JP2013192277A - 自然エネルギーによる発電電力適正使用システム - Google Patents

自然エネルギーによる発電電力適正使用システム Download PDF

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Abstract

【課題】自然エネルギーによる発電設備からの発電電力を交流電力に変換し、商用電源による送電電力とを合流させて使用できるものとし、自然エネルギーによる発電電力を無駄なく使用できることとすると共に、不測の事態において発電電力を商用電源側に逆潮流させないなど、さらには発電電力がいわゆる規定量に満たないときでもその発電電力を無駄にすることのないなどの自然エネルギーによる発電電力適正使用システムを提供する。
【解決手段】交流変換が必要な発電設備について直流−交流変換装置により送出する送出電力と商用電源による交流の送出電力とを合流させ、自然エネルギーを利用した発電設備からの電力を利用出来る様構成された発電システムであって、複数設備からの直流の発電電力を予め統合し、直流−交流変換装置によって直流から交流へ変換できるまでの発電量にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、太陽光などの自然エネルギーによる発電設備からの発電電力と、商用電源による送電電力を合流させて使用する際、自然エネルギーによる発電電力を無駄なく使用するためなどの自然エネルギーによる発電設備からの発電電力の適正な使用システムに関するものである。
本発明者は、既に、太陽光、風力、水力に代表される自然エネルギーを利用した発電設備による発電電力の複数個の直流による電力送出線と商用電源による電力送電の交流から直流に変換した電力の送出線とに、前記それぞれの送出元側に電力が逆流しないよう各々逆流防止ダイオードを取り付けて、前記複数の電力送出線からの直流電力送出を一本化し、かつ、通常前記自然エネルギーを利用した発電設備からの電力送出を優先するよう構成した発電電力送出の制御法を既に発明している(特開2011−181055号公報)。
この発明により、例えば発電量が自然状況により左右されてしまう太陽光、風力、水力に代表される自然エネルギーを利用した発電設備による発電電力が最大限に利用でき、かつ商用電源からの電力供給をも適正に制御出来て、結果的には商用電源の節電が大いに期待できるとの効果をもたらすものとなった。
しかし、前述の発明は、商用電源からの交流電力を直流電力に変換し、前記自然エネルギーを利用した発電設備による直流電力と合成し、該直流電力を直流負荷器に使用するものであり、交流負荷器には使用できないものであった。
そこで、本件発明者は、交流電力についても、太陽光などの自然エネルギーによる発電設備からの発電電力を交流電力に変換し、元々交流で送出されている商用電源による送電電力とを合流させて使用できるものとし、さらにその際、自然エネルギーによる発電電力を無駄なく使用できることとすると共に、不測の事態時においては、自然エネルギーによる発電電力を商用電源側に逆潮流させないなどの適正な制御方法を発明するに至ったのである。
ここで、商用電源、100Vの場合、30分間の平均電圧が95V乃至107Vの範囲であることが定められているが、状況によっては前記95V乃至107Vの範囲を超えてしまうことがある。
このような状況下において、前記太陽光などの自然エネルギーによる発電設備からの発電電力を交流電力に変換する直流-交流変換装置、例えばパワーコンディショナーは、連繋している系統での電圧が107V以上になると、自動的に抑制機能が動作するよう製品設計されており、前記商用電源の電圧が何らかの理由で107V以上になると太陽光などの自然エネルギーで充分に発電しているにもかかわらず、例えば売電などの利用が出来ないとされる。
また、売電が出来ないのみならず、負荷(自家消費分)に流れる電力も、商用電源側の電力が優先されることになり、太陽光などの自然エネルギーでの発電が無駄になるのみならず、商用電源側の電力を消費せざるを得なくなり、余計な出費を余儀なくされるものであった。
特に、近隣地域に複数の太陽光などの自然エネルギーでの発電設備が存在する場合に、日中日照量が多く、かつ電力消費量が少ないときには、前記連繋している系統での電圧が107V以上になってしまい、前述した不合理が多く招来していた。
