JP2014009829A - 冷凍サイクル装置及びそれを備えた温水生成装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置及びそれを備えた温水生成装置 Download PDF

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俊二 森脇
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Abstract

【課題】制御安定性と省エネルギー性に優れた冷凍サイクル装置を提供すること。
【解決手段】熱源側熱媒体と熱交換する熱源側冷媒回路2と、利用側熱媒体と熱交換する利用側冷媒回路3とが、カスケード熱交換器22を介して熱的に接続される二元冷凍サイクルを備える冷凍サイクル装置1Aにおいて、熱源側熱媒体温度および利用側熱媒体温度に基づいて目標冷媒圧力を決定し、前記目標冷媒圧力を目標として利用側圧縮機31の容量制御を行うとともに、利用側熱媒体温度と前記目標冷媒圧力に基づいて、熱源側圧縮機21の容量制御を行うので、制御目標値が安定して、各冷凍サイクルの安定性が向上するとともに、各冷凍サイクル間での干渉影響が低減して、高効率な運転状態を維持し、省エネルギー性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用側冷媒回路と熱源側冷媒回路とがカスケード熱交換器を介して接続される二元冷凍サイクルを備えた、冷凍サイクル装置に関するものである。
従来、この種の冷凍サイクル装置および温水生成装置は、高温の温風または温水あるいは低温の冷風または冷水を生成することを目的のひとつとして、二元冷凍サイクルが利用されている(例えば、特許文献1を参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の冷凍サイクル装置を示すものである。
図4に示すように、冷凍サイクル装置100は、熱源側冷媒を循環させる熱源側冷媒回路110と、利用側冷媒を循環させる利用側冷媒回路120と、温水を循環させる温水回路130とを備えている。熱源側冷媒回路110は、熱源側圧縮機111、熱源側四方弁112、利用側冷媒と熱交換し、凝縮器として機能するカスケード熱交換器113、熱源側膨張弁114および空気と熱交換し蒸発器として機能する熱源側熱交換器115が配管により環状に接続されて構成されている。
また、利用側冷媒回路120は、利用側圧縮機121、利用側四方弁122、温水と熱交換し凝縮器として機能する利用側熱交換器123、利用側膨張弁124、および熱源側冷媒と熱交換し、蒸発器として機能するカスケード熱交換器113が、配管により環状に接続されて構成されている。
一方、温水回路130は、循環ポンプ131、利用側冷媒と熱交換し温水を生成する利用側熱交換器123、および、例えば貯湯タンクやファンコンベクターのような放熱器132が配管により環状に接続されて構成されている。
さらに、冷凍サイクル装置100は、熱源側圧縮機111から吐出される冷媒の圧力(熱源側圧縮機吐出圧力)Pdlを検出する熱源側圧力センサ151と、利用側圧縮機121から吐出される冷媒の圧力(利用側圧縮機吐出圧力)Pduを検出する利用側圧力センサ152と、圧縮機制御部141を備える。
圧縮機制御部141は、利用側熱交換器123の出口における温水の温度目標値である所定の目標温水温度に基づいて、所定の目標熱源側吐出飽和温度と所定の目標利用側吐出飽和温度を決定し、熱源側圧縮機吐出圧力Pdlに相当する飽和温度である熱源側吐出飽和温度が、目標熱源側吐出飽和温度になるように、熱源側圧縮機111の容量制御を行うとともに、利用側圧縮機吐出圧力Pduに相当する飽和温度である熱源側吐出飽和温度が所定の目標利用側吐出飽和温度になるように利用側圧縮機121の容量制御を行う。
特開2010−196951号公報
