JP2011165548A - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】高出力な光源装置を提供する。
【解決手段】光源装置100は、第1の光L1を出射する発光素子10と、第1の光L1により照射され、凹凸が形成された照射領域21を有する基板20と、照射領域21に形成され、第1の光L1により励起されて第2の光L2を発する蛍光発光層30と、を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
プロジェクターや照明装置などの光源用の光源装置として、高い発光効率を有しかつ小型化が可能な発光ダイオードや半導体レーザー等の発光素子を用いた光源装置が期待されている。このような光源装置では、高輝度なプロジェクターや照明装置を得るために、高出力化が望まれている。例えば、特許文献1では、複数の発光素子を2次元的に配列することで高出力化を図っている。
特開2007−311357号公報
本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、高出力な光源装置を提供することにある。また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、上記光源装置を有するプロジェクターを提供することにある。
本発明に係る光源装置は、
第1の光を出射する発光素子と、
前記第1の光により照射され、凹凸が形成された照射領域を有する基板と、
前記照射領域に形成され、前記第1の光により励起されて第2の光を発する蛍光発光層と、
を含む。
このような光源装置によれば、蛍光発光層が、凹凸が形成された照射領域に形成されていることができる。これにより、照射領域が平坦な場合と比べて、蛍光発光層の表面積を大きくすることができるため、蛍光発光層が発する第2の光の強度を高めることができる。したがって、高出力化を図ることができる。
本発明に係る光源装置において、
前記照射領域は、前記第1の光および前記第2の光を反射させることができる。
このような光源装置によれば、蛍光発光層を励起させることなく蛍光発光層を通過する第1の光を照射領域で反射させて、再び蛍光発光層に戻すことができる。これにより、効率よく蛍光発光層を励起させることができる。さらに、第2の光を照射領域で反射させて、所望の方向における第2の光の強度を高めることができる。
本発明に係る光源装置において、
前記発光素子は、複数設けられていることができる。
このような光源装置によれば、高出力化を図ることができる。
本発明に係る光源装置において、
複数の前記発光素子は、前記基板の前記照射領域側から見て、前記蛍光発光層に関して回転対称に配置されていることができる。
このような光源装置によれば、蛍光発光層を対称性よく照射することができる。したがって、第2の光をより均一な光強度分布とすることができる。
本発明に係る光源装置において、
前記発光素子は、発光ダイオードであることができる。
このような光源装置によれば、装置の小型化を図りつつ、蛍光発光層をより均一に照射することができる。
本発明に係るプロジェクターは、
本発明に係る光源装置と、
前記光源装置から出射された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
前記光変調装置によって形成された画像を投射する投射装置と、
を含む。
このようなプロジェクターによれば、光源装置が高出力であるため、高輝度化を図ることができる。
本実施形態に係る光源装置を模式的に示す平面図。 本実施形態に係る光源装置を模式的に示す断面図。 本実施形態に係る光源装置の一部を模式的に示す断面図。 本実施形態の第1変形例に係る光源装置を模式的に示す平面図。 本実施形態の第1変形例に係る光源装置を模式的に示す断面図。 本実施形態の第2変形例に係る光源装置を模式的に示す断面図。 本実施形態の第3変形例に係る光源装置を模式的に示す断面図。 本実施形態の第4変形例に係る光源装置を模式的に示す断面図。 本実施形態係るプロジェクターを模式的に示す図。 本実施形態係る蛍光発光層を模式的に示す平面図。 本実施形態係る蛍光発光層を模式的に示す平面図。 本実施形態係る蛍光発光層を模式的に示す平面図。 本実施形態係る蛍光発光層を模式的に示す平面図。 本実施形態係る蛍光発光層を模式的に示す平面図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
