JP2011158112A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】防音材が吸収した水分による圧縮機本体の腐食を防止することができる空気調和機を提供する。
【解決手段】室外機1bに収容された圧縮機本体4及びアキュムレータ8の周囲には、吸音材16が配置されている。圧縮機本体4の側面4aと吸音材16との間には、圧縮機本体4をボルト61を介して底フレーム14に取り付けるためのブラケット60a〜60cが配置されている。各ブラケット60a〜60c及びアキュムレータ8の間には、さらにブラケット64a〜64cが配置されている。そして、各ブラケット60a〜60c、64a〜64cは、吸音材16を圧縮機本体4から離れた状態に維持している。したがって、吸音材16が底フレーム14に溜まった水を吸収しても、ブラケット60a〜60c、64a〜64cが、水分を吸収した部分と圧縮機本体4との接触を防止するため、圧縮機本体4の腐食を防止できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、圧縮機本体の周囲に配置された防音材を備えた空気調和機に関するものである。
空気調和機の室外機等に用いられる圧縮機には、運転時に発生する運転音が外部に漏れるのを防止するため、防音材が取り付けられている。このような防音材の例が特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1に開示されている防音材は、圧縮機本体1に接触するフェルト製の吸音シート6(フェルトシート)と、吸音シート6の外周面を覆う遮音シート7と、遮音シート7の外周面を覆う吸音シート8との3層で構成されている。また、特許文献2に開示されている防音カバー35も、図9に示すように、圧縮機本体1の外周を覆うフェルト層16と、フェルト層16の外周面を覆うゴム層30と、ゴム層30の外周面を覆うフェルト層31との3層で構成されている。
実開昭63−045082号公報 特開平1−159476号公報
ところで、圧縮機本体とアキュムレータとを接続する吸入管には液体冷媒が流通しているため、吸入管の外表面に結露が発生し、結露水が圧縮機本体を固定する底フレームに落下して溜まる。一方、特許文献1及び特許文献2で開示された密閉容器に接触する吸音材は、その材質が吸湿性を有するフェルト製であるため、底フレームに溜まった結露水を毛細管現象によって上方向へ吸い上げる。すると、防音材と密閉容器とが接触している場合、吸い上げた水分によって、密閉容器下部が腐食してしまうという問題があった。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、防音材が吸収した水分による圧縮機本体の腐食を防止することができる空気調和機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る空気調和機は、圧縮機構と圧縮機構を駆動する駆動機構とを収容する圧縮機本体と、圧縮機本体の側面に固定されたアキュムレータと、圧縮機本体及びアキュムレータの周囲に配置された防音材と、圧縮機本体の側面と防音材との間に配設され且つ防音材を圧縮機本体の側面から離れた状態に維持する規制部材と、を備える。
この空気調和機では、圧縮機本体と防音材との間に配置された規制部材が、当該防音材を圧縮機本体から離れた状態に維持するため、防音材の水分を吸収した部分と圧縮機本体とが接触せず、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第2の発明に係る空気調和機は、第1の発明に係る空気調和機において、規制部材は、圧縮機本体の側面の少なくとも下端近傍において、防音材を圧縮機本体の側面から離れた状態に維持する。
この空気調和機では、規制部材が防音材の上端部よりも多くの水分を吸収する防音材の下端部を圧縮機本体から離れた状態に維持しているため、防音材の水分を吸収した部分と圧縮機本体とが接触せず、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第3の発明に係る空気調和機は、第2の発明に係る空気調和機において、防音材は、圧縮機本体の側面における上方部分において、圧縮機本体の側面の下端近傍より圧縮機本体の側面に近接している。
この空気調和機では、防音材の上端部分が下端部分よりも圧縮機本体の側面に近接しており、平面視して下端部分の面積よりも上端部分の面積の方が狭く、外部へ漏れる騒音が抑制されるため、騒音漏れを抑制しつつ、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第4の発明に係る空気調和機は、第1乃至第3のいずれかの発明に係る空気調和機において、規制部材は、圧縮機本体の側面における圧縮機構に対応した部分において、防音材を圧縮機本体の側面から離れた状態に維持するのを規制する。
圧縮機本体の側面のうち、圧縮機構に対応した部分は駆動機構に対応する部分よりも低温であるため、付着した水分が蒸発しにくい。そこで、この空気調和機では、規制部材が圧縮機本体の側面のうち低温部分である圧縮機構に対応した部分において防音材を圧縮機本体の側面から離れた状態に維持していることにより、圧縮機本体の腐食をより効果的に防止することが可能となる。
