JP2011173197A - 数値制御式工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具交換装置の位置ズレを簡単に調整することができる数値制御式工作機械を提供。
【解決手段】主軸ヘッド3が上昇したとき(S2;Yes)、CPU31はマガジンモータ55の電流値Iを検出し、検出した電流値IをRAM33に格納する(S3)。主軸ヘッド3が上昇を完了した場合は(S4;Yes)、CPU31は電流値Iが所定範囲内に有るか否かを判定する(S5)。電流値Iが所定範囲外の場合(S5;No)、CPU31は、RAM33から読み出した補正式と、RAM33に格納された複数の電流値Iのうちの最大電流値Iに基づいて、マガジンモータ55の回動量を補正する補正量αを演算する(S8)。CPU31は、RAM33から読み出した回動角θと演算した補正量αに基づいて、マガジンモータ55を駆動し工具マガジン10を回動角(θ+α)だけ回動させた後(S9)、CPU31は処理をS7へ移行する。
【選択図】図6

Description

本発明は、工具交換手段と工具マガジンとを備えた工具交換装置を有する数値制御式工作機械に関する。
従来、数値制御式工作機械は、複数の工具を収容した工具マガジンを有する工具交換装置を備え、主軸に対して工具を自動で交換できるようになっている。工具交換装置は、サーボモータの駆動により工具マガジンを回動させる構成のものが実用化されている。
例えば、特許文献1に記載の工具交換装置の工具マガジンは、円筒状のマガジンベースと、マガジンベースの周面に所定の中心角で配設された複数の支持台と、これらの支持台に回動可能に夫々取付けられた複数のグリップアームとを有する。
工具を交換する際、Z軸モータの駆動により主軸ヘッドが昇降駆動される。主軸ヘッドが上昇すると、グリップアームが主軸の下端へ回動しグリップアームのグリップが工具ホルダを把持する。このとき、主軸内のドローバー機構は工具ホルダの把持を解除する。グリップが工具ホルダを把持した状態で主軸ヘッドがさらに上昇することで主軸から工具ホルダを引き抜く。
次に、マガジンモータの駆動によりマガジンベースが回動し、工具交換指令により指令された工具ホルダが最下位置に移動する。Z軸モータの駆動により主軸ヘッドが下降する。主軸ヘッドが下降すると、主軸の下側(工具交換位置)に位置したグリップアームが把持した工具ホルダが主軸の下端部分のテーパ係合穴に挿入される。同時に、ドローバー機構は工具ホルダを把持して、主軸に工具ホルダが固定される。
更に、主軸ヘッドが下降すると、グリップアームは、主軸から離れる方向に回動し、グリップアームから工具ホルダが離れる。
特開2009−233791号公報
特許文献1に記載の工具交換装置においては、工具交換を円滑に行う為に、工具交換位置に移動した工具ホルダの軸心と主軸の軸心とが一致することが望ましい。しかし、主軸ヘッドに対する工具マガジンの組付け誤差等により、工具マガジンの回動位置に誤差が生じてズレる場合がある。この場合、工具交換位置に移動した工具ホルダの軸心が主軸の軸心に対して位置ズレするため、主軸に対する工具の装着時又は工具の引き抜き時にマガジンモータに定格以上の負荷がかかる場合がある。
そこで、本願出願人は、特許文献1に記載の工具交換装置を備えた数値制御式工作機械において、種々の大きさの前記の位置ズレが生じた場合の工具交換時にマガジンモータに発生する負荷の測定を行った。負荷は、マガジンモータに流れる駆動電流値で代用できるため、該電流値を測定した。
図18に示すように、数値制御式工作機械101は、工具マガジン103と、工具交換手段としてのグリップアーム(図示略)とで構成した工具交換装置102と、工具マガジン103を駆動するマガジンモータ(図示略)と、減速機構(図示略)等を有している。ここで、工具マガジン103の回動位置が図18において時計回り方向に位置ズレした場合を正の位置ズレ、反時計回り方向に位置ズレした場合を負の位置ズレとする。
図19〜図22は正方向に位置ズレした場合の負荷を示す線図であり、図23〜図26は負方向に位置ズレした場合の負荷を示す線図である。図19〜図26において、縦軸が負荷の大きさ(駆動電流値)、横軸が主軸ヘッドの位置(Z座標)である。
図19〜図22に示すように、ズレ角が正の場合、主軸ヘッド上昇時(工具の引き抜き時)ではZ座標が530mm付近で負荷の大きさは負の最大値となり、主軸ヘッド下降時(主軸に対する工具の装着時)ではZ座標が520mm付近で負荷の大きさは負の最大値となる。これは、主軸に対する工具の装着時又は工具の引き抜き時に、工具ホルダの軸心と主軸の軸心とが一致するように強制的に工具マガジン103が負方向に回動され、マガジンモータは、元の位置に戻す指令を出力する為である。
図23〜図26に示すように、ズレ角が負の場合は、主軸ヘッド上昇時ではZ座標が530mm付近で正の負荷が発生し、主軸ヘッド下降時ではZ座標が520mm付近で正の負荷が発生することを確認した。これは、前述と同様に工具マガジン103が強制的に正方向に回動されたことによるものである。
このように、工具交換位置に移動した工具ホルダの軸心と主軸の軸心との間に位置ズレが生じた場合、主軸に対する工具の装着時又は工具の引き抜き時に工具マガジンに負荷がかかってしまう。そのため、異音が発生したり、工具交換装置の耐久性が低下するという問題がある。また、前記位置ズレが解消するように工具マガジンの回動位置を調整するのにノウハウが必要であるため、この調整をユーザサイドで行うことは難しい。
本発明の目的は、工具交換装置の耐久性を高めることができる数値制御式工作機械を提供すること、工具交換装置の位置ズレを簡単に調整することができる数値制御式工作機械を提供すること、等である。
