JP2011169367A - ころ組立体およびころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】ころの着脱が自在のポケットを有すると共に、そのポケットにころを脱落しないように収容可能なころ組立体およびそれを備えるころ軸受を提供すること。
【解決手段】保持器3において軸方向の各列に位置する複数のポケットのうちの一のポケット71を、円筒ころの軸方向の環状部30側の端部が、内周円筒軌道面に接触すると共に、円筒ころの軸方向の外方側の端部が、内周円筒軌道面から間隔をおいて位置する第1状態から、円筒ころが保持器3に対して間隔を置いて位置する第2状態まで、円筒ころが、周方向に互いに隣接する一対の柱部31,32が画定するポケット画定面において円筒ころのピッチ円よりも径方向の外輪側とは反対側に位置する部分に対して離間した状態を維持しながら、円筒ころをその円筒ころの軸線方向に移動させることができる形状にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ころと、軌道部材と、保持器とを備えるころ組立体およびそれを備えるころ軸受に関する。
従来、ころ軸受としては、特開平11−82519号公報(特許文献1)に記載されている円錐ころ軸受がある。この円錐ころ軸受は、外輪、内輪、複数の円錐ころおよび保持器を備える。上記保持器は、第1環状部と、第2環状部と、複数の柱部とを有し、第1環状部の内径は、第2環状部の外径よりも大きくなっている。上記各柱部は、第1環状部と、第2環状部とを連結している。上記複数の柱部は、第1環状部の周方向に互いに間隔をおいて位置している。周方向に隣接する上記柱部の間には、ポケットが形成されている。上記各円錐ころは、ポケットの径方向の内方側から抜けないようになっている。
上記保持器の各ポケットにおいて周方向に対向する一対の柱部は、円錐ころの中心軸よりも径方向の外方側に、ポケットの周方向の内側に突出する一対の突出部を有する。このようにして、上記各円錐ころが、上記一対の突出部によって、ポケットの径方向の外方側から抜けにくいようにしている。
また、少なくとも一のポケットの上記一対の突出部間の距離は、それ以外のポケットの上記一対の突出部間の距離よりも長くなっている。このようにして、上記少なくとも一のポケットからの円錐ころの着脱が、それ以外のポケットからの円錐ころの着脱よりも容易になるようにしている。このようにして、円錐ころが取り外された上記少なくとも一のポケットからの内輪軌道面の観察を可能にして、内輪軌道面の検査を容易に行えるようにしている。
しかしながら、上記従来の円錐ころ軸受では、着脱が容易になるように設計されている上記少なくとも一のポケットも、一対の突出部を有しているから、上記少なくとも一のポケットから円錐ころが容易に着脱されないことがある。
一方、上記着脱が容易になるように、上記突出部を省略すると、特に、突出部が存在しないポケットが複数ある場合に、突出部が存在しない全てのポケットに、円錐ころが脱落しないように収容するのが難しく、円錐ころ軸受の組立が困難になるという問題がある。
特開平11−82519号公報(第5図)
そこで、本発明の課題は、ころの着脱が自在のポケットを有すると共に、そのポケットにころを脱落しないように収容可能なころ組立体およびそれを備えるころ軸受を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のころ組立体は、
軌道面と、その軌道面の軸方向の一方側に位置すると共に、径方向に突出する環状の鍔部とを有する第1軌道部材と、
環状部と、その環状部の上記軸方向の一方側から延在すると共に、周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の柱部とを有して、周方向に隣接する上記柱部の間にポケットを有する保持器と、
上記各ポケットに収容されると共に、上記軌道面を転動する転動面を有するころと
を備え、
上記保持器が有する複数の上記ポケットは、一以上のころ取去用ポケットを含み、
