JP2009034794A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具重量の測定や記憶装置への登録を行わずに、タレットの回転速度、モータの加減速時定数、工具割り出し後の待機時間などのパラメータ決定や工具重量の偏りを判断できる工作機械の提供。
【解決手段】全てのグリップに同じ重量の工具を装着した状態で工具交換機構を動作させてモータの負荷情報を計測することを工具の重量を変更して複数回行い、得られた複数の負荷情報を基準負荷情報として工作機械の記憶装置に予め記録しておく。負荷情報を計測する際のパラメータ及びタレットの動作は一定とする(負荷情報測定条件)。使用する工具を前記工具交換機構に装着した後、前記負荷情報測定条件で前記工具交換機構を動作させ、モータの実負荷情報を測定し、前記実負荷情報を複数の前記基準負荷情報と比較する。前記実負荷情報と類似の基準負荷情報を決定し、その基準負荷情報が測定されたときの工具重量を参照して、パラメータを決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は工作機械に関し、特に、工具交換機構を備えた工作機械に関する。
工作機械の主軸に取り付ける工具を自動的に交換する自動工具交換機構では、作業に必要な複数の工具がタレットに予めセットされ、主軸の工具を加工状態に応じて指定された工具に自動的に交換するようになっている。図1に示すように、旋回するタレットの円周上に等間隔に放射状にグリップが取り付けられており、それぞれのグリップに工具を装着できるようになっている。
タレットを回転させることによって工具を選択し交換する工具交換機構においては、工具交換に要する時間を短縮し、同時に工具交換機構に大きな負荷が生じることのない最適な条件で工具交換を行う必要がある。この条件はタレットの回転速度、モータの加減速時定数、工具割出後の待機時間といったパラメータを変更することによって決定される。
図2は前記パラメータの変更に伴う工具交換時間の変化を示した図である。ここで、図2に示されるD〜Gに対し、D’〜G’は工具交換機構に生じる負荷を抑えるために調整を行った場合の値を指している。図2(a)はタレットの回転速度(D)を変化させた場合の経過時間と速度との関係を示した図であり、タレットの回転速度を小さくすることで、工具交換機構に生じる負荷が小さくなることを示している。図2(b)は加減速時定数(E)を変化させた場合の経過時間と速度との関係を示した図であり、タレットの加減速時定数(E)を小さくすることでタレット回転開始時、停止時に生じる負荷を小さくすることができることを示している。
図2(c)は工具割り出し後の待機時間(F)を変化させた場合の経過時間と速度との関係を示した図であり、工具割り出し後の待機時間(F)を長くすることで工具交換終了時に生じるタレットの振動が十分収まった後に次の動作に移るため、その際に生じる負荷を小さくすることができることを示している。
工具交換時間の短縮と工具交換機構に生じる負荷は、図2について前述したようにトレードオフの関係にあり、例えばタレットの回転速度を小さくすると工具交換時間は長くなるが、工具交換機構に生じる負荷を減少させることができる。
また工具交換機構に生じる負荷は、タレットに装着されている工具の重量によっても変化する。工具重量が大きい場合、同じ条件で工具交換を行った時に工具交換機構に生じる負荷は工具重量が小さい場合に比べて大きくなるため、工具交換機構に生じる負荷が小さくなるようにパラメータを調整する必要がある。
また、タレットに取り付けられている工具の重量に偏りがある場合、工具交換機構を構成する部品に偏摩耗が生じやすくなり、工具交換機構の寿命を縮める原因となる。これを防ぐため、予め使用する工具の重量を測定しておき、タレットに工具重量が均等になるように使用する工具を装着する必要がある。
以上の理由から、タレットに装着された工具の重量が小さい場合には工具交換時間が短縮するように、工具重量が大きい場合には工具交換機構に生じる負荷が小さくなるようにパラメータを調整し、最適な条件で工具交換を行う方法が用いられている。最適なパラメータを選択する手段として、予め測定しておいた工具の重量を記憶装置に登録し、それを参照してパラメータを選択する方法(特許文献1参照)や、記憶装置に登録されている工具の情報から負荷を推定し、工具交換の際の加速度を計算する方法(特許文献2参照)が提案されている。
