JP2011166913A - 振動波モータ、レンズ鏡筒及びカメラ - Google Patents

振動波モータ、レンズ鏡筒及びカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】好適な駆動性能を得ることができ、且つ静寂に駆動可能な振動波モータを提供する。
【解決手段】本発明の振動波モータ10は、駆動信号により励振される電気機械変換素子13と、前記電気機械変換素子13に接合され、前記励振により駆動面18aに進行性振動波を生じる弾性体14と、前記弾性体14の駆動面18aに加圧接触される摺動面を有し、前記進行性振動波によって駆動される相対運動部材12と、前記電気機械変換素子13に前記駆動信号を与える駆動装置50と、を備える振動波モータ10において、前記駆動装置50は、前記弾性体14の前記駆動面18aに発生する振動振幅をa値と定義し、前記弾性体14の前記駆動面18aに発生する進行波の波長をλと定義した時、a値/λ≦0.00025を満たす進行性振動波を前記駆動面18aに発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子13に与えること、を特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、振動波モータ、レンズ鏡筒及びカメラに関するものである。
振動波モータは、特許文献1等で公知の様に、圧電体の伸縮を利用して弾性体の駆動面に進行性振動波(以下、進行波と略する)を発生させるものである。この進行波によって、駆動面には楕円運動が生じ、楕円運動の波頭に加圧接触した移動子は駆動される。この様な振動波モータは、低回転でも高トルクを有するという特徴がある。このため、駆動装置に搭載した場合に、駆動装置のギアを省略することができ、ギア騒音をなくすことで静寂化を達成したり、位置決め精度が向上したりできるといった利点がある。
一方、この振動波モータは、ステータに発生した1μm程度の振動振幅を利用しているため、特性が不安定である。この問題を解決するため、特許文献2には、振幅を駆動面の表面粗さの1.5倍以上にして駆動効率や駆動性能を改善することが開示されている。
特公平1−17354号公報 特開昭61−35178号公報
上記特許文献2に記載の技術によると、振幅がある程度の大きさの場合は、好適な駆動性能が得られ、静寂に駆動している。しかし、振動振幅が大きくなりすぎると、移動子に対する加圧が利かなくなり、異音が発生したり、また、移動子と振動子との間において適正な摩擦接触が得られなかったりする問題が生じ、良好な駆動性能が得られなくなる。
近年、駆動面の材料の耐摩耗性が進歩し、振動子に大きな振動振幅を発生させて駆動させた場合の摩擦磨耗が低減し、振動子に大振幅を発生させることが可能となってきている。従って、大振幅で駆動させた時の速度制御の適正化に対する新たな課題が発生している。
本発明では、このような課題点を解決し、好適な駆動性能を得ることができ、且つ静寂に駆動可能な振動波モータ、レンズ鏡筒及びカメラを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、駆動信号により励振される電気機械変換素子(13,113)と、前記電気機械変換素子(13,113)に接合され、前記励振により駆動面(18a,118a)に進行性振動波を生じる弾性体(14,114)と、前記弾性体(14,114)の駆動面(18a,118a)に加圧接触される摺動面を有し、前記進行性振動波によって駆動される相対運動部材(12,112)と、前記電気機械変換素子(13,113)に前記駆動信号を与える駆動装置(50)と、を備える振動波モータ(10,110)において、前記駆動装置(50)は、前記弾性体(14,114)の前記駆動面(18a,118a)に発生する振動振幅をa値と定義し、前記弾性体(14,114)の前記駆動面(18a,118a)に発生する進行波の波長をλと定義した時、a値/λ≦0.00025を満たす進行性振動波を前記駆動面(18a,118a)に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子(13,113)に与えること、を特徴とする振動波モータ(10,110)である。