ところで、前述した太陽光などの自然エネルギーによる発電設備からの発電電力を交流電力に変換する直流-交流変換装置、例えばパワーコンディショナーは、取り込まれる発電量が所定の量でなければ稼働しないよう設計されている。従って、太陽光などの自然エネルギーによる発電設備での発電電力がいわゆる前記の規定量に満たないときはその発電電力が無駄になっていたとの課題があった。
特開2011−181055号公報
かくして、本発明は本件発明者が既に創案した発明にさらに改良を加えたものでもあり、交流電力についても、太陽光などの自然エネルギーによる発電設備からの発電電力を交流電力に変換し、元々交流で送出されている商用電源による送電電力とを合流させて使用できるものとし、さらにその際、自然エネルギーによる発電電力を無駄なく使用できることとすると共に、不測の事態時においては、自然エネルギーによる発電電力を商用電源側に逆潮流させないなどの自然エネルギーによる発電電力適正使用システムを提供することを目的とし、さらには、太陽光などの自然エネルギーによる発電設備での発電電力がいわゆる前記の規定量に満たないときでもその発電電力を無駄にすることのないなどの自然エネルギーによる発電電力適正使用システムを提供することを目的とするものである。
本発明による自然エネルギーによる発電電力適正使用システムは、
太陽光に代表される自然エネルギーを利用した発電設備での発電電力につき交流変換が必要な前記発電設備については直流−交流変換装置により直流を交流に変換して送出する送出電力と、商用電源による交流の送出電力と、を合流させ、前記自然エネルギーを利用した発電設備からの電力を利用出来る様構成された発電システムであって、
前記自然エネルギーの発電設備を複数設備設置し、前記複数設備からの直流の発電電力を予め統合装置によって統合し、前記直流−交流変換装置によって直流から交流へ変換できるまでの発電量にした、
ことを特徴とし、
または、
前記複数設備からの発電電力の統合装置による発電電力統合に際しては、前記複数設備につき複数種類の取り込み優先順位を定め、前記定められた取り込み優先順位に従って前記発電設備から前記統合装置に直流の発電電力を送る、
ことを特徴とし、
または、
太陽光に代表される自然エネルギーを利用した発電設備での発電電力につき交流変換が必要な前記発電設備については直流−交流変換装置により直流を交流に変換して送出する送出電力と、商用電源による交流の送出電力と、を合流させ、前記自然エネルギーを利用した発電設備からの電力を利用出来る様構成された発電システムであって、
前記商用電源から電力送出される電圧と、前記自然エネルギーを利用した発電設備から交流に変換されて構内へ電力送出される構内電圧と比較し、商用電源側の電圧が前記構内電圧より高いときに、電圧変換装置により、商用電源側の電圧を構内電圧と略同等の疑似商用電源電圧に変換してなり、
変換した前記疑似商用電源電圧より前記構内電圧が高圧値の場合は、制御装置により余剰負荷を増加させ、変換した前記疑似商用電源電圧より前記構内電圧が同等あるいは低圧値の場合は、制御装置より余剰負荷の負荷を減少させる、
ことを特徴とし、
または、
太陽光に代表される自然エネルギーを利用した発電設備での発電電力につき交流変換が必要な前記発電設備については直流−交流変換装置により直流を交流に変換して送出する送出電力と、商用電源による交流の送出電力と、を合流させ、前記自然エネルギーを利用した発電設備からの電力を利用出来る様構成された発電システムであって、
前記商用電源からの電力送出される電圧と、前記自然エネルギーを利用した発電設備から交流に変換されて電力送出される構内電圧と比較し、商用電源側の電圧が前記構内電圧より高いときに、電圧変換装置により、商用電源側の電圧を構内電圧と略同等の疑似商用電源電圧に変換してなり、
変換した前記疑似商用電源電圧より前記構内電圧が高圧値の場合は、制御装置により余剰負荷の負荷制御回路に余剰負荷の設定値を増加させる制御信号を送出し、
変換した前記疑似商用電源電圧より前記構内電圧が同等あるいは低圧値の場合は、制御装置より余剰負荷の負荷を制御する負荷制御回路に余剰負荷の設定値を減少させる制御信号を送出する、