請求項1の数値制御式工作機械は、主軸に装着可能な工具を複数収納し且つ回動可能な工具マガジンと、該工具マガジンと該主軸との間で工具を交換する工具交換手段とで構成した工具交換装置と、該工具交換装置を駆動する駆動手段とを備えた数値制御式工作機械において、前記駆動手段の駆動状態を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した駆動状態に基づいて、前記工具交換装置の位置ズレを判定する判定手段と、前記判定手段により前記工具交換装置が位置ズレしていると判定した場合に、該位置ズレを補正する補正手段とを備えたことを特徴としている。
この数値制御式工作機械では、検出手段が駆動手段の駆動状態を検出し検出手段が検出した駆動状態に基づいて、判定手段が工具交換装置の位置ズレを判定する。判定手段により工具交換装置が位置ズレしていると判定した場合に補正手段が位置ズレを補正する。
これにより、工具交換位置に移動した工具ホルダの軸心と主軸の軸心との間で位置ズレが発生した場合にも、位置ズレを解消することができる。
請求項2の数値制御式工作機械は、請求項1の発明において、前記駆動手段は、サーボモータで構成し、前記検出手段は、前記サーボモータの負荷を検出し、前記負荷の基準値を記憶する基準値記憶手段と、前記基準値からのズレ量に対応する補正量を記憶する補正量記憶手段とを更に備え、前記判定手段は、前記検出手段が検出した前記サーボモータの負荷が前記基準値記憶手段に記憶した前記基準値を超えた場合に、前記工具交換装置の位置がズレていると判定し、前記補正手段は、前記検出手段が検出した前記サーボモータの負荷に基づいて、前記補正量記憶手段に記憶した補正量を決定し、該補正量に基づいて補正することを特徴としている。
請求項3の数値制御式工作機械は、請求項1又は2の発明において、前記工具交換装置の位置ズレは、前記工具マガジンの回動位置のズレであることを特徴としている。
請求項4の数値制御式工作機械は、請求項3の発明において、前記主軸を回転可能に支持する主軸ヘッドと、この主軸ヘッドを昇降可能に支持するコラムとを備え、前記検出手段は、前記主軸から工具を引き抜く時又は前記主軸に工具を装着する時に、前記サーボモータの負荷を検出することを特徴としている。
請求項5の数値制御式工作機械は、請求項3又は4の発明において、前記工具マガジンの複数の工具と、それら工具の工具交換用の回動位置情報とを含むマガジンテーブルを備え、前記補正手段は、前記マガジンテーブルの回動位置情報を補正することを特徴としている。
請求項6の数値制御式工作機械は、請求項1又は2の発明において、前記工具交換手段は、一端に前記主軸の工具を把持するグリップと、他端に前記工具マガジンの工具を把持するグリップとを備えたアームと、該アームを回転駆動する回転駆動手段と、該アームを昇降駆動する昇降駆動手段とを備え、前記検出手段は、前記回転駆動手段の負荷を検出することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、検出手段と、判定手段と、補正手段とを備えたので、工具交換位置に移動した工具ホルダの軸心と主軸の軸心との間で位置ズレが発生した場合にも、位置ズレを解消することができる。これにより、工具交換時に工具交換装置に負荷がかかるのを防止できるので、工具交換装置の耐久性を高めることができる。工具交換装置の位置ズレを調整する為の補正を自動で行うことができるので、ユーザサイドで簡単に行うことができるうえ、調整時間の短縮化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、判定手段は、検出手段が検出したサーボモータの負荷が基準値記憶手段に記憶した基準値を超えた場合に、工具交換装置の位置がズレていると判定し、補正手段は、検出手段が検出したサーボモータの負荷に基づいて、補正量記憶手段に記憶した補正量を決定し、該補正量に基づいて補正するので、工具交換装置の位置ズレの補正を高精度に行うことができる。
請求項3の発明によれば、工具交換装置の位置ズレは、工具マガジンの回動位置のズレであるので、タレット式工具マガジンを備えた工具交換装置を有する数値制御式工作機械において、工具交換装置の耐久性を高めることができ、且つ工具マガジンの回動位置を簡単に調整することができる。
請求項4の発明によれば、主軸を回転可能に支持する主軸ヘッドと、この主軸ヘッドを昇降可能に支持するコラムとを備え、検出手段は、主軸から工具を引き抜く時又は主軸に工具を装着する時に、サーボモータの負荷を検出するので、主軸から工具を引き抜く時又は主軸に工具を装着する時に発生するサーボモータの負荷を使用して高精度な補正を実現できる。
請求項5の発明によれば、工具マガジンの複数の工具と、それら工具の工具交換用の回動位置情報とを含むマガジンテーブルを備え、補正手段は、マガジンテーブルの回動位置情報を補正するので、工具毎に回動位置を精度良く調整することができる。
請求項6の発明によれば、工具交換手段は、アームと、該アームを回転駆動する回転駆動手段と、該アームを昇降駆動する昇降駆動手段とを備え、検出手段は、回転駆動手段の負荷を検出するので、ダブルアーム式の工具交換装置を有する数値制御式工作機械において、工具交換装置の耐久性を高めることができ、且つアームの回動位置を簡単に調整することができる。
