JP2011161720A - インクジェット対応オフセット印刷用新聞用紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、オフセット新聞輪転機での印刷適性を持ち、しかもインクジェット印字適性に優れたインクジェット対応オフセット印刷用新聞用紙を提供することである。
【解決手段】原紙のパルプ原料として古紙パルプを主体に含み、填料としてホワイトカーボンを含み、サイズ剤を内添せず抄紙され、表面サイズ剤によりサイジングを施したインクジェット対応オフセット印刷用新聞用紙であって、次の特徴を有する。
(a)離解パルプの繊維組成が針葉樹クラフトパルプ15質量%以下。(b)離解パルプの長さ平均繊維長が0.7〜1.0mm。(c)離解パルプの長さ平均繊維長分布において1.2mm以上のパルプが20%以下。(d)表面サイズ剤とバインダーを含む表面処理剤が塗工されており、吸水時間が50〜170秒。(e)特定の測定方法で求めたインクジェット印字による形状係数が100以上200以下。
【選択図】なし

Description

本発明は、オフセット新聞輪転機にインクジェット印字ユニットが設置された場合に、従来どおりのオフセット新聞輪転機での印刷適性を持ち、しかもインクジェット印字に対応できる新聞用紙に関するものである。
新聞印刷において、オフセット新聞輪転機の一部にインクジェット方式による可変情報を印刷するシステムを設ける提案がなされている。さらに、ユーザー個別の要望に応え、随時紙面内容を変更してより細かな情報に対応して印刷するためのインクジェット方式を応用したオンデマンド印刷タイプの新聞発行システムの提案もなされている。
ところが、既存の新聞用紙は、オフセット輪転機での印刷に対応すべく品質設計されており、このような新聞用紙をインクジェット方式で印字すると、インク量が少ない場合の印字濃度の不足、あるいはインク量を多くして印字濃度を高くしようとすると、ドットの太りやフェザリングや裏抜けによる印字不良が発生する。
両面印刷の新聞用紙で、裏抜けが発生すると文字が読みにくくなるし、広告などの画像が不鮮明になるため、大きな問題となる。既に軽量化が進んだ新聞用紙の分野で、坪量を増やすことなく前述したインクジェット印字における問題を解決するには、インクの吸収性に関わる、紙のサイズ性やパルプの繊維組成や繊維長などを十分に検討する必要があった。
本発明の課題は、オフセット新聞輪転機での印刷適性を持ち、しかもインクジェット印字に対応できる新聞用紙、すなわち、インクジェット印字において、ドットの太りやフェザリングや裏抜けの発生のないインクジェット対応新聞用紙を提供することにある。
インクジェット記録用紙としては、顔料塗工層を設けたコート紙タイプの用紙と、顔料塗工層を設けないノンコートタイプの用紙に大別される。
ノンコートタイプのインクジェット記録用紙で、インクジェット印字におけるインク吸収速度、ドット真円度、にじみ率、光学濃度などを特定したものとして、特定の物性を持つ軽質炭酸カルシウムをパルプに対し、10〜16重量%含有し、サイズ剤を内添したシートに外添サイジングを施したインクジェット記録用紙が提案されている。(特許文献1)しかし、このインクジェット記録用紙は、炭酸カルシウムの含有率が高いので、インクジェット印字における適性は優れていると思われるが、オフセット新聞輪転機での印刷適性について考慮されたものではなく、新聞用紙として使用すると、パイリング等のトラブルが予想される。
インクジェット記録にもオフセット印刷にも使用できる用紙として、カチオン性樹脂を含有するパルプスラリーより抄紙され、カチオン性樹脂を塗工し、灰分率が5〜40質量%である用紙が提案されている。(特許文献2)しかし、オフセット新聞輪転機での印刷適性について検討されたものではない。
インクジェット印字に対応できる新聞用紙にかかわる出願として、次のようなものがある。
新聞印刷用インクジェット記録用紙として、坪量と色相を対象とする新聞用紙に近いものとし、水溶性多価金属塩を塗工して発色の向上を図るというもの。(特許文献3)
