JP5506772B2 - 角線端子の製造方法および製造装置並びに電動機の固定子、送風機用電動機、空気調和機 - Google Patents

角線端子の製造方法および製造装置並びに電動機の固定子、送風機用電動機、空気調和機 Download PDF

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Description

本発明は、棒状の角線を曲げ加工して所定形状の角線端子を製造する角線端子の製造方法および製造装置、並びにその製造方法あるいは製造装置により製造された角線端子を備えた電動機の固定子、その固定子を用いた送風機用電動機、送風機用電動機を備えた空気調和機に関するものである。
この種の従来の角線端子は、両端部が互いに反対方向に向くように折り曲げられて形成され、固定子の一構成部品である結線側の絶縁部に設けられた角穴に組み付けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、別の角線端子として、角線端子の両端を斜めに切断したものがある。その角線端子は、角線を切断後に両端部を同時に折り曲げる方法で製造されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−254203号公報(第4頁、図2) 特願2010−193354号公報(要約書)
前述の特許文献1に記載の技術では、角線端子の端部を固定子の結線側の絶縁部に設けられた角穴に挿入する際、角線端子の先端面が平らであるため、角線端子の先端面の角が絶縁部の角穴に引っかかって曲がったり、角線端子を角穴の底部まで挿入できないことがあった。また、固定子に基板を組み付ける場合、角線端子の位置調整を容易に行えるように基板の角穴を広げる方法があるが、基板に角線端子を半田付けをする際に、角線端子と基板の角穴との隙間から半田漏れが生じ、基板に角線端子を接合できなくなる可能性があった。
また、前述の特許文献2に記載の技術では、角線の両端を斜めに切断した後、その角線の両端部を同時にL字状に折り曲げて、Z字状の成形品を加工しているが、角線の両端部をL字状に折り曲げた際に、角線の両端に形成された斜めの切断部にカエリが発生することがあった。両端にカエリが発生した角線端子を、固定子の結線側の絶縁部に設けられた角穴に挿入する際、また、基板の角穴に挿入する際に、そのカエリが角穴と干渉し、容易に角線端子を挿入できないという課題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、両端を斜めに切断した角線をZ字状に折り曲げ加工しても、その切断部にカエリの発生しない角線端子を製造することができる製造方法および製造装置、その製造方法あるいは製造装置により製造された角線端子を用いた電動機の固定子、その固定子を用いた送風機用電動機、送風機用電動機を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る角線端子の製造方法は、棒状の角線を所定の長さに切断する際、その角線を軸線に対して斜めに切断する工程と、切断された角線の中央部を固定した状態で、2つの曲げブロックを互いに反対方向に同時に前進させて角線の両端部を略90°に曲げ、その角線を同一面上でZ字状に成形する工程と、Z字状に成形された成形品の中央部を折り曲げ板で長穴内に下方に押し込むことにより、U字状に曲げて角線端子を成形する工程とを有し、2つの曲げブロックにより角線の両端部を略90°に曲げる際に、その角線の両端に形成された切断部の手前で2つの曲げブロックを停止させて後退させ、2つの曲げブロックの前進と後退を複数回繰り返し行うようにする。
本発明によれば、2つの曲げブロックにより角線の両端部を略90°に曲げる際に、その角線の両端に形成された切断部の手前で2つの曲げブロックを停止させて後退させ、2つの曲げブロックの前進と後退を複数回繰り返し行うようにしている。これにより、角線の両端に形成された斜めの切断部にカエリのない角線端子を製造することができる。例えば、電動機の固定子に用いた場合、角線端子の切断部にカエリが発生していないので、固定子の結線側の絶縁部と基板に設けられた角穴を広げることなく、角線端子を容易に絶縁部と基板のそれぞれの角穴に挿入できる。また、角線端子を容易に角穴に挿入できるので、角線端子と角穴の隙間を小さく取れ、半田漏れを防止することができ、半田付けの品質を向上させることができる。