本発明の実施例1に係る数値制御式工作機械の主軸ヘッドと工具交換装置の斜視図である。 工作機械の主軸ヘッドと工具交換装置(縦断面図にて図示)の側面図である。 工作機械の制御系のブロック図である。 マガジンテーブルを示す説明図である。 主軸ヘッド上昇時及び下降時において負荷の測定値と、測定値から求めた補正式を示す線図である。 主軸ヘッド上昇時のマガジンモータ回動量補正制御を示すフローチャートである。 主軸ヘッド下降時のマガジンモータ回動量補正制御を示すフローチャートである。 マガジンモータの回動量補正後の主軸ヘッド上昇時の負荷を示す線図である。 実施例2に係る主軸ヘッド上昇時のマガジンモータ回動量補正制御を示すフローチャートである。 実施例2に係る主軸ヘッド下降時のマガジンモータ回動量補正制御を示すフローチャートである。 実施例3に係る主軸ヘッド上昇時の回動位置情報補正制御を示すフローチャートである。 実施例3に係る補正後のマガジンテーブルを示す説明図である。 実施例4に係る数値制御式工作機械の全体斜視図である。 実施例4に係る工作機械の主軸ヘッドと自動工具交換装置等の側面図である。た図である。 実施例4に係る工作機械の制御系のブロック図である。 実施例4に係るアーム回動モータ回動量補正制御を示すフローチャートである。 実施例5に係るアーム回動モータ回動量補正制御を示すフローチャートである。 従来技術の数値制御式工作機械の主軸ヘッドと工具交換装置の正面図である。 従来技術のズレ角+0.1°の場合における主軸ヘッド上昇時の負荷を示す線図である。 従来技術のズレ角+0.1°の場合における主軸ヘッド下降時の負荷を示す線図である。 従来技術のズレ角+0.5°の場合における主軸ヘッド上昇時の負荷を示す線図である。 従来技術のズレ角+0.5°の場合における主軸ヘッド下降時の負荷を示す線図である。 従来技術のズレ角−0.1°の場合における主軸ヘッド上昇時の負荷を示す線図である。 従来技術のズレ角−0.1°の場合における主軸ヘッド下降時の負荷を示す線図である。 従来技術のズレ角−0.5°の場合における主軸ヘッド上昇時の負荷を示す線図である。 従来技術のズレ角−0.5°の場合における主軸ヘッド下降時の負荷を示す線図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1、図2に示すように、数値制御式工作機械1は、数値制御装置30(図3参照)からの指令に基づいて、ワークと工具とをXYZ直交座標系における各軸方向へ独立に相対移動させる。ワークと工具とを移動させることにより、ワークに所望の機械加工(例えば、「中ぐり」、「フライス削り」、「穴空け」、「切削」等)を施すことができる。
図2において、左側、右側、紙面手前側、裏面側をそれぞれ、数値制御式工作機械1の前側、後側、右側、後側とする。
数値制御式工作機械1は、主軸3Aを回転可能に支持する主軸ヘッド3と、この主軸ヘッド3を昇降可能に支持するコラム(図示略)と、コラムの前側に配置されたテーブルを左右方向(X軸方向)と前後方向(Y軸方向)とに独立に移動駆動可能なX,Y移動機構と、後述する工具交換装置2(ATC)と、工具交換装置2を駆動する駆動手段としてのマガジンモータ55と、減速機15等を有する。鉛直に延びるコラムの前面側で上下方向に延びるガイドレールは、リニアガイド(図示略)を介して主軸ヘッド3を昇降自在に案内している。主軸ヘッド3の上端には主軸モータ54を複数のボルト7で固定している。Z軸モータ53(図3参照)は、Z軸方向(図1において上下方向)に主軸ヘッド3を昇降駆動する。主軸ヘッド3は、その内部に主軸3Aを回転可能に支持している。主軸ヘッド3の前側には、工具交換装置2を設けている。主軸ヘッド3の内部には、工具を装着した工具ホルダの上端を把持して固定するドローバー機構(図示略)を収納している。
次に、工具交換装置2について説明する。
図1、図2に示すように、工具交換装置2は、複数の工具ホルダを収容したタレット式工具マガジン10と、工具マガジン10と主軸3Aとの間で工具を交換する複数のグリップアーム20(工具交換手段)とを有する。
工具マガジン10は、鍔付き円筒状のマガジンベース11と、マガジンベース11の外周に放射状に支持した複数のグリップアーム20を主体に構成してある。1対のフレーム6の前端部にマガジン支持台(図示略)を固定し、この1対のフレーム6にマガジン支持台を介してマガジンベース11を回動自在に支持している。
図1、図2に示すように、マガジンベース11は、マガジン軸14を挿通させて固定した筒状のボス部13と、ボス部13の前端側に鍔状に設けた鍔部12とを主体に構成してある。1対のフレーム6の前面にマガジンモータ55(サーボモータ)を配設し、このマガジンモータ55の出力軸の小径傘歯車と、マガジン軸14基端部の大径傘歯車とで減速機15を構成している。このマガジンモータ55は、主軸3Aに対して工具を交換する為に減速機15を介して工具マガジン10を回動駆動する。マガジンベース11の外周側には、夫々所定中心角をなす14枚のカバー21を周方向に配列し、14本のグリップアーム20を覆い隠すことができるように構成している。
次に、数値制御式工作機械1の制御系の電気的構成について説明する。
図3に示すように、数値制御装置30は、入出力インタフェース34と、CPU31とROM32とRAM33とを含むマイクロコンピュータと、軸制御部41a〜45aと、サーボアンプ41〜45と、微分器51b〜55bなどを備えている。サーボアンプ41〜45は、夫々X軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、主軸モータ54、マガジンモータ55に接続している。
X軸モータ51、Y軸モータ52は、テーブル(図示略)をX軸方向、Y軸方向に移動させる為のものである。マガジンモータ55は工具マガジン10を回動させるものである。主軸モータ54は、主軸3Aを回転駆動するものである。尚、X軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、主軸モータ54、マガジンモータ55は、夫々エンコーダ51a〜55aを備えている。
