JP2011160562A - 分散型発電装置 - Google Patents

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忍 懸
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Abstract

【課題】簡単な構成で、電流センサの状態を判定できる分散型発電装置を提供する。
【解決手段】操作手段115の操作指令により、制御手段114は、切替手段112を切り替えると共に、切替手段112により電力負荷113を第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量と、切替手段112により電力負荷113を第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの状態を判定し、その判定結果を表示手段116に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力系統と連系して電力系統および交流負荷へ交流電力を供給する分散型発電装置に関するものである。
従来のこの種の分散型発電装置としては、例えば図4に示す構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。以下、上記従来の分散型発電装置について、図面を参照しながら説明する。図4は、従来の分散型発電装置のブロック図である。
図4に示すように、従来の分散型発電装置Sは、発電機1と、分電盤2と、U相、O相、W相から成る単相3線式の電力系統3と、演算記憶手段7と、表示手段10とで構成される。ここで、発電機1は、電力系統3と連系接続され、発電電力を逆潮流可能な交流電力として出力する自家発電手段である。分電盤2は、分岐断路器4と、電力系統3と分岐断路器4との間にU相の電流を検出する電流センサCTaと、W相の電流を検出する電流センサCTbを備える。
演算記憶手段7は、売電・買電電力の演算・記憶を行うものであり、電力系統3の電圧を検出する電圧検出信号5と、電流センサCTbからの電流検出信号6bと電圧検出信号5からの電圧情報を受信し、電力演算を行なう電力演算手段8aと、電流センサCTaからの電流検出信号6aと電圧検出信号5からの電圧情報を受信し、電力演算を行なう電力演算手段8bと、電力演算手段8a,8bからの演算結果を受信する加算演算手段14と、電力演算手段8a,8bの正負の符号を記憶する不揮発性メモリ15(本従来では、逆潮流の場合を負とする)と、発電機1の運転状態及び停止状態を受信する符号判定手段16を備える。
以上のように構成された従来の分散型発電装置Sは、装置施工後に、発電機1が発電していないときは、逆潮流(売電)が行なわれることはあり得ないことを利用し、発電機1から符号判定手段16に送られる発電情報が、通信データ無し状態(無発電状態)や、発電停止状態を知らせる信号であるときに、電流センサCTa,CTbで検出した電流検出信号6(6a,6b)を各電力演算手段8(8a,8b)で演算させる。
その各結果の絶対値が所定値以上(例として、0.1kW以上)である場合において、例えば電力演算手段8aの結果に負の符号が付いている場合は、電流センサCTbの逆方向取付における電力演算手段8aの符号逆転が生じていると判断されるので、符号判定手段16の不揮発性メモリ15に符号を反転させることが必要であることを記憶させる。そして、この場合以降は、電力演算手段8aから負の符号のデータが出力されると正の符号に、正の符号のデータが出力されると負の符号に変換するように、加算演算手段14に補正要請の信号を出力し、電流センサCTbの逆方向取付による電流方向の符号逆転が正しく補正されるようになる。同様にして、電流センサCTaの逆方向取付における電力演算手段8bの符号逆転が生じた場合も対応可能である。
特開2004−297959号公報
しかしながら、上記従来の構成では、施工・メンテ作業において、2つの電流センサCTa,CTbが主幹ブレーカの2次側でなく分岐ブレーカの2次側、または同相、逆相などに取り付けられる、つまり、電力系統3と分散型発電装置Sの連系点とは異なる位置に取り付けられたり、故障などが発生した場合、正しく電流を計測することができず、表示手段10に誤った電力情報が表示されたり、発電機1が発電している際に受電電力を基に行う発電量の決定や、逆潮流を防止する制御が正常にできないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で、電流センサの状態を判定できる分散型発電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の分散型発電装置は、発電機が生成した直流電力を交流電力に変換して単相3線式の電力系統と連系する分散型発電装置であって、前記電力系統と前記分散型発電装置の連系点において第1の電線から第3の電線の3線のうちの第1の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第1の電流センサと、前記連系点において前記3線のうちの第2の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第2の電流センサと、前記発電機、前記電力系統の第1の電線−第3の電線間、第2の電線−第3の電線間のいずれか一つと切替手段を介して接続される電力負荷と、前記発電機、前記第1の電線−第3の電線間、前記第2の電線−第3の電線間のいずれか一つに前記電力負荷を接続するように前記切替手段を切り替えると共に前記切替手段により前記電力負荷を前記第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と前記切替手段により前記電力負荷を前記第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて前記第1、第2の電流センサの状態を判定する制御手段とを備えたのである。
また、別の本発明の分散型発電装置は、発電機が生成した直流電力を交流電力に変換して単相3線式の電力系統と連系する分散型発電装置であって、前記電力系統と前記分散型発電装置の連系点において第1の電線から第3の電線の3線のうちの第1の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第1の電流センサと、前記連系点において前記3線のうちの第2の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第2の電流センサと、前記電力系統の第1の電線−第2の電線間、第1の電線−第3の電線間、第2の電線−第3の電線間のいずれか一つと切替手段を介して接続される電力負荷と、前記第1の電線−第2の電線間、前記第1の電線−第3の電線間、前記第2の電線−第3の電線間のいずれか一つに前記電力負荷を接続するように前記切替手段を切り替えると共に前記切替手段により前記電力負荷を前記第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と前記切替手段により前記電力負荷を前記第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて前記第1、第2の電流センサの状態を判定する制御手段とを備えたのである。
上記構成において、第1の電流センサが第1の電線に正しく取り付けられている場合に、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサが第2の電線に正しく取り付けられている場合に、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になるのを利用して、電力負荷を第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1、第2の電流センサの状態(逆向き取付、誤って別の電線に取付、故障または断線または取付不良のいずれかの可能性がある異常)を判定することができる。
また、予め分散型発電装置に備わった電力負荷と、電流センサの取付状態を判定するための電力負荷とを一つの電力負荷で共用することで、機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。
本発明の分散型発電装置は、電力負荷を第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1、第2の電流センサの状態(逆向き取付、誤って別の電線に取付、故障または断線または取付不良のいずれかの可能性がある異常)を判定することができる。
