JP2011169366A - ころ組立体、ころ軸受、および、ころ軸受からころを取り去る方法 - Google Patents

ころ組立体、ころ軸受、および、ころ軸受からころを取り去る方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ころの着脱が自在のポケットを有すると共に、そのポケットにころを脱落しないように収容可能なころ組立体、および、それを備えるころ軸受、および、特定のポケットからころを容易に取り去りできるころ軸受からころを取り去る方法を提供することにある。
【解決手段】保持器が有する複数のポケットに、複数の第1ポケット70と、一以上の第2ポケット71とを設ける。第2柱部32の各第1ポケット70を画定する面において、円筒ころのピッチ円よりも径方向の外輪側とは反対側に位置する部分は、円筒ころが径方向に脱落するのを防止する円筒面85とする。第2柱部32の第2ポケット71を画定する面において、隣接する第2柱部32の上記ピッチ円よりも径方向の外輪側とは反対側に位置する互いに対向する部分の間隔を、ころの直径以上とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ころと、軌道部材と、保持器とを備えるころ組立体およびそれを備えるころ軸受に関する。また、本発明は、ころ軸受からころを取り去る方法に関する。
従来、ころ軸受としては、特開平11−82519号公報(特許文献1)に記載されている円錐ころ軸受がある。この円錐ころ軸受は、外輪、内輪、複数の円錐ころおよび保持器を備える。上記保持器は、第1環状部と、第2環状部と、複数の柱部とを有し、第1環状部の内径は、第2環状部の外径よりも大きくなっている。上記各柱部は、第1環状部と、第2環状部とを連結している。上記複数の柱部は、第1環状部の周方向に互いに間隔をおいて位置している。周方向に隣接する上記柱部の間には、ポケットが形成されている。上記各円錐ころは、ポケットの径方向の内方側から抜けないようになっている。
上記保持器の各ポケットにおいて周方向に対向する一対の柱部は、円錐ころの中心軸よりも径方向の外方側に、ポケットの周方向の内側に突出する一対の突出部を有する。このようにして、上記各円錐ころが、上記一対の突出部によって、ポケットの径方向の外方側から抜けにくいようにしている。
また、少なくとも一のポケットの上記一対の突出部間の距離は、それ以外のポケットの上記一対の突出部間の距離よりも長くなっている。このようにして、上記少なくとも一のポケットからの円錐ころの着脱が、それ以外のポケットからの円錐ころの着脱よりも容易になるようにしている。このようにして、円錐ころが取り外された上記少なくとも一のポケットからの内輪軌道面の観察を可能にして、内輪軌道面の検査を容易に行えるようにしている。
しかしながら、上記従来の円錐ころ軸受では、着脱が容易になるように設計されている上記少なくとも一のポケットも、一対の突出部を有しているから、上記少なくとも一のポケットから円錐ころが容易に着脱されないことがある。
一方、上記着脱が容易になるように、上記突出部を省略すると、特に、突出部が存在しないポケットが複数ある場合に、突出部が存在しない全てのポケットに、円錐ころが脱落しないように収容するのが難しく、円錐ころ軸受の組立が困難になるという問題がある。
また、従来のころ軸受では、一対の突出部を用いて、円錐ころの離脱を防止しているから、ころの離脱を確実に防止したい上記一対の突出部間の距離が長いポケットにおいて、ころのポケット内での移動の自由が大きくなって、ころの挙動が安定しないことがある。
特開平11−82519号公報(第5図)
そこで、本発明の課題は、ころの着脱が自在のポケットを有すると共に、そのポケットにころを脱落しないように収容可能なころ組立体およびそれを備えるころ軸受を提供することにある。
また、本発明の課題は、特定のポケットからころを容易に取り去りできるころ軸受からころを取り去る方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のころ組立体は、
軌道面を有する第1軌道部材と、