軸制御部41a〜45aは、CPU31からの移動指令量を受けて、電流指令量をサーボアンプ41〜45に出力する。サーボアンプ41〜45は、この指令を受けてモータ51〜55に駆動電流を出力する。軸制御部41a〜45aは、エンコーダ51a〜55aから位置フィードバック信号を受けて、位置のフィードバック制御を行う。微分器51b〜55bは、エンコーダ51a〜55aから受けた位置フィードバック信号を微分して速度フィードバック信号に変換する。微分器51b〜55bは、速度フィードバック信号を軸制御部41a〜45aに出力する。
軸制御部41a〜45aは、微分器51b〜55bから速度フィードバック信号を受けて、速度フィードバックの制御を行う。電流検出器41b〜45bは、サーボアンプ41〜45からモータ51〜55に出力される駆動電流を検出する。電流検出器41b〜45bは、検出した駆動電流を軸制御部41a〜45aにフィードバックする。軸制御部41a〜45aは、フィードバックされた駆動電流によって、電流(トルク)制御を行う。
モータ51〜55に流れる駆動電流とモータ51〜55にかかる負荷(トルク)は比例関係にあるので、モータ51〜55に流れる駆動電流を検出する電流検出器41b〜45bによって、モータ51〜55にかかる負荷(トルク)を検出することができる。それ故、電流検出器45b(検出手段)は、工具マガジン10により工具交換する際にマガジンモータ55の負荷(駆動状態)を検出する。尚、数値制御装置30には、表示器62と、操作キー等を備えた操作入力部61を接続している。
ROM32は、数値制御式工作機械1のワークの種類別の加工プログラムを機能させるメインの数値制御プログラム、図6、図7に示すマガジンモータ回動量補正制御の制御プログラム等を記憶している。RAM33は、図4に示す工具マガジン10の複数の工具とそれら工具の工具交換用の回動位置情報とを含むマガジンテーブルTと、図5に示す工具交換時のマガジンモータ55の回動量を補正する為の2つの補正式と、後述する負荷トルクの基準電流値などを記憶している。RAM33は、工具交換時に電流検出器45bにより検出された電流値Iなどを格納するワークメモリを含む種々のワークメモリを有する。尚、RAM33は、基準値記憶手段と補正量記憶手段に相当する。
次に、工具交換装置2による工具交換動作について説明する。
工具を交換する際、Z軸モータ53を駆動し主軸ヘッド3をガイドレールに沿って所定の準備位置まで上昇させると、グリップアーム20が主軸3Aの下端へ回動し、グリップアーム20のグリップ20aが主軸3Aに装着した工具ホルダを把持する。このとき、ドローバー機構は工具ホルダの把持を解除する。グリップ20aが工具ホルダを把持した状態で、主軸ヘッド3がさらに所定の工具交換位置まで上昇させることで主軸3Aから工具ホルダを引き抜く。
次に、マガジンモータ55を駆動して工具マガジン10を回動させると、マガジンベース11が回動し、工具交換指令により指令された工具ホルダが最下位置に移動する。次に、Z軸モータ53を逆回転駆動して主軸ヘッド3がガイドレールに沿って所定距離下降すると、グリップアーム20が主軸3Aの下側(工具交換位置)へ回動し、主軸ヘッド3がさらに前記準備位置まで下降すると、工具ホルダが主軸3Aのテーパ係合穴に挿入される。同時に、ドローバー機構は工具ホルダを把持して、主軸3Aに工具ホルダが固定される。この状態で主軸ヘッド3がさらに下降すると、グリップアーム20が図2において時計回りに回動し、工具ホルダの把持を解除する。
次に、マガジンテーブルTについて説明する。
図4に示すように、マガジンテーブルTは、工具マガジン10の工具番号、原点に対する回動位置(回動位置情報)の情報を記憶している。工具番号は、グリップアーム20のグリップ20aが把持する工具ホルダの番号を示している。回動位置情報は、マガジンモータ55において、原点位置に対して例えば正回転方向(又は逆回転方向)への回動位置を示すものである。
次に、補正式について説明する。
図5は、主軸ヘッド上昇時及び下降時の負荷(トルク)の測定値(最大値)と、これらの測定値から求めた補正式を示す線図である。縦軸(y軸)は負荷(トルク)の最大値(電流値)、横軸(x軸)はマガジンモータ55の回動量のズレ角である。これらの測定値は、図19〜図26においてZ座標が520mm又は530mm付近の値となる。
次に、数値制御装置30が実行するマガジンモータ回動量補正制御について、図6、図7のフローチャートに基づいて説明する。尚、図中Si(i=1,2・・・)は各ステップを示す。ワーク加工を開始する際、作業者が、マガジンモータ55の電流値Iによる負荷トルクの検出を主軸ヘッド上昇時に行うか又は主軸ヘッド下降時に行うかを、操作入力部61により択一的に選択する。作業者が主軸ヘッド上昇時にマガジンモータ55の電流値Iによる負荷を検出することを選択した場合について説明する。CPU31は、加工プログラムを1ブロック毎解釈し実行するが、図6のフローチャートは、CPU31が解釈したブロックの指令が工具交換である場合に開始する。
CPU31は、図4に示すマガジンテーブルTに基づき、次の工具に交換する為のマガジンモータ55の回動角θを演算し、演算結果をRAM33に格納する(S1)。CPU31は、主軸ヘッド3を上昇する(S2)。CPU31はマガジンモータ55の電流値Iを電流検出器45bにより検出し、その検出電流値IをRAM33に格納する(S3)。次に、CPU31は、エンコーダ53aのエンコーダ信号に基づき主軸ヘッド3が上昇を完了したか否かを判定する(S4)。主軸ヘッド3が上昇を完了していない場合(S4;No)、CPU31は処理をS3へ移行する。つまり、主軸ヘッド3が上昇を完了するまでの間、CPU31はマガジンモータ55の電流値Iを検出し、検出した電流値IをRAM33に格納する。
