JP2011159727A - プリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの増大を招くことなく冷却性能を確保することができるプリント基板を提供すること。
【解決手段】本発明によるプリント基板1は、樹脂層2と導電層3が交互に積層されてなる基板4と、基板4に機械加工により穿設された貫通孔5と、貫通孔5の外周側に位置する樹脂層2にエッチングにより形成されたエッチング孔6と、貫通孔5に圧入される伝熱部材7と、導電層3のエッチング孔6の内周側に突出する部分であって圧入された後の伝熱部材7を保持する保持部分3aと、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば乗用車、トラック、バス等の車両や家庭用機器又は産業用機器に適用されて好適なプリント基板に関する。
IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やIPM(Intelligent Power Module)等のスイッチング素子つまり半導体素子が実装されるプリント基板においては、半導体素子は発熱部品となり、効果的な冷却が要求される。このような発熱部品から発生する熱をプリント基板の背面側に伝導した後背面側においてヒートシンク等により適宜冷却するための技術として、例えば特許文献1に記載されているような技術がある。
特許文献1に記載の冷却技術は、プリント基板の発熱部品が実装される部分に、伝熱部材を嵌め込む貫通孔が穿設されており、貫通孔に嵌め込まれた銅コイン、銅インレイ等の伝熱部材を発熱部品に背面から接触させ、発熱部品から発生する熱を実装側の正面側から背面側に伝熱部材の伝導により伝播させることが開示されている。
特開2009−170493号公報
ここで、前述した貫通孔に銅インレイ等の伝熱部材を圧入するにあたっては、現状の基板技術においては、銅インレイ径が貫通孔の径よりも例えば30μm以上大きくなると、圧入に伴い生じる応力により貫通孔周辺に亀裂が生じるおそれがある。また、貫通孔はドリル等により穿設するにあたってドリル径のバラツキによってある条件下では±50μmの公差が存在する。
このため、通常の精度の基板加工で上述したプリント基板を構成するにあたっては、銅インレイ等の伝熱部材を貫通孔に確実に圧入することが場合によっては困難となり、冷却性能を確保することが困難となる。伝熱部材を貫通穴に確実に圧入するために、貫通穴の加工において例えば公差を±10μm以下とするような高精度な穴あけ加工を行うことも考えられるが、これによっては、製造コストの増大が問題となる。
本発明は、上記問題に鑑み、製造コストの増大を招くことなく冷却性能を確保することができるプリント基板を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明によるプリント基板は、
樹脂層と導電層が交互に積層されてなる基板と、
前記基板に機械加工により穿設された貫通孔と、
前記貫通孔の外周側に位置する前記樹脂層にエッチングにより形成されたエッチング孔と、
前記貫通孔に圧入される伝熱部材と、
前記導電層の前記エッチング孔の内周側に突出する部分であって圧入された後の前記伝熱部材を保持する保持部分と、
を含むことを特徴とする。
前記プリント基板によれば、前記機械加工による穿設と、前記エッチングを組み合わせて前記貫通孔、前記エッチング孔を構成し前記保持部分を構成することにより、前記導電層の一部である前記保持部分に可撓性又は圧縮性を持たせて、前記貫通孔を前記機械加工するにあたって発生する公差を吸収させて、前記貫通孔に要求される許容公差を従来技術よりも大きくすることができる。
本発明によれば、前記貫通孔の穿設にあたっての製造コストの増大を招くことなく、前記伝熱部材を確実に前記貫通孔に圧入して冷却性能を確保することができるプリント基板を提供することができる。
本発明に係るプリント基板の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るプリント基板の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るプリント基板の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るプリント基板の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るプリント基板の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係るプリント基板の一実施形態を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例のプリント基板1の一実施形態を、貫通孔5及びエッチング孔6の双方の中心軸線を含み、かつ、保持部分3aを含む断面内にて示す模式図である。図2は、図1に示す本実施例のプリント基板1を貫通孔5に垂直な厚み方向から視て示す模式図である。
