JP2011168303A - 包装箱 - Google Patents

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Kaori Uesugi
香織 上杉
Akihiro Saito
章弘 齊藤
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】平坦に折り畳むことができ、箱状に戻すことで、底面が形成されるとともに、底部に緩衝空間が形成される包装箱を提供する。
【解決手段】対向する一対の第一側部と、前記第一側部と直交して対向する一対の第二側部と、前記一対の第一側部のそれぞれの下端に折罫を介し、底面板、内側面板、床面板、接着板を順次設けてなる第1フラップと、前記一対の第二側部のそれぞれの下端に折罫を介し、折曲板と貼付板を順次設けてなる第2フラップとからなり、前記接着板を前記第一側部の内面に接着し、前記貼付板を前記底面板の外面に接着したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱に関するものである。詳細には、底に緩衝機能を設け、かつ、折り畳んだ状態から開くだけで底が形成される包装箱に関するものである。
従来から、物品を保護し輸送を容易にするために、厚紙やダンボール等の包装箱が使用されている。物品によっては、軽い衝撃を受けただけで故障したり、品質が低下したりすることが有り、慎重な取扱いが必要になることがある。特に輸送時には、積卸し時の受渡しや移動中の振動等により故障や品質低下が発生することが多い。このため、このような製品を梱包する際には、何らかの緩衝材を包装箱とは別に用意しておき、精密機器類等の製品を包装箱に収納する際に、包装箱と製品の間に詰めたりしていた。
一般的に使用されている緩衝材として、発泡スチロールや発泡ポリエチレンなどの発泡緩衝材、或いはエアーキャップがあった。これらは軽量、かつ、比較的安価であり、十分な緩衝効果を有することから広く活用されてきた。また、発泡緩衝材、或いは、エアーキャップ等を紙箱の内面に貼りつけることも行われていた。
しかし、近年環境問題等により、包装箱と同一素材を用いて角筒状に形成した緩衝部材を箱体内面に必要数貼り付けて、緩衝効果を出すことや、或いは一枚のブランクを折り畳み、一部分に区画した緩衝空間を形成した包装箱も開発されてきた。(例えば、特許文献1、特許文献2)
一方、折り畳み可能な包装箱も知られている。これらの箱はシート材を切断して展開した状態から、その両側縁を接着剤または溶着により筒状に形成し、その底部を曲折自在とすることにより、箱状に組み立て、その状態より断面菱形から偏平に押しつぶすようにして平坦に折り畳むことができ、それにより、省スペースで運搬や保管ができるようになっている。(例えば、特許文献3)
公知文献を以下に示す。
実開平4−48110号公報 特開平3−275437号公報 特開平7−112733号公報
本発明は、箱状に組み立てた状態より、断面菱形から偏平に押しつぶすようにして平坦に折り畳むことができ、それにより、省スペースで運搬や保管ができ、且つ、折り畳まれた状態から箱状に戻すことで、底面が形成されるとともに、底部に緩衝空間が形成される包装箱を提供することを課題とする。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、対向する一対の第一側部と、前記第一側部と直交して対向する一対の第二側部と、
前記一対の第一側部のそれぞれの下端に折罫を介し、底面板、内側面板、床面板、接着板を順次設けてなる第1フラップと、
前記一対の第二側部のそれぞれの下端に折罫を介し、折曲板と貼付板を順次設けてなる第2フラップとからなり、
前記接着板を前記第一側部の内面に接着し、前記貼付板を前記底面板の外面に接着したことを特徴とする包装箱である。
本発明の包装箱は、上記の構成であるので、箱状に組み立てた状態より、断面菱形から偏平に押しつぶすようにして平坦に折り畳むことができ、折り畳まれた状態から箱状に戻すことで、底面が形成されるとともに、底部に緩衝空間を形成することが出来る。
本発明の請求項2の発明は、2つの前記内側面板どうしを係合する係合機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装箱である。
本発明はさらに、内側面板どうしを係合する係合機構を設けたことによって、底部の緩衝空間を強固に保持することが出来る。