請求項2に記載の発明は、駆動信号により励振される電気機械変換素子(13,113)と、前記電気機械変換素子(13,113)に接合され、前記励振により駆動面(18a,118a)に進行性振動波を生じる弾性体(14,114)と、前記弾性体(14,114)の前記駆動面(18a,118a)に加圧接触される摺動面を有し、前記進行性振動波によって駆動される相対運動部材(12,112)と、前記電気機械変換素子(13,113)に前記駆動信号を与える駆動装置(50)と、を備える振動波モータ(10,110)において、前記駆動装置(50)は、前記弾性体(14,114)の前記駆動面(18a,118a)に発生する振動振幅をa値と定義し、前記弾性体(14,114)の駆動面(18a,118a)に加圧接触した前記相対運動部材(12,112)の前記摺動面の加圧方向の変形量をb値と定義した時、a値/b値≦3を満たす進行性振動波を前記駆動面(18a,118a)に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子(13,113)に与えること、を特徴とする振動波モータ(10,110)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の振動波モータ(10,110)において、前記駆動装置(50)は、前記弾性体(14,114)の前記駆動面(18a,118a)に発生する振動振幅をa値と定義し、前記弾性体(14,114)の駆動面(18a,118a)に加圧接触した前記相対運動部材(12,112)の前記摺動面の加圧方向の変形量をb値と定義した時、a値/b値≦3を満たす進行性振動波を前記駆動面(18a,118a)に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子(13,113)に与えること、を特徴とする振動波モータ(10,110)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,110)であって、前記駆動装置(50)は、0.000003≦a値/λを満たす進行性振動波を前記駆動面(18a,118a)に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子(13,113)に与えること、を特徴とする振動波モータ(10,110)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,110)であって、前記駆動装置(50)は、0.04≦a値/b値を満たす進行性振動波を前記駆動面(18a,118a)に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子(13,113)に与えること、を特徴とする振動波モータ(10,110)である。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,110)において、前記弾性体(14,114)の前記駆動面(18a,118a)、または前記相対運動部材(12,112)の摺動面に耐久性の薄膜が塗布されていることを特徴とする振動波モータ(10,110)である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の振動波モータ(10,110)において、前記薄膜は、ポリアミドイミドを主成分とし、ヤング率が4Gpa以上10GPa以下で、膜厚が50μm以下を特徴とする振動波モータ(10,110)である。
請求項8に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,110)を備えるレンズ鏡筒(3,103)である。
請求項9に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータ(10,110)を備えるカメラ(1)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、好適な駆動性能を得ることができ、且つ静寂に駆動可能な振動波モータ、レンズ鏡筒及びカメラを提供することができる。
第一実施形態の振動波モータを備えるカメラを説明する図である。 第一実施形態の振動波モータを説明する図である。 進行波を利用した振動波モータの振動子および移動子の接触状態を説明する図である。 進行波を利用した振動波モータの振動子および移動子の接触状態を説明する図である。 第一実施形態の振動波モータの駆動装置を説明するブロック図である。 振動波モータの周波数と速度との関係を説明する図である。 本発明の第三実施形態の振動波モータを説明する図である。
