JP2011168108A - エアバッグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1ないし第3の3つのチャンバを備えるエアバッグにおいて、第1チャンバ162および第2チャンバ164は、実質的に等しい寸法の長手方向の境界にて互いに隣接する略長方形であり、第3チャンバ166は長手方向の境界と実質的に等しい寸法の第4の縫製ライン170を上底として有し、上底より短い外周縫製ライン171を下底として有する略台形であり、上底にて第2チャンバと隣接していて、下底の近傍に下底に沿ってシリンダ型のインフレータ122を収容し、第1チャンバを形成する重ねられた2枚の基布の内面は、一方がシリコンコーティングされたコート布172Aであり、他方がシリコンコーティングされていないノンコート布174Aであることを特徴とする。
【選択図】図9
Description
図1は、本発明の実施形態にかかるニーエアバッグの車両における収納位置を例示する図である。ニーエアバッグ100は、インストルメントパネル102下方に収納される。本実施形態のニーエアバッグ100は運転席用であって、ステアリングコラムカバー104の下方に収納されている。ニーエアバッグ100は、衝突事故等の衝撃発生時に、車内側に膨張展開する。図示は省略するが、ニーエアバッグ100は助手席用のエアバッグとしても利用可能である。
図6は図3のクッション部110を裏返して内部から見た図である。すなわち反対側の基布は図示省略している。図3の挿入孔124が設けられた基布110Aの裏側には、挿入孔124から挿入されたインフレータ122・ディフレクタ132が内挿されるディフューザ152が設けられている。図6では、挿入孔124およびディフレクタ132(内部にインフレータ122を収容)は、見えていないため、破線で示している。ディフューザ152は、インフレータ122がディフレクタ132とともに内挿されることによって、インフレータ122から供給されるガスを図6の左右方向に整流する。
ディフューザ152の二重の管状の最も内側の布152Bは、ガイド部材160を有する。ガイド部材160は、ディフューザ152の内面(折り返された布152Bの内面)から連続する面で挿入孔124を覆っている。ガイド部材160は、第1の縫製ライン154で基布110Aに縫製されている。
本実施形態は、シリンダ型のインフレータを内部に収容するエアバッグにおいて、インフレータをエアバッグ外部から内部へ挿入するための挿入孔と、実質的に、開口部を有することで、半閉鎖空間を形成するディフューザを有し、インフレータ挿入時にインフレータを半閉鎖空間に導入するガイド部材を有することを特徴とする。
図9は図3のクッション部110を一部切り欠き、各チャンバの内面を露出させた図である。図9(a)はクッション部110の正面図である。図9(b)は図9(a)のD−D断面図であり、クッション部110を第2折り返し線188で切断した断面図である。図9(c)は図9(a)のE−E断面図であり、クッション部110を中央で切断した断面図である。図9に例示するように、クッション部110は、第1ないし第3の3つのチャンバ162、164、166を備える。第1チャンバ162および第2チャンバ164は、実質的に等しい寸法の長手方向(図9の左右方向)の境界(第3の縫製ライン168)にて互いに隣接する略長方形である。
図10ないし図15は、図9のクッション部110を折り畳む工程を例示する図である。図10に例示するように、まずクッション部110は、第1チャンバ162から第3チャンバ166に向かって複数回折り畳まれまたは巻回される。その結果、図11に例示するように、ロール部180が形成される。図12は図11で形成されたロール部180が図面奥側に向くよう、クッション部110を裏返した状態を例示する図である。
以下、クッション部110の内面の材質について、本実施形態の思想をまとめる。本実施形態によれば、1つ以上のチャンバを含む袋態のエアバッグ(例えばニーエアバッグ100)において、当該エアバッグは折り畳まれまたは巻回され、チャンバ(例えばチャンバ162)内には、当該エアバッグの折り畳みまたは巻回が解除されるときに解除が他の部分と比較して遅延する箇所(例えば損傷190の近辺)に、布が設けられていることを特徴とする。
図17は図6のディフューザ152を変形したディフューザ252を有するクッション部210を例示する図である。図6との相違点のみ、以下、説明する。図6のディフューザ152が矩形の断面を有する管状部分153を有していたのに対し、図17のディフューザ252の管状部分253は、台形の断面を有する。