また、予め分散型発電装置に備わった電力負荷と、電流センサの取付状態を判定するための電力負荷とを一つの電力負荷で共用することで、機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。
本発明の実施の形態1における分散型発電装置のブロック図 同実施の形態の分散型発電装置における電流センサの取付状態の判定の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態2における分散型発電装置のブロック図 従来の分散型発電装置のブロック図
第1の発明は、発電機が生成した直流電力を交流電力に変換して単相3線式の電力系統と連系する分散型発電装置であって、前記電力系統と前記分散型発電装置の連系点において第1の電線から第3の電線の3線のうちの第1の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第1の電流センサと、前記連系点において前記3線のうちの第2の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第2の電流センサと、前記発電機、前記電力系統の第1の電線−第3の電線間、第2の電線−第3の電線間のいずれか一つと切替手段を介して接続される電力負荷と、前記発電機、前記第1の電線−第3の電線間、前記第2の電線−第3の電線間のいずれか一つに前記電力負荷を接続するように前記切替手段を切り替えると共に前記切替手段により前記電力負荷を前記第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と前記切替手段により前記電力負荷を前記第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて前記第1、第2の電流センサの状態を判定する制御手段とを備えた分散型発電装置である。
上記構成において、第1の電流センサが第1の電線に正しく取り付けられている場合に、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサが第2の電線に正しく取り付けられている場合に、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になる。
もし、第1の電流センサが第1の電線に逆向きに取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が負の値になり、第2の電流センサが第2の電線に逆向きに取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が負の値になる。
もし、第1の電流センサが誤って第2の電線または第3の電線に取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた値になり、第2の電流センサが誤って第1の電線または第3の電線に取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた値になる。
もし、第1の電流センサが誤って第3の電線に取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量とが、共に所定範囲から外れた値になり、第2の電流センサが誤って第1の電線または第3の電線に取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量とが、共に所定範囲から外れた値になる。
もし、第1の電流センサが故障または断線または第1の電線に正しく取り付けられていない場合は、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサが故障または断線または第2の電線に正しく取り付けられていない場合は、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になる。
したがって、電力負荷を第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1、第2の電流センサの状態(逆向き取付、誤って別の電線に取付、故障または断線または取付不良のいずれかの可能性がある異常)を判定することができる。
また、予め分散型発電装置に備わった電力負荷と、電流センサの取付状態を判定するための電力負荷とを一つの電力負荷で共用することで、機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。
第2の発明は、発電機が生成した直流電力を交流電力に変換して単相3線式の電力系統と連系する分散型発電装置であって、前記電力系統と前記分散型発電装置の連系点において第1の電線から第3の電線の3線のうちの第1の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第1の電流センサと、前記連系点において前記3線のうちの第2の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第2の電流センサと、前記電力系統の第1の電線−第2の電線間、第1の電線−第3の電線間、第2の電線−第3の電線間のいずれか一つと切替手段を介して接続される電力負荷と、前記第1の電線−第2の電線間、前記第1の電線−第3の電線間、前記第2の電線−第3の電線間のいずれか一つに前記電力負荷を接続するように前記切替手段を切り替えると共に前記切替手段により前記電力負荷を前記第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と前記切替手段により前記電力負荷を前記第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて前記第1、第2の電流センサの状態を判定する制御手段とを備えた分散型発電装置である。
上記構成において、第1の電流センサが第1の電線に正しく取り付けられている場合に、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサが第2の電線に正しく取り付けられている場合に、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になる。
もし、第1の電流センサが第1の電線に逆向きに取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が負の値になり、第2の電流センサが第2の電線に逆向きに取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が負の値になる。
もし、第1の電流センサが誤って第2の電線または第3の電線に取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた値になり、第2の電流センサが誤って第1の電線または第3の電線に取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた値になる。
もし、第1の電流センサが誤って第3の電線に取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量とが、共に所定範囲から外れた値になり、第2の電流センサが誤って第1の電線または第3の電線に取り付けられていれば、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量とが、共に所定範囲から外れた値になる。
もし、第1の電流センサが故障または断線または第1の電線に正しく取り付けられていない場合は、電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサが故障または断線または第2の電線に正しく取り付けられていない場合は、電力負荷を電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になる。
したがって、電力負荷を第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1、第2の電流センサの状態(逆向き取付、誤って別の電線に取付、故障または断線または取付不良のいずれかの可能性がある異常)を判定することができる。
また、予め分散型発電装置に備わった電力負荷と、電流センサの取付状態を判定するための電力負荷とを一つの電力負荷で共用することで、機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。