ことを特徴とし、
前記商用電源からの電力と前記自然エネルギーを利用した発電設備からの発電電力とを合流させる前に、商用電源からの電力送出線側に逆流防止ブレーカーを取り付けた、
ことを特徴とするものである。
本発明による自然エネルギーによる発電電力適正使用システムであれば、
交流電力についても、太陽光などの自然エネルギーによる発電設備からの発電電力を交流電力に変換し、元々交流で送出されている商用電源による送電電力に合流させて使用でき、さらにその際、自然エネルギーによる発電電力を無駄なく使用できる。換言すればいわゆる発電特性の異なる太陽光、風力などの自然エネルギーを利用した直流の発電電力に各々パワーコンディショナーなどの直流-交流変換装置を必要とすることがなく、またこれら各々の発電設備からの発電電力を無駄なく使用できることとすると共に、不測の事態時においては、自然エネルギーによる発電電力を商用電源側に逆潮流させることがなく、さらには、太陽光などの自然エネルギーによる発電設備での発電電力がいわゆる所定の取り込み規定量に満たないときでもその発電電力を無駄にすることのないなどの自然エネルギーによる発電電力を適正に使用できるとの優れた効果を奏する。
実施例1の構成を説明する説明図である。 実施例2の構成を説明する説明図(1)である。 実施例2の構成を説明する説明図(2)である。 実施例2の構成を説明する説明図(3)である。 実施例3の構成を説明する説明図である。 実施例3の動作を説明するフローチャートである。 実施例4の構成を説明する説明図(1)である。 実施例4の構成を説明する説明図(2)である。 実施例4の構成を説明する説明図(3)である。 従来例の構成を説明する説明図である。
以下、本発明を図に示す実施例に基づき説明する。
図1は実施例1の概略構成を説明する説明図である。
まず、本発明の基本構成は、太陽光に代表される自然エネルギーを利用した発電設備1・・・での発電電力につき、直流から交流への変換が必要な前記発電設備1・・・については直流−交流変換装置2により直流を交流に変換して送出する送出電力3と、商用電源4による交流の送出電力5と、を合流させ、前記自然エネルギーを利用した発電設備1・・・からの電力を利用出来る様構成された発電システムである。
そして、前記自然エネルギーの発電設備1・・・を複数設備設置し、前記複数設備からの直流の発電電力(送出電力3)を予め統合装置6によって統合し、前記直流−交流変換装置2によって直流から交流へ変換できるまでの発電量にするのが本実施例の特徴である。
一般に前記直流−交流変換装置2はパワーコンディショナーで構成されるが、該直流−交流変換装置2では、所定の発電量(通常70ワット程度)でなければ直流電力を交流電力に変換しない。
従って、例えば、雨天や曇天のときなどは、特に、太陽エネルギーによる発電設備1の発電量が少なく、数ワットあるいは数十ワットしか発電しないことがある。そのような場合、前記直流−交流変換装置2が機能せず、従来では折角発電した各々の発電設備1・・・による発電量が全くの無駄になってしまっていたのである。
そこで、本実施例では自然エネルギーによる発電設備1を複数設備設置し、これら発電設備1・・・での発電量を統合装置6によって統合し、前記直流−交流変換装置2により直流−交流変換出来る発電量にするのである。
ここで、統合装置6としては逆流防止ダイオードが考えられる。すなわち、前記逆流防止ダイオードを各々の自然エネルギーによる発電設備1と直流−交流変換装置2との間に取り付けて各々の発電設備1・・・での発電電力を統合するのである。
図2、図3、図4は実施例2の構成を説明した説明図である。
図2から理解されるように、本実施例についても、太陽光に代表される自然エネルギーを利用した発電設備1・・・での発電電力につき、直流から交流への変換が必要な前記発電設備1・・・については直流−交流変換装置2により直流を交流に変換して送出する送出電力3と、商用電源4による交流の送出電力5と、を合流させ、前記自然エネルギーを利用した発電設備1・・・からの電力を利用出来る様構成された発電システムが採用される。