以下、ディフューザの変形例について、本実施形態の思想をまとめる。本実施形態によれば、シリンダ型のインフレータ122を内部のディフューザ252に収容するニーエアバッグにおいて、当該ニーエアバッグには、蛇腹状またはロール状に折り畳まれまたは巻回されることによってロール部(例えばロール部180)が形成され、ロール部の両端が中央に折り返され(例えば第1折り返し)、ディフューザの出口は、その折り返し線(例えば第1折り返し線186)に噛み込まれないことを特徴とする。これにより、チョーキングが生じない。
102 …インストルメントパネル
104 …ステアリングコラムカバー
106 …ニーエアバッグカバー
108 …ハウジング
110、210 …クッション部
110A …基布
112 …テアライン
114 …フック部
116 …インフレータ取付口
118 …ボルト穴
120 …フラップ
122 …インフレータ
124 …挿入孔
126 …コネクタ
128 …ボルト穴
130 …スタッドボルト
132 …ディフレクタ
134 …ガス噴出口
136 …ボルト孔
138 …端部
140 …角
142 …整流部分
144 …溶着ボルト
152、252、262 …ディフューザ
152A、152B …ディフューザ用布
153、253、263 …管状部分
154 …第1の縫製ライン
156 …第2の縫製ライン
160 …ガイド部材
162 …第1チャンバ
164 …第2チャンバ
166 …第3チャンバ
168 …第3の縫製ライン
170 …第4の縫製ライン
171 …外周縫製ライン
172A …コート布
174A …ノンコート布
180 …ロール部
186 …第1折り返し線
188 …第2折り返し線
190 …損傷
254、264 …上底
256 …下底
Claims (10)
- 1つ以上のチャンバを含む袋態のエアバッグにおいて、
当該エアバッグは折り畳まれまたは巻回され、
前記チャンバ内には、当該エアバッグの折り畳みまたは巻回が解除されるときに該解除が他の部分と比較して遅延する箇所に、布が設けられていることを特徴とするエアバッグ。 - 前記布は、当該エアバッグに収容されるインフレータから離れた位置であって、前記折り畳みまたは巻回の最も内側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
- 前記布はシリコンコーティングされていないノンコート布であることを特徴とする請求項1または2に記載のエアバッグ。
- 第1ないし第3の3つのチャンバを備えるエアバッグにおいて、
第1チャンバおよび第2チャンバは、実質的に等しい寸法の長手方向の境界にて互いに隣接する略長方形であり、
第3チャンバは前記長手方向の境界と実質的に等しい寸法の上底および該上底より短い下底を有する略台形であり、該上底にて第2チャンバと隣接していて、該下底の近傍に該下底に沿ってシリンダ型のインフレータを収容し、
第1チャンバを形成する重ねられた2枚の基布の内面は、一方がシリコンコーティングされたコート布であり、他方がシリコンコーティングされていないノンコート布であることを特徴とするエアバッグ。 - 当該エアバッグには、第1チャンバから第3チャンバに向かって複数回折り畳まれまたは巻回されたロール部が形成されていて、
前記ロール部の両端は、該ロール部が形成された側の反対側へ折り返され、該折り返された部分の両先端がさらに該ロール部の両端方向へ折り返されていることを特徴とする請求項4に記載のエアバッグ。 - 当該エアバッグはニーエアバッグであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ。
- 当該エアバッグは運転席用エアバッグであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ。
- 当該エアバッグは助手席用エアバッグであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ。
- 当該エアバッグはサイドエアバッグであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ。
- 当該エアバッグはインフレータブルカーテンエアバッグであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のエアバッグ。
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