロッドインテグレータの回動軸を有することを特徴とする請求項4に記載の投写型映像表示装置。
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