JP2011165434A - 光源、バックライトユニット及び液晶表示装置 - Google Patents

光源、バックライトユニット及び液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011165434A
JP2011165434A JP2010025542A JP2010025542A JP2011165434A JP 2011165434 A JP2011165434 A JP 2011165434A JP 2010025542 A JP2010025542 A JP 2010025542A JP 2010025542 A JP2010025542 A JP 2010025542A JP 2011165434 A JP2011165434 A JP 2011165434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
light
mounting
mounting substrate
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010025542A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Takahashi
高橋  清
Takeshi Arakawa
剛 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010025542A priority Critical patent/JP2011165434A/ja
Publication of JP2011165434A publication Critical patent/JP2011165434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】さほどコストアップにならず、光の取り出し効率をより一層改善することができる光源を提供する。
【解決手段】光源は、LED素子50が透光性樹脂52により被覆された状態で素子実装基板48に実装されてなるLED20が実装基板18の表面に実装されてなり、実装基板18の表面におけるLED20の実装領域に対応して当該LEDよりも大きな開口を有し、実装基板18の表面に装着された反射シート24と、実装基板18の表面における開口内に位置する領域であってLED20の実装領域以外の領域に形成された樹脂製の反射層54とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、実装基板の表面に発光素子が実装されてなる光源、バックライトユニット及び液晶表示装置に関する。
近年、実装基板の表面に発光素子、例えば、LED素子を複数実装したものを光源として、一般照明装置やバックライト装置等の装置で利用されている。なお、LED素子を用いた光源を、以下、LED光源とする。
LED素子は、従来の光源である白熱電球に比べて高効率であるため省エネルギー光源として注目されているが、光の取り出し効率をさらに高めた光源が検討されている。
例えば、LED光源においては、実装基板に実装されているLED素子から発せられる光のうち、実装基板側へ発せられた光の一部が当該実装基板で反射せずにそのまま吸収される場合がある。また、バックライト装置や照明装置においては、実装基板上のLED素子と対向状態に配されている対向部材(例えば、バックライト装置では光学シート、導光板等であり、照明装置ではカバー等である。)に向けてLED素子から発せられた光の一部が対向部材で反射した後、実装基板で吸収される場合がある。このような場合、LED素子から発せられた光が有効に取り出されているとは言い難い。
そこで、光の取り出し効率を向上させた光源としては、例えば、実装基板の表面を白色樹脂(白色レジストともいう。)で層(膜)状に形成された白色レジスト層とすることでLED素子からの光を反射させるようにして実装基板に光が吸収されるのを防ぐもの(特許文献1)や、実装基板における発光素子の実装領域を除いた他の領域を反射特性の優れた光学系部材(例えば、反射シートである。)で被覆することでLED素子からの光を吸収せずに反射させるようにしたもの(特許文献2)がある。
特開平5−304318号公報 特開2005−123103号公報
しかしながら、上記の従来技術では、光の取り出し効率の対策をしていない光源に対して取り出し効率は改善されているが、その実施が現実的でなかったり、その改善がまだ十分でなかったりする。
つまり、白色レジストを使用する方法では、白色レジスト層を形成することによって光の取り出し効率を向上させることはできるが、実装基板の全体を白色レジスト層で覆うと、コスト高となり現実的ではない。また、LED素子の実装領域に対応した貫通孔(開口)を有する反射シートを利用して実装基板の表面を被覆すると、LED素子と貫通孔との間に存する隙間に入った光が実装基板に吸収されて光が損失する。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、コスト向上を抑えながら、光の取り出し効率をより一層改善することができる光源を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る光源は、発光素子が透光性樹脂により被覆された状態で実装基板の表面に実装にされてなる光源であって、少なくとも前記発光素子よりも大きな開口を有し且つ当該開口を前記実装基板表面における前記発光素子の実装領域に位置させた状態で前記実装基板表面に装着された反射シートと、前記開口が存する前記実装基板の表面部位に形成され且つ前記開口と等しい又は外周縁が発光素子に対して前記開口縁よりも外側に位置する大きさを有する樹脂製の反射層と、を備える、ことを特徴としている。
本発明に係る光源では、発光素子から出射された光のうち、反射シートの開口内に向かう光は、前記開口内の反射層により反射されるので、結果として光の取り出し効率を向上させることができる。しかも、反射層は反射シートの開口に対応して設けられているので、反射層を設ける領域を狭くでき、コスト向上を抑えることができる。
また、前記反射層は、前記発光素子又は前記透光性樹脂の側面と当接している、ことを特徴とし、或いは、前記反射層は白色をしている、ことを特徴とし、若しくは、前記反射層の厚みは、前記発光素子から離れるに従って薄くなる、ことを特徴としている。
また、本発明に係るバックライトユニットは上記の光源を備え、さらに、本発明に係る液晶表示装置は、上記のバックライトユニットと、前記バックライトユニットより光が照射される液晶パネルと、を有する、ことを特徴としている。