工作機械の工具交換機構とは関係しないが、モータや回転テーブルに発生する負荷トルクのアンバランスを補正する制御方法として、特許文献3、特許文献4に開示される技術がある。
特開平8−115113号公報 特開2005−224896号公報 特開2005−246522号公報 特開2007−61918号公報
背景技術で説明したパラメータの設定方法では、工具重量を記憶装置へ誤って入力することや、重量の異なる工具を装着した後、工具重量を記憶装置に登録することを忘れることが発生する可能性がある。
そのため本発明の目的は、工具重量の測定や記憶装置への登録を行うことなく、装着されている工具重量を推定することによって適切なパラメータを決定することができ、同時に工具重量の偏りを判断することができる工作機械を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、モータによって駆動され旋回するタレットと、該タレットに放射状に工具を保持するためのグリップが複数設けられ、前記タレットを旋回し、所望の工具を割り出して工具交換を行う工具交換装置を備えた工作機械において、
全てのグリップに同じ重量の工具が装着されている状態で前記タレットを所定の条件で旋回させたときに前記モータに生じる負荷情報を、複数の工具重量について工具重量別に基準負荷情報として記憶すると共に、予め定められた工具重量別のタレットの旋回動作を行うためのパラメータを工具重量別の基準負荷情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
前記タレットに実際に加工に用いる工具を装着してタレットを前記所定の条件で旋回させたときにモータに生じる実負荷情報を測定するための手段と、
測定したモータの前記実負荷情報と前記基準負荷情報とを比較し、当該実負荷情報が前記複数の工具重量の基準負荷情報のうち、どの工具重量の基準負荷情報と類似するかを判定する比較手段と、前記比較判定手段の結果、類似する基準工具重量に対応する前記パラメータを設定する設定手段と、該設定されたパラメータに基づいて前記モータを駆動する駆動手段、とを備えたことを特徴とする工作機械である。
請求項2に係る発明は、前記比較判定手段は、測定したモータの実負荷情報と、工具重量別の基準負荷情報とを比較することによって工具重量の偏りを求め、求めた工具重量の偏りが許容範囲を超えるか否かを判断し、工具重量の偏りが許容範囲を超えた場合には、工具の取り付けが適切でないため修正の必要があることを通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の工作機械である。
請求項3に係る発明は、前記比較判定手段は、測定したモータの実負荷情報と、工具重量別の基準負荷情報とを比較することによって工具重量の偏りを求め、求めた工具重量の偏りが許容範囲を超えるか否かを判断し、工具重量の偏りが許容範囲を超えた場合は、工具重量の偏りによる工具交換機構の偏摩耗を抑制するために、予め記憶された工具交換機構に生じる負荷を低減するパラメータを設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項1、2のいずれか1つに記載の工作機械である。
請求項4に係る発明は、前記比較判定手段は、測定したモータの実負荷情報と前記基準負荷情報を区間ごとに比較し、測定したモータの負荷情報と基準負荷情報との誤差が第1の許容範囲内である区間の数を第1の計数値として計数し、前記設定手段は、前記比較判定手段の結果、第1の計数値が第1の所定値を超える場合には比較対象の基準負荷情報に対応したパラメータを設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の工作機械である。
請求項5に係る発明は、前記比較判定手段は、前記測定したモータの実負荷情報と前記基準負荷情報の誤差が第2の許容範囲内である区間の数を第2の計数値として計数し、前記第1の計数値が第1の所定値を超えており、かつ第2の計数値が第2の所定値を超えない場合、工具重量の偏りが許容範囲を超えると判断し、工具重量の偏りが許容範囲を超えた場合には、工具の取り付けが適切でないことを通知する通知手段を備えたことを特徴とした請求項4記載の工作機械である。