そして、本実施例では、前記自然エネルギーによる複数の発電設備1・・・からの発電電力の統合装置6による発電電力統合に際しては、前記複数の発電設備1・・・につき複数種類の取り込み優先順位を定めておき、この定められた取り込み優先順位に従って前記発電設備1・・・から前記統合装置6に直流の発電電力を送るよう構成している。
図2において、統合装置6は、各発電設備1からの入力を切り替えるダイオードなどを有し、前記各発電設備1・・・に設けられたスイッチング素子7・・・と、該スイッチング素子7・・・をスイッチ切り替え制御するスイッチコントローラ8とを有して構成されている。
ここで、優先順位に基づく切り替えについて図3及び図4を参照して説明する。スイッチコントローラ8には、図3に示す様な優先順位データベース20が格納されている。
そして、例えば、コスト順を選択した場合は、優先順位データベース20に示すように、太陽光発電の発電設備1はコスト順位として、1番となっている。従って、最初に太陽光発電の発電設備1からの電圧25をチェックし、太陽光発電が供給可能な電圧25となっていれば、太陽光発電からのスイッチング素子7を操作してONにする。そして、他の発電設備1や商用電源4からのスイッチング素子7・・・を操作して全てOFFにするのである。
また、太陽光発電による発電設備1からの発電が供給可能な電圧25となっていない場合には、次の順位、すなわち、優先順位データベース20に示す順位では風力発電の発電設備1が2番目の順位となっているので風力発電の発電設備1からの電圧25をチェックする。風力発電が供給可能な電圧25となっていれば、該風力発電からのスイッチング素子7を操作してONにし、他の発電設備1や商用電源4からのスイッチング素子7・・・を操作して全てOFFにするのである。
なお、優先順位としては、前述した電力のコスト順のほかに、発電量(発電設備の定格値)の順や、発電内容(環境に対する負担度など、発電能力などと関係ない評価による順位でも構わない)、時間帯(動作している時間帯で最もコストの安い発電)などが設定できる。
しかして、優先順位の設定は上記の優先順位の内容に限定されるものではなく、実際の状況並びに時代の変化に準じて各種設定することが出来る。
このように、各種の優先順位を設定しておくことで、前述した任意の順位を選択し、その内容での優先した発電電力の供給が可能とされている。
なお、時間帯で変動する電気料金を順位に反映させるためには、各時間帯における電気料金の表および時計機能などを備えたタイムカウンタ21を追加すればよい。
図4は本実施例の動作を表したフローチャートであり、この手順で各優先順位が決定され、電力が供給されるものとなる。
図5は本実施例の構成を説明する説明図である。
商用電源4は100Vの場合、30分の平均電圧が95〜107Vの範囲になることが定められているが、状況によってはこの範囲を超えた電圧になる場合がある。
ここで、直流―交流変換装置2、すなわち例えばパワーコンディショナーは、その製品にもよるが、系統の電圧(構内10の電圧)が107V以上の電圧になると、抑制機能が働く様構成されており、商用電源4の電圧が前記107Vより高くなっている場合は、いわゆる太陽光など自然エネルギーによる発電設備1で充分な発電をしている場合でも、売電ができなくなっている。
さらに、この状況では、売電ができないだけではなく、負荷16側に流れる電力(自家消費分)についても、商用電源4の電力が優先されてしまい、いわゆる太陽光の自然エネルギーによる発電設備1の発電が無駄になるばかりでなく、半ば強制的に商用電源4の電力を使用しなければならず余計な出費を強いられることにもなっていた。
同じ地域に多数の太陽光による発電設備1・・・が存在するような場合、特に日中、日照量が多く、電力消費が少ない場合には、商用電源4が使用されないために、電圧が107V程度まで上がってしまうことがあり、売電ができなくなるケースが起こりやすいのである。これらは既に説明したとおりである。
本実施例では、前述したように、商用電源4の電圧が高い場合でも、電圧変換を行うことにより負荷16部分での電圧を下げ、太陽光などによる自然エネルギーの利用効率を改善するものである。
また、負荷16よりも自然エネルギー(例えば太陽光)の発電量が大きい場合は、余剰負荷17を大きくしていわゆる逆潮流を回避することも企図したものである。
本実施例の動作を説明すると、商用電源4側の電圧を電圧計11により測定する(図1参照)。
