JP2011169595A - 両端変位型コンタクトプローブ - Google Patents

両端変位型コンタクトプローブ Download PDF

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克法 吉原
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Abstract

【課題】耐久性に優れ、小型化が可能な両端変位型コンタクトプローブを提供する。
【解決手段】コイルばねにより相反する方向に付勢された一対の導電性可動体が検査装置のソケットの内部に往復動を許容して収容されると共に、一方の導電性可動体が被検査体に当接するように取り付けられ、かつ他方の導電性可動体が回路基板に電気的に接続して取り付けられている両端変位型コンタクトプローブにおいて、コイルばね内に配設され一対の導電性可動体の軸方向に延在する中空の導電性パイプ体を有し、一対の導電性可動体が導電性パイプ体の両端部から内部に向かってそれぞれ挿入されており、一対の導電性可動体が導電性パイプに対して摺動可能で且つ電気的に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明はコンタクトプローブに関し、特に半導体デバイスやウェハー等の電気的特性を検査する検査用ソケットに装備される両端変位型コンタクトプローブに関する。
電子部品や回路基板の電極端子に接触させ、電極端子を外部装置と一時的に導通させるためのコンタクトプローブを用いた電子回路試験装置には、複数のコンタクトプローブを備えた検査用ソケットが装備されており、このコンタクトプローブとして両端のコンタクト部の間にコイルばねを設けて接触圧を付与して電気的測定を行う両端変位型のものが開示されている。
図6は従来の両端変位型コンタクトプローブの第1の例を示す断面図である。図6に示す両端変位型コンタクトプローブ10は、その軸方向両端側に、それぞれ電気的接触部を構成する第1導電部材1及び第2導電部材2と、第1導電部材1及び第2導電部材2が軸方向の所定間隔より接近するときその間隔を拡大する方向に両導電部材1、2を付勢する中空のコイルばね3と、コイルばね3内に収納されコイルばね3の略軸方向に延在する第3導電部材4とを備えており、検査装置(図示せず)のソケット6内に隔壁部8を隔てて複数本、互いに平行に所定ピッチで配設されている。
コイルばね3は、第1導電部材1を保持結合した一端部3aと、第2導電部材2を保持結合した他端部3bと、第3導電部材4を第1導電部材1及び第2導電部材2に摺動可能な所定姿勢で保持する中間部3cとを有している。このコイルばね3の中間部3cは他の部分より小ピッチで形成されている。また、第1導電部材1及び第2導電部材2の軸方向に対向する部位には、第3導電部材4の一端部4a及び他端部4bを収納する一対の凹部1a、2aが形成されている。
一方、第3導電部材4は、一端部4a及び他端部4bより大径の中間部4cを有し、第1導電部材1又は第2導電部材2のいずれか一方に形成された一方の凹部1a、または凹部2aに向かいコイルばね3を通して第3導電部材4が挿入されている。ここで、コイルばね3の中間部3cより挿入方向先方側でコイルばね3が圧縮されると、第3導電部材4の一端部4a又は他端部4bが一方の凹部1aの内部の側面及び底面に近接又は当接するとともに、第3導電部材4の中間部4cがコイルばね3の中間部3cに保持されるようになっている。
このように構成された両端変位型コンタクトプローブ10では、検査対象物9に第1導電部材1が当接するとともに、検査装置の回路基板7に第2導電部材2が当接する。このとき、圧縮コイルばね3により、第1導電部材1と第2導電部材2とが互いに近接する方向に変位するとともに、第1導電部材1及び第2導電部材2への電気的接続をなすための所要の接触圧が付与される(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来技術の第2の例として図7に示す導電性接触子50が開示されている。この導電性接触子50は、コイルばね32により付勢された一対の導電性可動体33、34を備えており、ホルダ38の支持孔38aに収容されている。導電性可動体33は、検査時に被検査体39に当接するように取り付けられており、導電性可動体34は、配線プレート35に電気的に接続して取り付けられている。また、導電性可動体33に固定されると共に、導電性可動体34に向かって延設されている密着巻きコイル体36が、コイルばね32内に配設されている。さらに、導電性可動体34の軸部37が、密着巻きコイル体36に対して摺動可能に電気的に接続されている(例えば、特許文献2照。)。