上記に加え、カチオン性化合物を塗工することにより、さらに発色の向上を図るというもの。(特許文献4)
しかし、これらは新聞印刷の校正用にインクジェット印字を行うための用紙に関するものであり、オフセット新聞輪転機での印刷適性について考慮されていない。
今後、オフセット新聞輪転機へのインクジェット印字方式の適用が進むことが予想され、オフセット新聞輪転機での印刷適性を持ち、しかもインクジェット印字適性に優れた新聞用紙の要望は、ますます高まっていくと思われる。
特公平7−4964号公報 特開平08−282094号公報 特開2003−326844号公報 特開2005−028573号公報
本発明の課題は、オフセット新聞輪転機にインクジェット印字ユニットが設置された場合に、オフセット新聞輪転機での印刷適性を持ち、しかもインクジェット印字適性に優れた新聞用紙を提供することである。
本発明者らは、従来のオフセット新聞輪転機での印刷適性を損なうことなく、インクジェット印字適性を満足する用紙を得るため、パルプの繊維組成、パルプの繊維長、繊維長分布、サイズ剤の使用条件、吸水時間などを検討し、これらを特定することにより、上記課題を解決できることを見出した。
本発明のインクジェット対応新聞用紙は以下の構成をとる。
(1)オフセット新聞輪転機の一部にインクジェット方式による可変情報を印刷するシステムを設けた新聞輪転機に供する、インクジェット対応新聞用紙であって、原紙のパルプ原料として古紙パルプを主体に含み、填料としてホワイトカーボンを含み、サイズ剤を内添せず抄紙され、表面サイズ剤によりサイジングを施した、次の特徴を有するインクジェット対応新聞用紙。
(a)離解パルプの繊維組成が針葉樹クラフトパルプ15質量%以下。(JISP8120:1998紙、板紙及びパルプ−繊維組成試験方法による)
(b)離解パルプの長さ平均繊維長が0.7〜1.0mm。
(c)離解パルプの長さ平均繊維長分布において1.2mm以上のパルプが20%以下。
(d)表面サイズ剤とバインダーを含む表面処理剤が塗工されており、吸水時間が50〜170秒。
(e)以下の(式1)を用いたインクジェット印字による形状係数(SF2)が100以上200以下。
(式1)形状係数(SF2)=(ドットの周囲長)/(4×π×面積)×100
(2)次の特徴を有することを特徴とする(1)に記載のインクジェット対応新聞用紙。
(f)パルプ原料として、新聞古紙脱墨パルプを80質量%以上含む。
(g)填料としてホワイトカーボンを2.0質量%以上含む。
(h)表面処理剤を塗工する前の紙の吸水時間が0.1〜10秒である。
本発明によれば、オフセット新聞輪転機にインクジェット印字ユニットが設置された場合に、オフセット輪転機での印刷適性を持ち、しかもインクジェット印字適性のある新聞用紙を提供することができる。すなわち、オフセット新聞輪転機での印刷適性を損なうことなく、インクジェット印字におけるドットの太り、フェザリング、あるいは裏抜けがないインクジェット対応新聞用紙を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明の新聞用紙の製造には、ワイヤーパート、プレスパート、ドライヤーパート、リールパートの各工程からなる抄紙機を用いる。抄紙機の型式は特に限定はなく、長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等を適宜使用できるが、オントップ型やギャップフォーマ型のツインワイヤー抄紙機が望ましく、特に両面から脱水するギャップフォーマ型抄紙機が表裏差がでにくいので望ましい。
本発明にかかる新聞用紙は、原料パルプとして、クラフトパルプ、古紙パルプ、機械パルプ等が使用できる。クラフトパルプとしては、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)等が使用できる。また、古紙パルプとしては、新聞古紙脱墨パルプ、上質古紙脱墨パルプ等の古紙脱墨パルプ(DIP)が使用できる。機械パルプとしては、ストーングラウンドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)等を使用することができる。