(第一実施形態)
以下、本発明にかかる振動波モータ10の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第一実施形態の振動波モータ10を備えるカメラ1を説明する図である。
カメラ1は、撮像素子8を有するカメラボディ2と、レンズ7を有するレンズ鏡筒3とを備えている。レンズ鏡筒3は、カメラボディ2に着脱可能な交換レンズである。なお、本実施形態では、レンズ鏡筒3は、交換レンズである例を示したが、これに限らず、例えば、カメラボディと一体型のレンズ鏡筒としてもよい。
レンズ鏡筒3は、レンズ7、カム筒6、ギア4,5、振動波モータ10等を備えている。本実施形態では、振動波モータ10から得られた駆動力は、ギア4,5を介してカム筒6に伝えられる。レンズ7は、カム筒6にレンズ枠7aを介して保持されており、振動波モータ10の駆動力により、光軸方向(図1中に示す、矢印L方向)に略平行に移動する。
図1において、レンズ鏡筒3内に設けられた不図示のレンズ群(レンズ7を含む)によって、撮像素子8の撮像面に被写体像が結像される。撮像素子8によって、結像された被写体像が電気信号に変換され、その信号をA/D変換することによって、画像データが得られる。
図2は、本発明の第一実施形態の振動波モータ10を説明する図である。
本実施形態では振動子11側を固定とし、相対運動部材(移動子)12を駆動する様になっている。
振動子11は、後で説明する様に電気エネルギを機械エネルギに変換する圧電素子や電歪素子等を例とした電気機械変換素子(以下、圧電体13と称する)と、圧電体13を接合した弾性体14とから構成されている。振動子11には進行波が発生するようにされているが、本実施形態では一例として4波の進行波として説明する。
弾性体14は、共振先鋭度が大きな金属材料から成り、形状は、円環形状となっている。圧電体13が接合される反対面には溝17が切ってあり、突起部分18(溝17がない箇所)の先端面が駆動面18aとなり移動子12に加圧接触される。
溝17を切る理由は、進行波の中立面をできる限り圧電体13側に近づけ、これにより駆動面18aの進行波の振幅を増幅させるためである。溝17の切っていない部分を本実施形態ではベース部19と呼ぶ。そのベース部19の溝17側とは反対面に圧電体13を接合する。
弾性体14の駆動面18aには、高速駆動した時の耐磨耗性確保のため、潤滑性の表面処理がなされている。その材料は、ポリアミドイミドを主成分とし、PTFEが添加された物であり、物性としてはヤング率が4〜10GPa程度、好ましくは8GPa以下である。また厚さは、5μm以上50μm以下とされている。
圧電体13は、一般的には通称PZTと呼ばれるチタン酸ジルコン酸鉛といった材料から構成されているが、近年では環境問題から鉛フリーの材料であるニオブ酸カリウムナトリウム、ニオブ酸カリウム、ニオブ酸ナトリウム、チタン酸バリウム、チタン酸ビスマスナトリウム、チタン酸ビスマスカリウム等から構成されることもある。
圧電体13表面には電極(図示せず)が配置され、それは円周方向に沿って2つの相(A相、B相)に分かれている。各相においては、1/2波長毎に交互に分極され、A相とB相との間には1/4波長分間隔が空く様に電極が配置されている。
移動子12は、アルミニウムといった軽金属からなり、摺動面12aの表面には耐摩耗性向上のためのアルマイト処理が成されている。
出力軸20は、ゴム部材21を介して移動子12に結合され、移動子12と一体に回転する様にされている。出力軸20と移動子12との間のゴム部材21は、ゴムによる粘着性で移動子12と出力軸20を結合する機能と、移動子12からの振動を出力軸20へ伝えないための振動吸収との機能が求められており、ブチルゴム等が好適である。
加圧部材22は、出力軸20に固定されたギア部材23とベアリング受け部材24との間に設けられている。ギア部23材は軸のDカットにはまるように挿入され、Eクリップ等のストッパー25で固定され、回転方向および軸方向に出力軸20と一体になるようにされている。また、ベアリング受け部材24はベアリング26内径側に挿入され、ベアリング26は固定部材27の内径側に挿入された構造となっている。
この様な構造とることで、移動子12が振動子11駆動面18aに加圧接触される。
図3および図4は、進行波を利用した振動波モータ10の振動子11および移動子12の接触状態を説明する図である。
