JP2019045160A - 分散型発電システム - Google Patents
分散型発電システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019045160A JP2019045160A JP2017164861A JP2017164861A JP2019045160A JP 2019045160 A JP2019045160 A JP 2019045160A JP 2017164861 A JP2017164861 A JP 2017164861A JP 2017164861 A JP2017164861 A JP 2017164861A JP 2019045160 A JP2019045160 A JP 2019045160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- state
- transition
- current sensor
- eleventh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
【課題】コスト削減の観点から有利な技術を提供する。【解決手段】電力系統101の第1非接地相、第2非接地相および接地相には、それぞれ、第1電路130a、第2電路130bおよび第3電路130cが接続されている。第1リレーRL1は第1接点p1〜第3接点p3を有し、第2リレーRL2は第4接点p4〜第9接点p9を有し、第3リレーRL3は第10接点p10および第11接点p11を有する。第3リレーRL3は第3電路130c上に存する。第1接点p1および第7接点p7は電力負荷113に接続され、第2接点p2は第2電路130bに接続され、第3接点p3は第4接点p4に接続され、第5接点p5は第1電路130aに接続され、第6接点p6および第9接点p9は第2のコンバータ109を介して発電機105に接続され、第8接点p8は第10接点p10に接続されている。【選択図】図1
Description
本開示は、分散型発電システムに関するものである。
分散型発電システムを単相3線式の系統に連系させ、これらの連系点に電流センサを取り付けることが行われている。特許文献1には、電流センサが正しく取り付けられているかどうかを判定する技術について記載されている。
本発明者の検討によれば、特許文献1の技術には、コスト削減の観点から改善の余地がある。
本開示は、
第1非接地相、第2非接地相および接地相を有する単相3線式の電力系統に、前記第1非接地相に接続された第1電路と前記第2非接地相に接続された第2電路と前記接地相に接続された第3電路とを用いて連系する分散型発電システムであって、
発電機と、
第2のコンバータと、
電力負荷と、
第1接点と第2接点と第3接点とを有し、前記第1接点が前記第2接点および前記第3接点のいずれかに接続される第1リレーと、
第4接点と第5接点と第6接点と第7接点と第8接点と第9接点とを有し、前記第4接点が前記第5接点および前記第6接点のいずれかに接続され、前記第7接点が前記第8接点および前記第9接点のいずれかに接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続されているときには前記第7接点が前記第8接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続されているときには前記第7接点が前記第9接点に接続される第2リレーと、
第10接点と第11接点とを有し、前記第10接点と前記第11接点とが接続または切り離される第3リレーであって、前記第3電路上に存する第3リレーと、
正しい取付位置が前記第1電路である第1の電流センサと、
正しい取付位置が前記第2電路である第2の電流センサと、
第1判定モードを有する制御装置と、を備え、
前記第1接点および前記第7接点は前記電力負荷に接続され、前記第2接点は前記第2電路に接続され、前記第3接点は前記第4接点に接続され、前記第5接点は前記第1電路に接続され、前記第6接点および前記第9接点は前記第2のコンバータを介して前記発電機に接続され、前記第8接点は前記第10接点に接続され、
前記第1接点が前記第2接点に接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続され、前記第7接点が前記第8接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記電力系統の前記第2非接地相および前記接地相に接続されている状態を第2状態と定義したとき、前記第1判定モードでは、前記第2状態における前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2状態における前記第2の電流センサの電流検出値とに基づいて、前記第1の電流センサおよび前記第2の電流センサの取付状態を判定する、分散型発電システムを提供する。
第1非接地相、第2非接地相および接地相を有する単相3線式の電力系統に、前記第1非接地相に接続された第1電路と前記第2非接地相に接続された第2電路と前記接地相に接続された第3電路とを用いて連系する分散型発電システムであって、
発電機と、
第2のコンバータと、
電力負荷と、
第1接点と第2接点と第3接点とを有し、前記第1接点が前記第2接点および前記第3接点のいずれかに接続される第1リレーと、
第4接点と第5接点と第6接点と第7接点と第8接点と第9接点とを有し、前記第4接点が前記第5接点および前記第6接点のいずれかに接続され、前記第7接点が前記第8接点および前記第9接点のいずれかに接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続されているときには前記第7接点が前記第8接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続されているときには前記第7接点が前記第9接点に接続される第2リレーと、
第10接点と第11接点とを有し、前記第10接点と前記第11接点とが接続または切り離される第3リレーであって、前記第3電路上に存する第3リレーと、
正しい取付位置が前記第1電路である第1の電流センサと、
正しい取付位置が前記第2電路である第2の電流センサと、
第1判定モードを有する制御装置と、を備え、
前記第1接点および前記第7接点は前記電力負荷に接続され、前記第2接点は前記第2電路に接続され、前記第3接点は前記第4接点に接続され、前記第5接点は前記第1電路に接続され、前記第6接点および前記第9接点は前記第2のコンバータを介して前記発電機に接続され、前記第8接点は前記第10接点に接続され、
前記第1接点が前記第2接点に接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続され、前記第7接点が前記第8接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記電力系統の前記第2非接地相および前記接地相に接続されている状態を第2状態と定義したとき、前記第1判定モードでは、前記第2状態における前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2状態における前記第2の電流センサの電流検出値とに基づいて、前記第1の電流センサおよび前記第2の電流センサの取付状態を判定する、分散型発電システムを提供する。
本開示に係る技術によれば、低コストで実現できる構成により、第1の電流センサおよび第2の電流センサの取付状態を判定することができる。
本開示の第1態様は、
第1非接地相、第2非接地相および接地相を有する単相3線式の電力系統に、前記第1非接地相に接続された第1電路と前記第2非接地相に接続された第2電路と前記接地相に接続された第3電路とを用いて連系する分散型発電システムであって、
発電機と、
第2のコンバータと、
電力負荷と、
第1接点と第2接点と第3接点とを有し、前記第1接点が前記第2接点および前記第3接点のいずれかに接続される第1リレーと、
第4接点と第5接点と第6接点と第7接点と第8接点と第9接点とを有し、前記第4接点が前記第5接点および前記第6接点のいずれかに接続され、前記第7接点が前記第8接点および前記第9接点のいずれかに接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続されているときには前記第7接点が前記第8接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続されているときには前記第7接点が前記第9接点に接続される第2リレーと、
第10接点と第11接点とを有し、前記第10接点と前記第11接点とが接続または切り離される第3リレーであって、前記第3電路上に存する第3リレーと、
正しい取付位置が前記第1電路である第1の電流センサと、
正しい取付位置が前記第2電路である第2の電流センサと、
第1判定モードを有する制御装置と、を備え、
前記第1接点および前記第7接点は前記電力負荷に接続され、前記第2接点は前記第2電路に接続され、前記第3接点は前記第4接点に接続され、前記第5接点は前記第1電路に接続され、前記第6接点および前記第9接点は前記第2のコンバータを介して前記発電機に接続され、前記第8接点は前記第10接点に接続され、
前記第1接点が前記第2接点に接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続され、前記第7接点が前記第8接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記電力系統の前記第2非接地相および前記接地相に接続されている状態を第2状態と定義したとき、前記第1判定モードでは、前記第2状態における前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2状態における前記第2の電流センサの電流検出値とに基づいて、前記第1の電流センサおよび前記第2の電流センサの取付状態を判定する、分散型発電システムを提供する。
第1非接地相、第2非接地相および接地相を有する単相3線式の電力系統に、前記第1非接地相に接続された第1電路と前記第2非接地相に接続された第2電路と前記接地相に接続された第3電路とを用いて連系する分散型発電システムであって、
発電機と、
第2のコンバータと、