環状部と、その環状部から延在すると共に、周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の柱部とを有して、周方向に隣接する上記柱部の間にポケットを有する保持器と、
上記各ポケットに収容されると共に、上記軌道面を転動する転動面を有するころと
を備え、
上記保持器が有する複数のポケットは、複数の第1ポケットと、一以上の第2ポケットとを含み、
上記柱部の上記各第1ポケットを画定する面において、上記ころのピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する部分は、上記ころが径方向に脱落するのを防止する円筒面になっており、
上記柱部の上記第2ポケットを画定する面において、隣接する上記柱部の上記ピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する互いに対向する部分の間隔は、上記ころの直径以上であることを特徴としている。
尚、上記ころが、円錐ころである場合には、上記「隣接する柱部の上記ピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する互いに対向する部分の間隔は、上記ころの直径以上である」という文言は、円錐ころが保持器の第2ポケットに収容されている状態において、円錐ころが径方向に保持器に重なっている保持器の軸方向の全ての範囲において、各径方向の断面において成立するものとする。
本発明によれば、上記柱部の上記第2ポケットを画定する面において、隣接する柱部の上記ピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する互いに対向する部分の間隔が、上記ころの直径以上であるから、第2ポケットの径方向の第1軌道部材側とは反対側からころを取り去る際に、第2ポケットにおいて、そのころの取り去りを阻害する箇所が存在することがない。したがって、第2ポケットからころを容易に取り去りできて、ころが取り去られた第2ポケットを通じて第1軌道部材の軌道面の検査を迅速かつ容易に行うことができる。
また、本発明によれば、上記柱部の上記各第1ポケットを画定する面において、上記ころのピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する部分が、上記ころが径方向に脱落するのを防止する円筒面であるから、従来の構成、すなわち、ころ離脱防止の突出部を設ける構成と比較して、ころをポケットで安定的にだくことができて、ころの挙動を安定させることができる。したがって、ころの転動を円滑に行うことができる。
また、本発明によれば、第1ポケットにころの離脱を防止する突出部が存在しないから、第1ポケットを容易に製造することができる。
また、一実施形態では、
上記複数のポケットは、複数の上記第2ポケットを有し、
上記保持器の中心軸を水平方向に略平行な状態にした場合、かつ、全ての上記第2ポケットが、上記保持器の中心軸を通過する水平面よりも鉛直方向の下方に位置し、かつ、上記各第2ポケットの上記ころを下側から受ける柱部において上記ころが接する接点の接平面が、上記接点を通過する水平面と一致するか、または、上記接点よりも上記径方向の上記第1軌道部材側とは反対側において、上記水平面よりも鉛直方向上方に位置しているころ保持状態を生成可能である。
上記実施形態によれば、上記複数のポケットが、複数の上記第2ポケットを有し、上記ころ保持状態を生成可能であるから、ころ組立体のいずれの第2ポケットからも重力によってころが自発的に落下することがない状態を生成できる。したがって、メンテナンス時に、ころが自然に落下することに起因するころの拾い上げを行う必要がなく、また、ころが紛失することもない。また、メンテナンスの終了時に、第2ポケットにころを組み込む際に、一の第2ポケットにころを収容している最中に、上記一のポケットよりも前に収容された他の第2ポケット内のころが、その他の第2ポケットから外れることがない。したがって、第2ポケットの全てにころを容易に収容できて、全てのポケットにころが収容されたころ組立体を容易に組立でき、このころ組立体を備えるころ軸受を容易に組立できる。
また、一実施形態では、
上記ころは、円筒ころであり、
上記第1軌道部材の上記軌道面は、円筒軌道面である。