振動子11には、進行波が発生しており、その振幅をa値(p−p)、波の波長をλとする。進行波波頭に発生する楕円運動の加圧方向の大きさと周方向の大きさは、ほぼ1:1のため、a値の大きさは下記式にて近似される。

a=無負荷回転速度(rpm〉/60×π×D×2π×f×2

ここで、
D:移動子12の摺動面12aの径(mm)
f:駆動信号の周波数(Hz)である。
なお、摺動面12aは幅があるため、Dは外径と内径との中央値と定義する。
一方、移動子12は、振動子11の駆動面18aに加圧接触しているため、進行波に沿って摺動面12aが変形している。その変形量をb値とする。b値の大きさは下記式にて近似される。

b=1/384×p×λ÷(E×(B×H/12))

ここで、
p:荷重(N)÷(D×π) 単位長さあたりの荷重(N/mm)
E:移動子12の摺動部のヤング率(N/mm
B:移動子12の摺動部の幅(mm)
H:移動子12の摺動部の高さ(mm)
である。
a値、b値、λの関係は、これまで無関係と思われていたが、実験の結果、適正な範囲があることが判明した。実験結果を表1に示す。
Figure 2011166913
駆動信号の駆動周波数を変更して回転速度を変更していくと、駆動効率が徐々に上がっていくが、ある値から下がり始める。これは、振幅が小さい時は、振動子11の振動エネルギから移動子12への回転運動エネルギへの変換ロスがあるが、振幅が大きくなることでその変換ロスが少なくなっていくが、ある振動振幅値以上は、振幅が大きくなりすぎ、振動自体にロスが生じるようになるからと考えられる。その閾値は波長に対しての振幅の割合(すなわり、a値/λ)で決まっていると考えられる。
振動自体にロスが生じている状態は、振動が不安定になっている状態であるため、この不安定領域では振動波モータ10は制御しにくい状態となっている。
本測定によれば、a値/λ≦0.00025より大きくなると駆動効率が減少している。従って、a値/λ≦0.00025の関係が好適である。
また、安定した回転を得るためには0.000003≦a値/λの関係が好適である。
なお、駆動効率は、=回転速度×トルク÷入力電力から算出している。
また、駆動信号の駆動周波数を変更し、回転速度を変更していくと、ある回転数以上では異音が発生し始める。これは、振幅が小さい時は、振動子11駆動面18aと移動子12摺動面12aとが加圧により密着しているが、振幅が大きくなって回転速度が増加していくと、加圧に対する抑えが利かなくなり、移動子12摺動面12aが浮き始め、振動子11駆動面18aとの間に隙間が生じるためと考えられる。
その閾値は移動子12摺動面12aの変形量に対しての振幅の割合(すなわり、a値/b値)で決まっていると見られる。異音が発生して状態は、回転速度が不安定になっているため、この不安定領域では振動波モータ10は制御しにくい状態となっている。
本測定によれば、a値/b値≦3.0の関係が好適である。また、安定した回転を得るためには、0.04≦a値/b値の関係が好適である。
なお、B値、H値の定義であるが、図4の(a)に示すように、移動子12の摺動部の幅、高さである。(a)では摺動部の支持部材が内径側に延びているが、(b)の様に外径側に延びていても同じ定義である。
また、(c)の様に、摺動面12aに高分子材の摺動材料12cが貼られている場合には、摺動材料は金属よりもヤング率が極めて小さいため、摺動材料12cの部分を除いた部分で定義する。
図5は、第一実施形態の振動波モータ10の駆動装置50を説明するブロック図である。
まず、振動波モータ10の駆動/制御について説明する。
発振部51は、制御部52の指令により所望の周波数の駆動信号を発生する。
移相部53は、該発振部51で発生した駆動信号を位相の異なる2つの駆動信号に分ける。
増幅部54は、移相部53によって分けられた2つの駆動信号をそれぞれ所望の電圧に昇圧する。
増幅部54からの駆動信号は、振動波モータ10に伝達され、この駆動信号の印加により振動子11に進行波が発生し、移動子12が駆動される。
回転検出部55は、光学式エンコーダや磁気エンコーダ等により構成され、移動子12の駆動によって駆動された駆動物の位置や速度を検出し、検出値を電気信号として制御部52に伝達する。
制御部52は、レンズ鏡筒3内またはカメラ1本体のCPUからの駆動指令を基に振動波モータ10の駆動を制御する。制御部52は、回転検出部55からの検出信号を受け、その値を基に、位置情報と速度情報を得て、目標位置に位置決めされるように発振部51の周波数や増幅部54の電圧を制御する。