第3の発明は、特に、第1また第2のいずれかの発明において、制御手段が、切替手段により電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が負の場合には、前記第1の電流センサが逆向きに取り付けられている異常と判定し、前記切替手段により前記電力負荷を前記電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が負の場合には、前記第2の電流センサが逆向きに取り付けられている異常と判定するものであり、電力系統または分散型発電装置が電力を供給する交流負荷の消費電力の大きさに関わらず、内部の電力負荷を用いて連系点に電流を流すことで、電流センサの取付方向を判定することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、制御手段が、第1の電流センサが逆向きに取り付けられていると判定した後は、前記第1の電流センサが検出する電流の向きを示す正負を反転させ、第2の電流センサが逆向きに取り付けられていると判定した後は、前記第2の電流センサが検出する電流の向きを示す正負を反転させるものであり、電流センサの取付方向が逆向きになっている場合は、制御手段が、逆向きに取り付けられていると判定した後は、電流センサが検出する電流の向きを示す正負を反転させることにより、電流センサの取付方向を自動補正するので、誤って逆向きに取り付けられた電流センサを正しい向きに取付直す必要がない。
第5の発明は、特に、第1から第4のいずれかの発明において、制御手段が、切替手段により電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた場合には、前記第2の電流センサが誤って前記第1の電線または前記第3の電線に取り付けられている異常と判定し、前記切替手段により前記電力負荷を前記電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた場合には、前記第1の電流センサが誤って前記第2の電線または前記第3の電線に取り付けられている異常と判定するものである。ここで、電流センサが誤って第3の電線に取り付けられている可能性がない場合は、逆相の電線に取り付けられている異常と判定することができる。そのため、電力系統または分散型発電装置が電力を供給する交流負荷の消費電力の大きさに関わらず、内部の電力負荷を用いて連系点に電流を流すことで、電流センサの逆相への取付を検出することができる。
第6の発明は、特に、第1から第5のいずれかの発明において、制御手段が、切替手段により電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の場合には、前記第1の電流センサが故障または断線または前記第1の電線に正しく取り付けられていない可能性がある異常と判定し、前記切替手段により前記電力負荷を前記電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の場合には、前記第2の電流センサが故障または断線または前記第2の電線に正しく取り付けられていない可能性がある異常と判定するものであり、電力系統または分散型発電装置が電力を供給する交流負荷の消費電力の大きさに関わらず、内部の電力負荷を用いて連系点に電流を流すことで、電流センサの故障、不正規な位置への取付を検出することができる。
第7の発明は、特に、第1から第6のいずれかの発明に加えて、操作手段を備え、制御手段が、前記操作手段の操作指令により、切替手段の切替えを行って、第1、第2の電流センサの状態の判定を行うものであり、装置の施工・メンテ作業において、操作手段から操作指令がでる操作をすることになっていれば、電流センサの取付方向の補正、および故障、不正規な位置への取付の検出を自動で行うことになり、確認作業が容易となり、施工・メンテ作業をスムーズに行うことができる。
第8の発明は、特に、第1から第7のいずれかの発明に加えて、制御手段による第1、第2の電流センサの状態の判定結果を表示する表示手段を備えたものであり、第1、第2の電流センサの異常の有無の判定を制御手段が行った場合に、その結果を表示手段が表示するので、装置の施工・メンテ作業者は、電流センサの取付方向、故障、不正規な位置への取付の結果が容易に確認でき、施工・メンテ作業をスムーズに行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるのもではない。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1における分散型発電装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1における分散型発電装置のブロック図である。図2は、同実施の形態の分散型発電装置における電流センサの取付状態の判定の流れを示すフローチャートである。
図1には、電力系統101と、分散型発電装置102と、交流負荷104を図示している。ここで、電力系統101は、第1の電線101a、第2の電線101b、第3の電線101cから成る単相3線式の交流電源であり、連系点103で電力系統101と分散型発電装置102は連系する。
交流負荷104は、一般家庭で使用されるテレビ、エアコン等などで、電力系統101または分散型発電装置102から供給される交流電力を消費する機器である。なお、以下では、第1の電線101aをU相、第2の電線101bをW相、第3の電線101cを中性線であるO相と記して説明する。
そして、分散型発電装置102は、発電機105と、第1のDCDCコンバータ106と、インバータ107と、解列リレー108と、第2のDCDCコンバータ109と、電圧センサ110と、第1の電流センサ111aと、第2の電流センサ111bと、切替手段112と、電力負荷113と、制御手段114と、操作手段115と、表示手段116から少なくとも構成される。
ここで、発電機105は、燃料電池などで直流電力を生成する。第1のDCDCコンバータ106は、絶縁トランスを含む構成を有し、発電機105が生成する直流電圧を変圧する。インバータ107は、第1のDCDCコンバータ106が出力する直流を交流負荷104で消費可能な交流へ変換する。解列リレー108は、開閉することで分散型発電装置102を電力系統101と連系/解列させる。第2のDCDCコンバータ109は、絶縁トランスを含む構成を有し、発電機105が生成する直流電圧を第1のDCDCコンバータ106と異なる直流電圧へ変圧する。
電圧センサ110は、電力系統101のU相101a−O相101c間、W相101b−O相101c間の電圧を検出する。第1の電流センサ111a、第2の111bはカレントトランスなどで、電力系統101の電線に取付けられ、取付けられた位置に流れる電流の大きさおよび正負の方向を検出する(本実施の形態では、第1の電流センサ111aをU相101aの連系点103、第2の電流センサ111bをW相101bの連系点103に取付ける)。
電力負荷113はヒータなどで、切替手段112を介して第2のDCDCコンバータ109、電力系統101のU相101a−O相101c間、W相101b−O相101c間のすべてと接続可能であり、切替手段112により、いずれか1つと接続されて電力を消費する。
切替手段112は3つのリレーで構成され、それぞれON状態のときに第1のリレー112aは第2のDCDCコンバータ109を介して発電機105と電力負荷113、第2のリレー112bは電力系統101のU相101a−O相101c間に電力負荷113、第3のリレー111cは電力系統101のW相101b−O相101c間に電力負荷113を接続し、制御手段114からの指令を基に、いずれか1つをONすることで電力負荷113への電力を供給可能とする。
制御手段114は、図1に記載しない内蔵の不揮発性メモリを含む構成であり、電圧センサ110で検出される電圧値と電流センサ111で検出される電流値の積より算出される電力値を基に発電機105、第1のDCDCコンバータ106、インバータ107、第2のDCDCコンバータ109の出力、および解列リレー108、切替手段112のON/OFFを制御すると共に、切替手段112を用いて電力負荷113の接続を切り替えることで、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの故障、取付方向、取付位置の判定を行う。
操作手段115はタクトスイッチやメンブレンスイッチなどで、施工・メンテ作業者が所定の操作を行なう手段である。表示手段116はLCDや7セグメントなどで、エラー表示、動作情報などの表示を行う手段である。
以上のように構成された本実施の形態の分散型発電装置102の動作および作用について、図1、図2を用いて説明する。