上記柱部の上記ころ取去用ポケットを画定する取去用ポケット画定面において、隣接する上記柱部の上記ころのピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側かつ上記軸方向の他方側に位置する互いに対向する部分の間隔は、その対向する部分が存在する上記軸方向の各位置において、その軸方向の各位置における上記ころの直径よりも小さく、
上記取去用ポケット画定面において、隣接する上記柱部の上記ピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側かつ上記軸方向の一方側に位置する互いに対向する部分の間隔は、上記ころの最大径よりも大きく、
上記ころ取去用ポケット内の上記ころの上記軸方向の他方側の端部が、上記軌道面に接触すると共に、そのころの上記軸方向の一方側の端部が、上記軌道面から間隔をおいて位置する状態から、そのころの上記ピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する部分が、上記取去用ポケット画定面に対して離間している状態を維持しながら、そのころをそのころの軸線方向に移動させて、そのころが上記保持器から取り出されることができるようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、上記取去用ポケット画定面において、隣接する柱部のころのピッチ円よりも径方向の第1軌道部材側とは反対側かつ軸方向の他方側に位置する互いに対向する部分の間隔が、その対向する部分が存在する軸方向の各位置において、その軸方向の各位置におけるころの直径よりも小さいから、上記軸方向の他方側に位置する上記対向する部分で上記ころを支えることができて、ころが自発的にころ取去用ポケットから離脱するのを抑制できる。
また、本発明によれば、上記ころ取去用ポケット内のころを、上記ころ取去用ポケット内の上記ころの上記軸方向の他方側の端部が、上記軌道面に接触すると共に、そのころの上記軸方向の一方側の端部が、上記軌道面から間隔をおいて位置する状態にするだけで、そのころをころの軸線方向に移動させることにより、そのころを、保持器から容易に取り出すことができる。したがって、ころが取り去られたころ取去用ポケットを通じて第1軌道部材の軌道面の検査を迅速かつ容易に行うことができる。
また、本発明のころ軸受は、
本発明のころ組立体と、
軌道面を有する第2軌道部材と
を備え、
上記各ころは、上記第1軌道部材の上記軌道面と、上記第2軌道部材の上記軌道面との間に配置され、
上記第1軌道部材の上記軌道面と上記第2軌道部材の上記軌道面との距離は、上記第1軌道部材の上記軌道面と上記第2軌道部材の上記軌道面よりも上記軸方向の他方側に位置する上記第2軌道部材の部分との径方向の最小距離以下であることを特徴としている。
本発明によれば、上記第2軌道部材を、上記ころ組立体の上記軸方向の一方側に移動させ易くなり、上記第2軌道部材を、上記ころ組立体の上記軸方向の一方側から容易に取り去ることができる。したがって、第1軌道部材の軌道面の検査をより円滑に行うことができる。
本発明のころ組立体によれば、取去用ポケット画定面において、隣接する柱部のころのピッチ円よりも径方向の第1軌道部材側とは反対側かつ軸方向の他方側に位置する互いに対向する部分の間隔が、その対向する部分が存在する軸方向の各位置において、その軸方向の各位置におけるころの直径よりも小さいから、上記軸方向の他方側に位置する上記対向する部分で上記ころを支えることができて、ころが自発的にころ取去用ポケットから離脱するのを抑制できる。
また、本発明のころ組立体によれば、ころの軸方向の他方側の端部が、径方向の第1軌道部材側になるように、ころを傾けて、ころをそのころの軸線方向に移動させるだけで、ころを、ころ取去用ポケットから離脱させることができる。したがって、ころが取り去られたころ取去用ポケットを通じて第1軌道部材の軌道面の検査を迅速かつ容易に行うことができる。
本発明の一実施形態の複列円筒ころ軸受の軸方向の模式断面図である。 上記複列円筒ころ軸受の保持器の斜視図である。 上記保持器の一方側ポケットを、その軸方向の外方側から見たときの斜視図である。 上記保持器の一部を径方向の上方から見たときの斜視図である。 上記保持器の一方側ポケットの第2ポケットを構成する第2柱部を、軸方向の環状部側とは反対側から見たときの図である。 本発明の一実施形態の複列円筒ころ軸受からころを取り去る方法を説明するための図である。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の複列円筒ころ軸受の軸方向の模式断面図である。