正方向の駆動、逆方向の駆動であるが、駆動正方向に駆動する場合には、移相部53での2つの駆動信号(周波電圧信号)の位相差を+値、例えば+90度にし、逆方向に駆動する場合には、移相部53での2つの駆動信号(周波電圧信号)の位相差を−値、例えば−90度にすれば良い。
図6は、振動波モータ10の周波数と速度との関係を説明する図である。
振動波モータ10の場合、速度変更や制御は駆動周波数で行なうのが一般的であり、周波数を下げていくと速度が上がり、周波数を上げていくと速度が下がっていく。
本実施形態によれば、振動波モータ10の駆動装置50は以下の様にして作用させる。
最初に、出荷前の工場内の設定について説明する。
まず、D:移動子12の摺動面12aの径(mm)(図2参照)及びλ:振動子11の波長(mm)を制御部52に入力する。
次に、予備駆動を行なう。その方法として、まず、発振部51から駆動信号を発生させる。その信号は位相部により90度位相の異なる2つの駆動信号に分割され、増幅部54により所望の電圧に増幅される。
駆動信号は、振動波モータ10の圧電体13に印加され、振動子11の駆動面18aに進行波を発生させる。
駆動面18aに加圧接触された移動子12は、この楕円運動によって摩擦的に駆動される。
移動子12の駆動により駆動された駆動体には、光学式エンコーダが配置されており、そこから、電気パルスが発生し、制御部52に伝達され、速度を得ることが可能となる。
その1)速度値、2)その時の駆動周波数、3)入力したD値から、進行波の振幅a値を算出し、4)入力したλ値から、a値/λ≦0.00025の関係が保たれる駆動周波数を得る。
その周波数を下限周波数Aとする。ここまでが出荷前の工場内の設定である。
実際の駆動・制御の作用としては、制御部52から、駆動指令が発令され、発振部51からは駆動信号を発生させる。その信号は位相部により90度位相の異なる2つの駆動信号に分割され、増幅部54により所望の電圧に増幅される。
駆動信号は、振動波モータ10の圧電体13に印加され、圧電体13は励振され、その励振によって弾性体14には4次の曲げ振動が発生する。
圧電体13はA相とB相とに分けられており、駆動信号はそれぞれA相とB相に印加される。A相から発生する4次曲げ振動とB相から発生する4次曲げ振動とは位置的な位相が1/4波長ずれるようになっており、また、A相駆動信号とB相駆動信号とは90度位相がずれているため、2つの曲げ振動は合成され、4波の進行波となる。
進行波の波頭には楕円運動が生じている。従って、駆動面18aに加圧接触された移動子12は、この楕円運動によって摩擦的に駆動される。移動子12の駆動により駆動された駆動体には、光学式エンコーダが配置されていて、そこから、電気パルスが発生し、制御部52に伝達される。制御部52は、この信号を基に、現在の位置と現在の速度を得ることが可能となる。制御部52が、目標速度と実速度とが一致するように周波数を変更することで制御を行なうが、その周波数が、下限周波数Aを下回らないようにする。
この様な、制御方法を行なうことで、常に好適な駆動効率が得られ、静寂な駆動を可能とする。
本実施形態では、弾性体14の駆動面18aには潤滑性の表面処理がなされている。
その材料は、ポリアミドイミドを主成分とし、PTFEが添加された物であり、物性としてはヤング率が4GPa以上、厚さが50μm以下とされている。
表面の潤滑材料のヤング率がこれ以上小さい場合や厚さがこれ以上大きい場合には、移動子12の摺動面12aの接触する駆動面18aの箇所に、食い込み変形が生じ、複雑な摩擦駆動となり、筆者が見出した振動振幅と駆動効率との関係と異なる場合がある。駆動面18aの潤滑性の表面処理がヤング率4GPa以上、厚さ50μm以下といった場合に、筆者が見出した振動振幅と駆動効率との関係が得られ、従って、本発明の効果が得られる。
なお、ヤング率の上限は製造上10GPa以下となる。また膜厚は薄くなると剥がれやすくなるので膜厚の下限は5μm以上が好ましい。
たとえば、ヤング率が大きく、薄い潤滑皮膜従来の振動子11駆動面18aが金属材料か、金属メッキ、移動子12摺動面12aが金属材料か、金属メッキという組み合わせでは、金属同士の摩擦駆動のため、駆動速度が大きいと摩擦磨耗が激しくなり、a値を大きくすることができない(振動振幅を大きくできない)。そのため、本実施形態が規定する制御域まで駆動することができなく、本実施形態のような数値は必要はない。しかし、駆動面18aまたは摺動面12aにヤング率が大きく、薄い潤滑皮膜を施こすと、振動振幅を大きくして駆動速度を上げても摩擦磨耗することがなくなる。このため、本実施形態の制御方法が有効となる。
