JP2011169380A - 圧力補償付流量制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 弁通路が閉じている時に1次圧側の作動油が漏れることのないリークレス構造を有する圧力補償付流量制御弁を提供する。
【解決手段】 圧力補償付流量制御弁1は、弁通路41が形成されるハウジング9と、ハウジング9に移動可能に設けられる流量制御スプール12と、圧力補償スプール13とを有している。流量制御スプール12は、開度制御部16により閉位置で弁通路41を閉じ、開位置でその位置に応じた開度で弁通路41を開くようになっている。圧力補償スプール13は、上流圧及び下流圧を抗するように受け、それらの差圧を一定に調整する。流量制御スプール12は、ポペット部17を有し、ポペット部17は、開度制御部16との間に圧力補償スプール13に下流圧を供給する連絡室21を形成し、閉位置で連絡室21を閉じ、開位置で前記連絡室21を開くようになっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、導かれる流体の圧力に関係なく一定流量の流体を流すことができる圧力補償付流量制御弁に関する。
トラクター及び田植え機等の農業機械やフォークリフト等の産業機械は、作業時に使用するアタッチメントを有しており、アタッチメントは、例えば単動シリンダにより昇降可能になっている。単動シリンダは、流量方向制御弁に接続されており、流量方向制御弁は、単動シリンダの接続先をポンプ及びタンクに切換え、又遮断することができるようになっている。単動シリンダは、ポンプに接続されると、作動油の供給を受けてアタッチメントを上昇させ、逆にタンクに接続すると、アタッチメント及びそこに載せられる荷役等の自重により供給された作動油を排出してアタッチメントを下降させるようになっている。それ故、単動シリンダから排出される作動油の流量は、アタッチメント及びそこに載せられる荷役等の自重に依存する。そのため、アタッチメントの下降速度は、前記自重に依存してしまい、自重が大きいほど大きくなる。そうすると、荷役等の重量の大小により下降速度が変化してしまうので、下降速度を制御できない。このような不都合を解決すべく、単動シリンダとタンクとを繋ぐ流路に圧力補償機能を有する流量制御弁が設けられている。
圧力補償機能を有する流量制御弁として、例えば特許文献1に記載されるような圧力制御弁を設ける構造がある。特許文献1に記載の圧力制御弁は、本体内に摺動自在に設けられたスプールを有し、スプールを移動させることで1次ポートと2次ポートとの間を開閉するようになっている。このように構成されるスプールの両側には、パイロット室及びバネ室が夫々形成されている。パイロット室及びバネ室は、2次ポートとタンクに夫々接続され、パイロット室には、2次ポートの圧力(2次圧)が導かれ、バネ室には、タンクの圧力(タンク圧)が導かれている。スプールは、これら2次圧とタンク圧との差が一定になるように、その位置を変えて1次ポートと2次ポートとの間の開度を調整するようになっている。
一般に流量方向制御弁は、レバー等の操作量に応じて変化する上流側と下流側との間の開口面積、及び上流圧と下流圧との差圧に応じて流量が変わるが、特許文献1に記載されるような構造では、圧力補償機能によって上流圧に相当する2次圧と下流圧に相当するタンク圧との差圧が一定になっている。それ故、タンクに排出される流量は、2次圧の変化に関係なくレバー等の操作量だけで変えることができる。それ故、アタッチメントの下降速度は、アタッチメントに載せられた荷役の重量に関係なくレバー等の操作量に依存するようになる。
特開昭58−216899号公報
特許文献1の圧力制御弁では、スプールが本体ハウジングに摺動可能に嵌め込まれている。このように嵌め込まれたスプールには、3つのランドが形成されている。中央のランドは、スプールの移動に応じて1次ポートと2次ポートとの間を開閉するようになっている。この一端側にあるランドは、本体ハウジングの内面に接して1次ポートとバネ室とを隔離している。