この複列円筒ころ軸受は、第1軌道部材としての外輪1と、第2軌道部材としての内輪2と、くし形もみ抜き保持器(以下、単に保持器という)3と、転動体としての複数の第1円筒ころ4と、転動体としての複数の第2円筒ころ5と、第1鍔輪6と、第2鍔輪7と、環状のスペーサ10とを備え、第2円筒ころ4は、第1円筒ころ5と略同一である。この複列円筒ころ軸受は、外輪1の外周面が図示しないロールの外周面を転動するバッキング軸受(ローラー)として用いられる。
上記外輪1は、第1内周円筒軌道面11と、第2内周円筒軌道面12と、第1鍔部13と、第2鍔部14とを有し、第1内周円筒軌道面11は、第2円筒軌道面12と略同一である。上記第1鍔部13は、第1内周円筒軌道面11の軸方向の一方側に位置する一方、第2鍔部14は、第2内周円筒軌道面12の軸方向の他方側に位置している。
上記内輪2は、図示しない固定軸の外周面に外嵌されて固定されている。上記内輪は2、第1外周円筒軌道面21と、第2外周円筒軌道面22と、油給脂穴23とを有し、第1外周円筒軌道面21は、第2外周円筒軌道面22と略同一である。
上記油給脂穴23は、径方向に延在して、内輪2を貫通している。上記油給脂穴23は、軸方向において、第1外周円筒軌道面21と、第2外周円筒軌道面22との間に位置している。上記油給脂穴23は、グリース等の潤滑剤を外部から軸受内に給脂する際に使用されるようになっている。
上記第1鍔輪6は、断面略矩形の形状を有している。上記第1鍔輪6は、内輪2の軸方向の一方側の端面に当接している。上記第1鍔輪6の外周面の外径は、第1外周円筒軌道面21の外径よりも大きくなっている。
上記第2鍔輪7は、断面略矩形の形状を有している。上記第2鍔輪7は、内輪2の軸方向の他方側の端面に当接している。上記第2鍔輪7の外周面の外径は、第2外周円筒軌道面22の外径よりも大きくなっている。
上記くし形もみ抜き保持器3は、環状部30と、複数の第1柱部31と、複数の第2柱部32とを有する。上記各第1柱部31は、環状部30の軸方向の一方の端面から軸方向の一方側に突出している一方、各第2柱部32は、環状部30の軸方向の他方側の端面から軸方向の他方側に突出している。上記複数の第1柱部31は、環状部30の周方向に互いに間隔をおいて配置され、複数の第2柱部32は、環状部30の周方向に互いに間隔をおいて配置されている。上記周方向に隣接する第1柱部31の間には、ポケット(以下、一方側ポケットという)が形成され、周方向に隣接する第2柱部32の間には、ポケット(以下、他方側ポケット)が形成されている。
上記複数の第1円筒ころ4は、外輪1の第1内周円筒軌道面11と、内輪2の第1外周円筒軌道面21との間に、保持器3の上記一方側ポケットに収容された状態で、周方向に互いに間隔をおいて位置している。また、上記複数の第2円筒ころ5は、外輪1の第2内周円筒軌道面12と、内輪2の第2外周円筒軌道面22との間に、保持器3の上記他方側ポケットに収容された状態で、周方向に互いに間隔をおいて位置している。また、上記スペーサ10は、第1円筒ころ4と、第2円筒ころ5との間に配置されている。上記外輪1と、複数の第1円筒ころ4と、複数の第2円筒ころ5と、保持器3とは、ころ組立体を構成している。
また、図1に示すように、上記第1内周円筒軌道面11と第1外周円筒軌道面21との距離は、第1内周円筒軌道面11と第1外周円筒軌道面21よりも軸方向の他方側(軸方向の第2鍔輪7側)に位置する内輪2の部分との径方向の最小距離以下である。
図2は、上記保持器3の斜視図である。
図2に示すように、保持器3において、第1柱部31と、第2柱部32とは、環状部30の周方向に、交互に配置されている。複数の上記一方側ポケット41は、複数の第1ポケット70と、ころ取去用ポケットとしての一つの第2ポケット71とを有する一方、複数の上記他方側ポケット42は、複数の第1ポケットと、ころ取去用ポケットとしての一つの第2ポケットとを有する。
