JP2011163575A - ヒートポンプ式温水供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加熱用熱交換器2から流出する被加熱流体の温度の目標値を制御する目標出湯温度制御手段と、目標値に応じて、加熱用熱交換器2での加熱能力を制御する加熱能力制御手段とを備え、目標出湯温度制御手段は、設定された目標値である第一の目標出湯温度Ttag1と給水温度Twiとの温度差が一定値(DT1)以上の場合、一定時間ごとに、給水温度Twiに所定の温度(DT2)を加えた第二の目標出湯温度Ttag2を求め、加熱能力制御手段は、出湯温度が第二の目標出湯温度Ttag2となるように、加熱用熱交換器2での加熱能力を制御する。
【選択図】図1
Description
さらには、低元側冷媒回路の凝縮能力次第では、高元側冷媒回路での加熱能力(凝縮能力)が、目標とする加熱能力に到達しない可能性がある、という問題点があった。
また、高元側圧縮機の吐出温度の上昇を抑制しつつ、目標とする出湯温度に応じた加熱能力を確保することができるヒートポンプ式温水供給装置を得ることを目的とする。
このため、第一の目標出湯温度と給水温度との温度差が大きい場合であっても、第一の圧縮機の吐出温度の上昇を抑制することができる。
図1は実施の形態に係るヒートポンプ式温水供給装置のシステム回路図である。本実施の形態におけるヒートポンプ式温水供給装置は、二元冷凍サイクルを用いたヒートポンプ式温水供給装置である。図1に示すように、ヒートポンプ式温水供給装置は、高元側ユニット100、低元側ユニット200、負荷回路300を備えている。高元側ユニット100は、高元側圧縮機1、加熱用熱交換器2、高元側膨張弁3、中間熱交換器4を順次環状に接続し、冷媒が循環する高元側冷媒回路101が搭載される。低元側ユニット200は、低元側圧縮機11、中間熱交換器4、低元側膨張弁12、空気熱交換器13を順次環状に接続し、冷媒が循環する低元側冷媒回路201と、空気熱交換器13に外気を送風する送風ファン14が搭載されている。負荷回路300は、加熱用熱交換器2、放熱器21、循環ポンプ22を順次環状に接続して構成されている。
また、「加熱用熱交換器2」は、本発明における「第一の熱交換器」に相当する。
また、「高元側膨張弁3」は、本発明における「第一の膨張弁」に相当する。
また、「中間熱交換器4」は、本発明における「第二の熱交換器」に相当する。
また、「高元側冷媒回路101」は、本発明における「第一の冷媒回路」に相当する。
また、「低元側圧縮機11」は、本発明における「第二の圧縮機」に相当する。
また、「低元側膨張弁12」は、本発明における「第二の膨張弁」に相当する。
また、「空気熱交換器13」は、本発明における「第三の熱交換器」に相当する。
また、「低元側冷媒回路201」は、本発明における「第二の冷媒回路」に相当する。
また、「給水温度センサ46」は、本発明における「給水温度検知手段」に相当する。
また、「出湯温度センサ47」は、本発明における「出湯温度検知手段」に相当する。
また、「計測制御装置31」は、本発明における「目標出湯温度制御手段」「加熱能力制御手段」「吐出温度決定手段」「吐出温度制御手段」「過熱度制御手段」に相当する。
図2は実施の形態に係るヒートポンプ式温水供給装置の制御フローチャートである。
以下、図2の各ステップに基づき説明する。
ステップS−5において、計測制御装置31は、第一の目標出湯温度Ttag1と給水温度Twiの温度差を算出し、算出した温度差があらかじめ定めておいた温度差DT1以上であるかを判断する。算出された温度差がDT1以上のときはステップS−6に移行する。一方、算出された温度差がDT1未満の場合、起動時の運転操作を終了する。
そして、一定時間経過後、ステップS−9に移行する。
Qc:冷媒回路の凝縮能力(加熱能力)[kW]
