JP2011162184A - 自転車強制変速装置 - Google Patents

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    • B62M11/16Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears built in, or adjacent to, the ground-wheel hub

Abstract

【課題】自転車強制変速装置の機能性及び使用性を向上させること。
【解決手段】本発明は自転車強制変速装置に関するものであって、爪制御リングに加圧部材が設けられ、キャリアの内周面には、キャリアの回転によって加圧部材を移動させて爪を押圧することにより、爪と太陽歯車との噛み合い状態を解除するスプライン溝が形成されていることをその技術的特徴とする。これにより、自転車強制変速装置の機能性及び使用性を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は自転車の速度切換装置に関するものであって、さらに詳しくは、自転車の後輪のハブ内部に設けられる自転車速度切換装置の動作を補助して、小さい力でも速度切換装置の段数の変更が円滑になされるようにする自転車強制変速装置(A Forced Speed Changing Apparatus Of Bicycle)に関するものである。
ペダルに加えられる力によって運行される自転車には、車輪の回転速度を切り換えるために多数の変速段を有する速度切換装置が設けられているが、このような速度切換装置として、チェーンが掛かる多数のスプロケット(sprocket)を後輪に装着し、これらのスプロケットのいずれか一つにチェーンを選択的に結合させるディレーラー(derailer)を備えた外装変速装置が一般的に使用されている。
このような外装変速装置は、駆動中にチェーンがスプロケットから離脱される場合が多く、使用者が随時にチェーンをスプロケットに掛け直さなければならないが、このとき、変速のためのチェーンの移動が円滑となるようにグリースなどの潤滑油が塗布されているため、ちょっと間違えばこのような潤滑油が服などにくっつきやすく、かつ、チェーンを掛け直す過程において手に潤滑油がくっつくため、不便であり、さらには自転車の使用者が女性や子供である場合には、このような離脱されたチェーンをスプロケットに掛け直すことが難しいという短所がある。
このような外装変速装置が有する問題を解決するために、自転車のハブ内部に変速装置を設ける内装変速装置が開発されて使用されており、その一例として、本発明者が開発して登録特許を受けた自転車の速度切換装置(日本国特許第3563390号)が挙げられる。
前記文献に開示された変速装置は、駆動スプロケットの動力を受ける従動スプロケット100と;前記従動スプロケット100の一側に取り付けられて動力を受け、他側に複数の多段遊星歯車220が設けられるキャリア210と、前記多段遊星歯車220の各段に噛合し内周面にラチェット歯が形成された2つ以上の太陽歯車231,232と、前記多段遊星歯車220に噛合するリング歯車240とからなる多段変速部と;前記キャリア210及びリング歯車240によって回転して車輪に動力を伝達するハブシェル310と、前記キャリア210とハブシェル310の間に及び前記リング歯車240とハブシェル310の間に位置して動力を媒介し、先行する方のみ選択的に作用するクラッチ手段320とからなる変速出力部と;前記構成要素が設けられ、一側に爪位置付け部が形成されたハブシャフト410と、前記2つ以上の太陽歯車231,232の内周面のラチェット歯に各々係合し又は解除される2組以上の爪421,422と、前記爪421,422の位置を制御する爪制御リング430と、外周面にワイヤを巻くための溝451が形成され、外周面の一側にひっかかり部が形成され、ワイヤの引っ張りによって一定角度回転して変速媒介部440を通じて前記爪制御リング430の位置を切換える切換ディスク450と、前記切換ディスク450の位置を復帰させるためのバネ460と、前記切換ディスク450の円滑な動きのために間隔を維持させるための間隔維持部470とからなる変速制御部とからなっている。
そして、切換ディスク450のひっかかり部に設けられるワイヤは、ハンドルに装着された変速レバーに連結されている。
上記のような構造からなる変速装置を用いて自転車を変速させるときには、まず、使用者が変速レバーを操作すると、変速レバーに連結されたワイヤが切換ディスクを回転させるようになり、これによって爪制御リングが適正位置に回転されながら爪を制御して、爪が一つ又は多数の太陽歯車のうち、いずれか一つの太陽歯車の内面に形成されたラチェット歯に結合されるようにして回転力を伝達すると、この太陽歯車の外周面に噛合した遊星歯車が回転されることによって適切な変速がなされ、このとき、大きな太陽歯車が選択される場合には高速になり、小さな太陽歯車が選択される場合には中速になり、いずれの太陽歯車も選択されない場合には低速になる。
一方、自転車を高速で運行する間に上り坂を登るようになると、回転トルクが大きくなるように減速させて運転するようになるが、このとき、レバーを操作して爪制御リングを減速位置に回転させようとしても、爪が太陽歯車の内周面に形成されたラチェット歯に噛合した状態で爪がラチェット歯を押し続けているため、爪制御リングを回転させることが容易ではなく、少なくとも爪がラチェット歯の傾斜面を乗り越える程度の過度な力でレバーを操作した後で、やっと変速がなされるという問題がある。