第5の発明に係る空気調和機は、第1乃至第4のいずれかの発明に係る空気調和機において、規制部材は、圧縮機本体の側面に設けられ且つ圧縮機本体を締結部材を介して底板に取り付けるために用いられる取付部材である。
この空気調和機では、規制部材が圧縮機本体を底板に取り付けるための取付部材であり、規制部材として別部材を追加する必要がないため、製造コストを抑制しつつ、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第6の発明に係る空気調和機は、第5の発明に係る空気調和機において、取付部材は、圧縮機本体の側面から離れた位置に配置された突出部を有している。
この空気調和機では、規制部材である取付部材が圧縮機本体の側面から離れた位置に配置されている突出部を有しており、この突出部が吸湿性を有する防音材の取付部材よりも高い部分と圧縮機本体との接触を防止するため、圧縮機本体の腐食をより効果的に防止することが可能となる。
第7の発明に係る空気調和機は、第1乃至第6のいずれかの発明に係る空気調和機において、規制部材は、圧縮機本体が取り付けられる底板に設けられた突起部であって、突起部は、平面視において圧縮機本体から離れた位置に配置されている。
この空気調和機では、圧縮機本体の側面に設けられた取付部材よりも側面から離れた位置に設けた突起部によって防音材を圧縮機本体から離れた状態に維持することができるため、圧縮機本体の腐食をより確実に防止することが可能となる。また、この空気調和機では、突起部を取付部材のように圧縮機本体の側面に設ける必要がないため、より簡便に圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第8の発明に係る空気調和機は、第1乃至第7のいずれかの発明に係る空気調和機において、規制部材は、圧縮機本体の側面に取り付けられた環状部材である。
この空気調和機では、圧縮機本体の側面に設けられた環状部材が防音材を側面から離れた状態に側面の全周に渡って連続的に維持しているため、圧縮機本体の腐食をより確実に防止することが可能となる。
第9の発明に係る空気調和機は、第1乃至第8のいずれかの発明に係る空気調和機において、圧縮機本体及びアキュムレータの周囲において防音材の外側に配置され且つ吸湿性を有しない遮音材を備える。
この空気調和機では、吸音材の周囲を遮音材が覆うため、吸音材では吸収されなかった騒音が外部へ漏れるのを防止しつつ、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、上記のとおり、圧縮機本体と防音材との間に配置された規制部材が、当該防音材を圧縮機本体から離れた状態に維持するため、防音材の水分を吸収した部分と圧縮機本体とが接触せず、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第2の発明では、上記のとおり、規制部材が防音材の上端部よりも多くの水分を吸収する防音材の下端部を圧縮機本体から離れた状態に維持しているため、防音材の水分を吸収した部分と圧縮機本体とが接触せず、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第3の発明では、上記のとおり、防音材の上端部分が下端部分よりも圧縮機本体の側面に近接しており、平面視して下端部分の面積よりも上端部分の面積の方が狭く、外部へ漏れる騒音が抑制されるため、騒音漏れを抑制しつつ、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第4の発明では、上記のとおり、規制部材が圧縮機本体の側面のうち低温部分である圧縮機構に対応した部分において防音材を圧縮機本体の側面から離れた状態に維持していることにより、圧縮機本体の腐食をより効果的に防止することが可能となる。
第5の発明では、上記のとおり、規制部材が圧縮機本体を底板に取り付けるための取付部材であり、規制部材として別部材を追加する必要がないため、製造コストを抑制しつつ、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第6の発明では、上記のとおり、規制部材である取付部材が圧縮機本体の側面から離れた位置に配置されている突出部を有しており、この突出部が吸湿性を有する防音材の取付部材よりも高い部分と圧縮機本体との接触を防止するため、圧縮機本体の腐食をより効果的に防止することが可能となる。
第7の発明では、上記のとおり、圧縮機本体の側面に設けられた取付部材よりも側面から離れた位置に設けた突起部によって防音材を圧縮機本体の側面から離れた状態に維持できるため、圧縮機本体の腐食をより確実に防止することが可能となる。また、突起部を取付部材のように圧縮機本体の側面に設ける必要がないため、より簡便に圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
第8の発明では、上記のとおり、圧縮機本体の側面に設けられた環状部材が防音材を側面から離れた状態に側面の全周に渡って連続的に維持しているため、圧縮機本体の腐食をより確実に防止することが可能となる。