まず、施工・メンテ作業者は、分散型発電装置102の施工・メンテ時に第1の電流センサ111aをU相101aの連系点103、第2の電流センサ111bをW相101bの連系点103に取付け、制御手段114に出力信号線を接続する。このあと、これらの施工・メンテによる第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付方向、取付位置、配線が正しく行われた否かを確認するため、操作手段115により所定の操作を行うことで取付状態の確認テストを行う。
ここで、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態の確認テストについて説明する。
制御手段114は、操作手段112より操作信号を受けると、取付状態の確認テストを開始する(STEP101)。取付状態の確認テストでは、まず第1の電流センサ111aの故障(本実施の形態では、第1の電流センサ111aの信号線の断線も含む)、取付方向、U相101aの連系点103に第1の電流センサ111aが正しく取付けられている、および第2の電流センサ111bが誤って取付けられていないことを確認する。
確認方法の流れは、まず第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bが検出する電流値を取得する(STEP102)。その後、第2のリレー112bをONし、U相101a−O相101c間に電力負荷113を接続することで、U相101aの連系点103に電流を流す(STEP103)。
このとき、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bが検出する電流値を再び取得し、STEP102で取得した電流値からの変化量(本実施の形態では、第1の電流センサ111aの電流値の変化量をΔI1、第2の電流センサ111bの電流値の変化量をΔI2とする)を算出する(STEP104,105)。そして、第2のリレー112bをOFFする(STEP106)。
第2のリレー112bをON/OFFした際、第1の電流センサ111aが故障なく、正しい位置、つまりU相101aの連系点103に取付けられていれば、電力負荷113が消費した電力分だけ第1の電流センサ111aが検出する電流値が変化する。一方、故障、または誤った位置に取付けられていれば、電流値が変化しない。
したがって、第1の電流センサ111aの電流値の変化量が所定値以内の場合(本実施の形態では、例えば±1A以内)、第1の電流センサ111aが故障、またはU相101aの連系点103とは異なる電線上(例えば、W相101bの連系点103や、電力系統101と交流負荷104の接続点)に取付けられていると判定し、内蔵の不揮発性メモリに異常情報として記憶する(STEP107,108)。
さらに正しい位置に取付けられていると判定した場合は、第1の電流センサ111aの電流値の変化量が所定値以下の場合(本実施の形態では、−1A未満)、取付方向が逆と判定し、内蔵の不揮発性メモリに記憶する取付方向の正負を反転させると共に、それ以降、第1の電流センサ111aが検出する電流値の符号を反転補正する(STEP109,110)。
また、第2のリレー112bをON/OFFした際、第2の電流センサ111bが誤ってU相101aの連系点103に取付けられていれば、電力負荷113が消費した電力分だけ第2の電流センサ111bの電流値が変化する。
したがって、第2の電流センサ111bの電流値の変化量が所定範囲外の場合(本実施の形態では、±1A以外)、第2の電流センサ111bが誤ってU相101aの連系点103に取付けられていると判定し、内蔵のメモリに異常情報として記憶する(STEP111,112)。
次に第2の電流センサ111bの取付方向、およびW相101bの連系点103に第2の電流センサ111bが正しく取付けられている、および第1の電流センサ111aが誤って取付けられていないことを確認する。
確認方法の流れは、まず第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bが検出する電流値を取得する(STEP113)。その後、第3のリレー112cをONし、W相101b−O相101c間に電力負荷113を接続することで、W相101bの連系点103に電流を流す(STEP114)。
このとき、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bが検出する電流値を再び取得し、STEP113で取得した電流値からの変化量(本実施の形態では、第1の電流センサ111aの電流値の変化量をΔI3、第2の電流センサ111bの電流値の変化量をΔI4とする)を算出する(STEP115,116)。そして、第3のリレー112cをOFFする(STEP118)。
第3のリレー112cをON/OFFした際、第2の電流センサ111bが故障なく、正しい位置、つまりW相101bの連系点103に取付けられていれば、電力負荷113が消費した電力分だけ第2の電流センサ111bが検出する電流値が変化する。一方、故障、または誤った位置に取付けられていれば、電流値が変動しない。
したがって、第2の電流センサ111bの電流値の変化量が所定値以内の場合(本実施の形態では、例えば±1A以内)、第2の電流センサ111bが故障、またはW相101bの連系点103とは異なる電線上(例えば、U相101aの連系点103や、電力系統101と交流負荷104の接続点)に取付けられていると判定し、内蔵の不揮発性メモリに異常情報として記憶する(STEP118,119)。
さらに正しい位置に取付けられていると判定した場合は、第2の電流センサ111bの電流値の変化量が所定値以下の場合(本実施の形態では、−1A未満)、取付方向が逆と判定し、内蔵の不揮発性メモリに記憶する取付方向の正負を反転させると共に、それ以降、第2の電流センサ111bが検出する電流値の符号を反転補正する(STEP120〜121)。
また、第3のリレー112cをON/OFFした際、第1の電流センサ111aが誤ってW相101bの連系点103に取付けられていれば、電力負荷113が消費した電力分だけ第1の電流センサ111aの電流値が変化する。
したがって、第1の電流センサ111aの電流値の変化量が所定範囲外の場合(本実施の形態では、±1A以外)、第1の電流センサ111aが誤ってW相101bの連系点103に取付けられていると判定し、内蔵のメモリに異常情報として記憶する(STEP122,123)。
そして、最後にSTEP102〜STEP125が終了後、内蔵の不揮発性メモリに異常情報が記憶されていなければ、表示手段116に正常と表示、異常情報が記憶されていれば、その情報を表示手段116に表示する(STEP124〜126)。
施工・メンテ者は、取付状態の確認テスト操作後、表示手段116への結果表示により取付状態の確認テストが終了したこと判断する。このとき、表示手段116に表示された結果が異常情報である場合、その内容により取付け状態の修正作業を行う。作業完了時には、再度第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態の確認テストを行い、正常な取付け状態を確認するまで上記作業を繰り返す。
次に、分散型発電装置102の施工・メンテの正常動作確認完了後の通常運転について説明する。
通常運転において制御手段114は、発電機105の発電電力を第1のDCDCコンバータ106で変圧、インバータ107で電力系統101に同期した交流電力へ変換し、解列リレー108を閉状態にして電力系統101と連系し、交流負荷104へ電力を供給する。
電力供給中、制御手段114は、電圧センサ110が検出する電圧値と第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bが検出する電流値の積より連系点103の電力を算出する。その算出する電力が負、つまり逆潮流が発生した場合には、切替手段112の第1のリレー112aをONすると共に、逆潮流している電力、つまり余剰電力を算出し、第2のDCDCコンバータ109の出力電力を調節して、切替手段112の第1のリレー112aを介して余剰電力を電力負荷113に直流電力として消費させる。
一方で、発電機105の発電電力を第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bによる電力系統101側への逆潮流が無くなるまで低下させるように制御する。