本発明の新聞用紙は、原料として古紙パルプを主体に含み、新聞用紙を離解したパルプの繊維組成は、針葉樹クラフトパルプが15質量%以下である。15質量%より多いとインクジェット印字におけるフェザリングの発生原因となる。離解パルプの繊維組成は、P8120:1998紙、板紙及びパルプ−繊維組成試験方法による。
また、新聞用紙を離解したパルプの長さ平均繊維長が0.7〜1.0mmである。長さ平均繊維長が0.7mmに満たないと、引裂き強さが不足して印刷時に断紙トラブルが発生しやすくなる。1.0mmを超えると、インクジェット印字におけるフェザリングの発生が顕著となる。また、本発明の新聞用紙は、離解パルプの長さ平均繊維長分布において、1.2mm以上のパルプが20%以下である。1.2mm以上のパルプは、インクジェット印字におけるフェザリングの発生原因となるので、20%以下とすることで、インクジェット印字適性が良好になる。
このような範囲にするには、機械パルプでは、チップの離解条件、スクリーンのスリット幅、リジェクト率などを調整する。古紙パルプでは、使用する古紙の選定、スクリーンのスリット幅、リジェクト率、リファイナー叩解条件などにより行う。また、パルプを分級することもできる。長さ平均繊維長や繊維長分布は、JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.52:2000に基づき、カヤーニ繊維長測定機(FS−200)により測定した値である。
本発明の新聞用紙に機械パルプを使用すると、紙の密度を低くすることができ、剛度を高くすることが出来るとともに不透明度を高くすることができるが、機械パルプの中でも新聞用紙に多用されているサーモメカニカルパルプは、古紙パルプに比べると、長繊維を多く含み、インクジェット印字におけるフェザリングの原因となるため、使用する場合は、叩解を強くして、長繊維分のカッティングを行ったり、精選を強化して長繊維分を除いて使用することにより、製造した新聞用紙の長さ平均繊維長や繊維長分布が、前述した本発明の特定範囲に入るようにする。配合する機械パルプのカナダ標準ろ水度(CSF)は80〜150mlに調整されていることが好ましい。カナダ標準ろ水度が80mlより低いと新聞用紙の剛度が不足し、150mlより高いと長繊維分が多くなり、インクジェット印字におけるフェザリングが発生しやすくなる。
本発明にかかるオフセット印刷用新聞用紙は、新聞古紙脱墨パルプを含有するのが好ましく、その配合率は、80質量%以上とするのが好ましい。新聞古紙脱墨パルプには長繊維分が少なく、前述した長さ平均繊維長や繊維長分布の特定範囲に収めるのが容易であるとともに、填料が含まれているので、インクジェット印字におけるインク吸収能を発揮することができるので、ドットの太りやフェザリングや裏抜け防止に効果があるためである。
新聞古紙脱墨パルプは、新聞古紙を主体に、雑誌古紙等を混合し、脱墨処理したパルプであり、これらは繊維組成として、NBKP、LBKP等の化学パルプや機械パルプの各パルプが混在している。しかし、新聞古紙脱墨パルプの製造において、使用する古紙の種類を一定とすれば、得られるパルプの繊維組成もほぼ一定となるため、新聞用紙に新聞古紙脱墨パルプを配合しても、新聞用紙の繊維組成の予測が可能であり、新聞用紙に含まれるNBKPの質量比率を15質量%以下に調整することができる。
本発明の新聞用紙には、インクジェット印字のインキ吸収を目的に填料を添加する。特に吸油性の高いホワイトカーボンを添加している。ホワイトカーボンの吸油量は、150cc/100g以上のものを使用するのが望ましい。ホワイトカーボンの含有率が少ないと、インクジェット印字のインク吸収能が不足して、裏抜けが発生するので、ホワイトカーボンの含有率は2.0質量%以上とするのが望ましい。また、ホワイトカーボン以外の填料を使用してもよく、一般の印刷用紙に使用されている填料を使用することができる。具体的には、炭酸カルシウム、二酸化チタン、タルク、クレー、シリカ等の無機填料やプラスチックピグメント等を使用することができる。