第1の実施の形態に係るバックライト装置の分解斜視図である。 実装基板の平面図である。 図2のA部の拡大図である。 図3のB−B線断面図を矢印方向から見た図である。 LEDから発せられた光の光路を示す図であり、(a)はLEDから発せられた光が光学シートで反射した後に白色レジスト層で光学シート側へと反射される場合の光路を示し、(b)はLEDから発せられた光が直接白色レジストで光学シート側へと反射される場合の光路を示す。 光取り出し効率に関する試験結果を示す図である。 本発明の実施形態に係るLED電球の構造を示す断面図である。 図7のC部の断面拡大図である。 白色レジスト層の形成領域に係る変形例を示す図である。 透光性白色レジスト層の形成領域に係る変形例を示す図である。
<第1の実施の形態>
以下、本発明に係る光源の第1の実施の形態について、透過型液晶表示装置において液晶パネルの背面側に設置されるバックライト装置を例に図面を参照しながら説明する。なお、バックライト装置において液晶パネル側を正面または表面とし、液晶パネルと反対側を背面または裏面とする。
1.全体構成
図1は、第1の実施の形態に係るバックライト装置10の分解斜視図である。バックライト装置10は、37インチの画面サイズを有する液晶表示装置のバックライト装置を例に説明する。なお、言うまでも無く、バックライト装置は、このサイズに限らず、あらゆるサイズの液晶表示装置のためのバックライト装置として構成することができる。
バックライト装置10は、横長長方形のトレイ状をした筐体12を有する。筐体12は、長方形をした底板部14と、当該底板部14の4辺から立ち上がったフレーム部16とを有する。底板部14の表面は、実装基板18の取付面14Aとなっている。筐体12は、亜鉛めっき鋼板、または、アルミ等の材料で形成されている。
取付面14Aには、複数枚の(本例では、8枚の)実装基板18が整列状態で取着される(敷設されている)。なお、図1において、取付面14Aから離して記載した実装基板18の一枚は、当該実装基板18と重なった筐体12部分等を見易くするため、便宜上、透明で描いている。
また、本例では、8枚の実装基板18を用いているが、これに限らず、当該8枚の合計面積に相当する面積を有する1枚の実装基板を用いても構わない。さらに、複数枚用いる場合における実装基板の枚数も8枚に限らず、何枚で構成しても良い。
なお、取付面14と実装基板18との間には放熱シート19を敷設しても良い(図5参照)。例えば、放熱シート19として、シリコーンやアクリルの基材に、アルミナ、マグネシア、または、窒化硼素のフィラーを添加し、熱伝導率を高めた材料が使用されている。
図2は、実装基板18の平面図を示す。
実装基板18は、例えば本例の場合、縦が111[mm]、横が424[mm]の大きさを有している。実装基板18には、表面実装(SMD)型LED20(以下単に「LED20」と言う。)が複数個(本例では、64個)実装されている。
複数個のLED20は、N行M列(N、Mは正の整数、本例では、4行16列である。)のマトリックス状に整然と実装されている。LED20の横方向の配置間隔L1は26[mm]で、縦方向の配置間隔L2は29[mm]である。また、実装基板18は、筐体12に取り付けるため、その厚み方向に開設された貫通孔である取付孔22を複数個(本例では、4個)有している。
図1に戻り、8枚の実装基板18には、横長の長方形をし、これら全ての実装基板18を覆う反射シート24が積層されている。反射シート24は、LED20の各々に対応して開設された窓(本発明の「開口」に該当する。)26を有している(本例では、窓26は512個開設されている。)。この窓26は、LED20よりも大きい。
反射シート24は、実装基板18の取付孔22に対応して開設された遊嵌孔28を有する(本例では、遊嵌孔28は、32個開設されている。)。反射シート24の上下2辺部は、実装基板18側とは反対向きに一定の幅で折り返された折り返し部24A,24Bを有する。反射シート24は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)で形成される。
反射シート24は、各々の窓26から対応するLED20を覗かせた状態で、8枚の実装基板18上に積層される。反射シート24の長手方向両側部分(長方形状を構成する短辺に相当する部分)には、合成樹脂からなるサイドモールド30,32が一対取り付けられる。
サイドモールド30,32には、長方形をした拡散板34、拡散シート36、プリズムシート38、偏光シート40の長手方向両端部部分が載置される。なお、拡散板34、拡散シート36、プリズムシート38、偏光シート40が積層されたなるものを光学シート42とする。
サイドモールド30、32に載置された光学シート42は、筐体12に取り付けられるフロントフレーム44によって固定される。
上記したように、筐体12の底板部14に、放熱シート19、実装基板18、反射シート24が積層されており(重ねられており)、実装基板18には、LED20が実装されている。
本例における各部材の厚みは、例えば、底板部14が1[mm]、放熱シート19が0.15[mm]、実装基板18が0.6[mm]である。反射シート24の厚みは、例えば、0.1[mm]〜1[mm]の範囲の中から設定され、本例では0.3[mm]である。なお、放熱シート19は、バックライト装置を構成する上で必須の構成要素ではない。
反射シート24には、LED20に対応して、5[mm]角の窓26が開設されており(図3参照。)、窓26からLED20が覗く状態で反射シート24が実装基板18に積層されて(重ねられて)いる。
図3は、図2のA部の拡大図であり、図4は、図3のB−B線断面図を矢印方向から見た図である。
LED20は、素子実装基板48を有し、素子実装基板48には、LED素子50が実装されている。LED素子50には、例えば、青色発光するものが用いられる。LED素子50は、蛍光体粉末が分散された透光性樹脂52で封止されている。
つまり、LED20は、LED素子50と、当該LED素子50を実装する素子実装基板48と、素子実装基板48に実装されたLED素子50を封止する透光性樹脂52とを備える。
LED素子50が発光すると、LED素子50から放出される青色光は、各蛍光体粉末で一部が吸収され黄緑色光や赤色光に変換される。青色光と黄緑色光と赤色光が合成されて白色光となり、透光性樹脂52から放出される。
実装基板18の表面であって当該表面に実装されているLED20の実装領域周辺には、当該実装領域を囲繞するように、白色レジスト層54が形成されている。本例では、白色レジスト層54は、反射シート24の裏面であって窓26の周辺部分と重なる大きさに形成されている。つまり、白色レジスト層54の外周縁部(本発明の「縁部」に相当する。)が、LED20を基準したときに、窓26の縁を超える大きさを有するように形成されている。
なお、窓26の縁は、反射シート24の主面に対して直交する方向から見たとき(平面視である。)に、貫通孔の周面と一致し、窓26の縁部は、平面視において、窓の縁を含む縁近傍の領域をいい、窓26の周面部分は、平面視において、窓26に対して、縁周辺よりも窓から離れた領域をいう。
