JP2011158962A - データ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな印刷媒体を使用する場合に、媒体の種類に対応した適切なメカパラメータをセット可能にした印刷システムの提供。
【解決手段】クライアントPC121は、プリンタ装置PR1またはPR2に新たな印刷媒体用のメカパラメータを登録する際に、既にプリンタPR1またはPR2に登録されている他の印刷媒体用のメカパラメータを流用可能か判定する。流用可能な場合には、そのパラメータを新たな印刷媒体用のメカパラメータとして登録する。流用可能でない場合には、Webサーバ101を介して該印刷媒体用の新たなメカパラメータの作成を依頼する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷媒体の種類に応じた、プリンタのメカ機構の駆動のためのパラメータを新たにセットするためのデータ処理方法に関する。
従来、紙などの印刷媒体に印刷を行うプリンタにおいて、またはこのプリンタに印刷を実行させるプリンタドライバにおいて印刷媒体の種類に応じたパラメータを設定するものが知られている。印刷媒体としては、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等がある。そして印刷媒体の種類に応じたパラメータとして、たとえば、インクジェットプリンタにおいては記録ヘッドから印刷媒体までの距離を調整するパラメータ、印刷媒体を搬送するための搬送パラメータなどのような印刷装置の駆動系のパラメータがある。なお、上記印刷装置の駆動系のパラメータを、以下、メカパラメータと呼ぶ。また、メカパラメータの他、印刷媒体の種類に応じてインクなどの記録剤の量を制御したり、色再現範囲などを考慮したりするために印刷データそのものを変更する画像処理パラメータがある。
このような印刷媒体に応じたパラメータは、予めプリンタやプリンタドライバに登録されているものを、印刷媒体の種別を指定することにより読み出して利用される。
また、下記特許文献1では、ICC(International Color Consortium)プロファイルに代表されるカラーマッチングを行うためのカラープロファイルを、新たに作成し、登録することが示されている。特許文献1では、カラーチャートをスキャナで読み取り、これに基づきテーブルデータを生成し、これを解析することによりプロファイルを生成する。
特開2002−262106号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、未知の印刷媒体に対するパラメータの作成に際して、メカパラメータは生成することができない。
本発明は、印刷媒体の種類に応じた、プリンタのメカ機構の駆動のためのパラメータを適切にプリンタにセット可能とすることを目的とする。
本発明のデータ処理方法は、印刷媒体の種類に応じた、プリンタのメカ機構の駆動のためのパラメータを、上記プリンタに新たにセットするためのデータ処理方法であって、上記プリンタセットされているパラメータを選択し、上記選択されたパラメータを、新たな印刷媒体用のパラメータとして使用可能か否か判定し、上記判定により使用可能と判定された場合は、当該パラメータを上記新たな印刷媒体用のパラメータとしてセットし、使用不可能と判定された場合は、新たなパラメータの作成を依頼する。
本発明によれば、既存のパラメータが流用可能な場合はそれを用い、利用可能でない場合は作成を依頼するので、不適切なものが用いられることを防止しつつ、利用可能なものはそのままセット可能となる。
データ処理システムを示すブロック図である。 印刷媒体用データ作成の処理を示すフローチャートである。 印刷媒体選択画面300を示す図である。 印刷媒体特徴情報入力画面400を示す図である。 リストアップされたメカパラメータを選択する画面を示す図である。
発明を実施するための形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例である印刷制御装置を含むデータ処理システムDS1の構成例を示すブロック図である。
システムDS1は、Webサーバ101と、メカパラメータDB102と、カラープロファイル作成サーバ103と、メカパラメータ作成サーバ104と、決済サーバ105とを含み、これらがLAN回線100を介して接続される。また、システムDS1は、クライアントPC121と、プリンタPR1と、プリンタPR2とを含み、クライアントPC121とプリンタPR2とがLAN回線120を介して接続される。そして、LAN回線100とLAN回線120とはインターネット110を介して接続される。なお、接続形態は上記に限らず、上記各装置の全てが同一のネットワークに接続されるなどしてもよい。