本発明の新聞用紙の灰分(JISP8251:2003)としては5〜10%とするのが好ましい。灰分が5%より低いと不透明度や白色度が不足し、10%より高いとオフセット新聞輪転機におけるパイリングの発生が顕著となる。
本発明の新聞用紙は、原料パルプに硫酸バンド、歩留り向上剤、紙力増強剤等を添加することができる。紙力増強剤としては、カチオン澱粉、ポリアクリルアミド系樹脂等が使用できる。その他、必要に応じ、湿潤紙力増強剤、スライムコントロール剤、ピッチコントロール剤、消泡剤、染料等の添加剤を使用してもよい。
通常のインクジェット記録用紙では内添サイズ剤が使用されることが多いが、本発明の新聞用紙では内添サイズ剤を添加せず、表面サイズ剤を塗工することを特徴とする。
これにより、インクジェット印字による裏抜けが生じない程度に、インクを紙の表面に留めることができる。内添サイズ剤と表面サイズ剤を併用すると、表面サイズ剤が紙の表面に留まり、過度のサイズ性を示す危険性があり、オフセット印刷では問題ないが、インクジェット印字では、紙層内部へのインク浸透が少ないので、インクが横方向(紙面と平行な方向)に広がりやすく、フェザリングやドットの太りが発生しやすくなる。
新聞用紙に使用するパルプの種類、配合にもよるが、内添サイズ剤を添加しない場合、表面処理剤を塗工する前の紙の吸水時間は、0.1〜10秒であり、この範囲であれば、本発明の効果を奏する。
本発明の新聞用紙は、バインダーと表面サイズ剤を含む表面処理剤を塗工する。
表面処理剤には、表面強度向上を目的に、澱粉系のバインダーを片面0.2〜1.0g/m塗工するのが好ましい。澱粉系のバインダーの塗工量が片面0.2g/mより少ないと表面強度が不足し、パイリングを起こす。1.0g/mより多いと、オフセット印刷でインク乾燥不良となり、地汚れやセットオフの問題が起こる。表面処理剤の塗工量は表裏同じにするのが好ましい。
塗工するバインダーとしては、カチオン化澱粉、酸化澱粉などの澱粉系のバインダーのほか、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、スチレンブタジエン系ラテックスなどのバインダーが使用できる。表面サイズ剤としては、スチレンマレイン酸系共重合体、スチレンアクリル酸系共重合体などの表面サイズ剤が使用できる。また、表面処理剤にはカチオン性物質を含ませることができ、このようにするとインクジェット印字の耐水性を向上させることが出来る。本発明の新聞用紙は、このような表面処理剤の塗工により、吸水時間(JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.32−2:2000に準拠、滴下水量5μl)が、50〜170秒の範囲となるようにしている。吸水時間が50秒に満たないと、オフセット印刷でパイリングが起こりやすく、インクジェット印字ではドットの太りや裏抜けを起こす。170秒を超えるとインクジェット印字における形状係数が大きくなり、フェザリングを起こす。
表面処理剤を塗工する塗工装置としては、2ロールサイズプレスコーターやゲートロールコーター等のロールコーターを用いるのが均一塗工性、連続塗工性の点で好ましい。
本発明の新聞用紙の製造に際しては、ドライヤーで乾燥後に、カレンダー装置により平滑化する。かかるカレンダー装置としては、チルドカレンダー、ソフトカレンダー、グロスカレンダー等の一般に使用されているカレンダー装置が使用できる。
要求される新聞用紙の平滑度に応じて、ニップ数やニップ圧、ロール温度、ロール材質、ロール硬度等を設定する。
本発明の新聞用紙は、坪量(JISP8124:1998)が35〜50g/mとされている。坪量が35g/mに満たないと剛度が不足する。坪量は大きいほど剛度には有利であるが、省資源や新聞用紙の軽量化という点から50g/m以下が好ましい。このようにして得られる新聞用紙は、白色度(JISP8148:2001)50〜60%、不透明度(JISP8149:2000)88%以上とされる。
本発明の新聞用紙は、以下の(式1)を用いたインクジェット印字による形状係数(SF2)が100以上200以下である。形状係数が200より大きいと、インクジェット印字の画像再現性が悪くなり、新聞用紙として不適である。