請求項6に係る発明は、前記比較判定手段は、前記測定したモータの実負荷情報と前記基準負荷情報の誤差が第2の許容範囲内である区間の数を第2の計数値として計数し、前記第1の計数値が第1の所定値を超えており、かつ、第2の計数値が第2の所定値を超えない場合、工具重量の偏りが許容範囲を超えると判断し、工具重量の偏りが許容範囲を超えた場合には、工具重量の偏りによる工具交換機構の偏摩耗を抑制するために、予め記憶された、工具交換機構に生じる負荷を低減するパラメータを設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の工作機械である。
本発明で提案した方法を用いると、操作盤に設けられたボタンを押すなどの簡単な操作により、工具装着後に工具交換機構を1回動作させてモータの負荷情報を測定するだけで、適切なパラメータの設定、工具重量の偏りの調査が可能となり、装着された工具を手動で別の工具に交換した場合にも同様の操作を行うだけでパラメータの設定が可能となる。
また、今まで必要であった工具重量の計測、記憶装置への入力作業が不要となるなど作業効率の向上が顕著である。
以下、本発明の実施形態を図面とともに説明する。
図1はタレットを有する工具交換機構の概略図である。工具交換機構を回転させるとモータに負荷が生じる。この負荷はタレットの1回転分についてみると、図3に示されるように経過時間や回転角度の変化に伴って変化していく(以下、「負荷情報」という)。工具重量に偏りがない場合、図3(a)のような負荷情報が得られる。
工具交換機構に装着された工具が同一のものであり、工具交換機構を同一の条件で回転させた場合、負荷情報は同様の形状が得られる。また、図1のように工具交換機構が縦に取り付けられているとき、工具交換機構に装着された工具重量に偏りがある場合、工具に生じる重力等の影響により、図3(b)と図3(c)とに示すような負荷情報が得られ、これらは図3(a)に示すような工具重量に偏りがない場合の負荷情報と比べて差異が生じる。
したがって、本発明は、工具交換機構に工具を装着し、このときの負荷情報を測定し、該負荷情報と基準となる負荷情報とを比較し、工具重量を推定することにより最適なパラメータの決定と工具重量の偏り判別の少なくとも一方を行う。
図4は工具を装着したときの負荷情報と基準となる負荷情報とを比較し最適なパラメータを選択する概略を説明している。全てのグリップに同じ重量の工具を装着した状態で工具交換機構を動作させて計測したモータの負荷情報(以下、「基準負荷情報」という)を記録する。工具の重量を変更して測定した複数の基準負荷情報を用意し、それらを工作機械に備えられた記憶装置に予め記録しておく。ここで、負荷情報を計測する際のモータの回転速度などのパラメータ及び工具交換機構の動作は一定とする(以下、「負荷情報測定条件」という)。負荷情報は回転角度や経過時間に対する変化として記録しておく(回転角度に対する変化とした場合には、図2〜6に記載されるグラフの横軸は回転角度となる。経過時間に対する変化とした場合には、図2〜6の横軸は経過時間となる)。
工具の重量を変更して複数得られた基準負荷情報のうち1つの基準負荷情報は、工具交換を行うと危険な重量の工具を取り付けた場合を示す「危険報知基準負荷情報」とする。また、これと同時に全てのグリップに同じ重量の工具を装着している場合に、工具交換に要する時間を短縮し、同時に工具交換機構に大きな負荷がかかることのない最適な工具交換を行うことのできるパラメータを予め実験等で求めて工具重量ごとに用意し、基準負荷情報と対応させて記憶装置に登録しておく。
次に、使用する工具を工具交換機構に装着した後、図4の1)に示されるように、前記負荷情報測定条件で工具交換機構を動作させ、モータの負荷情報を測定して記憶装置に記録する(以下、「実負荷情報」という)。次に、図4の2)に示されるように、実負荷情報と記憶装置に記憶されている前記基準負荷情報とを比較し、実負荷情報に形状が最も類似している基準負荷情報を記憶装置から選択する。そして、選ばれた基準負荷情報が測定されたときの工具重量を参照して、基準負荷情報と対応させて記憶装置に登録されたパラメータを選択し、設定する。負荷情報の比較は、記憶装置に記憶されている基準負荷情報のうち、工具重量が最も小さい場合の基準負荷情報から順番に行う。
図5は実負荷情報と基準負荷情報とを区間に分けて比較する概略を説明している。
負荷情報に対応して、図5に示すように工具重量推定用の誤差許容値(負荷情報が類似であると判断するための誤差許容範囲)Mと工具重量の偏り推定用の誤差許容値(工具重量に偏りがないことを判断するための誤差許容範囲)Nとを用意し、