図1に示すように、プリント基板1は、三層の樹脂2(樹脂層)と二層の厚銅3(導電層)が交互に積層されてなる基板4により構成される。基板4には、ドリルによる機械加工により穿設された貫通孔5と、貫通孔5の外周側に位置する樹脂2にエッチングにより形成されたエッチング孔6と、が設けられる。さらに、プリント基板1は、貫通孔5に圧入される銅インレイ7(伝熱部材)と、機械加工とエッチングにより形成された、厚銅3(導電層)のエッチング孔6の内周側に突出する部分であって圧入された後の銅インレイ7を保持する「厚銅3の保持部分3a」と、を含む。
図1中最上層に位置する樹脂2の上面側及び、最下層に位置する樹脂2の下面側、つまり基板4の表裏面側には、電気回路パターンが形成される。なお、ここでのエッチングは、厚銅3については加工せず、樹脂2のみを加工する選択エッチングを用いる。
本実施例においては、銅インレイ7は円柱形状であり、厚銅3は二層以上であって、二の厚銅3間に位置する樹脂2の積層の方向の厚みである樹脂層厚Tpと、厚銅3の積層の方向の厚みである導電層厚Tcが予め定まる場合に該当する。樹脂層厚Tpは図1中上側の厚銅3から視て、銅インレイ7が圧入される図1中上から下に向かう方向側に位置する樹脂2の厚みである。
本実施例のプリント基板1においては、図2に示すように、保持部分3aが周方向に90度毎の等間隔に設けられ、厚銅3の保持部分3aを構成しない部分は、エッチング孔6の直径よりも若干長い一辺を有する正方形状の開口3bを有している。
それぞれの保持部分3aは開口3bの対応するそれぞれの辺から内方かつ垂直に突出させる。保持部分3aの図1における左右方向の突出量はエッチング孔直径Deから貫通孔直径Dtを減じた値を二で除した値となる。
次に本実施例のプリント基板1の貫通孔5の穿設及びエッチング孔6の形成及び銅インレイ7の圧入に関する部分の製造方法について図を用いて説明する。図3は、本実施例のプリント基板1の一実施形態を貫通孔5及びエッチング孔6の双方の中心軸線を含み、かつ、保持部分3aを含む断面内にて、エッチング前後の状態を示す模式図である。
図4は、本実施例のプリント基板1の一実施形態を図3に示した断面内にて、銅インレイ7を圧入し嵌合する前の状態を示す模式図であり、図5は、本実施例のプリント基板1の一実施形態を図4に示した断面内にて、銅インレイ7を圧入し嵌合した後の状態を示す模式図である。図6は、図5に示した本実施例のプリント基板1の一実施形態を厚み方向から視て示す模式図である。
図3に示すように、三層の樹脂2と二層の厚銅3を交互に積層し接合した後、一体となった基板4に対して厚み方向にドリルによって貫通孔5をまず穿設する。この場合、厚銅3を厚み方向に視ると、予めフォトレジスト等の手段によって正方形状の開口3bと保持部分3aを有して、開口3bの各辺の中央に凸状の保持部分3aを構成する部分を残留させる。
開口3bのそれぞれの辺から突出する保持部分3aを構成する部分の先端部はドリルにより樹脂2とともに切削されて、貫通孔5が穿設される。貫通孔5を穿設した後、貫通孔5の外周側に位置する図3中破線で示す部分の樹脂2が上述したエッチングにより選択的に除去されて、エッチング孔6が形成されて、保持部分3aが貫通孔5の中心軸に指向する形態にて露出される。
次に、貫通孔5に対して円柱形状の銅インレイ7を圧入し嵌合する。この際、図4中貫通穴5の中央に向けて突出する保持部分3aは、銅インレイ7の圧入に伴い、銅インレイ7の円柱形状の端部に接触され銅インレイ7の外周側に押しのけられて、図5に示すように、エッチング孔6の表面つまり内周面を支点として下方にL字型に折り曲げられる。
銅インレイ7の圧入後においては、銅インレイ7の外周面とエッチング孔6の内周面との間に、折り曲げられた保持部分3aが収納される。周上四箇所の保持部分3aはそれぞれ可撓性を有しており、図6に示すように、銅インレイ7の圧入に伴う変形により、可撓性に起因して付勢力を発生する。この保持部分3aが発生する付勢力により、銅インレイ7は、銅インレイ7の中心軸を貫通孔5の中心軸に一致させる方向に、付勢されて保持される。
本実施例においては、銅インレイ7を貫通孔5に圧入嵌合した後固定するため、圧入に伴い銅インレイ7の端部を保持部分3aに接触させるための第一要件を満たす必要がある。第一要件として、以下の数1に示すように、貫通孔5の貫通孔直径Dtの最大値Dt(max)は銅インレイ7の伝熱部材直径Dcの最小値Dc(min)より小さくする。
Figure 2011159727
また、銅インレイ7を貫通孔5に圧入嵌合して保持部分3aがL字型に変形された後、保持部分3aの厚み、つまり導電層厚Tcの二倍の厚みを含んで銅インレイ7がエッチング孔6に収納されるための第二要件も満たす必要がある。第二要件として、以下の数2に示すように、エッチング孔6のエッチング孔直径Deの最小値De(min)は銅インレイ7の伝熱部材直径Dcの最大値Dc(max)に導電層厚Tcの二倍を加えた値より大きくする。