第9の発明では、上記のとおり、吸音材の周囲を遮音材が覆うため、吸音材では吸収されなかった騒音が外部へ漏れるのを防止しつつ、圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
本発明の実施形態に係る空気調和機が構成する空気調和システムの概略図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機が構成する空気調和システムの配管系統図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機に取り付けられている圧縮機の取付構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機に取り付けられている圧縮機の内部構造を示した側面視図である。 (A)は、第1実施形態に係る空気調和気に取り付けられている圧縮機の側面視図であり、(B)は、上面視図である。 本発明の第2実施形態に係る空気調和機に取り付けられている圧縮機の外観図であり、(A)は、圧縮機の側面視図であり、(B)は、上面視図である。 本発明の第3実施形態に係る空気調和機に取り付けられている圧縮機の外観図であり、(A)は、圧縮機の側面視図であり、(B)は、上面視図である。 本発明の第4実施形態に係る空気調和機に取り付けられている圧縮機の外観図であり、(A)は、圧縮機の側面視図であり、(B)は、上面視図である。 特許文献2に開示された圧縮機の外観図である。
以下、本発明に係る空気調和機について、室外機を例として説明する。以下、室外機の実施形態について、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る室外機を構成要素とする空気調和システムの斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る空気調和機を構成要素する空気調和システムの配管系統図である。図3は、本発明の実施形態に係る空気調和機に取り付けられている圧縮機の取付構造を示す分解斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係る室外機に取り付けられている圧縮機の側面視断面図である。図5は、第1実施形態に係る室外機に取り付けられている圧縮機の側面視図及び上面視図である。以下、図1〜5に基づいて、第1実施形態に係る室外機の実施形態について説明する。
[空気調和システムの全体構成]
空気調和システム1は、図1に示すように、室内の壁面等に設置される室内機1aと、室外に設置される室外機1bと、室内機1aと室外機1bとを接続する接続配管1cとを備えており、室内機1a及び室外機1b内に収納された機器・弁類と、接続配管1cとが接続されて冷媒回路を構成している。図2に示すように、冷媒回路は、主として、室内熱交換器2、室外熱交換器3、圧縮機本体4および電動膨張弁5により構成される。これにより、冷房運転時には、圧縮機本体4から吐出された高温高圧冷媒が室外熱交換器3に流入する。そして、室外熱交換器3で凝縮した冷媒は、電動膨張弁5で減圧された後、室内熱交換器2に流入する。そして、室内熱交換器2で蒸発した冷媒が、圧縮機本体4の吸入側に戻る。このようにして、室内熱交換器2の周囲の空気が冷却されて、冷風が室内に供給される。また、暖房運転時には、圧縮機本体4から吐出された高温高圧冷媒が室内熱交換器2に流入する。そして、室内熱交換器2で凝縮した冷媒は、電動膨張弁5で減圧された後、室外熱交換器3に流入する。そして、室外熱交換器3で蒸発した冷媒が、圧縮機本体4の吸入側に戻る。このようにして、室内熱交換器2の周囲の空気が加熱されて、温風が室内に供給される。
[室内機及び室外機]
図2に示すように、室内機1aは、主として、室内熱交換器2と、室内熱交換器2に付設される室内ファン6とを備えている。室外機1bは、圧縮機本体4と、圧縮機本体4の吐出側に接続された四路切換弁7と、圧縮機本体4の吸入側に接続されたアキュムレータ8と、四路切換弁7に接続された室外熱交換器3と、室外熱交換器3に接続された電動膨張弁5と、室外熱交換器3に付設される室外ファン9とを備えている。電動膨張弁5は、液冷媒配管を介して室内熱交換器2の一端と接続されている。また、四路切換弁7は、ガス冷媒配管を介して室内熱交換器2の他端と接続されている。なお、液冷媒配管及びガス冷媒配管は、上記した接続配管1cに相当する。
[圧縮機の取付構造]
図3は、圧縮機本体4を底フレーム14に取り付ける取付構造を示す分解斜視図である。
圧縮機本体4の側面4aには、約120度ピッチで上面視して時計回りにブラケット60a,60b,60cが溶接されている。アキュムレータ8は、ブラケット60c,60a間に配置されている。ブラケット60a,60b,60cは、同一の形状を有する同一の部材であって、圧縮機本体4に対して取り付けられる高さも同一である。ブラケット60a,60b,60cは、径方向外側に延在する板状の部材である水平部601a,601b,601cを有している。そして、これら水平部601a,601b,601cには、後述する圧縮機取付用ボルト61の軸部611が貫通可能な貫通孔602a,602b,602cが設けられており、貫通孔602a,602b,602cに対して軸部611が挿入されることにより、水平部601a,601b,601cのそれぞれが防振ゴム63上に載置される。