Webサーバ101は、ユーザとの窓口を司るサーバであり、クライアントPC121上のWebブラウザで表示可能なWebページを生成する。そしてWebブラウザを介したユーザからの要求を受け付け、受信したプリンタや印刷媒体の情報等に基づき作成した印刷媒体用データをクライアントPC121に送信する。Webサーバ101は、ユーザからの要求に応じて、関連する処理を、各サーバに行なわせるように、全体の制御を司る役割を担っている。
メカパラメータDB102は、複数のメカパラメータを管理し、プリンタ機種、印刷媒体の製造会社、印刷媒体の種類等に応じて、メカパラメータを探索できるデータベースとして機能する。メカパラメータは、プリンタのメカ機構の駆動系のパラメータである。メカパラメータとしては次のようなものがある。(1)プリンタがインクジェット方式であれば、印刷媒体の厚みに応じたプリントヘッドの高さ(印刷媒体からヘッドまでの距離)。(2)印刷媒体の厚みや表面状態に応じた印刷媒体の搬送量(搬送モータによる搬送のためのパワー)。(3)印刷媒体の浮きを低減させるための吸引圧。(4)プリンタがインクジェット方式であれば、印刷媒体の種類に基づくインク吸収スピード等に応じたインク乾燥時間。(5)印刷媒体がロール紙であれば、プリンタが備えているカッターによる印刷媒体の自動カットの可否。(6)(メカ機構の駆動ではないが)プリンタの表示器に表示する印刷媒体の名称。なお、メカパラメータはこれら(1)〜(6)に示した以外のものでもよい。
カラープロファイル作成サーバ103は、印刷媒体の種類に応じたカラープロファイルを作成する。また、メカパラメータ作成サーバ104は、ユーザから要求があったプリンタ機種と印刷媒体とに適したメカパラメータを作成する。
決済サーバ105は、本システムのユーザに提供したサービスに対する課金処理を行う。
クライアントPC121は、ユーザが使用するPCであり、ユーザはクライアントPC121にインストールされているWebブラウザを用いて種々の指示を行う。クライアントPC121は、汎用のPCで実現可能であり、ROMまたはHDDに格納された、本実施例の処理を行うためのプログラムをRAMにロードし、それをCPUが実行することにより以下の処理を行う。プリンタPR1は、USBやIEEE1394、パラレルポート等を介して、クライアントPC121にローカル接続されているプリンタである。プリンタPR2は、LAN回線120を介して、クライアントPC121に接続されているプリンタである。ここでは、プリンタPR1、PR2はともにインクジェット方式で印刷媒体上に画像を記録するものとし、また印刷媒体としてロール紙を使用するものを例に説明する。
次に、印刷媒体用データ作成に関する処理の流れについて説明する。
図2は、印刷媒体用データ作成の処理を示すフローチャートである。この処理は、図1に示すクライアントPC121において、他のサーバ等と連携しながら実施される。
ここでは、プリンタPR1に登録されていない新しい印刷媒体を、プリンタPR1に登録する。ユーザは、新しい印刷媒体に最も特性が近いと思われる既に登録されている印刷媒体の種類を選択し、手元のプリンタドライバで印刷を試みる。このとき期待した高画質な印刷結果にならなければ、印刷媒体用データを作成することが必要であるので、新たに印刷媒体用データを作成する。
ステップS201で、ユーザは、クライアントPC121からインターネット110を介して、データ処理システムDS1の窓口となるWebサーバ101に接続する。Webサーバ101へのアクセスは、Webブラウザ経由で、HTML等の汎用プロトコルを用いることが好ましいが、専用のアプリケーションと専用のプロトコルとを用い、Webサーバ101に接続するようにしてもよい。Webサーバ101に接続すると、印刷媒体用データを作成するためのユーザ登録の手続きを行い、印刷媒体用データを作成するための料金情報を確認する。
図3は、クライアントPC121に接続されている表示デバイス(不図示)に表示される印刷媒体選択画面300を示す図である。
ステップS202で、流用するメカパラメータを選択する。ステップS202で、図3に示す印刷媒体選択画面300が生成され、ユーザのクライアントPC121に接続されている表示デバイス(不図示)に、印刷媒体選択画面300が表示される。ユーザは、クライアントPC121に接続されている入力デバイス(不図示)によって、操作する。
ユーザがプルダウンメニュー301で、プリンタの機種を選択すると、連動して、リストボックス302の中に、選択されたプリンタに登録されている使用可能な印刷媒体が表示される。ユーザは、このリストボックス302の中から、新しい印刷媒体に特性が近いと思われる印刷媒体を選択し、OKボタン303を押す。
