JP3002455U - 炊飯用生米収容体 - Google Patents

炊飯用生米収容体

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JP3002455U
JP3002455U JP1994004215U JP421594U JP3002455U JP 3002455 U JP3002455 U JP 3002455U JP 1994004215 U JP1994004215 U JP 1994004215U JP 421594 U JP421594 U JP 421594U JP 3002455 U JP3002455 U JP 3002455U
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Japan
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rice
raw rice
container
bag
raw
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大機 山田
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NIDAIKI CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炊飯技術を要せず、簡単においしい御飯がで
きるための生米の収容体を提供する。 【構成】 直径500μmの微孔10が無数に透設した
厚み50μmのポリプロピレンフイルムを袋体1とし、
上端開口部に凹凸帯状の密封チャック11を備えてい
る。この袋体1に生米2を所定量入れてチャック11で
密封し、多量の水を入れた鍋に入れ、加熱することで生
米2が袋体の無数の微孔10から吸水して袋体1内でふ
っくらとゆで上がるのである

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生米を収容して炊飯に供する収容体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来では炊飯器で、研いだ生米と、生米量から少し多めの水を入れて炊飯して いたが、新米や古米の相違、或いは外国米の種類によって水漬時間(かし時間) 、水加減、加熱時間等が難しくなり、炊飯にも技術を要するようになってきたの である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、炊飯技術を要せず、おいしい御飯ができるための生米の収容 体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、生米が通過できない大きさの微孔を無数に透設したプラス チックフイルム又はプラスチックシートを、袋体とした生米を収容する炊飯用生 米収容体であり、遠赤外線を放射するプラスチックフイルム又はプラスチックシ ートの袋体を用い、或いは微孔の大きさを直径200〜800μmとしてもよい 。また、ゆで上がり容量に応じて予め生米を収容し挿入口を密封してもよい。さ らに、生米が通過できない大きさの微孔を無数に透設した器体と、該器体の開口 部を閉塞する蓋体とから成る耐熱性容器としてもよく、生米の収容量を示す指示 線を付し、遠赤外線を放射する容器としてもよい。
【0005】
【作用】
生米を収容して開口部を密封した袋体を、鍋等に多量の水と共に収容してゆで ることにより、生米が袋体の無数の微孔から吸水して袋体内でふっくらとゆで上 がるのである。即ち、袋体の無数の微孔から吸水するが、その微孔から米が外に 出ることがなく、袋体の容積が決まっているため必要以上に米が吸水できないこ とから余分な加熱時間となっても袋体内でふっくらとゆで上がるのである。また 、袋体内での煮沸振動により、生米に付着しているヌカや米の表面のでん粉が無 数の微孔から排出分離されるためおいしい御飯となるのである。従来ではこのよ うなものも全て米に吸収されて炊かれるためそれらの臭いが残るのである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図示実施例について説明する。図1に示す本例は、厚み 50μmのポリプロピレンフイルムを袋体1とし、上端開口部に凹凸帯状の密封 チャック11を備えている。また、ポリプロピレンフイルムには直径500μm の微孔10が無数に透設してあり、従って袋体1の全面に無数の微孔10が配置 してある。
【0007】 この袋体1に生米2を所定量入れてチャック11で密封する。なお、本例では 3合用のゆで上がり御飯の容量であり、袋体1の約半分より少なめに生米2を収 容している。これを図2のように、多量の水を入れた鍋に入れ、最初は強火で加 熱するのである。
【0008】 これにより、生米2が袋体1の無数の微孔10から吸水して米が外に出ること 袋体1内でふっくらとゆで上がるのである。この場合、袋体1の容積が決まって いるため必要以上に米が吸水できないことから、それが余分な加熱時間となって も粥状とならず、常に袋体1の容積分でふっくらとゆで上がるのである。なお、 直径500μm位の微孔10が袋体1としての水分の通過に最適である。
【0009】 また、袋体内1での煮沸振動により、生米2に付着しているヌカや米の表面の でん粉が無数の微孔10から排出分離されるため研ぎすまされたおいしい御飯と なるのである。従来ではこのようなものも全て水と共に米に吸収されるためそれ らの臭いが残るのである。袋体内1の御飯は鍋から出して移し代えればよく、内 部の御飯は適度の粘りを保有しているのである。
【0010】 このように本例によると、生米2を軽くふるい洗いして袋体1に所定量入れる だけで、必要量の水を吸水して袋体1でふっくらとゆで上がるのであり、水加減 や加熱時間を心配することなく簡単に炊くことができるのである。また、生米2 に付着しているヌカや米の表面のでん粉が無数の微孔10から排出分離されるた め、事前の生米2の研ぎや水漬けも少しでよく手軽となるのである。
【0011】 本例は前記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、収容体としては、各種プラスチックフイルム又はプラスチックシート、プラ スチック不織布、それらの複合体、或いは網状体の袋体の他、図3のように、無 数に微孔30を透設した器体31と、該器体31の開口部に嵌着して閉塞する蓋 体32とから成るステンレス製容器3でもよく、その形状及び材質を問わず、そ の容量も適宜である。袋体とする場合は、その開口部の閉塞は限定されず、紐等 で結んでもよい。容器とすれば繰り返し使用できるのである。
【0012】 また、収容体の微孔の大きさも生米が通過しない大きさであれば適宜であるが 、プラスチックフイルム又はシートの袋体であれば、直径200〜800μmが 適当であり、容器であれば1mm位が形成上において適当である。なお、その微孔 の透設手段は任意である。
【0013】 さらに、遠赤外線を放射するセラミック微分を練り込んだプラスチックフイル ム又はプラスチックシートの袋体、或いは容器としてもよく、遠赤外線が浸透し てより美味な御飯となるのである。また、図3のように、生米の収容量を示す指 示線33を付してもよく、分量が簡単に分かるのである。
【0014】 なお、ゆで上がり容量に応じて予め生米を収容し挿入口を密封した収容体と すれば、そのまま軽く水洗いした後、そのままゆでるだけで手軽であることから 単身赴任者や下宿学生等に便利である。
【0015】
【考案の効果】
本考案によると、袋体に入れる生米の分量を所定量入れるだけで、必要量の水 を吸水して袋体内でふっくらとゆであがるのであり、水加減や加熱時間を心配す ることなく簡単に御飯をつくることができ、生米に付着しているヌカが無数の微 孔から排出分離されるため、美味な御飯となるのである。
【0016】 請求項2では、遠赤外線が浸透してより美味な御飯となり、請求項3では、袋 体として水分の通過が適当であり、請求項4では、そのままゆでるだけで手軽と なり、請求項5では、繰り返して使用できるのである。請求項6では生米の分量 が分かって簡単であり、請求項7では遠赤外線が浸透してより美味な御飯となる のである。
【提出日】平成6年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 これにより、生米2が袋体1の無数の微孔10から吸水して米が外に出ること がなく 袋体1内でふっくらとゆで上がるのである。この場合、袋体1の容積が決 まっているため必要以上に米が吸水できないことから、それが余分な加熱時間と なっても粥状とならず、常に袋体1の容積分でふっくらとゆで上がるのである。 なお、直径500μm位の微孔10が袋体1としての水分の通過に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部切欠した袋体の正
面図である。
【図2】その鍋での加熱炊飯状態の断面図である。
【図3】収容体の別例容器の一部切欠した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 袋体 10 微孔 11 密封チャック 2 生米 3 容器 30 微孔 31 器体 32 蓋体 33 指示線