底フレーム14には、圧縮機本体4や室外熱交換器(図示せず)などが設置される。底フレーム14は、図3に示すように、略矩形状の板金からなり、その縁部には、上方に延びる立上片が形成されている。底フレーム14には、底フレームの一部を上方に隆起させることにより形成された断面台形状の3つの支持部15が形成されている。各支持部15は、同一の形状であって、同一の高さを有している。各支持部15は、後述する圧縮機取付用ボルト61の鍔部612が載置される鍔部載置部151と、圧縮機取付用ボルト61を支持部15に取り付けるための取付孔152aが設けられている。
ブラケット60a,60b,60cの各貫通孔602a,602b,602cをそれぞれ貫通する各圧縮機取付用ボルト61は、同一の形状を有する同一の部材であって、支持部15に対する取り付け高さも同一である。各圧縮機取付用ボルト61は、支持部15の鍔部載置部151の上面に配置される円形状の鍔部612と、支持部15の下面に配置されるかしめ部613とで底フレーム14が挟持されることによって、底フレーム15に対して立設される。そして、各軸部611には、防振ゴム63がそれぞれ装着される。また、各軸部611の先端には、ネジ部が形成されており、防振ゴム63を軸部611に装着して、防振ゴム63上にブラケット60a,60b,60cを載置した状態で、軸部611に形成されているネジ部にナット62を螺着することにより、圧縮機本体4が底フレーム14に取り付けられる。
[圧縮機の全体構成]
図4は、圧縮機本体4及びアキュムレータ8の内部構造を示した側面視図である。圧縮機本体4は、上記のとおり、側面4aに溶接されているブラケット等によって、底フレーム14に取り付けられている。なお、図4においてブラケット、圧縮機取付用ボルト及びナット等は省略している。圧縮機本体4は、1例として、1シリンダ型の冷媒用ロータリ圧縮機として構成されており、後述する圧縮機構30と吸入管13を介して連通するアキュムレータ8から導入される冷媒を圧縮して、その上端部に配置された吐出管11aから圧縮した圧縮冷媒を排出するものである。圧縮機本体4は、図4に示すように、密閉ケーシング10と、密閉ケーシング10内に配置される駆動機構としてのモータ20と、このモータ20によって駆動される圧縮機構30とを備えている。この圧縮機本体4は、いわゆる高圧ドーム型の圧縮機であって、密閉ケーシング10内において、圧縮機構30がモータ20の下側に配置される。また、密閉ケーシング10の下部には、圧縮機構30の各摺動部に供給される潤滑油40が貯留されている。
[密閉ケーシングの構成]
密閉ケーシング10は、密閉空間を形成するためのトップ11、パイプ12及びボトム13で構成されている。トップ11は、パイプ12の上端の開口を塞ぐ部材として設けられている。このトップ11には、圧縮機構30によって圧縮された高温高圧の冷媒を密閉ケーシング10の外部に吐出するための吐出管11aが設けられている。このトップ11には、駆動機構20に接続されるターミナル端子11bが設けられている。ボトム13は、パイプ12の下端の開口を塞ぐ部材として設けられると共に、その内部には油溜部41が設けられている。
[モータの構成]
モータ20は、シャフト50と、このシャフト50が取り付けられたロータ51(回転子)と、このロータ51の径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータ52とを有している。
モータ20は、ステータ52で発生する電磁力により、ロータ51をシャフト50と共に回転させる。シャフト50は、上述したロータ51と共に回転することによって、圧縮機構30のローラ34を回転させる。このシャフト50には、シリンダ33のシリンダ室B1内に位置するように偏心部50aが設けられている。この偏心部50aには、ローラ34が装着されている。これにより、シャフト50の回転に伴って、偏心部50aに装着されるローラ34がシリンダ室B1で回転する。
[圧縮機構の構成]
圧縮機構30は、駆動機構20のシャフト50の回転軸に沿って上から下に向かって、フロントマフラ31と、フロントヘッド32と、シリンダ33と、リアヘッド35とを有している。フロントマフラ31は、フロントヘッド32に設けられる吐出ポート(図示せず)から吐出された冷媒を消音して1次空間に吐出する。このフロントマフラ31は、フロントヘッド32に取り付けられる。フロントヘッド32は、シリンダ33の上面に接合されており、シリンダ室B1の上端の開口を塞いでいる。このフロントヘッド32には、シリンダ室B1において圧縮された冷媒を、上記したフロントマフラ31によって形成されるマフラ空間A1に吐出するための吐出ポート(図示せず)が設けられている。圧縮機構30は、図4に示すように、その頭頂部であるフロントマフラ31が底フレーム14からH1の高さになるように配置されている。
シリンダ33には、その中央部分にシリンダ室B1が設けられる。シリンダ室B1には、シャフト50の回転に伴って偏心回転運動するローラ34が配置されている。このシリンダ室B1は、上記した吐出ポートを介してマフラ空間A1に連通している。したがって、シャフト50の偏心部50aに装着されるローラ34の偏心回転運動によって圧縮された冷媒は、シリンダ室B1からマフラ空間A1に導かれる。ローラ34は、シリンダ室B1の内周面に沿って偏心回転運動を行い、アキュムレータ8から吸入された冷媒を圧縮する。ローラ34の外周面には、図示しないブレードが当接するように配置されており、これらのローラ34及びブレードは、それぞれ、別体として構成されている。