しかし、従来の振動子11駆動面18aが金属材料か、金属メッキ、移動子12摺動面12aが金属材料か、金属メッキという組み合わせにおいても、高速駆動時の摩擦磨耗が発生しなければ、本実施形態の方法は有効であり、効果が発生する。
(第二実施形態)
次に第二実施形態を説明する。第二実施形態は、移動子12の加圧状態の変形量を基に振動振幅を制御する。
本実施形態では、振動波モータ制御装置は以下の様にして作用させる。最初に、出荷前の工場内の設定について説明する。
まず、D:移動子12の摺動面12aの径(mm)、λ:振動子11の波長(mm)、移動子12の加圧状態の変形量b値(mm)を算出し、制御部52に入力する。
次に、予備駆動を行なう。その方法として、発振部51からは駆動信号を発生させ、その信号は位相部により90度位相の異なる2つの駆動信号に分割され、増幅部54により所望の電圧に増幅される。駆動信号は、振動波モータ10の圧電体13に印加され、振動子11の駆動面18aに進行波を発生させる。駆動面18aに加圧接触された移動子12は、この楕円運動によって摩擦的に駆動される。移動子12の駆動により駆動された駆動体30には、光学式エンコーダが配置されていて、そこから、電気パルスが発生し、制御部52に伝達され、速度を得ることが可能となる。
同様に、1)速度値、2)その時の駆動周波数、3)入力したD値から、進行波の振幅a値を算出し、4)入力したb値から、a値/b値≦3.0の関係が保たれる駆動周波数を得る。その周波数を下限周波数Bとする。なお、安定した回転を得るために、0.04≦a値/b値とする。ここまでが出荷前の工場内の設定である。
実際の駆動・制御の作用としては、制御部52から、駆動指令が発令され、発振部51からは駆動信号を発生させ、その信号は位相部により90度位相の異なる2つの駆動信号に分割され、増幅部54により所望の電圧に増幅される。駆動信号は、振動波モータ10の圧電体13に印加され、圧電体13は励振され、その励振によって弾性体14には4次の曲げ振動が発生する。圧電体13はA相とB相とに分けられており、駆動信号はそれぞれA相とB相に印加される。A相から発生する4次曲げ振動とB相から発生する4次曲げ振動とは位置的な位相が1/4波長ずれるようになっており、また、A相駆動信号とB相駆動信号とは90度位相がずれているため、2つの曲げ振動は合成され、4波の進行波となる。
進行波の波頭には楕円運動が生じている。従って、駆動面18aに加圧接触された移動子12は、この楕円運動によって摩擦的に駆動される。移動子12の駆動により駆動された駆動体には、光学式エンコーダが配置されていて、そこから、電気パルスが発生し、制御部52に伝達される。制御部52は、この信号を基に、現在の位置と現在の速度を得ることが可能となる。制御部52が、目標速度と実速度とが一致するように周波数を変更することで制御を行なうが、その周波数が、下限周波数Bを下回らないようにする。
第一実施形態では、a値/λ≦0.00025の関係が保たれる様に制御し、第二実施形態では、a値/b値≦3.0の関係が保たれる様に制御しているが、両方が保たれるように制御する方法でも良い。
(第三実施形態)
図7は、本発明の第三実施形態の振動波モータ110を説明する図であり、リング状の振動波モータ110をレンズ鏡筒103に組み込んだ状態の図である。
振動子111は、電気エネルギを機械エネルギに変換する圧電素子や電歪素子等を例とした電気機械変換素子(以下、圧電体と称する)113と、圧電体113を接合した弾性体114とから構成されている。振動子111には進行波が発生するようにされているが、本実施形態では一例として9波の進行波として説明する。
弾性体114は、共振先鋭度が大きな金属材料から成り、形状は、円環形状となっている。圧電体113が接合される反対面には溝117が切ってあり、突起部118(溝117がない箇所)の先端面が駆動面118aとなり移動子112に加圧接触される。
溝117を切る理由は、進行波の中立面をできる限り圧電体113側に近づけ、これにより駆動面18aの進行波の振幅を増幅させるためである。