ところで、下り坂では、小さい力でペダルリングをするときには、爪とラチェット歯の間の結合が緩み、このときには小さな力でも変速がなされるため、たとえ、 上り坂の間強い力でペダルリングをするときには変速がなされない問題はあるが、それほど大きな問題ではない。
しかし、ペダルに代わって電気モーターを自転車の動力として使用する電気自転車に上記のような変速装置を適用する場合には、爪とラチェット歯の間に常に一定の力が加えられた状態で噛み合っているため、上記のような速度切換も難しくなり、これによって、相対的に弱い駆動力が発生される電気スイッチなどの電気的装置を操作して変速をしようとする場合には、さらに難しくなる。
一方、爪が太陽歯車のラチェット歯と噛み合っている状態でも変速が可能となるようにするための技術が日本国公開特許特開平10−96453号に提案されているが、この方式は、小型変速制御用電気モーターを備えて爪制御リングの回転をこの小型電気モーターで回転させるようにし、この際に要求される回転力が電気モーターの出力より大きい場合には、駆動力取り出し部によって取り出された車輪駆動力を爪制御リングに伝達することによって変速がなされるようにしたものであって、たとえ小型電気モーターを使用しているが、実際には車輪の駆動力を用いるため、構成部品に無理がかかるだけでなく駆動力が損失される問題があり、かつ、駆動力取り出し部から取り出された駆動力を爪制御リングに伝達するためのメカニズムがかなり複雑で、実際に具現して使用することが困難であるという問題がある。
本発明は、上記のような従来の自転車の速度切換装置が有する問題を改善するために開発されたものであって、本発明は、その構造が簡単でありながらも駆動力が損失されることなく、小さな力でも自転車の変速動作が円滑になされるようにする自転車強制変速装置を提供することにその目的がある。
本発明による自転車強制変速装置は、爪制御リングに加圧部材が設けられ、キャリアの内周面には、前記キャリアの回転によって前記加圧部材を移動させて前記爪を押圧することにより、前記爪と前記太陽歯車との噛み合い状態を解除するスプライン溝が形成されていることにその技術的特徴がある。
本発明によると、強制変速装置によって爪の太陽歯車との噛み合い状態を簡便かつ正確に解除することができて変速装置の変速動作に対する信頼性が確保され、強制変速装置の構造が単純なため、組み立て性及び経済性を向上させることができる。
そして、本発明は変速のために一時的に駆動を中断して爪の太陽歯車との噛み合いを解除する必要がないため、電気モーターを使用する電気自転車などに多様に適用することができる。
さらに、本発明の強制変速装置を使用する場合、小さい力によっても変速が可能であるため、変速操作のためのレバー及びワイヤなどといった機械部品に代わって信号線及び電気スイッチなどといった簡単な電気部品に取り替えることができ、便利性を強化させることができる。
従来の自転車変速装置を示した断面図である。 本発明による自転車強制変速装置が適用された変速装置を示した斜視図である。 図2の分解斜視図である。 図2の断面図である。 本発明によるハブ軸を示した斜視図である。 本発明による爪位置付け部及び第1、2爪を示した斜視図である。 本発明による爪位置付け部及び第1、2爪を示した使用状態図である。 本発明による爪制御リングの第1実施形態を示した斜視図である。 本発明による爪制御リングの第1実施形態を示した分解斜視図である。 本発明による爪制御リングの第2実施形態を示した斜視図である。 本発明による爪制御リングの第2実施形態を示した分解斜視図である。 本発明によるキャリアを示した斜視図である。 本発明によるキャリアを示した正面図である。 本発明による第1太陽歯車を示した斜視図である。 本発明による第2太陽歯車を示した斜視図である。 本発明によるキャリアを背面から示した斜視図である。 本発明によるスプライン溝を示した正面図である。 本発明によるスプライン溝を示した正面図である。 本発明によるハブ軸及びキャリアの結合状態を示した断面図である。 本発明によるハブシェルを示した斜視図である。 本発明による爪と爪制御リング、及びスプライン溝の結合構造を示した断面図である。 図15の作動状態図である。 図15の作動状態図である。 図15の作動状態図である。 図15の作動状態図である。 図15の作動状態図である。 図15の作動状態図である。 本発明による爪と爪制御リング、及びスプライン溝の他の結合構造を示した断面図である。 図17の作動状態図である。 図17の作動状態図である。 図17の作動状態図である。 図17の作動状態図である。 図17の作動状態図である。 図17の作動状態図である。 本発明による加圧部材の他の実施形態を示した断面図である。 本発明によるスプライン溝の他の実施形態を示した断面図である。
以下、添付された図面を用いて本発明の好ましい実施形態を説明する。
本発明は強制変速装置1に関するものであって、変速装置が高速段から低速段に減速される場合、使用者(rider)がレバーを操作して変速を行っても爪と太陽歯車とが常に一定した力が加えられた状態で噛み合っているため変速が困難な問題を解消できるように、選択的に爪に押圧力を印加して、爪と太陽歯車との噛み合い状態を強制に解除できるようにしたものである。