上記実施形態によれば、円筒軌道面の検査を容易に行うことができる。
また、本発明のころ軸受は、
本発明のころ組立体と、
軌道面を有する第2軌道部材と
を備え、
上記各ころは、上記第1軌道部材の上記軌道面と、上記第2軌道部材の上記軌道面との間に配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、第2ポケットから容易にころを取り去ることができて、第1軌道部材の軌道面を容易に検査することができる。
また、本発明のころ軸受からころを取り去る方法は、
本発明のころ組立体と、軌道面を有する第2軌道部材とを備え、上記各ころが、上記第1軌道部材の上記軌道面と、上記第2軌道部材の上記軌道面との間に配置されているころ軸受の上記第2ポケットから上記ころを取り去る方法において、
上記保持器は、一つのみの上記第2ポケットを有し、
上記ころ組立体を、上記保持器の中心軸が、水平方向に略平行に配置されている状態であって、上記第2ポケットが、上記保持器の中心軸を通過する水平面よりも鉛直方向の下方に位置し、かつ、上記第2ポケットの上記ころを下側から受ける柱部において上記ころが接する接点の接平面が、上記接点を通過する水平面と一致するか、または、上記接点よりも上記径方向の上記第1軌道部材側とは反対側において、上記水平面よりも鉛直方向上方に位置する状態にし、
その後、上記第2軌道部材を、上記第2軌道部材の軸方向に移動させることにより、上記ころ組立体と、上記第2軌道部材とを分離し、
その後、上記ころ組立体の上記第2ポケットから上記ころを取り去ることを特徴としている。
本発明によれば、上記第2ポケットからころを容易かつ迅速に取り去ることができる。
また、本発明のころ軸受からころを取り去る方法は、
上記ころ保持状態を生成可能なころ組立体と、軌道面を有する第2軌道部材とを備え、上記各ころが、上記第1軌道部材の上記軌道面と、上記第2軌道部材の上記軌道面との間に配置されているころ軸受の上記複数の第2ポケットからころを取り去る方法において、
上記ころ組立体を、上記ころ保持状態にし、
その後、上記第2軌道部材を、上記第2軌道部材の軸方向に移動させることにより、上記ころ組立体と、上記第2軌道部材とを分離し、
その後、全ての上記第2ポケットから上記ころを取り去ることを特徴としている。
本発明によれば、上記ころ保持状態を生成してから、第2軌道部材を、軸方向に移動させることによって取り外すようにしているから、第2軌道部材を取り外した状態でも、いずれの第2ポケットからもころが抜け落ちることがない。したがって、第2ポケットから離脱したころを拾い上げる作業を行う必要がなく、かつ、第2ポケットからころが抜け落ちて傷が付いたり、紛失したりすることを防止できる。
本発明のころ組立体によれば、保持器の柱部の上記第2ポケットを画定する面において、隣接する柱部のころのピッチ円よりも径方向の第1軌道部材側とは反対側に位置する互いに対向する部分の間隔が、ころの直径以上であるから、第2ポケットにおいて、そのころの取り去りを阻害する箇所が存在することがなくて、第2ポケットからころを容易に取り去りできて、第1軌道部材の軌道面の検査を迅速かつ容易に行うことができる。
また、本発明のころ組立体によれば、上記柱部の上記各第1ポケットを画定する面において、ころのピッチ円よりも径方向の第1軌道部材側とは反対側に位置する部分が、ころが径方向に脱落するのを防止する円筒面であるから、ころをポケットで安定的にだくことができて、ころの挙動を安定させることができ、ころの転動を円滑に行うことができる。
また、本発明のころ組立体によれば、第1ポケットにころの離脱を防止する突出部が存在しないから、第1ポケットを容易に製造することができる。
本発明の一実施形態の複列円筒ころ軸受の軸方向の模式断面図である。 上記複列円筒ころ軸受の保持器の斜視図である。 上記保持器の一部を保持器の軸方向の一方側から見たときの斜視図である。 本発明の一実施形態の複列円筒ころ軸受からころを取り去る方法を説明するための図である。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の複列円筒ころ軸受の軸方向の模式断面図である。