実施の形態1における電動機の固定子を示す斜視図である。 図1に示す固定子の端子組み付け用の絶縁部に施された角穴の平面および側面図である。 図1に示す角線端子の拡大斜視図である。 図3の角線端子を固定子の絶縁部に挿入した状態を示す側面図である。 実施の形態1に係る角線端子の製造装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る角線端子の製造装置を上方から見て示す平面図である。 図1における固定子と基板の位置関係を示す斜視図である。 角線端子を基板に挿入させた状態を示す側面図である。 実施の形態2における空気調和機の構成を示す図である。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における電動機の固定子を示す斜視図、図2は図1に示す固定子の端子組み付け用の絶縁部に施された角穴の平面および側面図、図3は図1に示す角線端子の拡大斜視図、図4は図3の角線端子を固定子の絶縁部に挿入した状態を示す側面図である。
本実施の形態における電動機の固定子100は、図1に示すように、軸心に向けて突出する例えば12個のティース1aを有する固定子鉄心1と、固定子鉄心1のティース1aに施された絶縁部3と、ティース1aに直接集中巻線方式により巻回された三相のシングルY結線の巻線2と、絶縁部3の結線側に設けられた3個の角穴にそれぞれ挿入され、三相のシングルY結線の巻線2に電源を供給するための3個の角線端子4と、中性点用端子5とを備えている。固定子鉄心1は、例えば厚さが0.1〜0.7mm程度の電磁鋼板を帯状に打ち抜いて、かしめ、溶接、接着などで積層し、この積層により形成された12個のティース1aに三相のシングルY結線を施した後、各ティース1aが軸心に向くように折り曲げて構成されたものである。
絶縁部3は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの熱可塑性樹脂を用いて、固定子鉄心1と一体に成形されており、ティース1a毎に設けられている。なお、絶縁部3を成形後、ティース1aに組み付けてもよい。その場合は、絶縁部3は結線側と反結線側とに分割され、それぞれをティース1aの軸方向両端部から挿入して絶縁部3を構成する。
結線側の絶縁部3には、各相(U相,V相、W相)の巻線2のマグネットワイヤーを引き回すのに必要な複数のピンや、後述する基板10を固定子100に組み付けるための突起3bなどが設けられている。また、結線側の絶縁部3には、前述したように、巻線2の結線が三相のシングルY結線であるため、各相の巻線2のマグネットワイヤーの一端が接続される3個の角線端子4(電源が供給される端子である。)と、各相の巻線2のマグネットワイヤーの他端が接続される1個の中性点用端子5とが組み付けられている。マグネットワイヤーと各端子4、5の接続は、ヒュージングと呼ばれる加熱によりマグネットワイヤーの被膜を溶かし、溶かした端部と各端子4、5をカシメする方法で機械的および電気的に接続される。
角線端子4が組み付けられる絶縁部3の上面には、図2に示すように、長方形状の角穴3aが施されている。角線端子4は、例えば幅1.5mm、厚さ0.5mmの銅製の平角線が用いられており、後述するが、両端部が互いに反対方向に略90°折り曲げられてZ字状に成形された後、そのZ字部の中央部をU字状に折り曲げて形成されている(図3参照)。この角線端子4の一方の端部を基板挿入部4aとして、他方の端部を絶縁挿入部4bとして、また、U字状の部分をワイヤー引っ掛け部4cとして使用される。なお、角線端子4の表面には、錫銅合金の溶融メッキが施されている。角線端子4を絶縁部3の角穴3aに組み付けるときは、図4に示すように、角線端子4の絶縁挿入部4bを角穴3a内に挿入し、ワイヤー引っ掛け部4cを上から押すことで、角線端子4が絶縁部3に固定される。
次に、角線端子4を製造する製造装置について、図5を用いて説明する。
図5は実施の形態1に係る角線端子の製造装置の概略構成を示す斜視図である。
本実施の形態における角線端子の製造装置50は、ベース11と、角線30(角形断面の線材)を固定するための押さえブロック12と、切断後の角線30をZ字状に成形するための2つの曲げブロック13、14と、Z字状に加工された成形品をU字状に曲げるための折り曲げ板15と、曲げブロック13、14の前進(移動距離)をそれぞれ規制する停止ブロック21、22と、図示していないが、角線30を切断する切断機構および角線30を送る送り機構とを備えている。