しかしながら、前記従来の構成では、熱源側圧縮機は熱源側吐出飽和温度を、利用側圧縮機は利用側吐出飽和温度を目標として、それぞれ個別に容量制御するので、一方の圧縮
機が容量変化した場合には、カスケード熱交換器における吸熱能力または放熱能力が変化するために、他方の冷凍サイクルの圧縮機吐出飽和温度も変化する。そのため、各圧縮機に冷凍サイクル同士の干渉によるハンチング現象が発生する。その結果、効率の良い安定な冷凍サイクルが形成できず、運転効率が低下するという課題を有していた。
また、各圧縮機の目標吐出飽和温度は、目標温水温度のみに基づいて決定されるので、熱源側熱媒体温度や利用側の熱負荷の違いによる様々な二元冷凍サイクルの運転状態において、運転効率を考慮した目標吐出飽和温度に設定することができない。その結果、省エネルギー性が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、熱源側圧縮機および利用側圧縮機の運転容量を適切に制御することで、安定で効率のよい冷凍サイクルを形成し、省エネルギー性の高い冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、熱源側冷媒を圧縮する熱源側圧縮機、前記熱源側冷媒の放熱器または蒸発器として機能するカスケード熱交換器、熱源側膨張手段、前記熱源側冷媒の蒸発器または凝縮器として機能する熱源側熱交換器、を有する熱源側冷媒回路と、利用側冷媒を圧縮する利用側圧縮機、前記利用側冷媒の放熱器または蒸発器として機能する利用側熱交換器、利用側膨張手段、前記利用側冷媒の蒸発器または凝縮器として機能し、前記熱源側冷媒と前記利用側冷媒との間で熱交換する前記カスケード熱交換器、を有する利用側冷媒回路と、前記熱源側熱交換器において前記熱源側冷媒と熱交換される、熱源側熱媒体の温度を検出する第1温度センサと、前記利用側熱交換器において前記利用側冷媒と熱交換される、利用側熱媒体の温度を検出する第2温度センサと、前記カスケード熱交換器を流通する熱源側冷媒または利用側冷媒の圧力を検出する圧力センサと、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記圧力センサの検出値が、前記第1温度センサおよび前記第2温度センサの検出値に基づいて決定される目標冷媒圧力となるように、前記利用側圧縮機の運転動作の制御を行うとともに、前記制御装置は、前記熱源側圧縮機を、前記第1温度センサの検出値と前記目標冷媒圧力とに基づいて決定される冷媒循環量で運転することを特徴とするものである。
これにより、状態の変化速度が圧力と比較して十分に遅い、熱源側および利用側の熱媒体温度に基づいて圧縮機の制御目標値が決定されるので、各々の冷凍サイクルの安定性が向上し、また、各冷凍サイクル間での干渉を低減して、冷凍サイクル全体の安定性を向上させることができる。
また、各熱媒体温度から、それぞれの冷凍サイクルの蒸発圧力または凝縮圧力が推定できるので、利用側圧縮機の吸入冷媒圧力または熱源側圧縮機の吐出冷媒圧力の効率の最適点を推定して、高い効率で運転することができる。
本発明によれば、冷凍サイクルの安定性と効率が向上した、省エネルギー性に優れた冷凍サイクル装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷凍サイクル装置の概略構成図 従来の冷凍サイクル装置における運転開始時の冷凍サイクル経時変化を示すグラフ 本発明の実施の形態1における冷凍サイクル装置の運転制御のフローチャート 従来の冷凍サイクル装置の概略構成図