これにより、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態の確認、および通常運転時の余剰電力処理が切替手段112を介して一つの電力負荷113により行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、施工・メンテ者の操作により取付状態の確認を行ったが、施工・メンテナンス後、定期的に、例えば、電源投入時や、発電直前後、連系直前後、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの電流値の変動が小さいとき、所定時間などに判定を行い、取付状態に異常があった場合には、表示手段116を用いてユーザーに警告を行ってもかまわない。これにより、施工・メンテ後の第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付方向の修正、故障、取付位置の移動などを検出することができる。
また、本実施の形態では、切替手段112の第2のリレー112b、第3のリレー112cをON/OFFした際の第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量を基に取付状態の判定を行ったが、電流値が限りなく0に近い場合、電流値の変化量でなく、切替手段112の第2のリレー112b、第3のリレー112cをONした際に検出される電流値の絶対値を基に判定を行ってもかまわない。
また、本実施の形態では、余剰電力処理の際には発電機105から第2のDCDCコンバータ109、切替手段112を介して電力負荷113へ電力を供給したが、インバータ107の直前に第2のDCDCコンバータ109を接続し、電力負荷113へ電力を供給してもかまわない。これにより、燃料電のように発電機105の出力電圧が低電圧の場合、昇圧段数を減らすことで効率を向上させることができる。
また、本実施の形態では、余剰電力処理と第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態の確認を電力負荷113で共用したが、例えば燃料電池などにおけるブロワー類、ポンプ類、その他ヒータ類(例えば、凍結予防ヒータ、選択酸化変成ヒータなど)などの装置を駆動するための電力負荷と、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態を確認するための1つの電力負荷で共用してもかまわない。
以上のように、本実施の形態においては、切替手段112を介して第2のDCDCコンバータ109、または電力系統101のU相101a−O相101c間、またはW相101b−O相101c間と接続される電力負荷101を備え、制御手段114は、切替手段112で電力負荷113の接続をU相101a−O相101c間またはW相101b−O相101c間に切替えると共に第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの検出結果を基に第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの状態を判定するため、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付方向の自動補正、および故障、不正規な位置への取付けを検出することができると共に、予め装置に備わった電力負荷と、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態を判定するための交流電力負荷とを一つの電力負荷113で共用することで機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。
また、本実施の形態においては、電力系統101または分散型発電装置102が電力を供給する交流負荷104の消費電力の大きさに関わらず電力負荷113を用いて連系点に電流を流すことで、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付方向の自動補正、および故障、逆相への取付け、不正規な位置への取付けを検出することができる。
また、本実施の形態では、操作手段115、表示手段116を備えることで、装置の施工・メンテ作業において、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付方向の自動補正、故障、取付位置の確認作業、および取付結果の確認が容易となり、施工・メンテ作業をスムーズに行うことができる。
以上のように、本実施の形態の分散型発電装置102は、発電機105が生成した直流電力を交流電力に変換して第1の電線(U相)101a、第2の電線(W相)101b、第3の電線(O相)101cから成る単相3線式の電力系統101と連系する分散型発電装置102であって、電力系統101と分散型発電装置102の連系点103において第1の電線(U相)101a、第2の電線(W相)101b、第3の電線(O相)101cの3線のうちの第1の電線(U相)101aに流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第1の電流センサ111aと、連系点103において第1の電線(U相)101a、第2の電線(W相)101b、第3の電線(O相)101cの3線のうちの第2の電線(W相)101bに流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第2の電流センサ111bと、発電機105、電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間、第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間のいずれか一つと切替手段112を介して接続される電力負荷113と、発電機105、第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間、第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間のいずれか一つに電力負荷113を接続するように切替手段112を切り替えると共に、切替手段112により電力負荷113を第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量と、切替手段112により電力負荷113を第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの状態を判定する制御手段114とを備えている。
上記構成において、第1の電流センサ111aが第1の電線(U相)101aに正しく取り付けられている場合に、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサ111bが第2の電線(W相)101bに正しく取り付けられている場合に、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になる。
もし、第1の電流センサ111aが第1の電線(U相)101aに逆向きに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が負の値になり、第2の電流センサ111bが第2の電線(W相)101bに逆向きに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が負の値になる。
もし、第1の電流センサ111aが誤って第2の電線(W相)101bまたは第3の電線(O相)101cに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた値になり、第2の電流センサ111bが誤って第1の電線(U相)101aまたは第3の電線(O相)101cに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた値になる。
もし、第1の電流センサ111aが誤って第3の電線(O相)101cに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量と、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量とが、共に所定範囲から外れた値になり、第2の電流センサ111bが誤って第3の電線(O相)101cに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量と、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量とが、共に所定範囲から外れた値になる。
もし、第1の電流センサ111aが故障または断線または第1の電線(U相)101aに正しく取り付けられていない場合は、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサ111bが故障または断線または第2の電線(W相)101bに正しく取り付けられていない場合は、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になる。