白色レジスト層54の表面は、図4に示すように、LED20側から離れるに従って厚みが徐々に薄くなる傾斜面となっている。つまり、白色レジスト層54の塗布断面形状は、LED20側から離れるに従って厚みが徐々に薄くなる形状をしている。
このように、白色レジスト層54の断面形状を、LED素子50側が高く、LED素子50から遠ざかるにつれて低くなるよう傾斜を持たせたものとすれば、反射シート24と白色レジスト層54との接触界面において段差が形成されにくい。そうすると、反射シート24における白色レジスト層54と重複する部分での反りの発生が抑制されるため、反射シート24と白色レジスト層54との界面では良好な接触状態が維持される。これにより、白色レジスト層54と反射シート24間では間隙の発生が抑制されるので、結果として、光の損失を抑えることができる。
なお、実装基板18、LED20、反射シート24、白色レジスト層54から構成されるものがLED光源である。
本例における各部材等の寸法等について具体例に説明する。素子実装基板48は、厚みが1[mm]で3[mm]角の直方体状をし、セラミック材料により形成されている。LED素子50は、厚み(高さ)が0.3[mm]で0.4[mm]角の直方体状をし、GaN系が用いられている。
透光性樹脂52は、厚み(高さ)が1[mm]で、直径1.5[mm]の円柱状をし、シリコーン樹脂により形成されている。蛍光体粉末としては、例えば、(Ba,Sr)2SiO4:Eu2+やY3(Al,Ga)512:Ce3+の黄緑色蛍光体粉末とSr2Si58:Eu2+や(Ca,Sr)S:Eu2+などの赤色蛍光体粉末を用いることができる。
反射シート24は、その厚みが300[μm]の白色のポリエステルシートを利用し、窓26の形状は、平面視一辺が5[mm]の正方形状(なお、角は丸くなっている。)で、窓26を構成している貫通孔の周面26aと素子実装基板48の側面48aとの間の寸法(間隔)L3は1[mm]である。
白色レジスト層54は、上述したように、LED20から離れるに従って厚みが薄くなり、LED20側の厚みL4が0.02[mm]で、LED20(正確には素子実装基板48の側面48aである。)からの距離L5が5[mm]のところで厚みが0[mm]となっている(図4参照)。
また、本実施の形態において白色レジスト層(54)とは、白色レジストで形成された層をいう。白色レジスト層を形成する材料としては、汎用の白色レジストを使用することができ、その中には、エポキシ樹脂を主原料とし、UV(紫外線)と熱を併用することによって硬化させるレジストを含む。白色レジストとして好適な例には、山栄化学(株)製のLE−6000S、太陽インキ(株)製のPSR−4000LEW1などが挙げられる。
なお、本例では、LED20は透光性樹脂52を覆うレンズを有していないが、透光性樹脂を覆うレンズを有しても良い。例えば、このレンズは透光性樹脂52から出射される光(白色光)を拡散させ、例えばエポキシ樹脂で形成される。
2.使用状態
図5は、LED20から発せられた光の光路を示す図であり、(a)はLED20から発せられた光が光学シート42で反射した後に白色レジスト層54で光学シート42側へと反射される場合の光路を示し、(b)はLED20から発せられた光が白色レジスト層54で光学シート42側へと反射される場合の光路を示す。
LED20から光学シート42に向けて発せられた光は、その大部分が光学シート42に入射するが、一部の光が同図の(a)に示すように光学シート42で実装基板18側へと反射される。その反射光のうち、白色レジスト層54に向かう光は、白色レジスト層54又は反射シート24に到達する(反射シートに達する光の光路の図示は省略する。)と、再び光学シート42側へと反射する。この白色レジスト層54で反射した光は、その大部分が光学シート42へと入射する。
このように光学シート42で実装基板18側へと反射した光であっても、再度白色レジスト層54及び反射シート24で光学シート42へと反射されることとなり、光学シート42で反射した光を有効に利用できることとなり、結果的に光取り出し効率が向上する。
一方、LED20から実装基板18側、つまり反射シート24や白色レジスト層54に向けて発せられた光は、同図の(b)に示すように、その大部分が反射シート24や白色レジスト層54で光学シート42側へと反射する。この反射シート24や白色レジスト層54で反射した光は、その大部分が光学シート42へと入射する。
従来、光の取り出し効率などを向上させる方法としては、実装基板の全体を白色レジストで被覆する方法などが採用されていたが、この従来方法では、コスト面が問題視されているほか、基板全体を白色レジストで被覆するために、白色レジスト層の膜厚にムラが出やすいので、光の取り出し効率にばらつきが生じるという課題を抱えていた。
その点、本実施の形態のように、実装領域を囲繞するように白色レジスト層54を形成すると、塗布面積が小さくて済むため、コスト面でも有利であるほか、膜厚ムラも生じにくいことから、光学シート42と反対側に向けてLED20から出射された光であっても、反射シート24や白色レジスト層54で光学シート42側へと効率よく反射されることとなる。そうすると、光学シート42と反対側に出射された光を有効に利用できることとなり、結果的に光取り出し効率が向上する。
3.製造方法
LED光源17の製造方法、特に白色レジスト層の形成について説明する。
まず、表面に配線パターンを有する実装基板18を準備し、当該実装基板18の表面の所定位置にLED20を公知の技術で実装する。
次に、LED20の実装位置に対応して、実装基板18の表面であってLED20の実装領域を囲繞する領域に白色レジスト層54を、当該白色レジスト54の外周縁が窓26の縁よりも外側になるように形成する。なお、白色レジスト層54の形成方法については、特に限定されず、白色レジスト層の形成方法として公知の方法を採用すればよい。
最後に、反射シート24を実装基板18の表面にネジ等により取着することで光源が完成する。
4.試験結果
第1の実施の形態に係る白色レジスト層(54)を利用した場合の光取り出し効率の改善について説明する。
光取り出し効率の改善を確認する試験として、上記の具体例で説明した、反射シート(24)、白色レジスト層(54)、LED(20)の構成やその位置関係が同じであって、実装基板(18)の64個のLED(20)が8行8列で実装されたLED光源を製作し、当該LED光源(実装基板)から30[mm]離した位置に拡散シートを配し、当該拡散シート全面の平均輝度を求めた。
白色レジスト層(54)の利用による光取り出し効率の改善を比較するために、白色レジスト層(54)を利用したLED光源(以下、実施品とする。)、白色レジスト層の代わりにシルク印刷法で形成された白色樹脂層を利用したLED光源(以下、変形品とする)、白色レジストの代わりに緑色のレジストである緑色レジスト層を利用したLED光源(以下、比較品とする)の3種類のサンプルを用いた。