(式1)形状係数(SF2)=(ドットの周囲長)/(4×π×面積)×100
インクジェット印字による形状係数の測定方法は次のとおりである。
(形状係数の測定方法)
インクジェットプリンター(エプソン株式会社製、商品名:PM3700C、プリンター設定 用紙種類:普通紙、印刷品質:ファイン)にて、文字●(JISコード:0x217c)を、フォント:MS明朝、フォントサイズ:8の設定で印字する。次に印字したサンプルを画像解析により、(式1)で算出される値を形状係数とする。
また、本発明の新聞用紙は次の方法で求めたインクジェット印字における印刷後不透明度が85%以上である。オフセット印刷における印刷後不透明度に加えて、このインクジェット印字における印刷後不透明度を管理することにより、インクジェット印字に適した新聞用紙を得ることができる。
(インクジェット印字における印刷後不透明度の測定方法)
インクジェットプリンター(エプソン株式会社製、商品名:PM3700C、プリンター設定 用紙種類:普通紙、印刷品質:ファイン)にて、墨ベタ印刷、80%灰色印刷、50%灰色印刷の3水準の濃度で印刷を行い、24時間後にそれぞれの、反射率、印刷後不透明度を測定し、JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.45:2000に準じてグラフ化して、印面反射率10%の印刷後不透明度を求める。
以下、実施例及び比較例により、本発明の効果を具体的に表す。なお、%は特に断りのない限り質量%を表し、添加量は絶乾パルプに対する固形分または有効成分で表す。
(実施例1)
新聞古紙脱墨パルプ90質量部(230mlCSF)、サーモメカニカルパルプ10質量部(110mlCSF)からなるパルプ分散液に、填料としてホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)を2.5質量%含むように添加し、歩留り向上剤(ハイモ社製、商品名:ND260)を対パルプ200ppm添加して抄紙した。
ドライヤーパートで表面処理剤として酸化澱粉(王子コーンスターチ株式会社製、商品名:王子エースA)を塗工量が片面当たり0.50g/mとなるように、表面サイズ剤(荒川化学工業株式会社製、商品名:ポリマロンOM−25)を塗工量が片面当たり0.02g/mとなるように、表裏同一塗工量でゲートロールコーターを用いて塗工、乾燥し、坪量43.0g/m、水分8.5%のオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(実施例2)
パルプ配合を、新聞古紙脱墨パルプ100質量部とし、填料としてホワイトカーボンを3.0質量%含むように添加し、抄紙した以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(実施例3)
パルプ配合を、新聞古紙脱墨パルプ80質量部、サーモメカニカルパルプ20質量部とし、填料としてホワイトカーボンを2.0質量%含むように添加し、抄紙した以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(実施例4)
填料としてホワイトカーボンを3.5質量%含むように添加し、抄紙したことと、表面処理剤として酸化澱粉を塗工量が片面当たり0.50g/mとなるように、表面サイズ剤(荒川化学工業株式会社製、商品名:ポリマロンOM−25)を塗工量が片面当たり0.015g/mとなるように、表裏同一塗工量で塗工した以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(実施例5)
填料としてホワイトカーボンを3.5質量%含むように添加し、抄紙したことと、表面処理剤として酸化澱粉を塗工量が片面当たり0.50g/mとなるように、表面サイズ剤(荒川化学工業株式会社製、商品名:ポリマロンOM−25)を塗工量が片面当たり0.05g/mとなるように、表裏同一塗工量で塗工した以外は実施例2と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(実施例6)