図3は、上記保持器3の一方側ポケット41を、その軸方向の一方側から見たときの斜視図である。
図3に示すように、上記第1柱部31の各第1ポケット70を画定する面において、第1円筒ころ4(図1参照)のピッチ円よりも径方向の外輪1(図1参照)側とは反対側に位置する部分は、第1円筒ころ4が径方向に脱落するのを防止する円筒面85になっている。このことにより、上記ころ組立体に含まれる第1円筒ころ4が、第1ポケット70の径方向の外輪1側とは反対側(径方向の内方側)から離脱することが不可能になっている。
また、上記第1柱部31の第2ポケット71を画定する面(以下、取去用ポケット画定面という)98において、隣接する第1柱部31の第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側かつ軸方向の他方側(軸方向の環状部30側)に位置する互いに対向する部分(対向する部分の一方を、参照番号61で示す)の間隔は、その対向する部分が存在する軸方向の各位置において、その軸方向の各位置における第2円筒ころ5の直径よりも小さくなっている。
また、上記取去用ポケット画定面98において、隣接する第1柱部31の第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側かつ軸方向の一方側(軸方向の環状部30側とは反対側)に位置する互いに対向する部分(対向する部分の一方を、参照番号81で示す)の間隔は、第1円筒ころ4の最大径よりも大きくなっている。上記第2ポケット71は、削り加工で、円筒状に加工された後、切削工具を、斜めに走らせて、斜面部を形成することにより形成されている。
図4は、上記保持器3の一部を径方向の上方から見たときの斜視図である。
図4に示すように、上記環状部30の軸方向の一方側ポケット41の第2ポケット71に面する端面50の径方向の外方側の部分には、斜面51が形成されている。上記斜面51の軸方向の存在位置は、径方向の外方に行くにしたがって、軸方向の他方側(軸方向の第2柱部32側)に移動するようになっている。
このような斜面51を形成することにより、第1円筒ころ4の軸方向の他方側の端部が第1内周円筒軌道面11(図1参照)に接触する一方、第1円筒ころ4の軸方向の一方側の端部が径方向に外輪から離れるように、第1円筒ころ4を傾けることができるようにしている。
図5は、上記保持器3の一方側ポケット41の第2ポケット71を構成する第1柱部31を、軸方向の環状部30(図2参照)側とは反対側から見たときの図である。
図5からも明らかなように、上記取去用ポケット画定面98において、隣接する第1柱部31の第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側(第1円筒ころ4の中心よりも径方向の内方側)かつ軸方向の他方側に位置する互いに対向する部分60,61の間隔は、その対向する部分60,61が存在する軸方向の各位置において、その軸方向の各位置における第1円筒ころ4の直径よりも小さくなっている。
また、図5からも明らかなように、上記取去用ポケット画定面98において、隣接する第1柱部31の第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側かつ軸方向の一方側に位置する互いに対向する部分80,81の間隔は、第1円筒ころ4の最大径よりも大きくなっている。
また、このころ組立体は、上記第2ポケット71内の第1円筒ころ4の軸方向の他方側の端部が、第1内周円筒軌道面11(図1参照)に接触すると共に、その第1円筒ころ4の軸方向の一方側の端部が、第1内周円筒軌道面11から間隔をおいて位置する状態から、その第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1(図1参照)側とは反対側に位置する部分が、取去用ポケット画定面98に対して離間している状態を維持しながら、その第1円筒ころ4をその第1円筒ころ4の軸線方向に移動させて、その第1円筒ころ4が保持器3から取り出されることができるようになっている。