この複列円筒ころ軸受は、第1軌道部材としての外輪1と、第2軌道部材としての内輪2と、くし形もみ抜き保持器(以下、単に保持器という)3と、転動体としての複数の第1円筒ころ4と、転動体としての複数の第2円筒ころ5と、第1鍔輪6と、第2鍔輪7と、環状のスペーサ10とを備え、第1円筒ころ4は、第2円筒ころ5と略同一である。この複列円筒ころ軸受は、外輪1の外周面が図示しないロールの外周面を転動するバッキング軸受(ローラー)として用いられる。
上記外輪1は、第1内周円筒軌道面11と、第2内周円筒軌道面12と、第1鍔部13と、第2鍔部14とを有し、第1内周円筒軌道面11は、第2円筒軌道面12と略同一である。上記第1鍔部13は、第1内周円筒軌道面11の軸方向の一方側に位置する一方、第2鍔部14は、第2内周円筒軌道面12の軸方向の他方側に位置している。
上記内輪2は、図示しない固定軸の外周面に外嵌されて固定されている。上記内輪は2、第1外周円筒軌道面21と、第2外周円筒軌道面22と、油給脂穴23とを有し、第1外周円筒軌道面21は、第2外周円筒軌道面22と略同一である。
上記油給脂穴23は、径方向に延在して、内輪2を貫通している。上記油給脂穴23は、軸方向において、第1外周円筒軌道面21と、第2外周円筒軌道面22との間に位置している。上記油給脂穴23は、外部からグリース等の潤滑剤を軸受内に給脂する際に使用されるようになっている。
上記第1鍔輪6は、断面略矩形の形状を有している。上記第1鍔輪6は、内輪2の軸方向の一方側の端面に当接している。上記第1鍔輪6の外周面の外径は、第1外周円筒軌道面21の外径よりも大きくなっている。
上記第2鍔輪7は、断面略矩形の形状を有している。上記第2鍔輪7は、内輪2の軸方向の他方側の端面に当接している。上記第2鍔輪7の外周面の外径は、第2外周円筒軌道面22の外径よりも大きくなっている。
上記くし形もみ抜き保持器3は、環状部30と、複数の第1柱部31と、複数の第2柱部32とを有する。上記各第1柱部31は、環状部30の軸方向の一方側の端面から軸方向の一方側に突出している一方、各第2柱部32は、環状部30の軸方向の他方側の端面から軸方向の他方側に突出している。上記複数の第1柱部31は、環状部30の周方向に互いに間隔をおいて配置され、上記複数の第2柱部32は、環状部30の周方向に互いに間隔をおいて配置されている。上記周方向に隣接する第1柱部31の間には、ポケット(以下、一方側ポケットという)が形成され、周方向に隣接する第2柱部32の間には、ポケット(以下、他方側ポケット)が形成されている。
上記複数の第1円筒ころ4は、外輪1の第1内周円筒軌道面11と、内輪2の第1外周円筒軌道面21との間に、保持器3に収容された状態で、周方向に互いに間隔をおいて位置している。また、上記複数の第2円筒ころ5は、外輪1の第2内周円筒軌道面12と、内輪2の第2外周円筒軌道面22との間に、保持器3に収容された状態で、周方向に互いに間隔をおいて位置している。上記スペーサ10は、第2円筒ころ4と、第2円筒ころ5との間に配置されている。上記各第1円筒ころ4は、上記一方側ポケットに収容されている一方、各第2円筒ころ5は、上記他方側ポケットに収容されている。上記外輪1と、複数の第1円筒ころ4と、複数の第2円筒ころ5と、保持器3とは、ころ組立体を構成している。
図2は、上記保持器3の斜視図である。
図2に示すように、保持器3において、第1柱部31と、第2柱部32とは、環状部30の周方向に、交互に配置されている。複数の上記一方側ポケット41は、複数の第1ポケットと、一つの第2ポケットとを有する一方、複数の上記他方側ポケット42は、複数の第1ポケット70と、一つの第2ポケット71とを有する。
図3は、上記保持器3の他方側ポケット42を、その軸方向の外方側から見たときの斜視図である。
上記他方側ポケット42は、複数の第1ポケット70と、一つの第2ポケット71とを有する。上記第2柱部32の各第1ポケット70を画定する面において、第2円筒ころ5(図1参照)のピッチ円よりも径方向の外輪1(図1参照)側とは反対側に位置する部分は、第2円筒ころ5が径方向に脱落するのを防止する円筒面85になっている。このことにより、上記ころ組立体に含まれる第2円筒ころ5が、第1ポケット70の径方向の外輪1側とは反対側(径方向の内方側)から離脱することが不可能になっている。
