JP2011165984A - 電子部品製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一対のリード線となる一対の金属線3を、部品本体2の両端部の幅以下に設定した第1の間隔d1で平行に並べて延在方向に同時に搬送する金属線搬送機構と、一対の金属線3の間隔を、部分的に第1の間隔d1より広い第2の間隔d2に拡大可能であると共に該第2の間隔d2から第1の間隔d1に戻すことが可能な線間隔変更機構5と、第2の間隔d2に広げられた一対の金属線3の間に部品本体2を電極2aが金属線3に対向するように設置する部品本体設置機構と、部品本体が設置された状態で線間隔変更機構により第1の間隔に戻された金属線と部品本体の電極とを導電性融着材により接続する金属線固定機構と、金属線を所定長さに切断する線切断機構と、を備えている。
【選択図】図3
Description
さらに、特許文献3には、折り曲げ加工または平打ち加工された2本の金属線の加工部を略コ字状に成形してこの部分でチップ電子部品を挟持し、導電材料で固着する方法が提案されている。
すなわち、特許文献1に記載の技術では、リード線付き電子部品を製造する際に、予め所定長さに切断したリード線を用意し、その先端にクリームハンダを付着させなければならず、複数を連続して自動生産することが困難であった。また、専用の治具を用意してリード線を並べ、その間に電子部品を置く作業が必要になり、このような搬送やハンダ付けのための治具が別途必要であった。また、特許文献2および3に記載の技術では、櫛状や略コ字状などの特殊な形状にリード線を成形または加工する必要があり、長く単純な金属線を使用した連続的な自動生産ができないという不都合があった。
すなわち、この電子部品製造装置では、幅拡大用部材を回転させ長軸方向の端部で一対の金属線を第2の間隔まで押し広げるので、幅拡大用部材の回転動作だけで、容易に一対の金属線の幅を第1の間隔から第2の間隔に部分的に広げ、さらに第1の間隔に戻すことができる。
すなわち、この電子部品製造装置では、部品本体設置機構が、第2の間隔に広げられた一対の金属線の間に複数の部品本体を互いに間隔を空けて設置可能であるので、複数の部品本体を同時に一対の金属線で挟持状態として、その後の工程を同時に行うことができ、さらに高い生産性を得ることができる。
すなわち、この電子部品製造装置では、ハンダ塗布機構によりハンダペーストを金属線と電極との上に局所的に塗布し、予熱機構により部品本体をハンダペーストが溶融しない温度で加熱してハンダペースト中の溶剤を蒸発させた後、ハンダ溶融機構によりハンダペーストに加熱したエアーを吹き付けてハンダ材を溶融させるので、ハンダ付けのために手作業でハンダ塗布を行ったりハンダ槽に浸したりする必要が無く、必要最小限の箇所に局所的にハンダペーストを塗布して切断前の金属線と電極との接続を図ることができる。また、予め予熱することで後工程のホットエアーによる部品本体へのダメージを緩和することができる。
すなわち、本発明に係る電子部品製造装置によれば、線間隔変更機構により第2の間隔に広げられた一対の金属線の間に部品本体が設置され、この状態で再び線間隔変更機構により第1の間隔に戻された一対の金属線で部品本体を挟持した後に、導電性融着材によって接続を行い、さらに金属線を切断してリード線とするので、長い金属線を使用でき、専用治具、特殊な成形や加工が不要となる。
したがって、組立の全工程が一台の装置に集約されて設備の大幅な簡素化を図ることができると共に工程の連続化および自動化を行うことができ、電子部品の製造効率が向上して、生産の高速化および低コストを図ることができる。
上記金属線搬送機構4は、金属線3が巻回された一対のボビン4aと、これらボビン4aから一対の金属線3を引き出す複数のローラ(図示略)等と、引き出され伸線された一対の金属線3の両側に第1の間隔d1を空けて設置され一対の金属線3の間隔を第1の間隔d1に規制する一対の幅寄せガイド部材4bと、を備えている。
また、電子部品製造装置1は、一対の金属線3が伸線された後に加熱により金属線3の被覆を部分的に除去するヒートストリッパー9を備えている。