第1の発明は、熱源側冷媒を圧縮する熱源側圧縮機、前記熱源側冷媒の放熱器または蒸発器として機能するカスケード熱交換器、熱源側膨張手段、前記熱源側冷媒の蒸発器または凝縮器として機能する熱源側熱交換器、を有する熱源側冷媒回路と、利用側冷媒を圧縮する利用側圧縮機、前記利用側冷媒の放熱器または蒸発器として機能する利用側熱交換器、利用側膨張手段、前記利用側冷媒の蒸発器または凝縮器として機能し、前記熱源側冷媒と前記利用側冷媒との間で熱交換する前記カスケード熱交換器、を有する利用側冷媒回路と、前記熱源側熱交換器において前記熱源側冷媒と熱交換される、熱源側熱媒体の温度を検出する第1温度センサと、前記利用側熱交換器において前記利用側冷媒と熱交換される、利用側熱媒体の温度を検出する第2温度センサと、前記カスケード熱交換器を流通する熱源側冷媒または利用側冷媒の圧力を検出する圧力センサと、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記圧力センサの検出値が、前記第1温度センサおよび前記第2温度センサの検出値に基づいて決定される目標冷媒圧力となるように、前記利用側圧縮機の運転動作の制御を行うとともに、前記制御装置は、前記熱源側圧縮機を、前記第2温度センサの検出値と前記目標冷媒圧力とに基づいて決定される冷媒循環量で運転することを特徴とする冷凍サイクル装置である。
これにより、利用側圧縮機の運転容量は、状態の変化速度が圧力と比較して十分に遅い利用熱媒体の温度と、熱源熱媒体の温度とに基づいて決定されるので、利用側圧縮機の運転容量は安定する。
また、利用側圧縮機の運転容量が安定するので、利用側冷媒回路から熱源側冷媒回路への干渉影響が小さくなり、熱源側圧縮機容量の制御安定性が向上する。
さらに、熱源側熱媒体温度から熱源側冷媒回路における冷凍サイクルの蒸発圧力または凝縮圧力が推定できるとともに、利用側熱媒体温度から、利用側冷媒回路における冷凍サイクルの凝縮圧力または蒸発圧力を推定することができる。
これにより、運転中の二元冷凍サイクルにおいて、効率が高くなる利用側圧縮機の吸入冷媒圧力または熱源側圧縮機の吐出冷媒圧力が推定できるので、様々な運転状態において、高い運転効率となる目標冷媒圧力に設定し、圧縮機容量を制御することができる。
したがって、常に、効率が高く、安定な二元冷凍サイクル状態を実現して、機器の省エネルギー性が向上する。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記制御装置は、前記熱源側圧縮機を、前記第2温度センサの検出値と前記目標冷媒圧力と前記利用側熱媒体の温度の目標値である目標利用側熱媒体温度とに基づいて決定される冷媒循環量で運転することを特徴とするものである。
これにより、利用熱媒体温度と所定の目標利用側熱媒体温度との比較により、利用側で必要とされる加熱能力または冷却能力が判断できる。その結果、熱源側圧縮機による冷媒循環量、つまり、熱源側圧縮機の運転容量を必要能力に応じて設定することができ、不足容量または過剰容量で運転されることが防止できる。
したがって、必要能力の増加時または減少時においても、高い運転効率を維持することができ、省エネルギー性をより向上させることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記冷凍サイクル装置の運転電流または消費電力を検出する電流電力検出手段を備え、前記制御装置は、前記目標冷媒圧力を、前記電流電力検出手段の検出値が小さくなるように補正することを特徴とするものである。
これにより、常に消費電力が小さくなるように圧縮機が容量制御される。したがって、利用側および熱源側における幅広い運転環境条件の変化に対し、常に最高の運転効率となるように冷凍サイクル装置を運転することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の冷凍サイクル装置を備える温水生成装置において、前記利用側熱媒体は、水、または、不凍液であり、前記利用側熱交換器にて加温された前記利用側熱媒体を、給湯と暖房の少なくとも一方に利用することを特徴とするものである。