電力負荷と、
第1接点と第2接点と第3接点とを有し、前記第1接点が前記第2接点および前記第3接点のいずれかに接続される第1リレーと、
第4接点と第5接点と第6接点と第7接点と第8接点と第9接点とを有し、前記第4接点が前記第5接点および前記第6接点のいずれかに接続され、前記第7接点が前記第8接点および前記第9接点のいずれかに接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続されているときには前記第7接点が前記第8接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続されているときには前記第7接点が前記第9接点に接続される第2リレーと、
第10接点と第11接点とを有し、前記第10接点と前記第11接点とが接続または切り離される第3リレーであって、前記第3電路上に存する第3リレーと、
正しい取付位置が前記第1電路である第1の電流センサと、
正しい取付位置が前記第2電路である第2の電流センサと、
第1判定モードを有する制御装置と、を備え、
前記第1接点および前記第7接点は前記電力負荷に接続され、前記第2接点は前記第2電路に接続され、前記第3接点は前記第4接点に接続され、前記第5接点は前記第1電路に接続され、前記第6接点および前記第9接点は前記第2のコンバータを介して前記発電機に接続され、前記第8接点は前記第10接点に接続され、
前記第1接点が前記第2接点に接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続され、前記第7接点が前記第8接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記電力系統の前記第2非接地相および前記接地相に接続されている状態を第2状態と定義したとき、前記第1判定モードでは、前記第2状態における前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2状態における前記第2の電流センサの電流検出値とに基づいて、前記第1の電流センサおよび前記第2の電流センサの取付状態を判定する、分散型発電システムを提供する。
第1態様によれば、低コストで実現できる構成により、第1の電流センサおよび第2の電流センサの取付状態を判定することができる。
本開示の第2態様は、第1態様に加え、
前記第1判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第1接点を前記第2接点に接続することによって第1状態に遷移させる第1遷移を実行し、
前記第1状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第2状態に遷移させる第2遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
前記第1判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第1接点を前記第2接点に接続することによって第1状態に遷移させる第1遷移を実行し、
前記第1状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第2状態に遷移させる第2遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
本開示の第3態様は、第2態様に加え、
前記第1判定モードでは、
前記第2のコンバータから前記電力負荷に供給される電力が0Wであるときに、前記第1遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
前記第1判定モードでは、
前記第2のコンバータから前記電力負荷に供給される電力が0Wであるときに、前記第1遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
本開示の第4態様は、第1態様〜第3態様のいずれか1つに加え、
前記第1判定モードでは、
前記第2状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第3状態に遷移させる第3遷移を実行し、
前記第3状態から、前記第1接点を前記第3接点に接続し前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第4遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
ここで、前記第0状態は、前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態である。
前記第1判定モードでは、
前記第2状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第3状態に遷移させる第3遷移を実行し、
前記第3状態から、前記第1接点を前記第3接点に接続し前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第4遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
ここで、前記第0状態は、前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態である。
本開示の第5態様は、第4態様に加え、
前記第1判定モードでは、
前記第3遷移によって前記第3状態に遷移してから、前記電力系統の交流電圧の半周期以上の期間が経過した後に、前記第4遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
前記第1判定モードでは、
前記第3遷移によって前記第3状態に遷移してから、前記電力系統の交流電圧の半周期以上の期間が経過した後に、前記第4遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
第2〜第5態様は、アークの発生を防止する観点から有利である。
本開示の第6態様は、第1態様〜第5態様のいずれか1つに加え、
前記第1判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第1接点を前記第2接点に接続することによって第1状態に遷移させる第1遷移を実行し、
前記第1状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第2状態に遷移させる第2遷移を実行し、
前記第2状態において、前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2の電流センサの電流検出値と、を取得し、
前記第2状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第3状態に遷移させる第3遷移を実行し、
前記第3状態から、前記第1接点を前記第3接点に接続し前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第4遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって前記第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の分散型発電システムを提供する。
前記第1判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第1接点を前記第2接点に接続することによって第1状態に遷移させる第1遷移を実行し、
前記第1状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第2状態に遷移させる第2遷移を実行し、
前記第2状態において、前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2の電流センサの電流検出値と、を取得し、
前記第2状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第3状態に遷移させる第3遷移を実行し、
前記第3状態から、前記第1接点を前記第3接点に接続し前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第4遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって前記第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の分散型発電システムを提供する。
第6態様の第1判定モードは、第1判定モードの具体例である。
本開示の第7態様は、
第1非接地相、第2非接地相および接地相を有する単相3線式の電力系統に、前記第1非接地相に接続された第1電路と前記第2非接地相に接続された第2電路と前記接地相に接続された第3電路とを用いて連系する分散型発電システムであって、
発電機と、
第2のコンバータと、
電力負荷と、
第1接点と第2接点と第3接点とを有し、前記第1接点が前記第2接点および前記第3接点のいずれかに接続される第1リレーと、
第4接点と第5接点と第6接点と第7接点と第8接点と第9接点とを有し、前記第4接点が前記第5接点および前記第6接点のいずれかに接続され、前記第7接点が前記第8接点および前記第9接点のいずれかに接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続されているときには前記第7接点が前記第8接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続されているときには前記第7接点が前記第9接点に接続される第2リレーと、
第10接点と第11接点とを有し、前記第10接点と前記第11接点とが接続または切り離される第3リレーであって、前記第3電路上に存する第3リレーと、
正しい取付位置が前記第1電路である第1の電流センサと、
正しい取付位置が前記第2電路である第2の電流センサと、
第2判定モードを有する制御装置と、を備え、
