JP2005316406A - 光学部材及び照明装置及び投写型映像表示装置 - Google Patents

光学部材及び照明装置及び投写型映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【目的】 光源光の利用効率を向上できる照明装置及びこれを用いた投写型映像表示装置を提供する。
【構成】 投写型映像表示装置6Aは3つのLED光源1R,1G,1Bを備える。各LED光源1から出射された光はクロスダイクロイックミラー2によってロッドインテグレータ3の光入射面に導かれる。クロスダイクロイックミラー2の第1光入射領域(LED光源1Rに対向する領域)には、ダイクロイックミラー23が設けられており、クロスダイクロイックミラー2の第2光入射領域(LED光源1Bに対向する領域)には、ダイクロイックミラー24が設けられている。ダイクロイックミラー23は赤色光を透過し、他の色光を反射する。ダイクロイックミラー24は青色光を透過し、他の色光を反射する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光学部材及び照明装置及び投写型映像表示装置に関する。
液晶プロジェクタなどに用いられる照明装置としては、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等のランプと、その照射光を平行光化するパラボラリフレクタから成るものが一般的である。また、かかる照明装置においては、照射面の光量むらを軽減するために、一対のフライアイレンズによるインテグレート機能( 光学デバイスにより平面内にサンプリング形成された所定形状の複数照明領域を照明対象物上に重畳集光する機能をいう)を持たせたものがある。更に、近年においては、発光ダイオード(LED)を光源として用いることも試みられている(特許文献1参照)。
特開2002−189263号
照明装置や投写型映像表示装置においては、光源から出射された光を有効利用することが望まれる。
この発明は、上記の事情に鑑み、光源から出射された光の利用効率を向上することができる光学部材及びこれを用いた照明装置及びこれを用いた投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
この発明の光学部材は、上記の課題を解決するために、対面する第1・第2光入射領域と一つの光出射領域と前記光出射領域に対面する第3光入射領域とを有し、各光入射領域から入射された各色光をそれぞれ略同一方向へ導いて前記光出射領域から出射する光路変更部材と、前記第1光入射領域に設けられ、赤色光を透過して赤色光以外の光を反射する第1ダイクロイックミラーと、前記第2光入射領域に設けられ、青色光を透過して青色光以外の光を反射する第2ダイクロイックミラーと、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、光路変更部材に入射した非赤色光のうち第1光入射領域から出ようとする光は第1ダイクロイックミラーにて反射され、同様に、光路変更部材に入射した非青色光のうち第2光入射領域から出ようとする光は第2ダイクロイックミラーにて反射されることになり、これら反射した光が光路変更部材の光出射領域から出て行くことによって光利用効率が向上することになる。
上記構成の光学部材において、前記第1ダイクロイックミラーは、一旦前記光路変更部材内に入射して戻ってくる赤色光のうち所定角度範囲内の赤色光は反射するように光学設計されており、前記第2ダイクロイックミラーは、一旦前記光路変更部材内に入射して戻ってくる青色光のうち所定角度範囲内の青色光は反射するように光学設計されているのがよい。
これら構成の光学部材において、前記光路変更部材はクロスダイクロイックミラーであってもよい。或いは、前記光路変更部材はクロスダイクロイックプリズムであってもよい。また、これら構成の光学部材において、前記第1ダイクロイックミラーと前記第2ダイクロイックミラーは互いに非平行に配置されていてもよい。
また、この発明の照明装置は、上述したいずれかの光学部材と、前記第1光入射領域に配置された赤色光源と、前記第2光入射領域に配置された青色光源と、前記第3光入射領域に配置された緑色光源と、を備えたことを特徴とする。
上記構成の照明装置において、前記第3光入射領域から入射された緑色光の一部は前記第1ダイクロイックミラー又は前記第2ダイクロイックミラーに反射することによって前記光学部材の光出射領域から出射するのがよい。