尚、図2を参照して、上記他方側ポケット42も、一つのころ取去用ポケットである第2ポケットを有している。上記一方側ポケット41の第2ポケット71の存在位置の環状部30の周方向の位相は、他方側ポケット42の第2ポケットの存在位置の環状部30の周方向の位相と異なっている。しかしながら、上記一方側ポケット41のその他の全ての構成(形状、大きさ等)は、他方側ポケット42のその他の全ての構成と同一になっている。
上記構成において、この複列円筒ころ軸受は、外輪1の第1および第2内周円筒軌道面11,12を、次のように目視検査するようになっている。
すなわち、図1を参照して、先ず、複列円筒ころ軸受において、第2鍔輪7を軸方向の他方側に移動させることにより、上記固定軸から第2鍔輪7を取り外した後、固定軸と内輪2を、軸方向の一方側に移動させて、ころ組立体の内径側から回転軸と内輪2とを取り外す。
その後、図6に示すように、一方側ポケット41のころ取去用ポケットである第2ポケット71内の第1円筒ころ4を、その第1円筒ころ4の軸方向の他方側の端部が、外輪1の第1内周円筒軌道面11に接触すると共に、その第1円筒ころ4の軸方向の一方側の端部が、第1内周円筒軌道面11から可能な範囲で最大の間隔をおいて位置する第1状態にする。
その後、上記第1円筒ころ4が、保持器3に対して間隔を置いた第2状態まで、その第1円筒ころ4が保持器3の第1柱部31において第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側に位置する部分に間隔をおいた状態を維持しながら、その第1円筒ころ4を、その第1円筒ころ4の軸線方向に略沿うように移動させる。このようにして、ころ組立体から第1円筒ころ4を取り外す。
続いて、同様に、他方側ポケット42(図2参照)の第2ポケット内に存在する第2円筒ころ5を、その第2円筒ころ5の軸方向の環状部30側の端部が、第2内周円筒軌道面12に接触すると共に、その第2円筒ころ5の軸方向の第2鍔部14側の端部が、第2内周円筒軌道面12から可能な範囲で最大の間隔をおいて位置する第1状態にする。
その後、上記第2円筒ころ5が、保持器3に対して間隔を置いた第2状態まで、その第2円筒ころ5が保持器3の第2柱部32(図2参照)において第2円筒ころ5のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側に位置する部分に間隔をおいた状態を維持しながら、その第2円筒ころ5を、その第2円筒ころ5の軸線方向に略沿うように移動させる。このようにして、ころ組立体から第2円筒ころ5を取り外す。
最後に、上記外輪1に対して保持器3を相対回転させることにより、一方側ポケット41および他方側ポケット42の夫々において、ころ取去用ポケットである第2ポケットの径方向の内方から内周円筒軌道面11,12を、全周に亘って目視検査する。
また、上記内周円筒軌道面11,12の検査が終わった複列円筒ころ軸受を組み立てる際には、今と逆の手順で、複列円筒ころ軸受の組み立てを行う。
上記実施形態のころ組立体によれば、上記取去用ポケット画定面98において、隣接する第1柱部31の第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側かつ軸方向の他方側(軸方向の環状部30側)に位置する互いに対向する部分60,61の間隔が、その対向する部分60,61が存在する軸方向の各位置において、その軸方向の各位置における第1円筒ころ4の直径よりも小さくなっている。したがって、軸方向の他方側に位置する上記対向する部分60,61で第1円筒ころ4を支えることができて、第1円筒ころ4が自発的に第2ポケット71から離脱するのを抑制できる。また、この作用効果は、上記他方側ポケット42においても、全く同様に成立する。
また、上記実施形態のころ組立体によれば、一方側ポケット41の第2ポケット71内で第1円筒ころ4が傾いている上記第1状態から第1円筒ころ4が第2ポケット71から離脱した第2状態まで、第1円筒ころ4のピッチ円よりも径方向の外輪1側とは反対側に位置する部分が、取去用ポケット画定面98に対して離間している状態を維持しながら、その第1円筒ころ4をその第1円筒ころ4の軸線方向に移動させることができる。したがって、上記第1円筒ころ4を上記第1状態に傾けるだけで、第1円筒ころ4を第2ポケット71から容易に離脱させることができる。したがって、上記第1円筒ころ4が取り去られた第2ポケット71を通じて外輪1の第1内周円筒軌道面11の検査を迅速かつ容易に行うことができる。また、この作用効果は、他方側ポケット42においても、全く同様に成立する。