前記第1接点および前記第7接点は前記電力負荷に接続され、前記第2接点は前記第2電路に接続され、前記第3接点は前記第4接点に接続され、前記第5接点は前記第1電路に接続され、前記第6接点および前記第9接点は前記第2のコンバータを介して前記発電機に接続され、前記第8接点は前記第10接点に接続され、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続され、前記第7接点が前記第8接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記電力系統の前記第1非接地相および前記接地相に接続されている状態を第5状態と定義したとき、前記第2判定モードでは、前記第5状態における前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第5状態における前記第2の電流センサの電流検出値と、に基づいて、前記第1の電流センサおよび前記第2の電流センサの取付状態を判定する、分散型発電システムを提供する。
第1非接地相、第2非接地相および接地相を有する単相3線式の電力系統に、前記第1非接地相に接続された第1電路と前記第2非接地相に接続された第2電路と前記接地相に接続された第3電路とを用いて連系する分散型発電システムであって、
発電機と、
第2のコンバータと、
電力負荷と、
第1接点と第2接点と第3接点とを有し、前記第1接点が前記第2接点および前記第3接点のいずれかに接続される第1リレーと、
第4接点と第5接点と第6接点と第7接点と第8接点と第9接点とを有し、前記第4接点が前記第5接点および前記第6接点のいずれかに接続され、前記第7接点が前記第8接点および前記第9接点のいずれかに接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続されているときには前記第7接点が前記第8接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続されているときには前記第7接点が前記第9接点に接続される第2リレーと、
第10接点と第11接点とを有し、前記第10接点と前記第11接点とが接続または切り離される第3リレーであって、前記第3電路上に存する第3リレーと、
正しい取付位置が前記第1電路である第1の電流センサと、
正しい取付位置が前記第2電路である第2の電流センサと、
第2判定モードを有する制御装置と、を備え、
前記第1接点および前記第7接点は前記電力負荷に接続され、前記第2接点は前記第2電路に接続され、前記第3接点は前記第4接点に接続され、前記第5接点は前記第1電路に接続され、前記第6接点および前記第9接点は前記第2のコンバータを介して前記発電機に接続され、前記第8接点は前記第10接点に接続され、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続され、前記第7接点が前記第8接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記電力系統の前記第1非接地相および前記接地相に接続されている状態を第5状態と定義したとき、前記第2判定モードでは、前記第5状態における前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第5状態における前記第2の電流センサの電流検出値と、に基づいて、前記第1の電流センサおよび前記第2の電流センサの取付状態を判定する、分散型発電システムを提供する。
第7態様によれば、低コストで実現できる構成により、第1の電流センサおよび第2の電流センサの取付状態を判定することができる。
本開示の第8態様は、第7態様に加え、
前記第2判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第5状態に遷移させる第6遷移を実行し、
前記第2のコンバータから前記電力負荷に供給される電力が0Wであるときに、前記第6遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
前記第2判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第5状態に遷移させる第6遷移を実行し、
前記第2のコンバータから前記電力負荷に供給される電力が0Wであるときに、前記第6遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
本開示の第9態様は、第7態様または第8態様に加え、
前記第2判定モードでは、
前記第5状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第6状態に遷移させる第7遷移を実行し、
前記第6状態から、前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第8遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
ここで、前記第0状態は、前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態である。
前記第2判定モードでは、
前記第5状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第6状態に遷移させる第7遷移を実行し、
前記第6状態から、前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第8遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
ここで、前記第0状態は、前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態である。
本開示の第10態様は、第9態様に加え、
前記第2判定モードでは、
前記第7遷移によって前記第6状態に遷移してから、前記電力系統の交流電圧の半周期以上の期間が経過した後に、前記第8遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
前記第2判定モードでは、
前記第7遷移によって前記第6状態に遷移してから、前記電力系統の交流電圧の半周期以上の期間が経過した後に、前記第8遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
第8〜第10態様は、アークの発生を防止する観点から有利である。
本開示の第11態様は、第7態様〜第10態様のいずれか1つに加え、
前記第2判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって第5状態に遷移させる第6遷移を実行し、
前記第5状態において、前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2の電流センサの電流検出値と、を取得し、
前記第5状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第6状態に遷移させる第7遷移を実行し、
前記第6状態から、前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第8遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって前記第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
前記第2判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって第5状態に遷移させる第6遷移を実行し、
前記第5状態において、前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2の電流センサの電流検出値と、を取得し、
前記第5状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第6状態に遷移させる第7遷移を実行し、
前記第6状態から、前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第8遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって前記第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、分散型発電システムを提供する。
第11態様の第2判定モードは、第2判定モードの具体例である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施の形態に限定されない。
本明細書では、第1、第2、第3、第4・・・という序数詞を用いることがある。念のために断っておくが、ある要素に序数詞が付されている場合に、より若番の同種類の要素が存在することは必須ではない。例えば、第2のコンバータという用語は、第2のコンバータとともに第1のコンバータが必ず存在することを意として使用されているわけではない。
図1に、本実施の形態に係る電力系統101、第1電路130a、第2電路130b、第3電路130c、分散型発電システム102および交流負荷104を示す。
電力系統101は、単相3線式の系統である。電力系統101は、第1非接地相、第2非接地相および接地相を有している。
交流負荷104は、電力系統101および/または分散型発電システム102から供給される交流電力を消費する。交流負荷104は、例えば、一般家庭で使用されるテレビ、エアーコンディショナーなどである。
分散型発電システム102は、第1電路130aと第2電路130bと第3電路130cとを用いて電力系統101に連系されている。第1電路130aは、電力系統101の第1非接地相に接続されている。第2電路130bは、電力系統101の第2非接地相に接続されている。第3電路130cは、電力系統101の接地相に接続されている。
本実施の形態では、第1非接地相はU相に対応し、第2非接地相はW相に対応し、接地相はO相に対応し、第1電路130aはU相電路に対応し、第2電路130bはW相電路に対応し、第3電路130cはO相電路に対応する。別例では、第1非接地相はW相に対応し、第2非接地相はU相に対応し、接地相はO相に対応し、第1電路130aはW相電路に対応し、第2電路130bはU相電路に対応し、第3電路130cはO相電路に対応する。