主軸ヘッド3が上昇を完了した場合は(S4;Yes)、CPU31は電流値Iが基準電流値に対して所定範囲(例えば、±30%以内の範囲)内に有るか否かを判定する(S5)。マガジンモータ55に流れる駆動電流Iとマガジンモータ55にかかる負荷トルクは比例関係にある。それ故、駆動電流(電流値I)が基準電流値に対して所定範囲内に有るか否かを判定することでサーボモータ(駆動手段)の負荷が基準となる負荷を超えたか否かを判定することができる。電流値Iが所定範囲内に有る場合(S5;Yes)、CPU31は、RAM33から読み出した回動角θに基づいて、マガジンモータ55を駆動し工具マガジン10を回動角θだけ回動させる(S6)。主軸ヘッド3を下降させて次の工具に交換した後(S7)、CPU31は処理を終了する。
電流値Iが所定範囲外の場合(S5;No)、CPU31は、RAM33から読み出した主軸ヘッド上昇時の補正式と、RAM33に格納された複数の検出電流値Iのうちの最大電流値Iに基づいて、マガジンモータ55の回動量を補正する補正量αを演算する(S8)。CPU31は、RAM33から読み出した回動角θと演算した補正量αに基づいて、マガジンモータ55を駆動し工具マガジン10を回動角(θ+α)だけ回動させた後(S9)、CPU31は処理をS7へ移行する。
図7は、作業者が主軸ヘッド下降時にマガジンモータ55の電流値Iによる負荷を検出することを選択した場合である。図7のS21、S22は図6のS1、S2と、同様の処理のため説明を省略する。S23において、CPU31は、エンコーダ53aのエンコーダ信号に基づき主軸ヘッド3が上昇を完了したか否かを判定する。主軸ヘッド3が上昇を完了した場合(S23;Yes)、CPU31は、RAM33を参照して補正フラグFが0か否かを判定する(S24)。
補正フラグFが0である場合(S24;Yes),CPU31は、RAM33から読み出した回動角θに基づいて、マガジンモータ55を駆動し工具マガジン10を回動角θだけ回動させる(S25)。その後、CPU31は、補正フラグFを0に設定し、且つ主軸ヘッド3を下降させる(S26)。
その後、CPU31はマガジンモータ55の電流値Iを検出し、検出した電流値IをRAM33に格納する(S27)。CPU31は、エンコーダ53aのエンコーダ信号に基づき主軸ヘッド3が下降を完了したか否か、つまり、工具交換が完了したか否かを判定する(S28)。工具交換が完了していない場合(S28;No)、CPU31は処理をS27へ移行し、工具交換が完了するまで、CPU31はマガジンモータ55の電流値Iを検出し、検出した電流値IをRAM33に格納する。
工具交換が完了した場合(S28;Yes)、CPU31は電流値Iが基準電流に対して所定範囲(例えば、±30%以内の範囲)内か否かを判定する(S29)。電流値Iが所定範囲内の場合(S29;Yes)、CPU31は処理を終了する。電流値Iが所定範囲外の場合(S29;No)、CPU31は、RAM33から読み出した主軸ヘッド下降時の補正式と、RAM33に格納された複数の電流値Iのうちの最大電流値Iに基づいて、マガジンモータ55の回動量を補正する補正量αを演算し、補正量αをRAM33に格納すると共に補正フラグFに1を設定する(S30)。その後、CPU31は処理を終了する。
S24において、補正フラグFが0ではない場合(S24;No)、CPU31は、RAM33から読み出した回動角θと補正量αに基づいて、マガジンモータ55を駆動し工具マガジン10を回動角(θ+α)だけ回動させ(S31)、処理をS26に移行する。尚、S5,S29を実行するCPU31が判定手段に相当し、S9,S31を実行するCPU31が補正手段に相当する。
以上説明した数値制御式工作機械1の作用、効果について説明する。
この数値制御式工作機械1では、電流検出器45bが、工具交換する際にマガジンモータ55の電流値Iを検出し、検出された電流値Iが所定範囲内にあるか否かを判定する。電流値Iが所定範囲外にあると判定された場合、工具交換時のマガジンモータ55の回動量を補正する。これにより、図8に示すように、マガジンモータ55の回動量のズレ角が0°になり、基準負荷に対する検出した負荷のズレ量が、図8の場合は−10%以内になる。
このように、工具交換位置に移動した工具ホルダの軸心と主軸3Aの軸心との間で位置ズレが発生した場合にも、工具交換時のマガジンモータ55の回動量を補正することで前記位置ズレを解消することができる。工具交換時に工具マガジン10に負荷がかかるのを抑制できるので、工具交換装置2の耐久性を高めることができる。工具マガジン10の回動位置を調整する為の補正を工具交換時に自動で行うことができるので、ユーザサイドで簡単に行うことができるうえ、調整時間の短縮化を図ることができる。
基準負荷に対する検出した負荷のズレ量とマガジンモータ55の回動量のズレ角とをパラメータとして予め設定した補正式を有し、電流検出器45bとサーボアンプ45で検出された負荷と補正式とに基づいて補正量を決定するので、工具交換時のマガジンモータ55の回動量の補正を高精度に行うことができる。
電流検出器45bは、主軸3Aから工具を引き抜く時又は主軸3Aに工具を装着する時に、マガジンモータ55の電流値Iにより負荷を検出するので、主軸3Aから工具を引き抜く時又は主軸3Aに工具を装着する時に発生するマガジンモータ55の負荷を利用して高精度な補正を実現できる。電流検出器45bとして、数値制御の為のサーボ系に組み込まれている電流検出器を有効利用できるため、製作費を節減できる。