また、これら構成の照明装置において、前記光学部材から出射された各色光の強度を照明対象物上で均一化する光インテグレータを備えていてもよい。
前記光インテグレータは中空又は非中空構造のロッドインテグレータであってもよい。かかる構成において、前記第1ダイクロイックミラー及び前記第2ダイクロイックミラーの少なくとも一方と前記ロッドインテグレータの側面とを平行としてもよい。
前記光インテグレータは前記ロッドインテグレータに限らず、一対のフライアイレンズから成っていてもよい。
また、これら構成の照明装置において、前記光源は固体発光素子から成っていてもよい。
これら構成の照明装置において、赤色光と緑色光と青色光が常時出射されるように構成されていてもよい(以下、この項において第1構成という)。或いは、これら構成の照明装置において、赤色光と緑色光と青色光が所定時間ずつ順次に出射されるように構成されていてもよい(以下、この項において第2構成という)。
また、この発明の投写型映像表示装置は、前記第1構成の照明装置と、一つのフルカラーライトバルブと、前記フルカラーライトバルブを経ることで得られた映像光を投写する投写手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明の投写型映像表示装置は、前記第2構成の照明装置と、一つのライトバルブと、各色光の出射タイミングに同期して前記ライトバルブに各色用の映像信号を供給する手段と、前記ライトバルブを経ることで得られた映像光を投写する投写手段と、を備えたことを特徴とする。
上述したいずれかの照明装置において、前記赤色光源の近傍に、回路基板、記憶装置、外部機材装着部等の部材が配置されていてもよい。また、上述したいずれかの投写型映像表示装置において、前記赤色光源の近傍に、回路基板、記憶装置、外部機材装着部等の部材が配置されていてもよい。
上述したいずれかの照明装置は一次電池又は二次電池により駆動されるものでもよい。また、上述したいずれかの投写型映像表示装置は一次電池又は二次電池により駆動されるものでもよい。
この発明によれば、照明装置や投写型映像表示装置において光源光の利用効率を向上できるという効果を奏する。
以下、この発明の実施例を図1乃至図5に基づいて説明していく。
図1は単板式の投写型映像表示装置6Aの光学系を示した斜視図であり、図3はその照明装置の拡大図である。投写型映像表示装置6Aは3つのLED光源1R,1G,1Bを備える(以下、個々のLED光源を特定しないで示すときには、符号”1”を用いる)。各LED光源1は、LED(発光ダイオード)がアレイ状に配置された構造を有する。各LED光源1の縦横比は液晶パネル4の縦横比に略一致させてもよい。LED光源1Rは赤色光を出射し、LED光源1Gは緑色光を出射し、LED光源1Bは青色光を出射する。LED光源1Gはクロスダイクロイックミラー2を挟んでロッドインテグレータ3の光入射面に対面して設けられ、LED光源1RとLED光源1Bはクロスダイクロイックミラー2を挟んで互いに対面して配置されている。すなわち、クロスダイクロイックミラー2の第1光入射領域にはLED光源1Rが設けられ、第2光入射領域にはLED光源1Bが設けられ、第3光入射領域にはLED光源1Gが配置される。なお、図示はしていないが、クロスダイクロイックミラー2の非光入射領域にミラー板を設けることでLEDからの出射光の利用効率を高めるようにしてもよい。
クロスダイクロイックミラー2は、第1クロスダイクロイックミラー部2aと第2クロスダイクロイックミラー部2bとをクロス配置して成る。第1クロスダイクロイックミラー部2aは、赤色光を反射し赤色光以外の光を透過する。第2クロスダイクロイックミラー部2bは、青色光を反射し青色光以外の光を透過する。例えば、第1クロスダイクロイックミラー部2aは二分割され、この二分割されたミラー部で第2クロスダイクロイックミラー部2bを挟み込んでいる。
クロスダイクロイックミラー2における二枚のダイクロイックミラー2a・2bの各々の一端側(光入射側における一端側)の縁を結ぶ面をクロスダイクロイックミラー2における光入射領域と定義する。クロスダイクロイックミラー2は、その対面する第1・第2光入射領域(赤色光入射領域と青色光入射領域)が互いに平行に形成されている。そして、クロスダイクロイックミラー2の第1光入射領域(LED光源1Rに対向する領域)には、ダイクロイックミラー23が設けられており、クロスダイクロイックミラー2の第2光入射領域(LED光源1Bに対向する領域)には、ダイクロイックミラー24が設けられている。そして、ダイクロイックミラー23,24も互いに平行に設けられている。ダイクロイックミラー23は赤色光を透過し、他の色光を反射する。ダイクロイックミラー24は青色光を透過し、他の色光を反射する。ダイクロイックミラー23,24が設けられていることにより、LED光源1Gから出射される緑色光の利用効率が向上する。また、ダイクロイックミラー23,24がロッドインテグレータの役割を有し、照明光の均一性が向上する。