(工具重量の偏り推定用の誤差許容範囲)N>(工具重量の推定用の誤差許容範囲)M
とする。
負荷情報R及び負荷情報Sは工具重量に偏りのある場合の負荷情報を示している。そして、区間Pにおいて基準負荷情報と比較して差異が現れている。差異が現れる区間Pは工具重量が集中している位置によって変化する。負荷情報R及び負荷情報Sは、区間Oにおいては基準負荷情報Qと比較したときの誤差が許容範囲M以内である。そのため、区間Oが一定値以上である場合には、基準負荷情報Qと類似していると判断する。負荷情報Rは基準負荷情報Qとの誤差が許容範囲M以内の区間Oが一定値以上であり、かつ、区間Pにおける差異が許容範囲N以内であるため、工具重量の偏りはないと判断する。
負荷情報Sは基準負荷情報Qとの誤差が許容範囲M以内の区間Oが一定値以上あるものの、区間Pにおける差異が許容範囲Nを超えている。そのため、工具重量に偏りがあると判断する。
図6は図5で概略を説明した区間に分けて実負荷情報と基準負荷情報とを比較することをより詳細に説明する。図6に使用されている各記号の対応は、下記の表1(区間Tnと値Unとの対応表)に示されている。
T1、T2・・・、Tj、・・・、Tnは計測したモータの実負荷情報を複数に分割した区間を表す。T1’、T2’・・・、Tj’、・・・、Tn’は基準負荷情報を複数に分割した各区間を表す。U1、U2・・・、Uj、・・・、Unは計測したモータの実負荷情報の区間Tnにおける負荷情報を表す。U_i1’、U_i2’・・・、U_ij’、・・・、U_in’は基準負荷情報iの区間Tnにおける負荷情報を表す。V1、V2、・・・、Vj、・・・、Vnは区間Tnの値Unと区間Tn’の値U_in’の比較により負荷情報が類似しているとみなせる許容誤差を表す。W1、W2、・・・、Wj、・・・、Wnは区間Tnの値Unと区間Tn’の値U_in’の比較により、工具重量に偏りがあると判断するための許容誤差を表す。iは基準負荷情報を整理するための通し番号(iの値が大きいほど工具重量が重い)を表す。Imaxは危険報知基準負荷情報に付けられた通し番号を表す。nは区間Tn、Tn’、及びUn、U_in’の総数を表す。X_0、X_2、・・・、X_Imaxは、予め定められた工具重量別のタレットの旋回動作を行うパラメータであって、工作機械でワークを実際に加工する際に、工具交換で用いるパラメータである。
基準負荷情報には工具重量が軽いものから順にi=0、1・・・、Imaxの通し番号が付与されており、i=0から順番に比較を行う。モータの負荷情報及び基準負荷情報をそれぞれ区間T1〜Tn及びT1’〜Tn’に分割する。ここで、区間T1と区間T1’、・・・、区間Tnと区間Tn’はそれぞれ対応している。対応した各区間で、負荷情報U1〜Un及びU_i1’〜U_in’を比較する。ここで、U1〜Un及びU_i1’〜 U_in’はモータの負荷情報の区間T1〜Tn及び通し番号がiである基準負荷情報の各区間T1’〜Tn’における負荷の平均値、負荷の傾き、負荷の積分値といった値の中から予め選択しておく。また、比較はそのうちの1つの値を使用して行っても、また、複数の値を組み合わせて行ってもかまわない。UnとU_in’との誤差が工具重量推定用の誤差許容範囲Vn以内の区間の数m1と、UnとU_in’との誤差が工具重量の偏り推定用の誤差許容範囲Wn以内の区間の数m2をそれぞれ計算する。m1が一定値M1以上であり、かつm2が一定値M2以上である場合、負荷情報は類似であり、かつ工具重量に偏りはないと判断し、その時点で比較していた基準負荷情報に対応したパラメータの設定を行う。m1がM1以上とならない場合は順次iの数を増加させて基準負荷情報との比較を行い、iの値がImaxに到達した場合(危険報知基準負荷情報である場合)には工具交換は危険であると判断し、機械を停止させアラームにより工具交換が危険であることを通知する。また、m1が一定値M1以上であり、かつ、m2がM2未満である場合、工具重量に偏りがあると判断する。このとき、アラーム等により工具の取り付けを修正するように通知を行い、同時に工具重量の偏りによる工具交換機構の偏摩耗を抑制するため、工具交換機構に生じる負荷を小さくすることを最優先したパラメータを設定する。また、UnとU_in’との誤差がWn以上であった区間がどの部分であるかを判別することで、工具重量が集中している部分を判別し、通知することも可能である。
上記記述を箇条書きにまとめると以下のようにして、実負荷情報と基準負荷情報との比較を行う。