分散型発電システム102は、発電機105と、第1のコンバータ106と、第2のコンバータ109と、インバータ107と、解列リレー108と、系統連系用保護リレー120と、電力負荷113と、第1リレーRL1と、第2リレーRL2と、電圧センサ110と、第1の電流センサ111aと、第2の電流センサ111bと、制御装置114と、操作部115と、表示部116と、を備えている。
発電機105は、直流電力を生成する。本実施の形態では、発電機105は、燃料電池である。
第1のコンバータ106は、DCDCコンバータである。第1のコンバータ106は、発電機105が生成する直流電圧を変圧する。本実施の形態では、第1のコンバータ106は、絶縁トランスを含んでいる。
インバータ107は、第1のコンバータ106が出力する直流電力を、交流負荷104で消費可能な交流電力に変換する。
解列リレー108は、開閉することで、分散型発電システム102を電力系統101と連系/解列させる。解列リレー108は、第1電路130a、第2電路130bおよび第3電路130c上に存する。
第2のコンバータ109は、DCDCコンバータである。第2のコンバータ109は、電力負荷113用のコンバータである。第2のコンバータ109は、発電機105が生成する直流電圧を、第1のコンバータ106とは異なる電圧に変圧し、出力する。図3A〜4Bに、第2のコンバータ109の具体例を示す。この具体例の第2のコンバータ109は、ダウンコンバータである。
電圧センサ110は、第1電路130aと第3電路130cとの間の電圧と、第2電路130bと第3電路130cとの間の電圧を検出する。
第1の電流センサ111aの正しい取付位置は、第1電路130a(本実施の形態では第1電路130aの連系点103)である。図1では、第1の電流センサ111aは、正しい位置に取り付けられている。第1の電流センサ111aは、取り付けられた位置を流れる電流の大きさおよび正負の方向を検出する。本実施の形態では、第1の電流センサ111aは、カレントトランスである。
第2の電流センサ111bの正しい取付位置は、第2電路130b(本実施の形態では第2電路130bの連系点103)である。図1では、第2の電流センサ111bは、正しい位置に取り付けられている。第2の電流センサ111bは、取り付けられた位置を流れる電流の大きさおよび正負の方向を検出する。本実施の形態では、第2の電流センサ111bは、カレントトランスである。
電力負荷113には、第2のコンバータ109の出力電圧、第1電路130aと第3電路130cとの間の電圧、または、第2電路130bと第3電路130cとの間の電圧が供給され得る。電力負荷113に電圧が供給されると、電力負荷113において電力が消費される。本実施の形態では、電力負荷113は、ヒータである。図3A〜4Bでは、ヒータである場合の電力負荷113が描かれている。
ところで、発電機105が燃料電池である場合などには、電力系統101への逆潮流を抑制するべき場合がある。本実施の形態では、電力負荷113は、電力系統101への逆潮流抑制に寄与する。具体的には、発電機105の発電時において、発電機105の発電電力が、交流負荷104の要求電力を上回る場合があり得る。その場合に、本実施の形態の電力負荷113では、上回る分の電力(余剰電力)が消費される。発電機105の発電電力が交流負荷104の要求電力を上回る場合には、このようにして、電力負荷113は、電力系統101への逆潮流抑制に寄与する。後述のように、この逆潮流抑制は、通常運転において実行される。
第1リレーRL1は、第1接点p1と第2接点p2と第3接点p3とを有する。第1接点p1は、第2接点p2および第3接点p3のいずれかに接続される。第1リレーRL1は、1c接点のリレーである。
第2リレーRL2は、第4接点p4と第5接点p5と第6接点p6と第7接点p7と第8接点p8と第9接点p9とを有する。第4接点p4は、第5接点p5および第6接点p6のいずれかに接続される。第7接点p7は、第8接点p8および第9接点p9のいずれかに接続される。第4接点p4が第5接点p5に接続されているときには第7接点p7が第8接点p8に接続され、第4接点p4が第6接点p6に接続されているときには第7接点p7が第9接点p9に接続される。第2リレーRL2は、2c接点のリレーである。
系統連系用保護リレー120は、系統を遮断するための保護リレーであり、系統連系規程により設置することが義務付けられているリレーである。系統連系用保護リレー120は、第1相リレー120aと、第2相リレー120bと、第3相リレー120cと、を有している。第1相リレー120a、第2相リレー120bおよび第3相リレー120cは、それぞれ、第1電路130a、第2電路130bおよび第3電路130c上に存する。リレー120a〜120cは、それぞれ、1a接点のリレーである。
本明細書では、第3相リレー120cを、第3リレーRL3と称することがある。第3リレーRL3は、第10接点p10と、第11接点p11と、を有している。第3リレーRL3では、第10接点p10と第11接点p11とが接続または切り離される。第3リレーRL3は、第3電路130c上に存する。
本実施の形態では、第1接点p1および第7接点p7は、電力負荷113に接続されている。第2接点p2は、第2電路130bに接続されている。第3接点p3は、第4接点p4に接続されている。第5接点p5は、第1電路130aに接続されている。第6接点p6および第9接点p9は、第2のコンバータ109を介して発電機105に接続されている。第8接点p8は、第10接点p10に接続されている。
制御装置114の制御対象には、発電機105、第1のコンバータ106、第2のコンバータ109、インバータ107、解列リレー108、系統連系用保護リレー120、第1リレーRL1および第2リレーRLが含まれる。制御装置114は、電圧センサ110で検出される電圧値と、電流センサ111aおよび111bで検出される電流値の積を算出する。制御装置114は、この積を、電力値として取り扱う。制御装置114は、この電力値を基に、上述の制御対象の一部または全部を制御することができる。制御装置114は、図示しない内蔵の不揮発性メモリを含んでいる。また、制御装置114は、リレーRL1〜RL3を用いて電力負荷113の接続を切り替えることで、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bの故障の有無、取付方向の適否および取付位置の適否を判定することができる。
操作部115では、施工またはメンテナンスの作業者が、所定の操作を行う。操作部115は、例えば、タクトスイッチまたはメンブレンスイッチである。
表示部116は、エラー表示、動作情報などを表示する。表示部116は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)または7セグメントディスプレイである。
[電流センサの取付状態の確認テスト]
施工またはメンテナンスの作業者は、分散型発電システム102の施工またはメンテナンス時に、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bを、それぞれ、第1電路130a(の連系点103)および第2電路130b(の連系点103)に取り付ける。そして、作業者は、制御装置114に、電流センサ111aおよび111bの出力信号線を接続する。その後、電流センサ111aおよび111bの取付方向、取付位置および出力信号線の配線が正しいかどうかを確認するために、作業者は、操作部115を通じて所定の操作を行う。つまり、作業者は、センサの取付状態の確認テストを行う。
施工またはメンテナンスの作業者は、分散型発電システム102の施工またはメンテナンス時に、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bを、それぞれ、第1電路130a(の連系点103)および第2電路130b(の連系点103)に取り付ける。そして、作業者は、制御装置114に、電流センサ111aおよび111bの出力信号線を接続する。その後、電流センサ111aおよび111bの取付方向、取付位置および出力信号線の配線が正しいかどうかを確認するために、作業者は、操作部115を通じて所定の操作を行う。つまり、作業者は、センサの取付状態の確認テストを行う。
制御装置114は、第1判定モードと、第2判定モードと、を有している。第1判定モードでは、第1の電流センサ111aおよび第2電流センサ111bの取付状態の確認テストがなされる。第2判定モードでも、第1の電流センサ111aおよび第2電流センサ111bの取付状態の確認テストがなされる。
第1判定モードおよび第2判定モードの説明では、第0状態、第1状態、第2状態、第3状態、第4状態、第5状態および第6状態という用語を用いることがある。
第0状態は、第1接点p1が第3接点p3に接続され、第4接点p4が第6接点p6に接続され、第7接点p7が第9接点p9に接続され、かつ、第10接点p10と第11接点p11とが接続されている状態である。第0状態では、接点p1〜p11がこのように接続されることによって、電力負荷113が、第2のコンバータ109に接続される。
第1状態は、第1接点p1が第2接点p2に接続され、第4接点p4が第6接点p6に接続され、第7接点p7が第9接点p9に接続され、かつ、第10接点p10と第11接点p11とが接続されている状態である。
第2状態は、第1接点p1が第2接点p2に接続され、第4接点p4が第5接点p5に接続され、第7接点p7が第8接点p8に接続され、かつ、第10接点p10と第11接点p11とが接続されている状態である。第2状態では、接点p1〜p11がこのように接続されることによって、電力負荷113が、電力系統101の第2非接地相および接地相に接続される。
第3状態は、第1接点p1が第2接点p2に接続され、第4接点p4が第5接点p5に接続され、第7接点p7が第8接点p8に接続され、かつ、第10接点p10と第11接点p11とが切り離されている状態である。
第4状態は、第1接点p1が第3接点p3に接続され、第4接点p4が第6接点p6に接続され、第7接点p7が第9接点p9に接続され、かつ、第10接点p10と第11接点p11とが切り離されている状態である。
第5状態は、第1接点p1が第3接点p3に接続され、第4接点p4が第5接点p5に接続され、第7接点p7が第8接点p8に接続され、かつ、第10接点p10と第11接点p11とが接続されている状態である。第5状態では、接点p1〜p11がこのように接続されることによって、電力負荷113が電力系統101の第1非接地相および接地相に接続される。