圧電体113は、円周方向に沿って2つの相(A相、B相)に分かれており、各相においては、1/2波長毎に分極が交互となった要素が並べられていて、A相とB相との間には1/4波長分間隔が空くようにしてある。
圧電体113の下には、不織布(図示せず)、加圧板120、加圧部材122が配置されている。不織布は、フェルトを例としたものであり、圧電体113の下に配置され、振動子111の振動を加圧板120や加圧部に伝えないようにしてある。
加圧板120は、加圧部材122の加圧を受けるようにされている。
加圧部材122は、加圧板120の下に配置されていて、加圧力を発生させるものである。本実施形態では、加圧部材122を皿バネとしたが、皿バネでなくともコイルバネやウェーブバネでも良い。加圧部材122は、押さえ環は固定部材127に固定されることで、保持される。
移動子112は、アルミニウムといった軽金属からなり、摺動面12aの表面には耐摩耗性向上のための摺動材料が設けられている。
移動子112の上には、移動子112の縦方向の振動を吸収するために、ゴムの様な振動吸収部材131が配置され、その上には出力伝達部132が配置されている。
出力伝達部132は、固定部材127に設けられたベアリング134により、加圧方向と径方向とが規制され、これにより移動子112の加圧方向と径方向とが規制されている。
出力伝達部132は、突起部135があり、そこからカム環136に接続されたフォークが嵌合しており、出力伝達部132の回転とともに、カム環136が回転される。
カム環136には、キー溝140がカム環136に斜めに切られており、AF環141に設けられた固定ピン142が、キー溝140に嵌合していて、カム環136が回転駆動することにより、光軸方向に直進方向にAF環141が駆動され、所望の位置に停止できる様にされている。
固定部材127は、押さえ環123がネジにより取り付けられ、これを取り付けることで、出力伝達部132から移動子112、振動子111、バネまでを一つのモータユニットとして構成できるようになる。
本実施形態における実験結果を表2で説明する。
Figure 2011166913
駆動信号の駆動周波数を変更して回転速度を変更していくと、駆動効率は徐々に上がっていくが、ある値から下がり始める。これは、振幅が小さい時は、振動子111の振動エネルギから移動子112への回転運動エネルギへの変換ロスがあるが、振幅が大きくなることでその変換ロスが少なくなっていくが、ある振動振幅値以上は、振幅が大きくなりすぎるため振動自体にロスが生じるようになるからと考えられる。その閾値は波長に対しての振幅の割合(すなわり、a値/λ)で決まっていると考えられる。
振動自体にロスが生じている状態は、振動が不安定になっているため、この不安定領域では振動波モータ110は制御しにくい状態となっている。
本測定によれば、a値/λ≦0.00025の関係が好適である。また、安定した回転を得るためには0.000003≦a値/λの関係が好適である。
なお、駆動効率は、=回転速度×トルク÷入力電力から算出している。
また、駆動信号の駆動周波数を変更してみて、回転速度を変更していくと、ある回転数以上では異音が発生し始める。これは、振幅が小さい時は、振動子111駆動面18aと移動子112摺動面12aとが加圧により密着しているが、振幅が大きくなって回転速度が増加していくと、加圧に対する抑えが利かなくなり、移動子112摺動面12aが浮き始め、振動子111駆動面18aとの間に隙間が生じるためと考えられる。
その閾値は移動子112摺動面12aの変形量に対しての振幅の割合(すなわり、a値/b値)で決まっていると見られる。異音が発生して状態は、回転速度が不安定になっているため、この不安定領域では振動波モータ110は制御しにくい状態となっている。
本測定によれば、a値/b値≦3.0の関係が好適である。また、安定した回転を得るためには、0.04≦a値/b値の関係が好適である。
本実施形態の駆動方法、制御方法は、第一実施形態または第二実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
以上より、第一実施形態の表1及び第三実施形態の表2に示すように、第一実施形態及び第三実施形態のいずれにおいても、形状や進行波の波数、波長にかかわらず、a値/λ≦0.00025の関係が好適である。また、安定した回転を得るためには0.000003≦a値/λの関係が好適である。a値/b値≦3.0の関係が好適である。また、安定した回転を得るためには、0.04≦a値/b値の関係が好適である。