したがって、電力負荷113を第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量と、電力負荷113を第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bのそれぞれの状態(逆向き取付、誤って別の電線に取付、故障または断線または取付不良のいずれかの可能性がある異常)を判定することができる。
また、予め分散型発電装置102に備わった電力負荷と、電流センサ111a,111bの取付状態を判定するための電力負荷とを一つの電力負荷113で共用することで、機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、制御手段114が、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が負の場合には、第1の電流センサ111aが逆向きに取り付けられている異常と判定し、その判定後は、第1の電流センサ111aが検出する電流の向きを示す正負を反転させる。また、制御手段114が、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が負の場合には、第2の電流センサ111bが逆向きに取り付けられている異常と判定し、その判定後は、第2の電流センサ111bが検出する電流の向きを示す正負を反転させる。このように電流センサ111a,111bの取付方向が逆向きになっている場合は、制御手段114が、逆向きに取り付けられていると判定した後は、電流センサ111a,111bが検出する電流の向きを示す正負を反転させることにより、電流センサ111a,111bの取付方向を自動補正するので、誤って逆向きに取り付けられた電流センサ111a,111bを正しい向きに取付直す必要がない。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、制御手段114が、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた場合には、第2の電流センサ111bが誤って第1の電線(U相)101aまたは第3の電線(O相)101cに取り付けられている異常と判定し、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた場合には、第1の電流センサ111aが誤って第2の電線(W相)101bまたは第3の電線(O相)101cに取り付けられている異常と判定する。ここで、電流センサ111a,111bが誤って第3の電線(O相)101cに取り付けられている可能性がない場合は、逆相の電線に取り付けられている異常と判定することができる。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、制御手段114が、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲内の場合には、第1の電流センサ111aが故障または断線または第1の電線(U相)101aに正しく取り付けられていない可能性がある異常と判定し、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲内の場合には、第2の電流センサ111bが故障または断線または第2の電線(W相)101bに正しく取り付けられていない可能性がある異常と判定する。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、操作手段115を備え、制御手段114が、操作手段115の操作指令により、切替手段112の切替えを行って、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの状態の判定を行うよう構成したので、分散型発電装置102の施工・メンテ作業において、操作手段115から操作指令がでる操作をすることになっていれば、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの取付方向の補正、および故障、不正規な位置への取付の検出を自動で行うことになり、確認作業が容易となり、施工・メンテ作業をスムーズに行うことができる。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、制御手段114による第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの状態の判定結果を表示する表示手段116を備えており、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの異常の有無の判定を制御手段114が行った場合に、その結果を表示手段116が表示するので、分散型発電装置102の施工・メンテ作業者は、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの取付方向、故障、不正規な位置への取付の結果が容易に確認でき、施工・メンテ作業をスムーズに行うことができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2における分散型発電装置について、図面を用いて説明する。なお、実施の形態1の分散型発電装置102と同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。図3は、本発明の実施の形態2における分散型発電装置のブロック図である。
ここで、図3に示す本実施の形態の分散型発電装置102は、図1に示す実施の形態1の分散型発電装置102の構成とは、電力負荷113が切替手段112の第1のリレー112aを介してU相101a−W相101b間に接続される点が異なる。
以下に、本実施の形態の分散型発電装置102の動作について、図3を用いて説明する。
施工・メンテ時の第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態の確認は、本実施の形態1と同じであるため説明を省略し、分散型発電装置102の施工・メンテの正常動作確認完了後の通常運転について説明する。
通常運転において、制御手段114は、通常運転中に逆潮流が発生した場合には、切替手段112の第1のリレー112aをONし、第2のDCDCコンバータ109を介して交流電力を電力負荷113へ供給するように切り替える。このとき、電圧センサ110の電圧値と電流センサ111の電流値の積より逆潮流している電力、つまり余剰電力を算出し、第2のDCDCコンバータ109の出力電力を調節して、切替手段112の第1のリレー112aを介して余剰電力を電力負荷113に消費させる。
一方、逆潮流が発生していない場合、切替手段112の第1のリレー112aをOFFする。そして、所定時間周期(例えば、3時間)ごとに第2のリレー112b、第3のリレー112cをONすることで、連系点103における電流の流れを変化させ、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの故障、取付方向、取付位置の判定を行う。
これにより、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態の確認、および通常運転時の余剰電力処理が切替手段112を介して一つの電力負荷113により行うことが可能となる。
なお、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態の判定方法については、施工・メンテ時の取付状態の確認のテストと同様の流れであるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態においては、切替手段112を介して電力系統101のU相101a−O相101c間、またはW相101b−O相101c間、またはU相101a−W相101b間と接続される電力負荷101を備え、制御手段114は、切替手段112で電力負荷113の接続をU相101a−O相101c間またはW相101b−O相101c間に切替えると共に第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの検出結果を基に第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの状態を判定するため、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付方向の自動補正、および故障、不正規な位置への取付けを検出することができると共に、予め装置に備わった電力負荷と、第1の電流センサ111a、第2の電流センサ111bの取付状態を判定するための交流電力負荷とを一つの電力負荷113で共用することで機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。