パルプ配合を、新聞古紙脱墨パルプ90質量部、サーモメカニカルパルプ5質量部、NBKP5質量部(400mlCSF)とし、填料としてホワイトカーボンを3.5質量%含むように添加し、抄紙したこと以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(比較例1)
パルプ配合を、新聞古紙脱墨パルプ75質量部、サーモメカニカルパルプ25質量部とし、抄紙したこと以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(比較例2)
パルプ配合を、新聞古紙脱墨パルプ80質量部、サーモメカニカルパルプ10質量部、NBKP10質量部(400mlCSF)としたこと以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(比較例3)
表面処理剤として酸化澱粉を塗工量が片面当たり0.50g/mとなるように、表面サイズ剤(荒川化学工業株式会社製、商品名:ポリマロンOM−25)を塗工量が片面当たり0.01g/mとなるように、表裏同一塗工量で塗工した以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(比較例4)
内添サイズ剤(星光PMC株式会社製、商品名:CC−1404)を対パルプ0.5質量%添加した以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(比較例5)
表面処理剤として酸化澱粉を塗工量が片面当たり0.50g/mとなるように、表面サイズ剤(荒川化学工業株式会社製、商品名:ポリマロンOM−25)を塗工量が片面当たり0.07g/mとなるように、表裏同一塗工量で塗工した以外は実施例1と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
(比較例6)
填料としてホワイトカーボンを0.5質量%含むように添加し、抄紙したこと以外は比較例5と同様にオフセット印刷用新聞用紙を得た。
実施例1〜6と比較例1〜6で得られたオフセット印刷用新聞用紙の各製造条件と評価結果を表1、表2に示す。
Figure 2011161720
Figure 2011161720
なお、試験方法と評価方法は次のとおりである。
(パルプ繊維組成)JISP8120:1998紙、板紙及びパルプ−繊維組成試験方法による。
(平均繊維長)紙を標準離解機にて離解し、カヤーニ繊維長測定器(FS−200)を用いて測定した長さ平均繊維長。
(吸水時間)JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.32−2:2000に準拠、滴下水量5μl。
(パイリング評価)新聞輪転印刷機を用い、印刷速度700rpm、4色印刷(オフ輪用プロセスインキ 墨・紅・藍・黄)を行い、5千部印刷した。
パイリングは、ブランケットと印刷面を観察し、次の2段階で評価した。
○:ブランケットにパイリングの発生がなく良好であった。
×:ブランケットにパイリングが発生し、印刷面のカスレがみられた。
(不透明度)JISP8149:2000紙及び板紙−不透明度試験方法(紙の裏当て)−拡散照射法により測定し、次の2段階で評価した。
○:不透明度88%以上。
×:不透明度88%未満。
インクジェット印字適性評価は次のとおり行った。
インクジェットプリンター(エプソン株式会社製、商品名:PM3700C、プリンター設定 用紙種類:普通紙、印刷品質:ファイン)にて、文字●(JISコード:0x217c)を、フォント:MS明朝、フォントサイズ:8の設定で印字した。
(形状係数)
前記した印字サンプルを画像解析により分析した。
画像解析装置はルーゼックス3U(株式会社ニレコ)を用いた。
形状係数は次式による。100に近いほど円に近いことを表す。
形状係数=(ドットの周囲長)/(4×π×面積)×100
(ドット太り)