一方、上記第2柱部32の第2ポケット71を画定する面において、隣接する第2柱部32の第2円筒ころ5のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側に位置する周方向に互いに対向する部分の間隔は、第2円筒ころ5の直径以上である。
詳しくは、図3に示すように、上記第2ポケット71は、二つの第2柱部32の夫々において、第2円筒ころ5の中心軸よりも径方向の内方側に平坦部90を有する。上記第2ポケット71において、一方の第2柱部32の平坦部90および他方の第2柱部32の平坦部90の夫々は、略径方向に広がっている。上記第2ポケット71において、一方の第2柱部32の平坦部90と、他方の第2柱部32の平坦部90とは、周方向に互いに対向している。周方向に互いに対向する二つの平坦部90の距離は、第2円筒ころの直径よりも長くなっている。このことから、上記ころ組立体に含まれる第2円筒ころ5は、第2ポケット71の径方向の内方側から容易に離脱可能になっている。
また、図示しないが、保持器3の一方側ポケット41は、複数の第1ポケットと、一つの第2ポケットと有する。上記第1柱部31の各第1ポケットを画定する面において、第1円筒ころ4(図1参照)のピッチ円よりも径方向の外輪1(図1参照)側とは反対側に位置する部分は、第1円筒ころ4が径方向に脱落するのを防止する円筒面87になっている。このことにより、上記ころ組立体に含まれる第1円筒ころ4が、一方側ポケット41の第1ポケットの径方向の内方側から離脱することが不可能になっている。
一方、上記一方側ポケット41の第2ポケットは、第1柱部31の第2ポケットを画定する面において、隣接する第1柱部31の第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側に位置する互いに対向する部分の間隔が、第1円筒ころ4の直径以上である。このことから、上記ころ組立体に含まれる第1円筒ころ4は、第2ポケットの径方向の内方側から容易に離脱可能になっている。尚、図示しないが、一方側ポケット41においても、他方側ポケット42と同様に、第2ポケットは、第1柱部31の径方向の内方側に平坦部を有している。
また、この実施形態では、保持器3の複数のポケット(複数の一方側ポケット41と、複数の他方側ポケット42との和からなる)は、一方側に一つの第2ポケット71と、他方側に一つの第2ポケットとを有し、合計、二つの第2ポケットを有するが、この二つの第2ポケットは、以下の条件を満たしている。
すなわち、保持器3の中心軸が、水平方向に略平行な状態であって、かつ、各第2ポケットの鉛直方向下方側に位置する柱部31,32の径方向の内周円筒軌道面11,12側とは反対側の端部における全ての接線の夫々が、水平方向、または、径方向の外輪1(図1参照)側とは反対側に行くにしたがって鉛直方向上方に傾斜する方向に延在している状態を生成可能になっている。
他の言葉でいうと、上記保持器3の中心軸が、水平方向に略平行な状態であって、かつ、全ての第2ポケットが、保持器3の中心軸を通過する水平面よりも鉛直方向の下方に位置し、かつ、各第2ポケットの円筒ころ4,5を下側から受ける柱部31,32において円筒ころ4,5が接する接点の接平面が、上記接点を通過する水平面と一致するか、または、上記接点よりも径方向の外輪1側とは反対側において、上記水平面よりも鉛直方向上方に位置しているころ保持状態を生成可能になっている。このころ保持状態では、保持器3のいずれの第2ポケット71からも円筒ころ4,5が離脱しない状態を持続することができる。
上記構成の複列円筒ころ軸受の外輪の内周円筒軌道面を、次のようにして、目視検査するようになっている。
すなわち、図1を参照して、先ず、複列円筒ころ軸受において、第2鍔輪7を軸方向の他方側に移動させることにより、上記固定軸から第2鍔輪7を取り外す。
その後、外輪1を回転させて、上記ころ保持状態を生成した上で、外輪1、保持器3、複数の第1円筒ころ4および複数の第2円筒ころ5を有するころ組立体を、軸方向の他方側に移動させて、内輪2から抜き取る。