まず、本発明の理解のために、強制変速装置1が適用できる自転車変速装置の構成や動作関係について説明する。
図2乃至図6に示したように、自転車変速装置は、その外面に第1、2爪12,13が装着されるハブ軸10と、前記第1、2爪12,13を制御するための爪制御リング15と、前記爪制御リング15の外側に位置されるキャリア20と、前記 第1、2爪12,13の動作によって前記ハブ軸10と噛み合う第1、2太陽歯車23,24と、前記第1、2太陽歯車23,24と噛み合う多段遊星歯車と、ハブ軸10とキャリア20を内部に収容するハブシェル30と、ハブシェル30を密閉させる蓋40と、ハブシェル30の外側に位置して爪制御リング15を回動させる変速ユニット50と、ハブ軸10を保持する保持ユニット60とを含む。
ハブ軸10は、図5に示したように、その両端がフレーム(図示せず)に設置固定され、これら両端の間には長さ方向に爪位置付け部11が設けられ、この爪位置付け部に第1、2爪12,13が設置される。
第1、2爪12,13は、爪制御リング15の回転によって設置角度が調節され、これにより、ハブ軸10が第1、2爪12,13の外週面を包みながら回転されるように設けられる第1、2太陽歯車23,24のいずれか一つ、又は両方の太陽歯車の内面と噛み合うようになって変速がなされる。
これをさらに詳細に説明すると、図6A(図10A、10B参照)に示したように、爪位置付け部11に設けられる第1、2爪12,13は、第1、2太陽歯車23,24の内径に形成された第1、2固定突起23b,24bに係合される第1、2固定爪12a,13aと、前記第1、2固定爪12a,13aと同一な線上に位置して、爪位置付け部11の一側端に延びる第1、2被押圧爪12b,13b、及び第1、2固定爪12a,13aと第1、2被押圧爪12b,13bとを互いに連結する第1、2連結部12c,13cからなる。
上記のような構造からなる第1、2爪12,13は、図6Bに示したように、これらを連結する環状のバネSによってその端部が立てられる力を常に受けている。そして、爪位置付け部11の側端に延びる第1、2被押圧爪12b,13bの外周縁には、図7乃至図10に示したように、第1、2被押圧爪12b,13bを包むように爪制御リング15が設けられ、この爪制御リング15の回転によって第1、2被押圧爪12b,13bの立てられた端部が押圧されるか、解除されるかによって、これらと連結された第1、2固定爪12a,13bもともに押圧されるか、解除され、これらと噛み合っているか、あるいは分離されている第1、2太陽歯車23,24内面の第1、2固定突起23b,24bを分離させるか、噛み合うようにする。このために、爪制御リング15の内面には第1、2被押圧爪12b,13bが制御できるように、第1、2押圧突起16a,16b,19a,19bが形成される。
キャリア20は、図4、図9A、9B及び図11に示したように、その一側面には複数の多段遊星歯車22が設置され、多段遊星歯車22の反対側面にはスプロケット26が設置されるスプロケット設置部21aが形成される。
図2、9A及び図11に示したように、キャリア20には、ハブシェル30が正方向に回転されるときはキャリア20とハブシェル30が互いに結合されるようにし、逆方向に回転されるときはこれらの間の結合が解除されてハブシェル30のみ回転されるようにするためのラチェット部材25がさらに設けられるが、このラチェット部材25はコイルバネ(図示せず)の弾性力によって常に外側に突出された状態を維持する。
一方、第1、2太陽歯車23,24は、図10A及び図10Bに示したように、その外週面にそれぞれ第1,2歯車部23a,24aが形成されており、この第1,2歯車部23a,24aは多段遊星歯車22の大歯車部と小歯車部にそれぞれ噛み合う。そして、第1、2太陽歯車23,24の内周面にはそれぞれ第1、2爪12,13の立てられた端部と噛み合うように第1、2固定突起23b,24bが形成される。
キャリア20は、図13に示したように、ハブ軸10に備えられた爪制御リング15を内部に収容するように設けられる。そして、キャリア20に設置されている多段遊星歯車22とハブ軸10との間に第1、2太陽歯車23,24が水平に設けられ、多段遊星歯車22の大歯車部と小歯車部にそれぞれ噛み合った状態で、爪制御リング15の回転制御によって第1、2太陽歯車23,24の内周面に形成された第1、2固定突起23b,24bに第1、2爪12,13の中どれ一つが立てられて噛み合うようになると、第1、2爪12,13と噛み合った第1、2太陽歯車23,24がハブ軸10と連結状態になるとともに、スプロケット26の回転駆動力が多段遊星歯車22と噛み合った大歯車部、又は小歯車部のいずれか一つの歯車比で回転され、変速動作がなされる。
そして、多段遊星歯車22は、図13に示したように第1、2太陽歯車23,24の外周面にそれぞれ形成された第1,2歯車部23a,24aと噛み合うように複数のピンPによってキャリア20に固定され、キャリア20が回転すると第1、2太陽歯車23,24の中心軸を基準に公転し、ピンPの中心軸を基準に自転する。
このような多段遊星歯車22の回転は図14に示したようにハブシェル30の内周面に形成されたリング歯車31に伝達され、これによってハブシェル30が回転され、第1太陽歯車23又は第2太陽歯車24と、これらと噛み合った多段遊星歯車22の歯車比と、多段遊星歯車22とリング歯車31との歯車比によって、低速から高速への変速がなされる。