第6状態は、第1接点p1が第3接点p3に接続され、第4接点p4が第5接点p5に接続され、第7接点p7が第8接点p8に接続され、かつ、第10接点p10と第11接点p11とが切り離されている状態である。
以下の説明では、第1判定モードおよび第2判定モードの開始時点においては、第1リレーRL1、第2リレーRL2および第3リレーRL3は第0状態にあるものとする。
まず、第1判定モードについて説明する。
第1判定モードでは、第2の電流センサ111bの故障(本実施の形態では、第2の電流センサ111bの信号線の断線も含む)の有無を確認できる。第1判定モードでは、第2の電流センサ111bの取付方向の適否を確認できる。第1判定モードでは、第2の電流センサ111bが第2電路130b(の連系点103)に取り付けられているかどうかを確認できる。第1判定モードでは、第1の電流センサ111aが第2電路130b(の連系点103)に誤って取り付けられていないかどうかを確認できる。
操作部115より第1判定モードを開始するべき旨を表す操作信号(以下、第1の操作信号と称することがある)が入力されると、図2、図3Aおよび3Bに示す第1判定モードが開始される。
本実施の形態の第1判定モードでは、第0状態において、第1の電流センサ111aの電流検出値と、第2の電流センサ111bの電流検出値と、を取得する。
次に、第1判定モードでは、第0状態から、第1接点p1を第2接点p2に接続することによって第1状態に遷移させる第1遷移を実行する。本実施の形態では、第2相接続要求があるという第1条件と、電力指令値が0Wであるという第2条件と、の両方が成立しているときに、第1遷移を実行する。第2相接続要求は、電力負荷113に電力系統101の第2非接地相および接地相を接続するべき旨の要求である。電力指令値は、第2のコンバータ109の電力負荷113側への出力電力が追従するべき値である。一例では、第0状態における電流センサ111aおよび111bの電流検出値を取得してから第2状態における電流センサ111aおよび111bの電流検出値を取得するまでの期間において、第2相接続要求は存在し続ける。第2条件が成立しているときに第1遷移を実行することにより、第2のコンバータ109から電力負荷113に電流が流れているときに第1遷移が実行されることを防止できる。
次に、第1判定モードでは、第1状態から、第4接点p4を第5接点p5に接続し第7接点p7を第8接点p8に接続することによって第2状態に遷移させる第2遷移を実行する。
次に、第1判定モードでは、第2状態において、第1の電流センサ111aの電流検出値と、第2の電流センサ111bの電流検出値と、を取得する。
次に、第1判定モードでは、第2状態から、第10接点p10と第11接点p11とを切り離すことによって第3状態に遷移させる第3遷移を実行する。本実施の形態では、第2相接続要求がないという第3条件と、電力指令値が0Wではないという第4条件と、の少なくとも一方が成立しているときに、第3遷移を実行する。このようにすれば、適切なタイミングで第3遷移を実行することができる。
次に、第1判定モードでは、第3状態から、第1接点p1を第3接点p3に接続し第4接点p4を第6接点p6に接続し第7接点p7を第9接点p9に接続することによって第4状態に遷移させる第4遷移を実行する。
次に、第1判定モードでは、第4状態から、第10接点p10と第11接点p11とを接続することによって第0状態に遷移させる第5遷移を実行する。
第1判定モードでは、第2状態における第1の電流センサ111aの電流検出値と、第2状態における第2の電流センサ111bの電流検出値と、に基づいて、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bの取付状態を判定する。このように、本実施の形態によれば、低コストで実現できる構成により、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bの取付状態を判定することができる。具体的には、先に説明したとおり、系統連系用保護リレー120は、系統連系規程により設置することが義務付けられているリレーである。その系統連系用保護リレー120に含まれた第3リレーRL3を除くと、第1判定モードで切り替える必要があるリレーは、第1リレーRL1と第2リレーRL2の2つということになる。このことは、電流センサ111aおよび111bの取付状態の確認に要するコスト削減の観点から有利である。また、本実施の形態によれば、系統連系用保護リレーに要求される機能と電流センサ111aおよび111bの取付状態の確認に要求される機能の双方を、低コストで実現できるとも言える。
具体的には、本実施の形態の第1判定モードでは、第0状態における第1の電流センサ111aの電流検出値と第2状態における第1の電流センサ111aの電流検出値との差ΔI1と、第0状態における第2の電流センサ111bの電流検出値と第2状態における第2の電流センサ111bの電流検出値との差ΔI2と、に基づいて、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bの取付状態を判定する。
より具体的には、第2の電流センサ111bが故障しておらず、かつ、第2の電流センサ111bが正しい位置である第2電路130b(の連系点103)に取り付けられているとする。この場合には、第0状態における電力負荷113の消費電力と第2状態における電力負荷113の消費電力との差ΔP1が、電流検出値の差ΔI2に反映される。このため、差ΔI2は、差ΔP1に基づく有意な絶対値を有する値となる。他方、第2の電流センサ111bが故障している、および/または、第2の電流センサ111bが正しい位置に取り付けられていないとする。この場合には、消費電力の差ΔP1が、電流検出値の差ΔI2に反映されない。このため、差ΔI2は有意な絶対値を有さない。
本実施の形態では、制御装置114は、電流検出値の差ΔI2が所定範囲内の場合、第2の電流センサ111bが故障している、および/または、第2の電流センサ111bが誤った位置に取り付けられていると判定する。そして、制御装置114に内蔵の不揮発性メモリに、第2の電流センサ111bの取付状態に異常がある旨の情報が記憶される。上記の所定範囲は、例えば、−1A以上1A以下の範囲である。上記の誤った位置としては、第1電路130a(の連系点103)、電路130a〜130cと交流負荷104との接続路などが考えられる。
電流検出値の差ΔI2の絶対値が大きいがその符号が負である場合(例えば、−1A未満である場合)、制御装置114は、第2の電流センサ111bは正しい位置である第2電路130b(の連系点103)に取り付けられているが逆方向に取り付けられていると判定する。そして、制御装置114に内蔵の不揮発性メモリに、第2の電流センサ111bが逆方向に取り付けられている旨の情報が記憶される。具体的には、取付方向を表す符号の正負を反転させる。そして、これ以降において、この符号に基づいて、第2の電流センサ111bが電流検出値の符号を反転させる補正を行う。
第1の電流センサ111aが誤って第2電路130b(の連系点103)に取り付けられているとする。この場合、消費電力の差ΔP1が、電流検出値の差ΔI1に反映されることになる。このため、差ΔI1は有意な絶対値を有する。
本実施の形態では、制御装置114は、電流検出値の差ΔI1が所定範囲外の場合、第1の電流センサ111aが誤って第2電路130b(の連系点103)に取り付けられていると判定する。そして、制御装置114に内蔵の不揮発性メモリに、第1の電流センサ111aの取付状態に異常がある旨の情報が記憶される。上述の所定範囲外の場合は、例えば、差ΔI1が−1A以下または1A以上の場合である。
ところで、第0状態から、第4接点p4および第7接点p7をそれぞれ第5接点p5および第8接点p8に接続し、その後第1接点p1を第2接点p2に接続することによって、第2状態に遷移させたとする。その場合、条件にもよるが、第1接点p1を第2接点p2に接続するときにアークが発生することがある。しかしながら、先に説明したように、本実施の形態の第1判定モードでは、第0状態から第1状態に遷移させる第1遷移を実行し、第1状態から第2遷移を実行する。このようにすれば、アークは発生しない。
また、本実施の形態の第1判定モードでは、第2のコンバータ109から電力負荷113に供給される電力が0Wであるときに、第1遷移を実行する。このようにすれば、第1遷移の際にアークは発生しない。
また、先に説明したように、本実施の形態の第1判定モードでは、第3状態に遷移させる第3遷移を実行し、第3状態から第4遷移を実行する。このようにすることは、第3遷移に由来するアークが消えてから第4遷移を実行する観点から有利である。従って、本実施の形態は、アークによる第2のコンバータ109の破壊を防止する観点から有利である。
さらに、本実施の形態の第1判定モードでは、第3遷移によって第3状態に遷移してから、電力系統101の交流電圧の半周期以上の期間が経過した後に、第4遷移を実行する。交流電圧の半周期以上の期間は、電圧がゼロになるタイミングを必然的にもたらすため、アークが消えてから第4遷移を実行する観点から特に有利である。このようにすることは、第3遷移に由来するアークによる第2のコンバータ109の破壊を防止する観点から特に有利である。なお、一具体例では、第3遷移によって第3状態に遷移してから、電力系統101の交流電圧の半周期と第3リレーRL3の復帰時間との合計期間が経過した後に、第4遷移が実行される。
次に、第2判定モードについて説明する。
第2判定モードでは、第1の電流センサ111aの故障(本実施の形態では、第1の電流センサ111aの信号線の断線も含む)の有無を確認できる。第2判定モードでは、第1の電流センサ111aの取付方向の適否を確認できる。第2判定モードでは、第1の電流センサ111aが第1電路130a(の連系点103)に取り付けられているかどうかを確認できる。第2判定モードでは、第2の電流センサ111bが第1電路130a(の連系点103)に誤って取り付けられていないかどうかを確認できる。
操作部115より第2判定モードを開始するべき旨を表す操作信号(以下、第2の操作信号と称することがある)が入力されると、図2、図4Aおよび4Bに示す第2判定モードが開始される。