次いで、構内10の電圧が決められた電圧に近い電圧(例えば99V)になるよう、商用電源4側の電圧を電圧変換装置12によって変換する。該電圧変換装置12の構成については何ら限定されるものではないが、図5に示す様に、複数のタップ切り替え素子13・・・を設けて構成し、当該タップ切り替え素子13・・・を切り替えることにより電圧変換が行える。
すなわち、前記タップ切り替え素子13・・・の切り替え操作を行って、例えば商用電源4側の電圧が107Vであったとしたら、その電圧を構内10の電圧として決められた電圧に近い電圧(例えば99V)に電圧変換するのである。
次に、負荷側(構内10)の電圧を電圧計14でチェックし(図1参照)、タップ切り替え素子13で切り替え設定した電圧、すなわち、前記構内10の電圧として決められた電圧に近い電圧、例えば99V(換言すれば商用電源4の疑似商用電源電圧)より高くなっている場合は、負荷16よりも発電量が多いとみなせる。
よって、余剰負荷17の負荷設定値を増加させる操作を制御装置15により行うのである。
すなわち、その場合、制御装置15は、負荷制御信号18を負荷制御回路19に送出し、負荷制御回路19は、余剰負荷17の負荷設定値を増加させるのである。
また、それ以外の場合、すなわち、前記構内10の電圧として決められた電圧に近い電圧、例えば99V(換言すれば商用電源4の疑似商用電源電圧)より低くなっているかあるいは略同等の場合は、構内10で電力が消費されているので、制御装置15は負荷設定値を減少させる負荷制御信号19を負荷制御回路18に送出する。
上記のようにして負荷設定値が決定され、負荷制御信号18が負荷制御回路19に送出される。そして負荷制御回路19は、この信号18に従って余剰負荷17を制御するものとなる。
図6のフローチャートにより説明すると、商用電源4側の電圧を電圧計11により測定する(ステップ100)。
次いで、構内10の電圧が決められた電圧に近い電圧(例えば99V)になるよう、商用電源4側の電圧を電圧変換装置12によって変換する。該電圧変換装置12の構成については何ら限定されるものではないが、図5で説明したように、複数のタップ切り替え素子13・・・を設けて構成し、当該タップ切り替え素子13を切り替えることにより電圧変換を行う。
すなわち、前記タップ切り替え素子13の切り替え操作を行って、例えば商用電源4側の電圧が107Vであったとしたら、その電圧を構内10の電圧として決められた電圧に近い電圧(例えば99V)に電圧変換するのである(ステップ102)。
次に、負荷側(構内)の電圧を電圧計14でチェックし(ステップ104)、タップ切り替え素子13で切り替え設定した電圧、すなわち、前記構内10の電圧として決められた電圧に近い電圧、例えば99V(換言すれば商用電源4の疑似商用電源電圧)より高くなっている場合は(ステップ106でYES)、負荷16よりも発電量が多いとみなせる。
よって、余剰負荷17の負荷設定値を増加させる操作を制御装置15により行うのである(ステップ108)。
すなわち、その場合、制御装置15は、負荷制御信号18を負荷制御回路19に送出し(ステップ112)、負荷制御回路19は、余剰負荷17の負荷設定値を増加させるのである。ここで、余剰負荷18の具体的内容としては、蓄電池、氷蓄熱、貯湯、暖房補助、ロードヒーティング負荷などが挙げられる。
また、それ以外の場合、すなわち、前記構内10の電圧として決められた電圧に近い電圧、例えば99V(換言すれば商用電源4の疑似商用電源電圧)より低くなっているかあるいは略同等の場合は(ステップ106でNO)、構内10で電力が消費されているので、制御装置15は負荷設定値を減少させる負荷制御信号19を負荷制御回路18に送出する(ステップ110,112)。
本実施例では、前記商用電源4からの電力と前記太陽光などの自然エネルギーを利用した発電設備1からの発電電力とを合流させる前に、商用電源4からの電力送出線5側に逆流防止ブレーカー22を取り付けたものである。
このような構成を採用することにより、たとえ停電などが発生し、商用電源側の電圧が急激に低下したとしても、自然エネルギーによる発電設備1側からの逆潮流を完璧に防止出来るものとなる。