ハブ軸10とキャリア20をその内部に収容するハブシェル30は、図14に示したように円筒形のケースであって、その内周面には多段遊星歯車22と噛み合うリング歯車31、及びラチェット部材25と噛み合って一方向にのみ回転力を伝達するラチェット歯32が形成されている。そして、ハブシェル30の外週面には自転車の駆動車輪が設けられる。
図4に示したようにハブシェル30の開放された側面を密閉させる蓋40はハブシェル30の一側面に設けられた後、外圧によって押圧され、ハブシェル30と一体に固定されるか、別途締結部材によって締結され、固定される。
上記のような構造からなる変速装置は変速ユニット50の制御によって動作されるが、このために変速ユニット50には変速ディスクが備えられる。この変速ディスクは一般的に自転車のハンドルに取り付けられる変速レバー(図示せず)とワイヤ(図示せず)に連結されており、使用者が変速レバーを操作すると、これに連結されたワイヤが引っ張られるか、緩むようになり、ワイヤが引っ張られるときは、変速ディスクがワイヤによって回転されるとともに爪制御リング15の後方に設けられた調節バー17を回転させることによって、爪制御リング15を回転させるようになる。逆にワイヤが緩んだときは、爪制御リング15の一側に設けられた復帰バネ(図示せず)の弾性力によって爪制御リング15と変速ディスクが一体に復帰し、これによって爪制御リング15が第1、2太陽歯車23,24と噛み合うか、解除される第1、2爪12,13を選択するようになる。
そして、保持ユニット60は、ハブ軸10とハブシェル30の間の空間に設けられるものであって、ハブシェル30とハブ軸10との間でボール軸受のような構成によってハブシェル30を円滑に回転させる。
このような構造からなる本発明の変速装置は、スプロケット26の駆動力を車輪に伝達するために第1、2爪12,13と第1、2太陽歯車23,24の内周面に形成されている第1、2固定突起23b,24bとが強く噛み合って固定された状態を維持するが、このとき、使用者(rider)が変速装置を高速から低速に減速させるためにハンドルに取り付けられたレバーを操作して段数を低くすると、レバーに連結されたワイヤが変速ユニット50の切換ディスクを回転させるようになることにより、爪制御リング15が一定角度だけ回転しながら第1、2固定爪12a,13aと第1、2太陽歯車23,24の第1、2固定突起23b,24bとの間の噛み合い状態を解除させなければならないが、上記で説明したようにこれらが強く噛み合っているため、これを解除することは容易ではない。
従って、本発明はレバーによって切換ディスクが回転される場合、第1、2固定爪12a,13aと第1、2太陽歯車23,24の第1、2固定突起23b,24bの間の噛み合い状態を後述する爪制御リング15設置されている加圧部材によって物理的に解除させることによって、大きな力を加えることなく確実かつ容易に段数を変更できる強制変速装置を提供する。加圧部材は、当業者が容易に実施するために加圧ローラーB又は加圧球B’で実施されることができ、以下では強制変速装置についてさらに詳細に説明する。
上記では第1、2爪12,13の第1、2被押圧爪12b,13bを制御する爪制御リング15の第1、2押圧突起16a,16bが爪制御リング15のリングハウジング16の内周面に形成されるとして説明したが、ここで、爪制御リング15の第1、2押圧突起16a,16bがどこに形成されるのかによってその動作方法及び構成が変わるため、以下ではこれらをそれぞれの実施形態にして説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態は、上記の説明と同様に、第1、2押圧突起16a,16bを爪制御リング15のリングハウジング16の内周面に形成することに関するものである。このときの強制変速装置は、図7A及び図7Bに示したように、円筒形のリングハウジング16と、リングハウジング16の外径に形成された多数の装着孔18に嵌められた加圧部材と、リングハウジング16の後方に設けられ、変速ユニット50の回転によってリングハウジング16を回転させる調節バー17と、リングハウジング16の内周面に形成され、第1、2爪12,13の第1、2被押圧爪12b,13bを押圧するか、解除する第1、2押圧突起16a,16b、及びリングハウジング16の前方に設けられる円形の固定リング19によって実施される。
リングハウジング16の前方に設けられる固定リング19は、装着孔18に嵌められた加圧部材が離脱されることを防止するために備えられたものである。
このとき使用される加圧部材としては、球状のボールよりは、一つの回転軸を中心に回転される円筒状の加圧ローラーBを使用することが好ましい。
装着孔18は、内部の加圧部材が適正範囲内でリングハウジング16の上下に動ける程度の遊隔を持つように形成されるが、装着孔18の内外周面に突起部18aが形成されているため、加圧部材が離脱されることなく、遊動がその範囲内に制限される。
そして、爪制御リング15の外部に設けられるキャリア20の内周面には、図11と図12A及び12Bに示したようなスプライン溝27,27a,27bが形成されているが、これは爪制御リング15の加圧部材がスプライン溝27,27a,27bの形状に沿って転がるようにすることにより、加圧部材が爪制御リング15の上下(内外)に遊動されるようにしたことによるものである。