本実施の形態の第2判定モードでは、第0状態において、第1の電流センサ111aの電流検出値と、第2の電流センサ111bの電流検出値と、を取得する。
次に、第2判定モードでは、第0状態から、第4接点p4を第5接点p5に接続し第7接点p7を第8接点p8に接続することによって第5状態に遷移させる第6遷移を実行する。本実施の形態では、第1相接続要求があるという第5条件と、電力指令値が0Wであるという上記の第2条件と、の両方が成立しているときに、第6遷移を実行する。第1相接続要求は、電力負荷113に電力系統101の第1非接地相および接地相を接続するべき旨の要求である。一例では、第0状態における電流センサ111aおよび111bの電流検出値を取得してから第5状態における電流センサ111aおよび111bの電流検出値を取得するまでの期間において、第1相接続要求は存在し続ける。第2条件が成立しているときに第6遷移を実行することにより、第2のコンバータ109から電力負荷113に電流が流れているときに第6遷移が実行されることを防止できる。
次に、第2判定モードでは、第5状態において、第1の電流センサ111aの電流検出値と、第2の電流センサ111bの電流検出値と、を取得する。
次に、第2判定モードでは、第5状態から、第10接点p10と第11接点p11とを切り離すことによって第6状態に遷移させる第7遷移を実行する。本実施の形態では、第1相接続要求がないという第6条件と、電力指令値が0Wではないという上記の第4条件と、の少なくとも一方が成立しているときに、第7遷移を実行する。
次に、第2判定モードでは、第6状態から、第4接点p4を第6接点p6に接続し第7接点p7を第9接点p9に接続することによって第4状態に遷移させる第8遷移を実行する。
次に、第2判定モードでは、第4状態から、第10接点p10と第11接点p11とを接続することによって第0状態に遷移させる第5遷移を実行する。
第2判定モードでは、第5状態における第1の電流センサ111aの電流検出値と、第5状態における第2の電流センサ111bの電流検出値と、に基づいて、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bの取付状態を判定する。第1判定モードと同様、このような第2判定モードによれば、低コストで実現できる構成により、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bの取付状態を判定することができる。
具体的には、本実施の形態の第2判定モードでは、第0状態における第1の電流センサ111aの電流検出値と第5状態における第1の電流センサ111aの電流検出値との差ΔI3と、第0状態における第2の電流センサ111bの電流検出値と第5状態における第2の電流センサ111bの電流検出値との差ΔI4と、に基づいて、第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bの取付状態を判定する。
より具体的には、第1の電流センサ111aが故障しておらず、かつ、第1の電流センサ111aが正しい位置である第1電路130a(の連系点103)に取り付けられているとする。この場合には、第0状態における電力負荷113の消費電力と第5状態における電力負荷113の消費電力との差ΔP2が、電流検出値の差ΔI3に反映される。このため、差ΔI3は、差ΔP2に基づく有意な絶対値を有する値となる。他方、第1の電流センサ111aが故障している、および/または、第1の電流センサ111aが正しい位置に取り付けられていないとする。この場合には、消費電力の差ΔP2が、電流検出値の差ΔI3に反映されない。このため、差ΔI3は有意な絶対値を有さない。
本実施の形態では、制御装置114は、電流検出値の差ΔI3が所定範囲内の場合、第1の電流センサ111aが故障している、および/または、第1の電流センサ111aが誤った位置に取り付けられていると判定する。そして、制御装置114に内蔵の不揮発性メモリに、第1の電流センサ111aの取付状態に異常がある旨の情報が記憶される。上記の所定範囲は、例えば、−1A以上1A以下の範囲である。上記の誤った位置としては、第2電路130b(の連系点103)、電路130a〜130cと交流負荷104との接続路などが考えられる。
電流検出値の差ΔI3の絶対値が大きいがその符号が負である場合(例えば、−1A未満である場合)、制御装置114は、第1の電流センサ111aは正しい位置である第1電路130a(の連系点103)に取り付けられているが逆方向に取り付けられていると判定する。そして、制御装置114に内蔵の不揮発性メモリに、第1の電流センサ111aが逆方向に取り付けられている旨の情報が記憶される。具体的には、取付方向を表す符号の正負を反転させる。そして、これ以降において、この符号に基づいて、第1の電流センサ111aが電流検出値の符号を反転させる補正を行う。
第2の電流センサ111bが誤って第1電路130a(の連系点103)に取り付けられているとする。この場合、消費電力の差ΔP2が、電流検出値の差ΔI4に反映されることになる。このため、差ΔI4は有意な絶対値を有する。
本実施の形態では、制御装置114は、電流検出値の差ΔI4が所定範囲外の場合、第2の電流センサ111bが誤って第1電路130a(の連系点103)に取り付けられていると判定する。そして、制御装置114に内蔵の不揮発性メモリに、第2の電流センサ111bの取付状態に異常がある旨の情報が記憶される。上述の所定範囲外の場合は、例えば、差ΔI4が−1A以下または1A以上の場合である。
本実施の形態の第2判定モードでは、第2のコンバータ109から電力負荷113に供給される電力が0Wであるときに、第6遷移を実行する。このようにすれば、第6遷移の際にアークは発生しない。
また、先に説明したように、本実施の形態の第2判定モードでは、第6状態に遷移させる第7遷移を実行し、第6状態から第8遷移を実行する。このようにすることは、第7遷移に由来するアークが消えてから第8遷移を実行する観点から有利である。従って、本実施の形態は、アークによる第2のコンバータ109の破壊を防止する観点から有利である。
さらに、本実施の形態の第2判定モードでは、第7遷移によって第6状態に遷移してから、電力系統101の交流電圧の半周期以上の期間が経過した後に、第8遷移を実行する。このようにすることは、第7遷移に由来するアークによる第2のコンバータ109の破壊を防止する観点から特に有利である。一具体例では、第7遷移によって第6状態に遷移してから、電力系統101の交流電圧の半周期と第3リレーRL3の復帰時間との合計期間が経過した後に、第8遷移が実行される。
第1判定モードまたは第2判定モードが終了したときに、制御装置114の内蔵の不揮発性メモリに何らかの異常がある旨の情報が記憶されていなければ、表示部116に正常である旨が表示される。他方、不揮発性メモリに何らかの異常がある旨の情報が記憶されていれば、その情報が表示部116に表示される。
施工またはメンテナンスの作業者は、第1の操作信号を入力後、表示部116の表示を見て、第1判定モードが終了したと判断できる。表示部116に何らかの異常に関する情報が表示された場合、作業者は、その情報に基づいて、第1の電流センサ111aおよび/または第2の電流センサ111bの取付を修正する。この修正後に、作業者は、再度、第1判定モードを実行する。作業者は、表示部116に正常である旨が表示されるまで、第1判定モードの実行とセンサの取付の修正を繰り返す。
施工またはメンテナンスの作業者は、第2の操作信号を入力後、表示部116の表示を見て、第2判定モードが終了したと判断できる。表示部116に何らかの異常に関する情報が表示された場合、作業者は、その情報に基づいて、第1の電流センサ111aおよび/または第2の電流センサ111bの取付を修正する。この修正後に、作業者は、再度、第2判定モードを実行する。作業者は、表示部116に正常である旨が表示されるまで、第2判定モードの実行とセンサの取付の修正を繰り返す。
操作部115より第1判定モードおよび第2判定モードを開始するべき旨を表す操作信号(以下、統合的な操作信号)が入力されたときに、第1判定モードおよび第2判定モードがこの順または逆順に実行されるように、分散型発電システムを構成することもできる。一具体例では、両判定モードが終了したときに、制御装置114の内蔵の不揮発性メモリに何らかの異常がある旨の情報が記憶されていなければ、表示部116に正常である旨が表示される。他方、不揮発性メモリに何らかの異常がある旨の情報が記憶されていれば、その情報が表示部116に表示される。
施工またはメンテナンスの作業者は、統合的な操作信号を入力後、表示部116の表示を見て、両判定モードが終了したと判断できる。表示部116に何らかの異常に関する情報が表示された場合、作業者は、その情報に基づいて、第1の電流センサ111aおよび/または第2の電流センサ111bの取付を修正する。この修正後に、作業者は、再度、両判定モードを実行する。作業者は、表示部116に正常である旨が表示されるまで、両判定モードの実行とセンサの取付の修正を繰り返す。
第0状態における電流センサ111aおよび111bの電流検出値を取得してから第2状態における電流センサ111aおよび111bの電流検出値を取得するまでの期間において、第2相接続要求が存在し続けるようにすることができる。第0状態における電流センサ111aおよび111bの電流検出値を取得してから第5状態における電流センサ111aおよび111bの電流検出値を取得するまでの期間において、第1相接続要求が存在し続けるようにすることができる。
次に、分散型発電システム102の通常運転について説明する。
通常運転において、発電機105の直流の発電電力は、第1のコンバータ106によって変圧される。変圧後の直流電力は、インバータ107によって、電力系統101に同期した交流電力へと変換される。解列リレー108および系統連系用保護リレー120は接続状態にある。つまり、分散型発電システム102は電力系統101と連系した状態にある。分散型発電システム102は、単独で、あるいは電力系統101とともに、交流負荷104に電力を供給する。