これにより、放熱器は、水−空気熱交換器や不凍液−水熱交換器など、種類を限定する必要がない。したがって、利用側熱交換器により加温された熱媒体を、暖房機器(温風機、ラジエータ、床暖房パネル等)や給湯機器などに幅広く使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における冷凍サイクル装置および温水生成装置の概略構成図を示すものである。図1において、冷凍サイクル装置1Aは、熱源側冷媒を循環させる熱源側冷媒回路2と、利用側冷媒を循環させる利用側冷媒回路3と、を備えている。冷媒としては、例えば、R407C等の非共沸混合冷媒、R410A等の擬似共沸混合冷媒、またはR134a等の単一冷媒等を用いることができる。
熱源側冷媒回路2は、容量可変型の熱源側圧縮機21、熱源側四方弁25、利用側冷媒と熱交換し凝縮器または蒸発器として機能するカスケード熱交換器22、熱源側膨張弁(熱源側膨張手段)23および蒸発器または凝縮器として機能する熱源側熱交換器24が配管により環状に接続されて構成されている。
なお、ここでいう容量とは、1周期ごとに圧縮機から吐出される冷媒量を指すものである。よって、圧縮機の回転数を変更することで、圧縮機からの吐出冷媒量を制御し、また、それに応じて、圧縮機の吐出圧力も変動する。
利用側冷媒回路3は、容量可変型の利用側圧縮機31、利用側四方弁35、凝縮器または蒸発器として機能する利用側熱交換器32、利用側膨張弁(利用側膨張手段)33および熱源側冷媒と熱交換し蒸発器または凝縮器として機能するカスケード熱交換器22が配管により環状に接続されて構成されている。
熱源側冷媒回路2の熱源側冷媒と、利用側冷媒回路3の利用側冷媒とは、互いに独立し、混合することはないが、カスケード熱交換器22を介して熱交換可能な構成となっている。カスケード熱交換器22には、二重管式熱交換器やプレート式熱交換器が用いられる。
本実施の形態では、冷凍サイクル装置1Aが、生成した温水を給湯や暖房に利用する温水生成装置の加熱手段を構成しており、利用側熱交換器32が、利用側冷媒と利用側熱媒体としての水との間で熱交換を行わせて水を加熱する、熱交換器となっている。利用側熱
交換器32には、二重管式熱交換器やプレート式熱交換器が使用される。
より具体的には、利用側熱交換器32と、水ポンプ71と、例えば貯湯タンクやファンコンベクター等の放熱器72とが配管により環状に接続されている温水回路7が備えられており、利用側熱交換器32で加熱された温水が放熱器72で放熱され、蓄熱や暖房が行われる。
通常運転では、熱源側冷媒回路2は、熱源側圧縮機21から吐出された冷媒が四方弁25を介してカスケード熱交換器22に送られ、利用側冷媒回路3は、利用側圧縮機31から吐出された冷媒が四方弁35を介して利用側熱交換器32に送られる。
一方、デフロスト運転では、熱源側冷媒回路2は、熱源側圧縮機21から吐出された冷媒が四方弁25を介して熱源側熱交換器24に送られ、利用側冷媒回路3は、利用側圧縮機31から吐出された冷媒が四方弁35を介してカスケード熱交換器22に送られる。図1では、通常運転時の冷媒の流れ方向を矢印で示している。以下、通常運転における冷媒の状態変化を説明する。
熱源側冷媒回路2において、熱源側圧縮機21から吐出された高圧の熱源側冷媒は、カスケード熱交換器22に流入し、利用側冷媒回路3を循環する冷凍サイクルにおける低圧の利用側冷媒へと放熱して熱交換する。カスケード熱交換器22から流出した高圧の熱源側冷媒は、熱源側膨張弁23によって減圧されて膨張した後に、熱源側熱交換器24に流入する。熱源側熱交換器24に流入した低圧の熱源側冷媒は、ここで空気から吸熱し、蒸発する。熱源側熱交換器24において蒸発した低圧の熱源側冷媒は、再度、熱源側圧縮機21に吸入される。
一方、利用側冷媒回路3においては、カスケード熱交換器22における熱源側冷媒の放熱によって、利用側冷媒回路3を循環する冷凍サイクルにおける低圧の利用側冷媒が加熱されて蒸発する。カスケード熱交換器22において蒸発した低圧の利用側冷媒は、利用側圧縮機31に吸入され、冷凍サイクルにおける高圧まで圧縮された後に、吐出される。利用側圧縮機31から吐出された高圧の利用側冷媒は、利用側熱交換器32に流入し、循環ポンプ71によって温水回路7を循環する水媒体と熱交換して放熱する。利用側熱交換器32から流出した高圧の利用側冷媒は、利用側膨張弁33によって減圧されて膨張した後に、再び、カスケード熱交換器22に流入する。