以下では、上記のような構成からなる強制変速装置の動作を変速状態に分けて説明する。
(i)低段から高段への歯車変速の場合
この場合には、爪制御リング15とキャリア20とがともに自転車の走行方向と同一な方向(以下、「正回転」という)に回転される。
初期の加速時に、図16Aに示したように、ハブ軸10に設けられた第1、2爪12,13の第1、2被押圧爪12b,13bが爪制御リング15の第1、2押圧突起16a,16bによって押圧されて第1、2爪12,13が折り畳まれた状態で維持される。これにより、第1、2太陽歯車23,24がハブ軸10に固定されなく、多段遊星歯車22と第1、2太陽歯車23,24の歯車比による変速が起こらないようになり、これにより、スプロケット26による駆動力がすぐにラチェット部材25を通じてラチェット歯32に伝達され、ハブシェル30が回転されるため、このときには増速されなく、1:1で回転される1段状態になる。
その後、使用者が変速レバーを操作して2段に変速すると、変速ユニット50の切換ディスクが回転され、これによって爪制御リング15が適正の角度に回転される。
このとき、図16B、16C、16Dに示したように、爪制御リング15の回転によってリングハウジング16の内周面に形成された第1、2押圧突起16a,16bの位置が変わるが、これにより、第1押圧突起16aによって押圧されていた第1被押圧爪12bの押圧が解除されるとともにバネSの弾力によって自動で第1被押圧爪12bと連結されている第1爪12が立てられ、その反面、第2爪13の第2被押圧爪13bの押圧状態は持続される。
爪制御リング15による拘束が解除された第1爪12は、第1太陽歯車23の内周面に形成された第1固定突起23bと噛み合うようになり、これによって第1太陽歯車23がハブ軸10に噛み合って固定されるとともに、第1太陽歯車23と噛み合った多段遊星歯車22が回転されることにより、歯車比による2段への変速がなされる。
上記の説明は第1太陽歯車23が第2太陽歯車24と比べて、相対的に低段の歯車比に設定された場合を例として説明したものであって、第1太陽歯車23が第2太陽歯車24より高段の歯車比に設定された場合には、第1太陽歯車23の代わりに第2太陽歯車24が固定される。
上記の過程を経て2段に変速されて走行する間に使用者が高段に再変速すると、図16E及び16Fに示したように、爪制御リング15が変速ユニット50によって適正の角度だけさらに回転される。これにより、第2押圧突起16bの押圧が解除されて第2爪13もバネSによって自動的に立てられ、立てられた第2爪13の第2被押圧爪13aが第2太陽歯車24の第2固定突起24bに固定されることによって、第1、2太陽歯車23,24の両方がハブ軸10に固定される。
このとき、第1、2太陽歯車23,24の両方がハブ軸10に固定されることによって、これらと噛み合った2組の多段遊星歯車22が全て回転されても、相対的に回転数の多い高段歯車比である第2太陽歯車24と噛み合った多段遊星歯車22の回転速度に合わせて、ハブシェル30の回転が高段に変速される。
(ii)高段から低段への変速
この場合は、爪制御リング15が自転車の走行方向と反対方向に回転(以下、「逆回転」という)し、キャリア20は正回転する。
高段から低段への変速は図16F〜16Eの手順によってなされる。3段状態(図16F)から2段状態(図16E)へ変速される過程は、2段状態(図16E)から1段状態(図16A)へ変速される過程と実質的に同一であるため、以下では2段状態(図16E)から1段状態(図16A)への変速過程を例として説明する。
2段状態(図16E)から1段状態(図16A)へ変速を進行するとき、ペダルを持続的に駆動させると、噛み合った第1、2爪12,13の第1、2固定爪12a,13aと第1、2固定突起23b,24bとの間に強い力が作用しているため、変速が難しくなり、これを解決する過程は次のようである。
第1押圧突起16aが第1被押圧爪12bを押圧する前に加圧部材が第1被押圧爪12bに先に接するようになる図16Dの状態になる。このとき、第1固定爪12aと第1固定突起23bとの間に強い力がかかっていると、第1被押圧爪12bの傾斜によって加圧部材がリングハウジング16の外側に突出しようとする。ペダルの駆動中にはキャリア20が持続的に回転され、これによってスプライン溝27aの深い部分(谷)に加圧部材が位置し、図16Cの状態になる。
ここで、ペダルの駆動力によってキャリア20が駆動方向にさらに回転されるようになり、これによってスプライン溝27aの深い部分に位置した加圧部材がスプライン溝27aの傾斜面によって段々とリングハウジング16の内側に突出され、スプライン溝27aの最も深さの浅い部分(山)では加圧部材が最大にリングハウジング16の内側に突出されるようになり、これによって加圧部材と接している第1被押圧爪12bが強く押圧されるとともに第1固定爪12aと第1固定突起23bとの噛み合い状態が解除され、図16Bの状態になる。引き続き、復帰バネあるいはワイヤの引っ張り力によって待機していた第1押圧突起16aが、噛み合いが解除された状態の第1被押圧爪12bを容易に制圧するようになり、図16Aの1段状態への変速がなされる。
従って、爪制御リング15にごく小さい力を加えても、ペダルの駆動力によって回転されるスプライン溝27aと、スプライン溝27aの傾斜面に沿ってリングハウジング16の内側に突出される加圧部材が第1、2固定突起23b,24bと強く噛み合っている第1、2爪12,13を柔らかく制圧するため、変速が容易になされる。