各LED光源1から出射された色光はクロスダイクロイックミラー2によってロッドインテグレータ3の光入射領域に導かれる。ロッドインテグレータ3は、内面がミラー面とされた四角筒構造(中空構造)を有している。ロッドインテグレータ3の少なくとも光出射領域の縦横比は液晶パネル4の縦横比に略一致している。ロッドインテグレータ3は各LED光源1からの各色光を前記ミラー面にて反射させて液晶パネル4に導くので、各色光の光強度分布は液晶パネル4(照明対象物)上でほぼ均一化されることになる。
前記ロッドインテグレータ3の側面は前記ダイクロイックミラー23,24と平行又は略平行に形成されている。更に、前記ロッドインテグレータ3の側面は前記光入射領域と面一に形成されている(図3参照)。また、前記クロスダイクロイックミラー2の対面する二つの非光入射領域(前述したミラー板が配置される領域)も互いに平行に形成され、前記ロッドインテグレータ3の側面は前記非光入射領域と平行又は略平行に形成されている。更に、前記ロッドインテグレータ3の側面は前記非光入射領域と面一に形成されている。LED光源1R及びLED光源1Bにおける主光線軸は、各光入射領域に直交している。また、LED光源1R及びLED光源1Bにおける主光線軸は、第1クロスダイクロイックミラー部2a及び第2クロスダイクロイックミラー部2bに対して45°の角度で交差する。
液晶パネル4は、RGBカラーフィルタを備えた構造、或いはRGBカラーフィルタを備えない構造を有する。RGBカラーフィルタを備える構造の液晶パネル4を用いる場合には、全LED光源1R,1G,1Bを同時点灯して白色光を液晶パネル4に導く。前記RGBカラーフィルタを備えない構造の液晶パネル4を用いる場合には、LED光源1R,1G,1Bを時分割で順次に所定時間点灯させると共に、この所定時間点灯のタイミングに同期させて液晶パネル4に各色の映像信号を供給する。
液晶パネル4を透過することで変調された光(映像光)は、投写レンズ5によって拡大投写され、図示しないスクリーン上に投影表示される。
LED光源1は、平行光化用のレンズを備えていてもよい。また、LED光源1は、例えば、LEDチップがアレイ状に配置され且つ各LEDチップの光出射側にレンズセル(例えば、平行光化用)をモールド等により配置して成るものを用いることができる。アレイ状のLED光源1に代えて、1個のLEDから成る光源を用いてもよい。
偏光変換装置をロッドインテグレータ3の光出射側に設けてもよい。この場合の偏光変換装置はロッドインテグレータ3の光出射部の大きさに対応した単一のPBS(偏光ビームスプリッタ)と、このPBSにおける偏光分離膜に平行に設けられたミラーと、前記ミラー又はPBSの光出射側に設けた位相差板とを備えればよい。ただし、この場合には、偏光変換装置の光出射部の大きさはロッドインテグレータ3の光出射部の大きさの2倍になる。従って、偏光変換装置の光出射部の全体形状が液晶パネルの縦横比に略一致させるのが望ましい。この場合、液晶パネルの縦横比をA:Bとすると、ロッドインテグレータ3の光出射領域の縦横比は例えばA:B/2となる。また、ロッドインテグレータ3の光出射部だけでなく光入射部の縦横比をもA:B/2としてもよい。この場合、クロスダイクロイックミラー2とロッドインテグレータ3の光入射部との間にアナモフィック光学系を設け、光束の縦横比を調整すればよい。
また、偏光変換装置を各LEDの光出射側に設けてもよい。この場合の偏光変換装置はLEDの光出射部の大きさに略一致した単一のPBSと、このPBSにおける偏光分離膜に平行に設けられたミラーと、前記ミラー又はPBSの光出射側に設けた位相差板とを備えればよい。
偏光変換装置は単一のPBSから成るものに限るものではなく、一つのLEDに対して二つのPBSを用いてもよい。この場合、二つのPBSにおける偏光分離膜は側面から見て<形状に設けられ、前記<形状の先鋭側にLEDが配置される。また、一列に並べられた複数のLEDに対して前記二つのPBSを用いることもできる。この場合、一列に並べられた複数のLEDは前記<形状の先鋭側に配置される。また、偏光分離膜としては誘電体多層膜或いはワイヤーグリッドを用いることができる。