しかし、一端側にあるスプールランドとハウジングの内面との間には、僅かな隙間があり、その隙間から高圧側である1次ポートの作動油が低圧側であるバネ室へと漏れてしまう。特に、流量方向制御弁により単動シリンダを遮断して1次ポートと2次ポートとの間が閉じて単動シリンダを保持している際に、1次ポートの作動油がタンクへと漏れ、運転者等の意思に反してアタッチメントが勝手に下降してしまう。それ故、1次ポートと2次ポートとを繋ぐ弁通路が閉じている時に、1次圧側の作動油が漏れることを防ぐ必要がある。
そこで本発明は、弁通路が閉じている時に1次圧側の作動油が漏れることのないリークレス構造を有する圧力補償付流量制御弁を提供することを目的としている。
本発明は、入口側通路と、出口側通路と、該出口側通路及び入口側通路に繋がる弁通路が形成されるハウジングと、前記ハウジングに閉位置と開位置との間で移動可能に設けられ、前記閉位置で前記弁通路を閉じ、前記開位置でその位置に応じた開度で弁通路を開く開度制御部を有する流量制御スプールと、前記ハウジングに移動可能に設けられ、前記開度制御部の上流圧及び下流圧の差圧を一定に調整する圧力補償スプールとを備え、前記流量制御スプールは、前記開度制御部より下流側に開閉部を有し、前記開閉部と前記開度制御部との間には、前記圧力補償スプールに前記下流圧を供給する連絡室が形成され、前記連絡室は、前記閉位置で前記出口側通路と遮断され、前記開位置で前記出口側通路と接続されるものである。
本発明に従えば、流量制御スプールを開位置に移動させると、圧力補償スプールにより開度制御部の前後圧である上流圧と下流圧との差圧が一定になる。そのため、弁通路を流れる作動油の流量が弁通路の開度に依存するようになる。弁通路の開度は、流量制御スプールの位置に応じて変化するようになっている。それ故、流量制御スプールを開位置に移動させると、その位置に応じた一定の流量の作動油を弁通路に流すことができる。つまり、上流圧の値に係わらず、流量制御スプールの位置に応じた一定流量の作動油を弁通路に流す圧力補償機能を有している。
また、本発明では、上流側の作動油が下流側に漏れると、下流圧を供給する連絡室へと導かれる。連絡室は、流量制御スプールを閉位置に移動させることで開閉部によって出口側通路と遮断される。それ故、流量制御スプールを閉位置に移動させると、上流側の作動油が連絡室より下流側に流れることを防ぐことができる。つまり、上流側の作動油が圧力補償付流量制御弁から漏れることがなく、弁通路が閉じている時に上流側の作動油が漏れることのないリークレス構造を有する圧力補償付流量制御弁を実現することができる。
上記発明において、前記流量制御スプール及び前記圧力補償スプールは、1つのハウジングに設けられていてもよい。
上記構成に従えば、流量制御スプール及び圧力補償スプールが1つのハウジングに設けられているので、弁通路から作動油が漏れないようにシール部材を設ける必要がなく、圧力補償付流量制御弁の部品点数を低減することができる。
上記発明において、前記流量制御スプールが挿通され、前記開閉部が着座する座部を有するスリーブを更に備え、前記スリーブは、前記ハウジングに設けられ、前記ハウジングとの間に環状の連絡空間を形成し、前記連絡室は、前記連絡空間を介して前記圧力補償スプールに前記下流圧を供給するようになっていてもよい。
上記構成に従えば、開閉部を着座させる座部をハウジングと別体のスリーブに形成することで、座部の加工が容易になり、開閉部を座部に確実に着座させて開閉部と座部との間からの漏れを少なくすることができる。このスリーブとハウジングとの間には、環状の連絡空間が形成されており、連絡空間を介して圧力補償スプールに下流圧が供給されるようになっており、スリーブを採用しても圧力補償スプールに下流圧を供給することができる。
本発明によれば、弁通路が閉じている時に上流側の作動油が漏れることのないリークレス構造を有する圧力補償付流量制御弁を実現することができる。
本発明に係る第1実施形態の圧力補償付流量制御弁を備える油圧駆動回路を示す回路図である。 図1に示す圧力補償付流量制御弁を切断して示す断面図である。 第2実施形態の圧力補償付流量制御弁を切断して示す断面図である。 第3実施形態の圧力補償付流量制御弁の油圧回路を示す回路図である。 第4実施形態の圧力補償付流量制御弁の油圧回路を示す回路図である。 第5実施形態の圧力補償付流量制御弁の油圧回路を示す回路図である。