1. 光源装置
まず、本実施形態に係る光源装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る光源装置100を模式的に示す平面図である。図2は、光源装置100を模式的に示す図1のII−II線断面図である。図3は、光源装置100を模式的に示す図2の一部拡大図である。なお、図2では、便宜上、発光素子支持部40の図示を省略している。
光源装置100は、図1および図2に示すように、発光素子10と、基板20と、蛍光発光層30と、を含む。光源装置100は、さらに、発光素子支持部40を含むことができる。
発光素子10は、第1の光L1を出射する。第1の光L1は、基板20に形成された蛍光発光層30に照射される。蛍光発光層30は、第1の光L1により励起されて第2の光(蛍光光)L2を発する。第1の光L1は、例えば、波長変換効率のよい青色や近紫外光などの短波長の光である。発光素子10としては、例えば、発光ダイオードを用いることができる。これにより、装置の小型化を図ることができる。さらに、発光ダイオードは、他の固体光源と比べて照射できる領域が広いため、蛍光発光層30の全体を均一に照射することができる。なお、発光素子10としては、発光ダイオードに限定されず、例えば、半導体レーザーを用いてもよい。発光素子10は、発光素子支持部40に支持されて、基板20の上方に配置されている。
基板20は、第1の光L1が照射される照射領域21を有する。照射領域21は、第1の光L1により区画される領域である。照射領域21には、複数の突起部22が形成されている。この複数の突起部22により、照射領域21に凹凸が形成される。突起部22は、図示の例では、円錐形状であるが、照射領域21に凹凸を形成できればその形状は限定されない。突起部22は、例えば、角錐形状、釣鐘型形状等であってもよい。突起部22の高さ(突起部22の頂点と照射領域21側の基板20の表面2との間の距離)Hは、例えば、1〜2mm程度である。照射領域21は、例えば、第1の光L1および第2の光L2を反射させることができる。
基板20の材質としては、例えば、アルミなどの金属を用いることができる。基板20は、例えば、金属の平板をプレス加工等の塑性加工や、切削加工により加工することで製造することができる。照射領域21が第1の光L1を反射させるように、基板20の表面を研磨やエッチング等により鏡面化処理してもよい。
蛍光発光層30は、照射領域21に形成されている。照射領域21には凹凸が形成されているため、照射領域が平坦な場合と比べて、蛍光発光層30の表面積をより大きくすることができる。蛍光発光層30は、第1の光L1により励起されて発光する。蛍光発光層30を励起させて得られる第2の光L2は、照明光として、外部を照明する。蛍光発光層30は、図3に示すように、例えば、第1の光L1により励起されて発光する蛍光体32、および蛍光体32を分散させるためのバインダー34で構成されている。バインダー34としては、例えば、樹脂やガラスを用いることができる。蛍光発光層30の膜厚は、例えば、10〜50μm程度である。
発光素子10から出射された第1の光L1は、図3に示すように、蛍光発光層30の蛍光体32を励起させる。第1の光L1により励起された蛍光体32は、第2の光L2を発する。ここで、照射領域21は、第1の光L1および第2の光L2を反射させることができる。したがって、蛍光体32を励起させることなく蛍光発光層30を通過する第1の光L1を照射領域21で反射させて、再び蛍光発光層30に戻すことができる。これにより、効率よく蛍光体32を励起させることができる。さらに、第2の光L2を照射領域21で反射させて、基板20の上方以外の方向に進行する第2の光L2の一部を、基板20の上方に向けて進行させることができる。これにより、所望の方向(例えば、基板20の上方)における第2の光L2の強度を高めることができる。
第2の光L2の色は、蛍光体32を励起させる第1の光L1の色(波長)と、蛍光体32の組成との組み合わせにより決定される。すなわち、第1の光L1の色(波長)に応じて蛍光体32の組成を変えることで第2の光L2の色を制御することができる。蛍光体32の組成の一例として、以下のものを挙げることができる。