本実施の形態の冷凍サイクル装置1Aの構成は、上述のように、カスケード熱交換器22において、利用側冷媒回路3を循環する低圧の利用側冷媒が、熱源側冷媒回路2を循環する高圧の熱源側冷媒の放熱によって加熱されるようになっているので、利用側冷媒回路3における冷凍サイクルの凝縮温度は、熱源側冷媒回路2における冷凍サイクルの凝縮温度よりも高温にすることができる。
したがって、利用側熱交換器32における利用側冷媒の放熱によって、高温の水媒体を得ることができるようになっている。
しかしながら、熱源側冷媒回路2および利用側冷媒回路3により形成される各冷凍サイクルは、カスケード熱交換器22により熱的に接続されているため、一方の冷媒回路における圧縮機の運転容量が変化した場合には、カスケード熱交換器22における吸熱能力または放熱能力が変化し、もう一方の冷媒回路の冷凍サイクル状態も変化することになる。
すなわち、各圧縮機の運転容量変化により、熱源側および利用側の冷凍サイクルは互いに干渉するので、例えば、各圧縮機の運転容量を、各冷凍サイクルの吐出圧力が所定の目
標値となるように、各々制御した場合は、図2に示すように、圧縮機運転容量の変化によって、ハンチング現象が生じ、運転効率の低い運転が継続されることで省エネルギー性を損なう可能性がある。
また、二元冷凍サイクルを高い効率で運転するためには、カスケード熱交換器22における熱源側凝縮温度または利用側蒸発温度を、熱源側冷媒回路2における蒸発温度と利用側冷媒回路3における凝縮温度に対応した適正温度に調整する必要がある。
したがって、省エネルギー性を確保しながら幅広い用途や環境条件において、高温の水媒体を生成して活用するためには、この熱源側圧縮機21および利用側圧縮機31の運転容量を適切に制御することが、重要である。
以下、運転制御の動作について説明する。熱源側冷媒回路2には、熱源側熱交換器24の空気媒体入り口側における空気媒体の温度(空気温度)Taを検出する第1温度センサ51と、熱源側圧縮機21が吐出する冷媒の圧力(熱源側吐出圧力)Pdを検出する圧力センサ61と、が設けられている。一方、温水回路7には、利用側熱交換器32から流出する水媒体の温度(温水温度)Twを検出する第2温度センサ52が設けられている。
また、制御装置4には、冷凍サイクル装置1Aの運転電流Iaを検出する電流センサ41が設けられている。
制御装置4は、各種のセンサ41、51、52,61で検出される検出値などに基づいて、熱源側圧縮機21および利用側圧縮機31の回転数、熱源側四方弁25および利用側四方弁35の切り換え、ならびに熱源側膨張弁23および利用側膨張弁33の開度を調整する。
本実施の形態では、制御装置4は、空気温度Taと温水温度Twから、まず、所定の圧力目標値Pdtを決定し、その後、運転電流Iaが最小となるように圧力目標値Pdtを補正しながら、熱源側吐出圧力Pdが所定の圧力目標値Pdtとなるように利用側圧縮機31の運転容量を制御する。
また、制御装置4は、温水温度Tw、温水温度Twと操作用リモコン(図示なし)などによって予め設定された温水温度Twの目標値である目標温水温度Twtとの偏差、および、所定の圧力目標値Pdt、に基づいて決定される圧縮機容量で、熱源側圧縮機21を運転させる。
次に、制御装置4の通常運転開始時における熱源側圧縮機および利用側圧縮機の容量制御を、図3に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
制御装置4は、常にタイマを動作させ、一定時間間隔で、ステップS1からステップS14までの処理を周期的に行う。以下の添え字(n)は、制御周期におけるループ回数を示すものである。