本発明は、上記のような構成によって、爪と固定手段が強く噛み合った状態でも変速が可能であるため、変速のために駆動力を一時的に解除する必要がない。
<第2実施形態>
第2実施形態は第1実施形態とは違って、爪制御リング15の第1、2押圧突起19a,19bと加圧部材が全部リングハウジング16に形成されるのではなく、図8A,8B及び図17に示したように、爪制御リングの第1、2押圧突起19a,19bはリングハウジング16の前方に位置する固定リング19に形成され、加圧部材は第1実施形態と同様にリングハウジング16に形成されて、他の構成は第1実施形態の構成と同一である。
また、第2実施形態では、爪制御リング15とキャリア20の動作が第1実施形態と反対に行われる。
以下では、上記のような構成ならなる強制変速装置の動作を変速状態に分けて説明する。
(i)高段から低段への変速(爪制御リング15、キャリア20=正回転)
この場合には、爪制御リング15とキャリア20がともに正回転で回転される。高段から低段への変速とは、3段(図18A)から2段(図18E)、又は2段(図18E)から1段(図18F)への変速を意味し、3段(図18A)から2段(図18E)へ変速される過程と、2段(図18E)から1段(図18F)へ変速される過程とは実質的に同一であるため、以下では3段(図18A)から2段(図18E)への変速過程について説明する。
3段(図18A)から2段(図18E)への変速を進行するとき、ペダルを持続的に駆動させると、噛み合った第2固定爪13aと第2固定突起24bとの間に強い力がかかって変速が難しくなり、これを解決する過程は次のようである。
爪制御リング15のリングハウジング16の外部には、その内周面に傾斜面とポケット空間からなるスプライン溝27bが形成されたキャリア20が位置される。キャリア20はペダルの駆動力によって回転され、キャリア20の内周面に形成されたスプライン溝27bの傾斜面が加圧部材を押圧し、リングハウジング16の内側に加圧部材を突出させるか、加圧部材が動けるように空間を形成して加圧部材がリングハウジング16の外側に突出されるようにする。
図18Aの状態は3段駆動状態であって、第2固定爪13aが第2太陽歯車24の第2固定突起24bと噛み合っている。ここで、ペダルを持続的に回転駆動しながらワイヤを操作すると、ワイヤの引っ張り力、又は復帰バネの復帰力によって切換ディスクが回転されるようになる。切換ディスクの回転に合わせて回動されるように切換ディスクと組み立てられている爪制御リング15の第2押圧突起19bが第2被押圧爪13bと接して噛み合う前に、加圧部材が第2被押圧爪13bに先に接して図18Bの状態になる。このとき、ペダルの駆動回転によって回転体の回転が継続され、回転体のスプライン溝27bのポケット空間が加圧部材の位置と一致するようになると、加圧部材はリングハウジング16の外側に突出されて図18Cの状態になる。ペダルの駆動回転によって回転体の回転が継続されると、回転体のスプライン溝27bのポケット空間にあった加圧部材がスプライン溝27bの傾斜面によってリングハウジング16の内側に強制に突出されて第2被押圧爪13bを押すようになり、これによって第2爪13の第2固定爪13aは図18Dの状態になる。これ以上は第2固定爪13aと第2固定突起24bが互いに噛み合っていないため、第2押圧突起19bが容易に第2被押圧爪13bを制圧して、次の変速段(2段)状態である図18Eの状態になって変速がなされる。
(ii)低段から高段への変速
低段から高段へ変速される場合には、まず、図18Fに示したように、第1、2爪12,13が両方とも噛み合いが解除された1段状態で、図18Eのように動作されて第1爪12が立てられるが、このとき、キャリア20は正回転し、爪制御リング15は逆回転するようになる。
爪制御リング15の回転によって第1押圧突起19aが回転され、第1被押圧爪12bを押圧していた加圧構成が除去されると、第1被押圧爪12bの端部がバネSの弾性力によって自動で適正の角度に立てられて第1太陽歯車23の第1固定突起23bに係合されるようになり、2段に変速された状態になる。
また、2段から3段への変速が行われると、図18Eから図18D、図18C、図18B、図18Aの順にリングハウジング16と固定リング19がキャリア20と反対方向に回転し、これによって第2被押圧爪13bが固定リング19の第2押圧突起19bによる押圧状態から外れると、バネSの弾性力によって第2固定爪13aの端部が自動的に立てられて第2太陽歯車24の内周面の第2固定突起24bに固定される。従って、第1、2太陽歯車23,24がハブ軸10に全部固定される3段変速状態になる。
上記の第2実施形態では第1、2押圧突起19a,19bは固定リング19に形成されており、加圧部材はリングハウジング16に備えられると説明した。しかし、実施する際には、加圧部材と第1、2押圧突起19a,19bの形成位置を相互変換して実施することもでき、これにより、爪制御リング15の回転方向によって高段から低段にするか、あるいは低段から高段にするかを選択できるため、それだけに設計自由度が高くなる。
そして、上記では爪制御リング15の形状について明示的に明らかにしなかったが、爪制御リング15の形状は必ずしも閉じられたリング形状に限らなく、内周面に形成される押圧突起の数によって半円形状、あるいは弧形状になり得ることは自明であり、これによって本発明で爪制御リングとは、このような形状を全て含む。