ベース11は、四角形状に形成され、その上面の中央部には段差を設けた平坦な凸部で形成された角線保持部11aが設けられている。この角線保持部11aには、送り機構により送り込まれた角線30を挿入しセットするための溝状のガイド11bと、ガイド11bと直交しベース11を貫通する長穴11cと、長穴11cのほぼ中央部において面取りが施された折り曲げガイド11dとが設けられている。角線保持部11aの段差、即ちガイド11bの深さは、角線30の厚さよりやや小さめに形成されている。角線30が前記のように幅1.5mm、厚さ0.5mmの平角線の場合、ガイド1bの幅は角線30の幅に対応し、ガイド11bの深さは角線30の厚さに対応するように形成されている。
押さえブロック12は、ガイド11bにセットされた角線30を、上からベース11に押し付けて固定するためのものである。押さえブロック12にはスリット12aが形成されている。このスリット12aを通して、折り曲げ板15が長穴11c内に挿入される。折り曲げ板15の下端部には、アール(R)が付けられた押圧部15aが設けられている。
前述の2つの曲げブロック13、14は、それぞれ四角形のブロックにより形成されており、角線保持部11aの両側の低い下段面において、ベース11上を互いに反対方向に同時に前進と後退を繰り返すように設けられている。そして、一方の曲げブロック13の下面(摺動面)には、移動方向の前部と角線保持部11aの段差部に対向する側部に、L字状に連続する90゜曲げガイド13aが形成されている。同様に、他方の曲げブロック14の下面(摺動面)にもL字状に連続する90゜曲げガイド14aが形成されている。
停止ブロック21は、ベース11の下段面に曲げブロック13と対向して設置され、停止ブロック22は、図5には示していないが、ベース11の下段面に曲げブロック14と対向して設置されている。停止ブロック21は、曲げブロック13側の面の下部に空隙部21aが設けられており、停止ブロック22は、曲げブロック14側の面の下部に空隙部22aが設けられている。各空隙部21a、22aは、曲げブロック13、14により角線30がL字状に折り曲げられる際に通過する空間である。
停止ブロック21、22は、曲げブロック13、14と角線30の各端部の接触している長さが角線30の板厚の略3倍以上となったときに、曲げブロック13、14が停止するように設置されている。即ち、角線30の両端に形成された斜めカット部31(切断部)の手前で、曲げブロック13、14が停止するように停止ブロック21、22が設置されている。これは、曲げブロック13、14によって、角線30の両端に形成された斜めカット部31にカエリが発生しないようにするためである。
90゜曲げガイド13a、14aの高さ(深さ)及び幅について、高さ(深さ)は角線30の厚みよりやや大きく、幅は角線30の幅よりやや小さめに形成されている。また、ガイド11bの角部、特に角線30の曲げの支点となる各曲げブロック13、14の移動方向に対向する側の角部11e、11fには、適宜のアール(R)が付けられている。曲げブロック13、14をそれぞれ反対方向に同時に移動させることにより、切断後の角線30の両端部を同一面上で略90°曲げてZ字状の成形品が作られる。
折り曲げ板15は、曲げブロック13、14により成形されたZ字状の成形品の中央部を長穴11c内に下方に押し込み、U字状に曲げて角線端子4を成形する。この場合、角線端子4は、ベース11の下方から落下する。
前記のように構成された角線端子の製造装置50を用いて、角線端子4を製造する方法について、図5および図6を参照しながら説明する。
図6は実施の形態1に係る角線端子の製造装置を上方から見て示す平面図である。
まず、図6に示すように、送り機構により、角線30がベース11のガイド11bを通り、所定の長さまで送り込まれる。次いで、押さえブロック12が空圧シリンダー等により下降し、角線30の中央部をベース11に押さえつけて固定する。その後、図示しない切断機構により角線30が所定の長さに切断される。切断の際には、切断面が角線30の軸線に対して斜めになるように切断する。これによって先端が尖った形状に形成される。