[圧縮機の防音構造]
図5は、本実施形態に係る圧縮機本体4が底フレーム14に取り付けられ吸音材16及び遮音材17で覆われたた状態における外観図であり、図5(A)は、図5(B)のAOB断面図であり、図5(B)は、上面視図である。なお、図5(A)において、圧縮機本体4及びアキュムレータ8の内部構造は省略する。アキュムレータ8は、吸入管13を介して圧縮機構30と接続し、圧縮機本体4の側面4aに固定されている。
本実施形態に係る圧縮機の側面4aには、図5(B)に示すように、圧縮機本体4を底フレーム14に取り付けるためのブラケット60a,60b,60cに加えて、ブラケット60a,60b,60cと同一形状を有する同一部材であるブラケット64a,64b,64cが溶接されている。ブラケット64aは、ブラケット60aと60bとの間に配置され、ブラケット64bは、ブラケット60bと60cとの間に配置され、ブラケット64cは、アキュムレータ8ブラケット60aとの間に配置されている。また、底フレーム14のブラケット64a,64b,64cに対応する位置にも、支持部15が設けられており、ブラケット64a,64b,64cは、ブラケット60a,60b,60cと同様に、圧縮機本体4を圧縮機取付用ボルト61を介して底フレーム14に取り付けるためのものである。
これらブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64c及びアキュムレータ8の周囲には、図5(B)に示すように、圧縮機本体4の運転音を吸収するための吸音材16が覆われており、さらに、吸音材16の周囲には、吸音材16では吸収されなかった運転音が外部へ漏れるのを防止するための遮音材17が覆われている。なお、吸音材16は、例えばフェルト製であって吸湿性を有しており、遮音材17は、例えばゴム製であって吸湿性を有していない。
ブラケット60a,60b,60c及び64a,64b,64cを圧縮機本体4と吸音材16との間に配置することにより、図5(A)に示すように、これらブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64c、圧縮機取付用ボルト61及び防振ゴム63は、吸音材16の少なくともブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cよりも低い部分を圧縮機本体4の側面4aから離れた状態に維持している。また、アキュムレータ8も、吸音材16を圧縮機本体4の側面から離れた状態に維持している。よって、ブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64c、圧縮機取付用ボルト61、防振ゴム63及びアキュムレータ8は、吸音材16の少なくともブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cよりも低い部分を側面4aから離れた状態を側面4aの全周に渡って維持している。
一方、吸音材16のブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cよりも高い部分は、図5(A)に示すように、吸音材16のブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cよりも低い部分よりも側面4aに近接し、側面4aの上方部分を覆っている。また、圧縮機本体4及びアキュムレータ8の上面の吸音材16及び遮音材17に囲まれた部分は、別の防音材18に覆われている。
[第1実施形態に係る室外機の特徴]
第1実施形態に係る室外機1bには、以下のような特徴がある。
第1実施形態の室外機1bでは、ブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64c、圧縮機取付用ボルト61、防振ゴム63及びアキュムレータ8が吸湿性を有する吸音材16を圧縮機本体4から離れた状態に維持している。このため、吸音材16が底フレーム14に溜まった水を吸収しても、水分を吸収した部分と圧縮機本体4の側面4aとが接触することがなく、圧縮機本体4の腐食を防止することが可能となる。
また、第1実施形態の室外機1bでは、圧縮機本体4を底フレーム14に取り付けるために側面4aに溶接されたブラケット60a,60b,60cの周囲に吸音材16及び遮音材17を配置したとしても、吸音材16が側面4aに接触する可能性のある箇所、即ちブラケット60aと60bとの間、ブラケット60bと60cとの間及びアキュムレータ8とブラケット60aとの間に、それぞれブラケット64a,64b,64cを設けることにより、吸音材16と側面4aとの接触を側面4aの全周に渡って防止することが可能となる。
また、第1実施形態の室外機1bでは、圧縮機本体4を底フレーム14に取り付けるための部材であるブラケット、圧縮機取付用ボルトと異なる部材を追加する必要がないため、製造コストを抑制しつつ、圧縮機本体4の腐食を防止することが可能となる。