ここで、白色樹脂は、例えば、太陽インキ製造のS−100W(CM29)があり、エポキシ樹脂を主な材料としている、この樹脂は熱硬化法によって硬化される。
図6は、光取り出し効率に関する試験結果を示す図である。
なお、図中における平均輝度は、白色レジスト層の輝度に対する比で現している。つまり、白色レジスト層(54)を利用した実施品の輝度を100[%]とし、この実施品の輝度に対する比で表している。
同図に示すように、白色レジスト層(54)を利用した実施品が、白色レジスト層の代わりに緑色レジスト層を利用した比較品よりも5[%]も平均輝度が高くなっている。
これは、実施品では白色レジスト層(54)に向かう光が拡散シート側へと反射され、比較品では緑色レジスト層に向かう光は緑色レジスト層に吸収されたためと考えられる。
つまり、実施品では、LED(20)から拡散シートに向けて発せられた光のうち拡散シートで反射して白色レジスト層(54)に向かう光(例えば図5の(a)である。)、そして、LED(20)から直接白色レジスト層(54)に向かう光(例えば図5の(b)である。)の両方の光が白色レジスト層(54)で反射(吸収される光よりも反射される光の方が多い。)されて拡散シートに向かう(つまり、吸収されない。)。
これに対し、比較品では、LED(20)から拡散シートに向けて発せられた光のうち拡散シートで反射して緑色レジスト層に向かう光(例えば図5の(a)である。)、そして、LED(20)から直接緑色レジスト層に向かう光(例えば図5の(b)である。)の両方の光が、緑色レジスト層でほとんど吸収される。
また、白色レジスト層と同様に、反射特性の良い白色樹脂層を利用した変形品も、白色レジスト層の平均輝度と略同等の平均輝度を有しており、白色レジスト層に代えて白色樹脂層を用いても本願発明の目的を達成できることが分かる。
5.その他
(1)LEDの実装配置
第1の実施の形態では、64個のLEDが4行16列状に配設されていたが、他の形態で配設されていても良い。例えば、40個のLEDが1行(ライン状)に配設されていても良いし、同じ中心で径が異なる複数の円周上に複数配設されていても良いし、多角状に配されていても良い。(2)バックライト装置
第1の実施の形態では、LED光源の直上に光学シートが配された、所謂直下方式のバックライト装置を例にして説明したが、LED光源の出射光が導光板の側面に入光するように配された、所謂エッジ方式のバックライト装置のLED光源としても実施できる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明に係る光源の第2の実施の形態について、一般白熱電球代替として利用される電球形をした照明装置(以下、「LED電球」という。)を例に、図面を参照しながら説明する。
1.構成
図7は、本発明の実施形態に係るLED電球の構造を示す断面図である。
LED電球101は、LED素子を光源として備えるLED光源103と、LED光源103を搭載する搭載部材105と、搭載部材105を一端に備えるケース107と、LED光源103を覆うグローブ109と、LED素子を点灯させる点灯回路111と、点灯回路111を内部に格納し且つケース107内に配された回路ホルダ113と、ケース107の他端に設けられた口金部材115とを備える。
LED光源103は、LED素子が実装された実装基板117、実装基板117上においてLED素子を被覆する透光性樹脂119等を備える。なお、LED光源については後で詳細に説明する。
搭載部材105は、熱伝導性の高い材料からなる円盤状の部材であり、例えばネジ121により回路ホルダ113に連結された状態で、搭載部材105の外周面がケース107の内周面に接するように装着されている。熱伝導性の高い材料としては、例えば、アルミニウム等の金属材料を利用することができる。搭載部材105の外周面がケース107の内周面に接しているので、LED光源103で発生した熱は、搭載部材105を介してケース107に伝導される。
ケース107は、熱放射性の高い材料からなる筒状の部材である。熱放射性の高い材料としては、例えば、アルミニウム等の金属材料を利用することができる。ケース107の内部には、回路ホルダ113が収容されている。
グローブ109は、搭載部材105とケース107とを組み合わせたときにできる溝部に嵌め込まれ、その溝部に接着剤123が充填されることにより搭載部材105及びケース107に固定されている。
点灯回路111は、実装基板125に各種の電子部品が実装されたものであり、回路ホルダ113の内面に固定されている。点灯回路111の出力端子とLED光源103の入力端子とは、配線127により電気的に接続されている。
回路ホルダ113は、絶縁性材料からなる。絶縁性材料としては、例えば、合成樹脂(具体的には、ポリブチレンテレフタレート(PBT)である。)を利用することができる。
口金部材115は、照明器具のソケットに取着され、このソケットを介して給電を受けるためのものである。具体的には、エジソン式の口金を利用することができる。口金部材115は、回路ホルダ113に固定されている。口金部材115と点灯回路111の入力端子とは、配線により電気的に接続されている。
2.LED光源103
図8は、図7のC部の断面拡大図である。
LED光源103は、同図に示すように、実装基板117、複数のLED素子129、透光性樹脂119、反射シート131、白色レジスト層133を備える。
透光性樹脂119は、第1の実施の形態と同様に、例えば、透光性樹脂材料に蛍光体粉末が混入されてなる。
反射シート131は、実装基板117の表面に実装されたLED素子129(透光性樹脂119も含む。)に対応した位置に窓135を有し、LED素子129が反射シート131の窓135の内部に位置するように、実装基板117の表面を被うようにネジ等により取着されている。
実装基板117の表面であって、反射シート131の窓135内のLED素子129の実装領域以外の領域及び反射シート131の窓135周辺部分に覆われた領域には、第1の実施の形態と同様には白色レジスト層133が形成されている。
上記白色レジスト層133の利用により高い光取り出し効率を実現することができる。
つまり、第1の実施の形態と同様に、LED素子129からグローブ109側に向けて発せられた光のうち、グローブ109で反射して白色レジスト層133に向かう光は、白色レジスト層133により再度グローブ109側へと反射する。一方、LED素子129から実装基板117側に向けて発せられた光は、白色レジスト層133によりグローブ109側へと反射する。
3.その他
(1)白色レジスト層
