JP2011167482A - 煮物用シリコンゴム製ネット袋 - Google Patents

Abstract

【課題】 本発明は、シリコンゴムシートに無数の穴又は網目からなる通水孔を設け、それを、筒状又は袖状にし胴体の中央上部に取手又は吊り孔を設けた物である。
従来、調理で煮物をする場合、具材の焦げ付きや、煮崩れを防ぐ有効な手段がなく、勘や習熟に頼るしかなかったが本発明がこの問題を解決した。
【手段】 本発明の筒体又は袖体の中に具材を入れ、そのまま鍋の中へ入れて煮ればシリコンゴムが具材の鍋への焦げ付きを防ぎ、具材の反転や取り出しの際、本発明の取手又は吊り孔を摘んで行えば具材の崩れや、傷付きを防ぐ事ができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、調理での煮物（特に魚類）を行う際、具材の鍋への焦げ付きや、煮崩れを防ぐシリコンゴム製のネット袋に関するものである。

従来、調理で鍋を使用し具材を煮る場合、特に魚などは鍋の底に焦げ付き易く、又煮ている間に反転させたり、煮上がり後に取り出す際、崩れたり傷つき易く、上手に煮付けるのは難しいものとされていた。

煮物料理での焦げ付きを防ぐ方法として、従来は、箸やヘラ等で具材を反転させたり鍋との接触面を剥したりする行為を絶えず行う事や、煮上がり後、取り出す際も崩れない様に注意深くしていたが、次の様な問題点があった。
具材、特に白身魚などは、ある程度煮上がってくると身が柔らかく崩れ易くなり、箸やヘラ等で摘まんだり押したりすると簡単に身が崩れたり、皮が剥がれたりする事が往往にしてあった。
本発明は、以上の問題点を解決する為になされたものである。

筒状又は袖状にしたシリコンゴムシートに無数の穴又は網状からなる通水孔を設ける本体胴部の中央上部に、取手又は吊り孔を設ける。

本発明に使用されるシリコンゴムシートは耐熱性と柔軟性が有り、又、無害、無臭無味である。よって、煮物をする際、本発明品の中に具材（特に魚類）を入れ、そのまま鍋の中に入れて煮れば、具材が鍋の底に焦げ付いたりせず、又、煮ている最中に具材を反転したり、煮あがって具材を鍋から取り出す際など、本発明品の取手又は吊り孔を摘んで行えば具材を崩したり、傷つけたりする事がない。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）シリコンゴムシートからなる筒体又は袖体（１）に無数の穴又は網目からなる通水孔（２）を設ける。
（ロ）筒体又は袖体の中央上部に取手又は吊り孔（３）を設ける。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する場合には、煮物をする具材（特に魚類）を本発明品の筒体又は袖体の中に入れ、そのまま鍋の中に入れる。
本発明品には無数の穴又は網目からなる通水孔（３）が設けてある為、煮汁はその通水孔を通し、具材と鍋の間を自由に出入りする事ができ、煮る為の妨げにならない。
そして、鍋と具材の間には本発明品のシリコンゴムが介在するの為、焦げ付きは全く無くなる、又、具材を煮ている最中に反転させる場合や煮えあがった具材を鍋から取り出す際など、本発明の取手又は吊り孔を摘んで行えば具材が崩れたり傷ついたりせず綺麗にそして容易にできる。

本発明の斜視図 本発明の正面図 本発明の側面図 本発明の実施例図 本発明の応用例図

（１）筒体又は袖体 （２）穴又は網目 （３）取手又は吊り孔

Claims (3)

1. 筒状又は袖状にしたシルコンゴムシートに、無数の穴または網目からなる通水孔を設ける。
2. 本案の胴体の略中央の上部に取手又は吊り孔をもうける。
3. 本案の形状は、請求項１の筒状又は袖状だけでなく、左右の開放部のどちらかを閉じた袋状又は上部のみを開放した籠状でも可能である。

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