まず、制御装置4は、第1温度センサ51で空気温度Ta(n)を検出するとともに、第2温度センサ52で温水温度Tw(n)を検出する(ステップS1)。次に、目標冷媒圧力として、所定の圧力目標値Pdt(n)を、Pdt(n)=f{Ta(n),Tw(n)}により算出し、決定する(ステップS2)。
関数f{Ta(n),Tw(n)}は、空気温度Taと温水温度Twの組み合わせによる多数の運転条件下において、冷凍サイクル装置1Aの運転効率が略最大となる熱源側圧
縮機21の吐出圧力Pdを実験的に求めて、導出した式である。
そして、圧力センサ61で熱源側吐出圧力Pd(n)を検出し(ステップS3)、熱源側吐出圧力Pd(n)が所定の圧力目標値Pdt(n)と等しくなるように利用側圧縮機31の運転容量を調整する(ステップS4)。
次に、制御装置4は、所定の目標温水温度Twtと現在の温水温度Tw(n)の偏差ΔTwt(n)を、ΔTwt(n)=Twt−Tw(n)により算出する(ステップS5)。そして、熱源側圧縮機21の運転容量Rs(n)を、Rs(n)=f{ΔTwt(n),Ta(n),Pdt(n)}により算出し、調整する(ステップS6)。
関数f{ΔTwt(n),Ta(n),Pdt(n)}は、偏差ΔTwtと必要加熱能力の関係と、空気温度Taおよび圧力目標値Pdtの多数の組み合わせにおける加熱能力と熱源側圧縮機21の運転容量との関係を実験的に求め、この2つの関係から導出した式である。
その後、制御装置4は、前回の制御周期で検出した空気温度Ta(n−1)と今回の制御周期で検出した空気温度Ta(n)との差分の絶対値ΔTa(n)をΔTa(n)=|Ta(n)−Ta(n−1)|により算出するとともに、ΔTa(n)と予め設定された所定の偏差1とを比較し、ΔTa(n)が所定の偏差1未満か否かを判断する。
また、同時に前回の制御周期で検出した温水温度Tw(n−1)と今回の制御周期で検出した温水温度Tw(n)との差分の絶対値ΔTw(n)をΔTw(n)=|Tw(n)−Tw(n−1)|により算出するとともに、ΔTw(n)と予め設定された所定の偏差2とを比較し、ΔTw(n)が所定の偏差2未満か否かを判断する(ステップS7)。
ΔTa(n)が所定の偏差1未満かつΔTw(n)が所定の偏差2未満ではない場合(ステップS7でNO)、空気温度Taまたは温水温度Twの変化が大きく、冷凍サイクルが安定状態ではないと判断し、運転電流Iaによる圧力目標Pdtの補正を行わずに、ステップS1に戻る。
一方、ΔTa(n)が所定の偏差1未満かつΔTw(n)が所定の偏差2未満の場合は(ステップS7でYES)、空気温度Taまたは温水温度Twの変化が小さく、冷凍サイクルが安定状態であると判断し、運転電流Iaによる圧力目標Pdtの補正を実行する。
そこで、制御装置4は、電流センサ41で運転電流Ia(n)を検出し(ステップS8)、前回の制御周期で検出した運転電流Ia(n−1)と今回の制御周期で検出した運転電流Ia(n)を比較し、今回の運転電流Ia(n)が前回の運転電流Ia(n−1)未満か否かを判断する(ステップS9)。
今回の運転電流Ia(n)が前回の運転電流Ia(n−1)未満の場合には(ステップS9でYES)、今回の圧力目標値Pdtの補正により運転効率が向上したと判断し、係数Aに1を代入する(ステップS10)。
一方、今回の運転電流Ia(n)が前回の運転電流Ia(n−1)以上の場合には(ステップS9でNO)、今回の圧力目標値Pdtの補正により運転効率が低下したと判断し、係数Aに−1を代入する(ステップS11)。
次に、制御装置4は、今回の圧力目標値Pdt(n)と前回の圧力目標値Pdt(n−1)を比較し、今回の圧力目標値Pdt(n)が前回の圧力目標値Pdt(n−1)未満
か否かを判断する(ステップS12)。今回の圧力目標値Pdt(n)が前回の圧力目標値Pdt(n−1)未満の場合には(ステップS12でYES)、今回の制御周期では圧力目標値Pdtを前回より低く設定したと判断し、今回の圧力目標値Pdt(n)から所定量Bに係数Aを乗じたものを減じ、次回の圧力目標値Pdt(n)を決定して(ステップS13)、ステップS3に戻る。