第1の光L1が青色の場合、第2の光L2が赤色となる蛍光体32の組成の例としては、(Ca,Sr)Si:Eu、(Ca,Sr)AlSiN:Eu、CaSiN:Euを挙げることができる。第1の光L1が青色の場合、第2の光L2が緑色となる蛍光体32の組成の例としては、ZnS:Cu,Al、SrGa:Eu、(Ba,Sr)SiO:Eu、SrAl:Eu、(Si,Al)(O,N):Euを挙げることができる。第1の光L1が青色の場合、第2の光L2が黄色となる蛍光体32の組成の例としては、YAl12:Ce(YAG系)、CaGa:Eu、SrSiO:Euを挙げることができる。
第1の光L1が近紫外光の場合、赤色の光を発光する蛍光体32の組成の例としては、YS:Eu、3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mnを挙げることができる。第1の光L1が近紫外光の場合、第2の光L2が青緑色となる蛍光体32の組成の例としては、BaMgAl1017:Eu,Mn、LaAl(SiAl)O:Ceを挙げることができる。第1の光L1が近紫外光の場合、第2の光L2が青色となる蛍光体32の組成の例としては、(Ca,Sr)(POCl:Eu、Sr:Eu、BaMgAl1017:Euを挙げることができる。
また、上述した組成の蛍光体32を混合して蛍光発光層30を形成することにより、複数の色の第2の光L2を発光させて、所望の色の光を得てもよい。例えば、第1の光L1が近紫外光の場合、第2の光L2が赤色となる蛍光体32、第2の光L2が青色となる蛍光体32、および第2の光L2が緑色となる蛍光体32を所定の割合で混合して蛍光発光層30を形成することにより、白色の光を得ることができる。
発光素子支持部40は、例えば、基板20上に形成されている。発光素子支持部40は、図1に示すように、照射領域21側から平面的に見て、蛍光発光層30を囲むように形成されている。
光源装置100は、例えば、ディスプレイ、照明装置、後述するプロジェクターなどの光源に適用されることができる。
光源装置100は、例えば、以下の特徴を有する。
光源装置100によれば、蛍光発光層30が、凹凸が形成された照射領域21に形成されていることができる。これにより、照射領域21が平坦な場合と比べて、蛍光発光層30の表面積を大きくすることができるため、蛍光発光層30が発する第2の光L2の強度を高めることができる。したがって、光源装置100によれば、高出力化を図ることができる。
光源装置100によれば、照射領域21は、第1の光L1および第2の光L2を反射させることができる。したがって、蛍光体32を励起させることなく蛍光発光層30を通過する第1の光L1を照射領域21で反射させて、再び蛍光発光層30に戻すことができる。これにより、効率よく蛍光体32を励起させることができる。さらに、第2の光L2を照射領域21で反射させて、基板20の上方以外の方向に進行する第2の光L2の一部を、基板20の上方に向けて進行させることができる。これにより、所望の方向(基板20の上方)における第2の光L2の強度を高めることができる。
2. 光源装置の変形例
次に、本実施形態の変形例に係る光源装置について、図面を参照しながら説明する。以下、本実施形態の変形例に係る光源装置において、本実施形態に係る光源装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(1)第1変形例に係る光源装置
まず、本実施形態の第1変形例に係る光源装置200について、図面を参照しながら説明する。図4は、光源装置200を模式的に示す平面図である。図5は、光源装置200を模式的に示す図4のV−V線断面図である。なお、図5では、便宜上、発光素子支持部40の図示を省略している。
光源装置200は、図4および図5に示すように、発光素子10が複数設けられていることができる。発光素子10は、図4の例では、8つ設けられているが、その数は特に限定されない。複数の発光素子10は、照射領域21側から平面視して、蛍光発光層30に対して回転対称に配置されている。すなわち、複数の発光素子10は、照射領域21側から平面視して、蛍光発光層30を囲むように等間隔に配置されている。これにより、蛍光発光層30を対称性よく照射することができる。したがって、複数の発光素子が回転対称に配置されていない場合に比べて、蛍光発光層30が発する第2の光L2をより均一な光強度分布とすることができる。
また、複数の発光素子10が出射する第1の光L1の光軸は、蛍光発光層30の中心で交わることが望ましい。これにより、蛍光発光層30を効率よく照射することができる。