次に、本発明の実施例2について、図9、図10に基づいて説明する。但し、前記実施例と同一の構成には同一の符号を付し、異なる構成についてのみ説明する。この実施例2においては、補正式と検出された最大電流値Iとに基づいて演算した補正量αに基づいて工具交換時のマガジンモータ55の回動量を補正する代わりに、所定補正量βに基づいて補正するものである。
図9は、作業者が主軸ヘッド上昇時にマガジンモータ55の電流値Iによる負荷を検出することを選択し、CPU31が解釈したブロックの指令が工具交換である場合に実行する。図6のフローチャートのS1〜S7と同様の処理は、同一符号を付し説明を省略し、異なる箇所のみ説明する。
S5において、電流値Iが基準電流に対して所定範囲(例えば、±30%以内の範囲)外の場合(S5;No)、CPU31は、電流値Iが所定範囲に対して正方向のズレか否かを判定する(S40)。電流値Iが所定範囲に対して正方向のズレの場合(S40;Yes)、CPU31は、RAM33から読み出した回動角θと補正量βに基づいて、マガジンモータ55を駆動して工具マガジン10を回動量(θ+β)だけ回動させた後(S41)、処理をS7へ移行する。
電流値Iが所定範囲に対して負方向のズレの場合(S40;No)、CPU31は、RAM33から読み出した回動角θと前記の補正量βに基づいて、マガジンモータ55を駆動して工具マガジン10を回動角(θ−β)だけ回動させた後(S42)、CPU31は処理をS7へ移行する。
図10は、主軸ヘッド下降時にマガジンモータ55の電流値Iによる負荷を検出することを選択した場合についてのフローチャートである。図10のS21〜S29は、図7のフローチャートのS21〜S29と同じため説明を省略する。
補正フラグFが1の場合(S24;No、S50;Yes)、CPU31は、RAM33から読み出した回動角θと補正量βに基づいて、マガジンモータ55を駆動し工具マガジン10を回動量(θ−β)だけ回動させた後(S51)、処理をS26へ移行する。補正フラグが0,1以外の場合(S24;No,S50;No)、CPU31は、RAM33から読み出した回動角θと補正量βに基づいて、マガジンモータ55を駆動して工具マガジン10を回動量(θ+β)だけ回動させた後(S52)、処理をS26へ移行する。
補正フラグの設定は、S29において電流値Iが所定範囲外の場合(S29;No)に行う。CPU31は、電流値Iが所定範囲に対して正方向のズレか否かを判定する(S53)。電流値Iが所定範囲に対して正方向のズレの場合(S53;Yes)、CPU31は、補正フラグFに2を設定し(S54)、処理を終える。
電流値Iが所定範囲に対して負方向のズレの場合(S53;No)、補正フラグFに1を設定し(S55)、処理を終える。尚、S41,S42,S51,S52を実行するCPU31が補正手段に相当する。このように、本実施例2においては補正式を設定する必要がないので、補正式作成にかかるメーカーサイドの負担を軽減できる。
次に、本発明の実施例3について、図11、図12に基づいて説明する。但し、前記実施例と同一の構成には同一の符号を付し、異なる構成についてのみ説明する。この実施例3においては、工具交換時のマガジンモータ55の回動量を補正すると共に、マガジンテーブルTの回動位置情報を補正するものである。
図11のフローチャートは、マガジンモータ55の電流値Iによる負荷の検出を主軸ヘッド上昇時に行う場合である。図6と異なるのは、S8とS9の処理の間に、以下の処理を追加したのみである。
CPU31は、補正量αを回動位置情報に変換し、変換した回転位置情報を現在の工具番号の回動位置情報に加算(補正)する(S60)。尚、S60を実行するCPU31が補正手段に相当する。
このように、工具マガジン10の複数の工具と、それら工具の工具交換用の回動位置情報とを含むマガジンテーブルTを有し、マガジンテーブルTの回動位置情報を補正するので、工具毎に回動位置を精度良く調整することができる。交換対象の工具別にマガジンテーブルTの回動位置情報を逐次補正するため、工具マガジン10における製作誤差に起因する位置ズレも含めて工具別に補正することができる。尚、各回の補正においてマガジンテーブルTの全部の回動位置情報を補正するように構成してもよい。
次に、本発明の実施例4について、図13〜図16に基づいて説明する。但し、前記実施例と同一の構成には同一の符号を付し、異なる構成についてのみ説明する。この実施例4においては、ダブルアーム式の工具交換アーム80を有する工具交換装置78を備えた数値制御式工作機械70に本発明を適用したものである。
最初に、数値制御式工作機械70について説明する。
図13、図14に示すように、数値制御式工作機械70の機械本体72は、ベース71の後部上のコラム座部73の上面に固定され且つ鉛直上方に延びるコラム74と、このコラム74の前面に沿って昇降可能な主軸ヘッド75と、この主軸ヘッド75の内部に回転可能に支持された主軸75Aと、主軸ヘッド75の右側に設けて、主軸75Aの先端に工具81の工具ホルダ82を取り付けて交換する工具交換装置78と、ベース71の上部に設けられ、ワークを着脱可能に固定するテーブル76とを主体に構成している。コラム74の背面側には箱状の制御ボックス77を設け、この制御ボックス77の内側には、数値制御式工作機械70の動作を制御する数値制御装置30A(図15参照)を設けている。