一方、今回の圧力目標値Pdt(n)が前回の圧力目標値Pdt(n−1)以上の場合には(ステップS12でNO)、今回の制御周期では圧力目標値Pdtを前回より高く設定したと判断し、今回の圧力目標値Pdt(n)から所定量Bに係数Aを乗じたものを加え、次回の圧力目標値Pdt(n)を決定して(ステップS14)、ステップS3に戻る。
このように、ある制御ループにおける電流値および圧力目標値と、その前の制御ループにおける電流値および圧力目標値とを比較することで、常に消費電力が少なくなるように圧力目標値Pdtを補正する。
以上のように、本実施の形態における冷凍サイクル装置は、冷凍サイクル装置1Aの運転電流Iaを検出する電流センサ41を具備する制御装置4と、熱源側冷媒回路2において空気温度Taを検出する第1温度センサ51と、熱源側吐出圧力Pdを検出する圧力センサ61と、温水回路7において温水温度Twを検出する第2温度センサ52と、を備える構成である。
制御装置4は、第1温度センサ51で検出される空気温度Taと第2温度センサ52で検出される温水温度Twに基づいて、所定の圧力目標値Pdtを決定し、圧力センサ61の検出値が圧力目標値Pdtとなるように、利用側圧縮機31の容量制御を行うとともに、第1温度センサ51で検出される空気温度Ta、圧力目標値Pdt、および、第2温度センサ52で検出される温水温度Twと予め設定された所定の目標温水温度Twtとの偏差ΔTwtから決定される圧縮機容量で、熱源側圧縮機21を運転する。
これによって、熱源側圧縮機21の運転容量は、状態の変化速度が圧力と比較して十分に遅い温水温度Twと、利用側圧縮機31の容量変化による影響が小さい空気温度Taとに基づいて決定されるので、利用側圧縮機31の容量変化による干渉を抑制することができ、熱源側圧縮機21の運転容量は安定する。
また、熱源側圧縮機21の運転容量が安定するので、利用側圧縮機31の容量制御対象となる熱源側吐出圧力Pdは、冷凍サイクルの干渉影響がなくなり、利用側圧縮機31の容量制御が安定する。
また、温水温度Twと所定の目標温水温度Twtとの比較により、利用側で必要とされる加熱能力が判断できる。その結果、熱源側圧縮機21の運転容量を必要能力に応じて設定することができ、不足容量または過剰容量で運転されることが防止できる。
さらに、空気温度Taから、熱源側冷媒回路2における冷凍サイクルの蒸発圧力が推定できるとともに、温水温度Twから、利用側冷媒回路3における冷凍サイクルの凝縮圧力を推定することができる。これにより、運転中の二元冷凍サイクルにおいて、効率が高くなる熱源側圧縮機21の吐出冷媒圧力が推定できるので、様々な運転状態において、高い運転効率となる目標冷媒圧力Pdtを設定して、制御することが可能となる。
したがって、常に、効率が高く、安定な二元冷凍サイクル状態を実現して、機器の省エネルギー性が向上する。
また、制御装置4は、電流センサ41で検出される運転電流Iaが最小となるように圧力目標値Pdtを補正する。
これにより、常に二元冷凍サイクルの運転電流が小さくなるように利用側圧縮機31が容量制御される。
したがって、利用側および熱源側における幅広い運転環境条件の変化に対し、常に最高の運転効率で運転することができる。
なお、図1では、圧力センサ61が熱源側冷媒回路2におけるカスケード熱交換器22入口部近傍に設けられているが、圧力センサ61は、熱源側冷媒回路2における熱源側圧縮機21と熱源側膨張弁23の間の高圧冷媒が流れる配管上であればどの位置に設けられていてもよい。また、圧力センサ61は、利用側冷媒回路3における利用側膨張弁33と利用側圧縮機31との間の低圧冷媒が流れる配管上であればどの位置に設けられていてもよい。