特開2006−84212号公報(第5−7頁、図1参照) 特開2003−172748号公報(第4−5頁、図1参照)
しかしながら、従来技術の第1の例における両端変位型コンタクトプローブ10は、第3導電部材4は細長いピン状の形状をなし、摺動と導通を確保するためには第1導電部材1及び第2導電部材2のそれぞれに深さの大きい凹部1a、凹部2aを設ける必要がある。このため両端変位型コンタクトプローブの小型化を図ろうとすると、凹部1a、凹部2aの内径が小さくなり、その形成が難しいいう問題があった。また、第3導電部材4は細長いピン状の形状であるため小型化すると強度が不足し耐久性が低くなるという問題があった。
また、従来技術の第2の例における導電性接触子50は、密着巻きコイル体36の内径はその材料として用いる線材の線径によって制限されため、密着巻きコイル体36を小径化すると十分な内径を確保することが出来ないという問題があった。さらに線径が小さくなると強度的にも不足し小型化すると耐久性が低くなるという問題もあった。
(発明の目的)
本発明は上記問題を解決して、電気的測定の際に安定した摺動と導電性を有し、耐久性に優れ長寿命化が図れるとともに小型化を簡単且つ安価に実現することが可能な両端変位型コンタクトプローブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明における両端変位型コンタクトプローブは、コイルばねにより相反する方向に付勢された一対の導電性可動体が検査装置のソケットの内部に往復動を許容して収容されると共に、一方の導電性可動体が、検査時に被検査体に当接するように取り付けられており、かつ他方の導電性可動体が、回路基板に電気的に接続して取り付けられて構成される両端変位型コンタクトプローブにおいて、前記コイルばね内に配設され前記一対の導電性可動体の軸方向に延在する中空の導電性パイプ体を有し、前記一対の導電性可動体が前記導電性パイプ体の両端部から内部に向かってそれぞれ挿入されており、前記一対の導電性可動体が前記導電性パイプに対して摺動可能で且つ電気的に接続されていることを特徴とする。
また、前記一対の導電性可動体が前記導電性パイプ体の内周面に当接する軸部を有することを特徴とする。
また、前記導電性パイプ体の一方の端部が前記一対の導電性可動体のうちいずれか一方の導電性可動体に固定されていることを特徴とする。
また、前記一方の導電性可動体は、前記導電性パイプ体の一方の端部が固定される固定部を有することを特徴とする。
また、前記導電性パイプ体は、その横断面における外周面の中心に対して内周面の中心が偏心して形成されていることを特徴とする。
また、前記導電性パイプ体は金、パラジウム、銅の少なくとも一つの金属を含んで成る導電性合金材料からなることを特徴とする。
また、前記導電性パイプ体はステンレス材またはニッケル材の導電性金属材料からなることを特徴とする。
以上のように、本発明の両端変位型コンタクトプローブは、電気的測定の際に安定した摺動と導電性を有し、耐久性に優れ長寿命化が図れるとともに小型化を簡単且つ安価に実現することができる。
本発明の第1の実施形態における両端変位型コンタクトプローブを示す概略断面図である。 本発明の第1の実施形態における両端変位型コンタクトプローブの動作状態を示す概略断面図である。 本発明の第2の実施形態における両端変位型コンタクトプローブの導電性パイプ体を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)におけるA−A断面図、図3(c)は図3(a)におけるB−B断面図である。 本発明の第2の実施形態における両端変位型コンタクトプローブを示し、図4(a)は、導電性パイプ体と導電性可動体との位置関係を説明するため図、図4(b)は、導電性パイプ体と導電性可動体との摺動状態を示す部分概略断面図である。 本発明の第3の実施形態における両端変位型コンタクトプローブを示す概略断面図である。 従来技術の第1の例である両端変位型コンタクトプローブを示す概略断面図である。 従来技術の第2の例である導電性接触子を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、図6に示す構成要素と同じ構成要素については、同一符号を付してある。
(第1の実施形態)