以上のように、本実施の形態の分散型発電装置102は、発電機105が生成した直流電力を交流電力に変換して第1の電線(U相)101a、第2の電線(W相)101b、第3の電線(O相)101cから成る単相3線式の電力系統101と連系する分散型発電装置102であって、電力系統101と分散型発電装置102の連系点103において第1の電線(U相)101a、第2の電線(W相)101b、第3の電線(O相)101cの3線のうちの第1の電線(U相)101aに流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第1の電流センサ111aと、連系点103において第1の電線(U相)101a、第2の電線(W相)101b、第3の電線(O相)101cの3線のうちの第2の電線(W相)101bに流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第2の電流センサ111bと、電力系統101の第1の電線(U相)101a−第2の電線(W相)101b間、第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間、第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間のいずれか一つと切替手段112を介して接続される電力負荷113と、第1の電線(U相)101a−第2の電線(W相)101b間、第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間、第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間のいずれか一つに電力負荷113を接続するように切替手段112を切り替えると共に、切替手段112により電力負荷113を第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量と、切替手段112により電力負荷113を第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの状態を判定する制御手段114とを備えている。
上記構成において、第1の電流センサ111aが第1の電線(U相)101aに正しく取り付けられている場合に、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサ111bが第2の電線(W相)101bに正しく取り付けられている場合に、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が正の所定範囲から外れた値になり且つ電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になる。
もし、第1の電流センサ111aが第1の電線(U相)101aに逆向きに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が負の値になり、第2の電流センサ111bが第2の電線(W相)101bに逆向きに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が負の値になる。
もし、第1の電流センサ111aが誤って第2の電線(W相)101bまたは第3の電線(O相)101cに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた値になり、第2の電流センサ111bが誤って第1の電線(U相)101aまたは第3の電線(O相)101cに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた値になる。
もし、第1の電流センサ111aが誤って第3の電線(O相)101cに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量と、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量とが、共に所定範囲から外れた値になり、第2の電流センサ111bが誤って第3の電線(O相)101cに取り付けられていれば、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量と、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量とが、共に所定範囲から外れた値になる。
もし、第1の電流センサ111aが故障または断線または第1の電線(U相)101aに正しく取り付けられていない場合は、電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になり、第2の電流センサ111bが故障または断線または第2の電線(W相)101bに正しく取り付けられていない場合は、電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲内の値になる。
したがって、電力負荷113を第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量と、電力負荷113を第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後の第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bのそれぞれの状態(逆向き取付、誤って別の電線に取付、故障または断線または取付不良のいずれかの可能性がある異常)を判定することができる。
また、予め分散型発電装置102に備わった電力負荷と、電流センサ111a,111bの取付状態を判定するための電力負荷とを一つの電力負荷113で共用することで、機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、制御手段114が、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が負の場合には、第1の電流センサ111aが逆向きに取り付けられている異常と判定し、その判定後は、第1の電流センサ111aが検出する電流の向きを示す正負を反転させる。また、制御手段114が、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が負の場合には、第2の電流センサ111bが逆向きに取り付けられている異常と判定し、その判定後は、第2の電流センサ111bが検出する電流の向きを示す正負を反転させる。このように電流センサ111a,111bの取付方向が逆向きになっている場合は、制御手段114が、逆向きに取り付けられていると判定した後は、電流センサ111a,111bが検出する電流の向きを示す正負を反転させることにより、電流センサ111a,111bの取付方向を自動補正するので、誤って逆向きに取り付けられた電流センサ111a,111bを正しい向きに取付直す必要がない。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、制御手段114が、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた場合には、第2の電流センサ111bが誤って第1の電線(U相)101aまたは第3の電線(O相)101cに取り付けられている異常と判定し、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた場合には、第1の電流センサ111aが誤って第2の電線(W相)101bまたは第3の電線(O相)101cに取り付けられている異常と判定する。ここで、電流センサ111a,111bが誤って第3の電線(O相)101cに取り付けられている可能性がない場合は、逆相の電線に取り付けられている異常と判定することができる。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、制御手段114が、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第1の電線(U相)101a−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第1の電流センサ111aが検出する電流値の変化量が所定範囲内の場合には、第1の電流センサ111aが故障または断線または第1の電線(U相)101aに正しく取り付けられていない可能性がある異常と判定し、切替手段112により電力負荷113を電力系統101の第2の電線(W相)101b−第3の電線(O相)101c間に接続する直前と直後で第2の電流センサ111bが検出する電流値の変化量が所定範囲内の場合には、第2の電流センサ111bが故障または断線または第2の電線(W相)101bに正しく取り付けられていない可能性がある異常と判定する。