ステップS203で、選択したメカパラメータで、適切な印刷ができるかどうかを検査すべくユーザは、新しい印刷媒体を、プリンタPR1にセットし、検査用のチャート(不図示)を印刷させる。検査用チャートデータは、十分大きな領域の均一なカラーパッチを複数印刷するためのデータである。これを新しい印刷媒体に印刷した結果からカラーパッチの領域が、均一に印刷されているかどうかに応じて、適切な印刷ができているかどうかを検査する。
検査する項目は2つである。1つ目の検査項目は、印刷媒体の送り量が適切でないために主走査方向に等間隔の色味の違うスジが発生するかどうかを調べる検査である。メカパラメータが適切でなければ、印刷媒体を適切に送ることができず、等間隔の色味の違うスジが発生する。
2つ目の検査項目は、プリントヘッドと印刷媒体との距離が適切な距離でない場合に、プリントヘッドと印刷媒体とが擦れ、これによる画像の乱れが発生しているかどうかを調べる検査である。印刷媒体に厚みがあり、プリントヘッドの高さが十分でなければ、プリントヘッドが印刷媒体に擦れる可能性がある。また、CAD用途で使用されるトレーシングペーパーのように非常に薄い印刷媒体である場合、インクを吸収すると、カールする傾向があるので、印刷媒体を固定する吸引圧が適切でなければ、薄い印刷媒体がプリントヘッドに擦れる可能性がある。メカパラメータが適切でなければ、上記のように、プリントヘッドと印刷媒体とが擦れる障害が発生し、また、プリントヘッドが破損するケースもあり得る。検査用チャートのカラーパッチが均一であるかどうかの判定方法は、種々のものを採用可能である。たとえば、プリンタに内蔵されているセンサによって、カラーパッチ領域の色や濃度を複数箇所測定器によって測定し、検査用チャートのカラーパッチが均一であるかどうかを判定するようにしてもよい。また、別の判定方法として、印刷した検査用チャートを、高解像度スキャナで読み取り、この読み取った画像を解析することによって、検査用チャートのカラーパッチが均一であるかどうかを判定するようにしてもよい。
ステップS204で、選択したメカパラメータを流用できるかどうかを判断する。流用可能かどうかの判断は、ステップS203の検査結果に基づいて判断する。ステップS203の検査において、2つの検査項目で問題がなければ、メカパラメータを流用することができるとし、ステップS212に移る。検査結果に問題があれば、ステップS205に移る。検査結果は、自動で取得できることが好ましいが、検査結果を手動で入力し、次のステップへ進むようにしても。なお、自動で取得する場合は、たとえば、センサを内蔵しているプリンタ、またはスキャナで読み取った画像を解析するアプリケーションが検査を実行するとそれを自動的に取得する。
ステップS205で、プリンタ既存の印刷媒体のメカパラメータを流用できない場合に、新しい印刷媒体の特徴情報を、ユーザが入力し、メカパラメータDB102の中から特徴情報に応じたメカパラメータを再度選択する。メカパラメータDB102は、プリンタ種類、印刷媒体のカテゴリ、印刷媒体を製造している会社名、印刷媒体の商品名、形態、坪量、厚さ、印刷媒体のベース材料、表面仕上げ等の属性情報とともに、メカパラメータが関連づけられて管理されている。なお、坪量は、1平方メートル当たりの印刷媒体1枚の重量である。
図4は、印刷媒体特徴情報入力画面400を示す図である。
ステップS205で、図4に示す印刷媒体特徴情報入力画面400が生成され、ユーザのクライアントPC121に接続されている表示デバイス(不図示)に表示される。ユーザは、クライアントPC121に接続されている入力デバイス(不図示)を操作する。
印刷媒体のカテゴリを選択するプルダウンメニュー401には、光沢紙、半光沢紙、コート紙、アート紙、普通紙、その他等の選択肢が表示される。選択肢の中に一致するものがなければ、その他を選択する。その他が選択されると、印刷媒体のカテゴリを入力するための画面(不図示)が生成され、ユーザは、印刷媒体のカテゴリを直接入力することができる。
印刷媒体の会社名を選択するプルダウンメニュー402には、選択肢として、メカパラメータDB102に登録されている印刷媒体を製造している会社名が表示される。また、同様に、「その他」という選択肢が用意され、一致するものがなければ、ユーザが直接入力することができる。
商品名を選択するプルダウンメニュー403には、選択肢として、メカパラメータDB102に登録されている同じプリンタ種類に対応している印刷媒体の商品名が表示される。ユーザが選択し易くするために、401、402で選択した印刷媒体のカテゴリと、会社名に関連付けられているものとのみが、表示されることが好ましい。上記と同様に、「その他」の選択肢が用意され、一致するものがなければ、ユーザが直接入力できる。