図1、図2は本発明の第1本実施形態における両端変位型コンタクトプローブを示す概略断面図であり、図1は待機状態を示し、図2は検査状態を示す。なお、本実施形態の両端変位型コンタクトプローブは検査装置(図示せず)のソケット内に所定のピッチにて縦横に並列に配設されている。
図1に示すように、本実施形態による両端変位型コンタクトプローブ20は、コイルばね13により相反する方向に付勢された一対の導電性可動体11、12が検査装置(図示せず)のソケット6の内部に往復動を許容して収容されると共に、一方の導電性可動体12が、検査時に被検査体9に当接するように取り付けられており、かつ他方の導電性可動体11が、回路基板7に電気的に接続して取り付けられている。
また、コイルばね13内に配設され一対の導電性可動体11、12の軸方向に延在する中空の導電性パイプ体14を有し、一対の導電性可動体11、12が導電性パイプ体14の両端部から内部に向かってそれぞれ挿入されており、一対の導電性可動体11、12が導電性パイプ体14に対して摺動可能で且つ電気的に接続されている。
導電性可動体11は、フランジ部11bと、フランジ部11bの一方の側に設けるコンタクト部11aと、フランジ部11bの他方の側に設ける嵌入部11cと、この嵌入部11cを介し設ける軸部11dを有し一体的に形成されている。導電性可動体12も導電性可動体11と同様に、コンタクト部12a、フランジ部12b、嵌入部12c及び軸部12dを有し一体的に形成されている。
この軸部11d、12dは、図1に示す待機状態(導電性可動体12を被検査体9に当接させていない状態)にあるとき、導電性パイプ体14の両端部から内部に向かってそれぞれ挿入されており、導電性パイプ体14の内周面14aに接触するとともに摺動可能に保持され且つ電気的にも接続されている。また軸部11d、12dは、嵌入部11c、12cより小径に形成されている。
また、コイルばね13は、圧縮コイルばねとして形成されており、導電性可動体11、12のフランジ部11b、12b間に配置されコイルばね13の両端部が嵌入部11c、12cにそれぞれ嵌入されて装着されている。このコイルばね13は例えば、ばね用のピアノ線、ステンレス線、または、プラスチックで形成することができる。
導電性パイプ体14は、その横断面における外周面の中心に対して内周面の中心が同心に形成されており、導電性可動体11、12またはコイルばね13のいずれにも固定されておらず導電性可動体11、12の軸線に沿って嵌入部11c、12c間で自由に移動可能に配置されている。また、この導電性パイプ体14はニッケル(Ni)材からなり電気鋳造法によって形成されており、その外径は70μm程度である。
また、ソケット6は、内部空間の両端に外部に向けて貫通する貫通孔6a、6bが連通されて形成されている。また貫通孔6a、6bと内部空間の境界部には段部6c、6dが形成されている。このソケット6の内部空間内に一対の導電性可動体11、12、コイルばね13、および導電性パイプ体14が配置されソケット6に組み込まれている。この状態では、一対の導電性可動体11、12は、それぞれのコンタクト部11a、12aの先端部分をソケット6の貫通孔6a、6bから外方へ突出させると共に、ソケット6の内部空間内で往復動可能に収容されている。また、コイルばね13のばね力が一対の導電性可動体11、12を付勢した場合には各フランジ部11b、12bがそれぞれ各段部6c、6dに突き当てられて抜け止めされている。
上述のように構成された本実施形態の両端変位型コンタクトプローブ20では、図2に示す検査状態おいて、被検査体9に導電性可動体12のコンタクト部12aが当接するとともに、検査機器の回路基板7に導電性可動体11のコンタクト部11aが当接する。また、導電性可動体11、12がコイルばね13のばね力に抗してソケット6の内部空間内に没入すると共に、導電性可動体11、12が導電性パイプ体14を介して電気的接続をなすための所要の接触圧が付与される。このように両端変位型コンタクトプローブ20は、導電性可動体12のコンタクト部12aの先端を、被検査体9に弾接させてショートや断線の有無を検査することができる。
以上のように、第1の実施形態における両端変位型コンタクトプローブ20は、コイルばね13の内部に導電性パイプ体14が配置されているため、コイルばね13の撓みを防止することができ、導電性可動体11、12と導電性パイプ体14との摺動を安定化するとともに長寿命化を図ることができる。