光源装置200によれば、発光素子10は、複数設けられていることができる。したがって、光源装置200の高出力化を図ることができる。さらに、1つの発光素子で第1の光L1の強度を高める場合と比べて、複数の発光素子10の各々の出力を高めることなく第1の光L1の強度を高めることができる。そのため、各発光素子10の発熱を抑え、各発光素子10を効率良く発光させることができる。したがって、光源装置200によれば、高出力化を図りつつ、装置全体の効率化を図ることができる。
(2)第2変形例に係る光源装置
次に、本実施形態の第2変形例に係る光源装置300について、図面を参照しながら説明する。図6は、光源装置300を模式的に示す断面図であり、図2に対応している。なお、図6では、便宜上、発光素子支持部40の図示を省略している。
光源装置100の例では、図2に示すように、照射領域21に複数の突起部22が形成されていた。これに対し、光源装置300は、図6に示すように、照射領域21に複数の窪み部24が形成されていることができる。これにより、光源装置100の例と同様に、照射領域21に凹凸を形成することができる。
窪み部24は、図示の例では、逆円錐形状であるが、照射領域21に凹凸を形成できればその形状は限定されない。窪み部24は、例えば、逆角錐形状、逆釣鐘型形状等であってもよい。窪み部24の深さ(窪み部24の頂点と表面2との間の距離)Dは、例えば、1〜2mm程度である。
(3)第3変形例に係る光源装置
次に、本実施形態の第3変形例に係る光源装置400について、図面を参照しながら説明する。図7は、光源装置400を模式的に示す断面図であり、図2に対応している。なお、図7では、便宜上、発光素子支持部40の図示を省略している。
光源装置100の例では、図2に示すように、突起部22が形成された面が平坦であった。これに対し、光源装置400では、図7に示すように、突起部22が形成される面が凹面であることができる。これにより、光源装置100の例と比べて、第2の光L2の配光を集束させることができる。
(4)第4変形例に係る光源装置
次に、本実施形態の第4変形例に係る光源装置500について、図面を参照しながら説明する。図8は、光源装置500を模式的に示す断面図であり、図2に対応している。なお、図8では、便宜上、発光素子支持部40の図示を省略している。
光源装置100の例では、図2に示すように、突起部22が形成された面が平坦であった。これに対し、光源装置500では、図8に示すように、突起部22が形成される面が凸面であることができる。これにより、光源装置100の例と比べて、第2の光L2の配光を発散させることができる。
3. プロジェクター
次に、本実施形態に係るプロジェクター1000について、図面を参照しながら説明する。図9は、プロジェクター1000を模式的に示す図である。なお、図8では、便宜上、プロジェクター1000を構成する筐体は省略している。
プロジェクター1000は、赤色光、緑色光、青色光を出射する赤色光源100R,緑色光源100G、青色光源100Bを有する。
赤色光源100Rとしては、赤色光を発する蛍光発光層30を備えた、本発明に係る光源装置(以下の例では、光源装置100)を用いることができる。緑色光源100Gとしては、緑色光を発する蛍光発光層30を備えた光源装置100を用いることができる。青色光源100Bとしては、青色の光を出射する発光素子を用いてもよいし、発光素子から出射された近紫外光によって、青色光を発する蛍光発光層30を備えた光源装置100を用いてもよい。
プロジェクター1000は、光源100R,100G,100Bから出射された光をそれぞれ画像情報に応じて変調する透過型の液晶ライトバルブ(光変調装置)1004R,1004G,1004Bと、液晶ライトバルブ1004R,1004G,1004Bによって形成された像を拡大してスクリーン(表示面)1010に投射する投射レンズ(投射装置)1008と、を備えている。また、プロジェクター1000は、液晶ライトバルブ1004R,1004G,1004Bから出射された光を合成して投写レンズ1008に導くクロスダイクロイックプリズム(色光合成手段)1006を備えていることができる。
さらに、プロジェクター1000は、光源100R,100G,100Bから出射された光の照度分布を均一化させるため、各光源100R,100G,100Bよりも光路下流側に、均一化光学系1002R,1002G,1002Bを設けており、これらによって照度分布が均一化された光によって、液晶ライトバルブ1004R,1004G,1004Bを照明している。均一化光学系1002R,1002G、1002Bは、例えば、ホログラム1002aおよびフィールドレンズ1002bによって構成される。