Figure 2011159727
さらに、銅インレイ7を貫通孔5に圧入嵌合した後L字型に折り曲げられてL字型に変形された保持部分3aが銅インレイ7とエッチング孔6との隙間に収納されるための第三要件を満たす必要がある。第三要件として、以下の数3に示すように、エッチング孔直径Deの二分の一De/2から貫通孔直径Dtの二分の一Dt/2を減じた値は樹脂層厚Tpよりも小さくする。
Figure 2011159727
ここで、銅インレイ7の伝熱部材直径Dcのバラツキつまり公差が定まっている場合には、数1は、
Figure 2011159727
とおけ、数3は、
Figure 2011159727
とおける。
エッチング孔6のエッチングによる形成のバラツキが限りなくゼロに近くゼロ近似でき、貫通孔5を穿設するにあたり用いるドリルの穴あけバラツキが最大化できる場合を考えると、エッチング孔直径Deのバラツキは貫通孔直径Dtのバラツキとみなせ、
Figure 2011159727
とおける。
数6に数4及び数5を代入すると、以下の数7を導くことができる。
Figure 2011159727
数3に数7を代入すると、以下の数8を導くことができる。
Figure 2011159727
さらに、厚銅3の導体層厚Tcと二層の厚銅3の間の樹脂2の樹脂層厚Tpが決まっている場合には、数8は以下の数9とおける。
Figure 2011159727
ここで、数9と数7から以下の数10を導くことができる。
Figure 2011159727
数4から数9を減算することで、貫通孔5の貫通孔直径Dtのバラツキは以下の数11で表すことができる。
Figure 2011159727
同様に、エッチング孔6のエッチング孔直径Deのバラツキは以下の数12で表すことができる。
Figure 2011159727
例えば、数11において図3に示すように、中カッコ内の銅インレイ7の伝熱部材直径Dcのバラツキが10μmで、Tp=300μm、Tc=70μmである場合には、左辺=225μmとなり、許容公差は225μmとなる。
つまり、本実施例のプリント基板1においては、伝熱部材直径Dcの公差が予め定まる場合に該当し、貫通孔直径Dtの許容公差は、数12に示したように、樹脂層厚Tpから「伝熱部材直径Dcの公差を二で除した値」を減じ更に導電層厚Tcを減じた値である。
ここで従来技術においては、銅インレイ7の伝熱部材直径Dcが図示しない基板貫通孔よりも30μm以上大きくなることは許容されない場合は、以下の数13を満たす必要がある。
Figure 2011159727
加えて、以下の数14の関係を満たす必要がある。
Figure 2011159727
銅インレイ7の伝熱部材直径Dcのバラツキが決まっている場合には、数13は数15とおけ、数14は数16とおける。
Figure 2011159727
Figure 2011159727
数15から数16を減算すると、基板貫通孔の直径のバラツキは以下の数17で表すことができる。
Figure 2011159727
銅インレイ7の伝熱部材直径Dcのバラツキが10μmであるとすると、基板貫通孔の許容公差は20μmとなる。
従って、本実施例のプリント基板1においては、貫通孔5を穿設するためのドリルのバラツキを、厚銅3の保持部分3aの可撓性により吸収することができ、許容公差を大幅に大きくすることができる。
つまり、本実施例のプリント基板1は、通常の精度の基板加工で構成することができる。加えて、通常の精度の加工に基づいて、銅インレイ7を貫通孔5に確実に圧入することができ、圧入が困難となる場合を除外することができる。すなわち、本実施例のプリント基板1によれば、銅インレイ7に基づいて、半導体素子の発生する熱を背面側に適切に伝播させて、冷却性能を確実に保つことができる。
本実施例によれば、プリント基板1において銅インレイ7等の伝熱部材の圧入に伴って、
貫通孔5を例えば公差を±10μm以下とするような高精度な穴あけ加工により構成する必要がないため、製造コストの増大を招くことを防止することができる。
なお、銅インレイ7の直径Dcの最小値Dc(min)が例えば4995μmであるとすると、貫通孔直径Dtの最大値Dt(max)は数4から4995μmとなる。数5から、エッチング孔6のエッチング孔直径Deの最小値De(min)は5145μmとなる。さらに、数3及び数6から、貫通孔5の貫通孔直径Dtの最小値Dt(min)は4770μmより大きくなり、エッチング孔6のエッチング孔直径Deの最大値De(max)は、5370μmより小さくなる。