上記の実施形態では、ペダルの駆動によって駆動力を加えた状態、すなわち、第1、2固定爪12a,13aと第1、2固定突起23b,24bとが強く噛み合った状態で変速がなされることを例にして説明したが、ペダルを駆動させない状態での変速、あるいは第1、2固定爪12a,13aと第1、2固定突起23b,24bとの噛み合いが緩んだ状態での変速にも適用することができる。
また、上記では3段歯車を例にして説明したが、6段、9段などといったさらに高い段数を備えるか、又は設計の柔軟性を付与するために爪制御リング15の構造及び配置形態を多様に変更することもできる。
一方、前記第1、2実施形態では第1、2爪12,13を先に押圧する加圧部材として、円筒状のローラーからなる加圧ローラーBを例にして説明したが、加圧部材の他の例として、円筒状の加圧ローラーBに代わって、図19に示したようにコイルバネによって一端が爪制御リング15のリングハウジング16の内側又は外側に回転されるように弾持される加圧球B’でも実施されることができる。
上記のような構造からなる加圧球B’は、加圧ローラーBと同様にスプライン溝27bの形状に沿ってリングハウジング16の内側に段々と移動され、スプライン溝27bの最も浅い部分(山)に位置すると、加圧球B’がリングハウジング16の内側に最大に押し込まれながら第1、2爪12,13を選択的に押圧し、またスプライン溝27bの深い部分(谷)に位置すると、コイルバネの弾性力によって加圧球B’が回動されて、加圧球B’がリングハウジング16の内側又は外側に突出される。
また、第1、2実施形態においてキャリア20の内部にスプライン溝27が一体に形成されると明示されているが、本発明のさらに他の例として、図12A,12B及び図20に示したように、スプライン溝27が形成されたスプライン溝胴体29がさらに備えられてキャリア20の内部に設けられ、キャリア20の内周面と接して回転されるように変更して実施されることができる。
このようにスプライン溝27を有したスプライン溝胴体29をキャリア20と別途構成することは、キャリア20の内部面にスプライン溝27が一体に形成されると、キャリア20の回転量によるスプライン溝27の回転量が同一であるしかないが、変速なしで走行中である場合には、キャリア20が高速で回転されても爪制御リング15の加圧部材がスプライン溝27の影響を受けずにいられるが、変速操作によって爪制御リング15を回転させると、第1、2爪12,13によって加圧部材が爪制御リング15の外側に押し出されてスプライン溝27の影響を受けるようになり、従って、高速で走行する途中で急に変速をすると、過度な回転力が加圧部材と爪制御リング15に伝達され、強制変速装置が損傷されかねない。
これにより、スプライン溝27が形成されたスプライン溝胴体29をキャリア20と別途構成して、スプライン溝胴体29とキャリア20とが互いに接する面の摩擦力によって適正の回転力以下でのみ爪制御リング15に回転力を伝達するようにし、それ以上の回転力が伝達されると、相互間の滑り(スリップ)が発生して、過度な回転力が爪制御リング15の加圧部材に伝達されることを防止することによって変速装置を保護することができる。
なお、本発明の他の実施形態として、構成を簡略化するために、1つのみの第1爪12と1つのみの第2爪13との両方、又は、そのいずれか一方が設けられるとよい。また、本発明の他の有利な実施形態においては、負荷の分配を助長すべく、ちょうど2つの第1爪12とちょうど2つの第2爪13との両方、又は、そのいずれか一方が設けられるとよい。
ここで、前記スプライン溝胴体29とキャリア20とは、互いに接して回転しながら、両側材質間の摩擦力を用いて伝達可能な回転力の大きさを設定することができるが、これをさらに容易にするために、スプライン溝胴体29とキャリア20との間に互いに両側の構成と接する伝達部材28をさらに備えることができるが、この伝達部材28は耐熱性、耐磨耗性と摩擦力などを考慮して、キャリア20とスプライン溝胴体29と違う異種金属で実施されることができる。
一方、本発明ではキャリア20の内部に爪制御リング15が備えられ、キャリア20の内周面又はスプライン溝胴体29に形成されたスプライン溝27,27a,27bによって加圧部材が選択的に押圧されて変速を補助するものと明示された。しかし、これは一実施形態に過ぎなく、爪制御リング15の位置を変更する場合には、キャリア20ではない回転される他の構成の内部に爪制御リング15が設置され得ることはもちろん、この場合には回転される他の構成の内周面にスプライン溝が形成される。
また、本発明は自転車に適用される強制変速装置を中心として説明されたが、スクーター、バイク、車椅子等で適用し得るのは当然である。
以上のような自転車強制変速装置は、高段から低段への変速がなされるとき、噛み合った状態が維持されることによって解除が容易ではないために発生していた既存の変速装置の問題を解決するために、加圧部材とこの加圧部材の移動を制御するスプライン溝27をさらに備えたものである。これによって、高段から低段へ歯車が変速されるとき、加圧部材が第1、2被押圧爪12b,13bを押圧して第1、2固定突起23b,24bとの噛み合い状態を強制的に解除し、これによって、第1、2押圧突起16a,16b,19a,19bが第1、2被押圧爪12b,13bを確実かつ正確に制圧することができる。