各液晶ライトバルブ1004R,1004G,1004Bによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム1006に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。そして、合成された光は投写光学系である投射レンズ1006によりスクリーン1010上に投写され、拡大された画像が表示される。
プロジェクター1000によれば、光源装置100が高出力であるため、高輝度化を図ることができる。
なお、上述の例では、光変調装置として透過型の液晶ライトバルブを用いたが、液晶以外のライトバルブを用いてもよいし、反射型のライトバルブを用いてもよい。このようなライトバルブとしては、例えば、反射型の液晶ライトバルブや、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)が挙げられる。また、投射光学系の構成は、使用されるライトバルブの種類によって適宜変更される。
なお、本発明は上述した実施形態や変形例に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、蛍光発光層30は、蛍光体の種類ごとに領域を分けて形成されることができる。図10〜図14は、蛍光発光層30を照射領域21側から見た平面図である。発光素子10が出射する第1の光L1が近紫外光の場合、蛍光発光層30は、図10〜図14に示すように、第2の光L2が赤色となる蛍光体を形成した赤色蛍光体領域30R、第2の光L2が緑色となる蛍光体を形成した緑色蛍光体領域30G、および第2の光L2が青色となる蛍光体を形成した青色蛍光体領域30Bを有することができる。蛍光体領域30R,30G,30Bは、同心円状パターン、放射状パターン、渦巻き状パターン、格子状パターン等を描くように形成されることができる。このように、蛍光体領域30R,30G,30Bの描くパターンを変えることで、第2の光L2の色を制御することができる。蛍光発光層30は、例えば、インクジェット法により形成される。なお、例えば、発光素子10が出射する第1の光L1が青色光の場合、図10〜図14に示す青色蛍光体領域30Bには蛍光発光層30を形成せずに基板20を露出させてもよい。すなわち、第1の光L1を基板20に反射させて青色の光を得てもよい。
なお、上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
10 発光素子、20 基板、21 照射領域、22 突起部、24 窪み部、
30 蛍光発光層、32 蛍光体、34 バインダー、40 発光素子支持部、
100,200,300,400,500 光源装置、1000 プロジェクター、
1002 均一化光学系、1002a ホログラム、1002b フィールドレンズ、
1004 液晶ライトバルブ、1006 クロスダイクロイックプリズム、
1008 投写レンズ、1010 スクリーン

Claims (6)

  1. 第1の光を出射する発光素子と、
    前記第1の光により照射され、凹凸が形成された照射領域を有する基板と、
    前記照射領域に形成され、前記第1の光により励起されて第2の光を発する蛍光発光層と、
    を含む、光源装置。
  2. 請求項1において、
    前記照射領域は、前記第1の光および前記第2の光を反射させる、光源装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記発光素子は、複数設けられている、光源装置。
  4. 請求項3において、
    複数の前記発光素子は、前記基板の前記照射領域側から見て、前記蛍光発光層に関して回転対称に配置されている、光源装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、
    前記発光素子は、発光ダイオードである、光源装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から出射された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置によって形成された画像を投射する投射装置と、
    を含む、プロジェクター。
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