また、第1実施形態の室外機1bでは、吸音材16のブラケットよりも高い部分は、ブラケットよりも低い部分よりも圧縮機本体4に近接しており、平面視して下端部分の面積よりも上端部分の面積の方が狭く、外部へ漏れる騒音が抑制されるため、騒音漏れを抑制しつつ、圧縮機本体4の腐食を防止することが可能となる。
また、第1実施形態の室外機1bでは、吸音材16の周囲が遮音材17に覆われており、この遮音材17が吸音材16では吸収されなかった運転音が外部へ漏れるのを防止するため、防音性能を低減させることなく、圧縮機本体4の腐食を防止することが可能となる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、吸音材16のブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cよりも低い部分と圧縮機本体4との接触を防止することができた。しかし、防音材のブラケットよりも高い部分と圧縮機本体との接触を確実に防止することはできない。そこで、第2実施形態では、吸音材のブラケットよりも高い部分と圧縮機本体との接触を防止することができる形態について説明する。
第2実施形態に係る室外機について、図6を参照して説明する。
図6は、室外機に収容されている圧縮機本体4及びアキュムレータ8が底フレーム14に取り付けられた状態における外観図であり、図6(A)は、図6(B)のAOB断面図であり、図6(B)は、上面視図である。なお、第1実施形態における符号と同一符号を付した部材は、第1実施形態における部材と同一部材であり、また、図6(A)において、圧縮機本体4及びアキュムレータ8の内部構造は省略している。
室外機に収容されている圧縮機本体4には、第1実施形態と同様に、その側面4aにブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cが溶接されている。各ブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cの各水平部の圧縮機本体4とは反対側の端面には、図6(A)に示すように、棒状の部材であるリブ65が鉛直上方向に延在するように取り付けられている。各リブ65は、各ブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cに取り付けられた状態において、底フレーム14からリブ65の先端までの高さがH1となるような長さを有している。そして、これらリブ65及びアキュムレータ8の周囲に、吸音材16及び遮音材17が配置されている。したがって、リブ65及びブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cは、吸音材16の底フレーム14から少なくとも高さH1までの部分を圧縮機本体4から離れた状態に維持している。
[第2実施形態に係る空気調和機の特徴]
第2実施形態に係る空気調和機には、以下のような特徴がある。
第2実施形態の室外機では、各ブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cの水平部の圧縮機本体側面4aから離れた端面に配置された鉛直上方向に突出する各リブ65が、吸音材16の底フレーム14から少なくとも高さH1までの部分を側面4aから離れた状態に維持しているため、吸音材16のブラケット60a,60b,60c,64a,64b,64cよりも高い部分にまで水分が吸収されても、この水分を吸収した部分と圧縮機本体4とが接触することがなく、圧縮機本体4の腐食を防止することが可能となる。
[第3実施形態]
第1及び2実施形態では、吸音材16を圧縮機本体4の側面4aから離れた状態に維持するため、取付部材であるブラケット64a,64b,64c等を追加して設けたが、吸音材16と側面4aとを隔離する距離を変更する場合、ブラケットの水平部の長さを変更しなければならない。第3実施形態に係る室外機では、取付部材とは異なる部材を底フレーム14に追加して設けることにより、より簡便に吸音材16と圧縮機本体4の側面4aとを隔離する距離を変更することができる。
第3実施形態に係る室外機について、図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態に係る室外機に取り付けられている圧縮機本体4が底フレーム14に取り付けられ吸音材16及び遮音材17で覆われた状態における外観図であり、図7(A)は、図7(B)のAOB断面図であり、図7(B)は、上面視図である。なお、図7(A)において、圧縮機本体4及びアキュムレータ8の内部構造は省略する。
圧縮機本体4は、その側面4aにブラケット60a,60b,60cが溶接されている。また、底フレーム14には、第1実施形態と同様に、6か所に支持部15が設けられており、そのうち3つはブラケット60a,60b,60cに対応する位置に設けられている。残りの3つの指示部15は、図7(B)に示すように、ブラケット60aと60bとの間、ブラケット60bと60cとの間及びアキュムレータ8とブラケット60aとの間に、それぞれ設けられている。そして、これら残り3つの指示部15には、図7(A)に示すように、底フレーム14から突起するピン66a,66b,66cが取り付けられている。