インクジェットプリンタ用紙(コクヨ株式会社製、商品名:KJ−AG1310)に印字したものを基準(1.00)として、基準に対するドット面積の比を算出した。ドット面積の測定は、画像解析装置(ルーゼックス3U(株式会社ニレコ))を用いた。
(フェザリング)
インクジェットプリンター(エプソン株式会社製、商品名:PM3700C、プリンター設定 用紙種類:普通紙、印刷品質:ファイン)にて、線の太さ0.5で縦と横の線画を引き、10倍に拡大した写真を目視評価した。10名で1点(悪い)〜3点(良い)の3段階評価を行い、その平均点に基づき以下のとおり評価した。
○2.5点以上、△2点以上2.5点未満、×2点未満
(印刷後不透明度)
インクジェットプリンター(エプソン株式会社製、商品名:PM3700C、プリンター設定 用紙種類:普通紙、印刷品質:ファイン)にて、墨ベタ印刷、80%灰色印刷、50%灰色印刷の3水準の濃度で印刷を行い、それぞれの、反射率、印刷後不透明度を測定し、JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.45:2000に準じてグラフ化して、印面反射率10%の印刷後不透明度を求めた。次の2段階で評価を行った。
○:印刷後不透明度85%以上
×:印刷後不透明度85%未満
表1、表2に示したように、本発明の実施例1〜6では、全ての評価が良好であることがわかる。一方、比較例ではいずれかの評価が悪くなっている。
比較例1は、平均繊維長分布において、1.2mm以上のパルプの割合が20.8%と高くなっていて、フェザリング評価が悪くなっている。
比較例2は、繊維組成におけるNBKPが20質量%と多く、インクジェット印字における形状係数が大きく、フェザリング評価が悪くなっている。
比較例3は、表面サイズ剤の塗工量が少なく、紙の吸水時間が40秒と小さいので、オフセット印刷でパイリングが発生しているほか、インクジェット印字におけるドット太りが大きく、印刷後不透明度の評価が悪くなっている。
比較例4は、内添サイズ剤を添加しており、表面処理剤を塗工する前の吸水時間が20秒と大きく、インクジェット印字における形状係数が最も大きくなっており、フェザリングの評価が悪くなっている。
比較例5は、表面サイズ剤の塗工量が多く、吸水時間が185秒と大きく、形状係数が大きく、フェザリング評価が悪くなっている。
比較例6は、ホワイトカーボンが少なく、表面サイズ剤の塗工量が多いので、オフセット印刷における不透明度評価が悪く、インクジェット印字における形状係数、フェザリング、印刷後不透明度の評価が悪くなっている。
本発明のオフセット印刷用新聞用紙は、コールドセット型オフセット輪転印刷にも使用できる。

Claims (2)

  1. オフセット新聞輪転機の一部にインクジェット方式による可変情報を印刷するシステムを設けた新聞輪転機に供する、インクジェット対応新聞用紙であって、原紙のパルプ原料として古紙パルプを主体に含み、填料としてホワイトカーボンを含み、サイズ剤を内添せず抄紙され、表面サイズ剤によりサイジングを施した、次の特徴を有するインクジェット対応新聞用紙。
    (a)離解パルプの繊維組成が針葉樹クラフトパルプ15質量%以下。
    (b)離解パルプの長さ平均繊維長が0.7〜1.0mm。
    (c)離解パルプの長さ平均繊維長分布において1.2mm以上のパルプが20%以下。
    (d)表面サイズ剤とバインダーを含む表面処理剤が塗工されており、吸水時間が50〜170秒。
    (e)以下の(式1)を用いたインクジェット印字による形状係数(SF2)が100以上200以下。
    (式1)形状係数(SF2)=(ドットの周囲長)/(4×π×面積)×100
  2. 次の特徴を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット対応新聞用紙。
    (f)パルプ原料として、新聞古紙脱墨パルプを80質量%以上含む。
    (g)填料としてホワイトカーボンを2.0質量%以上含む。
    (h)表面処理剤を塗工する前の紙の吸水時間が0.1〜10秒である。
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