結果的に、第1、2固定爪12a,13aと第1、2固定突起23b,24bとの噛み合い状態を解除するために駆動力の供給を一時的に中断することなく、容易に変速させることができる。さらに、非常に小さい力によっても変速装置の変速操作が可能であるため、変速操作のために備えられたレバー及びこれと連結されたワイヤに代わって、信号線と電気スイッチに変更することができ、変速操作部品の画期的な改善を達成することができる。
1…強制変速装置、10…ハブ軸、11…爪位置付け部、12…第1爪、12a…第1固定爪、12b…第1被押圧爪、12c…第1連結部、13…第2爪、13a…第2固定爪、13b…第2被押圧爪、13c…第2連結部、15…爪制御リング、16…リングハウジング、16a…第1押圧突起、16b…第2押圧突起、17…調節バー、18…装着孔、18a…突起部、19…固定リング、19a…第1押圧突起、19b…第2押圧突起、20…キャリア、21…ハウジング、21a…スプロケット設置部、22…多段遊星歯車、23…第1太陽歯車、23a…第1歯車部、23b…第1固定突起、24…第2太陽歯車、24a…第2歯車部、24b…第2固定突起、25…ラチェット部材、26…スプロケット、27,27a,27b…スプライン溝、28…伝達部材、29…スプライン溝胴体、30…ハブシェル、31…リング歯車、32…ラチェット歯 、40…蓋、50…変速ユニット、60…保持ユニット、B…加圧ローラー、B’…加圧球、S…バネ、P…ピン

Claims (10)

  1. 第1爪及び第2爪が装着されるハブ軸と、
    前記爪を制御するための爪制御リングと、
    前記爪制御リングの外側に位置されるキャリアと、
    前記爪の動作によって前記ハブ軸と噛み合う複数の太陽歯車と、
    前記太陽歯車と噛み合う多段遊星歯車と、
    前記キャリアが収容され、前記多段遊星歯車と噛み合うリング歯車が備えられるハブシェルと、
    前記爪制御リングを回転させる変速ユニットと
    を含む自転車変速装置において、
    前記爪制御リングには加圧部材が設けられ、
    前記キャリアの内周面には、前記キャリアの回転によって前記加圧部材を移動させて前記爪を押圧することにより、前記爪と前記太陽歯車との噛み合い状態を解除するスプライン溝が形成されていることを特徴とする、自転車強制変速装置。
  2. 1つのみの前記第1爪と1つのみの前記第2爪との両方、又は、そのいずれか一方が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の自転車強制変速装置。
  3. 2つの前記第1爪と2つの前記第2爪との両方、又は、そのいずれか一方が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の自転車強制変速装置。
  4. 前記爪制御リングには装着孔が形成され、
    前記加圧部材は、前記装着孔に収容された状態で前記スプライン溝によって前記爪制御リングの内側に移動される加圧ローラーであることを特徴とする、請求項1に記載の自転車強制変速装置。
  5. 前記加圧部材は、コイルバネによって弾持され、前記スプライン溝によって前記爪制御リングの内側に回転移動される加圧球であることを特徴とする、請求項1に記載の自転車強制変速装置。
  6. 前記爪制御リングは、リングハウジングと、前記リングハウジングと結合される固定リングとを含み、
    前記リングハウジング16と前記固定リングのいずれか一つには、前記爪を選択的に制圧する押圧突起が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の自転車強制変速装置。
  7. 第1爪及び第2爪が装着されるハブ軸と、
    前記爪を制御するための爪制御リングと、
    前記爪制御リングの外側に位置されるキャリアと、
    前記爪の動作によって前記ハブ軸と噛み合う複数の太陽歯車と、
    前記太陽歯車と噛み合う多段遊星歯車と、
    前記キャリアが収容され、前記多段遊星歯車と噛み合うリング歯車が備えられるハブシェルと、
    前記爪制御リングを回転させる変速ユニットと
    を含む自転車変速装置において、
    前記爪制御リングには加圧部材が設けられ、
    前記キャリアと接して回転され、内周面には前記加圧部材を移動させて前記爪を押圧することによって前記爪と前記太陽歯車との噛み合い状態を解除するスプライン溝が形成されているスプライン溝胴体を含むことを特徴とする、自転車強制変速装置。
  8. 1つのみの前記第1爪と1つのみの前記第2爪との両方、又は、そのいずれか一方が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の自転車強制変速装置。
  9. 2つの前記第1爪と2つの前記第2爪との両方、又は、そのいずれか一方が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の自転車強制変速装置。
  10. 前記スプライン溝胴体と前記キャリアとの間に備えられる伝達部材をさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の自転車強制変速装置。
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