以上、この関係を考慮して振動波モータを制御することは、多くの進行波型振動波モータに効果が得られるものと考えられる。
なお、本実施形態では、進行性振動波を用いた振動波モータで、波数4、9の場合を開示したが、他の波数、5、6、7、8、10以上でも、同様な構成で、同様な方法で制御すれば、同様な効果が得られる。
10,110:振動波モータ、12,112::移動子、13,113:圧電体、14,114:弾性体、18a、118a:駆動面、50:駆動装置

Claims (9)

  1. 駆動信号により励振される電気機械変換素子と、
    前記電気機械変換素子に接合され、前記励振により駆動面に進行性振動波を生じる弾性体と、
    前記弾性体の駆動面に加圧接触される摺動面を有し、前記進行性振動波によって駆動される相対運動部材と、
    前記電気機械変換素子に前記駆動信号を与える駆動装置と、を備える振動波モータにおいて、
    前記駆動装置は、
    前記弾性体の前記駆動面に発生する振動振幅をa値と定義し、前記弾性体の前記駆動面に発生する進行波の波長をλと定義した時、a値/λ≦0.00025を満たす進行性振動波を前記駆動面に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子に与えること、
    を特徴とする振動波モータ。
  2. 駆動信号により励振される電気機械変換素子と、
    前記電気機械変換素子に接合され、前記励振により駆動面に進行性振動波を生じる弾性体と、
    前記弾性体の前記駆動面に加圧接触される摺動面を有し、前記進行性振動波によって駆動される相対運動部材と、
    前記電気機械変換素子に前記駆動信号を与える駆動装置と、を備える振動波モータにおいて、
    前記駆動装置は、
    前記弾性体の前記駆動面に発生する振動振幅をa値と定義し、前記弾性体の駆動面に加圧接触した前記相対運動部材の前記摺動面の加圧方向の変形量をb値と定義した時、a値/b値≦3を満たす進行性振動波を前記駆動面に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子に与えること、
    を特徴とする振動波モータ。
  3. 請求項1に記載の振動波モータにおいて、
    前記駆動装置は、
    前記弾性体の前記駆動面に発生する振動振幅をa値と定義し、前記弾性体の駆動面に加圧接触した前記相対運動部材の前記摺動面の加圧方向の変形量をb値と定義した時、a値/b値≦3を満たす進行性振動波を前記駆動面に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子に与えること、
    を特徴とする振動波モータ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の振動波モータであって、
    前記駆動装置は、
    0.000003≦a値/λを満たす進行性振動波を前記駆動面に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子に与えること、
    を特徴とする振動波モータ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の振動波モータであって、
    前記駆動装置は、0.04≦a値/b値を満たす進行性振動波を前記駆動面に発生させる駆動信号を前記電気機械変換素子に与えること、
    を特徴とする振動波モータ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の振動波モータにおいて、
    前記弾性体の前記駆動面、または前記相対運動部材の摺動面に耐久性の薄膜が塗布されていることを特徴とする振動波モータ。
  7. 請求項6に記載の振動波モータにおいて、
    前記薄膜は、ポリアミドイミドを主成分とし、ヤング率が4Gpa以上10GPa以下で、膜厚が50μm以下を特徴とする振動波モータ。
  8. 請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータを備えるレンズ鏡筒。
  9. 請求項1から6のいずれか1項に記載の振動波モータを備えるカメラ。
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