第2の実施の形態では、白色レジスト層133は、図8に示すように、透光性樹脂119の側面に接する状態で形成されている。白色レジスト層133は、反射シート131の窓135の内部に露出している実装基板117の表面部分を被うように形成されていれば良く、必ずしも白色レジスト層が透光性樹脂の側面に接する必要はない。
図9は、白色レジスト層の形成領域に係る変形例を示す図である。
LED素子129は、第2の実施の形態と同様に、実装基板117の表面に実装されている。白色レジスト層153は、LED素子129の側面と接し(又は接していなが近接している。なお、ここでの近接とは、LED素子129の側面との距離が1000[μm]以下である。)且つLED素子129を囲繞する状態で、実装基板117の表面を被う状態で形成され、そして、LED素子129を囲繞する白色レジスト層153と窓135の周辺部分が重なる状態で、反射シート131が実装基板117に設けられている。
(2)透光性樹脂
第2の実施の形態では、透光性樹脂119は、図8に示すように、1つのLED素子129に対して形成されている。しかしながら、透光性樹脂は、複数のLED素子を覆うようにしても良い。
図10は、透光性の白色レジスト層の形成領域に係る変形例を示す図である。
複数のLED素子129(ここでは、図面の作成上3個しか現れていないが、全体として9個ある。)が実装基板117の表面に実装されている。透光性樹脂177は、すべてのLED素子129を被うように形成されている。
なお、本変形例では白色レジスト層175は、透光性樹脂177の側面と接し(又は接してはいないが近接している。)且つ透光性樹脂177を囲繞する状態で、実装基板117の表面を被う状態で形成され、そして、透光性樹脂177を囲繞する白色レジスト層175と窓179の周辺部分が重なる状態で、反射シート173が実装基板117に設けられている。
(3)照明装置
実施の形態では、LED素子を用いた照明装置として、LED電球について説明したが、他の照明装置の光源としても適用できる。
<変形例>
1.LED素子
実施の形態等では、青色発光のGaN系を用いたが、他の構成(例えば、発光色や材料である。)の素子を用いても良い。さらに、実施の形態では、厚み(高さ)が0.3[mm]で0.4[mm]角の直方体状のものを利用したが、他のサイズ・形状であっても良く、例えば、その形状には、三角柱等の多角柱なども含まれる。
また、LED素子のサイズは、一辺が300[μm]以上、2000[μm]以下の範囲が好ましい。これは、一辺が300[μm]未満のような非常に小さなサイズのLED素子では、素子1個当たりの光量が少なくなるため、照明装置などとして十分な光量を得るためには、LED素子を多く使用する必要があることから、光量あたりのパッケージ化コストが高くなり、コストパフォーマンスの悪さが懸念される。
一方、一辺が2000[μm]を超えるような非常に大きなLED素子は、その製造段階において、LED発光層の欠陥発生確率が高くなり、使用できないLED素子の数が多くなるから、結果として、LED素子のコストが高くなるためである。
なお、LED発光層の欠陥発生確率とは、1枚のウエハから採取できる不良品のLED素子の発生する割合を意味する。
2.LED素子の実装
第1の実施の形態では表面実装(SMD)型LEDを実装基板に実装する形態について、第2の実施の形態では、LED素子を直接実装基板に実装する形態について、それぞれ説明したが、当然これらを組合せたものでも良く、また、これらの実装方法に限定されるものではなく、他の実装方法でLED素子を実装するようなものであっても良い。
なお、LEDやLED素子や実装について詳細に説明していないが、これらの基板への実装方法(電気的接続を含む)としては従来の公知の技術を利用することができ、バンプ、ダイボンド、半田、ワイヤ等を利用することができる。
3.透光性樹脂
実施の形態では、透光性樹脂はシリコーン樹脂により構成されていたが、別の樹脂を利用しても良い。別の樹脂としては、エポキシ樹脂等がある。
また、実施の形態では、透光性樹脂に混入されている蛍光体粉末として、(Ba,Sr)2SiO4:Eu2+やY3(Al,Ga)512:Ce3+の黄緑色蛍光体粉末と、Sr2Si58:Eu2+や(Ca,Sr)S:Eu2+などの赤色蛍光体粉末とを用いたが、他の蛍光体粉末を利用することもできる。他の蛍光体粉末としては、一般的にYAG蛍光体と呼ばれる蛍光体(Y,Gd)Al12:Ce等があるが、光源としての光色に合わせて適宜選択できる。
なお、例えば、青色発光のLED素子を利用する場合、黄色蛍光体粉末と緑色蛍光体粉末との混合、赤色蛍光体粉末と緑色蛍光体粉末との混合の透光性樹脂であっても良い。
また、透光性樹脂は、厚み(高さ)が1[mm]で直径1.5[mm]の円柱状をしていたが、他の形状でも良い。他の形状としては、四角柱等の多角柱、円錐状、三角錐等の多角錐状、先端部が平坦な裁頭錐状、ドーム状等がある。
また、透光性樹脂は、厚み(高さ)が1[mm]で直径1.5[mm]の円柱状をしていたが、厚み(高さ)は1[mm]に限定されるものではない。つまり、透光性樹脂の厚さとしては、LED素子を被覆でき且つ100[μm]以上、2000[μm]以下の範囲が好ましい。
これは、透光性樹脂の厚みが100[μm]未満のように非常に薄膜の場合には、均一な薄膜を得ることが難しく、LED素子を保護するという効果の低下が懸念されるためであり、その一方で当該厚みが2000[μm]を超えて厚くなれば、透明性の低下やコスト面が問題視されるためである。
4.基板(実装基板、主基板)
(1)材料
実施の形態では、実装基板としてFR4基板が、素子実装基板としてセラミック基板がそれぞれ利用されているが、他の材料を用いることができる。他の材料としては、例えば、ガラス・エポキシ基板(所謂、FR1〜FR4、CEM3である。)、アルミ基板や銅基板等の金属製基板、エポキシ等が主材料の樹脂製基板等がある。
(2)厚み
実装基板の厚みは1[mm]であったが、この厚みは、0.2[mm]以上、2[mm]以下の範囲が好ましい。実装基板の厚みが0.2[mm]未満のように非常に薄い場合には、加工が難しく、生産コストの向上が懸念されるためであり、その一方で、2[mm]を超えて基板の厚みが厚い場合には、熱伝導性の悪さが懸念されるためである。
一方、素子実装基板の厚みは、1[mm]であったが、この厚みは、0.5[mm]以上、2[mm]以下の範囲が好ましい。素子実装基板の厚みが0.5[mm]未満のように非常に薄い場合には、基板強度の低さが懸念される。その一方で、実装基板の厚みが2[mm]を超えて厚い場合には、コスト面および熱伝導性の低さが懸念されるためである。
(3)表面
第1の実施の形態における実装基板は、基板本体と当該基板本体の表面(主面)に形成された配線パターンとを備え、実装基板の表面は、配線パターンが存する領域面と、基板本体における配線パターンの存しない(形成されていない)領域面とから構成されていたが、例えば、基板本体の表面であってLED素子又は発光体の実装領域を除く領域面に基板本体の表面を保護する保護樹脂層が設けられていても良い。この場合の実装基板の表面は、保護樹脂層が形成されている領域面と、配線パターンの存する領域であって保護樹脂層により保護されていない領域面と、基板本体の表面であって保護樹脂層や配線パターンが存しない(形成されていない)領域面とから構成されることとなる。