図5、図7を参照して説明すると、交流用の逆流防止ブレーカー22は、図7のように構成できる。すなわち、V1、V3の電圧により電力の流れる方向を検出し、逆方向に流れた場合にはスイッチをOFFにして遮断する回路とするものである。そして、遮断された場合は、リセットスイッチで、またはV2の電圧が0になることにより復帰する。このように、商用電源4の復活時には自動復旧も可能となっている。
図7の動作につき説明すると、V1×V3 > 0 のとき、スイッチONにする(AC入力からAC出力へと正常に電力が流れていると解される)。
しかし、V1×V3 < 0 のとき、スイッチはOFFとされる(AC出力からAC入力への流れになっている、すなわち電力が逆流していると解されるからである)。
なお、V3の電圧の電圧を見るかわりに、ホール電流センサ等で電流の流れを測定して、その値を使用することもできる。
次に、図8を参照して本実施例の変形例につき説明する。図8には、いわゆる交流用双方向(逆潮流対応)電力計の構成を示したものである。
これは、いわゆる逆潮流(電力の供給される向きが逆になった場合)に対応した電力計の発明であり、電力が供給されている方向が、いわゆる逆潮流なのか、通常の方向に供給されているのかを判断するものである。また、その電力量をも測定できる電力計である。当該電力計といわゆる電力遮断器を組み合わせることによって逆流防止ブレーカー22とすることが出来る。
通常、交流はプラスとマイナスが入れ替わるので、電力が供給されている方向を知ることは容易ではない。しかし、理論的には、V1とV2の電圧波形を比較することで、電流の向きおよび大きさを知ることができる。
すなわち、図8のように、電流が流れると、抵抗による電圧降下分だけ負荷側の電圧(振幅)が減少する。
この振幅の大小を比較することで、電力が供給されている方向を知ることが可能であり、また、抵抗の両端の電圧( V1とV2 の差分)と抵抗値から電流がわかるので、これとV1あるいはV2から電力を求めることができる。
しかし、測定のための抵抗は小さくなければならず、そうすると、 V1とV2の微小な違いを求めるためには、高精度の電圧計が必要となる。たとえば、Rを0.1Ωとした場合、V1から100Vの電圧が供給され、5Wの電球を点灯させた場合、電圧降下は5mV程度にしかならない。5mVを測定することはそれほど難しくはないが、100Vの電圧レベルにおいて5mV(0.005V)の違いを調べるには、100.005Vの測定ができる電圧計、つまり有効桁数が最低6桁の電圧計が必要ということになる。
このような電圧計はあまり現実的ではない。そこで、この問題を解決する方法として、 V3に微小電圧を測定できる電圧計を使用し、 V1とV3の測定値の位相情報を利用することで、簡単に高精度でなおかつ電力の供給方向も検出できる電力計を構成することができる。
図9も同様の変形例であり、交流用双方向(逆潮流対応)電力計の構成を示したものである。
図9において、V1は、入力電圧の範囲を測定できる電圧計であり、 V3は、測定したい範囲の電力を流したときに発生する抵抗の両端の電圧降下を測定できるだけの電圧計としたものである。
なお、通常の電力計も、 V1とV3の電圧を利用して電力を測定するが、波形の位相を考慮しないので、電力の方向を知ることはできない。
入力が交流であれば、V3で観測できる電圧も当然交流であるから、電圧の正負で電流の方向を知ることはできない。しかし、 V1とV3の位相を利用することにより、電力の供給方向を知ることができる。
図9の矢印24方向に電力が供給されている場合、 V1とV3は図9に示す左のような波形になる。また、逆方向に電力が供給されている場合には、図9に示す右のような波形になる。
左の波形では、 V1とV3の位相はそろっており、 V1が正のときはV3も正となっている。逆に、右の波形では、 V1が正のとき、V3は負になっていることがわかる。
したがって、 V1とV3の積を求めることで、その符号により電力の供給方向を知ることができるのである。
一方、電力の値については、通常の電力計と同様、 V1により電圧が、 V3とRにより電流が求められるので、計算することができる。
電力の方向に関しては、 V1とV3の積の符号で知ることができるが、これはADコンバーターを使って数値でもとめてもよいし、演算回路を作成して求めてもよい。また、