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生米が通過できない大きさの微孔を無数
    に透設したプラスチックフイルム又はプラスチックシー
    トを、袋体とした生米を収容する炊飯用生米収容体。
  2. 【請求項2】遠赤外線を放射するプラスチックフイルム
    又はプラスチックシートの袋体とした請求項1の生米収
    容体。
  3. 【請求項3】 微孔の大きさを直径200〜800μm
    とした請求項1の生米収容体。
  4. 【請求項4】 ゆで上がり容量に応じて生米を収容し挿
    入口を密封した請求項1の生米収容体。
  5. 【請求項5】 生米が通過できない大きさの微孔を無数
    に透設した器体と、該器体の開口部を閉塞する蓋体とか
    ら成る耐熱性容器とした生米を収容する炊飯用生米収容
    体。
  6. 【請求項6】生米の収容量を示す指示線を付した請求項
    5の生米収容体。
  7. 【請求項7】遠赤外線を放射する容器とした請求項5の
    生米収容体。
JP1994004215U 1994-03-28 1994-03-28 炊飯用生米収容体 Expired - Lifetime JP3002455U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167482A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Ken Yoshida 煮物用シリコンゴム製ネット袋
JP7057023B1 (ja) 2021-10-27 2022-04-19 日本紙工株式会社 ティーバッグ包装食品、及び食品の調理方法

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