5.反射層
(1)材料
第1の実施の形態では、反射層として白色レジスト層を利用したが、上記の試験結果で説明した白色樹脂層等の反射特性の優れた材料で、LED素子の側面、LED素子の素子実装基板の側面、透光性樹脂の側面等に近接する状態で若しくは接する状態で成形できるものであれば、他の材料でもあっても良い。
本発明の反射層を形成する材料の例には、白色の熱硬化性あるいは紫外線硬化性樹脂が含まれるが特に限定されるものではない。
(2)厚み
実施の形態では、最大厚みが0.02[mm]であったが、反射層の厚みは、10[μm]以上、500[μm]以下であれば良い。反射層の厚みが10[μm]未満のように非常に薄い場合には、十分な反射率を得ることができない。その一方で、反射層の厚みが500[μm]を超えて厚い場合には、反射率は得られるものの、コストが増加するため好ましくない。
(3)傾斜面
白色レジスト層と反射シートにおける窓周辺部分とが重なる場合、反射シートの窓を構成する開口の周面が、実装基板の表面から上方へと離れるに従って開口径が大きくなるように傾斜させるのが好ましい。
これは、通常、反射シートの開口の周面を傾斜させずにフラットな状態にすれば、反射シートにおける白色レジスト層と重複する部分が反り返り、反射シートと白色レジスト層との間に隙間が形成されることがある。このような隙間が反射シートと白色レジスト層との間に存在すれば、光が隙間に入り込み、光が損失するおそれがある。その点、上記のように反射シートの開口の周面を傾斜させれば、反射シートと白色レジスト層(印刷)との界面における接触状態が良好となり、隙間を発生させうる反射シートの反り返りなどを減らすことができるので、光の損失を低減することができる。
(4)形成範囲
各実施の形態では、白色レジスト層は、その一部が反射シートと重なる範囲で形成されていたが、必ずしも反射シートと重なる範囲に形成されている必要はない。つまり、反射シートの窓内であってLEDの実装基板におけるLEDの実装領域以外の領域又はLED素子の素子実装基板や実装基板におけるLED素子の実装領域以外の領域を少しでも覆っていれば良く(反射層が形成された領域に到達した光が反射されれば、光取り出し効率が改善されるためである。)、例えば、反射シートの窓内であってLEDの実装基板等を少し埋設するように液状の樹脂材料を滴下して形成しても良い。
(5)LED素子との位置関係
第1の実施の形態ではLED素子が実装されている素子実装基板48の側面と白色レジスト層(反射層)54とが当接し、第2の実施の形態では透光性樹脂119やLED素子129の側面と白色レジスト層(反射層)133,153が当接していたが、素子実装基板(48)、透光性樹脂(119)やLED素子(129)と反射層との距離は、20[μm]以上、5000[μm]以下であれば良い。当該距離が20[μm]未満の場合には、白色レジスト層がLED素子の半田付け用の電極パッド上に形成され、LED素子の半田付け時に、半田不良を引き起こす原因となりうる。その一方で、当該距離が5000[μm]を超えれば、コストの増加が懸念されるためである。
6.反射シート
(1)材料
実施の形態では、反射シートは白色のポリエステルシートが利用されていたが、他のシートを利用しても良い。他のシートとしては、Ag(銀)ベースの反射シート等がある。
また、実施の形態での反射シートの厚みは300[μm]であったが、シートの厚みは、180[μm]以上、1000[μm]以下の範囲であれば良い。この理由として、反射シートの厚みが180[μm]未満のように非常に薄い場合には強度不足によりシートがたわむ可能性が高く、その一方で、シートの厚みが1000[μm]を超えて厚い場合には、たわみの懸念はないものの、コスト増加が懸念されるためである。
(2)窓の大きさ
実施の形態での窓の大きさは5[mm]であったが、この窓の大きさは基板(実装基板や素子実装基板等を含む)上に実装されているLED素子の形態(例えば、表面実装(SMD)型やフリップチップ実装型等である。)により適宜決定される。つまり、反射シートの窓を構成する周面と対向する部材(例えば、LED素子、透光性樹脂、素子実装基板である。)との間隔が、200[μm]以上、5000[μm]以下の範囲であれば良い。
この理由は、ものづくりの公差で下限が決まる。上限は白色レジストなどの印刷材料コスト向上が懸念されるためである。
7.装置
LED素子を光源として利用した装置として、第1の実施の形態ではバックライト装置について、第2の実施の形態では照明装置についてそれぞれ説明したが、他の装置にも適用できる。
他の装置としては、例えば、複数のLED素子を正マトリックス上に配置し、所定位置のLED素子のみを発光させて文字を表示するような表示装置や、信号機のように複数のLED素子を所定位置(全体として円形状等になるような位置)に配置し、これらすべてを同じ光色で発光させて情報を報知するような情報報知装置等がある。
本発明に係る光源は、例えば、液晶表示装置,広告などのバックライト装置、各種照明装置の線状光源,面状光源として利用可能である。
18 実装基板
20 LED
24 反射シート
42 光学シート
48 素子実装基板
50 LED素子
52 透光性樹脂
54 白色レジスト層
53 回路ユニット
117 基板
119 透光性樹脂
129 LED素子
131 反射シート
133 白色レジスト層

Claims (6)

  1. 発光素子が透光性樹脂により被覆された状態で実装基板の表面に実装にされてなる光源であって、
    少なくとも前記発光素子よりも大きな開口を有し且つ当該開口を前記実装基板表面における前記発光素子の実装領域に位置させた状態で前記実装基板表面に装着された反射シートと、
    前記開口が存する前記実装基板の表面部位に形成され且つ前記開口と等しい又は外周縁が発光素子に対して前記開口縁よりも外側に位置する大きさを有する樹脂製の反射層と、
    を備える、
    ことを特徴とする光源。
  2. 前記反射層は、前記発光素子又は前記透光性樹脂の側面と当接している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源。
  3. 前記反射層は白色をしている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光源。
  4. 前記反射層の厚みは、前記発光素子から離れるに従って薄くなる、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかひとつに記載の光源。