図13に示すように、工具交換装置78は、工具81を支持する工具ホルダ82を複数格納する工具マガジン79と、主軸75Aに取り付けた工具ホルダ82と他の工具ホルダ82とを把持して搬送するための工具交換アーム80と、アーム回動モータ56(回転駆動手段)と、アーム上下動モータ57(昇降駆動手段)等で構成している。工具マガジン79の内側には、工具ホルダ82を支持する複数の工具ポットと、それら工具ポットを工具マガジン79内で搬送する搬送機構とを設けている。工具交換アーム80は、一端に主軸75Aの工具81を把持する把持部80a(グリップ)と、他端に工具マガジン79の工具81を把持する把持部80b(グリップ)とを備えている。尚、工具交換アーム80とアーム回動モータ56とアーム上下動モータ57は工具交換手段に相当する。
次に、数値制御式工作機械70の制御系の電気的構成について説明する。
図15に示すように、数値制御装置30Aは、実施例1の数値制御装置30に、サーボアンプ46,47と軸制御部46a,47aと微分器56b,57bとを追加した構成である。サーボアンプ46,47は、夫々アーム回動モータ56、アーム上下動モータ57に接続している。アーム回動モータ56は工具交換アーム80を回転駆動する為のものである。アーム上下動モータ57は、工具交換アーム80を昇降駆動する為のものである。尚、アーム回動モータ56、アーム上下動モータ57は、夫々エンコーダ56a,57aを備えている。
軸制御部46a,47a、サーボアンプ46,47、微分器56b,57b、電流検出器46b、47bは、実施例1と同様の動作をするため、その説明を省略する。電流検出器46bは、検出手段に相当する。
次に、工具交換装置78による工具交換動作について説明する。
工具交換アーム80が上昇して原点に位置している状態において、先ず、アーム回動モータ56を駆動して工具交換アーム80を待機位置から工具交換位置へ旋回(回動)させる。工具交換アーム80が工具交換位置に到達すると、工具交換アーム80の2つの把持部80a,80bは、主軸75Aに装着された工具ホルダ82と、工具マガジン79側の工具ホルダ82とを夫々把持する。この状態でアーム上下動モータ57を駆動して工具交換アーム80を下降させることにより、工具ホルダ82の引き抜き動作を行う。
次に、アーム回動モータ56を駆動して工具交換アーム80を180°回動させることにより、主軸75A側の工具ホルダ82と、工具マガジン79側の工具ホルダ82とが入れ替わる。アーム上下動モータ57を駆動して工具交換アーム80を上昇させて、2つの把持部80a,80bが把持する工具ホルダ82のうちの一方を、工具マガジン79側の工具ポットに装着し、他方を主軸75Aに装着する。アーム回動モータ56を駆動して工具交換アーム80を工具交換位置から待機位置へ回動させることで、工具交換装置78による工具交換動作が終了する。
次に、数値制御装置30Aが実行するアーム回動モータ回動量補正制御について、図16のフローチャートに基づいて説明する。尚、図中Si(i=101,102・・・)は各ステップを示す。CPU31は、加工プログラムを1ブロック毎解釈し実行するが、図16のフローチャートは、CPU31が解釈したブロックの指令が工具交換である場合に実行する。
CPU31は、RAM33から読み出した待機位置から工具交換位置までの所定の設定回動角θkに基づいて、工具交換アーム80を待機位置から工具交換位置へ回動させる(S101)。CPU31はアーム回動モータ56の電流値Iを検出し、検出した電流値IをRAM33に格納する(S102)。
次に、CPU31は、エンコーダ56aのエンコーダ信号に基づき工具交換アーム80が工具交換位置に到達したか否かを判定する(S103)。工具交換アーム80が工具交換位置に到達していない場合(S103;No)、CPU31は、処理をS102へ移行する。つまり、工具交換アーム80が工具交換位置に到達するまでの間、CPU31はアーム回動モータ56の電流値Iを検出し、検出した電流値IをRAM33に格納する。
工具交換アーム80が工具交換位置に到達した場合は(S103;Yes)、CPU31は電流値Iが基準電流に対して所定範囲(例えば、±30%以内の範囲)内か否かを判定する(S104)。これと同時に、CPU31は、アーム上下動モータ57を駆動し工具交換アーム80を下降させて工具の引き抜き動作を行う。電流値Iが所定範囲内に有る場合(S104;Yes)、CPU31は、RAM33から読み出した回動角180°に基づいて、アーム回動モータ56を駆動し工具交換アーム80を回動角180°だけ回動させる(S105)。
次に、CPU31は、アーム上下動モータ57を駆動し工具交換アーム80を上昇させて次の工具ホルダ82を主軸75Aに装着する。CPU31は、アーム回動モータ56を駆動し工具交換アーム80を工具交換位置から待機位置へ回動させて工具交換を完了した後(S106)、処理を終える。
電流値Iが所定範囲外の場合(S104;No)、CPU31は、RAM33から読み出した補正式と、RAM33に格納された複数の電流値Iのうちの最大電流値Iに基づいて、アーム回動モータ56の回動量を補正する補正量αを演算する(S107)。尚、補正式は、実施例1の場合と同様に、基準負荷に対する検出負荷のズレ量とアーム回動モータ56の回動量のズレ角とをパラメータとして予め設定したものである。CPU31は、RAM33から読み出した回動角180°と演算した補正量αに基づいて、アーム回動モータ56を駆動し工具交換アーム80を回動角(180°+α)だけ回動させた後(S108)、処理をS106へ移行する。
このように、工具交換手段は、ダブルアーム式の工具交換アーム80と、アーム回動モータ56と、アーム上下動モータ57とを備え、電流検出器46bは、アーム回動モータ56の電流値Iにより負荷を検出するので、ダブルアーム式の工具交換アーム80を備えた工具交換装置78を有する数値制御式工作機械70において、工具交換装置78の耐久性を高めることができ、且つ工具交換アーム80の回動位置を簡単に調整することができる。