また、本実施形態における導電性パイプ体14は、ニッケル(Ni)材からなり電気鋳造法によって形成されるため、安価で高精度を確保できるとともに小型化が容易となる。このように、本実施形態の両端変位型コンタクトプローブ20は、電気的測定の際に安定した摺動と導電性を有し、耐久性に優れ長寿命化が図れるとともに小型化を簡単且つ安価に実現することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態における両端変位型コンタクトプローブは、導電性パイプ体の材質と形状が第1の実施形態と異なり、その他は第1の実施形態とほぼ同様である。そこで同じ構成要素については同一番号を付与し詳細な説明を省略する。
図3は第2の実施形態における両端変位型コンタクトプローブの導電性パイプ体を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)におけるA−A断面図、図3(c)は図3(a)におけるB−B断面図である。
図3(b)に示すように導電性パイプ体24は、その横断面における外周面24bの中心位置gに対して内周面24aの中心位置hが偏心して形成されている。このため図3(c)に示すように導電性パイプ体24の縦断面における外周面24bの中心線Pと内周面24aの中心線Qが一致せず、互い離間した位置となる。
また、この導電性パイプ体24の材料は、金(Au)、銀(Ag)、プラチナ(Pt)、パラジウム(Pd)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)等を含有する導電性の金合金を用いており、その外径は50μm程度とした。この導電性パイプ体24の外径は、30〜300μm程度の範囲で適応することができる。なお、導電性パイプ体24の材料としては、この他にパラジウム(Pd)、銀(Ag)、銅(Cu)を含有する導電性のパラジウム合金や、銅(Cu)を主として含有する導電性の銅合金を用いる事が出来る。また、ステンレス材(SUS)を用いても良い。
図4は、第2の実施形態における両端変位型コンタクトプローブ30を示し、図4(a)は、導電性パイプ体24と導電性可動体11、12との位置関係を説明するため図で、導電性パイプ体24に導電性可動体11、12を挿入しない状態を想像で描いたものである。図4(a)に示すように、導電性パイプ体24はコイルばね13の内部に配置されると、前述したように、導電性パイプ体24外周面24bの中心位置gに対して内周面24aの中心位置hが偏心して形成されているため、導電性パイプ体24の外周面24bの中心線Pは、導電性可動体11、12の中心軸線と略一致するが、導電性パイプ体24の内周面24aの中心線Qは、中心線Pに対して差Rだけ離間した位置となる。
図4(b)は、導電性パイプ体と導電性可動体との摺動状態を示す部分概略断面図である。図4(b)に示すように、一対の導電性可動体11、12の軸部11d、12dを導電性パイプ体24の両端部から内部に向かってそれぞれ挿入すると、軸部11d、12dの軸線方向は導電性パイプ体24の内周面24aの中心線Qに対して、それぞれ角度m、nだけ傾斜した状態で装着される。この結果、一対の導電性可動体11、12の軸部11d、12dと導電性パイプ体24との摺動状態が安定化し電気的接続もより確実となる。なお、導電性パイプ体24は、第1の実施形態と同様に導電性可動体11、12またはコイルばね13のいずれにも固定されておらず嵌入部11c、12c間で自由に移動可能に配置されている。その他の点については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、第2の実施形態における両端変位型コンタクトプローブ30は、一対の導電性可動体11、12の軸部11d、12dが導電性パイプ体24の軸線方向に対して傾斜した状態で導電性パイプ体24の両端部から内部に向かって挿入されているため、一対の導電性可動体11、12の軸部11d、12dと導電性パイプ体24との摺動状態がより安定化し電気的接続もより確実となる。また、本実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることが出来る。
(第3の実施形態)
第3の実施形態における両端変位型コンタクトプローブは、導電性パイプ体の一方の端部が一対の導電性可動体のうちいずれか一方の導電性可動体に固定されている点が第1の実施形態と異なり、その他は第1の実施形態とほぼ同様である。そこで同じ構成要素については同一番号を付与し詳細な説明を省略する。