クロスダイクロイックミラー2に代えて、図2に示すクロスダイクロイックミラー21を用いてもよい。このクロスダイクロイックミラー21は、第1クロスダイクロイックミラー部211と第2クロスダイクロイックミラー部212とをクロス配置に備えている。第1クロスダイクロイックミラー部211は、赤色光を反射し赤色光以外の光を透過する。第2クロスダイクロイックミラー部212は、青色光を反射し青色光以外の光を透過する。第1クロスダイクロイックミラー部211は分割部211a及び分割部211bから成り、第2クロスダイクロイックミラー部212は分割部212a及び分割部212bから成る。クロスダイクロイックミラー21は、これら4枚の分割部が各々の角辺を近接させてクロス配置された構造を有する。かかる構造を有することで、クロスダイクロイックミラー2で生じがちな問題(投影映像に境界線(暗線,縦すじ)が入る等)が解決される。
図4に示す投写型映像表示装置6Bはクロスダイクロイックミラー22及びロッドインテグレータ31を備えている。クロスダイクロイックミラー22は、対面する第1・第2光入射領域が互いに非平行に形成されてテーパ形状を成している。そして、二つのダイクロイックミラー23,24は前記第1・第2光入射領域の非平行に合わせて互いに非平行に配置されている。前記クロスダイクロイックミラー22の対面する二つの非光入射領域(前述したミラー板が配置される領域)も互いに非平行に形成されている。対面する第1・第2光入射領域と対面する二つの非光入射領域のいずれか一組だけを非平行としてもよい。テーパ形状のクロスダイクロイックミラー22において図2に示した4分割の構成を採用してもよい。
クロスダイクロイックミラー22の光出射領域は、第3光入射領域よりも小さくされており、このような構成においてはダイクロイックミラー23,24の存在が一層効果的になる。光出射領域を第3光入射領域よりも大きくした構成を採用してもよく、かかる構成においては、光の分散角を小さくすることができる。この場合も、二つのダイクロイックミラー23,24は、第1・第2光入射領域の非平行に合わせて互いに非平行に配置される。
ロッドインテグレータ31の対面する二側面は前記クロスダイクロイックミラー21の第1・第2光入射領域と平行又は略平行に形成されてテーパ形状を成している。更に、前記ロッドインテグレータ31の前記二側面は前記第1・第2光入射領域と面一に形成されている。前記ロッドインテグレータ31の他の対面する二側面は前記クロスダイクロイックミラー21の非光入射領域と平行又は略平行に形成されている。更に、前記ロッドインテグレータ31の前記二側面は前記非光入射領域と面一に形成されている。前記ロッドインテグレータ31の光出射領域はその光入射領域よりも小さい。ロッドインテグレータ31の光出射領域をその光入射領域よりも大きくした構成を採用してもよく、かかる構成においては、光の分散角を小さくすることができる。
図4に示す構成例では、クロスダイクロイックミラー22における第1クロスダイクロイックミラー部22aと第2クロスダイクロイックミラー部22bとは非直角に交差している。前記クロスダイクロイックミラー部22a,22bにて反射された光源の主光線軸が互いに平行となるように、LED光源1R及びLED光源1Bの主光線軸が調整されている。勿論、第1クロスダイクロイックミラー部22aと第2クロスダイクロイックミラー部22bとは直角に交差していてもよい。この場合には、LED光源1R及びLED光源1Bにおける主光線軸は、各クロスダイクロイックミラー部に対して45°の角度で交差する。
図5は投写型映像表示装置6A,6Bの信号処理系の一例を示した説明図である。投写型映像表示装置6は、映像信号処理回路63、ガンマ補正回路64、液晶パネル4等を備え、LED光源1から出射された光を前記液晶パネル4にて変調して投写する。電池(一次電池又は二次電池)61は、各回路及びLED光源に電力を供給する。投写型映像表示装置6のマイコン(マイクロコンピュータ)66は、無線LANカード41を介してパーソナルコンピュータ50から受信した画像データ(符号データ)やメモリインターフェイス68にてメモリカードから読み出した画像データ(符号データ)を映像復号部62に供給する。