また、上記実施形態の複列円筒ころ軸受によれば、上記第1内周円筒軌道面11と第1外周円筒軌道面21との距離が、第1内周円筒軌道面11と第1外周円筒軌道面12よりも軸方向の他方側(軸方向の第2鍔輪7側)に位置する内輪2の部分との径方向の最小距離以下であるから、内輪2を、ころ組立体の軸方向の一方側(軸方向の第1鍔輪6側)から容易に取り去ることができる。したがって、上記外輪1の第1および第2内周円筒軌道面11,12の検査をより迅速かつ円滑に行うことができる。
尚、上記実施形態のころ組立体では、保持器3において環状部30の軸方向の一方側に位置する一方側ポケット41が、一つのみのころ取去用ポケットを有すると共に、環状部の軸方向の他方側に位置する他方側ポケット42が、一つのみのころ取去用ポケットを有していたが、この発明では、一方側ポケットおよび他方側ポケットのうちの少なくとも一方は、二以上のころ取去用ポケットを有していても良い。
また、上記実施形態のころ組立体では、保持器3のポケットが、軸方向に2列に配置されていたが、この発明では、保持器のポケットは、軸方向に単列(一列)に配置されても良く、軸方向に3列以上にわたって配置されても良い。尚、これらの場合においても、各列に位置する複数のポケットには、一以上のころ取去用ポケットが含まれることは言うまでもない。
また、上記実施形態のころ組立体では、ころ組立体が、外輪1と、保持器3と、複数の第1円筒ころ4と、複数の第2円筒ころ5とを有していたが、この発明では、ころ組立体は、内輪と、保持器と、複数のころ(単列配置でも良く、複列配置でも良い)とを有していても良い。尚、この場合、内輪の外周軌道面の検査を行うために、保持器において各列に所属するポケットに、一以上のころ取去用ポケットを形成することは、言うまでもない。
また、上記実施形態のころ組立体では、一方側ポケット41において第2ポケット71内の第1円筒ころ4を、その第1円筒ころ4の軸方向の他方側の端部が、外輪1の第1内周円筒軌道面11に接触すると共に、その第1円筒ころ4の軸方向の一方側の端部が、第1外周円筒軌道面11から取り得る最大の間隔をおいて位置するようにして、第1状態を形成した。しかしながら、この発明では、取去用ポケット内のころを、そのころの軸方向の他方側の端部が、第1軌道輪の軌道面に接触すると共に、そのころの軸方向の一方側の端部が、上記軌道面に対して取り得る間隔のうちで最大でない間隔をおいて、その軌道面に対して離間するようにして、第1状態を形成しても良い。
また、上記実施形態のころ組立体では、ポケット41,42が、軸方向に2列配置され、一方側ポケット41が、他方側ポケット42と略同一であり、かつ、第1円筒ころ4が、第2円筒ころ5と略同一(形状および大きさのいずれもが、略同一)であった。しかしながら、この発明では、ポケットが、複列配置され、ある列に所属するポケットが、その列以外のある列に所属するポケットと、異なって(略同一以外の形態であること)いても良い。
また、上記実施形態のころ組立体は、外輪1が、第1内周円筒軌道面11の軸方向の一方側に第1鍔部13を有すると共に、外輪1が、第2内周円筒軌道面12の軸方向の他方側に第2鍔部14を有して、第1,第2円筒ころ4,5が、外輪1から抜けにくい構造であった。しかしながら、この発明のころ組立体は、内輪の軌道面の軸方向の両側に径方向の外方に突出する鍔部が存在しているがために、内輪からころを取り去りにくい構成であっても良い。また、外輪または内輪の軌道面の軸方向の両側にシール装置が、固定されている等の構造によって、ころが外輪または内輪から取り去りにくい構造であっても良い。
また、上記実施形態のころ組立体では、複数の柱部31,32が一の環状部30から軸方向に突出する構成を有し、各ポケット41,42の軸方向の片側が開口する構成であった。しかしながら、この発明では、各柱部が二つの環状部を連結する構成であって、各ポケット41,42の軸方向の両側が開口しない構成であっても良い。