以下では、本発明に係る第1乃至第5の実施形態の圧力補償付流量制御弁1〜1Dを図1乃至図6を参照しつつ説明する。以下で説明する圧力補償付流量制御弁1〜1Dの各々は、本発明の一実施形態に過ぎない。本発明は、以下に示す実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。また、以下の説明における方向の概念は、説明の便宜上、用いた方向の概念であり、同様の方向の概念を有するものに限定するものではない。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態である圧力補償付流量制御弁1は、トラクター及び田植え機等の農業機械やフォークリフト等の産業機械に備わっている。農業機械や産業機械は、作業時に使用するアタッチメントを有している。アタッチメントは、単動シリンダ2に機械的に接続されており、単動シリンダ2を伸縮させることで昇降するようになっている。単動シリンダ2のヘッド側ポート2aに作動油を供給することで、単動シリンダ2は、伸張してアタッチメントを上昇させる。また、ヘッド側ポート2aより作動油をタンク5に排出することで、単動シリンダ2は、収縮してアタッチメントを下降させる。ヘッド側ポート2aとタンク5との間には、図1に示すように圧力補償付流量制御弁1が設けられている。圧力補償付流量制御弁1は、ヘッド側ポート2aから排出される作動油の流量を制御し、単動シリンダ2の収縮動作(アタッチメントの下降動作)を制御する。なお、図1では、単動シリンダ2を伸縮させる油圧回路のうち単動シリンダ2を下降させる部分だけを示している。
[圧力補償付流量制御弁]
圧力補償付流量制御弁1は、図2に示すように、ハウジング9を備えている。ハウジング9は、流量制御側ハウジング10と、圧力補償側ハウジング11とを有し、流量制御側ハウジング10及び圧力補償側ハウジング11は、一体成形されている。また圧力補償付流量制御弁1は、流量制御スプール12と、圧力補償スプール13とを備えている。流量制御スプール12及び圧力補償スプール13は、流量制御側ハウジング10及び圧力補償側ハウジング11に夫々形成される第1挿入孔14及び第2挿入孔15に挿入されている。
流量制御スプール12は、大略的に円柱状に形成されており、その軸線方向の中間部に開度制御部16、右端部にポペット部17、そして開度制御部16より左端側に摺動部18を有している。開度制御部16、ポペット部17、及び摺動部18は、流量制御スプール12の残余の部分に比べて半径方向外方に拡径している。開度制御部16及び摺動部18の外径は、略一致しており、ポペット部17の外径は、開度制御部16及び摺動部18の外径よりも大径になっている。このように構成される流量制御スプール12は、スリーブ19に摺動可能に嵌挿されている。
スリーブ19は、大略円筒状に形成されており、その中に流量制御スプール12が嵌挿されている。スリーブ19の内径は、大略的に開度制御部16及び摺動部18の外径と略一致しており、摺動部18及び開度制御部16がスリーブ19の内周面19aを摺動するようになっている。スリーブ19の内周面19aの軸線方向の中間部分及びそれより右端側の部分には、周方向全周にわたって延びる凹所が形成されており、これら2つの凹所によりスリーブ19内には、半径方向外方に拡径する2つ部屋20,21が形成される。2つの部屋20,21のうち軸線方向中間部に形成される部屋20が圧力室20であり、右端側に形成される部屋21が連絡室21である。圧力室20は、流量制御スプール12の摺動部18と開度制御部16との間に位置しており、連絡室21は、開度制御部16とポペット部17との間に位置している。