映像復号部62は符号データを復号して映像信号を生成し、これをOSD(オンスクリーンディスプレイ)内蔵の映像信号処理回路63に供給する。マイコン66は、無線LANカード4を介して文字データを受信した場合などには、その文字をOSD表示するよう映像信号処理回路63を制御することもできる。また、投写型映像表示装置6A,6Bにはリモコン信号受光部67が設けられており、リモコン送信機60によって投写型映像表示装置6A,6Bを操作することができる。
無線LANカード41の装填部、メモリカード68の装填部、或いは、他の回路基板などは、LED光源1Rの近傍に配置している。各LED光源1は発光に際して発熱するため、放熱板上にLED光源を構成することが望ましい。このような光源冷却に鑑みた場合、例えば放熱板を大きくすると回路基板等の設置スペースが狭くなり、放熱板を小さくすると回路基板等の設置スペースは広くなる。ここで、LED光源1Rは、他のLED光源に比べて発熱量は低いものとなっている。この実施形態では、無線LANカード41の装填部、メモリカード68の装填部、或いは、他の回路基板などは、LED光源1Rの近傍に配置することとしており、この配置のためにLED光源1R用の放熱板が小さくなったとしても光源冷却に対する影響は小さいことになる。別言すれば、投写型映像表示装置6の小型化のために光学系に近接して回路基板等を配置しつつ光学系の冷却等に対する影響を小さくできる。勿論、このような構成(赤色光源の近傍に、回路基板、記憶装置、外部機材装着部等の部材を配置する構成、一次電池又は二次電池により駆動される構成)は、照明装置としての構成にも適用することができる。
以上の説明において、投写型映像表示装置6A,6Bは透過型の液晶パネルを用いることとしたが、これに限らず、反射型の液晶パネルを用いてもよいし、これら液晶パネルに替えて、画素となる微小ミラーを個々に駆動するタイプの表示パネルを用いることとしてもよい。また、固体発光素子は発光ダイオード(LED)に限るものではなく、有機/無機のエレクトロルミネッセンスなどを用いることができる。
また、以上説明した照明装置において、光インテグレータとして非中空構造のガラスロッドインテグレータを用いることもできる。また、光インテグレータとして一対のフライアイレンズから成るインテグレータレンズを用いることもできる。光源から出射される光束において十分な均一性が得られる場合には光インテグレータを省略することができる。また、クロスダイクロイックミラーに代えてクロスダイクロイックプリズムを用いることもできる。また、光源は固体発光素子に限定されるものではない。また、投写レンズに代えて投写用の曲面ミラーを備えてもよい。また、クロスダイクロイックミラー2(21,22)とダイクロイックミラー23とダイクロイックミラー24とが一体化されていてもよい。
また、ダイクロイックミラー23は、一旦前記光路変更部材(クロスダイクロイックプリズム又はクロスダイクロイックミラー)内に入射して戻ってくる赤色光のうち所定角度範囲内(例えば、70°から90°)の赤色光は反射するように光学設計されているのがよい。更に、ダイクロイックミラー24は、一旦前記光路変更部材内に入射して戻ってくる青色光のうち所定角度範囲内(例えば、70°から90°)の青色光は反射するように光学設計されているのがよい。ダイクロイックミラー23,24が例えば誘電体多層膜で形成される場合、誘電体多層膜の材質、膜厚、積層数等を調整することで、前記所定角度範囲を設計することができる。
この発明の実施形態の投写型映像表示装置(照明装置)の光学系を示した説明図である。 クロスダイクロイックミラーを示した断面図である。 この発明の実施形態の投写型映像表示装置(照明装置)の光学系を示した平面図である。 この発明の他の実施形態の投写型映像表示装置(照明装置)の光学系を示した平面図である。 この発明の実施形態の投写型映像表示装置の信号処理系等を示した説明図である。
符号の説明
1 LED光源
2 クロスダイクロイックミラー
21 クロスダイクロイックミラー
22 クロスダイクロイックミラー
23 ダイクロイックミラー
24 ダイクロイックミラー
3 ロッドインテグレータ
31 ロッドインテグレータ
4 液晶パネル
5 投写レンズ
6A,6B 投写型映像表示装置

Claims (20)

  1. 対面する第1・第2光入射領域と一つの光出射領域と前記光出射領域に対面する第3光入射領域とを有し、各光入射領域から入射された各色光をそれぞれ略同一方向へ導いて前記光出射領域から出射する光路変更部材と、前記第1光入射領域に設けられ、赤色光を透過して赤色光以外の光を反射する第1ダイクロイックミラーと、前記第2光入射領域に設けられ、青色光を透過して青色光以外の光を反射する第2ダイクロイックミラーと、を備えたことを特徴とする光学部材。