Qe:冷媒回路の蒸発能力[kW]
W:圧縮機入力[kW]
Gr:冷媒の循環量[kg/s]
hcih:加熱用熱交換器2入口の高元側冷媒のエンタルピ[kJ/kg]
hcoh:加熱用熱交換器2出口の高元側冷媒のエンタルピ[kJ/kg]
heih:中間熱交換器4入口の高元側冷媒のエンタルピ[kJ/kg]
heoh:中間熱交換器4出口の高元側冷媒のエンタルピ[kJ/kg]
hcil:中間熱交換器4入口の低元側冷媒のエンタルピ[kJ/kg]
hcol:中間熱交換器4出口の低元側冷媒のエンタルピ[kJ/kg]
heil:空気熱交換器13入口の低元側冷媒のエンタルピ[kJ/kg]
heol:空気熱交換器13出口の低元側冷媒のエンタルピ[kJ/kg]
Vst:圧縮機の排除容積[m3]
f:圧縮機の回転数[−]
ηv:圧縮機の体積効率[−]
ρ:圧縮機吸入前の冷媒密度[kg/m3]
Claims (6)
- 第一の圧縮機と、被加熱流体を加熱する第一の熱交換器と、第一の膨張弁と、第二の熱交換器とを環状に接続し、冷媒を循環させる第一の冷媒回路と、
第二の圧縮機と、前記第二の熱交換器と、第二の膨張弁と、第三の熱交換器とを環状に接続し、冷媒を循環させる第二の冷媒回路と、
循環ポンプと、前記第一の熱交換器と、前記被加熱流体の熱を放熱する放熱器とを環状に接続し、前記被加熱流体を循環させる負荷回路と、
前記第一の熱交換器に流入する前記被加熱流体の温度である給水温度を検知する給水温度検知手段と、
前記第一の熱交換器から流出する前記被加熱流体の温度である出湯温度を検知する出湯温度検知手段と、
前記第一の熱交換器から流出する前記被加熱流体の温度の目標値を制御する目標出湯温度制御手段と、
前記目標値に応じて、前記第一の熱交換器での加熱能力を制御する加熱能力制御手段と
を備え、
前記目標出湯温度制御手段は、
設定された目標値である第一の目標出湯温度と前記給水温度との温度差が一定値以上の場合、
一定時間ごとに、前記給水温度に所定の温度を加えた第二の目標出湯温度を求め、
前記加熱能力制御手段は、
前記出湯温度が前記第二の目標出湯温度となるように、前記第一の熱交換器での加熱能力を制御する
ことを特徴とするヒートポンプ式温水供給装置。 - 前記加熱能力制御手段は、
前記第二の目標出湯温度が前記第一の目標出湯温度を超えた場合、
前記出湯温度が前記第一の目標出湯温度となるように、前記第一の熱交換器での加熱能力を制御する
ことを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ式温水供給装置。 - 前記出湯温度の目標値に応じて、前記第一の圧縮機より吐出される冷媒の吐出温度を決定する吐出温度決定手段と、
前記第一の圧縮機より吐出される冷媒の吐出温度が、前記決定された吐出温度となるように、前記第一の膨張弁を制御する吐出温度制御手段と、
前記第二の圧縮機に流入する冷媒の過熱度が、所定の過熱度となるように、前記第二の膨張弁を制御する過熱度制御手段と
を備え、
前記加熱能力制御手段は、
前記第二の圧縮機の回転数を制御して、前記第一の熱交換器での加熱能力を制御する
ことを特徴とする請求項1または2記載のヒートポンプ式温水供給装置。 - 前記加熱能力制御手段は、
前記第一の圧縮機の回転数を一定に制御する
ことを特徴とする請求項3記載のヒートポンプ式温水供給装置。 - 前記加熱能力制御手段は、
前記第一の圧縮機および前記第二の圧縮機の回転数を制御して、前記第一の熱交換器での加熱能力を制御する
ことを特徴とする請求項3記載のヒートポンプ式温水供給装置。 - 前記給水温度に加える前記所定の温度が10℃である
ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のヒートポンプ式温水供給装置。
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