印刷媒体の形態を選択するプルダウンメニュー404には、ロール紙、カット紙の選択肢が表示される。エディットボックス405は、坪量を入力するためのものである。ユーザは、新しい印刷媒体の坪量が分かっていれば、直接入力する。エディットボックス406は、印刷媒体の厚さを入力するためのものである。ユーザは、印刷媒体の厚さを直接入力する。
印刷媒体のベース材料を選択するプルダウンメニュー407には、選択肢として紙、フィルム、印画紙タイプ、RC紙、その他、不明等が表示される。同様に、一致するものがなければ、「その他」を選択し、直接入力することができる。
印刷媒体の表面仕上げの状態を選択するプルダウンメニュー408には、選択肢として光沢、半光沢、マット、絹目、その他、不明等が表示される。同様に、一致するものがなければ、「その他」を選択し、直接入力することができる。
すべての項目が入力され、OKボタン409が押されると、入力した印刷媒体の特徴情報は、メカパラメータDB102に送信され、特徴が近い印刷媒体が検索される。メカパラメータDB102は、検索を実行し、特徴が近いと思われる印刷媒体候補のリストを返信する。
図5は、ユーザのクライアントPC121に接続されている表示デバイス(不図示)に表示される、リストアップされたメカパラメータを選択するメカパラメータ選択画面500を示す図である。
返信された印刷媒体候補のリストは、図5に示すように、メカパラメータ選択画面500に表示される。プリンタを選択するプルダウンメニュー501には、クライアントPC121に接続されているプリンタが表示され、新しい印刷媒体を使用するプリンタを、ユーザが選択する。
メカパラメータ選択リストボックス502には、メカパラメータDB102から受信したメカパラメータ候補が表示される。メカパラメータDB102において検索され、リストアップされた候補の中から1つ選び、メカパラメータを選択する。
OKボタン503が押されると、選択されたメカパラメータが、メカパラメータDB102からダウンロードされ、501で選択されたプリンタにセット(登録)される。この段階でセットされるメカパラメータは暫定的なものである。
ステップS206で、再度選択したメカパラメータの適否を検査する。この検査は、S203と同じ検査である。
ステップS207で、再度選択したメカパラメータを流用できるかどうかを判断する。流用可能かどうかを判断する場合、ステップS206の検査結果に基づいて判断する。ステップS206の検査で、問題がなければ、メカパラメータを流用できるとし、ステップS212に移る。検査結果に問題があれば、再度選択したメカパラメータを流用できない場合であり、ステップS208に移る。
ステップS208に移る状態は、既存のメカパラメータでは、新しい印刷媒体について適正な印刷ができない状態である。適正な印刷を行うためには、新しい印刷媒体専用のメカパラメータを設定する必要がある。ただし、メカパラメータは、プリンタの機構に関わるので、専門的な知識がなければ、作成することができず、ユーザは、メカパラメータを作成するのが難しい。そこで、本実施例ではメカパラメータを作成することができるベンダー(プリンタメーカまたは販売会社等)に、新しい印刷媒体のメカパラメータの作成を依頼する。
ステップS208で、新しい印刷媒体のメカパラメータ作成を依頼するのに必要な情報を記したメカパラメータ作成依頼票を作成し、出力する。メカパラメータ作成依頼に必要な情報は、プリンタ機種、印刷媒体の特徴情報(カテゴリ、会社名、商品名、形態、坪量、厚さ、ベース材料、表面仕上げ)、依頼元(ユーザ)の連絡先、依頼先(プリンタメーカまたは販売会社等)の連絡先である。上記依頼先は、予め登録されているものとする。これらの情報を記述したメカパラメータ作成依頼票を、自動的に作成し、依頼先へ送付する。
本実施例では、ネットワーク経由でWebサーバ101を介して、メカパラメータ作成サーバ104に送付される。メカパラメータ作成依頼票の送付については、上記方法に限定されるものではなく、電子メール、FAX、郵便等の方法であってもよい。
ステップS209は、ループの開始端を示す。ステップS210では、依頼元のユーザが、依頼先(プリンタメーカまたは販売会社等)において新しい印刷媒体のメカパラメータが作成され、これが届くのを待つ。依頼先では、メカパラメータ作成依頼票の情報に基づいて、対象の新しい印刷媒体を入手し、対象プリンタ機種に対するこの印刷媒体用のメカパラメータを作成する。メカパラメータの作成が終了すると、Webサーバ101を介して、クライアントPC121に、メカパラメータ作成完了が通知される。
ステップS211は、ループの終了端を示し、メカパラメータ作成完了が通知されると、ループを抜け、ステップS212に移る。