続いて、上記保持器3の二つの第2ポケット71から、第1円筒ころ4一個と、第2円筒ころ5一個とを、手で取り外す。図4は、ころ組立体から第2円筒ころ5を取り外している最中を示す図である。このように、第1円筒ころ4および第2円筒ころ5は、第2ポケット71の径方向の内方側から取り外すようになっている。
続いて、外輪1に対して保持器3を相対回転させることにより、一方側ポケットおよび他方側ポケットの夫々において、第2ポケットの径方向の内方から内周円筒軌道面11,12を、全周に亘って目視検査する。
このようにして、内周円筒軌道面11,12の状態を検査する。
また、検査が終わった上記複列円筒ころ軸受を、組み立てる際には、今と逆の手順で、複列円筒ころ軸受の組み立てを行う。尚、二つの第2ポケット71に円筒ころ4,5を組み付ける際には、保持器3を予めころ保持状態にすることは言うまでもない。このようにしないと、少なくともどちらか一方の第2ポケットから円筒ころ4,5が、重力により外れることになるからである。
上記実施形態のころ組立体によれば、上記柱部31,32の各第2ポケット71を画定する面において、周方向に隣接する柱部31,32の円筒ころ4,5のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側に位置する互いに対向する部分の間隔が、円筒ころ4,5の直径以上であるから、各第2ポケット71の径方向の外輪1側とは反対側から円筒ころ4,5を取り去る際に、各第2ポケット71において、その円筒ころ4,5の取り去りを阻害する箇所が存在することがない。したがって、各第2ポケット71から円筒ころ4,5を容易に取り去りできて、円筒ころ4,5が取り去られた第2ポケット71を通じて外輪1の内周円筒軌道面11,12の検査を迅速かつ容易に行うことができる。
また、上記実施形態のころ組立体によれば、上記柱部31,32の各第1ポケット70を画定する面において、円筒ころ4,5のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側に位置する部分が、円筒ころ4,5が径方向に脱落するのを防止する円筒面85,87であるから、従来の構成、すなわち、ころ離脱防止の突出部を設ける構成と比較して、円筒ころ4,5をポケットで安定的にだくことができて、円筒ころ4,5の挙動を安定させることができる。したがって、円筒ころ4,5の転動を円滑に行うことができる。
また、上記実施形態のころ組立体によれば、各第1ポケット70に円筒ころ4,5の離脱を防止する突出部が存在しないから、各第1ポケット70を容易に製造することができる。
また、上記実施形態のころ組立体によれば、保持器3が有する複数のポケットが、複数の第2ポケット71を有し、かつ、上記ころ保持状態を生成可能であるから、ころ組立体のいずれの第2ポケットからも重力によって円筒ころ4,5が自発的に落下することがない状態を生成できる。したがって、メンテナンス時に、円筒ころ4,5が自然に落下することに起因する円筒ころ4,5の拾い上げを行う必要がなく、また、円筒ころ4,5が紛失することもない。また、メンテナンスの終了時に、第2ポケット71に円筒ころ4,5を組み込む際に、一の第2ポケット71に円筒ころ4,5を収容している最中に、上記一のポケット71よりも前に収容された他の第2ポケット71内の円筒ころ4,5が、その他の第2ポケット71から外れることがない。したがって、複数の第2ポケット71の全てに円筒ころ4,5を容易に収容できて、全てのポケット70,71に円筒ころ4,5が収容されたころ組立体を容易に組立でき、このころ組立体を備える複列円筒ころ軸受を容易に組立できる。
また、上記実施形態のころ組立体によれば、ころが、円筒ころ4,5であり、外輪1の軌道面が、円筒軌道面11,12であるから、円筒軌道面11,12の検査を容易に行うことができる。
また、上記実施形態の複列円筒ころ軸受によれば、上記各第2ポケット71から容易にころを取り去ることができて、内周円筒軌道面11,12を容易に検査することができる。
また、上記実施形態の複列円筒ころ軸受から円筒ころ4,5を取り去る方法によれば、上記ころ保持状態を生成してから、内輪2を、軸方向に移動させることによって取り外すようにしているから、内輪2を取り外した状態でも、いずれの第2ポケット71からも円筒ころ4,5が抜け落ちることがない。したがって、上記第2ポケット71から離脱した円筒ころ4,5を拾い上げる作業を行う必要がなく、かつ、第2ポケット71から円筒ころ4,5が抜け落ちて傷が付いたり、紛失したりすることを防止できる。