次に、本発明の実施例5について、図17に基づいて説明する。但し、前記実施例4と同一の構成には同一の符号を付し、異なる構成についてのみ説明する。この実施例5においては、所定補正量βに基づいてアーム回動モータ56の回動量を補正するものである。
図17のフローチャートは、図16のフローチャートのS107,S108を以下に説明するS110〜S112に変更したものであるため、変更部分のみについて説明する。
S110において、CPU31は、電流値Iが所定範囲に対して正方向のズレか否かを判定する。電流値Iが所定範囲に対して正方向のズレの場合(S110;Yes)、CPU31は、アーム回動モータ56の回動量を補正する所定の補正量βと、回動角180°とRAM33から読み出し、アーム回動モータ56を駆動し工具交換アーム80を回動角(180°+β)だけ回動させた後(S111)、処理をS106へ移行する。
電流値Iが所定範囲に対して負方向のズレの場合(S110;No)、CPU31は、アーム回動モータ56の回動量を補正する所定の補正量βと、回動角180°とRAM33から読み出し、アーム回動モータ56を駆動し工具交換アーム80を回動角(180°−β)だけ回動させた後(S112)、処理をS106へ移行する。
このように、本実施例5においては補正式を予め設定する必要がないので、補正式作成にかかるメーカーサイドの負担を軽減できる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
1]前記実施例においては、ワーク加工時に工具交換を行う毎にマガジンモータ55又はアーム回動モータ56の回動量を補正したが、ワーク加工時にマガジンモータ55又はアーム回動モータ56の原点位置を補正してもよい。また、これらの補正については1日に行うワーク加工のうちの最初のワーク加工時に1回だけ行ってもよいし、所定期間(例えば、1週間)毎に1回だけ行ってもよい。
2]前記実施例1においては、主軸ヘッド上昇時に使用する補正式と主軸ヘッド下降時に使用する補正式とを予め設定したが、1つの補正式を主軸ヘッド上昇時と主軸ヘッド下降時に適用してもよい。
3]前記実施例3においては、主軸ヘッド上昇時にマガジンモータ55の電流値Iによる負荷を検出したが、前記実施例1の場合と同様に、主軸ヘッド上昇時にマガジンモータ55の電流値Iによる負荷を検出するか又は主軸ヘッド下降時にマガジンモータ55の電流値Iによる負荷を検出するかを、操作入力部61により択一的に選択してもよい。
T マガジンテーブル
1,70 数値制御式工作機械
2,78 工具交換装置
3,75 主軸ヘッド
3A,75A 主軸
10,79 工具マガジン
31 CPU
33 RAM
45b,46b 電流検出器
55 マガジンモータ
56 アーム回動モータ
57 アーム上下動モータ
80 工具交換アーム
80a,80b 把持部
81 工具

Claims (6)

  1. 主軸に装着可能な工具を複数収納し且つ回動可能な工具マガジンと、該工具マガジンと該主軸との間で工具を交換する工具交換手段とで構成した工具交換装置と、該工具交換装置を駆動する駆動手段とを備えた数値制御式工作機械において、
    前記駆動手段の駆動状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した駆動状態に基づいて、前記工具交換装置の位置ズレを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記工具交換装置が位置ズレしていると判定した場合に、該位置ズレを補正する補正手段と、
    を備えたことを特徴とする数値制御式工作機械。
  2. 前記駆動手段は、サーボモータで構成し、
    前記検出手段は、前記サーボモータの負荷を検出し、
    前記負荷の基準値を記憶する基準値記憶手段と、
    前記基準値からのズレ量に対応する補正量を記憶する補正量記憶手段とを更に備え、
    前記判定手段は、前記検出手段が検出した前記サーボモータの負荷が前記基準値記憶手段に記憶した前記基準値を超えた場合に、前記工具交換装置の位置がズレていると判定し、
    前記補正手段は、前記検出手段が検出した前記サーボモータの負荷に基づいて、前記補正量記憶手段に記憶した補正量を決定し、該補正量に基づいて補正することを特徴とする請求項1に記載の数値制御式工作機械。
  3. 前記工具交換装置の位置ズレは、前記工具マガジンの回動位置のズレであることを特徴とする請求項1又は2に記載の数値制御式工作機械。
  4. 前記主軸を回転可能に支持する主軸ヘッドと、この主軸ヘッドを昇降可能に支持するコラムとを備え、前記検出手段は、前記主軸から工具を引き抜く時又は前記主軸に工具を装着する時に、前記サーボモータの負荷を検出することを特徴とする請求項3に記載の数値制御式工作機械。
  5. 前記工具マガジンの複数の工具と、それら工具の工具交換用の回動位置情報とを含むマガジンテーブルを備え、前記補正手段は、前記マガジンテーブルの回動位置情報を補正することを特徴とする請求項3又は4に記載の数値制御式工作機械。
  6. 前記工具交換手段は、一端に前記主軸の工具を把持するグリップと、他端に前記工具マガジンの工具を把持するグリップとを備えたアームと、
    該アームを回転駆動する回転駆動手段と、
    該アームを昇降駆動する昇降駆動手段とを備え、
    前記検出手段は、前記回転駆動手段の負荷を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の数値制御式工作機械。
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