また、上記実施形態では、ころが、円筒ころ4,5であったが、ころは、円錐ころまたは凸面ころ等であっても良い。尚、ころが、円錐ころである場合にも、上記実施形態と同様に、柱部のころ取去用ポケットを画定する取去用ポケット画定面において、隣接する柱部の円錐ころのピッチ円よりも径方向の第1軌道部材側とは反対側かつ軸方向の他方側に位置する互いに対向する部分の間隔が、その対向する部分が存在する軸方向の各位置において、その軸方向の各位置における円錐ころの直径よりも小さくなるようにする。ここで、ころが円錐ころの場合には、上記軸方向の各位置で、ころの直径が変化することは言うまでもない。
1 外輪
2 内輪
3 保持器
4 第1円筒ころ
5 第2円筒ころ
11 第1内周円筒軌道面
12 第2内周円筒軌道面
13 第1鍔部
14 第2鍔部
21 第1外周円筒軌道面
22 第2外周円筒軌道面
30 環状部
31 第1柱部
32 第2柱部
41 一方側ポケット
42 他方側ポケット
60,61 取去用ポケット画定面において、隣接する第1柱部の第1円筒ころのピッチ円よりも径方向の外輪側とは反対側かつ軸方向の他方側に位置する互いに対向する部分
71 第2ポケット
80,81 取去用ポケット画定面において、隣接する第1柱部の第1円筒ころのピッチ円よりも径方向の外輪側とは反対側かつ軸方向の一方側に位置する互いに対向する部分
98 取去用ポケット画定面

Claims (2)

  1. 軌道面と、その軌道面の軸方向の一方側に位置すると共に、径方向に突出する環状の鍔部とを有する第1軌道部材と、
    環状部と、その環状部の上記軸方向の一方側から延在すると共に、周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の柱部とを有して、周方向に隣接する上記柱部の間にポケットを有する保持器と、
    上記各ポケットに収容されると共に、上記軌道面を転動する転動面を有するころと
    を備え、
    上記保持器が有する複数の上記ポケットは、一以上のころ取去用ポケットを含み、
    上記柱部の上記ころ取去用ポケットを画定する取去用ポケット画定面において、隣接する上記柱部の上記ころのピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側かつ上記軸方向の他方側に位置する互いに対向する部分の間隔は、その対向する部分が存在する上記軸方向の各位置において、その軸方向の各位置における上記ころの直径よりも小さく、
    上記取去用ポケット画定面において、隣接する上記柱部の上記ピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側かつ上記軸方向の一方側に位置する互いに対向する部分の間隔は、上記ころの最大径よりも大きく、
    上記ころ取去用ポケット内の上記ころの上記軸方向の他方側の端部が、上記軌道面に接触すると共に、そのころの上記軸方向の一方側の端部が、上記軌道面から間隔をおいて位置する状態から、そのころの上記ピッチ円よりも径方向の上記第1軌道部材側とは反対側に位置する部分が、上記取去用ポケット画定面に対して離間している状態を維持しながら、そのころをそのころの軸線方向に移動させて、そのころが上記保持器から取り出されることができるようにしたことを特徴とするころ組立体。
  2. 請求項1に記載のころ組立体と、
    軌道面を有する第2軌道部材と
    を備え、
    上記各ころは、上記第1軌道部材の上記軌道面と、上記第2軌道部材の上記軌道面との間に配置され、
    上記第1軌道部材の上記軌道面と上記第2軌道部材の上記軌道面との距離は、上記第1軌道部材の上記軌道面と上記第2軌道部材の上記軌道面よりも上記軸方向の他方側に位置する上記第2軌道部材の部分との径方向の最小距離以下であることを特徴とするころ軸受。
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JP2008240766A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Ntn Corp 転がり軸受

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