各ピン66a,66b,66cは、同一の形状を有する同一の部材であって、支持部15に対する取り付け高さも同一である。そこで、ピン66aを例に、その形状及び機能について説明する。ピン66aは、底フレーム14に設けられた支持部15に取り付けた際に、鉛直上方向に延在する突起部661aを備えている。そして、ピン66aを支持部15に取り付けた際の、底フレーム14から突起部661aの先端までの高さは、例えばH1である。ピン66aは、支持部15の鍔部載置部151の上面に配置される円形状の鍔部662aと、支持部15の下面に配置されるかしめ部663aとで底フレーム14が挟持されることによって、底フレーム14に対して立設される。
吸音材16及び遮音材17は、図7(B)に示すように、ブラケット60a,60b,60c及びピン66a,66b,66cの周囲に配置されている。すると、各ピン66a,66b,66cは、図7(A)に示すように、吸音材16の底フレーム14から少なくともH1の高さの部分を圧縮機本体4の側面4aから離れた状態に維持している。なお、各ブラケット60a,60b,60cも、図7(A)に示すように、吸音材16の底フレーム14から少なくとも高さH1までの部分を圧縮機本体4の側面4aから離れた状態に維持している。
[第3実施形態に係る空気調和機の特徴]
第3実施形態に係る室外機には、以下のような特徴がある。
第3実施形態の室外機では、底フレーム14に取り付けられた各ピン66a,66b,66cが吸音材16を圧縮機本体4から離れた状態に維持しているため、吸音材16が吸収した水分による圧縮機本体4の腐食を防止することが可能となる。
また、第3実施形態の室外機では、各ピン66a,66b,66cの取付位置を容易に変更することができるため、ブラケットの水平部の長さよりも遠くに取り付けることによって、吸音材16と圧縮機本体4との接触をより確実に防止することが可能となる。
また、第3実施形態の室外機では、各ピン66a,66b,66cを、ブラケット60a,60b,60cのように圧縮機本体4の側面4aに溶接する必要がないため、より簡便に吸音材16と圧縮機本体4との接触を防止することが可能となる。
[第4実施形態]
第1〜第3実施形態では、アキュムレータ8と圧縮機本体4を底フレーム14に取り付けるための部材であるブラケット60a,60b,60cとの間に、ブラケット64a,64b,64cまたはピン65を配置することによって、つまり、圧縮機本体4の側面4aの周方向に沿って部材を断続的に配置することによって、吸音材16と圧縮機本体16との接触を防止している。第4実施形態に係る室外機では、吸音材16を圧縮機本体4から離れた状態に、側面4aの全周に渡って連続的に維持することによって、より確実に吸音材16と圧縮機本体4との接触を防止する。
本実施形態に係る室外機について、図8を参照して説明する。
図8は、圧縮機本体4及びアキュムレータ8が底フレーム14に取り付けられた状態における外観図であり、図8(A)は、図8(B)のAOC断面図であり、図8(B)は、上面視図である。なお、第3実施形態における符号と同一符号を付した部材は、第3実施形態における部材と同一部材であり、また、図8(A)において、圧縮機本体4及びアキュムレータ8の内部構造は省略している。
圧縮機本体4の側面4aと吸音材16との間には、第3実施形態と同様に、ブラケット60a,60b,60cが、側面4aに溶接されており、上面視して時計回りに約120度ピッチでブラケット60a、60b、60cの順に配置されている。アキュムレータ8は、ブラケット60cと60aとの間に配置されている。各ブラケット60a,60b,60cは、圧縮機本体4を圧縮機取付用ボルト61を介して底フレーム14に取り付けるために用いられている。
圧縮機本体4の側面4aの底フレーム14から高さH1の位置には、径方向に幅Wを備えた環状の部材であるリング67が溶接されている。リング64は、閉じたリングではなく、アキュムレータ8に対応する部分を切欠いており、図8(B)に示すように、上面視して略C字状の形状を備えている。そして、リング67及びブラケット60a,60b,60cの周囲には、図8(B)に示すように、吸音材16及び遮音材17が配置されている。したがって、リング67は、吸音材16の底フレーム14から少なくともH1までの部分を圧縮機本体4から離れた状態に、側面4aの全周に渡って連続的に維持している。
[第4実施形態に係る室外機の特徴]
第4実施形態に係る室外機には、以下のような特徴がある。
第4実施形態の室外機では、径方向に幅を備えるリング67が圧縮機本体4の側面4aに溶接され、ブラケット60a,60b,60c及リング67が、吸音材16を圧縮機本体4から離れた状態に、側面4aの全周に渡って連続的に維持しているため、吸音材16の底フレーム14から少なくとも高さH1までの部分と圧縮機本体4との接触を防止することが可能となる。
また、第4実施形態の室外機では、リング67がアキュムレータ8に対応する部分を切欠いた略C字状の形状を備えているため、リング67を圧縮機本体4の側面4aの任意の高さに配置することができ、吸音材16の底フレーム14から少なくともリング67が配置されている高さまでの部分と圧縮機本体4との接触を防止することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上記実施形態では、ブラケットの取付個数を3個又は6個としていたが、上記実施形態の取付個数に限定されず、例えば、防音材が圧縮機本体の側面と接触しないような状態にすることが可能な取付個数であればよい。また、第3実施形態では、底フレームに取り付けたピンの個数を3個としていたが、この取付個数に限定されない。