分散型発電システム102から交流負荷104に電力を供給している際に、制御装置114は、電圧センサ110の電圧検出値と、第1の電流センサ111aの電流検出値と、第2の電流センサ111bの電流検出値と、に基づいて、連系点103を流れる電力を算出する。本実施形態では、算出された電力が負であることは、逆潮流が発生していることを意味する。算出された電力が負である場合には、制御装置114は、第2のコンバータ109の出力電力を調節しつつ第0状態にあるリレーRL1〜RL3を介して発電機105から電力負荷113へと電力を供給する。これにより、余剰電力が電力負荷113で消費される。
また、算出された電力が負であるときには、逆潮流がなくなるように、発電機105の発電電力を低下させる。
なお、本実施の形態では、施工またはメンテナンスの作業者の操作により電流センサ111aおよび111bの第1判定モードおよび第2判定モードを実行する例を説明したが、別のタイミングで取付状態の確認をしてもよい。例えば、取付状態の確認は、電源投入時、発電機105の発電開始直前または直後、分散型発電システム102と電力系統101との連系直前または直後、電流センサ111aおよび111bの電流検出値の変動が小さいとき、所定時間間隔(例えば毎日)などに行ってもよい。一具体例では、燃料電池設置試運転時に、電流センサ111aおよび111b(例えばカレントトランス)の極性決定および取り付け間違い判定のために、第1判定モードおよび第2判定モードを実行する。また、燃料電池の発電開始前に、(例えば毎日1回)極性確認と断線確認のために、第1判定モードおよび第2判定モードを実行する。
なお、本実施の形態の第1判定モードでは電流検出値の差ΔI1および電流検出値の差ΔI2を用いて第1の電流センサ111aおよび第2の電流センサ111bの取付状態を判定したが、他の指標を用いることもできる。例えば、第0状態における第1の電流センサ111aの電流検出値および第0状態における第2の電流センサ111bの電流検出値を用いず、第2状態における第1の電流センサ111aの電流検出値の絶対値と第2状態における第2の電流センサ111bの電流検出値の絶対値とに基づいて、電流センサ111aおよび111bの取付状態を判定することもできる。より具体的には、第2の電流センサ111bの電流検出値の絶対値が有意な大きさを有する場合(例えば、該絶対値が1A以上である場合)、第2の電流センサ111bが故障しておらずかつ正しい位置である第2電路130b(の連系点103)に取り付けられていると判定できる。一方、この絶対値が有意な大きさを有さない場合(例えば、該絶対値が1A未満である場合)、第2の電流センサ111bが故障しているおよび/または誤った位置に取り付けられていると判定できる。また、第1の電流センサ111aの電流検出値の絶対値が有意な大きさを有する場合(例えば、該絶対値が1A以上である場合)、第1の電流センサ111aが誤って第2電路130b(の連系点103)に取り付けられていると判定できる。
同様に、第2判定モードでは、第0状態における第1の電流センサ111aの電流検出値および第0状態における第2の電流センサ111bの電流検出値を用いず、第5状態における第1の電流センサ111aの電流検出値の絶対値と第5状態における第2の電流センサ111bの電流検出値の絶対値とに基づいて、電流センサ111aおよび111bの取付状態を判定することもできる。より具体的には、第1の電流センサ111aの電流検出値の絶対値が有意な大きさを有する場合(例えば、該絶対値が1A以上である場合)、第1の電流センサ111aが故障しておらずかつ正しい位置である第1電路130a(の連系点103)に取り付けられていると判定できる。一方、この絶対値が有意な大きさを有さない場合(例えば、該絶対値が1A未満である場合)、第1の電流センサ111aが故障しているおよび/または誤った位置に取り付けられていると判定できる。また、第2の電流センサ111bの電流検出値の絶対値が有意な大きさを有する場合(例えば、該絶対値が1A以上である場合)、第2の電流センサ111bが誤って第1電路130a(の連系点103)に取り付けられていると判定できる。
本実施の形態では、リレーRL1〜RL3が第0状態にあるときに、電力負荷113が、第1のコンバータ106を介さず、リレーRL1〜RL3および第2のコンバータ109を介して発電機105に接続される。好適な一例では、絶縁性確保のために、第2のコンバータ109が図示しない絶縁トランスを含んでいる。ただし、リレーRL1〜RL3が第0状態にあるときに電力負荷113がリレーRL1〜RL3、第2のコンバータ109および第1のコンバータ106を介して発電機105に接続されるようにし、第2のコンバータ109の絶縁トランスを省略してもよい。このようにすれば、第1のコンバータ106に絶縁トランスがあるため、第2のコンバータ109に絶縁トランスがなくても絶縁性が確保される。
上述のように、本実施の形態の電力負荷113は、電流センサ111aおよび111bの取付状態の確認にも、通常運転時の余剰電力消費にも、利用可能である。
101 電力系統
102 分散型発電システム
103 連系点
104 交流負荷
105 発電機
106,109 コンバータ
107 インバータ
108,120,120a,120b,120c(RL3),RL1,RL2 リレー
110 電圧センサ
111a,111b 電流センサ
113 電力負荷
114 制御装置
115 操作部
116 表示部
130a,130b,130c 電路
p1〜p11 接点
102 分散型発電システム
103 連系点
104 交流負荷
105 発電機
106,109 コンバータ
107 インバータ
108,120,120a,120b,120c(RL3),RL1,RL2 リレー
110 電圧センサ
111a,111b 電流センサ
113 電力負荷
114 制御装置
115 操作部
116 表示部
130a,130b,130c 電路
p1〜p11 接点
Claims (11)
- 第1非接地相、第2非接地相および接地相を有する単相3線式の電力系統に、前記第1非接地相に接続された第1電路と前記第2非接地相に接続された第2電路と前記接地相に接続された第3電路とを用いて連系する分散型発電システムであって、
発電機と、
第2のコンバータと、
電力負荷と、
第1接点と第2接点と第3接点とを有し、前記第1接点が前記第2接点および前記第3接点のいずれかに接続される第1リレーと、
第4接点と第5接点と第6接点と第7接点と第8接点と第9接点とを有し、前記第4接点が前記第5接点および前記第6接点のいずれかに接続され、前記第7接点が前記第8接点および前記第9接点のいずれかに接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続されているときには前記第7接点が前記第8接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続されているときには前記第7接点が前記第9接点に接続される第2リレーと、
第10接点と第11接点とを有し、前記第10接点と前記第11接点とが接続または切り離される第3リレーであって、前記第3電路上に存する第3リレーと、
正しい取付位置が前記第1電路である第1の電流センサと、
正しい取付位置が前記第2電路である第2の電流センサと、
第1判定モードを有する制御装置と、を備え、
前記第1接点および前記第7接点は前記電力負荷に接続され、前記第2接点は前記第2電路に接続され、前記第3接点は前記第4接点に接続され、前記第5接点は前記第1電路に接続され、前記第6接点および前記第9接点は前記第2のコンバータを介して前記発電機に接続され、前記第8接点は前記第10接点に接続され、
前記第1接点が前記第2接点に接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続され、前記第7接点が前記第8接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記電力系統の前記第2非接地相および前記接地相に接続されている状態を第2状態と定義したとき、前記第1判定モードでは、前記第2状態における前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2状態における前記第2の電流センサの電流検出値とに基づいて、前記第1の電流センサおよび前記第2の電流センサの取付状態を判定する、分散型発電システム。 - 前記第1判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第1接点を前記第2接点に接続することによって第1状態に遷移させる第1遷移を実行し、
前記第1状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第2状態に遷移させる第2遷移を実行する、請求項1に記載の分散型発電システム。 - 前記第1判定モードでは、
前記第2のコンバータから前記電力負荷に供給される電力が0Wであるときに、前記第1遷移を実行する、請求項2に記載の分散型発電システム。 - 前記第1判定モードでは、
前記第2状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第3状態に遷移させる第3遷移を実行し、
前記第3状態から、前記第1接点を前記第3接点に接続し前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第4遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の分散型発電システム。
ここで、前記第0状態は、前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態である。 - 前記第1判定モードでは、
前記第3遷移によって前記第3状態に遷移してから、前記電力系統の交流電圧の半周期以上の期間が経過した後に、前記第4遷移を実行する、請求項4に記載の分散型発電システム。 - 前記第1判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第1接点を前記第2接点に接続することによって第1状態に遷移させる第1遷移を実行し、
前記第1状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第2状態に遷移させる第2遷移を実行し、
前記第2状態において、前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2の電流センサの電流検出値と、を取得し、