また、本実施の形態では、第2温度センサは、利用側熱交換器32から流出する水媒体の温度を検出するようにしたが、利用側熱交換器32に流入する水媒体の温度、または、利用側熱交換器32の流路内における水媒体温度を検出するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、電流センサ41で検出される運転電流Iaが小さくなるように圧力目標値Pdtを補正したが、電力センサを用いて、消費電力が最小になるように圧力目標値Pdtを補正してもよい。
さらに、本発明の実施の形態では、利用側冷媒回路3における冷凍サイクルによって、水媒体が加熱されるが、加熱される媒体は、ブラインであってもよいし、放熱器72は、ラジエータやファンコンベクター、床暖房パネル、貯湯タンクであってもよい。
以上のように、本発明にかかる冷凍サイクル装置は、圧縮機の運転容量を適切に制御することで、冷凍サイクルの安定性および省エネルギー性を向上させることができるので、温水生成、給湯、空調調和などの用途に用いられる冷凍サイクル装置として適用することができる。
1A 冷凍サイクル装置
2 熱源側冷媒回路
3 利用側冷媒回路
4 制御装置
21 熱源側圧縮機
22 カスケード熱交換器
23 熱源側膨張弁(熱源側膨張手段)
24 熱源側熱交換器
31 利用側圧縮機
32 利用側熱交換器
33 利用側膨張弁(利用側膨張手段)
41 電流センサ(電流電力検出手段)
51 第1温度センサ
52 第2温度センサ
61 圧力センサ

Claims (4)

  1. 熱源側冷媒を圧縮する熱源側圧縮機、前記熱源側冷媒の放熱器または蒸発器として機能するカスケード熱交換器、熱源側膨張手段、前記熱源側冷媒の蒸発器または凝縮器として機能する熱源側熱交換器、を有する熱源側冷媒回路と、
    利用側冷媒を圧縮する利用側圧縮機、前記利用側冷媒の放熱器または蒸発器として機能する利用側熱交換器、利用側膨張手段、前記利用側冷媒の蒸発器または凝縮器として機能し、前記熱源側冷媒と前記利用側冷媒との間で熱交換する前記カスケード熱交換器、を有する利用側冷媒回路と、
    前記熱源側熱交換器において前記熱源側冷媒と熱交換される、熱源側熱媒体の温度を検出する第1温度センサと、
    前記利用側熱交換器において前記利用側冷媒と熱交換される、利用側熱媒体の温度を検出する第2温度センサと、
    前記カスケード熱交換器を流通する熱源側冷媒または利用側冷媒の圧力を検出する圧力センサと、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記圧力センサの検出値が、前記第1温度センサおよび前記第2温度センサの検出値に基づいて決定される目標冷媒圧力となるように、前記利用側圧縮機の運転動作の制御を行うとともに、
    前記制御装置は、前記熱源側圧縮機を、前記第2温度センサの検出値と前記目標冷媒圧力とに基づいて決定される冷媒循環量で運転することを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 前記制御装置は、前記熱源側圧縮機を、前記第2温度センサの検出値と前記目標冷媒圧力と前記利用側熱媒体の温度の目標値である目標利用側熱媒体温度とに基づいて決定される冷媒循環量で運転することを特徴とする、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記冷凍サイクル装置の運転電流または消費電力を検出する電流電力検出手段を備え、前記制御装置は、前記目標冷媒圧力を、前記電流電力検出手段の検出値が小さくなるように補正することを特徴とする、請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記利用側熱媒体は、水、または、不凍液であり、前記利用側熱交換器にて加温された前記利用側熱媒体を、給湯と暖房の少なくとも一方に利用することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置を備える温水生成装置。
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