また、第2実施形態では、リブを鉛直上方向に延在する棒状の部材としていたいが、この形状の部材に限定されず、例えば、圧縮機本体の側面に沿った平面形状の部材としてもよい。
また、第3実施形態では、突起部であるピンが底フレームから鉛直上方向に延在していたが、ピンの形態はこれに限定されず、例えば、ピンを径方向外側に向かって延在するように設けてもよい。
また、第2実施形態では、リブの先端位置が圧縮機本体に収容されている圧縮機構に対応する位置であったが、これに限定されず、例えば、リブを長くして、リブの先端位置が圧縮機構に対応する位置よりも高い位置になるようにしてもよい。同様に、第3実施形態において、例えば、ピンの突起部を長くして、ピンの先端位置が圧縮機構に対応する位置よりも高い位置になるようにしてもよい。
また、第2実施形態では、リブの長さが全て同じ長さであったが、これに限定されず、例えば、アキュムレータから遠い位置に配置されているリブを、アキュムレータに近い位置に配置されているリブよりも長くするようにしてもよい。同様に、第3実施形態において、ピンの長さも全て同じ長さであったが、これに限定されず、例えば、配置箇所に応じて長さを変更するようにしてもよい。
また、第4実施形態では、リングの幅がブラケットの水平部の長さと略同一のように図示されていたが、これに限定されず、例えば、リングの幅を当該水平部の長さよりも大きくしてもよい。また、第4実施形態では、リングの取付位置が圧縮機本体に収容されている圧縮機構に対応する位置であったが、これに限定されず、例えば、圧縮機構に対応する位置よりも高い位置に取り付けてもよい。
本発明を利用すれば、防音材が吸収した水分による圧縮機本体の腐食を防止することが可能となる。
1b 室外機
4 圧縮機本体
4a 側面
8 アキュムレータ
10 密閉ケーシング
14 底フレーム
16 吸音材
17 遮音材
20 モータ
30 圧縮機構
60a〜60c、64a〜64c ブラケット
61 ボルト
65 ピン
66 リブ
67 リング

Claims (9)

  1. 圧縮機構と前記圧縮機構を駆動する駆動機構とを収容する圧縮機本体と、
    前記圧縮機本体の側面に固定されたアキュムレータと、
    前記圧縮機本体及びアキュムレータの周囲に配置された防音材と、
    前記圧縮機本体の側面と前記防音材との間に配設され且つ前記防音材を前記圧縮機本体の側面から離れた状態に維持する規制部材と、
    を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記規制部材は、前記圧縮機本体の側面の少なくとも下端近傍において、前記防音材を前記圧縮機本体の側面から離れた状態に維持する、
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記防音材は、前記圧縮機本体の側面における上方部分において、前記圧縮機本体の側面の下端近傍より前記圧縮機本体の側面に近接している、
    ことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 前記規制部材は、前記圧縮機本体の側面における前記圧縮機構に対応した部分において、前記防音材を前記圧縮機本体の側面から離れた状態に維持する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の空気調和機。
  5. 前記規制部材は、前記圧縮機本体の側面に設けられ且つ前記圧縮機本体を締結部材を介して底板に取り付けるために用いられる取付部材である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の空気調和機。
  6. 前記取付部材は、前記圧縮機本体の側面から離れた位置に配置された突出部を有している、
    ことを特徴とする請求項5記載の空気調和機。
  7. 前記規制部材は、前記圧縮機本体が取り付けられる底板に設けられた突起部であって、
    前記突起部は、平面視において圧縮機本体から離れた位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の空気調和機。
  8. 前記規制部材は、前記圧縮機本体の側面に取り付けられた環状部材である、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の空気調和機。
  9. 前記圧縮機本体及びアキュムレータの周囲において前記防音材の外側に配置され且つ吸湿性を有しない遮音材を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015187507A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の室外機

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