開度制御部16の外周部には、複数の切欠き22が形成されている。各切欠き22は、大略的に半円状になっており、圧力室20側の端部で開口して圧力室20に繋がり、圧力室20側の端部から連絡室21の方に向かって突出するように湾曲している。なお、切欠き22の形状は、半円形状に限定されず、円形や矩形等の他の形状であってもよい。流量制御スプール12は、後述するばね部材24により左側に付勢されている。流量制御スプール12が左側に位置しているとき、複数の切欠き22は、スリーブ19の内周面19aにより塞がれており、連絡室21から遮断されている。切欠き22は、流量制御スプール12を右側に動かす(つまり開度制御部16を連絡室21側に動かす)ことで、連絡室21に表出して繋がるようになっている。切欠き22が連絡室21に表出して繋がることで、圧力室20と連絡室21が連通するようになる。流量制御スプール12を更に右側に動かすことで、切欠き22が連絡室21に開口する面積、即ち開度が大きくなる。逆に、流量制御スプール12を左側に動かす(つまり、開度制御部16を圧力室20側に動かす)ことで、切欠き22の開度が小さくなるようになっている。つまり、流量制御スプール12の位置に応じて圧力室20と連絡室21との間の開度(即ち、後述する弁通路41の開度)が調整されるようになっている。
開閉部であるポペット部17は、スリーブ19の右端部から突出している。ポペット部17は、スリーブ19の右端の開口に対向しており、その対向する端面の外周縁部に前記開口に向かって縮径するテーパ状部分17aを有している。このテーパ状部分17aは、スリーブ19の右端にある開口縁部19b(座部)に着座して連絡室21を閉じるようになっている。このように連絡室21を閉じる閉位置から開位置に(つまり、図2の右側に)流量制御スプール12を動かすと、テーパ状部分17aが開口縁部19bから離れて連絡室21が開くようになっている。この連絡室21の開閉は、圧力室20と連絡室21との間の開閉に連動しており、流量制御スプール12を閉位置に配置すると、前述の切欠き22が連絡室21から遮断されて圧力室20と連絡室21との間が閉じられ、流量制御スプール12を開位置に配置すると、切欠き22を介して圧力室20と連絡室21との間が開いて連通するようになっている。
このように構成されるスリーブ19は、流量制御スプール12を嵌挿した状態で、第1挿入孔14に嵌挿されている。第1挿入孔14は、右端が塞がっており、この第1挿入孔14の右端と流量制御スプール12の右端部との間が出口側通路23を介してタンク5に接続されている。また、それら間には、ばね部材24が設けられており、流量制御スプール12は、ばね部材24によって付勢され、ポペット部17が開口縁部19bに着座するようになっている。このように付勢される流量制御スプール12の左端部は、スリーブ19の左端部から突出しており、そこには、ソレノイド25が設けられている。
ソレノイド25は、第1挿入孔14の左側の開口部にシールされた状態で螺合されており、第1挿入孔14を塞いでいる。ソレノイド25は、ばね部材24の付勢力に抗する駆動力を流量制御スプール12に与えるようになっており、ソレノイド25に流れる電流に応じた駆動力を生じてその電流に応じた位置へと流量制御スプール12を移動させるようになっている。このように構成されるソレノイド25は、図示しない操作手段(例えば、レバー)の操作量に応じた電流が流れるようになっており、前記操作量に応じた位置へと流量制御スプール12を移動させることができるようになっている。
また、スリーブ19は、外周面19cに段差を有しており、右端側が左端側に比べて小径になっている。スリーブ19の右端側である小径部分には、下流側貫通路26が形成されている。下流側貫通路26は、連絡室21から半径方向外方に放射状に延びる通路である。また、スリーブ19の左端側である大径部分には、上流側貫通路27が形成されている。上流側貫通路27は、圧力室20から半径方向外方に放射状に延びる通路であり、周方向に等間隔をあけて形成されている。なお、上流側貫通路27は、不等間隔で形成されていてもよい。また、大径部分には、周方向全周にわたって延びる環状溝28が形成されている。環状溝28は、上流側貫通路27を介して圧力室20に接続されている。