  5. 請求項1〜4のいずれかひとつに記載の光源を備えたバックライトユニット。
  6. 請求項5に記載のバックライトユニットと、
    前記バックライトユニットより光が照射される液晶パネルと、
    を有する、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
JP2010025542A 2010-02-08 2010-02-08 光源、バックライトユニット及び液晶表示装置 Pending JP2011165434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010025542A JP2011165434A (ja) 2010-02-08 2010-02-08 光源、バックライトユニット及び液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010025542A JP2011165434A (ja) 2010-02-08 2010-02-08 光源、バックライトユニット及び液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011165434A true JP2011165434A (ja) 2011-08-25

Family

ID=44595888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010025542A Pending JP2011165434A (ja) 2010-02-08 2010-02-08 光源、バックライトユニット及び液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011165434A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013031674A1 (ja) * 2011-08-31 2013-03-07 シャープ株式会社 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置
JP2013143273A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Sharp Corp 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置
WO2013111214A1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-01 パナソニック株式会社 ランプ
JP2013157323A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Lg Innotek Co Ltd 照明装置
JP2015170546A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 Nltテクノロジー株式会社 面状照明装置及び液晶表示装置
JP2016004770A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 三菱電機株式会社 光源基板及び照明装置及び光源基板の製造方法
JP2016162829A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 日亜化学工業株式会社 発光装置
US9612474B2 (en) 2014-01-29 2017-04-04 Samsung Display Co., Ltd. Backlight assembly and display device including the same
JP2019021929A (ja) * 2018-10-03 2019-02-07 日亜化学工業株式会社 発光装置
US10260724B2 (en) 2011-09-02 2019-04-16 Lg Innotek Co., Ltd. Lighting device
USRE47425E1 (en) 2012-05-07 2019-06-04 Lg Innotek Co., Ltd. Lighting device having reflectors for indirect light emission
JP2020021695A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 日亜化学工業株式会社 発光モジュールおよびその製造方法
CN111913322A (zh) * 2019-05-09 2020-11-10 佛山市国星光电股份有限公司 背光模组及具有其的显示装置
JP2020194787A (ja) * 2020-08-04 2020-12-03 日亜化学工業株式会社 発光モジュールおよびその製造方法
CN114141913A (zh) * 2021-11-29 2022-03-04 Tcl华星光电技术有限公司 背光灯板的制作方法、背光灯板及背光模组
US11892674B2 (en) 2021-11-29 2024-02-06 Tcl China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd Production method of backlight plate, backlight plate, and backlight module

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049098A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Sony Corp バックライト装置及びこのバックライト装置を備えた液晶表示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049098A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Sony Corp バックライト装置及びこのバックライト装置を備えた液晶表示装置

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013031674A1 (ja) * 2011-08-31 2013-03-07 シャープ株式会社 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置
US10260724B2 (en) 2011-09-02 2019-04-16 Lg Innotek Co., Ltd. Lighting device