本発明の包装箱は以上のように、箱状に組み立てた状態より、断面菱形から偏平に押しつぶすようにして平坦に折り畳むことができ、且つ、折り畳まれた状態から箱状に戻すことで、底面が形成されるとともに、底部に緩衝空間が形成されるので、物品を収納する前は、折り畳んで輸送や保管できるので、そのスペースが縮小でき、そのためのコストが低減できる。
また、物品を収納するときは、底部を開いて箱状に戻すことで、底面が形成されるとともに、底部に緩衝空間が形成されるので、手間がかからず、簡単に箱状に戻すことが出来、底部に緩衝空間を設けることが出来るので、輸送や保管時の衝撃を受けても、故障や品質低下から中の物品を保護することが出来る。
本発明の包装箱の一例の展開図である。 本発明の包装箱の一例の側面を部分的に透視した説明図である。 本発明の包装箱の一例の底を組み立てる状態を模式的に示した説明図である。
以下本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は本発明の包装箱の一例の展開図、図2は本発明の包装箱の一例の側面を部分的に透視した説明図、図3は本発明の包装箱の一例の底を組み立てる状態を模式的に示した説明図である。
本例の包装箱は、板紙や段ボールを図1の展開図に示す形状に打ち抜き、折罫を設けたブランクを、折罫より折り曲げ、必要部分を接着して形成する。
図1のように、ブランクは、第一側部1と、第二側部2と、第一側部3と、第二側部4が折罫を介し、順次連設され、第一側部1の第二側部2とは反対側に糊代5が設けられている。
前記第一側部1、3の下端に折罫を介し、それぞれ底面板11、31と、内側面板12、32と、床面板13、33と、接着板14、34が順次設けられ、第1フラップを形成している。また、前記第二側部2、4の下端には、折罫を介し、それぞれ折曲板21、41と、貼付板22、42が順次設けられて、第2フラップを形成している。
更に、内側面板12には、開口部61が設けられ、底面板31の下端から内側面板32に向かって差込部62が、内側面板32を打ち抜いた切れ線により設けられている。この差込部52は底面板31に折罫を介さずに連続して設けられている。開口部61に差込部62を差し込むことによって、内側面板12、32どうしを係合する係合機構となっている。
前記第一側部3の上端には折罫を介し、蓋片35と差込片36が順次設けられ、蓋を形成している。また、第二側部2、4の上端には、側片23、43がそれぞれ設けられている。
本例の包装箱を組み立てるには、まず、接着板14と床面板13を折罫により包装箱の外側方向に直角に折り曲げ、更に床面板13と内側面板12の間、内側面板12と底面板11の間、底面板11と第一側部1の間を折罫により包装箱の内側方向に直角に折り曲げ、次に、接着板14を第一側部1に接着する。
同様に、接着板34と床面板33を折罫により包装箱の外側方向に直角に折り曲げ、更に床面板33と内側面板32の間、内側面板32と底面板31の間、底面板31と第一側部3の間を折罫により包装箱の内側方向に直角に折り曲げ、次に、接着板34を第一側部3に接着する。
そして、糊代5、第一側部1、第二側部2、第一側部3、第二側部4をそれぞれの間の折罫で折り曲げ、糊代5を第二側部4の内面側に接着する。
折曲板21と貼付板22を一緒に倒して、底面板11に重ねて貼付板22を底面板11に接着する。また、同様に、折曲板41と貼付板42を一緒に倒して、底面板31に重ねて貼付板42を底面板31に接着する。これにより、図2に示すような蓋の開いた包装箱が出来る。
図2の下部は透視図となっている。このように、断面形状で床面板13、内側面板12、底面板11が、コの字となって接着板14で第一側部1の内面に接着している。同様に、床面板33、内側面板32、底面板31が逆コの字となって接着板34で第一側部3の内面に接着している。このように正逆のコの字型の緩衝空間を形成している。そして、この緩衝空間は、断面がそれぞれ長方形となっている。
この包装箱を平坦に折り畳むには、折曲板21と貼付板22の間の折罫と折曲板41と貼付板42の間の折罫を押し込んで折り曲げる。それにしたがって、第一側部1と第二側部2の間の角度と、第一側部3と第二側部4の間の角度は狭まり、逆に、第二側部4と第一側部1の間の角度と、第二側部2と第一側部3の間の角度は広がり、やがて、第二側部4と第一側部1は平面に近い状態となり、また、第二側部2と第一側部3も平面に近い状態となる。
このとき同時に、第一側部1と底面板11の間の角度と、床面板13と内側面板12の間の角度は狭まり、内側面板12と底面板11の間の角度は広がり、そして、床面板13は第一側部1に近づいていく、同様に、第一側部3と底面板31の間の角度と、床面板3