このような形状を有するスリーブ19は、大径部分が流量制御側ハウジング10の内周面10aに当接し、環状溝28の左右両側がOリング等のシール材でシールされている。このように両側がシールされた環状溝28は、流量制御側ハウジング10の内周面10aと共に円環状の上流側空間29を形成している。また、小径部分は、先端側だけがシールされた状態で流量制御側ハウジング10の内周面10aに当接しており、残余の部分は、内周面10aから離れており、内周面10aとの間に円環状の連絡空間30を形成している。上流側空間29及び連絡空間30は、上流側連絡通路31及び下流側連絡通路32を介して第2挿入孔15に繋がっている。
第2挿入孔15は、左右両側が塞がっており、そこには圧力補償スプール13が挿入されている。圧力補償スプール13は、大略的に円柱状に形成されている。
圧力補償スプール13の左端側は、右端側より大径に形成されている。圧力補償スプール13の左端側である大径部分は、圧力補償側ハウジング11の内周面11aが有する2つの支持部11b,11cによって摺動可能に支持されている。2つの支持部11b,11cは、内周面11aの周方向全周にわたって延びており、半径方向内方に突出している。2つの支持部11b,11cは、互いに左右に離して形成されている。2つの支持部11b,11cによって、それらの間に圧力補償空間33が形成されている。また、左側の支持部11bによって、それより左側に上流圧力室34が形成され、右側の支持部11cによって、それより右側にばね室35が形成されている。
これら3つの部屋33,34,35は、2つの支持部11b,11cに圧力補償スプール13が当接支持されることで、互いに隔離されるようになっている。圧力補償空間33は、入口側通路36を介して単動シリンダ2のヘッド側ポート2aに接続されている。また、上流圧力室34は、上流側連絡通路31を介して上流側空間29に接続されている。更に、ばね室35は、下流側連絡通路32を介して連絡空間30と繋がっている。
また、圧力補償スプール13の大径部分には、その軸線に沿って連通孔37が形成されている。この連通孔37は、左端側が開口しており、上流圧力室34に繋がっている。また、圧力補償スプール13の大径部分には、連通孔37に通じる圧力補償通路38と、連通路39が形成されている。圧力補償通路38は、半径方向外方に向かって放射状に延びており、連通孔37と圧力補償空間33とを繋いでいる。このように連通孔37と圧力補償空間33とを繋ぐ圧力補償通路38は、圧力補償スプール13の位置に応じて圧力補償空間33に開口する面積、つまり開度が変わるようになっている。連通路39もまた、半径方向外方に向かって放射状に延びており、連通孔37と上流圧力室34と繋いでいる。連通路39は、圧力補償スプール13の位置に係わらず上流圧力室34に対する開度が変わらないようになっている。また、圧力補償スプール13の小径部分は、ばね室35に配置されており、そこには、圧力補償ばね40が装着されている。圧力補償ばね40は、圧力補償空間33と圧力補償通路38との間の開度が大きくなるように圧力補償スプール13を左側へと付勢している。
このような圧力補償スプール13が挿入される圧力補償側ハウジング11の入口側通路36は、単動シリンダ2のヘッド側ポート2aに繋がっており、作動油が単動シリンダ2から入口側通路36に排出されるようになっている。入口側通路36に排出された作動油は、圧力補償空間33及び圧力補償通路38を通って連通孔37及び上流圧力室34に導かれ、更に上流側連絡通路31、上流側空間29、及び上流側貫通路27を通って、圧力室20に導かれる。圧力室20に導かれた作動油は、流量制御スプール12が開位置に位置すると、切欠き22を介して連絡室21に流れ、ポペット部17と開口縁部19bとの間を通って出口側通路23に導かれ、タンク5に排出される。このように入口側通路36から出口側通路23へと作動油を流すことができる弁通路41がハウジング9に形成されており、流量制御スプール12は、この弁通路41を開度制御部16により開閉できるようになっている。なお、弁通路41は、入口側通路36、圧力補償空間33、圧力補償通路38、連通孔37、上流圧力室34、上流側連絡通路31、上流側空間29、上流側貫通路27、圧力室20、連絡室21及び出口側通路23により構成される。