尚、上記実施形態のころ組立体では、保持器3のポケットが、軸方向に2列に配置されていたが、この発明では、保持器のポケットは、軸方向に単列(一列)に配置されても良く、軸方向に3列以上にわたって配置されても良い。
また、上記実施形態のころ組立体では、保持器3が、第2ポケット71を二つ有していたが、この発明では、保持器は、第2ポケットを一つのみ、または、三以上有していても良い。尚、保持器が、第2ポケットを、三以上有している場合、保持器の中心軸が水平方向に略平行な状態であって、全ての第2ポケットのいずれからも円筒ころが抜け落ちない状態、詳しくは、保持器の中心軸が、水平方向に略平行な状態であって、かつ、全ての第2ポケットが、保持器の中心軸を通過する水平面よりも鉛直方向の下方に位置し、かつ、各第2ポケットのころを下側から受ける柱部においてころが接する接点の接平面が、その接点を通過する水平面と一致するか、または、上記接点よりも径方向の第1軌道部材側とは反対側において、上記水平面よりも鉛直方向上方に位置しているころ保持状態を、生成できることが必須の要件であることは言うまでもない。
また、上記実施形態のころ組立体では、ころ組立体が、外輪1と、保持器3と、複数の第1円筒ころ4と、複数の第2円筒ころ5とを有していたが、この発明では、ころ組立体は、内輪と、保持器と、複数のころとを有していても良い。尚、この場合、内輪の外周軌道面の検査を行うために、保持器に一または複数の第2ポケットを形成することは、言うまでもない。
また、上記実施形態のころ組立体では、ポケット41,42が、2列配置されると共に、一方側ポケット41が、他方側ポケット42略同一であると共に、第1円筒ころ4が、第2円筒ころ5と略同一(形状および大きさのいずれもが、略同一)であった。しかしながら、この発明では、ポケットが、複列配置されると共に、ある列に所属するポケットが、その列以外のある列に所属するポケットと、異なって(略同一以外の形態であること)いても良い。
また、上記実施形態のころ組立体は、外輪1が、第1内周円筒軌道面11の軸方向の一方側に第1鍔部13を有すると共に、外輪1が、第2内周円筒軌道面12の軸方向の他方側に第2鍔部14を有して、第1,第2円筒ころ4,5が、外輪1から抜けにくい構造であった。しかしながら、ころ組立体は、内輪の軌道面の軸方向の両側に径方向の外方に突出する鍔部が存在しているがために、内輪からころを取り去りにくい構成であっても良い。また、外輪または内輪の軌道面の軸方向の両側にシール装置が、固定されている等の構造によって、ころが外輪または内輪から取り去りにくい構造であっても良い。
また、上記実施形態では、ころが、円筒ころ4,5であったが、ころは、円錐ころまたは凸面ころ等であっても良い。尚、ころが、円錐ころである場合には、
円錐ころが保持器の第2ポケットに収容されている状態において、円錐ころが径方向に保持器に重なっている保持器の軸方向の全ての範囲において、各径方向の断面において、周方向に隣接する柱部間の間隔が、転動面の直径よりも長くなっていることが必須条件である。
また、上記ころ保持状態を生成可能である具体例としては、各第2ポケットを構成する二つの柱部の夫々において、径方向の第1軌道部材側とは反対側の端部が略径方向に延在し、かつ、周方向において一端に位置する第2ポケットの一端側の柱部と、周方向において他端に位置する第2ポケットの他端側の柱部とが、成す中心角が、弧度法で、π(ラジアン)より小さい場合等が、考えられる。
1 外輪
2 内輪
3 保持器
4 第1円筒ころ
5 第2円筒ころ
11 第1内周円筒軌道面
12 第2内周円筒軌道面
21 第1外周円筒軌道面
22 第2外周円筒軌道面
30 環状部
31 第1柱部
32 第2柱部
41 一方側ポケット
42 他方側ポケット
70 第1ポケット
71 第2ポケット
85 他方側ポケットの第1ポケットの円筒面
87 一方側ポケットの第1ポケットの円筒面
90 他方側ポケットの第2ポケットの第2柱部の平坦部