ステップS204で流用可能と判断された場合、ステップS212で、プリンタ既存のメカパラメータをコピーし、このコピーしたメカパラメータを、新しいメカパラメータとして、プリンタに仮登録する。ステップS207で流用可能と判断された場合、ステップS212で、メカパラメータDB102からダウンロードしたメカパラメータを仮登録する。ステップS211から移行した場合、依頼先(プリンタメーカまたは販売会社等)で作成したメカパラメータを受け取り、仮登録する。仮登録する際、メカパラメータの登録名称と表示名称とを、新しい印刷媒体の名称に変更し、仮登録する。
ステップS213で、仮登録したメカパラメータを使用して、カラープロファイルを作成する。ここで対象とするカラープロファイルは、入力されるRGBデータまたはCMYKデータに対応するプリンタデバイスの固有のインクデータに変換するものである。カラープロファイル作成サーバ103が、カラープロファイルを作成する。カラープロファイル作成に必要なカラーパッチデータを、カラープロファイル作成サーバ103からクライアントPC121に送信し、ユーザは、プリンタPR1で印刷する。
印刷したカラーパッチを、測色装置(測色器、スキャナ等)が測定し、この測定データを、カラープロファイル作成サーバ103へ送信する。カラープロファイル作成サーバ103は、測定データに基づいて、カラープロファイルを作成する。カラープロファイル作成については、上記フローチャートに限定するものではなく、様々な公知の技術を用いて実現できる。カラープロファイル作成が完了すると、印刷媒体用データとして必要なデータが揃い、最終的な印刷媒体用データが作成される。ただし、この段階では、最終的な印刷媒体用データを、クライアントPC121には渡さないので、ユーザは、通常の印刷をできない状態である。
ステップS214で、決済サーバ105とクライアントPC121との間で、印刷媒体用データ作成の決済手続きを実施する。決済手続きは、ネットワークを使った販売システムにおいて通常行なわれている様々な課金の仕組みを用いることができる。決済手続きが完了すると、ステップS215に移る。
ステップ215で、作成した印刷媒体用データをクライアントPC121に送付し、印刷媒体用データの正式登録を行う。印刷媒体用データのうちで、ホストアプリケーションを制御する情報は、クライアントPC121に登録され、プリンタ本体を制御する情報は、プリンタPR1に登録される。印刷媒体用データの正式登録が完了すると、ユーザは、通常の印刷が可能になる。
上記実施例によれば、新しい印刷媒体の印刷媒体用データを、ユーザが作成する場合であって、既存のメカパラメータでは適正な印刷ができない場合、メカパラメータの作成をプリンタベンダーに依頼し、メカパラメータを作成してもらう。すなわち、メカパラメータ作成に必要な情報を含むメカパラメータ作成依頼票を自動的に作成し、プリンタベンダー等の所定の宛先に送付し、メカパラメータ作成を依頼する。プリンタベンダー等では、作成依頼を受けると、対象の印刷媒体用のメカパラメータを作成し、この作成したメカパラメータをユーザへ返送する。したがって、ユーザは、作成してもらったメカパラメータを使って、カラープロファイルを作成するので、より高画質な印刷結果を得ることができる。

Claims (4)

  1. 印刷媒体の種類に応じた、プリンタのメカ機構の駆動のためのパラメータを、上記プリンタに新たにセットするためのデータ処理方法であって、
    上記プリンタにセットされているパラメータを選択し、
    上記選択されたパラメータを、新たな印刷媒体用のパラメータとして使用可能か否か判定し、
    上記判定により使用可能と判定された場合は、当該パラメータを上記新たな印刷媒体用のパラメータとしてセットし、使用不可能と判定された場合は、新たなパラメータの作成を依頼することを特徴とするデータ処理方法。
  2. 上記プリンタにセットされているパラメータの選択は、上記新たな印刷媒体の特徴情報に基づく検索による選択を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  3. 上記新たな印刷媒体用のパラメータとして使用可能か否かの判定は、特定パターンのパッチを印刷し、それを測定器によって測定した結果に応じて行われることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ処理方法。
  4. 上記新たなパラメータの依頼は、上記新たな印刷媒体の特徴情報を、外部の依頼先に送信することによって行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
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