V1にしてもV3にしても、極端に多い有効桁数を必要としない、という特徴がある。
1 自然エネルギーを利用した発電設備
2 直流−交流変換装置
3 送出電力
4 商用電源
5 送出電力
6 統合装置
7 スイッチング素子
8 スイッチコントローラ
10 構内
11 電圧計
12 電圧変換装置
13 タップ切り替え素子
14 電圧計
15 制御装置
16 負荷
17 余剰負荷
18 負荷制御信号
19 負荷制御回路
20 優先順位データベース
21 タイムカウンタ
22 逆流防止ブレーカー
24 矢印
25 電圧

Claims (5)

  1. 太陽光に代表される自然エネルギーを利用した発電設備での発電電力につき交流変換が必要な前記発電設備については直流−交流変換装置により直流を交流に変換して送出する送出電力と、商用電源による交流の送出電力と、を合流させ、前記自然エネルギーを利用した発電設備からの電力を利用出来る様構成された発電システムであって、
    前記自然エネルギーの発電設備を複数設備設置し、前記複数設備からの直流の発電電力を予め統合装置によって統合し、前記直流−交流変換装置によって直流から交流へ変換できるまでの発電量にした、
    ことを特徴とする自然エネルギーによる発電電力適正使用システム。
  2. 前記複数設備からの発電電力の統合装置による発電電力統合に際しては、前記複数設備につき複数種類の取り込み優先順位を定め、前記定められた取り込み優先順位に従って前記発電設備から前記統合装置に直流の発電電力を送る、
    ことを特徴とする請求項1記載の自然エネルギーによる発電電力適正使用システム。
  3. 太陽光に代表される自然エネルギーを利用した発電設備での発電電力につき交流変換が必要な前記発電設備については直流−交流変換装置により直流を交流に変換して送出する送出電力と、商用電源による交流の送出電力と、を合流させ、前記自然エネルギーを利用した発電設備からの電力を利用出来る様構成された発電システムであって、
    前記商用電源から電力送出される電圧と、前記自然エネルギーを利用した発電設備から交流に変換されて構内へ電力送出される構内電圧と比較し、商用電源側の電圧が前記構内電圧より高いときに、電圧変換装置により、商用電源側の電圧を構内電圧と略同等の疑似商用電源電圧に変換してなり、
    変換した前記疑似商用電源電圧より前記構内電圧が高圧値の場合は、制御装置により余剰負荷を増加させ、変換した前記疑似商用電源電圧より前記構内電圧が同等あるいは低圧値の場合は、制御装置より余剰負荷の負荷を減少させる、
    ことを特徴とする自然エネルギーによる発電電力適正使用システム。
  4. 太陽光に代表される自然エネルギーを利用した発電設備での発電電力につき交流変換が必要な前記発電設備については直流−交流変換装置により直流を交流に変換して送出する送出電力と、商用電源による交流の送出電力と、を合流させ、前記自然エネルギーを利用した発電設備からの電力を利用出来る様構成された発電システムであって、
    前記商用電源からの電力送出される電圧と、前記自然エネルギーを利用した発電設備から交流に変換されて電力送出される構内電圧と比較し、商用電源側の電圧が前記構内電圧より高いときに、電圧変換装置により、商用電源側の電圧を構内電圧と略同等の疑似商用電源電圧に変換してなり、
    変換した前記疑似商用電源電圧より前記構内電圧が高圧値の場合は、制御装置により余剰負荷の負荷制御回路に余剰負荷の設定値を増加させる制御信号を送出し、
    変換した前記疑似商用電源電圧より前記構内電圧が同等あるいは低圧値の場合は、制御装置より余剰負荷の負荷を制御する負荷制御回路に余剰負荷の設定値を減少させる制御信号を送出する、
    ことを特徴とする自然エネルギーによる発電電力適正使用システム。
  5. 前記商用電源からの電力と前記自然エネルギーを利用した発電設備からの発電電力とを合流させる前に、商用電源からの電力送出線側に逆流防止ブレーカーを取り付けた、
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の自然エネルギーによる発電電力適正使用システム。
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