(1)まず、最も軽い工具の基準負荷情報との比較を開始する。
(2)モータの負荷情報の区間Tnと、通し番号がiである基準負荷情報の区間Tn’の、値UnおよびU_in’を比較する。
(3)UnとU_in’との誤差の絶対値がVn以下のとき、その区間の負荷情報は一致していると判断する。
(4)UnとU_in’との誤差の絶対値がWn以下のとき、その区間に工具重量の偏りはないと判断する。
(5)(2)を満たす区間の数m1がM1以上であるとき、実負荷情報と、比較している基準負荷情報は類似していると判断する。
(6)(3)を満たす区間の数m2がM2以上であるとき、工具に偏りはないと判断する。
(7)(2)を満たす区間の数m1がM1未満であるとき、次に工具重量が軽い場合の基準負荷情報との比較を開始する。
(8)i=Imax(危険報知基準負荷情報)のとき、機械を停止する(アラームにより工具交換が危険であることを通知)。
Figure 2009034794
図5及び図6で説明したように、実負荷情報と基準負荷情報とを区間に分けて比較し、工具交換装置に装着した工具の重量を推定しパラメータの設定を行い、また、工具重量の偏りを判断する。
装着した工具の重量に偏りがない場合、実負荷情報の全体が基準負荷情報と比較して誤差が工具重量推定用の誤差許容値以内になることから、工具重量に偏りはなく、また、実負荷情報が比較している基準負荷情報と類似していると判断する。
装着した工具の重量に偏りがある場合、負荷情報の一部に差異が生じるので、それ以外の部分で実負荷情報と基準負荷情報との誤差が工具重量推定用の誤差許量値以内であり、また差異の生じる部分において実負荷情報と基準負荷情報との誤差が偏り推定用の誤差許容値以内である場合には、工具の偏りは許容できるものであり、また、実負荷情報が比較している基準負荷情報と類似していると判断する。
差異の生じる部分以外での誤差が工具重量推定用の誤差許容値以内であり、差異の生じる部分での誤差が工具重量推定用の誤差許容値を外れている場合には、装着された工具重量の偏りがあると判断する。
基準負荷情報に類似した負荷情報であると判断した場合には、その基準負荷情報が測定されたときと同じ重量の工具が装着されていると判断し、比較を行っていた基準負荷情報に対応したパラメータを選択する。誤差が工具重量推定用の誤差許容値を外れていた場合、負荷の大小を比較することにより実際に装着されている工具の重量が基準負荷情報を測定した際の工具重量より大きいか小さいかを判断し、実際に装着されている工具の重量が小さい場合には、その時点で比較を行っていた基準負荷情報が最も類似していると判断し、対応したパラメータを選択する。
逆に、実際に装着されている工具の重量が大きい場合には、次に工具重量が大きい場合の基準負荷情報と比較を行う。その後、順次負荷情報の比較を行い、危険報知基準負荷情報と比較し工具交換が危険な重量の工具が装着されていると判断した場合には、機械を停止させ、アラームを表示させて工具交換が危険なことを通知する。
基準負荷情報に類似した負荷情報であると判断され、かつ、工具重量に偏りがあると判断された場合には、アラーム等により工具の取り付け方が不適切であることを通知する。それと同時に、工具交換機構に生じる負荷を小さくすることを優先させたパラメータを設定する(このパラメータを使用した場合の工具交換速度は、工具重量に偏りがないものとしてパラメータを設定した場合に比べ遅くなる)。このようにすることにより、工具交換が危険な状態で機械を運転することの防止及び工具重量の偏りによる工具交換機構の偏磨耗の抑制が可能となる。そして、その後何も操作が行われなかった場合には、工具交換機構に生じる負荷を小さくすることを優先させたパラメータを使用して工具交換を行い、工具の取り付け方を修正した場合には、再度、負荷情報の測定を行ってパラメータを設定し直す。
図7−1及び図7−2は本発明の一実施形態である、工具重量を推定し適切なパラメータを決定し、また、工具重量の偏りを判断するための処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。