このような弁通路41を有する圧力補償付流量制御弁1は、ソレノイド25を駆動して流量制御スプール12を開位置へと移動させると、弁通路41が開き、弁通路41を作動油が流れるようになっている。弁通路41を流れる作動油は、圧力補償空間33と圧力補償通路38との間の開度に応じて減圧されて上流圧pになる。上流圧pになった作動油は、連通孔37及び連通路39を介して上流圧力室34に導かれ、更に上流側連絡通路31を通って、圧力室20に導かれる。圧力室20に導かれた作動油は、切欠き22を介して連絡室21に流れる。このとき、連絡室21の圧力(下流圧p)は、ポペット部17が開いているためタンク圧となっている。圧力室20から連絡室21に流れる作動油の流量Qは、切欠き22の開口面積A及び上流圧pと下流圧pとの差圧(p−p)に応じて決まる。具体的には、流量Qは、係数αを用いて
Q=αA(p−p1/2 …(1)
式(1)のように表わされる。そして、連絡室21に導かれた下流圧pの作動油は、ポペット部17と開口縁部19bとの間を通って出口側通路23に導かれると共に、下流側連絡通路32を介してばね室35に導かれる。
ばね室35に導かれた下流圧pは、圧力補償ばね40と共に圧力補償空間33と圧力補償通路38との間を開く方向に圧力補償スプール13を押す。また、圧力補償スプール13は、連通孔37及び上流圧力室34に導かれた上流圧pを下流圧pに抗する方向に受圧しており、上流圧pは、圧力補償空間33と圧力補償通路38との間を閉じる方向に圧力補償スプール13を押している。それ故、圧力補償スプール13は、上流圧p及び下流圧pに応じて移動して圧力補償空間33と圧力補償通路38との間を調整し、上流圧pを制御している。
このように上流圧pを制御する圧力補償スプール13は、上流圧pを受圧する受圧面積A1と下流圧pを受圧する受圧面積A2が略一致している。それ故、圧力補償スプール13は、上流圧pと下流圧pとの差圧(p−p)が圧力補償ばね40の付勢力を受圧面積A2で割った一定値になるように上流圧pを制御する。このように差圧(p−p)は、単動シリンダ2のヘッド側ポート2aから排出される作動油の圧力pに関係なく一定値になるので、式(1)から分かるように圧力室20から連絡室21に流れる流量Qは、切欠き22の開口面積A、つまり弁通路41の開度に応じて決まる。なお、切欠き22の開口面積Aは、流量制御スプール12の位置に応じて決まり、また、流量制御スプール12の位置は、ソレノイド25を操作する図示しない操作手段の操作量に応じて決まる。それ故、単動シリンダの収縮速度を決める流量Qは、単動シリンダ2のヘッド側ポート2aから排出される作動油の圧力pに関係なく操作手段の操作量に応じて決まるようになり、操作手段の操作量に応じた速度でアタッチメントを下降させることができる。
アタッチメントの高さを保持すべく流量制御スプール12を閉位置として弁通路41を閉じると、アタッチメント及びそこに載せられる荷役等の自重により単動シリンダ2から排出された作動油が押され、開度制御部16よりも上流側の圧力が高くなる。このように高圧になった作動油は、通路41を閉じた開度制御部16とスリーブ19の内周面19aとの間の隙間を通って連絡室21へと漏れる。また、圧力補償スプール13と支持部11cとの間の隙間を通って低圧側のばね室35へと漏れる。このようにアタッチメントの高さを保持する際には、各スプール12,13の外周にある隙間を通って、高圧側から低圧側に作動油が漏れる。
しかし、ばね室35が連通する連絡室21は、ポペット部17により閉じられ、出口側通路23と遮断されているので、連絡室21及びばね室35に漏れた作動油は、出口側通路23を通じてタンク5に排出されることがない。それ故、アタッチメントの高さを保持すべく流量制御スプール12を閉位置に戻した際に、単動シリンダ2の作動油がタンク5側へと漏れて単動シリンダ2が収縮し、アタッチメントが勝手に下がってしまうことを防ぐことができる。