Claims (6)

  1. 軌道面を有する第1軌道部材と、
    環状部と、その環状部から延在すると共に、周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の柱部とを有して、周方向に隣接する上記柱部の間にポケットを有する保持器と、
    上記各ポケットに収容されると共に、上記軌道面を転動する転動面を有するころと
    を備え、
    上記保持器が有する複数のポケットは、複数の第1ポケットと、一以上の第2ポケットとを含み、
    上記柱部の上記各第1ポケットを画定する面において、上記ころのピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する部分は、上記ころが径方向に脱落するのを防止する円筒面になっており、
    上記柱部の上記第2ポケットを画定する面において、隣接する上記柱部の上記ピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する互いに対向する部分の間隔は、上記ころの直径以上であることを特徴とするころ組立体。
  2. 請求項1に記載のころ組立体において、
    上記複数のポケットは、複数の上記第2ポケットを有し、
    上記保持器の中心軸を水平方向に略平行な状態にした場合、全ての上記第2ポケットが、上記保持器の中心軸を通過する水平面よりも鉛直方向の下方に位置し、かつ、上記各第2ポケットの上記ころを下側から受ける柱部において上記ころが接する接点の接平面が、上記接点を通過する水平面と一致するか、または、上記接点よりも上記径方向の上記第1軌道部材側とは反対側において、上記水平面よりも鉛直方向上方に位置しているころ保持状態を生成可能であることを特徴とするころ組立体。
  3. 請求項1または2に記載のころ組立体において、
    上記ころは、円筒ころであり、
    上記第1軌道部材の上記軌道面は、円筒軌道面であることを特徴とするころ組立体。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のころ組立体と、
    軌道面を有する第2軌道部材と
    を備え、
    上記各ころは、上記第1軌道部材の上記軌道面と、上記第2軌道部材の上記軌道面との間に配置されていることを特徴とするころ軸受。
  5. 請求項1に記載のころ組立体と、軌道面を有する第2軌道部材とを備え、上記各ころが、上記第1軌道部材の上記軌道面と、上記第2軌道部材の上記軌道面との間に配置されているころ軸受の上記第2ポケットから上記ころを取り去る方法において、
    上記保持器は、一つのみの上記第2ポケットを有し、
    上記ころ組立体を、上記保持器の中心軸が、水平方向に略平行に配置されている状態であって、上記第2ポケットが、上記保持器の中心軸を通過する水平面よりも鉛直方向の下方に位置し、かつ、上記第2ポケットの上記ころを下側から受ける柱部において上記ころが接する接点の接平面が、上記接点を通過する水平面と一致するか、または、上記接点よりも上記径方向の上記第1軌道部材側とは反対側において、上記水平面よりも鉛直方向上方に位置する状態にし、
    その後、上記第2軌道部材を、上記第2軌道部材の軸方向に移動させることにより、上記ころ組立体と、上記第2軌道部材とを分離し、
    その後、上記ころ組立体の上記第2ポケットから上記ころを取り去ることを特徴とするころ軸受からころを取り去る方法。
  6. 請求項2に記載のころ組立体と、軌道面を有する第2軌道部材とを備え、上記各ころが、上記第1軌道部材の上記軌道面と、上記第2軌道部材の上記軌道面との間に配置されているころ軸受の上記複数の第2ポケットからころを取り去る方法において、
    上記ころ組立体を、上記ころ保持状態にし、
    その後、上記第2軌道部材を、上記第2軌道部材の軸方向に移動させることにより、上記ころ組立体と、上記第2軌道部材とを分離し、
    その後、全ての上記第2ポケットから上記ころを取り去ることを特徴とするころ軸受からころを取り去る方法。
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