工具交換装置にセットした工具の負荷情報を測定する(ステップS1)。初期化のためi=0とする(ステップS2)。ステップS1で得られた負荷情報と通し番号がiである基準負荷情報と比較する(ステップS3)。初期化のため、j=1、m1=0、m2=0とする(ステップS4)。|Uj―U_ij’|<Vjであるか否かを判断する(ステップS5)。YESと判断されると、m1=m1+1とし(ステップS14)、ステップS7へ進む。NOと判断されると、|Uj―U_ij’|<Wjであるか否かを判断する(ステップS6)。YESと判断されると、m2=m2+1とし(ステップS15)、ステップS7へ進む。NOと判断されるとステップS7へ進む。j<nであるか否かを判断する(ステップS7)。YESと判断されると、j=j+1(ステップS16)とし、ステップS5に戻る。NOと判断されると、m1>M1であるか否かを判断する(ステップS8)。NOと判断されると、i=i+1とする(ステップS9)。次に、i>Imaxであるか否かを判断する(ステップS10)。NOと判断されるとステップS3に戻る。YESと判断されると、工具交換が危険と判断する(ステップS11)。そして、機械を停止し、アラームにより工具交換が危険であることを通知する(ステップS12)。アラーム
が表示されたら工具を重量の軽いものに交換し(ステップS13)、負荷情報を再度測定するためにステップS1に戻る。ステップS8でYESと判断されるとステップS17へ進む(ステップS17以降は図7−2を参照)。
そして、負荷情報が類似と判断し(ステップS17)、m2>M2であるか否かを判断する(ステップS18)。NOと判断されると、工具重量に偏りがあると判断される(ステップS19)。そして、工具の取り付けを修正するように指示、及び、工具交換機構への負荷が小さいパラメータを設定する(ステップS20)。次に、工具の取り付けを修正したか否かを判断し(ステップS21)、YESであれば再度の負荷情報を測定するためステップS1へ戻る。NOと判断されると終了する。ステップS18でYESと判断されると、工具重量の偏りがないと判断し(ステップS22)、通し番号iに対応したパラメータを設定し(ステップ23)、終了する。
なお、ステップ20で設定される「工具交換機構への負荷が小さいパラメータ」について説明すると、工具重量の偏りが大きく、許容値を超えていると判断された場合に基準負荷情報とは関係なく設定するパラメータであって、非常に低速で工具交換を行うことにより工具交換機構への負担を小さくしたパラメータである。
タレットを有する工具交換機構の概略図である。(a)はタレット要部の正面図であり、(b)はタレット要部の右側面図である。 パラメータの変更に伴う工具交換時間の変化を表す図である。 工具重量に偏りがある場合の負荷情報の例である。 パラメータを選択する模式図である。 工具重量の偏りの判別方法を説明した図である。 工具重量の比較方法を説明した図である。 工具重量の比較方法の処理のアルゴリズムを示すフローチャートである(その1)。 工具重量の比較方法の処理のアルゴリズムを示すフローチャートである(その2)。
符号の説明
A 工具を保持するグリップ
B 工具交換機構に保持された工具
C 工具交換機構を動作させるモータ
D,D’ タレット回転速度
E,E’ 加減速時定数
F,F’ 工具割出後の待機時間
G,G’ 工具交換時間
H 工具重量の偏りによって生じる差異
I 記憶装置
J 記憶装置に保存された基準負荷情報
K 計測した実負荷情報
L 選択された基準負荷情報
M 負荷情報が類似であると判断するための誤差許容範囲(1点鎖線)
N 工具重量に偏りがないことを判断するための誤差許容範囲(点線)
O 工具重量の偏りによる負荷情報の差異が発生していない区間
P 工具重量の偏りによる負荷情報の差異が発生している区間
Q 基準負荷情報
R 工具重量に偏りがないと判断される負荷情報(誤差許容範囲内)
S 工具重量に偏りがあると判断される負荷情報(誤差許容範囲外)
T1、T2・・・、Tj、・・・、Tn 計測したモータの実負荷情報を複数に分割した区間
T1’、T2’・・・、Tj’、・・・、Tn’ 基準負荷情報を複数に分割した各区間
U1、U2・・・、Uj、・・・、Un 計測したモータの実負荷情報の区間Tnにおける負荷情報
U_i1’、U_i2’・・・、U_ij’、・・・、U_in’ 基準負荷情報iの区間における負荷情報
V1、V2、・・・、Vj、・・・、Vn 区間Tnの値Unと区間Tn’の値U_in’の比較により負荷情報が類似しているとみなせる許容誤差
W1、W2、・・・、Wj、・・・、Wn 区間Tnの値Unと区間Tn’の値U_in’の比較により、工具重量に偏りがあると判断するための許容誤差
i 基準負荷情報を整理するための通し番号(iの値が大きいほど工具重量が重い)