次に、切断された角線30を押さえブロック12で押さえつけた状態で、2つの曲げブロック13、14を互いに反対方向(矢印A、Bの方向)に、図示しない空圧シリンダー等により同時に移動させる。この時、各曲げブロック13、14の下面(摺動面)に形成されたL字状の90゜曲げガイド13a、14a(図5参照)の水平部分によって、中央部分が固定された切断後の角線30の両端部が互いに反対側へ押され、ガイド11bの角部11e、11fを支点として曲げられる。
そして、角線30の両端部は、各曲げブロック13、14の前進移動に伴い、停止ブロック21、22の空隙部21a、22aをそれぞれ通り、最終的にはL字状の90゜曲げガイド13a、14aの垂直部分と角線保持部11aの段差部との間に挟み付けられて、それぞれ略90゜に曲げ加工される。この時、各曲げブロック13、14は、停止ブロック21、22に当たって停止し、その位置から元の位置まで後退した後、再び各曲げブロック13、14を前進させる工程を複数回繰り返し行う。
各曲げブロック13、14が移動中に角線30と接する長さは、各曲げブロック13、14と角線30の各端部が接触している長さ32(図6参照)、即ち各曲げブロック13、14を角線30の斜めカット部31に到達させない距離である。これは、角線30の各端部をL字状に折り曲げた際のカエリが角線30の斜めカット部31に発生しないようにするためである。また、各曲げブロック13、14を前記の長さ32を複数回往復させるのは、角線30の両端部をL字状に折り曲げる曲げ精度を向上させるためである。
各曲げブロック13、14と停止ブロック21、22とによる角線30の両端部の折り曲げ加工が終了すると、角線30はベース11上においてZ字状に成形され、押さえブロック12は元の位置に上昇する。
その後、図5に示すように、折り曲げ板15が空圧シリンダー等により押さえブロック12のスリット12aにガイドされて矢印C方向に下降する。これによって、折り曲げ板15が角線30のZ字状の成形品の中央部を押し、ベース11の長穴11cに押し込むことになる。そのため、Z字状の角線30は折り曲げ板15と長穴11cとの間に挟まれるため、U字状の折り返し部が形成される。ここで、折り曲げ板15の下端部である押圧部15aが板厚33方向の断面が適宜のRを有する形状となっているので、このRに相当する円弧部を有するU字状のワイヤー引っ掛け部4cが形成される。そして、折り曲げ板15が更に下降し長穴11cを抜けると、図3に示すような角線端子4が折り曲げ板15から離れ下に落ちる。
次に、電動機の固定子100への基板10の組み付けについて、図7および図8を用いて説明する。
図7は図1における固定子と基板の位置関係を示す斜視図、図8は角線端子を基板に挿入させた状態を示す側面図である。
前述した電動機の固定子100には、図7に示すように、固定子100の各相に電源を供給するための基板10が組み付けられる。基板10は、固定子100の形状に合わせてドーナツ形状に形成され、結線側の絶縁部3に成形された円柱状の突起3bが嵌合される3個の丸穴10aを有している。基板10の丸穴10aに突起3bが嵌合されることにより、基板10が固定子100に固定される。
また、基板10には、角線端子4の基板挿入部4aが挿入される3個の角穴10bが設けられている。3個の角穴10bは、図8に示すように、基板10が固定子100の突起3bにより固定されたときに、角線端子4の基板挿入部4aの先端が角穴10bをそれぞれ貫通して突き出るように配置されている。角線端子4の基板挿入部4aが基板10の角穴10bに挿入された後は、角穴10bからそれぞれ突き出た角線端子4の基板挿入部4aが基板10上で半田付けにより接続される。
以上のように実施の形態1によれば、前述した製造装置50により角線端子4を電動機の固定子100に用いるようにしている。即ち、角線30の両端に形成された斜めカット部31にカエリのない角線端子4を電動機の固定子100に用いるようにしているので、固定子100の結線側の絶縁部3と基板10に設けられた角穴3a、10bを広げることなく、角線端子4を容易に絶縁部3と基板10のそれぞれの角穴3a、10bに挿入できる。また、角線端子4を容易に角穴3a、10bに挿入できるので、角線端子4と角穴3a、10bの隙間を小さく取れ、半田漏れを防止することができ、半田付けの品質を向上させることができる。
実施の形態2.