前記第2状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第3状態に遷移させる第3遷移を実行し、
前記第3状態から、前記第1接点を前記第3接点に接続し前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第4遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって前記第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の分散型発電システム。 - 第1非接地相、第2非接地相および接地相を有する単相3線式の電力系統に、前記第1非接地相に接続された第1電路と前記第2非接地相に接続された第2電路と前記接地相に接続された第3電路とを用いて連系する分散型発電システムであって、
発電機と、
第2のコンバータと、
電力負荷と、
第1接点と第2接点と第3接点とを有し、前記第1接点が前記第2接点および前記第3接点のいずれかに接続される第1リレーと、
第4接点と第5接点と第6接点と第7接点と第8接点と第9接点とを有し、前記第4接点が前記第5接点および前記第6接点のいずれかに接続され、前記第7接点が前記第8接点および前記第9接点のいずれかに接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続されているときには前記第7接点が前記第8接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続されているときには前記第7接点が前記第9接点に接続される第2リレーと、
第10接点と第11接点とを有し、前記第10接点と前記第11接点とが接続または切り離される第3リレーであって、前記第3電路上に存する第3リレーと、
正しい取付位置が前記第1電路である第1の電流センサと、
正しい取付位置が前記第2電路である第2の電流センサと、
第2判定モードを有する制御装置と、を備え、
前記第1接点および前記第7接点は前記電力負荷に接続され、前記第2接点は前記第2電路に接続され、前記第3接点は前記第4接点に接続され、前記第5接点は前記第1電路に接続され、前記第6接点および前記第9接点は前記第2のコンバータを介して前記発電機に接続され、前記第8接点は前記第10接点に接続され、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第5接点に接続され、前記第7接点が前記第8接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記電力系統の前記第1非接地相および前記接地相に接続されている状態を第5状態と定義したとき、前記第2判定モードでは、前記第5状態における前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第5状態における前記第2の電流センサの電流検出値と、に基づいて、前記第1の電流センサおよび前記第2の電流センサの取付状態を判定する、分散型発電システム。 - 前記第2判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって前記第5状態に遷移させる第6遷移を実行し、
前記第2のコンバータから前記電力負荷に供給される電力が0Wであるときに、前記第6遷移を実行する、請求項7に記載の分散型発電システム。 - 前記第2判定モードでは、
前記第5状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第6状態に遷移させる第7遷移を実行し、
前記第6状態から、前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第8遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、請求項7または8に記載の分散型発電システム。
ここで、前記第0状態は、前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態である。 - 前記第2判定モードでは、
前記第7遷移によって前記第6状態に遷移してから、前記電力系統の交流電圧の半周期以上の期間が経過した後に、前記第8遷移を実行する、請求項9に記載の分散型発電システム。 - 前記第2判定モードでは、
前記第1接点が前記第3接点に接続され、前記第4接点が前記第6接点に接続され、前記第7接点が前記第9接点に接続され、かつ、前記第10接点と前記第11接点とが接続されていることによって前記電力負荷が前記第2のコンバータに接続されている状態を第0状態と定義したとき、前記第0状態から、前記第4接点を前記第5接点に接続し前記第7接点を前記第8接点に接続することによって第5状態に遷移させる第6遷移を実行し、
前記第5状態において、前記第1の電流センサの電流検出値と、前記第2の電流センサの電流検出値と、を取得し、
前記第5状態から、前記第10接点と前記第11接点とを切り離すことによって第6状態に遷移させる第7遷移を実行し、
前記第6状態から、前記第4接点を前記第6接点に接続し前記第7接点を前記第9接点に接続することによって第4状態に遷移させる第8遷移を実行し、
前記第4状態から、前記第10接点と前記第11接点とを接続することによって前記第0状態に遷移させる第5遷移を実行する、請求項7〜10のいずれか一項に記載の分散型発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017164861A JP2019045160A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 分散型発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017164861A JP2019045160A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 分散型発電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019045160A true JP2019045160A (ja) | 2019-03-22 |
Family
ID=65814080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017164861A Pending JP2019045160A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | 分散型発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019045160A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011160562A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Panasonic Corp | 分散型発電装置 |
-
2017
- 2017-08-29 JP JP2017164861A patent/JP2019045160A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011160562A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Panasonic Corp | 分散型発電装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20120286759A1 (en) | Distributed power generation system | |
JP5003417B2 (ja) | 分散型電源システム | |
US7446437B2 (en) | Apparatus and method for preventing an electrical backfeed | |
JP2011160562A (ja) | 分散型発電装置 | |
JP6870449B2 (ja) | 電流センサの取付状態判定装置 | |
KR101582850B1 (ko) | Hvdc 시스템의 전원 이중화 장치 및 그 제어방법 | |
WO2017073079A1 (ja) | 電力制御装置、電力制御装置の制御方法、電力制御システム及び電力制御システムの制御方法 | |
JPWO2008102542A1 (ja) | 発電装置及びその運転方法 | |
JP2007274842A (ja) | 災害時対応分散電源システム、及びパワーコンディショナの運転方法 | |
JP2012222923A (ja) | 分散型発電装置 | |
WO2019044428A1 (ja) | コントローラ、分散電源、および溶着を確認する方法 | |
WO2017149625A1 (ja) | 中継基板及びセンサ装置 | |
JP6195507B2 (ja) | パワーコンディショナ | |
JP6401471B2 (ja) | 電源切替装置およびその制御方法 | |
US20110242722A1 (en) | Control system | |
JP4335870B2 (ja) | 電源管理装置及び電源供給システム | |
JP2019045160A (ja) | 分散型発電システム | |
KR101032487B1 (ko) | 태양광 발전 전력제어장치 | |
JP5747771B2 (ja) | パワーコンディショナ | |
US9837856B2 (en) | AC power supply source switching apparatus | |
WO2013187305A1 (ja) | 電源システムおよび電源システムの運転方法 | |
JP5955621B2 (ja) | 分電盤 | |
JPH09238433A (ja) | 自家発電機の非常用電源供給システム | |
JP7540333B2 (ja) | 分散型電源システム | |
US11101660B2 (en) | Storage battery system and power display device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210629 |