図5は第3の実施形態における両端変位型コンタクトプローブを示す概略断面図である。
図5に示すように、一方の導電性可動体21は、フランジ部21bと、フランジ部21bの一方の側に設けるコンタクト部21aと、フランジ部21bの他方の側に設ける嵌入部21cと、この嵌入部21cを介し設ける固定部21eを有し一体的に形成されている。この固定部21eが導電性パイプ体14の一方の端部から挿入され、この固定部21eにおいて導電性パイプ体14と導電性可動体21とが固定されている。固定部21eの外径は、導電性可動体12の軸部12dの外径より径大に形成されており、導電性パイプ体14の内周面14aと固定部21eの外周部が当接され電気的に接続されている。なお、一方の導電性可動体21のコンタクト部21a、フランジ部21b、嵌入部21cについては、第1の実施形態における導電性可動体11のコンタクト部11a、フランジ部11b、嵌入部11cと同様であるため説明は省略する。
また、他方の導電性可動体12の軸部12dは、待機状態(導電性可動体12を被検査体9に当接させていない状態)にあるとき、導電性パイプ体14の他方の端部から内部に向かって挿入されており、導電性パイプ体14の内周面14aに接触するとともに摺動可能に保持され且つ電気的にも接続されている。その他については、第1の実施形態と同様であるため説明は省略する。
本実施形態においては、一方の導電性可動体21に導電性パイプ体14を固定した例で説明したが、同様に他方の導電性可動体12に導電性パイプ体14を固定することもできる。また、本実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることが出来る。
6 ソケット
6a、6b 貫通孔
6c、6d 段部
7 回路基板
9 被測定物
11、12 導電性可動体
11a、12a コンタクト部
11b、12b フランジ部
11c、12c 嵌入部
11d、12d 軸部
13 コイルスばね
14 導電性パイプ体
14a 内周面
20、30、40 両端変位型コンタクトプローブ
21 導電性可動体
21a コンタクト部
21b フランジ部
21c 嵌入部
21e 固定部
24 導電性パイプ体
24a 内周面
24b 外周面

Claims (7)

  1. コイルばねにより相反する方向に付勢された一対の導電性可動体が検査装置のソケットの内部に往復動を許容して収容されると共に、一方の導電性可動体が、検査時に被検査体に当接するように取り付けられており、かつ他方の導電性可動体が、回路基板に電気的に接続して取り付けられて構成される両端変位型コンタクトプローブにおいて、
    前記コイルばね内に配設され前記一対の導電性可動体の軸方向に延在する中空の導電性パイプ体を有し、前記一対の導電性可動体が前記導電性パイプ体の両端部から内部に向かってそれぞれ挿入されており、前記一対の導電性可動体が前記導電性パイプに対して摺動可能で且つ電気的に接続されていることを特徴とする両端変位型コンタクトプローブ。
  2. 前記一対の導電性可動体が前記導電性パイプ体の内周面に当接する軸部を有することを特徴とする請求項1に記載の両端変位型コンタクトプローブ。
  3. 前記導電性パイプ体の一方の端部が前記一対の導電性可動体のうちいずれか一方の導電性可動体に当接されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の両端変位型コンタクトプローブ。
  4. 前記一方の導電性可動体は、前記導電性パイプ体の一方の端部が固定される固定部を有することを特徴とする請求項3に記載の両端変位型コンタクトプローブ。
  5. 前記導電性パイプ体は、その横断面における外周面の中心に対して内周面の中心が偏心して形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の両端変位型コンタクトプローブ。
  6. 前記導電性パイプ体は金、パラジウム、銅の少なくとも一つの金属を含んで成る導電性合金材料からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の両端変位型コンタクトプローブ。
  7. 前記導電性パイプ体はステンレス材またはニッケル材の導電性金属材料からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の両端変位型コンタクトプローブ。
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