図9は実施の形態2における空気調和機の構成を示す図である。
図中に示す空気調和機200は、室内用熱交換器を有する室内機201と、室内機201に冷媒配管203を介して接続され、室外用熱交換器を有する室外機202とで構成されている。室外機202には、ファン204を回転させる送風機用電動機(図示せず)が設けられており、室内機201にもファンを回転させる送風機用電動機(図示せず)が設けられている。
前述した送風機用電動機には、実施の形態1で述べた品質の良い角線端子4を備えた固定子100が用いられている。これにより、空気調和機200の品質の向上を図ることができる。
1 固定子鉄心、1a ティース、2 巻線、3 絶縁部、3a 絶縁部の角穴、3b 絶縁部の突起、4 角線端子、4a 角線端子の基板挿入部、4b 角線端子の絶縁挿入部、4c ワイヤー引っ掛け部、5 中性点用端子、10 基板、10a 基板の丸穴、10b 基板の角穴、11 ベース、11a 角線保持部、11b ガイド、11c 長穴、11d 折り曲げガイド、11e、11f 角部、12 押さえブロック、12a スリット、13、14 曲げブロック、13a、14a 90゜曲げガイド、15 折り曲げ板、15a 押圧部、21、22 停止ブロック、21a、22a 停止ブロックの空隙部、30 角線、31 斜めカット部、32 接触長さ、33 角線の板厚、200 空気調和機、201 室内機、202 室外機、203 冷媒配管、204 ファン、50 角線端子製造装置、100 固定子。

Claims (10)

  1. 棒状の角線を所定の長さに切断する際、該角線を軸線に対して斜めに切断する工程と、
    切断された角線の中央部を固定した状態で、2つの曲げブロックを互いに反対方向に同時に前進させて前記角線の両端部を略90°に曲げ、当該角線を同一面上でZ字状に成形する工程と、
    前記Z字状に成形された成形品の中央部を折り曲げ板で長穴内に下方に押し込むことにより、U字状に曲げて角線端子を成形する工程とを有し、
    2つの曲げブロックにより前記角線の両端部を略90°に曲げる際に、該角線の切断部の手前で2つの曲げブロックを停止させて後退させ、前記曲げブロックの前進と後退を複数回繰り返し行うことを特徴とする角線端子の製造方法。
  2. 2つの曲げブロックにそれぞれ対向配置された停止ブロックにより、前記曲げブロックの前進を停止させることを特徴とする請求項1記載の角線端子の製造方法。
  3. 2つの曲げブロックが停止するまでの前記角線の各端部との接触長さは、前記角線の板厚の略3倍以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の角線端子の製造方法。
  4. 棒状の角線が挿入される溝状のガイド、該ガイドに対し直交方向に設けられた長穴、および前記ガイドと前記長穴が設けられた凸状の角線保持部を有するベースと、
    前記角線の中央部を前記ガイドとで固定する押さえブロックと、
    前記ベース上を互いに反対方向に同時に前進し、所定の長さに切断された角線の両端部を略90°に曲げ、当該角線を同一面上でZ字状に成形する2つの曲げブロックと、
    前記Z字状に成形された成形品の中央部を前記長穴内に下方に押し込み、U字状に曲げて角線端子を成形する折り曲げ板とを備え、
    2つの曲げブロックにより前記角線の両端部を略90°に曲げる際に、該角線の切断部の手前で2つの曲げブロックを停止させて後退させ、前記曲げブロックの前進と後退を複数回繰り返し行うことを特徴とする角線端子の製造装置。
  5. 2つの曲げブロックにそれぞれ対向配置され、前記曲げブロックの前進を停止させる停止ブロックを備えたことを特徴とする請求項4記載の角線端子の製造装置。
  6. 2つの曲げブロックが停止するまでの前記角線の各端部との接触長さは、前記角線の板厚の略3倍以上であることを特徴とする請求項4又は5記載の角線端子の製造装置。
  7. 前記曲げブロックの各々は、下面の移動方向前部と前記角線保持部の段差に対向する側部とにL字状の90゜曲げガイドを有することを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の角線端子の製造装置。
  8. 軸心に向けて突出する複数のティースを有する固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心の各ティースに施された絶縁部と、
    前記ティースに集中巻線方式により巻回された三相のシングルY結線の巻線と、
    前記絶縁部の結線側に設けられた3個の角穴にそれぞれ一端部が挿入され、三相のシングルY結線の巻線に電源を供給するための角線端子と、
    前記角線端子の他端部がそれぞれ挿入される3個の角穴を有し、前記固定子鉄心に軸心方向から装着したときに、前記角穴に前記角線端子の他端部がそれぞれ挿入される基板とを備え、
    前記角線端子は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の製造方法、あるいは請求項4乃至7の何れか一項に記載の製造装置によって製造されたことを特徴とする電動機の固定子。
  9. 請求項8に記載の電動機の固定子を用いたことを特徴とする送風機用電動機。
  10. 室内用熱交換器を有する室内機と、室外用熱交換器を有する室外機とを備え、前記室内機および前記室外機に請求項9に記載の送風機用電動機を設けたことを特徴とする空気調和機。
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