  2. 請求項1に記載の光学部材において、前記第1ダイクロイックミラーは、一旦前記光路変更部材内に入射して戻ってくる赤色光のうち所定角度範囲内の赤色光は反射するように光学設計されており、前記第2ダイクロイックミラーは、一旦前記光路変更部材内に入射して戻ってくる青色光のうち所定角度範囲内の青色光は反射するように光学設計されていることを特徴とする光学部材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光学部材において、前記光路変更部材はクロスダイクロイックミラーであることを特徴とする光学部材。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の光学部材において、前記光路変更部材はクロスダイクロイックプリズムであることを特徴とする光学部材。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光学部材において、前記第1ダイクロイックミラーと前記第2ダイクロイックミラーは互いに非平行に配置されていることを特徴とする光学部材。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光学部材と、前記第1光入射領域に配置された赤色光源と、前記第2光入射領域に配置された青色光源と、前記第3光入射領域に配置された緑色光源と、を備えたことを特徴とする照明装置。
  7. 請求項6に記載の照明装置において、前記第3光入射領域から入射された緑色光の一部は前記第1ダイクロイックミラー又は前記第2ダイクロイックミラーに反射することによって前記光学部材の光出射領域から出射することを特徴とする照明装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の照明装置において、前記光学部材から出射された各色光の強度を照明対象物上で均一化する光インテグレータを備えたことを特徴とする照明装置。
  9. 請求項8に記載の照明装置において、前記光インテグレータは中空又は非中空構造のロッドインテグレータであることを特徴とする照明装置。
  10. 請求項9に記載の照明装置において、前記第1ダイクロイックミラー及び前記第2ダイクロイックミラーの少なくとも一方と前記ロッドインテグレータの側面とが平行であることを特徴とする照明装置。
  11. 請求項8に記載の照明装置において、前記光インテグレータは一対のフライアイレンズから成ることを特徴とする照明装置。
  12. 請求項6乃至請求項11のいずれかに記載の照明装置において、前記光源は固体発光素子から成ることを特徴とする照明装置。
  13. 請求項6乃至請求項12のいずれかに記載の照明装置において、赤色光と緑色光と青色光が常時出射されるように構成されたことを特徴とする照明装置。
  14. 請求項6乃至請求項12のいずれかに記載の照明装置において、赤色光と緑色光と青色光が所定時間ずつ順次に出射されるように構成されたことを特徴とする照明装置。
  15. 請求項13に記載の照明装置と、一つのフルカラーライトバルブと、前記フルカラーライトバルブを経ることで得られた映像光を投写する投写手段と、を備えたことを特徴とする投写型映像表示装置。
  16. 請求項14に記載の照明装置と、一つのライトバルブと、各色光の出射タイミングに同期して前記ライトバルブに各色用の映像信号を供給する手段と、前記ライトバルブを経ることで得られた映像光を投写する投写手段と、を備えたことを特徴とする投写型映像表示装置。
  17. 請求項6乃至請求項14のいずれかに記載の照明装置において、前記赤色光源の近傍に、回路基板、記憶装置、外部機材装着部等の部材が配置されたことを特徴とする照明装置。
  18. 請求項15又は請求項16に記載の投写型映像表示装置において、前記赤色光源の近傍に、回路基板、記憶装置、外部機材装着部等の部材が配置されたことを特徴とする投写型映像表示装置。
  19. 請求項6乃至請求項14又は請求項17に記載の照明装置において、一次電池又は二次電池により駆動されることを特徴とする照明装置。
  20. 請求項15又は請求項16又は請求項18に記載の投写型映像表示装置において、一次電池又は二次電池により駆動されることを特徴とする投写型映像表示装置。
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