なお、一対の金属線3には、一定のテンション(例えば、2kgf)が加えられている。
上記線切断機構8は、上記ハンダ付け後に一対の金属線3を所定長さでカットする切断刃(図示略)を有している。
まず、金属線搬送機構4により一対のボビン4aから引き出した一対の金属線3を伸線し、さらにヒートストリッパー9により、金属線3の被覆を部分的に除去する。この後、図3の(a)に示すように、一対の金属線3を一対の幅寄せガイド部材4bの内側に通して一対の金属線3の間隔を第1の間隔d1に規制しつつ、水平に線間隔変更機構5へ搬送する。
この後、金属線搬送機構4により、ハンダ付けされた部品本体2を線切断機構8まで搬送し、線切断機構8により、部品本体2毎に一対の金属線3を所定長さに切断してリード線とすることで、図7に示すように、一対のリード線Lと部品本体2とが導電性融着材Hで接続された電子部品Eが作製される。そして、金属線3から分離された電子部品Eは、次工程へと搬送される。
さらに、部品本体設置機構6が、第2の間隔d2に広げられた一対の金属線3の間に複数の部品本体2を互いに間隔を空けて設置可能であるので、複数の部品本体2を同時に一対の金属線3で挟持状態として、その後の工程を同時に行うことができ、さらに高い生産性を得ることができる。
また、作製された電子部品の絶縁抵抗測定を行う機構を付加しても構わない。例えば、絶縁シートによって電子部品を挟み込み、電圧を一対の電極間に印加して漏れ電流を測定するように構成する。
さらに、例えば25,50,75,100,125mmなどの寸法の異なる電子部品にフレキシブルに対応可能にするため、組立ステージを等間隔で移動可能にした機構を設けても構わない。
Claims (4)
- 両端部に一対の電極を有する略直方体形状の部品本体と、前記一対の電極に導電性融着材で接続される一対のリード線と、を備えた電子部品を製造する装置であって、
前記一対のリード線となる一対の金属線を、前記部品本体の両端部の幅以下に設定した第1の間隔で平行に並べて延在方向に同時に搬送する金属線搬送機構と、
前記一対の金属線の間隔を、部分的に第1の間隔より広い第2の間隔に拡大可能であると共に該第2の間隔から前記第1の間隔に戻すことが可能な線間隔変更機構と、
前記第2の間隔に広げられた前記一対の金属線の間に前記部品本体を前記一対の電極が前記一対の金属線に対向するように設置する部品本体設置機構と、
前記部品本体が設置された状態で前記線間隔変更機構により前記第1の間隔に戻された前記一対の金属線とこれら金属線で挟まれた前記部品本体の前記一対の電極とを前記導電性融着材により接続する金属線固定機構と、
前記一対の電極に接続された前記一対の金属線を所定長さに切断して前記リード線とする線切断機構と、を備えていることを特徴とする電子部品製造装置。 - 請求項1に記載の電子部品製造装置において、
前記線間隔変更機構が、前記一対の金属線の間に回転可能に設置され回転軸を通る長軸が前記第2の間隔以上の長さであると共に回転軸を通る短軸が前記第1の間隔より短い形状とされた幅拡大用部材と、
該幅拡大用部材を回転させ長軸方向の端部で前記一対の金属線を前記第2の間隔まで押し広げる回転駆動部と、を備えていることを特徴とする電子部品製造装置。 - 請求項1または2に記載の電子部品製造装置において、
前記部品本体設置機構が、前記第2の間隔に広げられた前記一対の金属線の間に複数の前記部品本体を互いに間隔を空けて設置可能であることを特徴とする電子部品製造装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品製造装置において、
前記金属線固定機構が、前記導電性融着材としてハンダペーストを接続する前記金属線と前記電極との上に局所的に塗布するハンダ塗布機構と、
前記部品本体を前記ハンダペーストが溶融しない温度で加熱する予熱機構と、
塗布された前記ハンダペーストに加熱したエアーを吹き付けてハンダ材を溶融させるハンダ溶融機構と、を備えていることを特徴とする電子部品製造装置。
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