本実施形態の圧力補償付流量制御弁1は、流量制御スプール12が挿入される流量制御側ハウジング10と、圧力補償スプール13が挿入される圧力補償側ハウジング11が一体化されている。それ故、別体で形成された時のように弁通路41から作動油が漏れないようにシール部材を設ける必要がなく、圧力補償付流量制御弁1の部品点数を低減することができる。
また、本実施形態の圧力補償付流量制御弁1は、ポペット部17がスリーブ19の開口縁部19bに着座することで連絡室21が閉じられるようになっている。このように流量制御側ハウジング10と別体のスリーブ19の開口縁部19bをポペット部17の座部とすることで、座部の加工が容易になり、ポペット部17を開口縁部19bに確実に着座させて開口縁部19bとポペット部17との間からの漏れを防止することができる。このスリーブ19と流量制御側ハウジング10との間には、円環状の連絡空間30が形成されており、この連絡空間30に下流側連絡通路32が繋がっているので、スリーブ19を採用しても連絡室21の圧力を下流側連絡通路32を介してばね室35に導くことができる。
<第2実施形態>
図3に示す本発明に係る第2実施形態の圧力補償付流量制御弁1Aの構成は、第1実施形態の圧力補償付流量制御弁1の構成と類似している。以下では、第2実施形態の圧力補償付流量制御弁1Aの構成について、第1実施形態の圧力補償付流量制御弁1の構成と異なる点についてだけ説明し、同じ構成については、同一の符合を付して説明を省略する。以下に示す、第3実施形態乃至第5実施形態の圧力補償付流量制御弁1B〜1Dについても同様である。
第2実施形態の圧力補償付流量制御弁1Aの圧力制御ハウジング11Aの内周面11aに2つの支持部11b,11cが形成されている。これら2つの支持部11b,11cは、互いに左右に離して形成され、それらの間に上流圧力室34Aを形成している。また、左側の支持部11bは、それより左側に圧力補償空間33Aを形成し、右側の支持部11cは、それより右側にばね室35を形成している。なお、上流圧力室34Aは、上流側連絡通路31を介して圧力室20に繋がり、圧力補償空間33Aは、入口側通路36に繋がっている。
このように3つの部屋33A,34A,35を形成する2つの支持部11b,11cは、圧力補償スプール13Aを摺動可能に支持している。圧力補償スプール13Aは、大略的に円柱状になっており、その左端側が右端側より大径に形成されている。圧力補償スプール13Aの左端側である大径部分の中央部分は、周方向全周にわたって延びる凹溝51が形成されている。この凹溝51は、右側が上流圧力室34Aに繋がっている。また、大径部分の外周面13aには、この凹溝51に開口するように切欠き52が形成されている。切欠き52は、凹溝51より左端側に形成されている。このように配置される切欠き52は、圧力補償空間33Aに開口しており、圧力補償スプール13Aの位置に応じてその開口面積、つまり開度が変化するようになっている。
また、圧力補償スプール13Aの大径部分には、その左端と凹溝51とを繋ぐ連通孔37Aが形成されている。この連通孔37Aは、上流圧力室34Aに導かれた上流圧を圧力補償スプール13Aの左端へと導くようになっている。そして、圧力補償スプール13Aは、その左端へと導かれる上流圧をばね室35の下流圧に抗して受圧し、上流圧と下流圧との差圧に応じて切欠き52の開度を調整して、上流圧を制御するようになっている。
このように構成される圧力補償付流量制御弁1Aは、第1実施形態の圧力補償付流量制御弁1と同様の作用効果を奏する。
<第3実施形態>
図4に示すように、本発明に係る第3実施形態の圧力補償付流量制御弁1Bでは、流量制御スプール12を駆動する駆動力としてパイロット圧pを採用している。流量制御スプール12は、パイロット圧pに応じた位置に移動して弁通路41の開度を調整し、パイロット圧pに応じた流量の作動油をタンク5へと流すようになっている。パイロット圧pは、図示しない操作弁などから出力されるようになっており、操作弁は、そこに備わる操作手段の操作量に応じたパイロット圧pを出力するようになっている。従って、圧力補償付流量制御弁1Bは、操作手段の操作量に応じた流量の作動油をタンク5へと排出し、前記操作量に応じた速度でアタッチメントを下降させることができる。