3と内側面板32の間の角度は狭まり、内側面板32と底面板31の間の角度は広がり、そして、床面板33は第一側部3に近づいていく。このとき、緩衝空間の断面形状は、長方形から平行四辺形を保ったまま角度だけが変化する。その結果、底部は箱の内方に折り畳まれる。そして、包装箱として全体が折り畳まれる。
そして、この折り畳まれた包装箱を使用する場合は、第一側部1と第二側部2の間の折罫と第一側部3と第二側部4の間の折罫を押して距離を近づけていくと、第一側部1と第二側部2の間の角度と、第一側部3と第二側部4の間の角度が開いていく、それに伴って、折曲板21と貼付板22の間の角度が開き、貼付板22は底面板11と接着しているので、底面板11も起き上がる。底面板11に連接した内側面板12と床面板13も移動し、床面板13と第一側部1の間も広がってくる。
同様に、折曲板41と貼付板42の間の角度が開き、貼付板42は底面板31と接着しているので、底面板31も起き上がる。底面板31に連接した内側面板32と床面板33も移動し、床面板33と第一側部3の間も広がってくる。すなわち、緩衝空間の断面は、平行四辺形のまま、角度だけ変化して、長方形に近づいていく。
このようにすると、図3のように、内側面板12と内側面板32が接近してくるので、内側面板12に設けられた開口部61に、底面板31に連設された差込部62を差込み、内側面板12、32どうしを係合する。この係合機構5によって、内側面板12と内側面板32は重なり合わされて固定される。
そして、底面板11と底面板31はほぼ同一平面になり、また、床面板13と床面板33もほぼ同一平面になる。これによって、底部が形成され、包装箱が組み立てられる。この組み立てられた包装箱に物品を収納し、23と43を内側に倒し、更に35を倒して、36を1の内側に差し込むことによって、包装箱に物品が包装される。
上記のように、本発明では、包装箱の底部に、底面板11、31と、内側面板12、32と、床面板13、33で、正逆のコの字状として、接着板14、34で第一側部1、3に接着させたので、底面板11、31が受けた衝撃が、床面板13、33の湾曲や、内側面板12、32の圧縮により緩和され、包装された物品への衝撃を和らげることが出来る。
また、折り畳んだ状態から、第一側部1と第二側部2の間の折罫と第一側部3と第二側部4の間の折罫を押すだけで、底部が形成され、必要に応じて、係合機構を底部に設けることで、更にしっかりと底部を形成することが出来る。
本発明の一例について、説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。係合機構について、開口部61を内側面板32に設けて、差込部62は内側面板12を打ち抜いた切れ線により、底面板11の下端から内側面板12に向かって設けてもよい。また、差込部62を床面板13や床面板33の上端から内側面板12あるいは内側面板32に向かって設けてもよい。このとき、開口部61は内側面板13あるいは内側面板3の上端に設ければよい。
また、糊代5と、第一側部1と、第二側部2と、第一側部3と、第二側部4のならびについてもこれに限ることは無く、第一側部1と第一側部3が対向し、第二側部2と第二側部4が対向するように包装箱が組み立てられればよい。
更に、4つの側部より上の部分、すなわち、蓋及びその周辺の構造についても、本例に限ることは無い。折り畳んだ場合に、この部分も平坦になり、折り畳みを阻害しない構造
であればかまわない。
1、3・・・第一側部
2、4・・・第二側部
5・・・糊代
11、31・・・底面板
12、32・・・内側面板
13、33・・・床面板
14、34・・・接着板
21、41・・・折曲板
22、42・・・貼付板
23、43・・・側片
35・・・蓋片
36・・・差込片
61・・・開口部
62・・・差込部

Claims (2)

  1. 対向する一対の第一側部と、前記第一側部と直交して対向する一対の第二側部と、
    前記一対の第一側部のそれぞれの下端に折罫を介し、底面板、内側面板、床面板、接着板を順次設けてなる第1フラップと、
    前記一対の第二側部のそれぞれの下端に折罫を介し、折曲板と貼付板を順次設けてなる第2フラップとからなり、
    前記接着板を前記第一側部の内面に接着し、前記貼付板を前記底面板の外面に接着したことを特徴とする包装箱。
  2. 2つの前記内側面板どうしを係合する係合機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
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