JP2013143273A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Sharp Corp 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置
WO2013111214A1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-01 パナソニック株式会社 ランプ
JP5255735B1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-07 パナソニック株式会社 ランプ
JP2013157323A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Lg Innotek Co Ltd 照明装置
USRE47425E1 (en) 2012-05-07 2019-06-04 Lg Innotek Co., Ltd. Lighting device having reflectors for indirect light emission
US9612474B2 (en) 2014-01-29 2017-04-04 Samsung Display Co., Ltd. Backlight assembly and display device including the same
JP2015170546A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 Nltテクノロジー株式会社 面状照明装置及び液晶表示装置
JP2016004770A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 三菱電機株式会社 光源基板及び照明装置及び光源基板の製造方法
US10801704B2 (en) 2015-02-27 2020-10-13 Nichia Corporation Light emitting device
US9933140B2 (en) 2015-02-27 2018-04-03 Nichia Corporation Light emitting device
JP2016162829A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 日亜化学工業株式会社 発光装置
US10317050B2 (en) 2015-02-27 2019-06-11 Nichia Corporation Light emitting device
US11106077B2 (en) 2018-08-03 2021-08-31 Nichia Corporation Light emitting module and method of manufacturing the same
JP2020021695A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 日亜化学工業株式会社 発光モジュールおよびその製造方法
JP2019021929A (ja) * 2018-10-03 2019-02-07 日亜化学工業株式会社 発光装置
CN111913322A (zh) * 2019-05-09 2020-11-10 佛山市国星光电股份有限公司 背光模组及具有其的显示装置
JP2020188000A (ja) * 2019-05-09 2020-11-19 フォーシャン・ネーションスター・オプトエレクトロニクス・カンパニー・リミテッド バックライトモジュールおよびそれを備えた表示装置
JP2020194787A (ja) * 2020-08-04 2020-12-03 日亜化学工業株式会社 発光モジュールおよびその製造方法
JP7011201B2 (ja) 2020-08-04 2022-02-10 日亜化学工業株式会社 発光モジュールおよびその製造方法
CN114141913A (zh) * 2021-11-29 2022-03-04 Tcl华星光电技术有限公司 背光灯板的制作方法、背光灯板及背光模组
CN114141913B (zh) * 2021-11-29 2024-01-09 Tcl华星光电技术有限公司 背光灯板的制作方法、背光灯板及背光模组
US11892674B2 (en) 2021-11-29 2024-02-06 Tcl China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd Production method of backlight plate, backlight plate, and backlight module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011165434A (ja) 光源、バックライトユニット及び液晶表示装置
US9048404B2 (en) Thin flat solid state light source module
US20120300430A1 (en) Light-emitting module and lighting apparatus
US8847481B2 (en) Lighting device comprising photoluminescent plate
JP3898721B2 (ja) 発光装置および照明装置
JP5077130B2 (ja) 照明装置
JP5188077B2 (ja) 光方向変換素子及び面状発光装置
JP2012195404A (ja) 発光装置および照明装置
CN102738367A (zh) 发光设备
JP2006237264A (ja) 発光装置および照明装置
JP5815859B2 (ja) 光源装置および照明装置
US8963190B2 (en) Light-emitting device and lighting apparatus
CN102484195A (zh) 发光器件以及使用该发光器件的光单元
JP2016058614A (ja) 発光装置、及び照明装置
JP4986608B2 (ja) 発光装置および照明装置
JP2007053352A (ja) 発光ダイオード光源
JP5553722B2 (ja) 発光装置
JP2006295230A (ja) 発光装置および照明装置
JP2008210960A (ja) 発光装置および照明装置
JP2018206886A (ja) 発光装置、及び、照明装置
JP2010272687A (ja) 照明装置および照明器具
JP2005191192A (ja) 発光素子搭載用基板および発光装置
JP2007172872A (ja) 照明装置及びこれを用いた画像表示装置
JP5312556B2 (ja) 発光装置および照明装置
JP2010016108A (ja) 発光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140107