以上から、貫通孔直径Dtは4770〜4995μm、エッチング孔直径Deは5145〜5370μmとなる。これによっても許容公差が225μmであることが分かる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例においては、半導体素子の接地用の端子を図示しないスルーホールを用いて厚銅3に電気的に接続したが、接地用の端子を銅インレイ7のいずれかの箇所に接続して、銅インレイ7を介して厚銅3に電気的に接続することもできる。これによれば、銅インレイ7に接地機能を具備させることができるとともに、スルーホールを省略することができ、部品点数を削減してプリント基板1を簡略化することができる。
また、上述した実施例においては発熱部品として半導体素子を例示したが、半導体素子以外の能動素子、受動素子のいずれをも発熱部品として、銅インレイ7による冷却を行うことができる。
さらに、上述した実施例においては、厚銅3の有する開口3bを正方形状としたが、この形態は特に限定されるものではなく、銅インレイ7及び貫通孔5に対して同心円状をなす円形であってもよく、多角形であってもよい。例えば、保持部分3a周方向に四以上の複数個等間隔に設置する場合には、五以上の多角形又は円形とすることができる。
加えて、銅インレイ7(伝熱部材)は円柱形状に限定されるものではなく、円錐形状、円錐の先端を切断した形、正方形柱状、長方形柱状でも良い。
なお、上述した実施例においては銅インレイ7が円柱形状としたことに起因して、伝熱部材直径Dc、貫通孔直径Dt、エッチング孔直径Deをそれぞれ、伝熱部材外径、貫通孔内径、エッチング孔内径として用いた。このことは銅インレイ7が円錐形状等の直径を有する形状であれば同様に適用できる。
また、銅インレイ7が、直径の概念を有さない正方形柱状、長方形柱状であれば、正方形又は長方形の辺長方向における銅インレイ7の外径、貫通孔5の内径、エッチング孔6の内径をそれぞれ、伝熱部材外径、貫通孔内径、エッチング孔内径として用いればよい。さらに、銅インレイ7が多角形柱状である場合には、圧入の方向に垂直で銅インレイ7の中心を含む断面内の、銅インレイ7の外径、貫通孔5の内径、エッチング孔6の内径をそれぞれ伝熱部材外径、貫通孔内径、エッチング孔内径として用いればよい。
加えて、上述した実施例においては、銅インレイ7を圧入するにあたって可撓性を有する保持部分3aが撓んで付勢力を発生する形態としたが、保持部分3aを銅インレイ7の圧入に伴い圧縮させて圧縮力により付勢力を発生させる形態としてもよい。
さらに、銅インレイ7を圧入するにあたっての圧入力と、プリント基板1全体の圧入に対する耐久性を考慮した上で、保持部分3aをエッチング孔6から内周側に周方向に連続する円環状に突出させることもできる。この場合、圧入力に対応させて、適宜保持部分3aの厚みを、保持部分3a以外の厚銅3よりも薄く成形することとすることもできる。
本発明は、プリント基板に関するものであり、製造コストの増大を招くことなく冷却性能を確保することができるプリント基板を提供することができるので、乗用車、トラック、バス等の様々な車両に適用して有益なものである。もちろん車両以外の家庭用機器、産業用機器に用いられるプリント基板に適用することも可能である。
1 プリント基板
2 樹脂(樹脂層)
3 厚銅(導電層)
3a 保持部分
3b 開口
4 基板
5 貫通孔
6 エッチング孔
7 銅インレイ(伝熱部材)
8 銅パターン
8a ビア(端子部)
Dt 貫通孔直径(貫通孔内径)
Dc 伝熱部材直径(伝熱部材外径)
De エッチング孔直径(エッチング孔内径)
Tc 導電層厚
Tp 樹脂層厚

Claims (6)

  1. 樹脂層と導電層が交互に積層されてなる基板と、前記基板に機械加工により穿設された貫通孔と、前記貫通孔の外周側に位置する前記樹脂層にエッチングにより形成されたエッチング孔と、前記貫通孔に圧入される伝熱部材と、前記導電層の前記エッチング孔の内周側に突出する部分であって圧入された後の前記伝熱部材を保持する保持部分と、を含むことを特徴とするプリント基板。
  2. 前記導電層の前記伝熱部材が圧入される方向側に位置する前記樹脂層の前記積層の方向の厚みである樹脂層厚と、前記導電層の前記積層の方向の厚みである導電層厚が予め定まる場合に、前記貫通孔の貫通孔内径の最大値は前記伝熱部材の伝熱部材外径の最小値より小さく、前記エッチング孔のエッチング孔内径の最小値は前記伝熱部材外径の最大値に前記導電層厚の二倍を加えた値より大きく、前記エッチング孔内径の二分の一から前記貫通孔内径から二分の一を減じた値は前記樹脂層厚よりも小さい、ことを特徴とする請求項1に記載のプリント基板。
  3. 前記伝熱部材外径の公差が予め定まる場合に、前記貫通孔内径の許容公差は、前記樹脂層厚から前記公差を二で除した値を減じ更に前記導電層厚を減じた値であることを特徴とする請求項2に記載のプリント基板。
  4. 前記保持部分が周方向に設けられることを特徴とする請求項3に記載のプリント基板。
  5. 前記導電層が接地用であることを特徴とする請求項4に記載のプリント基板。
  6. 前記伝熱部材が接地機能を含むことを特徴とする請求項5に記載のプリント基板。
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