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、操作手段115を備え、制御手段114が、操作手段115の操作指令により、切替手段112の切替えを行って、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの状態の判定を行うよう構成したので、分散型発電装置102の施工・メンテ作業において、操作手段115から操作指令がでる操作をすることになっていれば、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの取付方向の補正、および故障、不正規な位置への取付の検出を自動で行うことになり、確認作業が容易となり、施工・メンテ作業をスムーズに行うことができる。
また、本実施の形態の分散型発電装置102は、制御手段114による第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの状態の判定結果を表示する表示手段116を備えており、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの異常の有無の判定を制御手段114が行った場合に、その結果を表示手段116が表示するので、分散型発電装置102の施工・メンテ作業者は、第1の電流センサ111a及び第2の電流センサ111bの取付方向、故障、不正規な位置への取付の結果が容易に確認でき、施工・メンテ作業をスムーズに行うことができる。
以上のように、本発明にかかる分散型発電装置は、電力負荷を第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と、電力負荷を第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて、第1、第2の電流センサの状態(逆向き取付、誤って別の電線に取付、故障または断線または取付不良のいずれかの可能性がある異常)を判定することができ、また、予め分散型発電装置に備わった電力負荷と、電流センサの取付状態を判定するための電力負荷とを一つの電力負荷で共用することで、機器の簡素化、低コスト化を実現することができる。そのため、燃料電池発電装置、太陽光発電装置、風力発電装置、太陽熱発電装置などの分散型発電装置等の用途にも適用することができる。
101 電力系統
101a 第1の電線
101b 第2の電線
101c 第3の電線
102 分散型発電装置
103 連系点
105 発電機
111a 第1の電流センサ
111b 第2の電流センサ
112 切替手段
113 電力負荷
114 制御手段
115 操作手段
116 表示手段

Claims (8)

  1. 発電機が生成した直流電力を交流電力に変換して単相3線式の電力系統と連系する分散型発電装置であって、前記電力系統と前記分散型発電装置の連系点において第1の電線から第3の電線の3線のうちの第1の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第1の電流センサと、前記連系点において前記3線のうちの第2の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第2の電流センサと、前記発電機、前記電力系統の第1の電線−第3の電線間、第2の電線−第3の電線間のいずれか一つと切替手段を介して接続される電力負荷と、前記発電機、前記第1の電線−第3の電線間、前記第2の電線−第3の電線間のいずれか一つに前記電力負荷を接続するように前記切替手段を切り替えると共に前記切替手段により前記電力負荷を前記第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と前記切替手段により前記電力負荷を前記第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて前記第1、第2の電流センサの状態を判定する制御手段とを備えた分散型発電装置。
  2. 発電機が生成した直流電力を交流電力に変換して単相3線式の電力系統と連系する分散型発電装置であって、前記電力系統と前記分散型発電装置の連系点において第1の電線から第3の電線の3線のうちの第1の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第1の電流センサと、前記連系点において前記3線のうちの第2の電線に流れる電流の大きさと正負の向きを検出するための第2の電流センサと、前記電力系統の第1の電線−第2の電線間、第1の電線−第3の電線間、第2の電線−第3の電線間のいずれか一つと切替手段を介して接続される電力負荷と、前記第1の電線−第2の電線間、前記第1の電線−第3の電線間、前記第2の電線−第3の電線間のいずれか一つに前記電力負荷を接続するように前記切替手段を切り替えると共に前記切替手段により前記電力負荷を前記第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量と前記切替手段により前記電力負荷を前記第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後の前記第1、第2の電流センサが検出する電流値の変化量とに基づいて前記第1、第2の電流センサの状態を判定する制御手段とを備えた分散型発電装置。
  3. 制御手段は、切替手段により電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が負の場合には、前記第1の電流センサが逆向きに取り付けられている異常と判定し、前記切替手段により前記電力負荷を前記電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が負の場合には、前記第2の電流センサが逆向きに取り付けられている異常と判定する請求項1または2に記載の分散型発電装置。
  4. 制御手段は、第1の電流センサが逆向きに取り付けられていると判定した後は、前記第1の電流センサが検出する電流の向きを示す正負を反転させ、第2の電流センサが逆向きに取り付けられていると判定した後は、前記第2の電流センサが検出する電流の向きを示す正負を反転させる請求項3に記載の分散型発電装置。
  5. 制御手段は、切替手段により電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた場合には、前記第2の電流センサが誤って前記第1の電線または前記第3の電線に取り付けられている異常と判定し、前記切替手段により前記電力負荷を前記電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲から外れた場合には、前記第1の電流センサが誤って前記第2の電線または前記第3の電線に取り付けられている異常と判定する請求項1から4のいずれか1項に記載の分散型発電装置。
  6. 制御手段は、切替手段により電力負荷を電力系統の第1の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第1の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の場合には、前記第1の電流センサが故障または断線または前記第1の電線に正しく取り付けられていない可能性がある異常と判定し、前記切替手段により前記電力負荷を前記電力系統の第2の電線−第3の電線間に接続する直前と直後で第2の電流センサが検出する電流値の変化量が所定範囲内の場合には、前記第2の電流センサが故障または断線または前記第2の電線に正しく取り付けられていない可能性がある異常と判定する請求項1から5のいずれか1項に記載の分散型発電装置。
  7. 操作手段を備え、制御手段は、前記操作手段の操作指令により、切替手段の切替えを行って、第1、第2の電流センサの状態の判定を行う請求項1から6のいずれか1項に記載の分散型発電装置。
  8. 制御手段による第1、第2の電流センサの状態の判定結果を表示する表示手段を備えた請求項1から7のいずれか1項に記載の分散型発電装置。
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