このように構成される圧力補償付流量制御弁1Bは、第1実施形態の圧力補償付流量制御弁1と同様の作用効果を奏する。
<第4実施形態>
図5に示すように、本発明に係る第4実施形態の圧力補償付流量制御弁1Cでは、第3実施形態の圧力補償付流量制御弁1Bと同様に流量制御スプール12を駆動する駆動力としてパイロット圧pを採用しているが、パイロット圧pが電磁比例弁61により制御されている。電磁比例弁61は、ソレノイド62を有し、ソレノイド62に印加する電流に応じてパイロット圧pを調整するようになっている。ソレノイド62に印加する電流は、図示しない操作手段に応じて決まるようになっている。従って、圧力補償付流量制御弁1Cは、前記操作量に応じた速度でアタッチメントを下降させることができる。
このように構成される圧力補償付流量制御弁1Cは、第1実施形態の圧力補償付流量制御弁1と同様の作用効果を奏する。
<第5実施形態>
図6に示すように、本発明に係る第5実施形態の圧力補償付流量制御弁1Dでは、流量制御スプール12がレバー71に接続されており、レバー71に連動して流量制御スプール12が移動するようになっている。従って、圧力補償付流量制御弁1Dは、前記レバー71の操作量に応じた速度でアタッチメントを下
降させることができる。
このように構成される圧力補償付流量制御弁1Dは、第1実施形態の圧力補償付流量制御弁1と同様の作用効果を奏する。
<その他の実施形態>
第1実施形態乃至第5実施形態の圧力補償付流量制御弁1〜1Dでは、流量制御側ハウジング10と圧力補償側ハウジング11とが一体的に形成されているが、必ずしも一体である必要はなく、別体であってもよい。また、スリーブ19が設けられているが、流量制御側ハウジング10にポペット部17が着座するための座部を形成して、スリーブ19をなくしてもよい。
また、第1実施形態乃至第5実施形態の圧力補償付流量制御弁1〜1Dでは、単動シリンダを駆動する場合について説明しているが、複動シリンダであってもよい。また、第1実施形態乃至第5実施形態の圧力補償付流量制御弁1〜1Dを使用するアクチュエータは、シリンダに限定されず、油圧モータ等であってもよい。
本発明は、導かれる流体の圧力に関係なく一定流量の流体を流すことができる圧力補償付流量制御弁に適用することができる。
1〜1D 圧力補償付流量制御弁
9 ハウジング
11,11A 圧力制御ハウジング
13,13A 圧力補償スプール
16 開度制御部
17 ポペット部
19 スリーブ
19b 開口縁部
21 連絡室
28 環状溝
41 弁通路

Claims (3)

  1. 入口側通路と、出口側通路と、該出口側通路及び入口側通路に繋がる弁通路とが形成されるハウジングと、
    前記ハウジングに閉位置と開位置との間で移動可能に設けられ、前記閉位置で前記弁通路を閉じ、前記開位置でその位置に応じた開度で弁通路を開く開度制御部を有する流量制御スプールと、
    前記ハウジングに移動可能に設けられ、前記開度制御部の上流圧及び下流圧の差圧を一定に調整する圧力補償スプールとを備え、
    前記流量制御スプールは、前記開度制御部より下流側に開閉部を有し、
    前記開閉部と前記開度制御部との間には、前記圧力補償スプールに前記下流圧を供給する連絡室が形成され、
    前記連絡室は、前記閉位置で前記出口側通路と遮断され、前記開位置で前記出口側通路と接続される圧力補償付流量制御弁。
  2. 前記流量制御スプール及び前記圧力補償スプールは、1つのハウジングに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧力補償付流量制御弁。
  3. 前記流量制御スプールが挿通され、前記開閉部が着座する座部を有するスリーブを更に備え、
    前記スリーブは、前記ハンジングに設けられ、前記ハウジングとの間に環状の連絡空間を形成し、
    前記連絡室は、前記連絡空間を介して前記圧力補償スプールに前記下流圧を供給するようになっている請求項1又は2に記載の圧力補償付流量制御弁。
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