Imax 危険報知基準負荷情報に付けられた通し番号(工具重量が最も重い)
n 区間Tn、Tn’、及びUn、U_in’の総数
m1 UnとU_in’の誤差がVn以下であった区間の数
m2 UnとU_in’の誤差がWn以下であった区間の数
M1 負荷情報が類似であるとみなせるm1の数
M2 工具重量に偏りがないとみなせるm2の数

Claims (6)

  1. モータによって駆動され旋回するタレットと、該タレットに放射状に工具を保持するためのグリップが複数設けられ、前記タレットを旋回し、所望の工具を割り出して工具交換を行う工具交換装置を備えた工作機械において、
    全てのグリップに同じ重量の工具が装着されている状態で前記タレットを所定の条件で旋回させたときに前記モータに生じる負荷情報を、複数の工具重量について工具重量別に基準負荷情報として記憶すると共に、予め定められた工具重量別のタレットの旋回動作を行うためのパラメータを工具重量別の基準負荷情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記タレットに実際に加工に用いる工具を装着してタレットを前記所定の条件で旋回させたときにモータに生じる実負荷情報を測定するための手段と、
    測定したモータの前記実負荷情報と前記基準負荷情報とを比較し、当該実負荷情報が前記複数の工具重量の基準負荷情報のうち、どの工具重量の基準負荷情報と類似するかを判定する比較手段と、前記比較判定手段の結果、類似する基準工具重量に対応する前記パラメータを設定する設定手段と、該設定されたパラメータに基づいて前記モータを駆動する駆動手段、とを備えたことを特徴とする工作機械。
  2. 前記比較判定手段は、測定したモータの実負荷情報と、工具重量別の基準負荷情報とを比較することによって工具重量の偏りを求め、求めた工具重量の偏りが許容範囲を超えるか否かを判断し、
    工具重量の偏りが許容範囲を超えた場合には、工具の取り付けが適切でないため修正の必要があることを通知する通知手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  3. 前記比較判定手段は、測定したモータの実負荷情報と、工具重量別の基準負荷情報とを比較することによって工具重量の偏りを求め、求めた工具重量の偏りが許容範囲を超えるか否かを判断し、
    工具重量の偏りが許容範囲を超えた場合は、工具重量の偏りによる工具交換機構の偏摩耗を抑制するために、予め記憶された工具交換機構に生じる負荷を低減するパラメータを設定する設定手段
    を備えたことを特徴とする請求項1、2のいずれか1つに記載の工作機械。
  4. 前記比較判定手段は、測定したモータの実負荷情報と前記基準負荷情報を区間ごとに比較し、測定したモータの負荷情報と基準負荷情報との誤差が第1の許容範囲内である区間の数を第1の計数値として計数し、
    前記設定手段は、前記比較判定手段の結果、第1の計数値が第1の所定値を超える場合には比較対象の基準負荷情報に対応したパラメータを設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の工作機械。
  5. 前記比較判定手段は、前記測定したモータの実負荷情報と前記基準負荷情報の誤差が第2の許容範囲内である区間の数を第2の計数値として計数し、前記第1の計数値が第1の所定値を超えており、かつ第2の計数値が第2の所定値を超えない場合、工具重量の偏りが許容範囲を超えると判断し、
    工具重量の偏りが許容範囲を超えた場合には、工具の取り付けが適切でないことを通知する通知手段を備えたことを特徴とした請求項4記載の工作機械。
  6. 前記比較判定手段は、前記測定したモータの実負荷情報と前記基準負荷情報の誤差が第2の許容範囲内である区間の数を第2の計数値として計数し、前記第1の計数値が第1の所定値を超えており、かつ、第2の計数値が第2の所定値を超えない場合、工具重量の偏りが許容範囲を超えると判断し、
    工具重量の偏りが許容範囲を超えた場合には、工具重量の偏りによる工具交換機構の偏摩耗を抑制するために、予め記憶された、工具交換機構に生じる負荷を低減するパラメータを設定する設定手段
    を備えたことを特徴とする請求項4記載の工作機械。
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